千葉聡 7/7『飛び跳ねる教室・リターンズ』（時事通信社）発売！
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7月7日『飛び跳ねる教室・リターンズ』（時事通信社）発売！第41回短歌研究新人賞受賞。『短歌部、ただいま部員募集中！』（小島なおさんとの共著、岩波書店）、『はじめて出会う短歌100』（短歌研究社／講談社）など。「短歌研究」で『人生処方歌集』（佐藤弓生さんとともに）連載。小・中・高校の国語教科書に短歌採録。
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帰りの電車。短歌を思いつき、手帳に書いたら、隣の老紳士がのぞき見て「いい歌だ」と言ってくれた。「これから推敲しますが」と言うと「このままでいい。君のために生まれた光だ」と言われた。教えてもらった名前をあとで検索したら、有名俳人だった。ただし故人。何かを伝えに来てくれたのかも。
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高校3年生は、部活の実績をもとにした推薦入試も考えられず、入試を想定した模試も受けられず、オープンキャンパスにも行けず、出題傾向が変わる共通テストには過去問がなく、学校にも予備校にも通えず、友と語り合う日常も奪われた。文科省、早く方針を示してほしい。方針が出ないと学校は動けない。
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最初の勤務校の教え子が先生になって、この春、初めて卒業生を送り出します。おめでとうのお手紙を書きました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。千葉聡。
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夜、名乗らない方からお電話あり。「若い女の子と組んで『短歌タイムカプセル』出して、いい気になるな。一部の歌人しか載っていない。こんな本、誰も買わない。短歌は大人の男の文学だ。お前は絶対、迢空賞をとれない」話が長くなりそうだったので「お買い上げありがとうございました」と切りました。
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舗道に面したアイスクリーム屋さんの前で、アイスを落として謝っている老紳士を見かけた。店員さんが笑顔で掃除し、新しいアイスを渡そうとすると、紳士は「私の不注意です。いただけません」。すると店員さんは「これはさっきのアイスの生まれ変わりです」と言った。紳士は笑ってアイスを受け取った。
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シンプルな卒業式になり、ごめん。でも、卒業生代表のことばが胸にしみて、あたたかい式になりました。進路室に会いに来てくれてありがとう。陸上部のお別れのミーティング、泣きました。この黒板の先にはいつもみんながいました。桜丘高校の小さな黒板。千葉聡。「さよなら」ではなく、「またね」。
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多くの愛読者をもつ、すばらしい歌人です。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。岡本真帆。（今、夏休み中のため、以前紹介した画像です）。
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昨日の天声人語に載せていただいた千葉聡です。SMAPファンの方々から応援コメントをいただきました。SMAPファン、さすがです！助動詞接続「未然（形）は、る・らる・す・さす・しむ……」を、「世界に一つだけの花」のメロディーで歌います。古今和歌集仮名序はYouTubeにアップされています。
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蓉や凪津など、悩みながらも精いっぱい己と向き合った登場人物たちと別れるのがつらい。図書館で借りて読んだこの本を、今から買いに行きます。桜丘高校の小さな黒板。加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)より。求めているものに届かなくて苦しんでいる人、何かに懸命に取り組みたい人、必読です。
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俵万智は、たたかっている。子どもを守るために。人と人とのつながりを守るために。『未来のサイズ』を読むと、俵万智と同時代を生きる喜びを感じます。桜丘高校の小さな黒板。俵万智。政治の言葉の貧しさよ。政治家のみなさん、生き辛さを感じている人たちのために、しっかり働いてください。
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SMAP関係者の方々、SMAPを介して私のツイートにお応えいただきありがとうございます。みなさんのお気遣い、胸にしみました。桜丘高校「今日のことば」。森浩美。SMAP「オリジナル・スマイル」から。SMAPが届けてくれた名曲の数々を、これからも学校で大切に歌い継ぎます！SMAP、いつまでも！
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足腰の弱った母を介護している。
このごろ母は疲れ顔。表情がとぼしくなってきた。
そこで毎朝、毎晩、母の顔に化粧水や保湿クリームを丁寧に塗ることにした。母は「エステみたい」と喜び、そのうち小さな鏡を引き寄せて「今日は自分で塗るわ」と言いだした。
顔のケアによって、昔の母が戻ってきた。
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電車で手をつないでいる男女。近くにいたご老人が「公共の場で、恋人同士イチャつくな」と言ったら、二人はつないでいた手を少し上げました。一人の手には白い杖がありました。二人が「すみません。でも、私たち、恋人同士じゃなくて、この前結婚したんです」と言うと、まわりから拍手が起こりました。
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なぜ夏がせつないのかを、この歌に教えてもらいました。サイエンスのみんな、今週の夏期講習１を乗りきったら、来週は本当の夏休み(またの名を登校禁止期間)になるよ！横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。岡本真帆。「短歌ブーム」特集が話題の「短歌研究」８月号より。
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母の車椅子を押してエレベーターへ。中では小学生の姉弟が喧嘩。姉は正論をぶつけて弟を叱ります。弟は悔し泣き。ところが1階に着いたとき、泣いていた弟くんが、「あっ」と気づいて、車椅子が出るまで「開」ボタンを押し続けてくれました。ありがとう。お姉さん、あなたの教育は成功していますよ。
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高校を卒業したみなさん、「どこにも所属していない」黄金の春休みです。
1、一人で映画館や美術館やライブに行こう。
2、書店で一冊「ジャケ買い」しよう。
3、初めての駅で降りてみよう。
4、懐かしい人に会いに行こう。
5、時間をかけて料理を作ろう。
6、明け方の空、夕焼け、月などを眺めよう。
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昨日、歌人たちとリモート会議。数名が「若い歌人が簡単に本を出す昨今の状況はダメだ」と盛り上がるなか、ある歌人が言った。「若いスターが次々に登場する業界って、健全で素晴らしいんじゃないの？ ベテランしか本を出さなくなったら文芸の世界はおしまいよ」と。話の流れが一気に変わった。
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横浜市立桜丘高校は、世界一あたたかい学校です。私は3月末で離任し、４月から別の学校へ行きます。さまざまなクラス、あのころのバスケ部、一緒に走った陸上部のみなさん、ありがとうございました。先生方、生徒のみんなにたくさん教えてもらった9年間でした。
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最後に小さく書き添えるとき、今までいだいていた思いもまるくなります。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智『アボカドの種』(角川書店)。この歌集を読み終えると、胸のなかにマルが増えます。
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昨日、出張帰りのJRで、高校生男子二人が大声で話していた。「お前の学校、どうよ？」「授業がクソ。特に国語」「わかるー。国語で読むの、つまんねーし」「そーそー」。国語教師としてうつむいていたら、男子二人はカバンから本を出し、読み始めた。『百年の孤独』と『レーエンデ国物語』だった。
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そう、何事もない、俺の普通の１日も、じつは「原作」なんだ。そう思ったら、少し気持ちがあたたまりました。ある生徒が「ジェロ兄さん」と呼んでいました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。鈴木ジェロニモ。「短歌研究」や「文學界」で話題の歌人。ジェロ兄さん、ありがとう。
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この人の短歌がとても好きです。ある卒業生女子が、話してくれました。「高校時代、親友ができて、その子と過ごした思い出が、この人の短歌にすべて書かれているんです」。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。初谷むい。『現代短歌パスポート１ シュガーしらしら号』(書肆侃侃房)。
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大切にしていた砂時計を壊してしまった杏に、大悟が言ったこと。以前、この漫画のおかげで、担任していた生徒たちといろいろな話ができました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。芦原妃名子。『砂時計』(小学館)より。芦原先生、どうもありがとうございました。
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楽しいことが多いわけもなく、一人ひとり、何かしら大変なことをかかえて、それでもなんとかやっています。若者はもともとキラキラしているのではありません。努力し、懸命に生きているから、そう見えるのです。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。俵万智『サラダ記念日』(河出書房新社)。
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ご家族の介護をしていたり、小さなお子さんがいたり、治療しながら働いていたり、どの職場にもいろいろな方がいます。「飲み会を断らないこと」は美徳ではない！ 飲み会をいつでもきちんと断ることができる職場環境が、望ましいのです。
そして飲み会参加メンバーだけが発言力を持つ職場は、最悪です。
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大好評でした。人と人。ちょっとの違いを大きくとらえて、比較して落ち込んだり、争ったりするけど、もともとみんな大体同じ。でも、そのなかで特別に思える人がでてくるんだから、不思議ですよね。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。上坂あゆ美『老人ホームで死ぬほどモテたい』。
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いきなり「落下」と言われて、驚きました。でも、うなずきました。生きているということは、宇宙にも、自然の摂理にも通じている。そのなかの一瞬として、わが人生がある。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。青松輝。『現代短歌パスポート』(書肆侃侃房)。
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『サラダ記念日』のおかげで、短歌の面白さを知りました。短歌のおかげで、たくさんの人とつながることができました。万智先輩、どうもありがとう。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智『サラダ記念日』(河出書房新社)。今日は「この歌を書いてね」と生徒に言われました。
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ご近所の、母のお友達が手作りパウンドケーキを届けてくださった。母が「4日の朝に持ってきて」と電話で頼んだらしい。母は足腰が弱く、すべてのんびり。私が母の財布を預かっている。もう何年も、自分で電話をかけたこともないのに。電話のメモ帖には、震える字で「たんじょう日」と書いてあった。
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駅からの夜道。「ここで死んだ人がいたらしいよ」「怖いなー」と話している少年たち。若者よ、よく考えるのだ。人類の歴史が始まって以来、死んだ人の数は、今生きている人の数の数百倍に達する。どの場所も、かつて誰かが死んだ場所なのだ。
何でもない場所で不思議な気持ちになるのは、このせいか。
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新しい生活の初日、お疲れさまでした。思っていたことと違う、まだうまく自分を出せない、などと悩む人もいるかもしれません。私もそうです。みんな同じです。焦らずにいきましょう。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板、山田航の歌ではじめます。
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この歌を書いたら「会いたい理由として重いのか軽いのか」で議論になりました。季節の巡りは大きなエネルギー。でも、それを当たり前だととらえると、軽く思える。恋の不思議さを感じました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。久永草太。朝日新聞「俵万智×AＩ 恋の歌会」より。
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戦争によって命を失ってはいけない。命を失わせてはいけない！今日は、この言葉を書こうと思って、学校へ行きました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)。
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まさに、うちの高校のため��必要な本でした。サイエンス生をモデルに書かれたような小説＋短歌。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。ごまだれ。横山明日希編著『たった１゜のもどかしさ 恋の数学短歌集』(河出文庫)より。数学の用語が、考え方が、こんなに恋に似合うなんて！
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今日から母は６日間、ショートステイに。ホテルみたいに立派な施設。手を握りあい、笑顔で別れたあと、忘れものに気づいて引き返すと、母は涙ぐんでいた。また母の手をとると、母は「大丈夫。昔、聡を初めて幼稚園に連れて行ったとき『置いていかないで』と泣かれたことを思い出していたの」と言った。
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「短歌って面白いの？」と言われたとき、この歌を紹介することも。
もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
岡野大嗣
「死にたい」と私が読んだあたりで、質問者は困った顔に。それが最後に一気に笑顔に！
桜丘高校の小さな黒板。岡野大嗣。みなさんもお試しください。
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加藤シゲアキさんの『オルタネート』をご紹介したところ、思いがけずたくさんの方に読んでいただきました。若き天才作家には、文学のこころを持っている熱心なファンがたくさんついているのでしょう。この本が本屋大賞をとれますように！シゲアキさん、応援しています。
蓉や凪津など、悩みながらも精いっぱい己と向き合った登場人物たちと別れるのがつらい。図書館で借りて読んだこの本を、今から買いに行きます。桜丘高校の小さな黒板。加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)より。求めているものに届かなくて苦しんでいる人、何かに懸命に取り組みたい人、必読です。
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桜丘高校の小さな黒板。枡野浩一。今日も代打で白板に。日本語文学は縦書きがいいのですが、自分にとっては横書きのほうが慣れています。いじめは、とんでもない。いじめはダメ。どんな気持ちがあったとしても、いじめからは何も始まらない。明るく軽やかな枡野短歌は、じつは辛いとき、胸にしみます。
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「たやすみって何ですか」と3年生に聞かれました。造語だよ、こんな本があってね、と歌集『たやすみなさい』を見せてあげました。桜丘高校の小さな黒板。岡野大嗣。新歌集は、安福望さんの小さな絵もかわいいです。語り合ったあと、その子は「じゃ、先生、今夜はたやすみなさい」と言ってくれました。
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子どものころから「どうして自分には、この二つがないのだろう」と思っていました。全くないわけではないのです。でも、この二つが自分の中に、同時に存在することは、なかなかない。桜丘高校の小さな黒板。ケストナー、丘沢静也訳『飛ぶ教室』より。強くなりたいです。大切な人たちを守れるくらいに。
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ケストナーを好きになったのは、小学生のころ。『飛ぶ教室』のまえがきで、子どもを尊重していたから。この作家も、子どもを理解し、共感してくれる。でも、決して子ども扱いはしていません。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。角野栄子『ファンタジーが生まれるとき』(岩波ジュニア新書)
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卒業生から「黒板に書かれたなかで、この歌がいちばん好きです」と言われました。もう一度ご紹介します。桜丘高校の小さな黒板。俵万智。すべてがスタートするこの時期にふさわしい歌だと思っていましたが、俵さんによると、じつは恋の歌だそうです。「切符」に惹かれます。
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11期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんと、校歌を思いきり歌いたかった！制約だらけの学校生活を、たくさんの工夫で豊かにしてくれたこと、どうもありがとう。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。千葉聡『そこにある光と傷と忘れもの』(風媒社)。
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生徒にとって、テストは大きなストレス！ でも、準備して、力が出せたら嬉しくなるよ。新たな問題との出会いを楽しむ余裕を持ちたいですね。と言いながら、学生時代のちばさとは、ひたすら焦っていましたが(^^; 横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。工藤吉生。
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好きな人、あこがれの人、親友、気になるライバル、いつも一緒ではないけれど大事な時にはそばにいてくれる人、思い出のなかの人。みんな、限られた時のなかで、自分が出会った人。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。中村森『太陽帆船』(KADOKAWA)。千種創一さん監修の第一歌集。
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これ、短歌なの！？ はい、短歌です。「かっこ」「かっことじ」を含めて読むと……。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。杉田抱僕。面白い短歌を紹介してくれる、東直子＋穂村弘『しびれる短歌』(ちくまプリマー新書)より。七七から五七五(17音)につなげる連句のようにも読めます。
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読むたびに泣きたくなります。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。小島ゆかり。
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みなさん、桜丘高校といえば「バレーボール大会」。略して「バレ大」です。グラウンドはバレーのコートだらけに。テレビ番組でも紹介された伝統ある学校行事です。今週は学年練習期間。卒業生のみなさん、懐かしいでしょう。
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うまくいかないとき、悩んで苦しんで「もうダメだ」と思ったとき、この歌人は必ず味方になってくれます。桜丘高校の小さな黒板。工藤吉生。
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新指導要領により、高校国語で、契約書などの実用文を扱う時間が増える。小説や詩歌などの文学の時間は半減する。
全国の先生方、授業の数分間や、クラスの時間に、本を紹介しあいませんか？ 本の魅力を、先生が語っても、生徒が語ってもいい。
生活の中に本があることが、生徒のささえになります。
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わざと距離を置くのは、駆け引き。でも、きれいなものに感動したり、その感動をだいじな人とわかち合いたいと願ったりするのは、まごころ。いい歌です。本当にいい歌です。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。千原こはぎ『ちるとしふと』(書肆侃侃房)。今日は、中秋の名月。
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この「庭」という言葉にしびれました。本は、想像力を、草木のように育てる庭なんですね。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。梨木香歩『物語のものがたり』(岩波書店)。『秘密の花園』や『赤毛のアン』など、あのころ読んだ名作の世界の、その奥へと誘ってくれる本です。
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昨日、この黒板に歌詞を書いたら、ある人から「歌詞は文学ではない」と叱られました。いいえ、歌詞は文学ですよ。文学は、あなたや私が思っているよりも、もっと大きくて強くて遥かなものなのです。今日は、この歌の包容力に救われました。「果たて」は「果て」の意。桜丘高校の小さな黒板。岩倉文也。
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一人ひとり、何か大切なものを、重いものをかかえています。だから、どんな人も、それぞれの場所でだいじにされてほしい。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。木下龍也。真実を見抜く目を持ち、誰かの淋しさをまっすぐ受けとめ、多くの人をひきつけている歌人です。
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卒業式、花束、最後のホームルーム、泣ける寄せ書き、担任の先生たちの涙、最後に会いに来てくれた子たち……。昨日、ある生徒に三つ題を出されました。「進む、道、空」。それにおこたえして。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。千葉聡。13期生、ありがとう。先生方、ありがとう。
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泣いてもいい。泣かなくてもいい。３月の懐かしいような寂しいような風に吹かれて、自分の思いを噛みしめよう。桜丘高校の小さな黒板。松本隆。斉藤由貴の名曲「卒業」より。兄は高校時代、斉藤由貴さんの同級生でした。斉藤さんをテレビで見るたび、若くしてなくなった兄のことを思い出します。
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短歌をやっていると、好きな歌人が見つかります。この人の歌、いいなぁ、と思えただけで、一日が輝きます。この夏、みなさんにぜひ知っていただきたい歌人は、この人。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。初谷むい。「短歌ブーム」特集が話題の「短歌研究」８月号より。
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岡井隆先生、本当にありがとうございました。短歌研究新人賞の選考委員のお一人が岡井先生でした(かなり辛口のコメントをいただきました)。若手の歌会に呼んでいただきました。私が教員として忙しかったとき、励ましていただきました。
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桜丘高校に来て９年目。桜丘高校の小さな黒板は、昨日の穂村弘さんの歌で1500回目でした。（最初の数年は、朝、昼、放課後と、3回書いたりしていました）。短歌、俳句、現代詩や小説や歌詞の一節など、作者のみなさん、ありがとうございます。みなさん、いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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三年生にとっては、部活の引退が見えてくる夏です。どんな大会でも勝者は１人(１チーム)だけ。でも、敗れたすべての人たちの、これまで努力してきた日々こそが尊いのです。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。山添聖子。「朝日歌壇」より。
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3年間コロナで大変な思いをした学年が、卒業しました。学校生活も行事も、大幅に縮小してしまったけれど、楽しく乗り越えられたのは、みんなのおかげです。みんなの明るいパワーは、決して損なわれません！横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智、千葉聡。必ずまた会おう！
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家族のことで悩み、大学院でも研究が進まず、小説や詩歌の新人賞に応募しては落選ばかり。何もなかった二十代。でも、この本を出せた！横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。千葉聡。第一歌集『微熱体』が、新装版として書肆侃侃房から出ました。同僚がお祝いしてくれました。
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生徒が手帳を見せてくれた。そこには、ロシア語とウクライナ語を使って、予定が書いてあった。
「戦争をなくすために、今、何もできないけれど、独学で学び始めました。予定を書くようにすると、日常のことばをけっこう覚えられますよ」
こういう若者がいる。
対話の時代がきっと来る。
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この歌の「仕事」を「授業」に変えて朗読したところ、生徒も先生も爆笑。大好評でした。いろいろなことをやり終えて、日が暮れてまいります。みなさん、お疲れさまでした。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。枡野浩一『歌』(雷鳥社)より。
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午前中、卒業生たちが会いに来てくれました。昼から陸上部のお別れ会。OB大集合。感謝状、お手紙、お花、お菓子、ペン、ランニングシューズ。これからも走ります。みんなのために、また本を書きます！どうもありがとう。元気が出てきました。
明日から横浜サイエンスフロンティア高校に行きます。
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これ知ってる、授業でやったね、という声がしました。中学校の教科書で読んだのでしょう。この歌とともに、誰かへの想いも、胸のなかをめぐり続けるのでしょうか。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。栗木京子。
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学校の雰囲気に、職場のやり方に、合わせられない私が悪い。やさしい人ほど苦しみます。でも、それは違う。その集団が、あなたを大切にするべきなのです。誰もが大切に迎えられるべきなのです。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫)より。
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「#舞いあがれ」の影響で、いろいろな場で「短歌はどう詠むのですか」と聞かれました。好きなことを、ノートにたくさん書きましょう。そんな、あなたの世界のなかに、ひとつ異物を入れて57577に仕立てましょう。思いがけない新世界が生まれます！ジュニア新書『短歌は最強アイテム』もどうぞよろしく。
（承前）#舞いあがれ の貴司君と秋月さん（とリュー北條）の影響で短歌の世界に興味を持たれた方もいらっしゃるでしょうか。☞
▼小社入門書
小島なお・千葉聡『短歌部、ただいま部員募集中！』
南悟『生きていくための短歌』
栗木京子『短歌を楽しむ』
俵万智『短歌をよむ』
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朝日新聞に短歌ブックガイドを書きました。枡野浩一『ドラえもん短歌』、東直子＋穂村弘『しびれる短歌』、笹公人『念力恋愛』、穂村弘『短歌という爆弾』、小島なお『展開図』、俵万智『未来のサイズ』、岡野大嗣『たやすみなさい』、工藤吉生『世界で一番すばらしい俺』など
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自分は、この世に一人しかいない。全く同じ人なんて、どこにもいない。だから、周囲の誰かと同じようになろうとしなくていい。一人ひとりの個性が、力になるのだから。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。寺山修��。新年度になって１か月。みなさん、焦らずに行きましょう。
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今後、高校国語で文学を扱う時間が減り、実用文の学習が増える。
高校生が一斉に、駐車場の契約書を学ぶなんて！
私は教科書では、読みごたえのある作品と出会ってもらいたい。教科書に夏目漱石『こころ』が載っているおかげで、若者は書店で文庫本『こころ』を手にし、文庫本という文化を知るのだ。
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一億年後なんて、あるのかな？ そう聞いたら、理系の生徒たちはあっさり「ありますよ。どんなに遠い過去もあったし、どんなはるかな未来もあるんですよ」と教えてくれました。今日、また一つ年をとっても、生徒たちに教えてもらうばかり。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。穂村弘
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黒板をイメージして、白ペンでメッセージを書いたアルバムをもらいました。泣ける言葉ばかり！１組のみんな、本当にありがとう！分散登校、短縮授業のなか、いつ準備してくれたんだろう。びっくりして泣きそうです。行事でも部活でも、我慢ばかりさせてごめん。でも、みんなのために頑張ります。
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高校、中学校、ともに入学式。生徒たちは、未来そのものです。「未来」を信じられる世の中を生み出すために、みんなで深く学びたい。新入生のみんな、新しい考えを、ぜひ聞かせてください。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智『未来のサイズ』(角川書店)
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３月は自由の国。昔の友と会うのにふさわしい季節です。それが、4月1日になると、急に新しい風が吹いてきます。学生のみなさん、今、まさに今を楽しんでください。好きなことをして、よく眠り、夢を楽しんでください。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。松村由利子。
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短歌は思いを遠くへ届けることば。新年度、「スペース短歌」がスタートします。初谷むい+寺井龍哉+千葉聡が、みなさんのポストをもとに語り合います。ぜひご参加ください。初回は4/25（木）です。
トークの内容は、時事通信社から単行本として刊行予定です。
どうぞよろしくお願いします。
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教員として、いえ、一人の大人として、子どもたちを戦場に送る可能性がある政策に反対します。反対し続けます。政府は、子どもたちを守るべきです。特定の宗教団体や企業と結びつき、甘い汁を吸ってはいけません！子どもたちが、学びを深め、人間関係を豊かにし、好きなことを見つけられる世の中を！
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サイエンス生、すばらしい。この歌を読んで「全く無駄のない完璧な短歌だ」と評してくれました。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。枡野浩一。これから雨がぱらつきそうです。みなさん、濡れませんように。4/30まで「西荻窪BREWBOOKS」にて『一人一人一人展』が好評開催中。
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生徒や同僚から「今朝の気持ちだ！」「この歌、好きだなぁ」「名歌ですね」「小学校の先生から教わりました」などと言われました。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智。名歌は、人々から、あたたかい声を引き出してくれます。この歌を書いて、ちばさともあたたまりました。
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同僚が「今日は記念日ですね。今日は、あの歌ですね」と声をかけてくれました。だから今日は同僚記念日です。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。俵万智『サラダ記念日』(河出書房新社)。この歌集に出会えたことに感謝して。
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ニュースで、英国の立派な葬儀を見ました。私たちはどうしても、特定の人を賛美し、あこがれがちです。それは、文化の枠組みのなかで、伝統の重みを味わっているからです。本当は、世の中のすべての人が、必ず誰かから愛され、敬われ、懐かし��られているのです。
女王陛下と同じように。
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この学校に来てから、黒板は入口に置いてもらっています。毎日たくさんの生徒が感想を話しに来てくれます。もっといろいろな学校に、職場に、ご家庭に、小さな黒板があるといいなぁ。横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板。藤宮若菜『まばたきで消えていく』(書肆侃侃房)。夏の匂いがします。
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緊急事態宣言。感染防止のためとはいえ、学校では、さらにルールが増えます。生徒たちは何でも真面目に協力してくれますが、我慢させてばかりで、本当にごめんなさい。桜丘高校の小さな黒板。俵万智『サラダ記念日』(河出書房新社)。あたたかい言葉を、マスクを通さずに言える時が、早く来ますように。
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愛の表現。力強くささえる決意。つながっているという意味。さまざまな思いがこめられている「推し」ということば。誰もが、推している。そして誰かに推されている！横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。寺嶋由芙。文学フリマで大きな話題となった「胎動短歌 collective4」より。
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学校は「誰とでも仲良くする場」ではなく「人との接し方を学ぶ場」です。親友だからといって、すべてが同じわけではない。普段は話さなくても、いざというときに支持してくれる人もいる。少し距離をおくことでいい関係になれる人もいる。自分を大切にした上で、人も自分も輝く方法を見つけよう。
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毎日元気にやっているけれど、自分のこころは自在に操れない！時にどうしようもなく苦しくなったり、激しくなったり。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。千種創一『砂丘律』(ちくま文庫)。この本を読んでください。自分のこころに、思いがけない領域があったことに気づかされます。
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新人のみなさん、初日お疲れさま。夜は15分でもいいから、本当に好きなことをしてください。俺はこころから好きな本を読んで、自分の世界に入ります。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。俵万智。渡辺祐真(スケザネ)選の『あとがきはまだ 俵万智選歌集』(短歌研究社)、必読です！
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リアルな日々は、いいことばかりじゃないから、悪いときの乗りきり方を覚えたほうがいい。そこを工夫できる人が本当に賢いのかも。みなさん、短歌を読み、詠むことで、一緒に乗りきりませんか？横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。くどうれいん。「短歌研究」５・６月号より。
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届かなかった想いや、もう会えなくなってしまった大切な人。短歌は、そういう想い、そういう誰かを、胸のなかによみがえらせてくれます。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。染野太朗。俺は、この歌がとても好きです。
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豪雨の被災地の方々にはやく平穏な日々が戻りますように。どんなに雨が降っても、すべての方に、それぞれの傘がありますように。桜丘高校の小さな黒板。岡井隆。たくさんの本が残されました。大切に読みます。これから本当の「岡井隆」に出会います。
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思いきって恋していいのか、それとも恋をあきらめるべきなのか。なかなか決められません。もう少しだけ、あと少しだけ、このまま近くにいさせてほしい、と願う夏。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。永田紅。
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新しく議員になられた方々、よろしくお願いします。経済的理由で進学を諦める人がいなくなりますように。どんなときも基本的人権、平和主義が大切にされますように。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。ジーン・ウェブスター、谷口由美子訳『あしながおじさん』(岩波少年文庫)。
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短歌は即効性のある薬ではありません。でも、一首をめぐって「この歌、いいね」と語り合った人と人は、きっとわかり合える！文学は、世の中を明るくするために、一歩踏み出す勇気を与えてくれます。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。杉﨑恒夫。杉﨑さんの歌、好きです。
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週末、いろいろやるべきことがあるかもしれませんが、わずか15分でもいいから「好きなことをやる時間」「思いがけないもの(こと)に出会う時間」をとってくださいね。ちばさとは読書をおすすめします！桜丘高校の小さな黒板。ゲーテ、竹山道雄訳『若きウェルテルの悩み』より。
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母と一緒にタクシーに乗った。長崎出身だという運転手さんが「広島と長崎で、同じ話をしたなんて、人として寂しいね。その土地の被爆者の声を引用するだけで、いいスピーチになるのに。つまり人々を尊重する気持ちが全くないんだよ」と話していた。国の代表なら、心のこもった話をしてほしい。
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中学校5期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。千葉聡。卒業式第一部(厳粛に)、第二部(面白く)、どちらも感動しました。みなさんには、人と人とをつなぐ大きな力があります。これからも応援しています。
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ある2年生が「黒板の短歌では、これを覚えています」と話しに来てくれました。嬉しかったのでもう一度書きますね。桜丘高校の小さな黒板。千原こはぎ『ちるとしふと』(書肆侃侃房)の巻頭歌。春の風は、新しい風。みんなを新しくしてくれる風。
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@kazsoul
品田悦一さん、がんばっている。『万葉集』は、日本と世界とを結ぶ本。日本文学は、中国文学をはじめ、さまざまな国や地域の文学に学ぶことで豊かになってきた。今後も、日本語文学が、国と国との橋渡しになりますように。
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人を求め、その人に求められたいと思う。願うのは、ただそれだけ。それなのに、どうしてこんなに胸が痛くなるのでしょう。横浜サイエンスフロンティア高校・中学校の小さな黒板。染野太朗『初恋』(書肆侃侃房)。あのころの、うずくような胸の痛みを思い出します。
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