山女弁（低山満喫中）
@knyrk00
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元検察官、現弁護士。湊かなえの山女日記が好き。ここでの議論は好まないため、コメントにお返事ができないこともあります。
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離婚経験ありという私の経歴を見て相談を決意した、と話してくださる方がちらほらいらっしゃいます。そのお気持ちはとてもよく分かります。私がそうでした。
こんな形で、人生のどん底の経験が誰かのお役に立つことになるなんて、当時は露ほども考えていませんでした。ありがたいです。
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本を気兼ねなく買える（経費で落とせる。）。
弁護士になって一番良かったのは、もしかしたらこれかもしれない。
積読ないし読みかけがいっぱいあることについては、いったん目をつぶる。
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接続助詞の「が」は使わないようにと指導されたことがあります。無意識に使ったときは大抵、順接と逆接のどちらなのかが意識できていないとき。
順接なら「ところ」等、逆接なら「ものの」に置き換えてみて繋がらないなら、「が」の手前で文を区切って接続詞をつける等、文の流れを整えることを意識。
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弁護士になって間もない頃、先輩弁護士に、「この仕事は勝ち過ぎてはいけない」という言葉を教えてもらいました。
年月を重ねるにつれ、その言葉の重み、深み、裏側を感じます。
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弁護士になった直後、「寄り添います」がちまたに溢れていることに気づき、違和感を覚えました。
私が離婚当事者だったときに専門家に求めていたことは、寄り添いではなく、こんがらがった問題を解きほぐし、ゴールの作り方を複数提示し、どれを選べばよいかの判断の下地を作ってもらうことでした。
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被疑者国選て、接見に行けば行くほど報酬に反映されるんでしょ。
こちらは何回取調べを重ねても決まった月収ですよ。
と思っていました。
ごめんなさい。
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検察官の頃、語尾を意識することを学びました。
「思う」なのか「考える」なのか、「である」なのか「だろう」なのか。
ちょっとしたことですが、これを意識すると、考えや言いたいことが頭の中で整理され、明確になると考えています。
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弁護士になった直後は、弁護士費用は高いというのが正直な感想でした。
4年目に突入して思うのは、オーダーメイドだし精神的負担も大きいし、何より弁護士1人が働くために事務員の生活も守らないといけないし、全く高くない。
今は自分を安く売ってはいけないと戒めています。
代わりに全力を尽くす。
数万円だろうが数十万円だろうが依頼者にとっては高いというのはその通りなわけで、どうせ高いと思われるのであれば我らは無駄に値下げをしてはいけないと思う。値下げしても依頼者は高いと思うのに弁護士の主観的には安く受けた感があり両方とも不幸。単価減は利益を直撃するし。
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【離婚ブログ更新】
約６年間、面会交流を定める審判に反し任意の面会交流を実施しなかった事案で、別居親に対する慰謝料１２０万円の支払義務が認められた
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検察官になって間もない頃、被疑者から「口調が気に入らない（ので話したくない）」と指摘されたことがあります。検察官としての地位に奢っていたのだと思います。
それからは、相手が誰であれ、話題が何であれ、人に気持ちよく話してもらうにはどうすればよいかを気にかけるようにしています。
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検察官の頃、総花的主張はやめろ、言葉（表現技法）ではなく事実で勝負しろと口酸っぱく言われていましたが、これらは弁護士にも当てはまると考えます。
一方で、できるだけ多くを主張したい依頼者満足との調整も必要であり、ここが弁護士の難しいところ、かつ腕の見せどころなのだと感じています。
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検察官の頃、決裁資料を上げたところ、上司から鉛筆で多数の書き込みがされた状態で戻され、その上司は相当に頭がキレるものの悪筆で、まさか「読めません。」とは恐れ多くて言えず、立会事務官とウンウン頭を捻りながら解読した。
頭が良すぎると手の動きがついてこず悪筆になるとかならないとか。
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退官するとき、法テラスへの出向経験のある大先輩から、弁護士になったら是非法テラスでの仕事もしてくださいと言われたけれど、あれは、出向した（給与保証のある）公務員だから言えた言葉なのだと、今なら分かる。
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私が修習生だった頃、無料法律相談はここまで広がっていたのでしょうか。あまり記憶がない。
転職後、無料がデフォルトになっていて驚いた。
プロとして必死にこれまで積み上げてきた&新たに身につけたものを、当然のように無料で差し出すことを求められることに、心の狭い私は納得がいきませんでした
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弁護士になって驚いたことその６。
判決日に出廷しない。
検察官にとって判決日は通知表の交付日のようなもの。争いのある事案のときは「主文」の声に「トクン」と心臓が鳴り、求刑とかけ離れた判決のときは心臓をバクバクさせながらも平然を装い、震えそうな手で判決理由をメモしていました。
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昨日なぜあんなに疲れたのか思い返してみると、確かに忙しかったけど、密室で、刑事の依頼人に怒鳴られ続けたことが主因だなと（詳細割愛）。
その場ででき得る限りの対応はしたけれど、遅効性の薬のようにじわじわとくる。
あれを逃げ場のない取調べで連日されたら、なるほど、それは壊れてしまう。
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ある種の刑事弁護人は、365日それを専門的にやってるんだから、公判部で公判を１、２年かじった程度でまともに太刀打ちできると思うな、
ということを、公判部にいたときの上司に言われたことがあります。
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自分がした質問の意図とかけ離れた回答が相手からでてきたとき、「いや、そうじゃなくて。」ではなく、「私の質問の仕方がよくなかった。うまく伝えられなかった。」を枕詞にしてから少し角度を変えて質問すると、相手も気持ちよく答えてくれる。
取調べで学んだこと。
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私は公務員から自営になり、最初は業務委託（月々の定額の入金あり）から始めたものの気づけば経営者になっていて、その間、常に感じていることは、弁護士含め自営業ってすごいなぁということ。
自分の食い扶持を自分で稼ぎ、かつ従業員も養う。
今年も無事1年を終えることができてよかったです。
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【離婚ブログ更新】
面会交流に関し、母（同居親）の父に対する悪感情やそれに伴う心身の不調は、父子の直接交流を禁止する事由とはならず、過去の直接交流の実績や子が父を慕う状況等を重視し直接交流を認めた事例
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検察官の頃、研修で、私が実施した取調べの録音録画を皆で観たことがあり、そのとき研修員から口々に滑舌がいいと言われ、私も自分の滑舌のあまりの良さに驚いたことがある。
この頃、「君もアナウンサーになれる！」的な本を片手に、官舎の壁に向かって朝晩、あえいうえおあおとやっていた。
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事実認定が争点となりそうな事案では、詳細な時系列をエクセルで作成します。
誰がいつ（どこで）何をしたのか、証拠は何か。メールのように時分まで特定できるものはそれも記載。記載は事実のみ、評価や推測は記載しません。
そのうちふっと事案の筋が見えてきたなら、あとは丁寧に構成するのみです。
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私は、40を超えて転職なんていろいろ大変過ぎると思い、ある意味焦って転職したけど、40を超えても新しいこと含め、結構やれる。
20代に比べれば諸々劣っているのだろうけど、徐々に劣ってきているのが今なので、本人は案外気付かない。傷つかない。
私、意外とやれるじゃんという方に目が向く。
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検察官の仕事は最後は孤独で辛い。
だからこそ楽しそうに仕事をしなければいけない。
あなたは全然楽しそうじゃない。
任官数年目、仕事に忙殺されていた頃に上司からかけられたこの言葉は、自分の仕事のあり方を考えるときに必ず思い出す言葉です。
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私は手厚い指導を受けた方だと思うものの、1から10まで座学で流し込まれたのではなく、上司に書面を提出したら原型を留めないほどに修正されたり、激詰めされたり、関係者に怒られたり、他人のミスを共有してもらえる機会を与えられたり、そういうのを丸っと含めて「指導を受けた」というように思う。
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任官2年目のとき、異動時に役立つからとの先輩の勧めで、全裁判官と全検察官の顔写真と経歴が載った便覧２冊を、3万円台くらいで買ったのだけど、重いし場所取るし、かと言って軽々に捨てられないしシュレッダーは手間だし、どうしたものか悩んでいる。
なお、その数年後に買い直したので、計４冊。
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ロマンス詐欺の相談を、弁護士になってから初めて受けることになったとき、高額回収実績を謳う他事務所のHPを見て、回収可能性がないというのは実は弁護士としての経験不足の自分の思い込みではと思い相談前に色々調べた結果、どうやっても回収は難しく加害者の特定も無理という最初の結論に戻った
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自分自身が離婚をする前は、離婚＝負のイメージが強くありました。
でも、自分が離婚を経験し、また、他の方の離婚をお手伝いする中で、離婚は人生の中の１つの過程に過ぎず、むしろ自分にとって本当に必要なものを考え抜き、選び取るよいイベントなのではないかと感じています。
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Ｗｅｂサイトを作ってみたいという好奇心もあり、離婚に関するサイトを作ってみました。自身の勉強も兼ねて、離婚に関する裁判例・審判例を更新していく予定です。よければ覗いてみてください。
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弁護士になって驚いたことその５。
移動が多い！
裁判所は検察庁の隣にあったし、なければ送迎バスが出ていたし、話を聞かせてほしい人にはたいてい来ていただけたし、恵まれていたことをあらためて実感。
時間は取られますが健康にはよさそうです。
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検察3年目の頃、被疑者調べのとき、「話し方が（上から目線で）気に食わないから話さない。」と言われたことは、（確かこちらで）既報告のとおり。
そこから試行錯誤し、しばらくした後に別の被疑者に「青木さやかみたい（で話しやすい）」と言われたことは、何気に自分の中で自信の元になっています。
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同様の文脈で、謝罪文は地雷になりやすい要注意アイテムと考えています。謝罪から始まったはずがいつの間にか被疑者被告人の身の上話になっていて、被害者側は一体何を読まされているのかという気持ちになります。
いまだかつて被害者からの合格点をもらった謝罪文は見たことがありません。
一番多い失敗の1つは、被告人側の事情を並べて示談する気が微妙な被害者の説得を試みることである。被告人側の諸事情は量刑の理由にはなるが、被害者説得の材料には基本的にはならない。
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弁護士になって、他者が発する感情との距離が近くなった気がする。
検察の頃は、私の前に来る前に親族や警察を経由するので、ある程度希釈されていたのだと思う。
今は、新鮮で活きがよく、純度の高い感情が、自分目がけて直接ぶつかってくるので、最初の頃は、おおぅっとなっていた（ことは内緒
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退官を決めた理由の１つは、いつも頭の同じところを使っているような気がし始めたから。
今は、いつも頭の色んなところをつつきすぎて、至る所から発火しそうな感じ。
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不貞慰謝料につき、当方の主張を相当受け入れた判決を頂きました。
100以上の類似裁判例から判断要素を抽出し、依頼人から提供された資料から事実を拾い尽くし、これらを適切に構成して主張立証した結果であると、手前味噌ながら考えています。
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交通事故の被害者が相手の厳罰を望むとき、その理由として、事故後の対応に誠意が感じられないことが挙げられることがあります。
ただ実際には、相手も謝罪したいと思いながらも保険会社から接触を禁じられ、どうしていいか分からないまま日が経っていったというケースも多くあります。
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今日は刑事弁護の法廷でした。
法廷にはもう何度も立っているにもかかわらず、いまだに緊張し、自白で争いのない事件であっても、目元や手などが小刻みに震えることもあります。
でも、この緊張感がなくなったら終わりなのだろうと、なんとなく思っています。
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公務員から自営になり、手に入るお金は増え、他方で、出すお金（これまで源泉徴収されていたものを含む）も増えた。
純粋な余暇は減った。
休業補償と退職金はなくなった。
それでも公務員に戻りたいかと言うと。
ただ、あの強烈な収入保証はときどき恋しい。
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WLB.
かつて公判部にいたときは、毎週金曜の午前零時過ぎの夜食に、CoCo壱で漫画を読みながらカレーを食べるか、行きつけの中華料理店で海鮮ラーメンを食べるかを決めるのが、密かな楽しみでした。
今は、胃袋事情その他の理由により、やりたくてもできない。
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まだ業務委託弁護士だった頃、「経営者は孤独」という言葉を聞いても、それはそうでしょうねくらいの理解力でした。
今なら分かる。経営者は孤独。もっと言うと不安。この不安はいつか解消するのだろうかという思いを頭の片隅に追いやり、目の前の仕事に懸命に取り組む。
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実は私、今日が誕生日です。
毎年４月１日になると、そこかしこで嘘が呟かれるのを目にしては、嘘が溢れる日に誕生日を迎えていることになんとも言えない気持ちになります。
（全部ほんと）
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検察の頃に受けた何かの研修で、
あなたの話を聞くために時間を割いたために、その人が親の死に目に立ち会えなくなるかもしれない
という考え方を知りました。
人に話を聞いてもらうことはその人から時間を頂いていることなのだと考えるようになり、不要な言葉を重ねないことを意識しています。
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検察庁で交通事故を扱う中でどうしても自分に合わなかったのは、人の死という事実を横目に見ながら、刑事責任を問えるかを数字で、仮定も交えて検討せざるを得なかったこと。
何メートル前からなら見えたはず、そのときの時速と制動距離は一般的にはこれくらい、など。
そこに当事者の個性はない。
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離婚事件、好きなのよね。
最初は、算定表の２万の幅しかり、かっちりした規範、基準がないことに居心地の悪さを感じた。
でも、学べば学ぶほど、それはむしろバッファであり、弁護士の腕が試される部分であり、公平の観点から金太郎飴みたいな処理をすべき検察とは大きく違うと気付いた。
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退官するか迷っていたとき、ローで交付された皆の自己紹介をまとめた冊子がポロリと出てきて、自分のページに「ヤメ検になる」と書かれていたのを見て、ああそうだった、と納得した。
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弁護士になったら洒落たかばんを持って颯爽と歩くんだ、と思っていた時期もあった。
最近は、登山リュックで出勤することがちょこちょこ増えた。
資料を、データよりも紙で持ち歩いた方が便利な類型が、いくつかあるんだ。。。
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私はもともと、自分の文章や発言が分かりにくい、相手に伝わりにくいと認識していました。
何を言っているのか分からない、何を聞きたいのか分からない、そんな指摘を受けることもしばしば。
それが約３年前から、文章や発言について、分かりやすいとわざわざ声をかけていただけることが増えました。
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最近たどり着いた、ワタシ的月曜の仕事始めをスムーズにする方法。
週末にメールを確認し、返信メールを作成して月曜の始業時刻に送信予定を組んでおく。
時刻になると一斉に自分の手元からメールが飛び立つ様子を想像して、ほくそ笑む。
貧乏性と言われてもいい。今はこれが心地いい。
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実年齢を言うと、「今日イチ驚いた！」と言われる程度には若く見えることがあるようなのだけど、それがこの仕事に役に立つのかは不明。
前職含め。
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電車で座っていたら、目の前に杖をついた若い女性が立ち、はっと思って立ち上がったら隣に座っていた女性もほぼ同時に立ち上がり、3人で顔を見合わせて笑うという時間を頂きました。
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私の仕事の処理速度は速くないものの、依頼者等には速く「見せる」ようにしている。
ちょっとしたメールにはすぐ返信、書面の作成には早めに着手し提出期限に余裕を持たせてクライアントチェックに出す、とかやればできること。
足りない能力を伸ばすには限度があるから、他で補うしかない。
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弁護士になって間もない頃、初めての離婚相談のとき、相談者に「どうしたいのか。」と直球で聞いたところ、答えが返ってこなかった。
相談者自身も分かっていないことに気付かなかった。
今は、いろいろ話を聞いた後に、採り得る選択肢を示し、相談者が判断できるようにする。道をならすイメージ。
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一回結審の認め事件の被告人質問では、事前に弁護人と被告人とで犯行に至った理由をとことん突き詰めて考え、公判廷での被告人質問は、それについて検察官、裁判官を巻き込みながら、被告人が更に考えを深めるような場にすることが、ひいては被告人の利益になると思っています。
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ある人の話が信用できるか？を考えるとき、話の内容に沿う証拠があることはもちろん大事なこと。
他方、その話が本当ならあってよいはずの証拠がないときは、証拠がないことにつき、納得できる理由があるかを考えることもとても大事です。
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@YoshiyukiNishi_
前後の文脈が分からないので的外れかもしれませんが、少し決めつけが過ぎるように感じました。
録音録画下でそのようなことをしても無意味ですし、少なくとも私は訂正の申立てがあれば訂正に応じていました。そのような検察官もいると思います。
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先日某所に架電した際、「新人の○○です！」との対応。
任官直後、上司から、「外から見たら新人もベテランもない。プロがそこにいるだけ。新人と名乗るのは、多めに見てほしいと言っているのと同じこと。」と言われたことを思い出して、ああ、こういうことかと思った。
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たとえば「眠い」とポストしようとして、この後会う予定のある人たちに、この人眠いんだと思われるのは、感情の絡む離婚をメインに扱ってる弁護士としてはよろしくないのではと思い返してポストを一瞬思いとどまる。
でも今日は眠いんだ。
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弁護士になって…シリーズ７。
訴訟提起時に陳述書が存在しない。
刑事では、既に存在する供述調書中の文言を引用して公訴事実や冒頭陳述などを起案します。
他方で民訴では、尋問前にそれまでの主張を踏まえて陳述書を作成してもよい。刑事でこれをやったら、調書の信用性は簡単に飛んでたのでは…
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月末に手術が決まり、翌月始めに離婚が成立、同月末に入院したのだけど、その間気掛かりだったのが、健康保険の切替えが間に合うか否か。
予定日に入院し、ベッドの頭のところの名札が離婚後の姓になっているのを見たときは、安堵した。
メスが入った後に婚姻時の姓で呼ばれるとか、苦行過ぎて。
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弁護士になった直後は、オドオドしていました。
自分の仕事に対価を支払う人への接し方が分からなかったから。
今はいい意味で、態度が大きくなりました。
依頼者と同じ目線に立たなければ、事実を掘り下げて見ることができないし、見る目も曇ると考えたから。
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春は私が離婚した季節。
名義変更手続きの多さに辟易し、残りの変更手続きを数えたところ、まだ32くらいあった。
入籍時と異なり、テンションダダ下がりの中名義変更するって何の罰ゲーム、と知人にこぼしていた記憶。
気力が尽きて手続きの漏れたポイントカード等何枚かは、いまだに現役です。
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被害者から話を聞くとき、どんなに共感しても「あなたの気持ちは分かる」と���言わないと決めていました。現場にいなかった私に、想像はできても分かるわけはないからです。
代わりに「話してくれてありがとう」という気持ちを伝えていました。話すことで改めて傷つくことは回避したかったからです。
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先日、「反応しない練習」という本を読みました。これまで複数の本から吸収してきたことが、濃縮されていると感じました。
検察官も弁護士も、自身のメンタルをコントロールすることが、良い仕事をするために必須となる職業だと思います。
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離婚の依頼者から、相手の親に働きかければ事態が進展（改善）するかもとの提案が出ることがあります。
私は、よっぽどの確信がない限りお勧めしないと伝えます。
それまでどれだけ関係が良好でも、親は、最後は自分の子を守るための言動に及ぶと考えているからです。
自戒を込めて。
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【ちょっとしたボヤキ】
実名顔出しでTwitterを始めたため、投稿内容に結構気を使う事態に陥りました…。
匿名の方の楽しそうな投稿が時折羨ましく感じます。
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これは検察官にも当てはまる。
裁判官は、裁判官という立場だから、当事者や代理人はその言うことを聞くし渋々納得するのであって、裁判官でなければこちらは言いたいことが山ほどあるし、全く納得できないことも多々ある。
自分が話し上手、説得上手だとはゆめゆめ思わないでほしい。
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今の事務所に移籍したのは、ぼんやり移籍を考えていたときに委員会の仕事で菅野先生と知り合い、初対面の日に互いの離婚話で盛り上がる流れでふと、移籍を考えてると伝えたところ、「うちくる？」「ですね」となったという。
あれから１年。私は事務所の代表を任され、菅野先生は別事務所を立ち上げ。
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これ、結構大変なんです。
河川敷で自由に暮らしたいという人にまず、支援を受けて生活してみることに腹落ちしてもらう。
次に受入れ先探し。入口支援が仕組み化される前は検察官自ら保護観察所等に連絡して探していました。
最後は実効性。釈放後に受入れ先に向かわず河川敷に戻ることをどう防ぐか。
起訴猶予や執行猶予になった人に対する再犯防止のための「入口支援」。検察と福祉の架け橋として、検察官のほか社会福祉士資格を持つ職員が取り組んでいるとのこと。このような取り組みは大事ですね。
刑事責任追及の裏で社会復帰アシスト 知られざる検察組織の「別の顔」
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検察官の頃、異動してきた上司に初めて口頭で決裁を受けるときには、手持ち事件の中でも自分が事案と問題点をよく理解し、結論の妥当性も問題なさそうなものを選び、「こいつ（人）は問題なさそうだな」と思ってもらうところから信頼を積み上げていくことを意識していた。
ということをふと思い出した
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だいぶ前のことですが、性犯罪を犯した後に現場から逃走した車両の、防犯カメラにぼんやり写ったテールランプの形状から車種や型式を割り出した刑事がいて、それがきっかけで犯人逮捕まで行き着いた事件がありました。
あのときは、警察の熱意みたいなものに純粋に感動しました。
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失敗したときや良くないことが起きたときは報告が遅れがちですが、報告が遅れるとその理由についても報告の準備が必要となり、また時間の経過により挽回措置が採りにくくなる場合もある。
なので、報告は速やかにということを検察庁では実践していました。
これは、顧客対応にも通じると考えています。
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中小企業診断士の勉強を始めました。
通勤時間に勉強しようと、買って間もないipadに講座をダウンロードしたものの、電車内でイヤホンジャックがないことに気づき、なぜ？イヤホン買うならどれがいいの？とネット検索するうちにTwitterに流れ、時間が溶けて通勤時間が終了。
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調停委員が、相手方代理人が提出した書面を読んだ後、「私たちには何が書かれているかよく分かりませんが、先生が分かるようなら反論してください。」と言ったときには、ひっくり返りそうになった。
確かにその書面、気持ちは分かるけれども。
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いろいろ試行錯誤をしたので、何が効いたのかは分かりません。
ただ、今、大事だと考えていることは、相手が持っている情報・知識の内容や程度を意識して言葉や構成を選ぶことです。
私の場合、今でもこれをサボると途端に、独りよがりな文章や発言になるようで、相手にきょとんとされてしまいます。
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@YoshiyukiNishi_
そうだったのですね。確かに、取調べに関する申入れを複数回されている検察官が一定程度存在していました。庁としても教育はしているのですが。同じ職場にいた者として残念という気持ちがとても大きいです。
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私も弁護士としては若手。
先日、弁護士会館の面談室で相手方代理人と打ち合わせした後、その先生がある分野で著名な事務所に所属されている方だったので、「ところで別件なのですが」とその分野でちょうど悩んでいたことについて教えを乞うたところ、丁寧に教えてくださり、とても有り難かったです。
昔は、期日が終わった後、裁判所の控室とか弁護士会で他の弁護士と油を売るということもあったけど、期日はウェブだし、弁護士控室は会計検査院からダメ出しされてなくなるし、もうそんな文化はない。でも、あれは若手・中堅の廃業を防ぐには役立ってたような気がする。
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弁護士になってテレワークが可能となり、集中して作業することができるようになったのはありがたいのですが、
もともとワーカホリックなところがあるので、集中しすぎて疲れたときに、ふらっと部屋から出て他の検察官や事務官のところに話をしに行く、ということができなくなったのは、とても寂しい。
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任官後数年間は、取り調べ含め、仕事では低めの声を出すことを意識した。
女性の高い声で得られるものは少ないと判断したので。
周囲から自分がどう見えているか考えていない、と、女性の先輩から手厳しい指摘を受けたこともきっかけだったように思う。
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異業種交流会には複数回出席した。
当初の目的だった顧客獲得は、叶わなかった。
もういいやと諦めて出席しなくなった後、困ったときに相談して、場合によっては顧客を紹介できる他業種の知り合いが増えていることに気付いた。
無駄なことってないのねぇ。
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検察官の文書は、多数の上司と事務官のチェックを経て世に出されます。間違ったまま世に出してしまった後の修正にも手間がかかります（そのときのいたたまれなさと言ったら…）。
弁護士になってからはそのチェックがなくなったものの、むしろ慎重になり、以前より誤字脱字が減りました（当社比）。
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事故を起こしたときは、相手との間にそのような行き違いが生じる可能性があることを認識して、自分から保険会社に対し、相手に謝罪の気持ちを届けるため���はどうしたらよいかを積極的に尋ねるのも1つの方法ではないかと思います。
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弊所は、無料相談に業務が圧迫されそうになったので、半年以上前に、離婚相談は初回から有料にしました。
ところがいまだに、無料相談希望の旨の問い合わせが、コンスタントに入ります。
弊所に興味を持っていただけるのは大変ありがたいのですが、どこかで広報が間違っているのだろうか...謎すぎる。
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男性事務官を連れて署まで取調べに行くと、ほぼほぼ私が事務官に間違われるのも類���の現象のような。
女性弁護士って当事者に間違われたエピソード多い気がするな。ワイの同期女性も不貞の慰謝料請求訴訟で不倫相手に間違われたって言ってたし。
男性弁護士はそういう経験少なくないかな？ワイは全くないのよね。
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交通事故の加害者が自賠責保険に加入していなかった場合でも、被害者は政府保障事業という制度で自賠責保険と同様の損害の填補を受けることができます。
ただ、
・書類を整えるだけで一苦労
・申請から入金まで相当長期化
・自賠責以上の保障は当然なし
など、被害者にはかなりの負担がかかります。
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自営になってから哀しいかな、連休にしっかり休むという概念がなくなっていたのだけど、かつては有給年40日間の世界にいたんだし（消化し切れていなかったけど）、自分メンテナンスも仕事のうちだし、ということで、この3日間は休んでみました。
さあ、今日も朝一で調停だ。
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検察官の頃は専門分野が欲しいと思っていて、離婚と刑事と交通にそれなりに明るい弁護士になった今は、何でもまんべんなくできるマチ弁になりたいと思っている。
結局人はないものねだり、という、割と最初から分かっていた結論に到達。
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朝から遠方の家裁で重めの調停期日をこなし、ふらっと入った雰囲気の良いカフェで息抜き中、画像をツイートしようとしてふと、前夜来ていた依頼者からのメールへの返信が未了であることを思い出し、万が一その方がこれを見たらどう思うかと考えてツイートをやめる。
実名垢の宿命（今日のことではない
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この夏、日当たりの良い場所に植えていた植物が軒並み枯れ始めた。
日陰に移動させたり日除けをさせたりしたところ、再び葉を茂らせ、花を咲かせた。
置かれた場所、今いる場所が辛い、合わないなら、移動すればいいし移動していいんだなと。
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身体が「もうダメ。」と言う瞬間を確実に捉えること。
その時の逃げ場を確保しておくこと。
私は「ダメ。」の声が聞こえた瞬間、馴染みの鍼に行き、３時間ほど打たれながら放心してます。
もう１０年以上これ。
脳と体を休める時間を作る。
趣味に没頭。
趣味を楽しめなくなると黄色信号。病院へ。
ちな、仕事のストレスは仕事をすることでしか解決できないので、仕事をする環境を整えることが肝要。
事務所、自宅、喫茶店などどこでも仕事できるようにする。
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モラハラをする人の中には、相手が離婚の意思を示したときに、自分の死をほのめかす人もいます。
ほのめかされた相手は、もし本当に死んでしまったら…と心配し、離婚に進むことを躊躇します。
しかし、自分の死をもって相手を意のままに操ろうとするその行為こそが、モラルハラスメントだと考えます。
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