@N65006333
個人情報保護、通信規制、金融規制、サイバーセキュリティ・デジタルIDなどの実務に従事している弁護士・情報処理安全確保支援士です😊/JDLA General 2024 #4 /情報法制学会、情報ネットワーク法学会、サイバーセキュリティ法制学会会員/個人の見解です
@AlishiaJewels
@muyu_as22
@cmp_sdr
@Rene_Aust
@JhamauriGreene3
@yyjt88
@CheriLev
@LenLen873
@MileyCyrus
@LwwByc
@Diamond23224235
@ccrweb
@NYPD123Pct
@bunda__stw
@rachemmaparker
@shaig
@8klee
@ChrisExcel102
@turk_ifsa2019
@honMohamedAmin2
番号を創る権力詳細をご覧いただけます。
3月に公表された論文(紹介記事)で論じた問題の1つについて、最高裁の判決がありましたので、それについて書いていきたいと思います(判決の読解が半分、論文の宣伝が半分です)。 本件の概要 本件の背景は論文に書いたとおりです(以下に引用します)。 2018年、暗号資産交換所Coincheckに対しサイバー攻撃が行われ、Coi…
いやー、自由民主党総裁選が終わって、俺たちの石破茂さんが新総裁に選出されました。5度目の挑戦で、もはや「終わった」と評された石破茂さんの逆転人生からの黄金期到来となるのでありましょうか。 ある意味で…
3年ごとに実施する個人情報保護法改正をめぐる議論が混乱している。消費者保護のため課徴金制度などの導入を検討していたところ、経済界が規制強化に強く反発。6月に個人情報保護委員会が中間整理案を公表した後で、7月から有識者検討会が始まる異例の展開となった。同検討会を含め、長年データガバナンスをめぐる多数の政府会議に参画してきた東京大学の宍戸常寿教授(憲法学)に話を聞いた。(聞き手は伴正春)経営陣が...
昨年11月に設置され、偽・誤情報対策を中心とする「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」での検討について、とりまとめ案が出ていましたので、それについて書いていきます。 DSAー背景1 今回の検討の背景となっているのは、EUのデジタルサービス法(DSA)である(テキスト、概要ページ)。 同法は、…
国連サイバー犯罪条約案が総会で採択されたので、それについて書いていきます。能力と時間の問題で、現時点ではあまり詳細には書けませんが(正直なところ追えていませんでした)、今後継続的に見ていきたいと思います。 状況としては、最終段階で自由主義諸国の要求がある程度通ったようであるものの、本当にそれで十分なのかや、国内法整備の…
10月16日の第304回個人情報保護委員会で、「個人情報保護法のいわゆる3年ごと見直しの検討の充実に向けた視点(案)」が議論されています。この「視点」は、これまでの3年ごと見直しの方向性を(正しい方向に)大きく転換する可能性がある内容を含んでおり、注目に値しますが、取り急ぎ読んで思ったことをまとめておきます。 本人関与…
Mt.Rainierのブログ
3年ごと見直しにおいて、エンフォースメントを巡る対立が取り上げられていますが、真の争点は基本的な義務規定、特に第三者提供制限と不適正利用禁止規定なのではないかと思います(最後に書きますが、個人データ概念や同意概念はこれに付随する論点です)。 これについて、個人的には、第三者提供制限と不適正利用禁止規定を廃止し、法的根拠…
Medida adotada pelo ministro Alexandre de Moares vale até a empresa cumprir decisões judiciais e pagar as multas fixadas.
3年ごと見直しの中間整理についてパブコメ意見を提出したので、サマリーと、引用した資料のリンクと、青で補足をつけて公開します。若干重複が多いですが、コメントが分割されてまとめられることを想定したためです。 なお、本意見(サマリーと補足を含みません)は、東京大学大学院の@Kameya1019氏と共同で検討したものです。 中…
DSA・JILIS共催 「個人情報保護法シンポジウム」を視聴したので、取り急ぎ感想をまとめておきます。 個人データの有用性への配慮と個人の権利保護を分けて考えるべきではない(「今後の検討の進め方」 の2頁の上半分、中間整理の章立てに関して)。個人データ処理に関連する(「内在的な」と言ったほうが適切かもしれない)権利侵害…
子どもの顔写真をもとに自閉症児かどうかをAI(人工知能)が識別する――。そんなアプリケーションが8月、「倫理的に問題がある」と物議を醸した。プログラミング講座のなかで受講生が作成した。AIスキルを学…
「顔写真から自閉症を判別してみた #Python - Qiita」という記事(削除済み;Wayback Machine)が炎上しており、個人情報保護やAI規制のエンフォースメントを考える上でよい素材だなと思ったので、書いていきます(リスクそのものを議論することは、本記事の目的ではありません)。 何が起きたのか 記事をお…
High-risk AI systems pursuant to Article 6(2) are the AI systems listed in any of the following areas: Biometrics, in so far as their use is permitted under relevant Union or national law: remote...
読売新聞が「小中学校の学習端末利用で児童生徒の情報をアプリ業者が直接取得・管理…文科省が全国調査へ : 読売新聞」との報道を行っているので、それについて書いていきたいと思います(まずは記事をお読みください)。 記事の内容について 記事によると、「文科省は、子供の個人情報は自治体が主体となって取得・管理するべきだとしてい…
ダン・ウィリアムズによって書かれた「The misinformation wars - a reading list」(2024年5月3日、 https://www.conspicuouscognition.com/p/the-misinformation-wars-a-reading )は、誤・偽情報対策を見直すために読みべき論文や記事のガイドだ。 ただし、欧米社会全体で問題となっている多...
インタビュー
若干遅ればせながら高木浩光「個人情報保護から個人データ保護へ ⑻:法目的に基づく制度見直しの検討」(紙版はこちら)を読んだので、思ったことを書いていきます。 Data subjectについて 論文131ページでは、Hondiusの「データバンクが遵守すべき一定の基準や原則に関して規則が定められる時,データバンクから見た…
取引透明化法に基づくモニタリング会合で、一部の広告プラットフォーム運営者の対応が話題になっていますが、政府にはどのような武器があって、どのような武器がないのかを考えてみたいと思います。 取引透明化法というアプローチとその限界 経産省は、取引透明化法を利用し、LINEヤフー、Google、Metaから聞き取りを行い、6月…
伊藤先生のグーグルマップは個人情報データベース等か 東京地判令5.10.4(令4ワ26758) - IT・システム判例メモを読んで、気になったことがあったのでメモしておきます。前提が長いので、一旦飛ばして読まれたほうがよいかもしれません。 前提 個人情報保護法の条文等 個人情報保護法は、概ね、個人に関する情報で特定の個…
個情委が生体データの規制に関心を示していますが、生体データの規制強化と不可分の関係にある警察に対する監督強化について問題意識を持っているのだろうかと思ったので、それについて書いていきます(後半で問題意識が分かる文献を詳しめに引用することにします)。 忘れられがちだが、警察は個人情報保護法の規制対象であり、個情委の監督対…
「本検討会は本日の会合が最終回となる」。4日、インターネット上の偽・誤情報対策を話し合う総務省の有識者会議で、司会役が淡々と解散を告げた。本来なら中間的な報告書をまとめ、年末に向けて法改正の議論が始まるタイミングだ。突然の終了の背景にはネット上の課題に対応する霞が関の苦悩が浮かび上がる。活動が終了したのは「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」だ。昨年11月の発足以来
総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ(案)」について、前回の記事 で検討の方法について若干のコメントをしましたが、その後いくつか思ったことがあるので、それについて書いていきます。 (追記:当初事情を分かっている人向けに書いていたのですが、国民全体に関わる問題だと思ったので「…
【読売新聞】 総務省は、SNSを運営する巨大IT企業などにインターネット上の偽情報への対応強化を促すため、新法の制定も視野に新たな規制の検討を始める。デジタル空間での情報流通の課題に対応する有識者会議を設け、10日に初会合を開く。違