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稙田誠

@wasadamakoto

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九州の山奥に住んでいます。 【興味関心】日本中世史の研究(宗教・思想・社会史)、童謡童話、日本のロック(頭脳警察・PANTA)、プロレス(全日派)、大相撲、ひとり旅、ドライブ、猫 など。 著書に『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』『寺社焼き討ち』(ともに戎光祥出版)があります( ´~`)

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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
いよいよ本日発売となった拙著『寺社焼き討ち』(戎光祥出版)。 やや危なっかしい書名ですが、中身はまっとうな(?)歴史本です。 寺社焼き討ちの実態と中世人の心性についてわかりやすく執筆しました。 書店で見かけた方は是非手に取ってみてください。 自著解説文はこちらからどうぞ(再掲)↓
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@ebisukosyo_maru
戎光祥出版編集長
2 years
本日刊行ということで、稙田先生による自著解説を再掲しておきます。 稙田誠先生に『寺社焼き討ち』の読み所を解説していただきました|戎光祥出版 @ebisukosyo #note
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
これは他人事とは思えない。 「大学院(修士)にも行かず働きながら研究をして論文集にまとめ、博士号を取ったあなたのようなケースは後身達の希望になるよ」 恩師の言葉が耳に残っているからです。 「論文博士の取り方」のような講釈を垂れるのは難しいにしても、機を見て発信を続けたいと思います。
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@Kazuya_Sugitani
杉谷和哉
1 year
課程博士で順調に博士号をとれる人ばかりではない。指導教員との関係、家計の問題、心身の状況など、様々な要因がある。「論文博士」はいかにもハードルが高いように思えるが、やってやれないことはないと弟を見ていて思う。「論文博士の取り方」みたいなノウハウをもっと広めるべきかもしれない。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
昨年出版した『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥出版)を学位請求論文として母校の別府大学に提出していました。 本日無事に博士(文学)の学位を授与頂きました。 私は学部卒なので論文博士ということになります。学位記を授与された今、ようやく実感がわいてきました。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
先輩「大学院では何をしたいの?」 後輩「親鸞を研究したいです」 先輩「親鸞は先行研究が多過ぎるから難しいよ。それなら一遍のほうがいいよ」 後輩「……」 以前見たやりとり。 先輩の言い分もわかるのですが、本当にやりたい事に打ち込むほうが結局は本人のためになるのかなぁと思ったり。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
話ついでに独学で歴史研究をする際に心掛けたことをひとつ(恩師が院生に語っていた言葉の実践)。 ①1日1本論文を読む。 ②史料を読む際は音読する。 ①は出来ない日もしばしば。それでも身近に置いておくことで意識を継続する副次的効果有。②は「わからない所を誤魔化さない」ことに繋がります。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
【一般就職して研究を続けるという選択肢】 (前にも書きましたが)私も工場の現場作業に従事しながらクタクタの身体に鞭打って歴史の論文執筆に取り組むという「楽しみを伴う難行苦行」を10年程やっていました。 これは体力気力が充実していた2、30代だから出来た事。今やれと言われても厳しいすね。
@yoh_heidegger
景山 洋平 『「問い」から始まる哲学入門』(光文社新書)
1 year
一般就職して研究を続けるという選択肢はもっと広まるべき。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
「私が抱える殺生の罪業は3人だけ。それは一条忠頼・源範頼・上総介広常だ。彼らのために毎朝『法華経』を読誦している。残りの者はすべて自業自得である」(『曽我物語』にある源頼朝の独白)。 史実か否かは措くとしても、こうした発想そのものが大変興味深く思います。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
「博士号がないので研究者ではない」には驚愕。 少なくとも歴史学ではそのような発言をする人は殆どいないと思いたいところです。 某日本史研究者云うところの「研究をしているやつが研究者なんだ」 という言葉に尽きる気がします。
@rintarock1980
Rintaro KATO☮️
2 years
博士号がないので研究者ではないと言われるし、大学で教えているので"現場"のことは分からないと言われるし、日本語学校上がりには大学のことは分からないと言われるけど、誰に似非だと言われても、偽物だと言われても、今の私は日本語教師だし、研究者だし、大学教員ですよ。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
歴史学とフィクション(小説など)の話題を目にする度に思い出す言葉があります。 「大学に入り、歴史学を研究対象に定めたならば、『1、2年生の間に幅広く歴史と文学のかかわりを学び(歴史小説などを十二分に読み)』、歴史学の歴史(史学史)を追求しておくことが必要であろう」 (続く)
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
忘れっぽい私ですが、学生時代の史料演習で忘れられないシーンがあります。 『村人が麦を植えるのを相支えた』という日記の何気ない一文。 この部分に触れたある高名な研究者は「村人が麦を植えるのを支持したのだ」と本に書いていました。しかし辞書には「相支=邪魔する」とあるのです。 (続く)
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
なぜ繰り返し 【一般就職して研究を続けるとこと】について発信するかといえば、これも亡くなられた恩師の影響。 「あなたのようなケースがあることを知れば、研究を続けたくてもできない環境にいる人達に希望を与えられる。SNSをやってるなら尚更」 1人でも共鳴してくれる方がいることを願って。
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@wasadamakoto
稙田誠
5 months
そもそも網野善彦先生が本当に日本史学界の異端だったらば、『日本の社会史』『講座日本技術の社会史』『講座日本荘園史』『岩波講座日本通史』『講談社版日本の歴史』等大部なシリーズの編著者に抜擢される道理はありませんね。
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@wasadamakoto
稙田誠
4 years
【お知らせ】 この度、『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』という本(論文集)を戎光祥出版から上梓させていただくことになりました。 「戎光祥研究叢書」の1冊として4月中旬刊行予定です。 少しずつ拙著に関する情報を発信していこうと思いますので、ご興味ある方にはお付き合いいただけると幸いです。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
反響の多さに驚き。 ひとつ付言すると、大学院進学を諦めた時点では「歴史は趣味でよい」と割り切っていた(つもり)ゆえ論文を書くなど考えませんでした。 その後「この謎を解きたい」という強い問題関心に遭遇したため、追求を始めたのです。それから最初の論文に成るまで8年の年月を要しました。
@wasadamakoto
稙田誠
1 year
【一般就職して研究を続けるという選択肢】 (前にも書きましたが)私も工場の現場作業に従事しながらクタクタの身体に鞭打って歴史の論文執筆に取り組むという「楽しみを伴う難行苦行」を10年程やっていました。 これは体力気力が充実していた2、30代だから出来た事。今やれと言われても厳しいすね。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
90年代後半から00年代初頭にかけて刊行された「神仏信仰事典シリーズ 全10巻」。 各巻入門的なものから硬派な論考まで入ったユニークな事典。 今でもこれに比する規模のシリーズはないように思います。 #わたしの戎光祥はここから
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
学生時代、仕事を定年退職した後に1から歴史学を学び、論文を書くようになった人生の大先輩がいました。 私がたまに図書館にいくとほぼ毎回姿があった。病で足取りが覚束無くなった後も変わることはありませんでした。 「努力に勝る才能なし」であり「いくつになっても遅すぎる」こともないのです。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
【告知解禁】7月下旬、戎光祥出版より拙著『寺社焼き討ちー狙われた聖域・神々・本尊』(戎光祥選書ソレイユ10)が刊行されます。宗教全盛の中世社会で繰り広げられた寺社焼き討ちの様相を、色々な角度から探ります。とくに、寺社=神仏の家を焼くことの葛藤と、その克服の方法に着目しました。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
論文博士号の話が出たついでにもうひとつ。 私の場合博士号を目標に論文を書き始めたわけではありません。大学出て食品系の職場で働きつつ論文らしきものを書くようになり、気付いたら論文が5、6本たまっていたので博士号取得のススメに従ったというのが実際のところ。 人生色々。博士号取得も色々。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
無名とはいえ宗教にまつわる歴史を研究してきた端くれとして 昨今取沙汰されている問題の余波で「宗教」「神仏」といったワードを出すだけで怪訝な顔をされる機会が増えることを危惧します(過去ありました)。 宗教が多くの人を救い、希望を与えてきた歴史的意義を発信していく事も必要でしょう。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
日出城の人骨「人柱の可能性高まる」 平井義人町資料館長が講演(毎日新聞) #Yahoo ニュース 「武士が生きたまま桶をかぶせられ、埋められたことがはっきりした」……江戸時代、豊後国(大分県)日出城で老武士が生きたまま埋められ、【人柱】にされたという注目記事です👀
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@wasadamakoto
稙田誠
9 months
歴史の研究で「論文と研究ノートの違いは何か? そもそも研究ノートとは?」という問いに迷うことがあるのですが 「仮説的実証ながら短文で展望を切り開く野心作というのが本来の研究ノート」 という某ブログの説明は要点をついているように思います。 単に「仮説を書いた短文」ではダメということ。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』 歴史専門書のタイトルとしてはかなり破壊力が高いのでは。 実は別案もあったのですが、このタイトルに決まって本当によかったと思います。
@tanemunedate34
伊予守氏輝
2 years
#声に出して読みたい書籍タイトル 稙田誠『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』 戎光祥出版
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@wasadamakoto
稙田誠
9 months
大友宗麟の大河化について 色々な意見見ていると宗麟という人物のマイナスイメージが先行している印象。 キリスト教をはじめとする宗教とのかかわりひとつとっても、人間の崇高さも醜悪さも合わせ持った魅力的な武将だと思うのですが……。
@wasadamakoto
稙田誠
9 months
大友宗麟、大河進出なるか!? NHKに「大友宗麟」大河ドラマ化要望 佐藤知事らが訪問しアピール
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
昨日、別府大学元教授の田村憲美先生が御自宅近くの横断歩道を歩行中に車にはねられ、お亡くなりになりました。 別府市某所で行なわれたお別れ会に参列。 ちょっと恐くてとびきり優しかった田村先生。 思い出は多すぎて語り尽くせません。その全てがよき思い出! 本当にありがとうございました。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
これは納得。 私も網野先生の研究には頷けない部分が色々あります。 そうだとしても著作集18巻+別巻や対談集5巻に結実した研究成果から学ぶべき点は尽きないように思います。 研究成果の「欠点」を知ることは無論大切ですが、それ以上に優れた点から学び取る謙虚な姿勢が重要ではないでしょうか。
@HIRAYAMAYUUKAIN
K・HIRAYAMA
1 year
網野さんの著作を「網野史観」と簡単にレッテル貼りするのは、歴史学者としてはやめたほうがいいと思っている。まぁ歴史学者も、「司馬史観」てレッテル貼りしちゃうのはどうかと思うけど。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
戦国・江戸初期キリスト教の難問として、「キリスト教は仏教のひとつと認識されていたか否か」という問題があります。 こうした認識が島原の乱頃まで続いたという指摘がある一方、最近届いた『日本史研究』726号で清水有子氏は「そのような認識はキリスト教伝来初期だけ」とするなど、混迷中。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
これは歴史の本では重要なポイントのように思います。 読みやすさ・わかりやすさが一般書の生命線だというのが持論です。 問題は肝心の「読み方」なんでよね。人名・地名等々確信持てないものは数知れず……。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
(続き)指導教員に「これは村人を支援したのではなく、妨害したと見るべきではないでしょうか」と申し上げました。 「そうだね。私は稙田説を支持するよ」と言われた時の嬉しさ。 人の意見を鵜呑みにするな まめに辞書を引け このふたつの基本を身をもって知った瞬間でした。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
音読の重要性は歴史史料にも当てはまりますね。 私の恩師などは修士の院生に「黙読だけですますとか10年早い」と言ってましたから。 そういうことなのでしょう。
@takuya1969
黒田拓也・勁草書房編集部
2 years
文章を声に出すことは本当に大事で、学術書を編集するときでも、校正しながら一部は自分で朗読してみます。経済学の理論書を作る機会が多かった時も、数式も含めて声に出して読んでいました。そうすると、意外と無駄な部分に気がつきます(誤植も含めて)。やっぱりリズムは大事なのだと思います。
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@wasadamakoto
稙田誠
10 months
曽我兄弟による三嶋明神恫喝に至る一連の流れは、中世武士のリアルな信仰態度(現実に顕現した生々しい神仏との距離感)を見事に活写したものといえます。 接著『寺社焼き討ち』ではその顛末を曽我兄弟のメンタリティーに注目しながら描きました。
@ebisukosyo_maru
戎光祥出版編集長
10 months
曽我兄弟の三嶋大社への言動が話題になっていますが、関連してぜひ読んでいただきたいのが植田誠著『寺社焼き討ち』。鎌倉武士に限らず、中世人は頻繁に寺社を焼きます。 「焼いたお堂は後で再建すればよい」などなど、焼き討ちを正当化する10の方便は必見です。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
「講義は能率が悪い。講義を受けるなら、その時間本を読んだ方がよい」 なるほど、半分は理解できます。喋りで本の知識量を伝えることは無理でしょう。 ただ、余談を含めた話の拡がりが講義の魅力であることも確か。書かれた論文では難解な理屈も口頭説明によって理解できる事もしばしばありますね。
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@wasadamakoto
稙田誠
4 years
【拙著について1】 中世は戦いの時代といわれます。史上に残る戦争から個人間の刃傷沙汰まで、数え上げることもできません。 でも、中世人が戦ったのは人間だけではありません。時と場合によっては、神仏をも標的とされたのです。では、対神仏との「戦い」の実態はどのようなものだったでしょうか?
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
NHK大分で国宝・臼杵石仏の【美仏総選挙】が特集されていました。 多くの人に歴史や文化財に興味を持っていただくきっかけになるのではないでしょうか。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
写真は「歴史ばなれ」と一般書の問題点について書かれた元木泰雄先生の文章です。 この文章が書かれて約20年。 SNSを見る限りではそれなりに盛り上がりを感じるものの、依然閉じた世界という感もあり。 一般書はそれこそ硬軟溢れかえっていて、どのような本があるか把握するのも困難なほど。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
しかも私の場合は大学院にも行っていないので、「研究をやっている」と公言してよいかすら躊躇しましたよ。 学窓を離れても受け入れてくださった恩師から言われた「論文という形にさえできれば、わかってくれる人は必ずいる」という言葉に支えられた気がします。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
『歴史道』29にも書いた、清浄な滝壺に鹿の骨等の不浄物を投げ込んで神を怒らせ、雨を乞う事例(1501年和泉国日根荘)。 これについて「都合よく神を怒らせるという発想、人々が魔術から解放されつつ歴史的過程における一齣」という評価があります(伊藤正敏『寺社勢力の中世』)。 しかし私はむしろ…
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
鹿毛敏夫『世界史の中の戦国大名』(講談社現代新書)。 「日本史」という枠組みを取っ払い、「世界史」の中に戦国大名を位置付けようとする氏の最新作。 各地の戦国大名領国(地域国家)で形成された国際色豊かなコスモポリタン・シティーの実態、そして統一政権による変容が縦横に語られています。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
福島金治『九州・琉球の戦国史』でいの一番に確認したのが、天正6年の大友軍による日向出兵のくだりです。 福島氏は「宗麟は日向を自らが統治するキリスト教国にしようと考え」と書かれていました。 私もこれは正しいと思っています。 (続く)
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
「恨みの連鎖を絶ちきる」といえば、法然を思い出します。 父が近隣の武士に襲われ重傷を負った時のこと。9歳の法然に「敵を恨んではいけない。遺恨を結ぶと代々尽きないからだ」と遺言し息絶えました。 後に法難で流刑に処せられた際も、これを恨まなかったと伝わります。父の戒めは生きていました。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
その昔ある高名な中世史研究者が語っていた言葉を今も覚えています。 「あのね。これは!と思える史料が3つあれば論文は書けるよ。」 今手元には「これは!」がふたつあります。最低でもあとひとつは欲しいところ。それが見つかるか否かが、論文になるか思い付きで終わるかの別れ道かもしれない。
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@wasadamakoto
稙田誠
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独学の話ですが 身近に研究仲間もあまりいない身としては、なかなか辛いものがあります。 怠惰と独善という大敵に打ち勝ちながら進むことは、そう容易なことではありません。
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@wasadamakoto
稙田誠
5 months
歴史の学びは座学だけで完結するものではありません。 現地を見て・触って・食べて・嗅いで・体感する……五感を総動員しなければ分からないことがいっぱい。
@onie_nihonisan
日本遺産 鬼が仏になった里「くにさき」
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田染荘の御田植祭は今年も盛況なのだ‼️ 中世から変わらない荘園景観を満喫していただきたいのだ〜✨
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
畑中章宏『廃仏毀釈』(ちくま新書)読了。明治時代初頭を中心に神仏分離・廃仏毀釈の実態に迫る一書です。 ①古代以来の神仏習合の展開に頁を割くことで、当該問題の歴史上の位置付けをより明確に打ち出そうと試みている。 ②廃仏で生じるためらいといった心性に注目している。 点が印象的でした(続く)
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@wasadamakoto
稙田誠
6 months
拙稿「天正六年日向出兵再考―キリスト教的理想国をめぐる諸問題―」も掲載いただいた『史学論叢』53号が早くも別府大学機関リポジトリで公開されました。 どなたでもダウンロードして読むことができるので興味ある方はぜひどうぞ↓
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
(続き)ここでは「歴史学を学ぶなら小説など読むな」といった乱暴なことは勿論言っていないわけです。 双方の役割や特徴を丁寧に学ぶ機会(授業)さえあれば、フィクションの楽しみとこれから勉強しようとする歴史学のギャップは最小限に抑えられるのではないでしょうか。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
そうそう。昨日さる日本文学研究者の方から『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥出版)について「文学研究にも有用」「本当に良いものを作ってくれました」というメールを頂いた事は嬉しかった。 説話や軍記など文学作品を沢山利用した身として「文学研究にも有用」との一言はありがたい限りです。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
これは至言。 私のように拙速に「答え」を出したがる人間には耳が痛いところ。 ただどこかの時点で「答え」を出さない限り、論文も本も書けないという現実的問題もあるわけで……。 結局、自分が出した「答え」を常に再検証し続ける態度・完全に誤りと気付いたら改める態度こそ大切かもしれません。
@ishigurokei
石黒 圭
1 year
研究は、学術的な「問い」を立てて「答え」を出すことだ。そう教わる。 ところが、「答え」なんてそう簡単には出ない。行き詰まることも多い。 でも、「答え」は出ないのが普通で、安易に求めないほうが健全。わからない「答え」の可能性をいくつも抱えて悩み続けられるのが、優れた研究者である。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
近刊『寺社焼き討ち』(戎光祥出版)では、平重衡による南都焼き討ち(1180年)・織田信長による延暦寺焼き討ち(1571年)にも当然かなりの頁を割いています。 そこで提示した解釈・評価がどのように受け止められるのか。 今から楽しみです。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
中世は「武士の時代」というよりも、「武の時代」といった方がよりしっくりきます。 「武士の時代」としてしまうとそれ以外の「武」がこぼれ落ちてしまいかねない。 いまさらかと言われそうですが、あらためて意識しておきたいところです。
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@wasadamakoto
稙田誠
6 months
『史学論叢』53号は別府大学史学・文化財学科創立60周年記念号。 私は「天正六年日向出兵再考―キリスト教的理想国をめぐる諸問題―」という論文を書きました。 近年主張される「出兵の主因は宗麟によるキリスト教的理想国建国ではない」説を再検討した上で、通説通りこれを主因のひとつとして位置付け→
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
『異性装』(集英社インターナショナル新書)を著者のひとり伊藤慎吾先生より御恵送いただきました。ありがとうございました。古典文学に描かれた異性装の実態と、それがアニメ・漫画・演劇等に与えた影響を8人の研究者が縦横に論じています。昨今のジェンダー問題を考える上でも重興味深い一冊です。
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@wasadamakoto
稙田誠
4 months
どうやら今年も無事に歳をひとつ重ねることができました。 44歳は「無理をしない」を目標に日々を過ごしていきたいです。
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@wasadamakoto
稙田誠
10 months
実を言うと、『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(専門書)・『寺社焼き討ち』(一般書)の2冊を以て神威超克&中世人の心性をテーマにした研究は打ち止めにしようと考えたこともありました。 ところがやはり離れられないのですね。 この2冊の「その先」を目指す探求はまだまだ続きそうです。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
国立台湾大学の亀田俊和先生から『太平記(上)』(光文社古典新訳文庫)を御恵送いただきました。ありがとうございました。 読み難かった『太平記』がかくもマイルドになるとは! 現代小説を読む感覚でスラスラ読み進められます。 「ライブ感あふれる新訳」という帯の文句に偽りなし。 オススメです。
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@wasadamakoto
稙田誠
11 months
亀田俊和先生より『太平記(下)』(光文社古典新訳文庫)を御恵送いただきました。 50頁近い解説は重厚な論考といった趣ながら訳文同様わかりやすく、『太平記』をめぐる様々な論点を理解する上で必読。 あとがきでは『太平記』に対する思いが素直に吐露されており、こちらも必見です。
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@wasadamakoto
稙田誠
4 years
【拙著について3】 「中世は宗教の時代だと色んな研究者が書いてるぞ。そんな環境下で、よく寺社に火を放ったりできたよなぁ。怖くなかったんだろうか?」 私が拙著につながる研究をはじめたきっかけは、こんな素朴な疑問でした。
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@wasadamakoto
稙田誠
4 years
拙著『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥出版)は日本中世をフィールドにした実証論文を集成したものです。ただ、ここで扱った内容は「宗教とはなにか」あるいは「人間とはなにか」といった普遍的な課題に直結している、ということもできるように思います。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
史料を読むのは難しい。 読み下して現代語訳しただけでは読みが浅いといわれたり。 逆に行間を読み取ろうとして深読みの謗りを受けることも。 この辺の勘どころを養うには他者の解釈を読み比べたり口角泡を飛ばす議論の積み重ねが重要か……などと思いながらひとり悩ましい史料と向き合う夜です。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
「寺社焼き討ちノート(仮題)」というまたまた物騒なタイトルの小文(研究ノート)を執筆中です。内容的には『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』『寺社焼き討ち』(戎光祥出版)に連なるもの。 いくつかの素材をもとに、焼き討ち・破壊を蒙った側の心性を探るのが狙いです。
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@wasadamakoto
稙田誠
10 months
もう終わったことなので書きますが 実は年末に「大腸癌かもしれない」と医師に告げられ、意気消沈しつつ大腸内視鏡カメラ等色々検査を受けてきました。 結果全く問題なしということで命拾いした心地です(まだ腹にガスは溜まってるようでが)。 「生かされている自分」ということを再認識した次第です
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@wasadamakoto
稙田誠
9 months
「大友宗麟はキリスト教を信仰した」 「大友宗麟はキリスト教に専心した」 「大友宗麟はキリスト教を盲信した」 「大友宗麟はキリスト教狂いだった」 表現の仕方で随分印象がかわってきます。 しかし何れにせよキリスト教を身近においていたという点では一致している、と見なすことも可能。あとは
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
国立台湾大学の亀田俊和先生より3本の玉稿をご恵送頂きました。深謝致します。 1「初期室町幕府体制の「滅び」」(『史林』105-1) 2「鎌倉~南北朝期の彦部氏の動向と、同氏の武家名門への敬意」(『台大日本語文研究』44) 3「南北朝期の足利将軍家御料所」(『歴史研究』708)※副題略 (続く)
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@wasadamakoto
稙田誠
8 months
まさにこれ。
@coloku15
帯刀コロク@歴史ライター
8 months
高い本がほしいのではありません! ほしい本が高いのです! #ラクス構文
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
【2022年回顧】 今年は博士号取得・初の一般書刊行(『寺社焼き討ち』)・初の大学非常勤講師と初物尽くしの年になりました。懐かしい人との再会も。 一方で悲しい事やるせない事も目一杯。 来年はどうなるか。「あとは下っていくだけさ」なんて言葉に抗いもう一歩先へ行ければと。 皆様よいお年を。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
史料との関わり方といえば次の言葉を思い出します。 「史料はやみくもに探して考察すればよいというわけではない。一番よくその土地の特質を記しているような史料を見つける必要がある。史料は時代とともにあるのだから、その時代の情報を最も豊かに示す史料を探し出してゆかねばならない」
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
学位取得は自分ひとりの力では到底なしえなかったこと。 審査いただいた飯沼賢司先生・田村憲美先生・春田直紀先生はじめ、支えてくださったすべての方々に唯々感謝です。 日の当たらない研究をする私の論文集出版を引き受けてくれた戎光祥出版さんのご厚情も一生忘れません。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
『寺社焼き討ち』(近刊内容紹介) 第2章「狙われた寺社の中核」 寺社は神仏の家=聖性が充満する聖域でした。聖性の高い建物・低い建物を見極めた上で、焼き討ちにおいて前者が狙われたことを論じます。また、最上位に君臨する本尊も同じく標的にされた話を紹介。 ディープな焼き討ち史話が満載です。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
肝心要の辞典とて版によって説明が変わっていたりするのが悩ましいところ。 時に辞典とて疑ってみる必要がある。 結局、唯一絶対の正解なんて無いわけですね。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
別府大学では「史学・文化財学科創設60年記念展示」を開催中。歴代教員一覧を見るだけでも歴史の重みを感じます。 その一角には先月急逝された田村憲美先生(同大学名誉教授)を偲ぶコーナーが。 写真や紹介パネルを見ていると涙がこぼれました。 ※写真撮影とSNSでの使用は大学の許可を得ています。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
「中世の雰囲気を知るにはまず『今昔物語集』と『平家物語』を読みなさい」。学生時代の中世史講義で聞いた教えです。 これは私自身納得のいくところですが、両者とも中世前期の史料。 じゃあ中世後期で2冊となると何でしょうね。『信長公記』と狂言(集)のセットなどは如何?
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
ここ数カ月、2点の史料をもとに面白いことがいえると考え論文化していた矢先、別史料との矛盾に遭遇。何とか矛盾の解消をはかるもやっぱり無理のようで。 1章分全て削除するのは残念無念ですが、良心と正確性を欠いた研究を送り出すよりは遥かにましでしょう。 撤退する勇気も大切です。
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@wasadamakoto
稙田誠
6 months
私もこれまで書いてきた歴史論文の半数以上は「地方の一般企業に勤める会社員」時代のものゆえ、妙に親近感がわいてきます。 所属の問題は二の次三の次ですよ、たぶん。
@lalan1858
ちか
6 months
フォロワーの皆様へ 相当数のフォロワーさんはご存知かと思いますが、私は地方の一般企業に勤める会社員です。えっ、論文投稿したの!?と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。どういうわけか、かなり深く足を踏み入れてしまいました。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
@tomatoha831 はじめまして。 思うに、論理的なのはよいとしても生身の人間と接する以上思いやりや真心が欠けている人は難しい、ということではないでしょうか。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
奈良大学の河内将芳先生より『秀吉没後の豊臣と徳川』(淡交社)を拝受致しました。厚くお礼申し上げます。「京都・東山大仏の変遷からたどる」という副題が示すように、都市・宗教・祭礼を通じて慶長期を照射する意欲作。関ケ原合戦・大阪の陣に��いても京都を軸に据えた考察がなされています。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
引用した言葉は『卒業論文を書く』(山川出版社)にある佐藤和彦「教師は卒業論文をどうしているか」より。 4年生になる前に読んでみるとよいと思います。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
元亀2年の織田信長による比叡山延暦寺焼き討ちについて再考中。 文献史料と考古学の成果との隔たりは小さくないようですが、共通理解も見えてきました。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
【メモ】 史料は忘れたころに出てくるもの。だから、偏執して追い求めよ。これが日本史研究の基本(某中世史研究者のブログより) なるほど、これは納得。 一般社会では敬遠されがちな「偏執」が肝かもしれませんな。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
実は私、歴史小説をさほど読まずここまで来たことに若干の負い目があります。 劣等生だった中学時代、何気な放った質問に「まこちゃん、そうした疑問を持つことが大事だよ」と笑顔で答えてくれた社会科の先生。以来授業科目としての社会が好きになり史学科を志すようになった変わり種(?)なのです。
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
論文集出版が決まった時、もっとも喜んでくださったのもT先生でした。 「よかった。院に行けなくても、働きながらコツコツ研究を継続した努力の結果ですよ」と目を細めて喜ぶ先生の姿を見た瞬間、涙がこぼれそうでした。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
「歴史家は美文家たれ」 ふとこの言葉を思い出します。 私はこれを「明瞭で読みやすい文章」くらいの意味で理解しているのですが、言うは容易く実践するのはなかなか難しい……。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
【素朴な疑問】 「中世は宗教の時代」という見立て=ほぼ通説。 では、「戦国時代(中世後期)も宗教の時代」という見立てはぶっちゃけどの程度支持されているのでしょうね。 私はおおむね正しい見立てだと思っているのですが、この頃から様相が変わってくるという意見がやはり多い気がします。
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@wasadamakoto
稙田誠
9 months
国東半島には諸宗教(信仰)が融合した六郷満山文化が今も息づいています。 例えば今月17日、豊後高田市の天然寺で修生鬼会が開催されます。 荒ぶる鬼は仏の化身であり人々に福をもたらすと信じられています。 2018年の修生鬼会の様子↓
@ebisukosyo_maru
戎光祥出版編集長
9 months
大分県立歴史博物館編『聖なる霊場・六郷満山』 山岳信仰・天台仏教・浄土思想・修験などが融合し、独特な文化を育んだ国東半島。連綿と受け継がれてきた、神と仏が息づく奇跡の霊場・六郷満山の歴史と謎を豊富なカラー図版とともに読み解く。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
本日発売の歴史ムック『歴史道』29号は【戦国時代の暮らしと作法】特集。 私は「武将と庶民が信仰した宗教の真実」という一文を担当。 拙著『寺社焼き討ち』(戎光祥出版)の知見なども活かしながら、戦国時代の宗教・神仏の一面と人間とのかかわりを描きました。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
論文の末尾は結構悩むところですね。 「~と思われる」 「~と考えられる」 「~であろう」 「~である」 「~に相違ない」 「~だ(!)」 などを適宜使い分けるのが基本でしょう。 自信がない部分は弱い表現になりがちですが「~と思われる」過多は好ましくないと思われます(アレ)
@toshiitoh
ITO Toshikazu
1 year
自分もレポートや卒論で「感じる」は禁句と指導している。>RT
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
こういう発信をすると「自慢してる」「図に乗ってる」という人もいますが、私は別にそう思われても構わないんですよ。 受け止め方は人それぞれなので。 そんなことよりも、「自分もやってみようかな」と考える人が出てくれたら嬉しいではないですか😇
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
今年も無事に歳をひとつ重ねることができました🎂 世知辛い世の中ですがどうにか生き抜いていきたいと思います。 ところで去年の誕生日は何をしていたかといえば 『寺社焼き討ち』(戎光祥出版)のあとがきを書いていたことをよく覚えています。 あれからはや一年。 長かったような短かったような。
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@wasadamakoto
稙田誠
10 months
拙著『寺社焼き討ち』、突然動いたようでありがたいです。 これは読者にお願いすべき事ではありませんが、もし気が向いたらばレビューで一言二言でも感想を書いていただけると書き手としては小躍りして喜びます(私だけではない、はず)。 有用なレビューは本と新しい読者を繋ぐ糸になると思うのです。
@ebisukosyo_maru
戎光祥出版編集長
10 months
稙田誠著『寺社焼き討ち』ですが、Amazonの在庫は復活したものの、現時点ですでに【残り2点】(汗)。すごい勢いで売れていますね!追加発注お待ちしております!
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
いくら拙い内容でも書き残して置くべきだなぁと改めて実感。 少なくとも日本史はプロアマ問わず論文を投稿できる媒体が色々あります。 興味ある方はダメ元精神で投稿してみましょう。載ればラッキー、ダメでも査読意見で弱点がわかるから次に繋がりますから。どちらに転んでも結果オーライ。
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@wasadamakoto
稙田誠
1 year
…神仏の力が強い環境下、中世人が真剣に神仏と向き合っていたことを示す事例だと考えます。 時に神仏を脅し、駆け引きを凝らしてでも利益を得ようとした中世人の心性がよく表われていると思うのです。 それが「宗教全盛の時代」とされる中世を通じて繰り広げられたことの意味に注目すべきでしょう。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
歴史の一般書はわかりやすさ・読みやすさが生命線だと思っています。 それを考えると史料は現代語訳(意訳)がいちばんではないでしょうか。 検証したい人・勉強を深めたい人は筆者が依拠した史料集などに遡ればよいわけですし(きちんとした本はその辺の情報も明記されています)。
@yX3hO9ycHeJMdcn
史実の本多忠勝を世に広める会
2 years
古文書ガチ勢がいるとは···。 わからなくはないけど、新書なんだからそこを加味しないと(佐藤貴浩氏「奥州の龍 伊達政宗」のレビュー)
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@wasadamakoto
稙田誠
4 years
拙著『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥出版)が世に出たことによる思わぬ副産物がありました。 それは私の名字の正しい読み方が(一部界隈とはいえ)知られるようになったこと。 私の実感では「稙田」の正答率は1割以下かなぁと(^o^;)
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@wasadamakoto
稙田誠
3 years
思うところあって畑中章宏『廃仏毀釈』(ちくま新書)を再読中。そのタイミングで届いた『日本歴史』の「新刊寸評」で『廃仏毀釈』が紹介されており思わずニンマリ。 豊富な事例から廃仏毀釈の歴史に迫った同書に改めて光があたることを読者のひとりとして嬉しく思います。
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@wasadamakoto
稙田誠
2 years
「どうせ無理だなと思っていた」45歳で大学生になった相川七瀬、それでも学び直しを決めた理由(Yahoo!ニュース オリジナル Voice) #Yahoo ニュース 「幾つからでも学び直しはできる」 良い話ですね。 是非大学院へ進み、研究者への道を切り拓いてほしい( ´~`)
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@wasadamakoto
稙田誠
10 months
【正式決定】 1月27日(土)14時より研究発表をさせていただきます。 場所:別府大学33号館(別府大学附属博物館が入る建物) 題目:天正6年日向出兵再考―キリスト教的理想国にまつわる諸問題― ※事前予約無しでどなたでも参加できます(参加費用300円必要) お近くの方はどうぞ宜しくお願いいたします。
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@wasadamakoto
稙田誠
11 months
なかなか興味深いですね。 こうした異分野との共同研究はこれまでにも様々なされてきました。 今後も果敢な挑戦によって、日本史研究の裾野は拡がっていくのではないでしょうか。
@tottorimuseum
鳥取県立博物館
11 months
【鳥取県立博物館の学芸員、医師と論文発表】 秀吉のかゆ、大量に食べて急死!? 鳥取城の兵糧攻め後の死者、飢餓状態で起こる最古の症状か|山陰中央新報デジタル
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