むろ
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経済学の研究者（主な分野は行動経済学・産業組織論・ミクロ経済学）。大阪大学で働いています。著書に『行動経済学』（日本評論社、2023）。
新潟→つくば→東京→米→独→大阪
Joined November 2009
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『行動経済学』が紙・Kindleともに発売されました。引用ツイート先のサポートページでは、本書の「はしがき」「目次」「第1章」のサンプルPDF、および本書の最後に付けた分野別文献一覧のExcelファイル版を公開しています。書籍本体と合わせてご活用頂ければ幸いです。(以下の返信ツイートは余談です)
室岡健志先生の『行動経済学』
いよいよ本日3/25発売！
多くの論文を発表し、最前線で活躍する著者が、現代の行動経済学の理論・実証・応用を体系的にまとめた一冊。ぜひご注目ください！
本書のサポートサイトでは立ち読みもできるのでお気軽に！
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これはヤバい。著名な心理学者達がトップジャーナルに出した論文が、生データの詳細な分析によりフェイクデータだと断定された。最後にある著者達の返答もそれぞれ読み応えがある。
アリエリーの実験やってみたらちょくちょく再現できなかったけど、これはマジでおでれえた
Evidence of Fraud in an Influential Field Experiment About Dishonesty
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「研究者として生きていくコツ」著者がどの分野の人かすら知らないが、めちゃくちゃ賛成できることが多い。後で自分の学生指導用のHPにもリンクを貼っておこう。
研究者として生きていくコツ
研究者として生きていくコツ. GitHub Gist: instantly share code, notes, and snippets.
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学部一年生向け入門ミクロの講義資料を公開しました。高校数学IIの微分を用いた経済分析、市場の失敗の概略、ゲーム理論入門、モラルハザードとインセンティブ設計、逆選択とシグナリングなどもあります。頑張れば高校生でも読めるかも。タイポの指摘やコメント等歓迎です。
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経済学PhD持ちが米国の有名テック企業に就活した場合： 具体的な給料（初任給で年収2500万円超）などもあるが、特に各企業において経済学PhDがどのような仕事をしているのかも述べている。非常に有益な情報。
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任期切れポスドク達を主人公とした、この小説めっちゃ面白い： 業界を知らないと分かりづらいネタもあるが、Q&Aへの対策、「若いのに頑張っている感・清潔感を出す」など、ホントそのとおりだと思う。
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アトピーのリスクが高い新生児を対象に、保湿剤を定期塗布するRCT。比較群が(何もしないではなく)プロペトの部分塗布にも関わらず、ここまで大きな違いが出ることに驚き。これは凄く役に立つ知見では。
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日本に移住してちょうど半年ほどだが、引っ越して一番ありがたいと感じているのは間違いなく保育園の質。少なくとも今通っている所は、ドイツでは想像すらできないほど手厚い保育を行なってくれている。
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自分はオリンピック開催自体への賛否自体はそれほど強い意見はありませんが、「オリンピックは開催したがパラリンピックは中止」には極めて強く反対です。この態度の違いは余りにも侮辱が過ぎます。どれだけ感染者数が増えたとしても、せめて「競技者への負担を最小限に抑えた延期」であるべきです。
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学部一年生向けの入門ミクロ、高校数学IIまでの微分を使った経済分析、市場の失敗、モラルハザードとインセンティブ設計、ゲーム理論入門、逆選択とシグナリングなどもカバーしているため、講義スライドを公開しようかと考え中。頑張れば高校生でも読めるだろうし、少しでも参考になれば良いのだが。
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科研費の直接経費から、研究代表者や共同研究者の教育・社会貢献をバイアウトすることが可能になるとのこと。詳細は以下HPにある。ポスドクが多い理系分野には凄い朗報なのでは。
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首都大の渡辺隆裕さんの入門ミクロ経済学講義資料： 非常に手の込んだ、かつ遊び心に富んだ素晴らしいスライド。いくつかの図は、自分の講義でも使いたいほど（コンタクトしようかなぁ）。
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「研究者として生きていくコツ」 すべての大学院生に、研究生活や就活で心が折れそうになる度に読み返してほしい内容。
研究者として生きていくコツ
研究者として生きていくコツ. GitHub Gist: instantly share code, notes, and snippets.
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妻から勧められた『理系女性のライフプラン』ほぼ読了。研究者のライフワークバランスについて非常に優れた本だったので、以下にまとめとコメントを。メインの話者はラボ実験の理系だが、大多数は経済学にも当てはまる。また、女性に限らず別居婚や子育ての基礎知識として男性にも強くおすすめ(1/N)
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説明すると、日本ではよく誤用されますが、一般に「学歴」とは「最終学位」を指します。特に欧州の官学では学部卒では（学校名に関わらず）交渉相手として低く見られてしまうことが良くあります。国際機関や国際協力に興味ある10代の方は、最低でも修士号は取るつもりで進学することを強く勧めます。
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Babcock et al. (2017 AER): 女性教員は男性教員に比べ、損な仕事を振られる可能性が高く、かつ損な仕事を引き受けてしまうという、仕事の割り振りの非均等性について実験した。ジェンダー系実験において自分が最も印象に残っている論文。備忘録を兼ねて。
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初めて書いた日本語記事を以下のHPに公開しました。昨年ノーベル経済学賞を受賞したセイラーが近年提唱している、「ナッジ」の説明およびその留意点を議論しています。最近の学術出版論文、また日本の事例・政策が関わるものからなるべく紹介するよう努めました：
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来学期に担当する「行動経済学」の参考文献リストをアップしました（リンク先はPDF）。大学院１年次で扱うレベルのゲーム理論を修めていることを前提として講義します。4/9（月曜３限）より講義開始予定です。聴講も大歓迎なので、興味のある方はぜひご参加ください。
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日経・経済図書文化賞を受賞しました。ご書評（by
@fohtake
さん）ありがとうございます。お世話になった先生方、本書にコメントをくださった多くの方々、編集者、そして家族にあらためて心からの感謝をささげます。
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経済学博士課程留学に関する基本的な情報をまとめたメモ。経済院留学に興味はあるが情報に接することの少ない人（≒東大経済院以外ではほぼ全ての人）は、まずこういったものを読んで基本的なシステムを理解するところがスタート。
1/N
I wrote a memo on the econ PhD application process based on my experience last year. I think prospective applicants - especially those outside of top schools - will find it useful. I only saw this from the supply side, so feel free to correct me!
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下松さんが中心（というかほぼ全部お一人）で作成された、差の差法(DID)をもとにした実証リサーチデザインの説明スライド（一部はトークなしでは理解し辛いかも）： 主に現職場の新M2以上向けだが、日経学会等でも発表価値のある内容に仕上がってる。流石としか言い様がない。
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来学期に開講予定の、（学部のミクロ経済学を学んできた人向け）コアミクロの講義スライドをすべて公開しました。大学院初級レベルの価格理論とインセンティブの理論をカバーしています。教育効果を高めるため、タイポの指摘・コメントなど大歓迎です！
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経済学者が如何に分野外の人に対し辛く当たったか、MIT開発経済を例としたまとめスレ。 ある分野・手法・人が自身の中で高く評価されないことと、それに払うべき礼儀・寛容はまるで別。特に経済学の一部で見られる、叩き潰す・拒絶がデフォルトの文化は心から良くないと思う。
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山根承子「ナッジ研究における諸課題—倫理的観点から—」
日本でよく見られるナッジの誤解・課題が分かりやすくまとまっています。とくに「ナッジは消費者に気付かれずにやるもの」と誤認しているような事業者・政策担当者におすすめです。
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消費者保護政策について知っている経済学者が極めて少ないこと、また消費者保護政策を経済学の視点からどう議論できるかについての和文が少ないこと（及び某賞受賞に伴う論文投稿の必要性）から、以下の和文概説論文を書きました。 些少でも世の中の役に立てば幸いです。
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前半は、50%-gain 50%-lossの数多ある実験結果と、Thaler&Rabin (2001 JEP)で紹介されている理論的基盤から、広義の損失回避的性向を疑う経済学者はもう殆どいないのでは。 後者は、例えば年金制度に関する以下の論文があります。
うっひーマジっすか。行動経済学は再現性皆無、カーネマン＆トヴァースキーもかなり悪質なチェリーピッキングしていて、鉄板と思われていた損失忌避すらかなり怪しく、ナッジなんて現実ではほとんど効かない！ うーん。アリエリの不正問題は知っていたが、こんな本丸まで揺らいでいるとは！
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経済学（系）の研究者を目指すことに関するツイートを見かけた。自分も何か書こうかと一瞬思ったが、以下のサイトの一番下の各リンク（特に「研究者として生きていくコツ」という最初のリンク）の劣化版にしかならないので自粛した。ぜひ最初のリンクだけでもご一読を。
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まとめると『任期切れのはずの現職学長が、学長任期を無期限に変更して再出馬。教職員内で得票数がより多かった対立候補には、学長決定5日前に突然「HP使用方法（？）についての検証委員会」が立ち上げられた』です。やばそうな雰囲気…。
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行動経済学の連載を始めました。初回は「携帯の２年縛り＆自動更新を導入例として、市場均衡・余剰・政策への応用」、「行動経済学とはなにではないのか」、「なぜ経済学に行動経済学が必要か」、「実験経済学との違い」、「近年の潮流」等について書いてます。コメント・フィードバック等大歓迎です。
『経済セミナー』10・11月号、本日発売です！
◉ここに注目！
#消費税増税 で注目が集まる #キャッシュレス決済。 #キャッシュレス化 の推進は私たちにどのような影響を及ぼすのか？ 経済学の視点から捉える。
［対談］キャッシュレス化は何を変えるのか？ #瀧俊雄 × #戸村肇
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カーネマンの追悼記事を執筆しました。ビジネスマン向けというよりは経済（および他の社会科学）学徒向けの内容になってしまっている気もしますが、ご笑覧いただけましたら幸いです。
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かなり気が早いですが、書籍情報が出ました： 興味を持っていただけましたら嬉しいです。（ただし、発売日・価格などはあくまで「予定」だそうです）
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経済学系の若手から、日本のアカデミア就活についてのツイートが散見されるので、一般公開できて重要そうな点を徒然と。(1)日経学会でJマークをつけて報告。やはりこれが最重要と思う。(2)応用計量経済学コンファレンス、ゲーム理論WSなど、自分の分野の大規模なWSで報告し、なるべく色々な人と話す。
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筑波大学の学長選考、学長任期の無期限化を決定など、とんでもないことになっている。 社会学類の卒業生として愛着もあるし、大学が少しでも良い方向に進むことを願うのみです。
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大学の経済理論を学ぶ上で高校数学の基礎は極めて重要だと思います。自分は高校の時に数3Cどころか数Bもまともに勉強しなかったため、数2B3Cの教科書ガイドを買い大学二年次の時に自習しました。他方で、基礎さえ分かるようになりさえすれば、後は通常の講義などでなんとかなる気もしなくもないです。
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【拡散希望】来週末発売の書籍『行動経済学』が出来上がりました。引用ツイートのリンク先にあるサポートページでは、本書の「はしがき」「目次」「第1章」のサンプルPDF、および本書の最後に付けた分野別文献一覧のExcelファイル版を先行公開しています。書籍本体と合わせてご活用頂ければ幸いです。
本日、出来上がりました！
室岡健志『行動経済学』。
同時に本書のサポートサイトもオープンしました。こちらから、「はしがき」「目次」「第1章」のサンプルもご覧いただけます。
発売は3月25日予定。ご予約受付中です。よろしくお願いします！！
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出版論文がRESのhighly cited research in 2018に選ばれた模様。地味に嬉しい。
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下の論文がEJにアクセプトされました！嬉しいです。
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来月４月から大阪大学の社会経済研究所に（学内）移籍の予定です。みなさま、引き続きよろしくお願いいたします。（若干フライングですが、移籍情報の有無に関連した事務コストが生じているのと、既に外にも情報が出つつあるため、ここでもご報告します）
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阪大社研に今井泰佑さんが着任されました。今年度は冬学期（週2コマ）に意思決定の理論と実験をカバーする大学院科目を開講するそうです。彼の着任は、阪大および日本の行動・実験経済学に関する素晴らしいニュースだと思います。
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一方で、日本に帰ってきて最も相対的に面倒になったことは、意思決定プロセスが曖昧な事だろうか。会議が多い・研究費申請や旅費精算などが大変、などは他国でもままあるが、この曖昧さのためによく分からん仕事・その立場の人がすべきでない仕事が降ってくるのは、日本の大学が相対的に多いと感じる。
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来年度コアミクロの最終回で紹介する予定のスライドを公開しました： 題して『スライド10枚でわかる、モラルハザードと逆選択をフィールド実験で実証する方法（Karlan-Zinman 2009 ECTA）』。教育効果を高めるため、タイポの指摘・コメント・提案など大歓迎です。
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某原稿の確認中に目に止まったので、森口千���さんの「女性経済学者を訪ねて」インタビューを改めて読んだが、再読にも関わらず感銘を受けた。なんというか、読んでる側も元気が出る感じ。全方位に向けて強くおすすめです！
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実験経済家が語る経済理論と、行動経済理論家が語る実験という以下の２つのスライドは、(どの程度同意するかは別にして)全ての実験経済または行動経済学徒に読んでほしい:
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なんか見たので以下の記事を再掲。研究者志望だけでなく広い年代で読んでほしい内容。『健康第一です』『才能の差は厳然としてあるのですが[...]本当に素晴らしい才能を持つ人はごくわずかで、後は(長時間がんばるという意味ではない)努力でなんとかなるレベルだと思います』
研究者として生きていくコツ
研究者として生きていくコツ. GitHub Gist: instantly share code, notes, and snippets.
gist.github.com
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大学学費について、これは非常によく書けている説明だと個人的に思う。広報含め二重三重のチェックがあったのはほぼ間違いないだろう。政府発表や専門家会議も、このくらいの言葉の使い方をしてもらえないものか。
早稲田大学の学費に関する考え方について Waseda University’s Policy on Tuition – 早稲田大学
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新作WPを公開しました。"自尊心"に関する新たな行動経済学（＆社会心理学）の理論を構築し、労働（とくに求職活動）・教育・家庭内暴力等への含意を議論しています。野心作です。
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ランクの低いジャーナルへの出版があること自体が、経済学者間の評判に負の影響を与えることを実験した論文： ツッコミ所はあるが、それでも実際に結果として見せられると唸ってしまう。
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この「直近1-3年程のtop 5 paperを全てカバーする」という学習法、分野のトレンド・書き方・手法などを常にアップデートできるため、どの年代のどの分野の人にも強くお勧めします。
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（終）日本の保育園事情は、アメリカやドイツのそれに比べ平均的には制度・質ともに良いと思う（もし需要があるならドイツの保育園事情の大変さを書きます）。幼年期保育は労働コストが多大なため、少なくとも両親共にフルタイム正社員なら、保育費が月10万円してもそれは適正価格だと思うのだが。
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週刊ダイヤモンドの2023年ベスト経済書で、『行動経済学』が第1位になりました。多くの方々から評価いただき嬉しい限りです。あらためて感謝いたします。
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昨年RESにアクセプトされた論文がようやく出版されました。アクセプトから出版までちょうど１年くらい。
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日本経済学会、メンタリングや若手・女性セッションも重要ではあるが、最優先すべきなのはアウトリーチ（特に日本全国の学部生・修士学生等）ではという話が、Zoom飲みの最中に出た。どうせ秋もオンラインなのだから、企画セッションだけでも（事前登録の上）無料外部公開すれば良いのでは。
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オハイオステイトのPJ Healyが書いた、（トップ校以外向けの）経済学博士課程の過ごし方アドバイス： 完全に同意はしないが、現状を鑑みると強く共感できる内容。日本だとD1＝Year 2として、博士後期の４年間でこれの達成を目指すことになるか？
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アウトリーチ企画「経済学を知ろう」、無事に終わってほっとしました。760人以上の方々にご参加頂きました。私は裏方に徹していましたが、
@tetteresearch
さんに経緯を晒されたこともあり、蛇足ですが（今後類似の企画を行う際に役立ちそうな）裏話をこのツイートへの返信の形で少し書いていきます。
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【拡散希望】日本経済学会協力の一般向け無料オンライン企画、第2期登録が始まりました。既に1000人を超える方々にご登録いただいておりますが、3000人のウェビナーアカウントを確保したので空きはまだ十分あります。ぜひお気軽にご参加ください。
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ただ、最後までニュースを聞いて思ったこと。 i)ナッジ自体は、実は経済学というより（人の認知・心理まで広く含めた）人間工学のようなものに近い。ii)ナッジ以外にも、重要な行動経済学の分野は沢山ある。iii)何より、ピグー補助金等の古典的な政策が、ナッジの実施により後回しになってはならない。
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ドイツにおいて、コロナ問題の経済学分析を世界中から集めたサイトを作っています 日本の組織で本サイトに追加できるページがある場合、ぜひ教えてほしいと連絡を受けました（日本語でも問題ないそうです）。ご存知の方は、明日夕方までに私にご連絡頂けましたら幸いです。
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この学長選考は明日なのだが、特定の候補に対し検証委員会が立ち上げられるため、適格性に疑問がつき、結果として自動的に次期学長が決まるのでは、という話が流れてきた。以下のHPに一部アップデートあり。
筑波大学の学長選考、学長任期の無期限化を決定など、とんでもないことになっている。 社会学類の卒業生として愛着もあるし、大学が少しでも良い方向に進むことを願うのみです。
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経済セミナーに連載している『行動経済学』の第1回原稿PDFを、編集部の許可を得た上で公開しました。第2回は経済セミナーの今月号に収録されていますので、興味をもたれた方はぜひ現在発売中の号も手に取ってみてください。
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【宣伝】日本経済新聞の「やさしい経済学」に、今日から全8回で連載します（リンク先はオンライン版です）：
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マックスプランク研究所所長の小松さんの日本語キャリアパスセミナーのスライド: めちゃ面白いし、為にもなると思う。経済学にも9割方そのまま当てはまる感じ(有意に違うのは、論文印刷して配ることの推奨と、なぜ海外？のページくらいか)。
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累積プロスペクト理論（およびrank dependentな確率加重一般）をテストしたエコノメトリカの論文 、その批判論文 に対するレスポンスの長さが50頁超… 確率加重の推定・理解についてベストな教材となりつつある。
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自分の理解で言い換えると、「ある理論が実験で再現されずとも、その理論には公理に基づく規範的な意味があるため、(行動の予測とは全く別に)厚生評価などでのベンチマークとして役に立つ」というロジックが、他分野の方々に伝わってないのではと思う。
ご視聴ありがとうございます。確かに、経済学の（科学）方法論は、実は他の社会科学と比べても特殊なものだと思います。（公理に基づく）数学的なモデルによる分析手法が異様に発展してきたためでもあると思います。それが、実験が経済学内部で長く受け入れらなかった遠因の一つでもあると思います。
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今朝のツイートに反応してくださった皆様、あらためてありがとうございます。思えば社会学類の卒論でbelief-basedの社会的選好の理論をいじり始めた頃から、「新たな行動経済理論の論文」を出せたら嬉しいなとなんとなく思い続けてきましたが、15年越しにこの目標が叶いました。嬉しいです。
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良く質問されるのだが、学部初級レベルで行動経済学の理論面をカバーした教科書について聞かれたら、自分はこの本を勧めている。文庫なので値段も手頃だし、2003年でこの内容を本にまとめているのは凄いと思う。
dualityとは別に、先日改めて紹介して頂いた、多田洋介『行動経済学入門 (日経文庫) 』を買った。元の単行本2003年刊ですっかりどんな内容化忘れていたが、わりと硬派にしっかり解説されているのと、なにより参考文献リストがしっかりしていて驚いた。これは嬉しい。
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5歳児がお風呂でお悩み相談室を開いた。36歳「仕事がたくさんあって、うまく出来ずに悩んでます」5歳「大切なのは、お迎えに早く来ることと、お金を沢山もらうことと、娘に朝焼けを見せること」「友達とか先生とかにできることを、一つでも二つでもやらせて、その間にお迎えに来ればいいんだよ」慧眼。
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これは心から同意する。補足としてただ一点、何らかの形で研究は続けていかないと、一定水準以上の「教育」もできなくなってくる。そのため、年代に依らず最低限の研究時間を確保できることも非常に重要だと思う。
「論文を出していない教授は定年前に首にしてよい」となれば、誰も教育や学内業務などやらなくなる。若くて勢いの��る教員が研究成果を出すためには、それ以外のことを確実にこなすベテラン教員が後ろで支える必要があるのに、彼らをクビにして若手教員に多数の授業や会議をさせるのが良いとは思えない
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重版が決まりました、多くの方々に手にとっていただき本当に嬉しいです。正誤情報・補足説明や文献エクセルファイルなど、サポートサイトにも力を入れておりますので、ぜひご活用いただければ幸いです。
2023年3月に刊行した室岡健志／著『行動経済学』
おかげをもちまして増刷が決まりました！（2刷になります！）
皆さまのご支援、誠にありがとうございます
書評も複数頂きました
ぜひ引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします
サポート情報等はリプ欄で！
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東大生にビビっていた僕（修士のみ東大経済）でも、海外留学したり博士号取れたりはしています。自分が研究に向いているかどうかは不確実でも、経済学の勉強が好き＆ある程度以上出来るのなら、とりあえず（東大経済に限らず）修士に入って試してみるのでも良いんじゃないかなと個人的には思ってます。
質問者様はまだ学部にも入っていないみたいなので、ご自身のパフォーマンスがどの水準になるのかまだ判定はできないかと思いますが、東大生程度にビビるぐらいなら博士課程には進まないほうがいいです。学部で有名大…
続きは質問箱へ
#Peing
#質問箱
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特に分野外の人と話すとき、以下は非常に重要だと思う。「研究なんて何の役にも立たない・役に立たなくてよい」と嘯いている研究者は、これを読んで自分が負の外部性を撒いていることに気付いてほしい（まあ、そういう人は主に身内の中で自嘲してる感じですが）。
近藤滋先生の「研究費をばら撒け、と言ってはいけない理由」 私の「人文学・社会科学の社会的支持を向上させるために」も合わせてお読みいただければ。
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（緩募）来年春に発売予定の拙著『行動経済学』ですが、来年４月以降の講義・ゼミ使用をご検討くださる教員の方へサンプルとして一部の章をお渡しします。興味のある教員はお気軽に以下のフォームよりお気軽にお申し込みください。折り返し、メールにてご連絡申し上げます。
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自身の学術論文(JPE刊)に基づいた、「企業と産業組織の経済学」の実証分析入門を一般（非経済学者）向けに説明した動画。リンクからスライドも手に入る。圧倒的な分かり易さと創造性（および所々に忍ばせているブラックユーモア）は流石としか言い様がない。全方位に向かっておすすめ。
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経済学博士課程で研究を始める際のアドバイス。学生に紹介しよう。
we often under-teach the process (vs the techniques) of doing research. here is how I currently advise my PhD students. work in progress.
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経済学の英文査読誌に載せるまでのプロセスを書いたポスト。院生などにとても有益だと思います。
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日本学術振興会の特別研究員（DC,PD,RPD,SPD,CPD）、海外特別研究員（一般,RRA）に採用されている女性研究者へ、産休に準ずる制度が導入されるとのこと。科研費（研究活動スタート支援）の産育休による応募や特別研究員の時短制度の導入も。これは素晴らしい制度改革！
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あ、小島さん移籍の話、もうオープンにして良かったのか。しかし安虎さん達の移籍や神取先生の定年延長などと合わせ、これで東大経済は土俵際でうっちゃった感がある。うちもあと一踏ん張りせねば。
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似たことを考えて公開可能な講義資料を以下にポストしているのですが、講義スライドに対するフィードバックを受けたことは殆どありません（なぜか参考文献へは結構あります）。なにかありましたらぜひ！
修士と学部上級向けの授業はタイプしたノートがだんだん出来てきたので、もし人の役に立ちそうなら時間をかけてきちんとまとめてからWebに置いてもいいのかもしれないけれど、果たして時間をかける価値があるほど需要があるのかどうか。。。
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vi) 政策について1：彼の政策への議論として一番有名なのはNudgeですが、個人的にはSMarT (2004 JPE)にもっと焦点が当っても良いと思います。行動経済学で知られていた知見を用い、如何に人々に退職後の貯蓄を促せるか目的とした貯蓄プログラムを現実に実施した論文です。
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この意味で、日本の経済学系博士院生および若手が大学間の垣根を超えて学べるようにと、常に主張し続けている。例えば関西の大学が全て共同すれば、北米top何十レベルのフィールドコース提供は大抵の分野で可能なはず。
近い分野、似たスタイルの先達を探すのは、そもそも研究者の数が少ない日本だと特に大変な気がする。そういう人は学外にいる事もあるけど、共同研究がたまたま始まったり、何かと面談を厚かましくお願いしたりして、何とかここまでやって来たというのが個人的体験ではある。
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あと、第一線のミクロ経済学者数名から「行動経済と聞いたからゆるゆるな感じを予期したが、がっつり均衡を解いていて驚いた」とのコメントを頂き、普及の必要性について感じました。今回に限らず、サーベイ多めの研究報告も喜んで致します。行動経済理論に興味が出た際はお気軽にお声かけください。
DC Confの報告、どうやら楽しんで頂けたようで良かったです。スライドをアップしようか考えましたが、このトピックはトーク（で話した現実例・体験例）と合わせないと面白さが半減すると思い、やめておきます。もしご参加頂いた中で全スライドを見たい方がおりましたら、お気軽にメールください。
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学生やマスコミ等が真面目に受け取ると良くないのできちんと述べておくと、他の２つについては自分は良く知りませんが、「日本の経済学者を全員足し」たら流石にChetty一人よりは研究論文の量はもちろん質の総量(が定義できたとして)も上回るのではと個人的には強く思います。
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EJにアクセプトされた論文がweb上に出ました！下記ポストのリプライに本研究の内容が簡潔にまとめられています。
Forthcoming in EJ: ‘Informal Incentives and Labour Markets’ by Matthias Fahn, Takeshi Murooka
@FahnMatthias
@RoyalEconSoc
@OUPEconomics
#EconTwitter
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一言でまとめると「大学には健全な競争が必要で、かつ総予算はこれ以上増やせない」。この主張自体は反対ではないが、この記事を通して、オープンイノベーションとかグローバル研究とかモラルハザードとかの各用語の意味を分かってないorよく考えてない感じが満載。
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経済学における、（とくに若手の）研究ネタ選択に関する一連のツイート。「経験が浅い人は、概して研究ネタは自分が使える時間に比して希少だと考えるが、経験を積んだ人は全く逆に考える」、自分も博士取得後1-2年までは前者のように考えていたが、今は全く逆なので、痛いほど刺さる。必読。
Thoughts on learning to "fail fast" in research. When you have a new idea, and the project is worthwhile only if P, then you need to check P first, not last. Examples: 1. You can only establish causality with a certain kind of data. 🧵
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シグナリングとしてのリーダーシップの影響をマルチタスク環境下で分析した論文について、JEBOから改訂要求を頂きました。このプロジェクトはかれこれ2015年からですが、出版先が決まりそうで本当に良かったです。
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iv) 行動経済学の認知1：彼を語る上で、1987年からJournal of Economic Perspectivesで連載された"Anomalies"は欠かせません。この連載により、行動経済学が（まだ異端だと思われていたにせよ）経済学の一分野として広く認知されたそうです。
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直前の宣伝になりますが、3/22(金)に横浜国立大学で行動経済学の連続講義を行います。概説、行動ゲーム理論、行動経済学と公共政策、が主な内容です(学部中級レベルのゲーム理論の知識を前提とします)。外部からの参加歓迎、ただし(特に懇親会は)事前連絡必須だそうです:
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労働市場と関係的契約の論文がEJから改訂要求を頂きました。かなり重い要求ですが、掲載まで持っていけるよう頑張りたいです。
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