「パフォーマンス・アート」というあいまいな吹き溜まりに寄せて――「STILLLIVE: CONTACT CONTRADICTION」とコロナ渦における身体の試行/思考|渋革まろん
[1-1]概要――「STILLLIVE」の背景をなす諸条件 12月13日(日)、13名のアーティストによる「STILLLIVE: CONTACT CONTRADICTION」(※1)というパフォーマンス・イベントを、ゲーテ・インスティトゥート東京で見た。わたしが体験したそれを書き留めておきたい。最初に「STILLLIVE」の概要と、極めて基礎的ではあるが、本企画の背景を成していると考えられ...