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福尾匠

@tweetingtakumi

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哲学者、批評家。6/24『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』(河出書房新社)刊行、8/6『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(河出文庫)刊行。『群像』で「言葉と物」連載中。「哲学の店 フィロショピー」()店主。

横浜
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 months
博士論文を3年かけて書き直して、やっと刊行に至りました。哲学は何をするのか。論じる対象の価値から自身の意味を調達するのをやめるなら、哲学はいかにしておのれを意味づけられるのか、そのとき哲学は他者とどのように関わるのか。 『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
相模原障害者施設殺傷事件を発端に自身とご家族のこれまでを振り返った展覧会、「合流点」を開催した画家の佐々木健さんにインタビューした記事が公開されました。大変なボリュームですが美術と社会に関するとても重要なお話を伺えたのでぜひ多くの方に読んでもらいたいです。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
作り手は「最高だから見てね」と言い、受け手は「よすぎた(語彙力)」とか言うわけだ。そんなんなら黙ってればいいのに。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
本当に考えるべきは、(語彙力)みたいな「ついたて」がないと言葉を安心して使えないような状況のこと、つまり、いま感想を言うことはそれくらいリスキーだということ。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
26歳のときに出た、僕の最初の本が文庫化されました!ベルクソン入門から『シネマ』のハードコアまで一直線に走り抜ける本です。ぜひお手に取ってみてください。 眼がスクリーンになるとき: ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 (河出文庫 ふ 22-1)
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
美術館でいちばん嬉しい瞬間、ほとんどの場合ロッカーに荷物と上着を入れて身軽になった瞬間かもしれない。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
iPhoneからなんとなく流している音楽よりふと聞こえてきた吹奏楽の音階練習のほうが「響く」ことがあるのは、芸術にとって本質的なことだ。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
自分のことしか考えない→他人のことを自分ごととして考える→他人のことを他人のこととして考えるというステップがあるとして、ふたつめからみっつめへのジャンプはかなりタフだ。まさに村上春樹のいう「タフネス」はそういうことだと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
修行は人目に触れる場所でやるべし。出来るようになってからというのは、「本来の」自分を未来に取っておこうとする卑屈さだ。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
本が出ます!!! 『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』 河出書房新社より6/24発売予定。千葉雅也さんが推薦文をお寄せくださいました。リンクから概要・目次も見られます。 ぜひご予約をお願いします!!ドキドキしますね。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 months
8/6発売、文庫版『眼がスクリーンになるとき』の書影が出ました!! 五月女哲平さんによる単行本版の装画を金川晋吾さんが撮影し、『非美学』に引き続き須山悠里さんがデザインしています。追加収録の黒嵜想さん&山本浩貴さんとの鼎談もお楽しみに!!
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
クーラーが苦手な��で激烈に小さくなる上着を買った。透けるくらい薄い生地だけど十分しのげる。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
たとえば鬱っぽくなって家からぜんぜん出られなくなっても、一日ひとつ日記を書くことはできるという体を作っておくことはめちゃめちゃ助けになるのではないか。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
収納における「かゆいところに手が届く」感じのほとんど狂気じみた探求をしている山崎実業が、ついに神札ホルダーを販売している。収まりのいい神棚。こんまり的スピリチュアリズムの極点だ。 @amazonJP より
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@tweetingtakumi
福尾匠
25 days
僕にとってアーティストって、アイスコーヒーのグラスの水滴でストローの包装紙を濡らして手遊びする延長に制作があるような、ほっといても勝手に作るひとで、批評家はそれを見て勝手になんか言う。その二重の勝手さみたいなものを擁護したい。「勝手さ」は『眼がスク』巻末鼎談でもキーワードだった。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 months
ついに(!!!)新著の情報が出ました。 『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』 6/24、河出書房新社より、税込2,860円で刊行予定。 アマゾンと楽天ではすでに予約受付中。続報をお待ちください。緊張してきた……
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 years
告知出ました。 『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』 福尾匠 フィルムアート社、7月26日発売、予価2200円(税抜) 哲学において「見る」ことと「読む」ことをともに刷新する本になっていると思います。よろしくです。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 years
キングコングの西野が完全な悪人認定を逃れているのは、顔やバラエティ番組でのイジりによるのではなく亮廣と言う名前の読みにくさによると思う。西野亮とか、すらっとフルネームで呼べる名前だったらダメだったろう。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 months
「哲学の店 フィロショピー」というお店をひとりで始めました。哲学の売り方・数え方を実験する企画で、第一弾はドゥルーズ/フーコーの一冊の本のひとつの章だけを各6回の講義で解説する「1C1P」を行います。興味をもちそうな周りのひとにどしどし伝えてください。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
今日のイベントについてやりとりしていたら、平倉さんからこの写真が送られてきました……!!僕もぐちゃぐちゃにされそうです笑
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@DT_humanity
代官山 蔦屋書店 人文・文学・ビジネス
2 months
本日開催【イベント&オンライン配信(Zoom)】『非美学』(河出書房新社)刊行記念 福尾匠×平倉圭トークイベント 「眼を逸らさなければ書けない」 19時直前までお申し込み可能です。 会場も、オンラインも事前申し込みでアーカイブあり。
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@tweetingtakumi
福尾匠
21 days
僕はバディウやエリー・デューリングより東浩紀や千葉雅也のほうがずっと高度なことをやってると思うし (実践的展開も込みで)、それをちゃんと受け止めたうえでどう自分なりに書き換えるかということを『非美学』では試みた。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 month
柴崎友香、菊地成孔、東浩紀、千葉雅也、ベンヤミン、ドゥルーズ、フーコー。河出文庫から思考と感覚 (の距離)をめぐる僕の愛読書を選びました。こうして並べてみると『眼がスク』も『非美学』もここから来ているとよくわかる。引き続き書店さんからの選書セットのご注文お待ちしております。
@BOOKSRUHE
ブックスルーエ
1 month
『福尾匠選書フェア 思考と感覚のための河出文庫』開催中。『非美学』『眼がスクリーンになるとき』と続けて刊行の福尾匠さんの河出文庫選書フェアです。それぞれコメントのPOP付き。ドゥルーズやフーコーから柴崎友香さんまで様々です。2階にて。 #福尾匠 #河出文庫 #美学 #哲学 #吉祥寺
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@tweetingtakumi
福尾匠
7 months
文化って、嫌なことをすぐに嫌と気付けず、すぐに嫌と言えずに時間がかかるひとのためにあるものだと思っていて、これが嫌だろ、嫌だと思ったらすぐ言え、というのはやっぱり別のことのように思う。それがすぐ言えたら本を読んだり物を作ったりし��いで済むわけで。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
なんだこれ。僕が批判的な文脈で使った「キメラ」という言葉を、批判の内容にまったく言及せずに自分の態度表明として繰り返し使っている。アーティストとして書いたものだからということなのかもしれないけど、こんなのただのインチキですよ。人の言葉を何だと思ってるのか。
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@tweetingtakumi
福尾匠
30 days
東京書籍から刊行されている高校の国語教員向けの冊子に「長続きしないことについて」というエッセイを寄稿しました。全文公開されているのでぜひリンク先からご覧ください。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
現代美術は各媒体から毎月膨大なレビューが出てて、書き手はたくさんいるはずなのに批評という旗印を立ててやっているひとはすごく少ないし、「ものが言える」ひとがぜんぜんいなくて、アンダーテーブルの陰口でなんとなく棲み分けあっているという印象。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 months
なんとなんと!このたび拙著『眼がスクリーンになるとき』の文庫版が刊行されることとなり、その追加コンテンツの公開収録を行います。黒嵜想さん、いぬのせなか座山本浩貴さんと僕の3人で本書についてがっつりお話しします。5/15(水)、神保町PARAにて(配信あり)。ぜひ!!
@PARATOKYONORTH
PARA
6 months
「リテラリティ」とは何だったのか ー福尾匠『眼がスクリーンになるとき』文庫版追加コンテンツ公開収録 —————— 福尾匠、黒嵜想、山本浩貴 —————— 2024年5月15日(水)19:00〜 福尾匠著『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
研究の第一歩は、自分のもっている関心をどの固有名に寄りかからせればよいか発見し決心することだ。最終的な成果物のかたちとしてトピック先行の研究もないではないが、あくまで初歩は固有名による形式的限定のなかでどこまで潜れるかを磨くことだと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
横トリ、いままで見た過去2回よりぜんぜんよかったと思う。でも僕は近所に住んでいるから、こんなふうに多様性を「表象」しなくても、会場エリアのすぐ背後にあるイセザキモール、福富町、寿町にあるものを見るべきだとどうしても思ってしまう。
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@tweetingtakumi
福尾匠
25 days
キツい書き方になっちゃったけど、よく言われる「リサーチベースドアート」批判と似たような話です。アーティストは学知っぽさを、学者はアートっぽさをもらって花を持たせ合うのは欺瞞じゃないかと。
@rintarofuse
布施琳太郎
25 days
流石に言わせてください。「制作-キュレーション-批評のぼやっとした「クリエイティブ」な癒合への違和感」が「絵を描く昔気質の作家が割りを食う」と対比されるのは、何を見て言っているのですか?
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@tweetingtakumi
福尾匠
19 days
【9/16(月)19時−】『非美学』超解説配信! 福尾のYouTubeで『非美学』の解説配信を行います。聴き手として批評家の黒嵜想さん、分析哲学研究者の大畑浩志さんをお招きし、拙著の骨組みと広がりを共有できればと思います。ぜひご視聴ください!(協力:極セカイ研究所)
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
先日までブックファースト新宿店で行われていた選書フェア「日記も哲学もおなじ散文」に寄せた選書コメントを公開します。ぜんぶで12000字もありますが気になったタイトルだけでもチェックしてみてください。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
YouTubeを開くと、東大からハーバードに留学した「純ジャパ」がいかにして苦手な英語を克服したかという内容らしい動画のサムネイルがあって、しかもそれが文科省が作った動画で、とんでもないことになっているなと思った。国家主導の自己卑下としてのナショナリズム。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
「言葉と物——郵便的、置き配的」、『群像』7月号。よろしくです。 群像 2023年 07 月号 [雑誌]
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
存在してる!!! 非美学: ジル・ドゥルーズの言葉と物
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
僕は哲学まわりの人と美術まわりの人との付き合いが多いのだけど、同世代のそういう人らのあいだで、自分で書いたり作ったりするのを見せるのが本分なんだという前提が壊れ始めているような危機感がある。みんなキュレーター、みんなファシリテーター。
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@tweetingtakumi
福尾匠
8 months
マンガ、アニメは「考察」するもので、アートや哲学は「解説」するものだという語彙の棲み分けがあることに気がつく。ストーリーを引き出すコーパスが閉じられた民主的なゲームか、コーパスを呼び出す権威的なゲームか。「伏線」か「文脈」か。共通するのは貧しさだろうか。
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@tweetingtakumi
福尾匠
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あなたが「なんであんなやつが」と思うような人は、たいていあなたより量をこなしている。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
サブカル研究の学生の多くが東浩紀の「データベース消費」概念を使うのだが、そこにあった文明論的視座を無視して手軽に使うと安っぽい話になるし、使っておいて「萌え」はダメだから「推し」でいくんだというのは二重の搾取だ、と言ったが、大勢としてこういう研究は増えるだろう。文化論の横暴。
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@tweetingtakumi
福尾匠
7 months
「老害」という言葉がよくないのは、世代間対立を煽るからではなく、世代間対立を避ける口実としてはたらくからだ。
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@tweetingtakumi
福尾匠
5 months
僕は、哲学はいまや、認識論やら存在論やらのレベルで何かをいじくり回して新しいことを言ったり、哲学史なかであっちよりこっちが実はと言っても、何も変わらないだろうと思っている。そもそも君らは何をしているのかという問いに答えないと。
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@tweetingtakumi
福尾匠
5 months
『非美学』は哲学者と非哲学者が、あるいは芸術家と非芸術家が一緒にいることについての本だ。それをみんな哲学者だ、みんな芸術家だと言ったり、あるいは哲学も芸術と同じようにクリエイティブだと言って「非」を押し潰してしまうことなく、それでもそれぞれが創造的になるにはどうすればいいのか。
@tweetingtakumi
福尾匠
5 months
『非美学——ジル・ドゥルーズの言葉と物』、各オンライン書店で予約受付中です。ぜひ!
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@tweetingtakumi
福尾匠
20 days
今夜か明日にあらためてちゃんと告知しますが、今月16日 (月)の夜、福尾匠のYouTubeチャンネルから『非美学』超解説配信を行う予定です。お楽しみに!
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
ドライブ・マイ・カー、悟空的に言うとどれぇぶめぇかぁだな。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 years
画家の五月女哲平さんより、『眼がスクリーンになるとき』装画の原画をいただきました!!めちゃくちゃカッコいい…… 毎日眺める場所に飾ろう。これが家宝か。
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@tweetingtakumi
福尾匠
8 months
多様性とは、それぞれが言うべきことはそれぞれに少ないということだ(そしてそれはいいことだ)と思うんだけど、いま多様性は言うべきことを増やすことになっている。「言葉と物」の連載はこの「少なさ」を救う試みだと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
千葉さんの件、もうネットリンチ以外のなにものでもなくなっていると思うので、直接的な中傷でなくてもそれにかこつけて賢しらにひねったことを言うような段階ではないと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
蓮實重彦が新刊『ショットとは何か』で拙著『眼がスクリーンになるとき』に批判的に言及していて、それについて雑感を書きました。
@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
日記の続き #20
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@tweetingtakumi
福尾匠
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「読んで・見てもらえると喜びます」という飼い犬のような言い回しをよく見るようになった気がする。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
人文学における科学コミュニケーションの規則を定めるなら、僕は真っ先に「良心の呵責や劣等感をフックにすることを禁ずる」と書くだろう。これを善いあるいは美しいと思っているのは実は間違いなのかとか、専門知がそういう「実は」になったら学問はマナー講座と区別が付かなくなる。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
難しい本を読むには、わからないところでそのつど立ち止まるのではなく、未知数として頭に置きながら進む必要がある。その負荷が報酬に変わるだろうと書き手を信頼して読まないといけないということだ。この負荷と報酬(のリズム)という言い方は『非美学』ゲラを読んでくれたときの黒嵜さんのもの。
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@tweetingtakumi
福尾匠
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自分は哲学「だけ」をやってるなんて、ガキのたわごとだよな。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
作品の話が一切なくてびっくりした。 女性不在、男性中心の展示…「平成美術」に私が抱いた抵抗感:朝日新聞GLOBE+
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
僕は卒論ではブニュエル『欲望のあいまいな対象』の全ショットを映像と音声に分けて言葉で記述したし、修論では『シネマ』で注目する語彙のすべての用例を抜き出してプロットしたし、やっぱり研究は具体的な素材にいちばん近いところから始めるべしと思う。結局それがいろんなことに役立つし。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
テクニックやクオリティを直接上げるより、自分が抱える屈託が文章のどこにどう表れているか、何に寄りかかってそれを隠しているかということの自己チェック能力を養うほうが手っ取り早いと思う。どうやって? これじゃダメだと思うものを書かざるをえない状況に身を置くことによって。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
平倉圭さんとの対談のアーカイブが販売開始されました!写真のようにめちゃめちゃに読み込んだ読者 (しかも自分の師)を前にすることが、著者にとってどれくらい恐ろしいことなのかということが克明に記録されています笑。『非美学』の「実践性」についてこれ以上なく深く探る内容です。ぜひ!
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@DT_humanity
代官山 蔦屋書店 人文・文学・ビジネス
2 months
【アーカイブ販売】『非美学』(河出書房新社)刊行記念 福尾匠×平倉圭トークイベント「眼を逸らさなければ書けない」 7月31日(水)に開催されたトークイベントのアーカイブ配信視聴用申し込みページができました。 白熱の議論にぜひご注目ください。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 years
ウェブ版美術手帖に、原美術館で開催中のリー・キット個展の批評が掲載されました。「テーブルクロス・ピクチャープレーン」という題。美術批評って「文芸」の一形態としてすごく面白いなと思いながら書いた。 福尾匠評 リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」|美術手帖
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 months
小倉拓也さん、黒木秀房さんと共訳したアンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』が5/14刊行です。ぜひ。(某情報はあらためて告知するので見なかったことに……)
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
僕なりの日記の書き方をミニマルにまとめてみた。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
今後もし「プラットフォーム」を追われた右派が草の根レベルで個人サイトを作りまくって、左派が相変わらずSNSでハッシュタグ政治にかまけるとすれば、一体どちらが知的な態度なのか。分断は解散へと乗り越えられるべきだと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
7 years
だいぶ前につぶやいた気もするけど、子供っぽさとは行き来する年齢の幅の広さのことなのではないかと思っている。5歳児は2歳から30歳くらいまで行き来できるけど、15歳くらいになると12歳から18歳くらいまでしか行き来できなくなる。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 months
アンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』(小倉拓也+黒木��房+福尾匠訳、月曜社)が出来上がりました。発売は5/14。ぜひ!
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@tweetingtakumi
福尾匠
5 months
哲学は芸術から創造性を借り受け、芸術は哲学から理論を借り受けるという、横流しのシステムは欺瞞だ。哲学はそれ自体で創造的で、芸術はそれ自体で理論である。だからこそ哲学者は芸術から受け取ったものに報いるために、自分の領分で仕事をしないといけない。それが批評と呼ばれる。
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@tweetingtakumi
福尾匠
11 months
院生の授業でのアドバイスもだいたい同じことで、「まんべんなさ」こそ日記、レポート、論文問わず文章の敵だなと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
蛙化現象って、「哲学的ゾンビ」問題と一緒で、他者が疎遠で機械的なものに見えるのは、自分が疎遠で機械的になっていたこと(幽体離脱的な放心)への自覚から逃げるためのすり替え・投影によるのだと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
ジム・オルークが最近のインタビューでその戸惑いを語っていたが、ミュージシャンに限らず自分の作ったものを恥も外聞もなく最高だから見てくれと言う傾向は確かにあると思うし、僕も嫌だなと思う。文末に(語彙力)とか書くのの裏表だろう。
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@tweetingtakumi
福尾匠
8 months
いまもっとも不気味な、そしていま「写真」というものがどのようなものであるかをもっとも端的に示す写真だと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
河出文庫版『眼がスクリーンになるとき——ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』が出来上がりました!!黒嵜想さん、山本浩貴さん(いぬのせなか座)との鼎談が追加収録されています。8/6発売。ぜひお手に取ってみてください。
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@tweetingtakumi
福尾匠
11 months
「まんべんなさ」の何が危険かというと、まんべんなく書くと自分が何かを論じることへの「良心の呵責」が慰められること。そうして知識だけあって思考がないまんべんなさの空間・集団がニーチェの言う「畜群」として組織される。
@tweetingtakumi
福尾匠
11 months
院生の授業でのアドバイスもだいたい同じことで、「まんべんなさ」こそ日記、レポート、論文問わず文章の敵だなと思う。
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 years
千葉さんの件で感じたことをひとことだけ言うと、けしからんと叫ぶ層と、わかるけど誤解を招くよという層があり、より厄介かつ人をバカにしているのは後者だということ。誤解にはぶつかるなり無視するなりすればいいが、誤解されるようなことを言うとバカが勘違いするよと言っても永遠に話は進まない。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 years
書影&「はじめに」全文公開! 組版を含む全体のブックデザインは熊谷篤史さん、カバーの挿画は五月女哲平さん、そして帯文は千葉雅也さんによるものです。贅沢!! 発売まであと2週間。アマゾンでの予約も受付中です!
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@tweetingtakumi
福尾匠
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PARA神保町で開催される連続講義「東浩紀『存在論的、郵便的』を読む」の講師を務めます。全15コマ、1年かけて講読形式で本書を読みます。ぜひご参加ください。参加申し込みは4/1から(先着順最大20名)。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
深く読むことの神秘化 (そこに自分が至っていないという引け目)みたいなものって、読み方ではなく書き方の問題であることが多く、それ自体はわりと簡単なステップ (の反復)で解除できるものだと思う。しかしその簡単なことは案外言われない。深く読むという神秘が必要な人間もいるから。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
『群像』の連載「言葉と物」第1回の試し読みが公開されました。柄谷行人=交通空間と東浩紀=郵便空間におけるコミュニケーションの空間性を検討することと、現代の「置き配」化する空間の条件を浮かび上がらせることを並行させながら、いま書く/読むことの意味について考えています。
@gunzou_henshubu
群像
1 year
【試し読み】福尾匠による新連載「言葉と物」第一回「郵便的、置き配的」 #群像
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
作品は制作の結果ではない。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
べつに世代で連帯したいとは思わないが、僕の世代(感覚的には88–94年生まれくらい)はまだ本当にぜんぜんなんにもできていないと思っているので、すでに何かやった風の、後進の育成にも力を入れますみたいな感じの同世代の人を見ると苛立ってしまう。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 months
7/31、『非美学』刊行記念イベントとして代官山蔦屋書店で平倉圭さんとの対談を行います(配信あり)! イベントタイトルの「眼を逸らさなければ書けない」は、彼の仕事から受け取ったものを批判的に検討するなかで練り上げた、『非美学』の中心的なテーゼです。お楽しみに!
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
「現代アートは難しい」とかそういう話ですらなく、たんに複雑な力場がバックヤードにあって裏でなんとなく牽制しあっているだけという非常にせせこましい話で済んでしまうところがある。ここ6年くらい多少とも近くから見てきたからわかるけど、こんなの他所からみて何やってるかわかるわけがない。
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@tweetingtakumi
福尾匠
11 months
必読書リストなるもの、「必」の字のうしろに隠れて自分は頭を使いたくないと言っているだけなので真に受けなくてよい。基礎教養として知りたいのなら入門書や興味あるトピックについて現代の研究者が一般向けに書いたものを行き当たりばったりに読めばよい。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
昨今の殺伐とした言論状況(それはプロのものだけではない)は、「思ったことを言うことのリスクの民主化」と言えるだろう。そんなリスクはごく一部の状況のごく一部の話題にしかなかった。口に気をつけろよ、というメッセージだけが循環する。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 months
僕はよく「まず気になるのは」とかそういう言葉で段落を始める。これはロジカルなつながりより気になったから書くんだという切断、自分はそういうやつなんだという宣言であり、それでいいんだという自分への言い聞かせであり、こいつが何を気になっているか読者は気になるだろうという誘引でもある。
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@tweetingtakumi
福尾匠
6 years
ニック・ランドおよび新反動主義についての素晴らしいまとめが話題になっている。彼らの強烈な言葉に道徳的な意識とは別のところで惹かれるひとは案外多いのかもしれない。しかし同時に、文学の想像力はそうしたエネルギーをもすでにパロディにしつつある。読んでみてほしい↓
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 years
小説とか映画とかわかりやすく物語的な芸術じゃなくても、構造主義的な物語論はひととおり読んでおくといいと思う。物語内容/物語言説とか、視点/焦点化とか、そういう基本的な道具立てはいろんなジャンルの分析に役立つ。僕は表立ってやってないだけで、観ながら考えているのはわりとそういうこと。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
「サブカル」批判してハイカルチャーの時代が来るんならまだまあそんなこともあるかと思うけど、なんの時代ももう来ないのだ。
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@tweetingtakumi
福尾匠
25 days
あなたは哲学者だ!——いやいや、あなただってほとんどアーティストですよ!と言い合っているあいだに得をするのは哲学者でもアーティストでもない「イベンター」なんじゃないか。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 years
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@tweetingtakumi
福尾匠
4 months
なんか書けない、というときは、自分への期待のしかたからミスってる場合があるので、とにかく静かに平易な言葉を並べることだけに注力したほうがいい。内容や展開だって結局は文字が作るんだから。手前勝手な頭のなかのうじゃうじゃだって書く以上は文字でしかほぐせないんだから。
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@tweetingtakumi
福尾匠
2 months
『知の考古学』は、何をしたら何かを「言った」(謝罪、批判、誹謗、証明、約束、引用等々をした)ことになるのかという条件が、SNSやらAIやらボットやらでぐちゃぐちゃになっているいまこそ読まれるべき本だ。要はそのぐちゃぐちゃさこそが条件で、そこにどう分け入っていくかという話なのだが。
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@tweetingtakumi
福尾匠
1 year
愚かさbêtiseとは「思考することを知らない」ことであり、白痴idiotとは「知らないことを思考する」あるいは「知っているのに思考しない」ことであるとして、ポスト構造主義的な動物論(bêtiseは動物bêteの派生語)の向こうを張って白痴に賭ける、とするなら。
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@tweetingtakumi
福尾匠
3 months
吉村さま、ありがとうございます。著者の福尾と申します。実は吉村さまにはお礼申し上げたいことがございます。
@yoshimuramanman
吉村萬壱
3 months
福尾匠『非美学―ジル・ドゥルーズの言語と物』(河出書房新社)をお送りいただき、びっくり。あ、あ、有難うございます。見るからに本格的で凄いやつやん。哲学の蠅らしく、表面を這い回ってチューチューさせていただきます!
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@tweetingtakumi
福尾匠
25 days
コメントありがとうございます。ひとつにはそれは状況論的な認識がもとにあって、たとえば美術の領域での制作-キュレーション-批評のぼやっとした「クリエイティブ」な癒合への違和感に端を発する問題意識だと思います。その結果こつこつ絵を描く昔気質の作家が割りを食うような状況でもありますし。
@masayachiba
千葉雅也 Masaya Chiba
25 days
たとえば、福尾さんは、芸術家が、芸術制作において「哲学している」みたいな言い方がされることを却下し、芸術の創造性、哲学の創造性を分離して認めようとする。でも、それって、ぼやっとしてちゃダメなのかな、と僕などは思いました。
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