Akira Naito | 内藤 晃
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ピアニスト、指揮者。sonoritéレーベル主宰。連載に「作曲家のレッスンを覗いてみれば…」（ムジカノーヴァ）「名曲の向こう側」（音楽現代）など。楽譜やCDの解説多数。フランツ・リストのレッスン記録「師としてのリスト」を翻訳出版。音楽の奥深い楽しみ方をみなさんと共有したいです。作品を深掘りするレッスンもしています。
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今秋も例年同様、調布しらべの蔵の極上ベヒシュタインを奏でる会を催します。今年はオールバッハ…ですが、レオンハルト編などレアなものを含むこだわりの選曲です。
「蔵で味わうバッハ」11/23（木祝）13:30-/16:00-
↓ご予約
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【音楽トリビア】
ショパンのレッスン室には2台のピアノがあって、生徒が演奏していると、ときどきショパンはもう1台のピアノでアドリブの対旋律をつけてアンサンブルしました。これは、デュボワの譜面に実際に残されている、ある日のショパンのレッスンでの1コマです。
(曲はワルツイ短調Op.34-2)
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【レアです！】
バッハのイタリア協奏曲の初期稿（第1楽章）を音にしてみました！ドッキリ度相当高いです。
全曲はYouTubeで…！
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【レアです】
ドビュッシーのベルガマスク組曲〜メヌエット、彼が破棄した幻の初稿を音にしてみました！ドッキリ度たかいです。
全曲はYouTubeで…！
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「なにを表現しようとしているの？」
「わたし自身です」
「あなたよりベートーヴェンのほうが大きな存在だと思わないの？作曲家のもつ、もっと偉大な思想とか感情を再現するためには、あなたの個性は手放さなきゃいけないのよ」
（I.アイベンシュッツによる、クララ・シューマンのレッスンの回想）
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バッハを現代ピアノで弾くということについて。グレン・グールドのインタビュー映像があまりにも金言の宝庫なので、生徒に送った。1:03:40あたりから。
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ようやく、出版まで漕ぎ着けました。5月下旬の予定です。どうかお楽しみに！
レッスンで師匠リストから放たれる毒舌やオヤジギャグの数々。みなさんのリストへのイメージが一変するかもしれません。
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生徒向けに楽典の教材などを探してたんですが、洗足のサイトにある「音楽史アドベンチャー」というゲームがよくできていて実におすすめです。作曲家の人生を３択問題で進めていくゲーム。背後の歴史も絡めつつ、遊びながら楽しく学べます👍
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おんがくしつトリオを呼びたい、というところありませんかね…
文化庁の、子どもファミリー向け公演への助成を活用すれば、費用負担ゼロで公演が実現できるようです。1月までに実施というのが、期限短すぎですが…
お問い合わせお待ちしてます！
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【マメ知識】
シューマンの《子供の情景》に〈木馬の騎士 Ritter vom Steckenpferd〉という曲がありますが、この“木馬(Steckenpferd)”は、日本の公園によくあるアレでは無いのです。動画にしてみました！
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これは、ドビュッシーが、旋律で音楽を発想し、あとから和声で色づけをしていくような作曲をしていた証だと思っています！牧神の午後〜や亜麻色〜など代表曲を思い浮かべても、同じ旋律をリハモしていく形で音楽を展開しています。
仲間の音楽家たちも色々と紹介していますが、その曲が成立するまでに作曲者がどのような試行錯誤をしたかという視点は結構面白いものでして。
ドビュッシーの《ピアノのために》第2曲(画像1枚目)と、その元となった《忘れられた映像》第2曲(画像2枚目)を比べてみると、その微妙な差に意識が行きます。
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ひとの録音聴くのは悪か？とんでもない。積極的にいい演奏を聴こう。ただし、表面的に真似をしても空疎なだけだ。名演奏家の繰り出す仕掛けの背後には、作曲心理と結びついた読みと、狙っている効果がある。誰かの演奏に魅せられたら、分析的に聴いて、その表現の背後も含めて「盗もう」。
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自分は演奏家の個性を否定する考えではありません。ただ、個性は殊更に打ち出したり刻印したりするものではなく、音楽・作品への献身の結果にじみ出てくるものだと考え、そうありたいと願っています。そうした意味で「自分自身を表現している」生徒を戒めたクララ・シューマンの発言には共感します。
「なにを表現しようとしているの？」
「わたし自身です」
「あなたよりベートーヴェンのほうが大きな存在だと思わないの？作曲家のもつ、もっと偉大な思想とか感情を再現するためには、あなたの個性は手放さなきゃいけないのよ」
（I.アイベンシュッツによる、クララ・シューマンのレッスンの回想）
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訳書「師としてのリスト」今日発売になりました。
フランツ・リスト晩年のマスタークラスの様子を、弟子のゲレリヒが記録していたものです。
ウェブONTOMOに、この本の読みどころを寄稿しましたので、是非ご一読ください😊
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【レアです】
ショパンのノクターン第２番の異稿を音にしてみました。
ショパンは即興の達人。ある日のショパンはこんな風に弾いたかも…
全曲はYouTubeで…！
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ちょっと恐ろしいものを見つけた。
スクリャービン5番ソナタの吹奏楽バージョン😱
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アメリカでも私のキャリアはスムーズに波に乗るだろうと思っていたが、それは間違っていた。評論家は無意味なことを大量に書いた。中でも最高だったのは「第二番のピアノ・ソナタの最終楽章はアジアの高原を横断して突撃するマンモスの群れを思い起こさせる」というものだった（プロコフィエフ自伝）
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ブラームスがクララ・シューマン門下のピアニストたちをレッスンしていたことはあまり知られていない。そして、その人たちの録音の演奏ぶり��ら、ブラームス自身の美学が浮かび上がってくる。
クララ・シューマンの弟子たち｜内藤 晃
#note
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レオン・フライシャーが亡くなった。第一線で活躍されていたが、ジストニアで右手が不自由になり、左手のピアニストに。その後40年ぶりに奇跡的に右手が回復し、両手で録音された《Two Hands》というちょっと特別なアルバムがある。心が洗われるので聴いてみてください。
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【レアです！】
シューマン：ショパンのノクターンの主題による変奏曲（未完）
録音もほとんどない激レア曲(1835年)。休符の詩情が美しいノクターン ト短調 Op.15-3というチョイスもシューマンらしい。シューマンのショパン愛をじっさいの音で体感できます！
全曲はこちら
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日本音楽協会さんのウェブサイトで新連載スタートしました。一次資料から作曲家固有の音楽の美意識を読み解きます。プレイリストとともに楽しんでいただけると嬉しいです。
作曲家の演奏美学 第１回 フランツ・シューベルト | 一般社団法人 日本音楽協会
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同行の生徒にエラールでプチレッスン。
名器が教えてくれることは計り知れません。
たかがアルペジオ、されどアルペジオ。
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【リモートレッスンの知恵】
ZOOMはこんな使い方もできます！送ってくれた演奏動画を生徒と一緒に鑑賞。さまざまな投げかけをしながら自分の演奏を客観的に振り返ってもらうことで、読みが浅かったところや、ビジョンを実現しきれていなかったところが明確になり、演奏のブラッシュアップに直結します
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一次資料から作曲家の音楽の美意識を読み解く新連載、第２回も掲載されました。ぜひプレイリストの音とともにお楽しみください！
作曲家の演奏美学 第２回 モーリス・ラヴェル｜一般社団法人 日本音楽協会
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「なぜ、彼の音楽を演奏できる人が少ないのか、と私が尋ねると、ドビュッシーは少し考えた後、こう答えた。『それは、彼らが音楽に自分を押しつけようとするからだと思う。自分を完全に捨て、音楽に身を任せることが必要なのです』」（コープランド）
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ある曲を演奏したり、聴いたりして心を打たれる時、作者と同じ感覚の純粋さを持つ時、私たちは作曲者に同化して「自分のもの」となる。この点で音楽は美術よりもより直接、親密であり、受ける者は与える者と同じ深さに至る。これが「音楽の幸福」である。（高田博厚）
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素敵すぎる
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演奏家は役者みたいなもの。作曲家のキャラクターやメンタリティを自分なりに理解して、そこに憑依するような「役づくり」が重要だと思ってます。口調とか声音とか…それがタッチやスタイルになってくるのではないでしょうか。シューマンとシューベルトの一例です↓
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わかりやすい喩え！
隣り合う音の表情の濃度はぜんぶ違うし、旋律の成り立ち（骨格となる要素とそれを彩る装飾的な要素）を分けて感じないとダサくなるだけ。
あるYouTuberの、ピアノの蓋に向かってカタカタ音の音量を一定にするという「粒を揃える」練習を推奨する世にも恐ろしい動画を見て戦慄した。
アマチュアの方々の演奏を拝聴して一番多く思うのは、全ての音の重さが同じになってしまってるということだなあ。旋律は樹木のように、幹になる線と大小の枝になる線とそれを飾る葉っぱから成ってる。全部同じ太さの線で描いてしまったら、どんな木なのかわからなくなる。喩えるとそういうことかなあ。
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フォーレがワーグナーをおちょくった「バイロイトの思い出」
実に、ひどいw
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ケンプが広島の平和記念聖堂で奏でた、オルガンによるバッハ。あまりにも、音楽そのもの。
【あまり知られていないケンプのこと】
・29歳の若さでシュトゥットガルト音大学長
・元々は作曲家として有名
・50歳まで「オペラ作曲家」を目指し、生涯に書いたオペラは8作品
・オルガニストでもあり、1954年に広島世界平和記念聖堂の杮落としにオルガンを演奏(親日家だった)
素直な音色が沁み渡る…
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グールドの楽譜
うーん、この膨大な書き込みは何をあらわしてるんだろう…
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せっかく孤独に頑張ってレッスン動画つくってるので、ときどきチラッとだけ公開しようかと。今日はヘンデル。
こっちは寂しいことこの上ないんですが、向こうには、繰り返し観て咀嚼できるという利点もあるみたいです👀
引き続き随時歓迎です👍
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6月10日（土）は代官山教会で鶴澤奏さん
@kanadetsurusawa
とシューベルト最晩年の連弾三部作（幻想曲、人生の嵐、ロンド）をやります。ソロも含め、シューベルトの死の年（1828年）に書かれた作品のみを特集します。ぜひ、お出ましください。13:30開演。
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中１遼真くんの弾くバラード1番です。ホールレッスンのついでに撮ってみました。このように一発録りを課すというのも、緊張感のなかで弾く良いシミュレーションになりますし、いつもと違う良い楽器から新しいインスピレーションを受け取ることもすごく大切だと思ってます。
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ハ短調ミサは、モーツァルトが結婚をお父さんに認めて欲しい一心で書き下ろし、里帰りして父の前で上演したもので、コンスタンツェに絶美のソプラノソロを歌わせました。白眉のEt incarnatus estをピアノで(全曲はYouTubeで)。この編曲は
@_Muse_Press_
から12月に出版予定なので、ぜひ弾いてください！
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大内暢仁
@NobuTilo
のバロックアルバム、ディレクターとして最強のスタッフとともに3日間のホールレコーディングを敢行。大内の知的で愛のあるピアノで、ピアノでは世界初録音となる作品を多く含む価値ある音源が誕生しました。内藤が立ち上げる新しいレーベルでリリースします。ご期待ください！
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2/22(木)に迎賓館赤坂離宮のエラールのコンサートに出演します。
ギャラントな「羽衣の間」で、ハープの儚さをもつエラールの響きに乗せて、ロマンティックな舟歌ばかりを奏でます。
抽選のようですがよかったらお申込みください！
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今月の中学生zoomクラスではフーガの言語化をやってます。主唱と答唱、提示部(展開部)と嬉遊部(間奏)の交替、反行形・拡大形・ストレット…用語がずらりと並んでて捉えにくいと思いますが、このぐらいシンプルに眺めちゃったあとに細部の観��に入ったほうが分かりやすいです！
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手首をしなやかにし、指を鍵盤に平らに置き、演奏者が非常に低い姿勢で演奏することで、必要な俊敏性を得ることができる。ラヴェルは、特別な場合を除き、指を丸めて高い位置に座るピアニストを認めなかった。（ラヴェルの弟子モーリス・ドラージュの証言）
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いわゆる華麗なひき方が、達者にこなせるようになろうと心がけないように。ある曲をひく時には、作曲家の考えていた印象をよび起すように努めなければいけない。それ以上をねらってはいけない。作家の意図を超えたものは、漫画と同じだ。（シューマン『音楽の座右銘』より）
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モーツァルトは、激ウマのクラリネット奏者アントン・シュタードラーと出会い、突如この楽器の魅力に開眼。２人は急激に親しくなる。弾き振りによる予約演奏会が人気だったピアノ協奏曲でも、22〜24番でクラリネットを使い、シュタードラーに実においしい出番を用意している。↓6年前の私の演奏から
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Stay at home playing Bach
Bach-Leonhardt: Cello Suite No.6 - Allemande
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二つの音を決して同じ強さで弾かないことです。音たちは波をなして動いていかねばなりません。人々はこの百年来、一つの理想としてスケールをできるだけ均質に弾こうとしてきましたがね。タカタカタカ。タイプライターの叩き方ですよ（クラウディオ・アラウ）
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新しく始めた言語化クラスは、こんな感じでやっています。今日は中学生くんたちでZOOMで読み合わせとディスカッション（２回目の添削の内容）。随時ヒントになる資料やリンクを共有しながら周辺への理解を深めてもらいます。中２Kくんのケースを、本人の了解を得てご紹介！
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奥村智洋 × 安井耕一 ブラームスの夕べ
10/11（水）五反田文化センター、10/19（木）札幌ふきのとうホール
このお２人をお繋ぎできたことを、心から幸せに思います。昨日、初回のリハーサルに立ち会わせていただき、あまりにも豊かな音楽に、胸が一杯になりました。
公演詳細
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最近弾いてる曲
アルベニス：アスレホス
セヴラック：春の墓地のひと隅
フォーレ：塔の中の王妃
リスト：孤独の中の神の祝福
世の中があまりにも不穏なので、圧倒的なものを内包した音楽に向き合うのが良いです
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このご時世で新たに生まれたレッスン形態として内藤の「音楽の言語化レッスン」をピティナのウェブサイトで紹介していただきました。ありがたいことです。よかったらぜひご一読ください！
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せっかく再開していたレッスンも、この不穏なご時世で一部再びオンラインに😢
ほとんど需要がなさそうな曲ではありますが(笑)昨日生徒に向けて撮ったプーランクの間奏曲のアドバイス動画を公開してみます。といっても、これは本題に入る前の前置きの部分です😅
フルはYouTubeで。
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衝撃的なのが、亜麻色の髪の乙女のスケッチ（未完）。調性（変ロ長調）も和声づけも違います！！
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89歳のルービンシュタインによる最後のスタジオ録音。みずみずしく澄みわたる音楽。シューマン特有の夢見るような憧れはキラキラしている。〈永遠の青年〉感が半端ない。老巨匠の枯淡の境地もいいが、こういう歳の重ね方は心憎いほど格好良い
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クララ・シューマンにはたくさんの弟子がいて、彼らはブラームスにも指導を受けていた。これはそのうちのひとり、カール・フリードベルクのブラームス。絶妙のきわみ
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チョン・ミュンフンの、ソーシャルディスタンス仕様の第九。オーケストラの配置はもちろんのこと、何より合唱がすごい（逆転の発想！）。これだと、密で歌うよりもソリスティックな意識が高まるのではないか。実際に響きがどんな風になるか生でも聴いてみたい。
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スカルラッティのロ短調のソナタです。
ベヒシュタインジャパンの定期刊行物「ベヒシュタインから見える風景」とのタイアップ動画として制作。記事はこちらからお読みいただけます。数小節単位の意味のまとまり（ペリオーデ、楽節）を意識する大切さについて書きました！
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粒が揃って聴こえる演奏と、実際に物理的に粒が揃っている(平板な)演奏は別物。音楽の抑揚や表情の濃度に寄り添ってタッチのバランスは千変万化するが、これはおそらく声で歌えば自然にできること。いかに声と同じように、心の動きがノーストレスで手から出てくるか、だと思う。
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Zoom読書会。今日はマニュエル・ロザンタール著「ラヴェル その素顔と音楽論」
「ホルンにヴィオラのピチカートを加える。ホルンの明るい響きがヴィオラのピチカートを包み込む感じになるが、ヴィオラだとはわかるまい。これこそ、オーケストレーションだよ！」（ラヴェル）
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ピアノはいわば中性的な楽器であって、特別な音色の魅力をもってはいないのである。[…]しかし、ほかならぬこの中性的性格が、ピアノをさまざまの理念や性格を表現するのにうってつけの、多面的な媒介者たらしめたのである。（エトヴィン・フィッシャー）
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知り合いのエンジニア小池さんが新設された配信専門ピアノスタジオに興味があり、GWの企画に試しに出演してみることにしました。オールバッハプログラムです。おうちで過ごされるGW、良かったらお立ち合いください。
5月の3夜にわたり、素敵なピアニストをお迎えしてお届けします。バッハからラフマニノフまで様々な音楽をお楽しみください。
5/3 19:00 内藤晃
@Akira0404
5/4 19:00 渡邊拓也
@wttkmp
5/5 19:00 齋藤正樹
@misonikov
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シューマンの「木馬」に関するトリビア、多くの反応をありがとうございます。
この投稿を見た知人が、デュッセルドルフのシューマンハウスにあるSteckenpferdの現物写真を提供してくれました！
【マメ知識】
シューマンの《子供の情景》に〈木馬の騎士 Ritter vom Steckenpferd〉という曲がありますが、この“木馬(Steckenpferd)”は、日本の公園によくあるアレでは無いのです。動画にしてみました！
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ある演奏家の語法を本気で「盗む」とき、特定の曲にとらわれてしまうと危険。作品横断的にその人の演奏を聴き、その人が作品をどう捉え、何を考えて何をしているのか、普遍的な部分を見よう。その人の著書とかインタビューがあったりすると、学べるヒントは沢山。
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生徒には、外国語わからなくてもエセ外国語喋れるようになれと言ってタモリを見せます。各国語の音韻的特徴が旋律の抑揚に直結するからです。
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生徒さん向けに制作した、足とダンパーの観察動画第２弾。２種類の「月の光」を弾いてみました。綺麗な踏みかえばかりに意識がいきがちですが、響きを「滲ませる」のも表現。
＊遠隔レッスンひきつづき募集しています。
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読書案内（３）フランツ・リスト編。じつは、リストの晩年の弟子・秘書のゲレリヒが著した「リストのマスタークラス」の翻訳出版を手がけています（2021年はじめ頃出版予定）。それもあって、ちょっと気合い入れて紹介動画をつくってみました。ぜひ全編YouTubeでご覧ください！
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今月発売の内藤のNew Album「Paysage」のPVを公開します。
映像化はピアニスト 川崎槙耶
@wagnerian_maya
さん。
異なる感性のマリアージュって、わくわくしますね。ピアニストによる映像化、というのも、とても面白いポイントだと思います。
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完成しました！
ぜひお手にとってご覧ください😊
【❄️今週の新刊❄️】
🎹内藤晃 監修『アニバーサリーピアノ曲集2024』今年が記念のわたしたち
生没記念の年にあたる作曲家のピアノ小品集シリーズ🎶
2024年はブルックナー・大中恩・フォーレ・ホルスト…が揃います💖
あなたの好きな作曲家はいましたか⁉️
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今年収録したケクランが配信開始になりました！10のやさしい小品 Op.61cは世界初録音になります。楽譜の編者・選曲者の責任として、曲を聴いていただける形にしました。シンプルな美しい響きの中でポリフォニーへの意識が喚起され、教材としてもおすすめです😊
【本日配信開始】
音楽之友社刊『ケクラン やさしいピアノ作品集』編者・内藤晃
@Akira0404
による、シャルル・ケクラン (1867-1950)の最新録音が配信開始。いずれもシンプルで美しく、透明な気品を湛えたピアノ作品です🎹
シャルル・ケクラン: ピアノ作品集（sonorité）
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コンスタンツェとの結婚に際しモーツァルトが“自発的に”書いたハ短調ミサ曲。彼女に最高の音楽を歌わせて父に結婚を認めてもらおうという目論見があった。その音楽はこの世ならざる美しさで、天才モーツァルトがさらなるゾーンに入っているような究極の粋が聴ける。オジェー＆バーンスタインの名演で。
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ラヴェルは意外にもシューマンの音楽の深い人間味や息の長い旋律に共感を寄せていた。彼はなんとニジンスキーの依頼で「謝肉祭」から数曲をオーケストレーションしており、ラヴェル臭が充満していてじつに面白い。耳馴染みの曲の変貌ぶりに、編曲者の感性が鮮やかに映る
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ダンパーペダル＝足でダンパーを遠隔操作です！足だけに気を取られず、弦の振動や共鳴具合を狙って表現できるといいですね！生徒さん向けに動画作ってみました。
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この騒動下の制約のなかで始めた、「音楽の言語化」レッスンに、大きな手ごたえを感じています。ご興味持ってくださいましたら、ぜひご連絡ください！
音楽×国語／新しいレッスンを始めました｜内藤 晃
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Zoom読書会。今日のお題はドビュッシー音楽論集「反好事家八分音符氏」
森の神秘が、樹々の高さを測ることによってあらわされるだろうか？それどころか想像力を発動させるのは、むしろ森の測れない深さではないか。（クロード・ドビュッシー）
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チャイコフスキーの協奏曲の序奏、初稿は優雅なアルペジオ。ビューローのリクエストで改訂した結果、序奏が豪華になり過ぎたため、肝心の主部が萎んで聴こえやすい。弦の指定はどちらもmf。当初の構想を分かったうえで、冒頭が肥大化して出オチ的にならないことが大切。初稿はIMSLPで見られます！
チャイコフスキーのピアノコンチェルトを弾きにジョージアにきてます！
より歌う方向へと表現が変わってくる初版、気にいっております☺️
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中学生s絶賛特訓中！on Zoom
文脈ある演奏をめざして、楽譜の観察眼や、音楽を構造的に聴く力を鍛えてます。音符が、カタカナ羅列ではなく、意味ある単語や文章として見えてくるように！
誤答をシェアしてみんなで考えるのは、中学時代の恩師、数学の井本陽久先生の手法です。
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名器探訪、続きます。この演奏は、スタインウェイのボディに、調律師松永正行さん(山口県)のオーダーメイドアクションを入れ歯的に搭載した楽器によるもの。松永さんの独自技術「時間差調律」も相まって、とても色彩的かつ立体的な響きがします。全曲は松永ピアノのYouTubeで。
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ラフマニノフ本人の指揮した音楽の素晴らしさは、第３交響曲やヴォカリーズの録音で聴かれる弦の無限のニュアンスで明らかだが、メトネルの回想には、その指揮によるチャイコフスキー５番やモーツァルト40番の鮮烈な印象が記されている。聴いてみたかった…
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いちおう、コロナによる隔離生活から帰還しました。コンサートに出演できなくなるなどご迷惑おかけしました💦
それなりに苦しくて厄介です。罹らないに越したことはないので程々にご用心ください
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編曲楽譜が２点、
@_Muse_Press_
から出版されました！弾いてみていただけると嬉しいです。
こちらはバッハのG線上のアリアのピアノ版ですが、ピアノは減衰する楽器なので透明感がいっそう際立つような気がします。美しい和声が沁みます。
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4月9日（日）14:00- 東戸塚Sala Masaka
5月6日（土）14:00- 代官山教会
Vn 奥村智洋さんと共演します。
全身全霊のヴァイオリン。磁力のようなオーラに導かれ、未知の冒険的な感覚を味わっています。
お申し込み
全曲試聴
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中1の生徒がコンクールの褒賞でオーケストラとモーツァルト23番をすることになり、一緒にオケパートを弾きながらレッスンしている。久しぶりにこの曲の聴き比べをしていたが、リリー・クラウスの語りかけるようなピアノにすっかり心奪われた
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エヴリン・ハワード＝ジョーンズの奏でるバッハ平均律（1929-30録音）。糸を紡ぐようなポリフォニーと、幽玄の響きを漂わせる絶妙のペダリングが融合して、ステンドグラスの透過光のような不思議な色彩感が横溢する。知的かつ詩的で高貴。あまりに感動してヘビロテ中。
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ポゴレリチ@浜離宮。ピアノから放たれる響きのサステインが異様に長い。余韻の吟味から、不思議な間合いとテンポ感が、この人の音空間では必然となる。
シューベルトの2nd ViolinやViolaが、さりげなく、実に生きたアンサンブルとして聴こえてくるのには驚いた。三次元の響きを操る技術。
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まったくその通り！出汁の旨味、香り。絶妙な薄味は飽きが来ない。また聴きたくなる。
どきついジャンクフードみたいな演奏が溢れ、コンクール等でも高く評価されてしまいがちな傾向は嘆かわしい…
音楽でも、ある意味味付けの濃いものは多くの人にとってわかりやすい。だが、薄味で音楽を作る方が、細かい下仕事を必要とするためはるかに高度な技術を要する。鈍感な人は薄味と味がないものとの区別がつかず、薄味を過小評価しがち。
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真の解釈者とは、自分らしくないものに変身できる人のことをいうのです。先日、たまたまフィッシャー＝ディースカウがヴェルディを歌っているレコードを聴きました。まさに目がひらける思いのする歌唱でしたよ。しかも彼はシューベルトでも、ワーグナーでも大歌手なのです（クラウディオ・アラウ）
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