山内朋樹 Tomoki YAMAUCHI
@yamauchitomoki
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美学とか庭とか。『庭のかたちが生まれるとき』『デレク・ジャーマンの庭』 『ライティングの哲学』『動いている庭』など。
Kyōto-Ōtsu
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新著『庭のかたちが生まれるとき』（フィルムアート社）の装丁が公開されました！
庭はどのように作られるのか？ 石を据え、木を植える…。そこには、かたちの生成と人々の共同作業を巡る秘密があった…！
庭づくりの物語を追うことで、あなたの目はきっと職人的になる
→
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いつか来ると思っていたが、あらためて凄まじいアプリが登場した。もはや名前を覚える必要もなくなるということか...→ 葉を撮影すると木の名前がわかるiPhoneアプリ｜WIRED.jp
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＼ついに情報公開／
あの名著『デレク・ジャーマンの庭』を4月上旬に新訳で出版します！！（デレク・ジャーマン著、ハワード・スーリー写真、山内朋樹訳、創元社、2024年）
映像作家ジャーマンが晩年、仲間たちとつくりあげた奇妙で詩的な庭をぜひ目撃ください。
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しかし働かなければ食っていけないというのはどういうことか。当たり前だと言われるけど、ぼくはこれがずっと引っかかっている。隷属状態に置かれている
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番号制にしてもストローにしても気になるのは、いまやほとんどみな自然に経営目線で語ることだ。これも注文をスムーズにとか、少ない店員で回す仕組みとか、環境なんとかがとか。しかし経営目線をインストールした労働者ほど御しやすいものはない
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「あの店の庭はいつ行っても綺麗なのにうちの庭は雑草が生えたり落ち葉が出たりするんです」
「いや、あれは毎日草引きや掃除をしてるんですよ」
「掃除しているの見たことないです」
「掃除というのはお客さんが来る前にするんですよ」
というのもあった。作る前に丁寧に説明してもそうなることがある
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ただの石にさえ魂とか仏とか神とか見るレベルに達している日本国民にアイドルとかキャラは中毒性が強過ぎたのでは
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薪ストーブで「燃やしたらパチパチ音がする」という苦情があるらしい。世も末だ。端的に火を知らないのだろう
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ゆとり世代は「しっかりゆとり教育を受けてきたが、出口にゆとり社会が用意されていなかったのは遺憾」と声を上げるべきだ
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いま男が料理について書くなら、土井善晴的清貧かリュウジ的殺伐しか許されない雰囲気がある。しかしここであえての美食紀行をぶち込んでいきたい気がするな
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新入生といえば、大学図書館の薄暗い書庫に入ってカントの『純粋理性批判』を手にとり、そして1ページ目からほぼ意味がわからなかったのを思い出す。日本語で書かれており、文法的に読むことはできるのだが、しかし読めないという衝撃。入学おめでとうございます。
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映画「動いている庭」オンライン上映会が開催されます！！（IAMASタイムベースドメディア・プロジェクト主催）今は鍵がかかってますが、8月1日〜9日は無料開放されます。僕、監督の澤崎賢一、IAMASの松井茂による鼎談も。どうぞよろしく（企画・構成、松井茂 前田真二郎）
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訳書、ジル・クレマン『動いている庭』の6刷がみすず書房から届きました。
2015年時点ではここまでのロングセラーになるとは予想していませんでしたが、庭だけでなく、身の回りのふとした草花の風景を見つめ直すきっかけにもなるのだと思います。
世界の見えかたがガラリと変わる本です。
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ハリーポッターって中学行って第二外国語＝魔法（魔法聞いてるとラテン語に近い）やり出したら過去の本読めるようになったり社会のこととか色々わかってくるって物語であれだけヒットしたんだからみんな勉強がしたいはずなんだがな
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徹底的に庭を見よ！フィルムアート社のWEB媒体「かみのたね」で『庭のかたちが生まれるとき』という庭園論を連載します。京都福知山の観音寺にある大聖院庭園作庭工事のフィールドワークをもとにした令和作庭記！第一回は導入ですが、どうぞよろしく。
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植物は、そして庭は、動いている！���地球規模の植物の動きを可視化する庭師のありかたとは？
2015年に翻訳出版したジル・クレマン『動いている庭』（みすず書房）。思いがけず多くの方に届いているようです。
ついに第四刷。どうぞよろしくお願いします！！
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もちろん接客は大変なことだ。嫌なことがいろいろある。だからタッチパネルとロボットが接客業を代理した。しかし残された人間はひたすら食べ残しを拭き続け、トイレ掃除に消えた。この光景は完全になにかがおかしかった。
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浄土寺で見つけた物件。手というか両手バサミが届かなくなって川の方へと無限に伸びていく刈り込み…先にいくにしたがって形がほどけていく…
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論文指導してて思うけど、『論文？エッなにそれ書かないといけないの？って学生のための卒論の書き方』書ける。ガチ論文の書き方じゃなくて「論文のようななにものか」にどうにかこうにかたどり着くための手引き。薄い本。これ結構需要あると思うんだよね
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どう考えても勉強をめぐる物語なんだよね。勉強は教えられたことを覚えるとかテストで何点取るとかじゃない。突き抜けると世界を書き換える恐ろしい力を持ち、マジでこうなるというファンタジーなんだよ
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ダブルバインド的コミュニケーション複雑やなー。この年代の家やなんやで抑圧されて来た主に母親は構造的に自らの欲望を語れなくなってしまったのだろうと思う。相手の言葉の背後に複雑な綾を読み込み、他者の欲望として自らの欲望を語り、言葉では否定し行為では肯定するなど
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現代では、とにもかくにもわかりやすさが求められ、専門書の文体も総じて平易になってきている。が、レオナルド・ダ・ヴィンチが鏡文字を使ったように、あるいは哲学書が国語で書かれていても「読めない」ように、ある種の暗号によってしか保存されず、伝えられないものがある
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これまでにさまざまな住宅建築を写真や実物で見てきて、すべてが合理的に居住空間として整理されている住宅はたしかに便利で広々としているのだが、なぜかまったくいいとは思えないと思っていた。最近理解できるようにたのは多くの現代住宅には「聖域」がない。すべてが人間の生活に支配されている。
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しかし思うのだが、先にツイートしたかつての抑圧的な家族構造とは別に、とりわけこれもやはり母親が主になることが多かった子育てにおいて、保育者は赤子の泣き叫びや笑いといった、必ずしも原因が明確ではない現象（他人の欲望）の解釈に人生を費やすわけで、そこには必然、いびつな環世界が発生する
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締め切りが迫ると「飛躍」が起こってガシガシ仕上がっていくイメージがあるが、実際そこで起こっているのは「諦め」であることが多い。良くも悪くも有限な骨子が見え、必然、明快になっていく
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保育者は人ひとり育てるために狂うのだ。子は保育者を食い潰して大きくなる。社会構造も、家族構造も異なる現代の僕らはこうはならないと信じている。たしかにそうはならないだろう。しかし確実に、別様に狂うのだ
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宮崎駿は文化人よりも「手と眼の職人」であり、ストーリーよりはヴィジョンの作家なのだというのがぼくの見かた。校正段階のものしかなかったんですが『現代思想』（2020年1月号）に寄稿した「描線の生態系——漫画『風の谷のナウシカ』における森＝腐海の発生」の冒頭を公開します。続きは本誌で…
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ジル・クレマン『動いている庭』（みすず書房）がこのたび第二刷を発行しました。着実に読者を増やしているようで訳者として嬉しいです
植物の動きを中心に据えた新しい庭のかたちを提案する本書をどうぞよろしく
みすず書房HP→
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＼新刊情報／
お待たせしました！ ついに『庭のかたちが生まれるとき』（フィルムアート社）の情報公開です。
「徹底的に庭を見よ！作庭現場のフィールドワークから、庭の造形を考え、庭師の生態を観察し、庭のなりたちを記述していく、新感覚の庭園論がここに誕生！」
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おお、ありがとうございます！ この本は庭園論ですが、作庭プロセスの観察をとおしてつくること全般にたいする理解を変え、ひいては見る、聴く、味わう等々の感度をも別様にチューニングしてしまうことを目指しています！
山内朋樹さんの庭園論の本、これから刊行されますが、ゲラを拝見。これはすごいよ。いやいやいや、これはーとか言いながら読んでる。すごく応用が効く。教育的。庭の本だが、へえ、庭ねえ、ではもったいない。これは音楽論、美術論、小説論であり、囲碁や将棋でもあり、ビジネスの話でもある。
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おお、『ライティングの哲学』と同じく星海社新書から出版される倉下忠憲さんの『すべてはノートからはじまる』 ！！人類史から説き起こし、さまざまな具体的メソッドが紹介される。実はノートとりたいけどなかなか苦手なので嬉しい…必読！！
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ようするに床の間を解釈し直すことだ。神や仏は消滅したが、それでもなお、住宅内に合理性から隔離された、非合理な聖域を持つこと。
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『庭のかたちが生まれるとき』ついに今週末発売です！
ブックデザインや装画も素晴らしく、カラー写真や図版の多い書籍なので、手元に置くだけでも愛でることのできる書籍に仕上がっています。
が、なにより、内容も身の回りの「かたち」を読み解くヒントに満ちています！
どうぞよろしくです！
山内朋樹さんの単著デビュー作『庭のかたちが生まれるとき 庭園の詩学と庭師の知恵』は、いよいよ今週末発売！
「徹底的に庭を見よ！」
本書には多数の写真と図が収録されており、読者も庭園制作のプロセスを徹底的に観察できるようになっています。
ご予約は☟
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『美術手帖』2020年6月号のエコロジー特集にインタビューが掲載されています。植物の管理の話から新型コロナウイルスの話へ。放任か戦争かという二択ではない「物騒な共存」のさまざまな程度を開くことについて答えました。
【エコロジー特集】フランスを代表する庭師であるジル・クレマン。そのクレマンの著書『動いている庭』の翻訳者で、自身も庭師である山内朋樹さんに、クレマンの思想が手がかりに人間以外のものとの共存の方法についてお話を聞きました。
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新海誠の背景はリアルなんだけど、現実に肉薄しているのではなく、現実を写す技術に肉薄しているのが面白いですね。カメラ的フレアやピンボケ、ハイスピードカメラでしか捉えられない雨の跳ね返り、エフェクトが効いた色彩
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おおお…『庭のかたちが生まれるとき』が紀伊國屋じんぶん大賞6位！！！
…まじですか
応援くださったみなさま、ありがとうございます！！！
【発表!!】紀伊國屋じんぶん大賞2024 読者と選ぶ人文書ベスト30 | 紀伊國屋書店 - 本の「今」に会いに行こう
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近いうちに星海社から千葉雅也、読書猿、瀬��翔太各氏との共著『ライティングの哲学』が刊行される予定です。それぞれの書けなさを抱えつつもいかに書くかについて四人が縦横無尽に語り、論じています。お楽しみに！！
【告知】千葉雅也さん、山内朋樹さん、読書猿さん、瀬下翔太さんの共著による新書『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を7月刊行予定で準備中です。書くのが苦しい4名が「なぜ書けないのか」を熱論し、書けない＆書き終われない病の克服を目指して新たな執筆術を模索した執筆論です。
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つまりあらゆる現象の背後には多層的な意味の場があり（なにをしても泣き止まないからにはこの子には別の欲望がある）、このブラックボックスの前では自らの欲望こそが他者の欲望になる（自分のお腹が減った頃合いで「お腹減ったねえ」と何かを食べさせる）
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草むらで勤務後、Skypeにて某雑誌のインタビュー収録。第一声は「どこですか？」
椅子に座ると高すぎたのでゴザを敷いた。コーヒーとタバコ
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春になったら庭を見に行こうというみなさんには連載「庭のかたちが生まれるとき」を！！
夏の単行本化に向けて絶賛書き下ろし&推敲中です！！
『庭のかたちが生まれるとき』（フィムアート社）
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古代ギリシアで市民階級がやってたことではなく、奴隷や職人がやっていたことこそがAIにできないことだとすれば人間の定義は反転する
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たしかに言葉って人を喜ばせたり傷つけたりするよな、レベルで受け取らないことだ。言葉は真に世界を書き換え破壊することのできる魔法なのだ。それこそがハリーポッターの主題では？
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映画版ハリーポッターのダンブルドアのセリフ「わしは昔から言葉を操るのに長けておっての…。言葉とは、言わせてもらうならば尽きることのない魔法の源じゃ」をまじめに受け取ることだ
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なんとなんと、『庭のかたちが生まれるとき』に限定の紫陽花カバーver.が誕生です！
このバージョンの本書は現在紫陽花が満開となっている福知山の観音寺だけで販売予定です！（すでに販売中かもしれない…）
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工事跡を可視化してしまう植物たち。継ぎ目は塵や砂が溜まりやすく、種子もはまり込みやすい。ようするに畑
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恥ずかしながら青山ブックセンターの出版事業やアマゾンの買切り直仕入れも知らなかった
→ これからの出版社とこれからの書店 | みんなのミシマガジン
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ファミレスでロボットとタブレットが接客や配膳をして人間が片付けとトイレ掃除をしてたんだから、AIが絵や文章を書いて人間が家事や労働をすることになるんだろう
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ダンブルドアとかどう考えても絶対ラテン語ペラペラの神学者で、当然神学的解釈次第では当時の正統派から受け入れられないヴォルデモートみたいな闇堕ち異端者も出るわけだ。
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「そもそも僕たちの文化全体が、嗜好品的じゃないですか」
お茶の時間を考えるウェブメディアDig the Teaによるインタビュー記事公開です！！
→水やりは面倒くさい。それでも人はずっと「庭」をつくってきた：美学者／庭師・山内朋樹
@DigtheTea
より
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落語を聞いているとなんとかして仕事サボって酒ばかり飲んでる人が出てくるけど、本当は人間ってそういうものなんじゃないかな
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いまやサブスクで聴き放題で、その意味では本当に勉強しやすい環境になった。けど同時に、うわこれ無理ってなったCDでも3000円払ったからには搾り取れるだけ搾り取る、という痩せ我慢的聴取が期待できなくなったのは問題かも
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実は知られていないと聞いたので声を大にして言っておきたいのですが、ジル・クレマン『動いている庭』の巻末植物リストは原書にはついていません。庭や植物に関心のある方にとって必須だと思ったのでぼくがつくりました
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どんな気候にも乾燥にも排ガスにも耐えることで有名な街路樹、カラーコーンだ。周囲に野草の花壇ができている
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ヘロイン中毒だが演奏は神がかっているとか家庭生活はボロボロだが素晴らしい絵を描くとかは成立しえないのだろう。現代は相反するものの共存を認めることができない。
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今回の『新潮』に書いた「「善の凡庸さ」の時代」は、まさにこの「文字通り主義」を「そのままさ」として問題にしている。そのままさの時代、と言うべきだったかもしれない。
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ジャーマン没後30年となる今月最後の日に『デレク・ジャーマンの庭』を校了しました。あらためてこの名著に出会い直していただければ嬉しい。創元社やAmazonでの予約も始まっています。発売まであと一ヶ月と少しお待ちください。
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壁や床の張り替えなど一部改装することになったうちの家の内部に近所の大人、中学生、小学生、保育園児が結集して絵を描いて遊んだ結果一瞬で芸大の絵画部屋みたいになった
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イタリア人シェフがパスタを茹でるのを見てると湯から飛び出たパスタを押し込まないまま次の工程に入ってひどいときは1分くらいそのまま過ぎていくのを見ると押し込みたくなるけど、あのおおらかさが固さの差を作り出して噛みごたえを複雑にしてるのかなとか思う
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特定の植物にとって、インフラの結節点、ブロックの目地、素材の切り替わり、クラックなどの隙間という隙間はプランターである。これは溶岩が冷え固まった遷移初期の火山島や遷移が留められている高山の岸壁を思わせる
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基本人は浅はかな直感でこれは違うなとか思いがちで、それはやはり人間がきわめて保守的にできているからで、料理を味わうにしても、物のかたちを見るにしても、対象が「全然よくない」と思っても、まずはその対象を信じて、それにあわせて自分をつくり変えるような経験のしかたが必要だと思う
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ぼくにとってはいまだ若くて過剰だった生を肯定し、知への憧れを強烈に刻印するものだった「現代思想」。それがマルボロメンソールを思わせるターコイズグリーンに鮮やかにパッケージされている…！素晴らしい入門書
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ジル・クレマン『動いている庭』（みすず書房）が3刷となりました。ゆっくりと、しかし確実に読者を獲得しているようで嬉しく思います。この3刷がまた新しい読者のもとに届きますよう
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とある年配の友人庭師は帰ったら酎ハイをググッと飲んでタバコ吸いながらなんも考えずにYouTube見るんや。本は読まなあかんやろ。受動的な方がいい。山内くんが考えてる難しいこともYouTubeでやってくれへんかって言っていた。ここに今書いている本を届けたいと願っている。
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注意喚起のために「庭命題集」をつくって配布しておくべきかもしれない。
1. 草は生えるものである
2. 花は特定の時期に咲くものである
3. 葉は落ちるものである
とか
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2015年のジル・クレマン連続講演会講演録が友人のマレスくんの尽力で出版されます。ぼくも「その言葉の先へと、庭を押しやるために」という短いエッセイ書いています！
ジル・クレマン『庭師と旅人』（秋山研吉訳、エマニュエル・マレス編、あいり出版）
→
#Amazon
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そうではなく、端的に合理性から抜け落ちた空間、利便性とは異なる他（者）の論理が作動している空間。そうした居住者の生活が支配できない張り詰めた空間がどこかにあること。このことが住宅にとって決定的に重要だったのではないか。床の間、祭壇、ニッチ、アルコーブ、窓台…聖性の欠片。
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スーパーで買い物中に小腹が空いたんでなぜか半額になった鰹のタタキを買い、割箸もらってベンチに座った途端になんか異様感が出はじめた。平和なスーパーの片隅でブロック生魚にカブリつくデカいオッサンというのは秩序を乱す危険な存在になるらしく、全員二度見していく。なぜ、これを買ったのか
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庭木剪定しとこうか？と言ったら、ちょっと顔が綻んで、しかし、いやいや気を使ってそんなことせずにゆっくりお茶でも飲んどき、私らも運動せなあかんし仕事が必要やから、と言うのでタバコ吸いに庭に出てみたら剪定バサミが庭に出ている…なぜだ
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宇多田ヒカルがデリダ、バルト読んでる件についてはアーカイブがあるらしいです！！
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たったひとつのガジェットがあなたにゆとりをあたえ、創造性を高めるとしたら——。
そう、われわれが今日発表するのはこのたんなるノートです。ええ、たしかにペンも必要かもしれません。
iPadからただのノートへ、アップルペンシルからただのペンへ——これこそわが社の命運をかけた新製品です。
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なんと、早くも『デレク・ジャーマンの庭』（創元社）の重版（二刷）が決まりました！ お買い上げくださったみなさま、ありがとうございます。
「ぼくはいつだって情熱的な庭師だった」——ジャーマンが「地球の果て」と呼ぶダンジネスにつくりあげた庭をぜひご覧ください！
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すかいらーくは月に一回くらいのほとんど唯一の外食であり、背伸びしたナイフフォークの食事であり、テーブルマナーが教えられる場であり、優雅なウェイターの所作だった
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労働のアウトソーシングである時期から気になっているのは、料理を持ってきて置く場所がやや狭くいとき、客が卓上を整理する、あるいは受け取ることを待つタイプのウェイター。最近はこのやり方がメジャーになった感がある
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note「ヤンキーたちは絶滅したのだろうか——失われた地元を求めて（1）」を公開しました！！
かつて播州弁を喋っていたぼくはどんな世界を生きていたのだろうか。地元姫路の探求がはじまります。
@yamauchitomoki
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デンキウナギは強力な電気で獲物を麻痺させとらえますって言うけど、初代デンキウナギはどうやったんやろ？ 目の前の魚をとりたくてとりたくて、うおぉぉえあッ！！って力んだらなんか出たんかな
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隣でネズミ講の社員二人が一人の青年に向かって複雑なシステムを必死に、彼らなりに最高の分かりやすさを心がけて説明しているのだが、それを横目に、あらゆる人々は勉強したがっているのではないかと思った…。ここで伝達されるのは、青年が学ぶのは、本当は哲学体系でも良かったんじゃないだろうか？
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そういえ���昔、松を綺麗に磨き上げていたら寂聴さんが出ていらして「もっと適当にやんなさい、もうできてるから」（大意）と仰って去って行かれたことがあったな…
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いま千葉さんや倉下さんとは異なるきわめて凡庸な理由からノートとペンを使いたいと思っている。理由はひとつ、スマホを遠ざけるためだ
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『庭のかたちが生まれるとき』はたしかに庭園論ですが、千葉さんの推薦文にもあるように、そこから汲みとることのできる可能性は決して庭というジャンルにとどまるものではありません。
ものづくりをはじめ、複数人で進めるプロジェクトにかかわるすべての人に「利く本」だと思います！
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