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精神医学古書コレクター@ありふれた精神科外来臨床の症例検討会
@Dr_Cheburashka
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【参加者随時募集中!ありふれた精神科外来臨床の症例検討会】都内某所で働く精神科医。可能な範囲で精神分析の訓練を受けながら薬物療法、精神病理学なども勉強中。患者さんの利益を第一の目的とする臨床精神医学を模索中。圧倒的蔵書数(新旧合わせて約2400冊、常に増殖中)に裏打ちされた知見のまとめも発信していく。
Joined December 2020
@tkay109 ただ、そのような普段使いを許容した結果、「支持」などと同様に、いつのまにか本来の意味からずれた用法が広がる現象が起きているように思います。そうすると既存の理論との照合が難しくなり、学問と臨床の乖離が広がるばかりなのではと危惧します。
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@akira346769807 先生の初めの投稿にある定義から「幻覚や妄想」を除けば正しいと思います。それを初めから主張しているつもりです。現実検討能力は自我機能という原始的なものであって、就労するかどうかや妄想のような、複合的な要因が絡む最終的な結果について検討する能力とするのは正しくないと思います。
「現実検討能力」とは、本来は幻覚や妄想(自身の感覚や思考)が現実と一致しているかを評価し修正する能力のことです。統合失調症で人格水準の低下が著しい人が「生活保護をやめて就労します」と言い出すのを現実検討能力が損なわれていると表現するのは誤りなので精神科医として恥ずかしいことです。
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RT @nippyo_kokoro: 【出稿】 3月中旬に刊行予定の『やさしい精神分析的実践ガイド』の三校が刷り上がってきました。 ラングスにSVを受けた小羽俊士先生による渾身のガイドです。 デザインも決まりはじめ、製作も最終盤! どうぞおたのしみに。 https://t.co…
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@akira346769807 その解釈が通るなら「生保をやめて就労しよう」というのもまた思考であり、現実検討能力は発揮されているわけで、現実検討能力の説明として間違っていないことにはなりませんか?先生はこれを「誤り」「精神科医として恥ずかしい」としたのですから、「妄想と現実の比較」もまた誤りになると思います。
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@akira346769807 訂正不能性からいうと、そういうことになると思います(妄想と絡んだ幻聴として一緒くたに語ってきてしまいましたが)。つまり、現実検討能力と幻覚妄想の関係性は因果関係としてしか記述できないと思われ、少なくとも現実検討能力の定義の中に「妄想」という言葉を入れるのは正しくないと思います。
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@akira346769807 表現を変えれば「妄想と現実を比較する」というのは、妄想と現実を区別できている時点で、定義上妄想ではないことになります。患者にとって妄想は現実なのですから。つまり「妄想と現実を区別する能力」という言葉は論理的に存在できないと考えます。なので「正しくない」とした次第です。
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@akira346769807 その修正過程と合わせて話すと、現実検討能力の回復につれ、自分の感覚や思考と現実との違いを認識できるようになり、訂正不能性が和らぎ修正されていくと考えます。つまり、感覚や思考と現実とを評価する能力の障害が幻覚妄想の基礎となっているから、この能力の回復が症状改善に繋がるのと思います。
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RT @fujisawa_co2024: 藤沢駅から7分ほどのところに、新しく心理カウンセリングオフィスを開業しました。藤沢市の方はもちろん、鎌倉市や横浜市、茅ケ崎市の方など、多くの方にご利用いただければ幸いです。頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
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