松村圭一郎 Profile
松村圭一郎

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岡山大学文学部教員。『人類学者のレンズ』刊行!『所有と分配の人類学』『旋回する人類学』『小さきものたちの』『くらしのアナキズム』『これからの大学』『はみだしの人類学』『うしろめたさの人類学』『基本の30冊 文化人類学』。共編著『文化人類学の思考法』『働くことの人類学』(→)

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@kmatsumura15
松村圭一郎
10 months
ちくま学芸文庫から出る『所有と分配の人類学』、見本が届きました。15年前の最初の単著。単行本は3刷後、10年くらい在庫がない状態でした。今回、鷲田清一先生による解説がすばらしく感動的で、それを読むだけでも手にとっていただく価値はあるかと。表現や誤りの修正など、けっこう手を加えました。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
ついに出ました! 拙著『基本の30冊 文化人類学』で、2011年からずっと(期待をこめて)「近刊」としてきたグレーバーの『価値の人類学理論に向けて』、シカゴ大の大学院でグレーバーと親交のあった藤倉達郎さんの訳で読めます!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
非常勤先の大学院でグレーバーの『ブルシット・ジョブ』を毎週1章ずつ精読している。4章まで来て、彼がなぜ執拗に具体例を挙げ続けたかわかった。それは寄せられた「ムダで無意味な仕事」の経験を社会的に有意義な分析対象に変換する作業なのだ。行間から傷ついた人へのグレーバーの思いが沁みてくる。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
8 years
「ツイッターは研究者のコミュニケーションを変えた」。ツイッター上の研究者の55%が過去5年以内に博士号を取得した人。彼らのフォロワーの45%がメディア関係者も含む非研究者で、フォロワーの数の中央値は、ひとつの大学の学部規模の中央値の7.3倍。職業的ネットワークの規模と多様性が増大
@AmSciMag
American Scientist
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"Twitter is changing the way scholars communicate w/ 1 another, w/ journalists, & w/ nonscientists" @WhySharksMatter
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松村圭一郎
3 years
ミシマ社から4年ぶりの新刊『くらしのアナキズム』の見本が届きました。装丁は『うしろめたさの人類学』をお願いした尾原史和さん。じんわり深みのある色合いと人肌のようなあたたかさを感じる紙の質感がすばらしい。帯をとったあとに残る四角の線が扉のよう。ぜひ扉を開いてみていただければ。→
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松村圭一郎
8 years
インド:年々成長して強度を増す木の根の橋。最初に竹で原型を作り、周囲のゴムノキの根を結びつける。竹はやがてなくなり、根だけで人を支えるように。すごい。 @mymodernmet : "
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
まさに。「評価制度を廃止するところが増えてきた。米国のIT企業から始まった動きで、評価が本人の成長や企業の業績に結びついていない、と気づいたからだ」「成果主義に利用されると、その組織は機能不全に陥ると。人は、ゴールを達成するためではなく、数字を達成するために行動するようになるから」
@asahicom
朝日新聞デジタル
2 years
やる気そぐ「測りすぎ」 成果主義の落とし穴、研究の世界にも 春は人事異動の季節。米国流の成果主義ですが、その米国では成果主義の評価制度を廃止するIT企業が増えているそうです。記者コラム「多事争論」です。
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松村圭一郎
7 years
英語など外国語を学ぶ意味は、外国人とコミュニケーションするためだけじゃない。日本語で流れてくる限られた情報だけがこの世界の現実だという錯覚に陥らないため。日本で「問題」になっていることだけが僕らの直面している課題ではない。視野を拡張して自分たちの足元を見つめなおすこと。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
グレーバー『ブルシット・ジョブ』読了。英語版は途中で挫折したけど、圧巻は最後の6章7章。価値論、負債論の奴隷=賃労働、マルクス労働価値説、労働=生産神話とケア労働、男女分業、やりがいと低賃金、右派ポピュリストとリベラル左派のすれ違い…すべてがひとつの像を結ぶ明快な結論。決定版かも。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
8 years
アメリカの大学生の勉強時間が減少。背景には、予習しなくてもAがとれる授業が学生の授業評価で高得点をとる傾向。大学教育を「顧客サービス」とみなして教員評価と結びつけた帰結。日本でもすでに多くの大学で導入されている教員評価制度の限界。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
水俣・天草・須恵村のテキストを読み解いた『小さき者たちの』、見本が届きました。装丁は、今回も尾原史和さん。色合いから紙の質感、見返しから扉への色の変化など、細部まで考え抜かれた世界観が伝わってきます。14日から一部の書店で先行販売がはじまります。ぜひ手にとっていただければ。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
10年地道に版を重ねて4刷りに。生没年とか地味に更新してます。吉田南の薄暗い(空き巣にも入られた)研究室に人文書院の松岡さんが突然訪ねてきて初めて本の執筆を依頼された一冊。無名の若手にチャンスを与えてもらい、ここで勉強しなおしたことがその後の糧に。人類学者の夢と情熱を伝える本です。
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松村圭一郎
3 years
『働くことの人類学【活字版】』の見本落手。発売前にもう重版が決まったようでびっくりですが、総頁300の重厚な一冊になりました。巻頭の柴崎さんとの対談からひたすらダイアローグの連続で、まさに人類学版『対話篇』。安藤智さんの線画がとってもおしゃれで独特の雰囲気。どこか音楽的な絵だなと。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
話題の「主戦場」、以前岡山でプレビューを観て、監督の話を伺う機会がありました。タイで仏教僧の修行もしたという日系二世のミキ・デザキ監督。その肝のすわり方は半端ない。その胆力に圧倒されつつ、映画としてもちゃんと楽しめる。まっすぐに論争の火中の栗を素手で拾いに行く映画。すごいです。
@shusenjo
映画『主戦場』
6 years
[予告編解禁!] ドキュメンタリー映画『主戦場』日本緊急公開決定! ひっくり返るのは歴史か、それともあなたの常識か。ようこそ「慰安婦問題」論争の渦中へ。4/20(土)よりシアター・イメージフォーラムにて 以降、第七藝術劇場、名古屋シネマテークほか全国順次公開。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
いくつか刺さる文章を引用。「大半の人間社会において、男性は最も刺激的で劇的であるような仕事を独占しようとし、たいていそれに成功する傾向がある。…種まきのために火を放って森を焼き払うのは男性であったが、草むしりのような単調で時間のかかる仕事は可能なかぎり女性に押しつけられた。…
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@kmatsumura15
松村圭一郎
7 years
「差別を生みだす精神構造は私たちみなが持っている。ヒトはその置かれた環境におおきく左右される動物であるから、差別主義者を攻撃するのではなく、差別が生みだされる環境を理解しなければならない。」「差別」とは何か?アフリカ人と結婚した日本人の私がいま考えること
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松村圭一郎
5 months
今週発売の新刊『人類学者のレンズ』、見本が届きました。小ぶりなサイズに上質な紙の手触りがいい感じ。西日本新聞の33回の連載をベースに、朝日新聞連載のコラムも全編再録しています。写真は、すべて糸島出身の写真��、喜多村みかさん。言葉の向こう側の世界を暗示させる写真に胸がざわつきます。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
7 years
アンチ・ホームレス構造物。「我々の種がかつて作り出したなかで、もっと下劣で、忌まわしく、冷淡なもののひとつ」
@Toadsanime
Ryan T. Brown 🎮🩷
7 years
Anti-homeless architecture is just about one of the most depraved, hateful, unsympathetic things our species has ever created, and truly makes me sick every time I see examples of it.
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
…男性はいつも、終わったあとに逸話を語れるような仕事を自分たちにとっておき、そのような歓談のあいだにやるべき仕事を女性に割り当ててきたといってもよいかもしれない」(123-4頁)
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
藤原辰史さん、渾身の緊急寄稿。「第二次世界大戦では、日本の勝利に終わると大本営は国民に繰り返し語っていた。このような為政者の楽観と空威張りを、マスコミが垂れ流し、政府に反対してきた人たちでさえ、かなりの割合で信じていたことは、歴史の冷酷な事実である。」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
『思想』5月号に「国家と不平等:野蛮と文明の人類学」を寄稿しました。年に1本ずつ「連載」の4本目。学生のとき読んで衝撃を受けたエンゲルスの『家族・私有財産・国家の起源』をどうクラストル、スコット、グレーバーの議論のなかに位置づけるか、それらとアナキズム/人類学の結びきを考えました。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
フィールドワーカーがみんな使うコクヨの測量野帳、『働くことの人類学』オリジナル版、かっこいい!ぼろぼろになるのでフィールド用にはもったいない。右の茶色のは最初にエチオピアで使った初代。昔の布張りのは丈夫でした。同じ安藤智さんの絵のTシャツも超クール。本屋さんなどで買えるみたい→RT
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@kmatsumura15
松村圭一郎
1 year
ほぼ4年ぶりの海外。いろんな国の人が行き交う国際空港の開放的な雰囲気が新鮮。これから1年ほど日本を離れます。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
『文化人類学の思考法』、届きました。表紙の不思議な図形と文字の重なりに魅惑される。ずらしながら重ねる、離れたものを比べる・・・。人類学のエッセンスが図版化されている。表紙をめくると、またそこに別のデザインが!現実と異世界が表裏一体となった世界観が表現されています。ぜひ店頭で。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
「「おまえの時間はオレのもの」の道徳観念はあまりに自明化されてしまった…。一般の市民でさえ、もし公務員が、のんびりした様子をみせていたりてきぱき仕事していないようにみえたら、あたかも自分をかれらの上司と見立てて憤りを感じるよう奨励されているほどである」(135頁)
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
「ソーシャル・メディアとは、…なにか別のことをするふりをしながら生産され消費される電子メディアの形態である。…なにもすることがないときですらそれを公然と認めることのできない職場で、隙間の自由のきく時間に生産され消費されるカルチャーなのである。」(187-8頁)と勤務中につぶやく・・・
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
『はみだしの人類学』見本落手。「学びのきほん」シリーズは、なんといっても鈴木千佳子さんの装丁がすてき。本文ぴったりのこれだ!というイラストです。それと牟田都子さんの校正。すごい精緻な鉛筆だなぁと感心していたら、あの牟田さん。ふにゃっとした文がきりっと解像度が上がる。感動ものです。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
今月の連載では、日々報じられる「数字」をどう受け止めるべきか、磯野真穂さん、猪瀬浩平さん、久保明教さんの3人の人類学者の言葉を紹介しました。どうしたらいいかわからないんですが、久保さんが言うように、いまの違和感だけでも書き残しておくべきかと。 #西日本新聞
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
近刊『これからの大学』書影出ました!装画は現代美術家の川上幸之介さん。何かがうごめく未来的な世界に魅了されます。本書は『うしろめたさの人類学』のもとになったミシマガジンの連載「構築人類学入門」の第二シリーズを大幅に加筆修正したもの。私の持ち場である大学での構築人類学の実践編です。
@consaba
河村書店
5 years
【12/20発売予定】『これからの大学』松村圭一郎(春秋社) 大学の教育環境が大きく変貌しつつある今だからこそ、知の喜びとは何か根本から考えてみたい。「 #ほぼ日の学校 」の学校長・河野通和氏との対談収録。
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松村圭一郎
3 years
今日からの広大大学院の授業は平川克美さんの『株式会社の世界史』からはじめます。去年の『ブルシットジョブ』に続き、今年のテーマは「なぜ私たちは会社から給料もらって働いているのか?」。次はミンツの『甘さと権力』。資本主義の工場労働の起源は植民地プランテーションにあったと論じています。
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松村圭一郎
5 years
天皇退位を前に書きました。天皇家と水俣との関係について、高山文彦さんの秀逸なノンフィクション『ふたり:皇后美智子と石牟礼道子』より。→ ねがい | みんなのミシマガジン
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
エチオピアの調査村で撮影した短編2本(「マッガビッド~雨を待つ季節~」と「アッバ・オリの一日」がエトノスシネマで視聴できるようになりました。なぜ ethnographic home videoなのか、「映像を撮り、だれかに観てもらうこと」という短文も載せてます。視聴は有料ですが、ご関心のある方はぜひ。
@ethnos_cinema
エトノスシネマ Ethnos Cinema
3 years
松村圭一郎作品集 ethnographic home video 配信スタート 『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)等で知られる松村圭一郎が、カメラを構えてフィールドに向き直した2作品。文化人類学者が映像で表現することにはどんな意味があるのか。東京ドキュメンタリー映画祭上映作品。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
『わたしの外国語漂流記 未知なる言語と格闘した25人の物語』(河出書房新社)、見本が届きました。石井さんも、奥野さんも書いてたのね。ほかの執筆陣、はじめて知りました。選ばれている言語がマニアックですごい。。。通読すると、世界1周できます。
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松村圭一郎
4 years
待望の邦訳、A・モル『ケアのロジック』拝受。「日本語版への序文」から、すばらしい。「選択は単一のプロセスのなかに分岐点を形成するが、ケアすることは、反復しながら、調整しながら、なんどでもいじくってみることだ。」そのケアが、ウイルスがもたらした予測不可能な状況でもできることだ、と。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』Vol.5に寄稿した「はじめてのアナキズム」、いまこそ読んでもらいたいという三島代表の強い思いで、部分的に無料公開されています。エチオピアの村人を思い浮かべながら書きました。 はじめてのアナキズム|松村圭一郎 | みんなのミシマガジン
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
群像の新連載「旋回する人類学」。書き出しはこんな感じです。最初のテーマは人間の差異。人類はみな違うのか、同じなのか?違うとしたら何がどう違うのか? 初回はタイラー、(ボアズ)ベネディクト、レヴィ=ストロースあたりから。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
グレーバーがヴィヴェイロス・デ・カストロからの批判に反論した論文(David Graeber, 2015 Radical alterity is just another way of saying “reality: A reply to Eduardo Viveiros de Castro, HAU: Journal of Ethnographic Theory 5(2): 1-41)、難波美芸さん訳で『思想』10月号に掲載です。
@Iwanamishoten
岩波書店
4 years
9/24発売『思想』10月号は、急逝したD・グレーバー氏の論考「根本的他性、あるいは「現実」について」を掲載。アクティヴィストとしても名高い彼が、21世紀人類学における一大潮流「存在論的人類学」の中心であるE・ヴィヴェイロス・デ・カストロを徹底的に批判しています。☞
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
週末、長島愛生園の喫茶さざなみハウスへ。入所者の方とも自然に空間を共有できる感じがいい。おばあさんの「10歳でここに来た」という話が聞こえてきて、娘の「なんで?」に答えながら帰り道にハンセン病の隔離を説明。旬のいちじくデザートはほんと超絶品。眺めもよかった。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
人類学ポッドキャスト番組の第1回、公開されました。騙されたと思って、ちょっと聴いてみてください。深田さんのパプアニューギニアの貝殻貨幣の話、抱腹絶倒です!
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
4 years
【公開しました】 文化人類学者の松村圭一郎さんがホストを務める〈働くことの人類学〉第1話が配信開始!ゲストはパプアニューギニアをフィールドに研究されている深田淳太郎さんです。 ・山下正太郎センター長 「もう素晴らしすぎて....」 ・若林キャプテン 「自信作です」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
人類学ポッドキャスト企画、第4話のゲストは小川さやかさん。あのタンザニア商人たちのその日暮らしの生き方、価値観の根底にあるものを掘り下げています。これまでの狩猟採集民や牧畜民との共通性もだんだんと見えてくるのが、かなりエキサイティングです!
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
4 years
【働くことの人類学 最新回公開!】 第4話「その日暮らし」のポテンシャル 今回のゲストは『その日暮らしの人類学』『チョンキンマンションのボスは知っている』などのご著書でも知られる、立命館大学の小川さやかさん( @machingirl2011 )です!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
早稲田大学のオープンカレッジで、2月22日からオンライン講義「旋回する人類学―文化人類学100年の夢」を担当します(全3回)。去年から『群像』に書いている同タイトルの連載をもとに、文化人類学の変化をたどりながら、一筋縄では理解できない学問の現在地を考えてみます。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
4月から西日本新聞で月1連載をはじめた「人類学者のレンズ」、ネットで読めるようになりました。4月と5月の文章、喜多村みかさんの写真とともにご覧いただけます。5月は、アナ・チンの『マツタケ』にふれながら。今後も人類学の本を紹介しながら書いていこうと思います。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
6 years
京大の学園祭テーマは「(当局により撤去されました)」:朝日新聞デジタル
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
選挙、行ってきました。結果はどうであれ、数ある意志表明のひとつの機会として。選挙に限らず、みんなが「こういうのが好き」とか、「こんなの嫌だ」とか、「こんな社会で暮らしたい」とか、ふつうに日頃から自分の意見や価値観を率直に表現できる社会のほうがいいだろうな、と思います。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
西日本新聞の連載、9月もレヴィ=ストロース。『人種と歴史』です。一般向けなのに難解だし、時代が違うので受けとめにくい部分もありますが、古典との対話は必要かと。写真も底にある思いがシンクロしてる感じですね。 いまも根強い人種差別 消えぬ「違うこと」への恐怖心
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
人類学ポッドキャストの最終回、前後編アップされています。人類学をわかりやすく語ることの難しさについて、中川理さんにこれまでのもやもやを見事に言語化していただきました。きれいに並べたお皿をきちんとちゃぶ台返しして終える、人類学らしいフィニッシュになったかと。ぜひお時間あるときに。
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
3 years
──人類学者の語りが共犯関係にならないとすれば、どういう位置取りをしていけばいいのか。それをもっと慎重に考える必要があることを、このポッドキャストを通しても見えてきたことなんじゃないかなと思います。 愛と死の人類学 第6話・後編「時代が求める人類学」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
一緒に人類学を学んだ後輩の取材記事。切実さが伝わる「こんなときに集まって、ごめんなさい。私たちがいまやらないと、私たちの明日がなくなるんです」「私たちの命、みんなの命、1人1人の命は、コロナとも戦わないといけないけれど、軍政とも戦わないといけないのです」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
4年かけてじっくり編者と執筆者が対話を重ね、とても読みやすいけど骨太な文化人類学の考え方を学べる本ができました。装丁デザインは『うしろめたさの人類学』を手がけてくれた尾原史和さん。今回もシンプルなのに印刷するまでわからない、いろんな仕掛けを考えてくれました。すごいです。楽しみ!
@sekaishisosha
世界思想社
5 years
【4月新刊】『文化人類学の思考法』(松村圭一郎・中川理・石井美保 編) 文化人類学は、あたりまえの外へと出ていくための思考のギア(装備)だ!最先端の道具が一式詰まった、考える人のための心強い道具箱
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
京大人文研の藤原辰史さんや石井美保さんたちと一緒にやってきた研究会の本が出ます。松嶋健さんも寄稿。拙稿は人類学のFWと環世界論について。今西錦司、グレーバーのデ・カストロ批判、インゴルドなどから、なぜ人類学者(私)はフィールドで腹を下すのか、です(以前AMSEAで書きますと言ったやつ)
@jimbunshoin
人文書院
4 years
【3月刊行予定】石井美保、岩城卓二、田中祐理子、藤原辰史編『環世界の人文学 生と創造の探求』(A5判上製、486頁)温暖化や感染症など、生きる基盤である地球が揺らいでいる現代、人間中心主義を換骨奪胎し、変転しつづける環世界と人間の関係を追う。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
西日本新聞の外山恒一特集全7回、圧倒的おもしろさだった。ここ数日、HAGAZINEのインタビューやYouTubeも、むさぼるように彼の言葉を追う。考え抜かれた鋭利な言葉は、薄っぺらな「正しさ」を吹き飛ばす。ここに何かがあると、みんな気づきはじめているようだ。 #西日本新聞
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@kmatsumura15
松村圭一郎
8 years
Nスペの「ばっちゃん」。すばらしかった。何年も取材を続けて、子どもたちとも信頼関係を築いた撮影班に賛辞を送りたい。生半可な関わり方では、あの表情や言葉は引き出せない。しかもモザイクは最小限。撮影者の覚悟が映像に出ていた。 再放送は1月14日(土) 午前0時10分 #ばっちゃん
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
D.グレーバー『民主主義の非西洋起源について』(片岡大右訳・以文社)落手。人類学者の政治思想史。民主主義が古代アテネに由来するという通説を吹き飛ばし、民主主義と国家との齟齬をあぶりだす。物々交換を貨幣の起源とするアダム・スミス以来の経済学の前提を覆した『負債論』に並ぶ破壊力。痛快!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
『群像』3月号(2/5発売)から新連載「旋回する人類学」をはじめます。流行を追うでもなく、それへのアンチを決め込むでもなく、人類学をイチから勉強しなおすつもりで書いていきます。古典から最新研究までぐるぐると行きつ戻りつしながら人類学の現在地を見定めようかと。よろしくお願いします。
@gunzou_henshubu
群像
4 years
【次号予告1】2月5日発売の「群像」3月号は若松英輔さん「見えない道標」と松村圭一郎さん「旋回する人類学」、二つの思索の旅が新連載。創作は川上弘美さん「夜中目が覚めた時に必ず考える」といしいしんじさん「桃息吐息」。古川日出男さん渾身のルポ「国家・ゼロエフ・浄土」を先行掲載。#群像3月号
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
猪瀬浩平さんの新刊『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)、落手。薄い本なのに、なかみは濃くて深い。エピソードも印象的。ボランティアって何か、まったくわかってなかった…。無償とか奉仕とか、そんなことじゃない!最後に「自治」と結びつけて、すとんと腑に落ちる着地。お見事。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
『文化人類学の思考法』、早くも3刷。いったい何が起きているんでしょうね。執筆者も、みんなちょっと戸惑っているのでは、と思います。アマゾンでは在庫切れぎみですが、本屋さんの店頭や他のネットショップには十分あるそうです。お手にとった方は、ぜひご感想をお寄せいただければ。
@sekaishisosha
世界思想社
5 years
【重版情報】『文化人類学の思考法』3刷決定しました! 4月刊行のこの書籍、おかげさまで好評につき3刷です。みなさま ぜひお手に取ってみてください。
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松村圭一郎
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ポッドキャストを書籍化。6人のゲストとの対話、タウンホールミーティング、選書リストなど、ゲストの方にも加筆していただき、充実した内容になりました。小説家・柴崎友香さんとの対談は、この対話をどう聴いたらよいか、格好のガイドに。柴崎さんの「揺れ動くようにするために線を引く」。明言です
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
3 years
活字版、ついに登場!! コクヨ野外学習センターが贈る人気ポッドキャスト「働くことの人類学」が単行本に!柴崎友香さんと松村圭一郎さんの対談、ブックガイドなど新コンテンツも充実!仕事に悩める全日本人必読!! 6月28日発売開始(予定)!!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
ミシマ社から同時刊行の2冊。編集長の三島さんが「雑誌界のK点を超えた!」という『ちゃぶ台7』、内容の多彩さやビジュアルの質感がさらにグレードアップ。タルマーリーさんの『菌の声を聴け』は、出だしから怒濤の展開で、読みはじめたら止まらない。コロナ禍で菌の世界に何が起きたのか?必読です。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
『文化人類学の思考法』重版に。ミシマ社の読者に届ける本づくりに接して、学者は書くことに専念すればいいとは言えなくなった。売るのが目的ではないにせよ、小田マサノリさんの言う人類学から受け取ったギフトを他の誰かにどう届けるか。それを真剣に考えた本が多くの人の手に渡り、素直にうれしい。
@sekaishisosha
世界思想社
5 years
【重版情報】『文化人類学の思考法』(松村圭一郎,中川理,石井美保 編)発売後1ヶ月足らずで重版決定いたしました! 文化人類学は、あたりまえの外へと出ていくための思考のギア(装備)だ!最先端の道具が一式詰まった、考える人のための心強い道具箱
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
去年12月に新宿K's cinemaで上映された短編作品、3月22日に大阪のシアターセブンで再上映されます。エチオピアの村でお世話になってきたアッバ・オリの日常から論文にはなりにくい家族や隣近所の人と人との関わり方や老いの風景を描きました。よろしくお願いします。
@TDFF_neoneo
東京ドキュメンタリー映画祭2024
4 years
特集④人類学者のフィールド「アッバ・オリの一日」監督=松村圭一郎(2020年/36分) 3月22日13:40〜 足を悪くした村の長老アッバ・オリが、サルや虫や子供たちに囲まれて過ごす「老いの風景」を映し出す。監督は『うしろめたさの人類学』の著者で文化人類学者の松村圭一郎。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
尊敬する人類学者の中川理さんらが訳したアパドゥライ『不確実性の人類学』。現代の金融取引=デリバティブをウェーバー『プロ倫』やデュルケーム『宗教生活の基本形態』などを駆使して理論化。経済行為を制度/装置ではなく、不確実性に賭けるエートスから捉える。平易な訳文と明快な解説がすばらしい
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
ミシマ社、すごくないですか? @未来屋イオンモール岡山店
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
原一男監督が15年かけて撮った映画『水俣曼荼羅』、3/19に岡山市で上映会を開催します!自主上映としては水俣に次いで2回目。中四国では広島・山口でしか上映されていない6時間超の迫力のドキュメンタリー映画、この機会にぜひ。前売券の販売も開始しました。詳細は下記にて。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
新刊『これからの大学』届きました。繊細で清凉感のある装丁で、とてもいい質感。やっぱ紙の本いいですね。おおまかな章立ては、こんな感じ。これから学生になる人も、かつて学生だった人も。終わりのない学びの意味を考えたい人に手にとっていただければ。そろそろ書店にも並びはじめると思います。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
まさに、私たちのインスピレーションの源泉のひとつが、人類学者の大先輩、川喜田二郎さんの「移動大学」にあります。
@s_anthropology
ソフトな人類学 | 本屋アルゼンチン店主
2 years
いつかこんなことをしたかった。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
若林恵さんの新刊『週刊だえん問答 コロナの迷宮』。読みはじめたら止まらない。Quartz誌の論説や調査報道の記事を紹介しつつ、コロナ禍で浮上した日本の諸問題を別の角度から問いなおす。日本の内向きな論壇誌を一気にグローバル化させた「2020の論点」。これ一人で書くって驚愕。まじで勉強になる。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
猪瀬さんからご恵送いただいた『分解者たち』。すごい本が出ました。→「他者と分かり合う美しい共同体の姿にも、みなが同じ課題と向き合い解決するそんな成功物語にも、どちらにも当てはまらない。ただ、人や多様な存在が“共に”生きていることの凄みと、それぞれの存在が束の間に交わる時の熱を描く」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
今月の連載はグレーバーの『民主主義の非西洋起源について』。グレーバーはよく引用するので連載で扱う のを躊躇してたのですが、「民主主義」という問いがすごく切実なので、あらためて考えるために。 民主主義への誤解 誰かが「負ける」ことを避けるのが政治 #西日本新聞
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
NHK文化センター梅田で、9月末からオンライン講座(全3回)をやります。拙著『はみだしの人類学』(NHK出版)で扱った「差異」や「境界線」をテーマに、大学1年生向けの教養の授業をベースに組み立てる予定です。オンラインで見逃し録画配信もあるので、ご興味のある方はぜひ。
@nhkcul_umeda
NHKカルチャー梅田(NHK文化センター梅田教室)
3 years
文化人類学の視点から考えるオンライン講座を9月から開講します。自己と他者、自文化と異文化の関係、そこで生み出さ れる差異など、現代をとりまく「境界線」を考えます。 講師は岡山大学准教授の松村圭一郎さん。 @kmatsumura15 9/25(土)10:30~全3回 ※見逃し配信あり
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@kmatsumura15
松村圭一郎
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第4回「旅する大学」は、9月13〜14日に、念願の小豆島にて開催します! テーマは、ずばり「海の道」。 おなじみの松嶋健さん、藤原辰史さんに加えて、今回は建築ユニット「ドットアーキテクツ」として小豆島のプロジェクトに参加し、島との縁も深い建築家の家成俊勝さんをゲスト講師にお招きします。
@TUG_BOOKS
TUGBOOKS/小豆島
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5ヶ月ほどかけて準備してきたイベントがついに告知開始となりました!! 文化人類学者の松村圭一郎さんが発起人となって日本各地を巡りながらその土地土地について深く学ぶ「旅する大学」。 その第四弾の舞台は…小豆島です!! →
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
hontoブックツリーで「立ち止まるひとのための哲学」として、次の5冊を紹介しました。暮らしの哲学本たちです。 尹雄大『モヤモヤの正体』 矢萩多聞『偶然の装丁家』 平川克美『言葉が鍛えられる場所』 河野通和『「考える人」は本を読む』 松村圭一郎『これからの大学』
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
山本圭さんの新刊『現代民主主義』、まさにいま問われている主題で序章から期待が高まる。「〔新自由主義や右派ポピュリズムに対抗するデモや抗議行動という〕選挙とは異なる意思表示のあり方を、政党政治や議会政治との関係でどのように位置づけるのかが、民主主義論の大きな課題の一つになっている」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
8 years
学食で聞こえてきた学生の声「出席してないのに出席点くれて、テストも簡単な先生って、神じゃね?」。。。心の声「まったく成長する機会を与えてくれない教員が神??人間としてすごく成長できる貴重な4年間に、何も変わるチャンスもないまま社会に放り出されるって、逆にひどくね?」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
2008年エチオピアの村に初めてビデオカメラを持っていって2週間撮影、ずっと仮編集のまま、2016年にやっと完成した作品。2018年に新宿K’s cinemaで上映されたのに続いて、今度は大阪シアターセブンで9月1日に上映されます。お近くの方はぜひ。
@TDFF_neoneo
東京ドキュメンタリー映画祭2024
4 years
【上映作品17】9月1日(火)13:30『マッガビット~雨を待つ季節~』監督=松村圭一郎 エチオピアの農村。マッガビットといわれる乾季の終わり。雨を待つ人々と共に、中東へ出稼ぎに行こうとする女性たちがいる。労働条件も知らされず、業者からの連絡を待つ彼女たちには、どんな未来が待っているのか?
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
第4話の小川さやかさんの回の前後編、公開されています。「その日暮らし」の生き方がもつ、刹那的で投機的な側面と、それを可能にしている、人間を固定的に「評価しない」=「赦し」の世界。これまでの小川さんの本には描かれていない深い部分にもふれる内容になっているかと。
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
3 years
【愛と死の人類学】第4話 後編 「その日暮らしの『家族』と『愛』」公開! 親族同士で子供を預け合ったり、夫婦の関係を共同経営者に例えたり、一見ドライに見えるタンザニアの零細商人たちの親子や夫婦関係。深い愛情を持ちながら、個人の自主性を尊重するのはなぜなのか。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
今週の『ブルシット・ジョブ』(=BSJ)5章より。「科学研究や高等教育の領域…。助成機関が採用するのが、すべての申請のうちのたった10%だとすれば、申請の準備に投入された労働の90%は…無意味だったということである。…これは人間の創造的エネルギーの途方もない浪費である。」(248頁)
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
「旅する大学」の第1弾となるキックオフ・イベントについて、明日の朝から告知をはじめます。どうぞお楽しみに!
@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
旅する大学、はじめます。なんか大学に閉じ込められた学問、おもしろくないなー、でも愚痴ばかりこぼしても仕方ないし、なにより自分たちが心から学問を楽しめるスキマを確保しときたい。そんな思いでお世話係、引き受けました。 旅する大学、はじめます!|旅する大学 #note
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
人と関わるのはめんどうくさい。隣人関係なんて、とくにわずらわしい。でも、人と関わらないと、喜びとか安らぎとか、生きている実感も生まれない。他者と分かり合う困難さのなかで、なお隣り合って生きていくとは。そんな柴崎さんの小説『待ち遠しい』が投げかける問いに向き合う対話になるかと。
@mai_shuppan
毎日新聞出版
5 years
【明日開催】 #柴崎友香 さんと #松村圭一郎 さんのトークイベントを明日19時から大阪で開催します。 互いの著書は読んでいるお二人ですが、実際に会うのはイベント当日が初めてです。どんなトークになるのかとても楽しみです! 当日参加も大歓迎です。ぜひご参加ください!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
深田さんのこの論稿、ほんと見事な「貨幣の人類学」の入門だし、そこから来るべきキャッシュレス社会をとらえる考察、すばらしかった。この号の『現代思想』は、松嶋さんのイタリアのコロナ状況を分析する渾身の論稿をはじめ、猪瀬さんと久保さんの往復書簡と、人類学者の論稿が光る特集号でした。
@seidosha
青土社 Official info
4 years
本日9/17『朝日新聞』「#論壇」のコーナーにて、深田淳太郎さんによる「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』8月号「特集*コロナと暮らし」所収)にかんする記事が掲載されております。ぜひ本特集と併せてご注目ください!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
ご恵送いただいた大貫俊夫さん監訳『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』。「暗黒時代」などのイメージが次々と覆される。グレーバーの『負債論』も『ブルシットジョブ』も通底する主題は世界の中世化だ。近代を美化するために暗黒化された中世の理解は、近代自体を問いなおすことなのだと納得。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
人類学ポッドキャスト企画、第3話のゲストは佐川徹さん。『群像』8月号「国家とアナキズム」でも引用したエチオピアの牧畜民ダサネッチのお話です。「胃が違う」という存在論的個人主義とでも言えそうな生命感は、ほんとおもしろい。それこそ「個人主義の非西洋起源について」って本を書きたい…。
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
4 years
【最新回】 働くことの人類学 ・第3話「ノマド」の思想 Apple Podcastはこちら↓ Spotifyはこちら↓ Google Podcastはこちら↓
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
今年の花見は故郷の熊本で。約20年ぶりに、亡き父とも散歩した竜田山へ。山の緑にまじって池のほとりに控えめに咲く桜が風に花びらを散らしている。こんな美しい場所、あったんだなぁ。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
昨夜の柴崎友香さんとの対談、まだ余韻に浸っている。小説を書くとき、まず徹底的にロケーションとか、登場人物の来歴から持ち物まで具体的な設定を詰めて、あとはその人物が生きていく過程に伴走する。とくに『待ち遠しい』は新聞連載の1年以上、主人公の3人の女性たちと一緒に生きてきた、と。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
7 years
『うしろめたさの人類学』の見本を拝受。しっとりとした紙の風合いから、温度・湿度のあるぬくもりを感じられる仕上がりです。今回のブックデザインは、Soup Designの尾原史和さん。本とは、読み進めるあいだ、ずっと指先で触れている造形物のデザインなんだと、改めて認識させられました。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
2 years
明日12/22(木)は、岡山大学で18時から能勢伊勢雄監督のドキュメンタリー映画『共同性の地平を求めて』の上映会をやります。激しい学生運動が起きた岡大闘争の時代状況を映し撮った名作です。この映画のタテカンを岡大の正門に掲げるという1年越しの夢が叶いました。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
人類学ポッドキャスト「愛と死の人類学」、久保明教さ���の回の前後編、アップされています。なぜ「愛や死」というテーマが語りにくいのか、語るべき語彙を失ってしまったのか。キーワードはデザイン可能性と受動性。これまで出てきた複数の伏線をつなげる刺激的なお話しです。お時間あるときに、ぜひ。
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
3 years
「愛と死の人類学」第5話・後編配信! 〈料理は愛情!?〉 機械やロボットにも感じられる「愛」。人間は何に「愛」を感じ、どうやって「愛情」を表現することができるのか。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
7 years
昨日、授業でそんな話をした。文化や規範って目に見えない「しばり」。なぜお箸を右手でもつのか。家にあがるとき靴を脱ぐのか。そこに必然性はない。その規範は、そうしない他者との「違い」に出会ってはじめて気づく。「そうでなくてもいい」という自由を手にする。文化人類学を学ぶひとつの意味。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
5 years
人類学の本にも出てくるカナダ先住民オジブエやクリーと水俣との出遭いについて書きました。7/28の柴崎友香さんとの対談、7/29の『広告』編集長小野直紀さんとの対談の案内も。まだ席あるようなので、お近くの方はぜひ!→ あいまみえる | みんなのミシマガジン
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@kmatsumura15
松村圭一郎
4 years
どうにも気持ちがおちつかないので、疫病や戦乱の時代を生きた思索者たちについての本をひたすら読んでいる。親鸞と一遍、鴨長明、孔子・・・。白川静『孔子伝』(中公文庫)は、歴史資料をもとに孔子の生涯と思想をひもといていく本だが、ときおりはさまれる白川氏の鋭い言明にどきっとする。引用→
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@kmatsumura15
松村圭一郎
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書店員さんからの感想コメント、こみ上げるものがあります。ありがとうございます。先日の村瀬孝生さんのお話しもすごく濃密で、圧倒的でした。今後もオンライン・イベント、続きます。 10/7 藤原辰史さんと@MSLive 10/25 柴崎友香さんと@代官山蔦屋書店 11/11 松嶋健さんと@ジュンク堂池袋本店
@mishimasha
ミシマ社
3 years
🎉祝!発刊前増刷!🎉 明後日9/24(金)発売の松村圭一郎さん新刊『くらしのアナキズム』、事前の反響が大きく、発刊前増刷が決まりました! 本日は事前にお読みくださった書店員さんのご感想や、ぞくぞく開催決定中の松村圭一郎さんトークイベント情報をお届けいたします💌
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@kmatsumura15
松村圭一郎
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『すごい論語』の勢いのまま、積読状態だった安田登さんの『あわいの力』と『能』、白川静『漢字百話』を一気読み。文字の誕生とともに「心」が生まれたという指摘を、国家が課税や登録を通じて「個人」を創り出してきた歴史と重ねて考えながら読む。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
中島岳志さんの最近のご著書をたどると、『思いがけず利他』が保守思想の深淵を探究する画期的作品だとわかる。エドマンド・バークから親鸞に至る思索は、政治だけでなく、あらゆる暮らしの基盤にある哲学だなと。アナキズムとの関係では、ナショナリズムという問いを議論せざるをえないでしょうね。
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@mishimasha
ミシマ社
3 years
【あと3日!】 本日からリアル書店で発売の『ちゃぶ台8』発刊を記念して、松村圭一郎先生×中島岳志先生のオンライン対談を開催します! 『くらしのアナキズム』『思いがけず利他』が話題のお二人の対談、楽しみでなりません! 11/29(月)MSLive!オンライン開催!
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@kmatsumura15
松村圭一郎
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「世界のほとんどのものは、無名の人によってなされた仕事によってできている。…無名の編集者たちが、そして、編集者だけではない膨大な無名の人たちが携わり、格闘することよって、本はつくられ、届けられてきた。本は無数の物語を隠し持っている。 」
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@kmatsumura15
松村圭一郎
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藤原辰史さんの新刊『分解の哲学』拝読。ナチズム、農業史、食と排泄、下層民などの研究を「分解」をめぐる問いとして考察した渾身の一冊。つねに先駆的な越境者である藤原さんが歴史学を越えて文学、生物学、現代思想を縦横無尽に駆け巡る。7/6の鼎談は3人で深い分解の沼に沈潜することになりそう。
@keibunshabooks
恵文社一乗寺店 | 本にまつわるあれこれのお店
5 years
【7/6】トークイベント「ことばとものの人文学」より 松村圭一郎・中川理・石井美保編『文化人類学の思考法』(世界思想社) 石井美保『めぐりながれるものの人類学』(青土社) 藤原辰史『分解の哲学——腐敗と発酵をめぐる思考』(青土社) 新刊3冊ようやく店頭に揃いました。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
3 years
ポッドキャストの第2シーズン「愛と死の人類学」、佐川徹さんの回、前後編、公開されています。牧畜民ダサネッチの神話や死生観のおもしろさもそうですが、佐川さんのストーリーテラーぶりが発揮されていて、間違いなく傑作回のひとつだと思います。お時間あるときにぜひ。
@kcffr
コクヨ野外学習センター / KOKUYO Centre for Field Research
3 years
「愛と死の人類学」第3話の後編が公開! 〈巻き込まれる愛〉 周辺の民族と戦うこともある牧畜民ダサネッチは人の死に何を思うのか。エチオピア南部の牧畜民ダサネッチの研究をされている慶應義塾大学の佐川徹さんにお話を伺います。
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@kmatsumura15
松村圭一郎
7 years
本にも書いたけど、「名前」って、もともと「通名」でしかない。「本当」か「嘘」か、ではなく、国に届け出た名前と自分が使いたい名前があるだけ。日本人も、ついこの前まで頻繁に改名したり、屋号で呼び合ったり、複数の名前を使い分けていたはず。国の戸籍制度とアイデンティティとを結びつけすぎ。
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