南泰裕 Profile Banner
南泰裕 Profile
南泰裕

@yas_minami

Followers
5,827
Following
32
Media
1,345
Statuses
2,827

建築家・国士舘大学 建築学系教授。アトリエ・アンプレックス主宰。一級建築士/京都大学卒-東京大学大学院修了/ミマール・シナン芸術大学客員教授/著書『住居はいかに可能か』(東京大学出版会)等、作品spin-off等/丸の内建築家倶楽部/囲碁三段/神田クリエイターズ・ラボ主宰→

東京・千代田区外神田
Joined May 2020
Don't wanna be here? Send us removal request.
Explore trending content on Musk Viewer
Pinned Tweet
@yas_minami
南泰裕
3 years
神田クリエイターズ・スペシャルのYouTube動画を新規配信。 春の京都、大徳寺を建築家が訪れました。 建築家の青木茂さん、椙山女学園大学の村上心教授、早稲田大学客員准教授の脇田健裕さん、建材会社専務の石井さんと南が出演。 日本庭園についてフリートーク。 @YouTube
Tweet media one
0
13
108
@yas_minami
南泰裕
3 years
大学のそばを走る路面電車の、東急世田谷線。東京都内では、都電荒川線と合わせ、路面電車はこの2線のみ。 いつの間にか、見事に軌道緑化されていた。 ストラスブールやフライブルク始め、ドイツやフランスの中小都市では、普通によく見かけたが、日本はこれまで、少なかった。
Tweet media one
24
2K
8K
@yas_minami
南泰裕
5 months
先日、久々に再訪した、長野市に建つ東山魁夷館。 谷口吉生設計の建築。 奇をてらわないシンプルな、モダニズムの静謐な気配が、素晴らしい。 35年経っても、美術館としての清々しい空間の質が保たれているのは、驚嘆に値する。 水面の揺らぎが反射する、美しい軒先と陰翳。
0
443
3K
@yas_minami
南泰裕
3 years
東京・湯島の、国立近現代建築資料館で明日から開催される、丹下健三展の内覧会に行ってきた。 ともかく、関東圏在住で建築に関心ある人は、絶対に行くべき。 入場無料、小冊子も頼めば無料でもらえる。 丹下さんの卒業設計の原図や、ハーバード大所蔵の原図の原寸コピー等、垂涎ものの貴重な展示。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
2
732
2K
@yas_minami
南泰裕
3 years
ルイス・カーンは50歳を過ぎて活躍し始め、瞬く間に神話的な建築家になった。 それである人から、「50歳になるまで何をやってたんですか」と聞かれたとき、「考えていた」と答えたらしい。 思いが持続するならば、ただ考えてさえいれば良い。 その思いの積み重なりは、いずれ流れの中で、放電される。
1
214
2K
@yas_minami
南泰裕
4 years
建築に関わ��若者が20代のうちにすべきこと。 1、一級建築士または二級建築士を取る 2、国内外の重要な建築をできるだけ訪れる。国内は奈良、京都の古建築はマスト 3、建築重要文献を30冊以上読む 4、建築以外の名著を100冊以上読む 5、建築以外の知り合いをできるだけ作る 6、手描きスケッチの練習
4
147
1K
@yas_minami
南泰裕
1 year
日本建築案内。 村野藤吾設計「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」 この6月に投宿したホテル。 全てが素晴らしすぎた。 華やかさと気品と居心地良さの、融合。 敷地の木を残した、円形平面。 ロビー空間の秀逸なデザインに、絶句。 理想の読書場。 驚くのは、この建築が、村野87歳のときの作品であること。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
2
128
995
@yas_minami
南泰裕
3 years
今日は大学1年生の建築研修引率で、江戸東京たてもの園へ。 建築家の前川國男自邸が、あまりに素晴らしかった。 ひとつひとつの丁寧なディテールに、心打たれた。各所の部材の取り合いに、まったく無理がない。光の採り入れ方、アプローチのしつらえ、天高のスケール感も絶妙。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
2
70
706
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書リストvol.8 47.ミシェル・フーコー『言葉ともの』 48.J・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』 49.ハル・フォスター編『反美学』 50.伊藤哲夫ほか編『哲学者の語る建築』 51.コロミーナ『マスメディアとしての近代建築』 52.ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』
0
48
640
@yas_minami
南泰裕
4 years
学生のための英語勉強法3 そこで建築学生へのお薦めは、 1、TEDで建築・都市関連の動画を観る 2、Netflixで、有名な建築や都市が出てくる映画みる。ダヴィンチコード等。 3、duolingoをやる 4、建築家の建築論を英語で写経。 ちなみに僕は、ルイス・カーンの建築論を、以前、ずっと写経していた。
0
46
581
@yas_minami
南泰裕
1 year
哲学書に関心あるけど、建築学生は課題等で忙しく、なかなか読む時間ない、どうしたら良いですか、と時々質問される。 そこでアドバイス。 まずは、出来るだけ薄っぺらい名著を読むのが良い。 下記がお薦め。 ・デカルト『方法序説』 ・プラトン『ソクラテスの弁明』 ・ライプニッツ『モナドロジー』
2
63
562
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書リストvol.7 (41〜46) 41.谷崎潤一郎『陰翳礼讃』 42.太田邦夫『エスノ・アーキテクチュア』 43.エドワード・レルフ『場所の現象学』 44.前田忠直訳『ルイス・カーン建築論集』 45.ジル・ドゥルーズ『襞』 46.ユクスキュル『生物からみた世界』
0
37
560
@yas_minami
南泰裕
2 years
沖縄に来た。 初日の今日は、伝説的な近代建築の名作でDOCOMOMO建築でもある、ホテル・ムーンビーチを訪問。1975年竣工。 あまりに素晴らしい建築空間に、絶句。 ルイス・カーンやジェフリー・バワを彷彿とさせる、伸びやかな空間の手ごたえに、強く感銘を受ける。 建築家たちと、今日はここに宿泊。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
2
55
558
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書案内70 日端康雄『都市計画の世界史』 メソポタミア古代都市からイオニアのグリッド都市、バロック都市、近代都市計画に至るまで、新書ながら極めて密度の高い内容。 文章もしっかりしていて、都市計画の通史としては、最も読みやすかった。都市的視点から建築を見る好著。
Tweet media one
Tweet media two
1
36
550
@yas_minami
南泰裕
1 year
僕げ大学院修士2年のときに受けた、東大大学院の、原広司さんの授業ノート。 「建築計画学4」の授業、今見返しても、森羅万象を深く広く覗き込み、心の底からゾクゾクするほど面白い。 数学、哲学、文学、音楽、物理学その他、様々な分野を軽々と横断し、建築の広がりに衝撃を受けた大学院時代。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
58
549
@yas_minami
南泰裕
11 months
建築を学ぶ者にとって、最も有意義な学び方の一つは、一人の建築家の全集を、最初から最後まで見通すこと。 一人の建築家の思考を、通時的に長め渡すことで、ストーリー性を感得できる。 お薦めは、コルビュジエの有名な8分冊の作品全集、レンゾ・ピアノの4分冊の作品集、安藤忠雄のGAアーキテクト。
0
39
508
@yas_minami
南泰裕
2 years
20世紀の都市・建築および諸思想関連年表。 以前、研究会用に、僕が作ったもの。 やや偏りはあるものの、概ね、流れを押さえられる。 20世紀初頭の、モダニズム建築の潮流や抽象絵画、言語学と人類学、実存主義と現象学、構造主義、脱構築、ポストモダン、数学基礎論や計算機の進歩、ミニマリズム等。
Tweet media one
2
69
493
@yas_minami
南泰裕
4 years
建築学生の良いところは、細かいこと抜きに、一通り全てのことをこなす点。文章書く、模型作る、図面描く、CAD使う、イラレでデザイン、パワポでプレゼン、グループワークで共同作業、本読む、その他。 特に模型制作能力は、ほとんど世界一。 これらの総合力は、どの分野に進んでも、必ず役に立つ。
0
46
482
@yas_minami
南泰裕
7 months
10日前に訪れた、京都・三条に建つ、安藤忠雄設計の「タイムズ」。 テナントが全て撤退し、がらんどうになったことで、逆に、素形としての建築の純度が際立ち、モノの力強さが表出されていた。 都市の中に置かれた巨大な建築展示のようで、この状況は、ある意味で貴重。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
134
482
@yas_minami
南泰裕
11 months
建築に関心ある人への読書案内 #121 コリン・デイビス『建築を考えるときに大切な8つのこと』 2011年刊行、イギリスの建築史家による建築論。「空間」「言語」「形態」等、8つのテーマで、古代から現代までの建築を広くフォロー。 大学院の授業で、教科書として使ったが、原著の英語も分かりやすい。
Tweet media one
Tweet media two
0
37
438
@yas_minami
南泰裕
10 months
建築に関心ある人への推薦図書リスト #19 106.長尾重武『小さな家の思想』 107.サマセット・モーム『サミングアップ』 108.宮脇檀『住宅設計テキスト』 109.遠山啓『現代数学入門』 110.池田晶子『考える人 オラクル西洋哲学史』 111.シュレーディンガー『生命とは何か』 108は折々に何度も読んだ。
1
41
427
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築に関心ある人への推薦図書リスト #18 99.ル・コルビュジエ『直角の詩(うた)』 100.吉田洋一他『数学序説』 101.篠田謙一『人類の起源』 102.坂口安吾『不連続殺人事件』 103.柄谷行人『哲学の起源』 104.外山滋比古『思考の整理学』 105.柄谷行人『世界史の構造』 99は図版が素晴らしい詩画集。
0
33
420
@yas_minami
南泰裕
2 years
バンコク在住の日本人建築家に教えてもらった、新しい商業建築を視察。 梁型の見えない、すっきりした天井と、スキップフロ���と吹き抜けの自由な組み合わせのデザイン。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
23
419
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築に関心ある人への推薦読書リスト #15 81.磯崎新『建築の解体』 82.ル・コルビュジエ『モデュロール』 83.レイナー・バンハム『環境としての建築』 84.ラファエル・モネオ『現代建築家8人の設計戦略と理論の探求』 85.A・ノーヴァ『建築家ミケランジェロ』 86.前田愛『都市空間の中の文学』
0
34
417
@yas_minami
南泰裕
18 days
長野、建築研修旅行 その15 村野藤吾設計、八ヶ岳美術館 イスラムの伝統的住居を想起させる、連続半ドームによるユニークな造形。 が、中に入ると一転、レースのカーテンが絞り吊りされ、ノーブルな気配の空間が広がる。 村野88歳の時の建築。 やられた。 こんな素晴らしい建築だったとは。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
56
416
@yas_minami
南泰裕
3 years
建築家の山田守が設計した、東京・お茶の水の聖橋は、高架下街路の気配が素晴らしい。 ヴォールト状のトンネルの向こうに、緑が見え隠れし、都心の楽しみを予感させてくれる。 その向こうに、大学と書店街と楽器屋さんが立ち並び、日本のカルチェ・ラタンと呼ばれる街の賑わいが広がる。 お薦めの街。
Tweet media one
0
56
389
@yas_minami
南泰裕
1 year
僕が大学院生のとき、師匠である原広司さんが言っていた。 「建築家にとって最も重要なのは、長生きすること。 早死にして有名になった建築家は、未来派のサンテリアしかいない」 建築は、学ぶのも実務覚えるのも、すごく時間かかるウルトラロングマラソンの世界。 なので健康と持続力が、最重要。
3
42
374
@yas_minami
南泰裕
3 months
建築案内。 鳥取砂丘そばのカフェ。隈研吾設計。 斜めに迫り出す構成。 ラクダもいました。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
27
375
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築コンペ案のアイデア・ノート。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
22
361
@yas_minami
南泰裕
1 year
今日は東京・湯島の国立近現代建築資料館へ。 開催中の展覧会「日本の近現代建築家たち」を鑑賞。 会場に入った瞬間に後悔した。 もっと早く観に来るべきだった。 凄い密度の展示。 安藤忠雄、原広司、吉阪隆正ほか、著名建築家の、珠玉の建築の、迫力ある原図がずらりと並ぶ。 何度も行く価値あり。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
63
367
@yas_minami
南泰裕
1 year
ベトナム、ダナンの建築視察 その2 HOTEL LE BOUTON D1建築スタジオ設計。 ガウディのカサ・ミラを彷彿とさせる有機的フォルムと、ルイス・バラガンの静謐さを思わせる、中庭に面したプール。 風の流れを考慮した、サステナブル・デザイン。 いろいろな要素のハイブリッド、ポストモダン的か。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
43
355
@yas_minami
南泰裕
3 months
建築案内。 日光、中禅寺湖。 アントニン・レーモンド設計 「イタリア大使館別荘 記念公園」 湖畔に建つ、瀟洒な建築。 天井のデザインが特徴的。 建築学系の研修旅行で、学生たちと訪れた。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
1
35
361
@yas_minami
南泰裕
2 months
今日は東京・鷺宮に建つ三岸アトリエへ。 住宅遺産トラストさんにご案内頂き、特別内覧会に参加。 三岸アトリエは1934年、画家の三岸好太郎が建てた住宅兼アトリエ。 設計は1930年代、バウハウスに夫婦で留学し、ミースやカンディンスキーに学んだ建築家、山脇巌。 登録有形文化財、国際様式の建築。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
46
360
@yas_minami
南泰裕
2 years
アントニン・レーモンド設計 「イタリア大使館別荘」(1928) 栃木県日光市、中禅寺湖の湖畔に建つ建築。 あまりに気持ちの良い空間。 建築研修旅行の引率で、学生たちと訪れた。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
1
45
348
@yas_minami
南泰裕
2 years
大学4年のとき、インドを1人で気ままに旅した。途中アーメダバードに寄り、ルイス・カーン設計のインド経営大学に向かった。 アポなしで事務室に行き「日本から来た建築の学生です。寮に泊めて下さい」と頼んだら、あっさり「良いよ。ただし宿泊費必要だよ」 一泊120円だった。 贅沢で豊かな空間体験。
0
14
343
@yas_minami
南泰裕
2 years
今日は東京・湯島の、国立近現代建築資料館へ。 建築家・原広司さんの展覧会の、内覧会に出席。 手描きのスケッチや図面、模型含め、凄い密度の展示で、見応えたっぷり。 有孔体理論の集大成。 図面、スケッチ等の資料が1万5千点以上、資料館に寄贈されたらしい。 無料、3/5まで。是非、行くべし。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
51
338
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書案内75 磯崎新『建築における「日本的なもの」』 桂離宮、伊勢神宮、および重源の建築活動を通して、日本建築のオリジンと謎を切開。 近代建築や西洋建築史が縦横に織り混ざり、もの凄い手ごたえの本。 建築史をこれほどスリリングに語れる建築家は、磯崎新さんの他にいない。
Tweet media one
Tweet media two
1
33
332
@yas_minami
南泰裕
2 months
軽井沢へ。 アントニン・レーモンド設計の「夏の家」を久々に訪問。 レーモンド自身の別荘として1933年に建てられた建築。 現在は軽井沢タリアセン内に移築され、ペイネ美術館として公開。 コルビュジエの「エラズリス邸」のアイデアを具現化した住宅として有名。 湖畔側のプロポーションが美しい。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
36
334
@yas_minami
南泰裕
3 years
卒業設計は、その名とは裏腹に、建築から卒業しないことを宣言する儀式のようなもの。 建築学生の誰もが初めて取り組むので、たいていは思った通りいかず、他の作品が凄く見えることもしばしば。 が、それらはたまたま上手くいってただけなので、心配ない。 自分のペースで、やり続けさえすれば良い。
2
25
326
@yas_minami
南泰裕
11 months
ハイデガーの『存在と時間』の中で、建築論と空間論を考える上で、最も重要な箇所のひとつは、ここ。 この直前で、ハイデガーはデカルトの「延長」概念を執拗に批判していて、この対決が、もの凄く興味深くて面白い。 哲学にさして関心ない建築学生でも、この本のここだけは、精読しておくと良い。
Tweet media one
0
33
326
@yas_minami
南泰裕
3 years
コンペのスケッチ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
13
313
@yas_minami
南泰裕
3 years
大学での講義のため、1990年〜2020年の、現代建築の流れをざっと概観してみた。 もちろん、全てのフォローはできていないが、ざっと、こんなところだろう。 今から振り返ってみると、ちょうどミレニアムの区切りを境に、都市や建築が質的に変わった感は、確かにある。
Tweet media one
0
33
326
@yas_minami
南泰裕
1 year
東京品川、建築倉庫の関連スペースであるWHAT MUSEAMでスタートした、「感覚する構造」展の内覧会へ。 これ見応えあった。 浄土寺浄土堂などの古建築から、丹下健三や磯崎新による現代建築、宇宙構造物に至るまで、様々な建築の構造システムに焦点を当てた展覧会。 密度が濃い。もう一度観に来よう。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
44
306
@yas_minami
南泰裕
3 years
東京国際フォーラム。 かつて丹下健三が設計した建築が建っていた場所。
Tweet media one
2
22
304
@yas_minami
南泰裕
1 year
今日は、建築家の宮脇檀が設計した、伝説の住宅「ブルーボックス」を、南研究室の大学院生と、特別見学させて頂いた。 1971年竣工の建築だが、オリジナルの形で塗装され、強烈なインパクト。 内部に入ると一転、居心地の良い空間が広がり、強い感銘を受けた。 許可を得て、外観写真のみアップ。
Tweet media one
0
30
300
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築に関心ある人への推薦読書リスト #16 87.E・レヴィナス『全体性と無限』 88.岡部明子『バルセロナ』 89.ベルナール・チュミ「建築と断絶」 90.スティーヴン・キング『書くことについて』 91.N・シュルツ『実存・空間・建築』 92.武澤秀一『建築から見た日本古代史』 特に90、劇的に面白い。
0
21
297
@yas_minami
南泰裕
10 months
建築学科4年は卒業設計が佳境。 1月締め切りの大学多いので、下記に重要なポイント。 1、締め切りまでのスケジュール立てる 2、助っ人の後輩たちのシフト表作る 3、案の基準線と通り芯変えない。 4、風邪、インフル、コロナに注意 5、内容分かってない先生のアドバイスは遮断 良い建築創ろう!期待。
1
28
294
@yas_minami
南泰裕
3 years
今もくっきり覚えていること。 大学院時代、修士論文の指導を受けていたとき。 集落調査をテーマに、共同体論を書きたい、と言ってみたら、指導教員の原広司先生に、真っ先に読め、と教えられたのが、この『共同体の基礎理論』。 建築にたずさわる者こそ、こうした骨太な社会科学の名著に触れるべき。
@Iwanamishoten
岩波書店
3 years
「『共同体の基礎理論 他六篇』に収録された講演記録「アジアから見た文化比較の基準」が興味深い」 週刊ダイアモンド3/19号の佐藤優「知を磨く読書」で、大塚久雄『共同体の基礎理論 他六篇』が紹介されました。☞
Tweet media one
3
52
338
1
28
289
@yas_minami
南泰裕
25 days
長野、建築研修旅行 その2 安藤忠雄設計、小海町高原美術館。 伸びやかなランドスケープ建築。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
23
286
@yas_minami
南泰裕
3 years
東京・湯島の国立近現代建築資料館へ。開催中の「住まいの構想-名作住宅1940-1975展」を観る。 前川國男、菊竹清訓、坂倉準三、原広司らの建築家による自邸を中心に、貴重な原図が多数展示され、見応えあり。 入場無料、立派な小冊子も無料でもらえてお得。3/13まで。 まだ観てない建築学生は、必見。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
33
281
@yas_minami
南泰裕
24 days
長野、建築研修旅行 その4 谷口吉生設計、東山魁夷美術館 余剰を削ぎ落とした、モダニズムの傑作。 桂離宮の雁行配置を彷彿とさせる、流れるような静謐な空間。 完成から40年近く経っても色褪せない空間を抱いた、瀟洒な建築。 ここで急ぎ、スケッチ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
25
280
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築を学ぶ人は、できるだけいろんなジャンルの本を雑読するのが良い。 その時に重要なのは、読む本の構成や目次や構造を、多少でも意識すること。 つまりレントゲン写真のように、本の骨格や構成を透かしみてみること。 本自体を、一つの建築のように捉えることが、やがて建築デザインにも役に立つ。
0
29
277
@yas_minami
南泰裕
22 days
長野、建築研修旅行 その10 藤森照信設計、神長官守矢史料館 1991年竣工。土壁や割り板、石ぶき屋根など、自然素材を使い尽くした、手作りの風合い満載の建築。 30年以上経っても、ほとんど補修しないで、そのまま保たれているとのこと。 むしろ、時間の堆積により良い味がでているのに脱帽。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
3
39
279
@yas_minami
南泰裕
1 year
南研究室・推薦図書リスト30冊、その1 1、谷崎潤一郎『陰翳礼讃』中公文庫 2、九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫 3、和辻哲郎『風土──人間學的考察』岩波文庫 4、原広司『空間〈機能から様相へ〉』岩波書店 5、磯崎新『空間へ』鹿島出版会 6、槇文彦ほか『見えがくれする都市』鹿島出版会
1
20
265
@yas_minami
南泰裕
5 months
建築に関心ある人への読書案内131 『建築家の講義 ミース・ファン・デル・ローエ』 3大巨匠建築家の1人、ミース晩年のインタビュー集。 ミースは著作を一冊も残さず、文章やスケッチ等も極めて少ないので、貴重な生の記録。 この本を読むと、ミースがいかにローテンションの人物だったかが分かる。
Tweet media one
2
20
263
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築に関心ある人への読書案内 #110 長尾重武『小さな家の思想』 鴨長明の『方丈記』を中心に、D・ソローの『森の生活』等を読み解きながら、終の住処としてのスモール・ハウスについて、広く解説。 コルビュジエによるカップマルタンの小屋や、戦後日本の狭小住宅、モバイルハウスもフォロー。
Tweet media one
Tweet media two
0
15
261
@yas_minami
南泰裕
3 years
1675年の、哲学者ライプニッツの直筆原稿。この時点ですでに、微積分概念を発見するし、記号法を完成させており、その天才ぶりに唖然となる。 ライプニッツは建築家エルラッハの楕円空間による作品ほか、バロック建築に関心持ち、庭園の設計にも関与。 建築に関心ある人は、ライプニッツを読むべし!
Tweet media one
0
50
246
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書リストvol.11 63.三宅理一訳『アルド・ロッシ自伝』 64.エイドリアン・フォーティ『言葉と建築』 65.藤森照信『人類と建築の歴史』 66.日端康雄『都市計画の世界史』 67.『the ARCHITECT says』 68.ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』
0
8
242
@yas_minami
南泰裕
2 months
軽井沢建築案内 ケロッグ設計「石の教会」 フランク・ロイド・ライトのもとで学んだ建築家。 森林の奥深くに埋め込まれた建築。 傾いた石のアーチが連なる、ダイナミックな造形と、螺旋状の動線。 森の気配にマッチした、洞穴的で静謐な空間を生み出していた。 ハルニレテラスのすぐ近く。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
29
250
@yas_minami
南泰裕
10 months
東大原広司研究室にいた大学院生のとき、集落調査で1ヶ月間、5名でパプアニューギニアに行った。 そこで何度も危ない目に遭い死にかけた。 その1。 この集落で、最初に挨拶したのがニセ酋長だった。調査の最中、本物の酋長が現れ、激怒して大きな刀を振り上げながら、向かってきた。 一瞬、観念した。
Tweet media one
0
26
247
@yas_minami
南泰裕
3 years
建築関連の読書推薦リストvol.2(8〜14) 8.フライ・オットー『自然な構造体』 9.アルド・ロッシ『都市の建築』 10.ロザリンド・クラウス『オリジナリティと反復』 11.『立原道造詩集』 12.コーリン・ロウ『マニエリスムと近代建築』 13.柄谷行人『隠喩としての建築』 14.宇佐美圭司『絵画論』
0
20
241
@yas_minami
南泰裕
7 months
建築学科に入ったら、できれば3年までのなるべく早いうちに、ワクワク感・ゾクゾク感を感じる建築体験をするのがとても大事。 凄いと思った建築を見に行く、ファンになった建築家の話を直接聴く、その創作の現場に立ち会う等々。 そうした体験はその後、きっと自分が長く建築に関わる、原動力となる。
0
30
237
@yas_minami
南泰裕
4 months
建築に関心ある人への読書案内 134 後藤武『ファンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ』 究極のガラスの家を、ライプニッツやニーチェ等の、哲学や思想の視点から、詳細に読解。 非常に密度が高い内容で、読み応え十分。合わせて、西洋建築史の本にもなっており、参考文献リストも役に立つ。
Tweet media one
0
25
238
@yas_minami
南泰裕
4 months
建築に関心ある人への読書案内 133 H・D・ソロー『森の生活』 最小限住居、セルフビルドの小屋を論じる際、鴨長明の『方丈記』と共に、必ず出てくる名著。 この2冊を比較して読むと、次のように様々に対極的で面白い。 『森の生活』:米国、青年期、固定、希望 『方丈記』:日本、晩年、可動、諦念
Tweet media one
0
21
235
@yas_minami
南泰裕
2 years
10年ぶりぐらいに、名護市庁舎へ。 1981年、象設計集団の設計。 沖縄の気候や風土を考慮し、伝統的素材やモチーフを巧みに取り込み、現代的に解釈。 批判的地域主義の好例。 竣工から40年以上経ち、全体的にかなり古びてきてはいたが、返ってそれが味のある色合いを出し、周りの風景に馴染んでいた。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
39
231
@yas_minami
南泰裕
1 year
建築に関心ある人への読書案内 #112 宮脇檀『住宅設計テキスト』 設計を始めた20代の頃から、バイブルのように、繰り返し何度も読んで参考にした。 なので、ボロボロになっているが、まだ手元にある。 南研究室にも、2冊、常備。 住宅の基本的なしつらえを、自作に則して明快に解説。良書。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
0
21
230
@yas_minami
南泰裕
4 years
建築学科に入ったら、できれば3年までのなるべく早いうちに、ワクワク感・ゾクゾク感を感じる建築体験をするのがとても大事。 凄いと思った建築を見に行く、ファンになった建築家の話を直接聴く、その創作の現場に立ち会う等々。 そうした体験はその後、きっと自分が長く建築に関わる、原動力となる。
0
22
231
@yas_minami
南泰裕
4 years
昔、僕の師匠である建築家の原広司先生がやった、伝説的な授業の話。 東大の「空間芸術論」という座学の授業で、原さんは教壇でタバコを吸い続け、結局90分間、一言も話さずに授業が終わった。しかも、その授業は面白かった。 マジックのような本当の話。 因みにその時のテーマはシュールレアリズム。
1
26
228
@yas_minami
南泰裕
1 year
東京駅近く、丸の内に建つ、前川國男設計の、東京海上日動ビル。 解体が進んでおり、先週の段階でこんな状況。
Tweet media one
1
28
227
@yas_minami
南泰裕
3 years
建築に関心ある人への読書案内64 都市デザイン研究体『日本の広場』 社寺境内や界隈、路地や橋詰等、西欧とは異なる広場の様態を、様々なケーススタディによって浮かび上がらせる。 とにかく、デザインサーヴェイによる実測図面が素晴らしい。論考の密度も高く、こうした名著の現代版が出されるべき。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
0
11
224
@yas_minami
南泰裕
4 months
秋田建築探訪 渡辺豊和設計「秋田市立体育館」 1994年竣工。「縄文首都のオリンピア神殿」というコンセプトの建築。 ランドマークをなす巨大なドームと、各所を覆う過剰のデザインが圧巻。 内部は競技大会で大盛り上がりだった。ポストモダンのデザインが、不思議と祝祭・競技空間にマッチ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
31
222
@yas_minami
南泰裕
1 year
南研究室・推薦図書リスト30冊 その3 12、ル・コルビュジエ『建築をめざして』 13、ファン・デ・フェン『建築の空間』 14、レム・コールハース『錯乱のニューヨ ーク』 15、アルド・ロッシ『都市の建築』 16.ルイス・カーン『ルイス・カーン建築 論集』 この中でまず14がお薦め。
0
17
218
@yas_minami
南泰裕
5 months
建築スケッチ。
Tweet media one
0
12
218
@yas_minami
南泰裕
8 months
建築に関心ある人への読書案内127 ハンナ・アレント『人間の条件』 人間の活動様態を「労働、仕事、行為」の3つに分け、その様態が錯乱し世界疎外へと至る状況を考察。 「18世紀半ば以降・・・公的芸術、とりわけ建築が、驚くほど衰退した」 ギリシア哲学への傾倒と、哲学史への批判が秀逸。名著。
Tweet media one
Tweet media two
0
22
220
@yas_minami
南泰裕
7 months
東京、池袋近辺のゼミナール建築探訪、その2 芦原義信設計「東京芸術劇場」(1990) 久々に訪れたが、大劇場のホワイエに繋がるこのダイナミックなアトリウムは、なかなかの迫力。 芸術鑑賞の気分を盛り上げてくれる。 竣工当時は批判もあったが、改修を経て、良い感じの都市広場として馴染んでいた。
Tweet media one
0
17
218
@yas_minami
南泰裕
3 years
東京・世田谷美術館で開催中のアルヴァ&アイノ・アアルト展を観てきた。緑に囲まれた、美術館の緩い雰囲気にも合っていて、見応えある展示だった。会場構成も良い感じ。 建築、家具、食器やテキスタイルデザイン等を幅広く観ることができ、アアルトのデザインを堪能できる。 これは建築学生にお薦め。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
17
219
@yas_minami
南泰裕
1 year
東京・お茶の水。 分離派の建築家、山田守設計の聖橋は、足元回りのトンネルの雰囲気が、ひそやかで品があってお薦め。 地下鉄・丸の内線が顔を出して神田川の上を走り、自然の地形と人工がないまぜになり、歪んだすり鉢状の立体的コラージュの場を生み出して、面白い。 都市の空間認識が反転する。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
0
27
216
@yas_minami
南泰裕
24 days
長野、建築研修旅行 その8 篠原一男設計、日本浮世絵博物館 コンクリートとカーテンウォールによる、記号的ファサードがユニークな建築。 篠原が初めて手がけた公共建築。 8m×8mのユニットを基準に構成された、抽象化された無機的でユニバーサルなボリューム。 意味が脱色された、キューブの連接。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
19
217
@yas_minami
南泰裕
24 days
長野、建築研修旅行 その6 安曇野ちひろ美術館 広大な公園に見事に溶け込んだ、内外を繋ぐ居心地の良い建築。 切妻屋根の連なりが、山々の稜線に呼応し調和する。 居場所が至るところに設られ、無為の空間の豊かさが、かしこに充ちる。 中庭のスケール感と配置も、秀逸。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
17
214
@yas_minami
南泰裕
1 year
昨日は、東京・湯島に建つ、伊藤博之さんが設計した集合住宅「天神町PLACE」の、内覧会に出席。 地上8階建ての、大規模な建築。 彫りの深い中庭を抱いた、ダイナミックな空間と、巧みにまとめられた住戸群に、感銘を受けました。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
18
210
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築は懐が深いので、一つのことができなくても問題ない。 ライトは、師匠ルイス・サリヴァンのスケッチに敵わないと諦め、フリーハンドのスケッチ残さなくなった。ミースもまともなスケッチ少ない。 絵が下手でも、数学や英語できなくても良い。 自分のキャラクターを活かす建築との関わり方が重要。
0
19
198
@yas_minami
南泰裕
2 years
いままで訪れた社寺仏閣の中で、最も強烈なインパクトを受けたのは、ここ、鳥取県の三仏寺投入堂(なげいれどう)。 写真家の土門拳が「日本第一の建築」と呼び、巨額を投げ打って車椅子のまま登山して訪れた。 平安時代建立の、伝説的な密教建築。 崖をよじ登りながら、奥地に至ってようやく辿り着く。
Tweet media one
1
24
199
@yas_minami
南泰裕
1 year
日本建築案内。 ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)。 建築家フランク・ロイド・ライト設計の名住宅。兵庫県の山腹に建つ。畳部屋もある。 その書斎に置かれた、復元された机とテーブル。 ライトの弟子の遠藤新が、師の遺志をつぎデザイン。 見事に片側の足だけで浮いていますが、どういう仕掛けでしょうか?
Tweet media one
2
22
200
@yas_minami
南泰裕
2 years
ブルーノ・タウト設計の旧日向別邸、ついに見れるようになった。 かなり前に、建築ツアーで訪れたきりなので、またいずれ行ってみよう。 タウトの『日本美の再発見』は、当時の特高警察に監視されながらの旅行記が強烈。 坂口安吾の『日本文化私観』と併せて読むのが良い。
0
33
197
@yas_minami
南泰裕
4 months
秋田市、2日目。 工藤浩平さんが設計した、ご両親の住宅をご案内頂く。 離散と密着の同時存在、多様体を感触させる、トポロジカルでユニークな配置の建築。 フィクショナルな気配。 降雪と環境を考慮した、計算された随所のディテールと、合理的な施工の工夫も、興味深い。 とても勉強になった。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
25
197
@yas_minami
南泰裕
2 years
東大の大学院時代。 原広司教授の「建築計画学4」の授業ほど、面白いものはなかった。 シラバスはこんなふう。 ・量子論モデル ・音楽モデル ・推理小説モデル ・文学モデル ・美術モデル ・数学モデル それぞれ4時間ぶっ通しで話し、伝説の授業となっていた。 建築は自由であることを、教わった。
0
11
189
@yas_minami
南泰裕
2 years
東京・湯島の、国立近現代建築資料館で開催中の、「子どもの国」のデザイン展へ。 黒川紀章や大高正人、菊竹清訓など、メタボリズムの建築家たちが、実験的な建築を多数展開した、貴重な施設を詳細に紹介。 イサムノグチの作品も関連し、ランドスケープも興味深い。原図や秘蔵資料も多く、見応えあり。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
0
22
186
@yas_minami
南泰裕
3 years
ハイデガーの『存在と時間』の中で、建築論と空間論を考える上で、最も重要な箇所のひとつは、ここ。この直前で、ハイデガーはデカルトの「延長」概念によるを執拗に批判していて、この対決がもの凄く興味深くて面白い。 哲学にさして関心ない建築学生でも、ここだけは精読しておいた方が良い。
Tweet media one
1
16
191
@yas_minami
南泰裕
1 year
神戸、フランク・ゲーリー設計のフィッシュダンス。安藤忠雄監修。 ゲーリー自身は、やや不満足だった作品らしいが、フランスで見たゲーリーの建築よりも、ゲーリーらしい自由奔放さが溢れていて、楽しい。 メタルメッシュの魚も秀逸。 カフェの居心地も良く、海辺の雰囲気にマッチしてて良い感じ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
21
187
@yas_minami
南泰裕
3 years
建築に関心ある人への読書案内vol.4(21〜27) 21.レヴィ=ストロース『野生の思考』 22.バシュラール『空間の詩学』 23.ジラルデッリ青木『明治の建築家、伊東忠太』 24.磯崎新『空間へ』 25.吉阪隆正『住居学』 26.伊藤ていじ『日本デザイン論』 27.梅棹忠夫『知的生産の技術』
1
16
186
@yas_minami
南泰裕
2 years
建築に関心ある人への読書案内88 ラファエル・モネオ『現代建築家8人の設計戦略と理論の探求』 ハーバード大での講義をまとめた本。 これは本当にお薦め。現代建築を広く考察した解説書としては、一番分かりやすく読み応えあった。図版も豊富。 ゲーリー、コールハース等の建築家の作品を詳細に分析。
Tweet media one
Tweet media two
0
20
183
@yas_minami
南泰裕
1 year
今日の大学院、「建築意匠特論」の授業で取り上げた本。 ・ハリー・マルグレイヴ『現代建築理論序説』 ・ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』 ・ジル・ドゥルーズ『襞』 サイバースペースを論じる中で、ライプニッツとバロックをなぞりつつ、哲学の系譜に、「現実/仮象」の様々な二項対立を再確認。
Tweet media one
1
17
182
@yas_minami
南泰裕
3 months
建築に関心ある人への推薦図書リスト #20 112. C.ロヴェッリ『世界は関係でできている』 113. 小平邦彦『怠け数学者の記』 114. M.D.ソートイ『素数の音楽』 115. 真木悠介『時間の比較社会学』 116. アウレーリ『プロジェクト・アウトノミア』 114は推理小説的、スリリングで面白い。116は建築本。
0
15
180
@yas_minami
南泰裕
2 years
スケッチ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
11
180
@yas_minami
南泰裕
2 years
東京・湯島の国立近現代建築資料館で開催中の、原広司展「建築に何が可能か」を鑑賞。 2度目の訪問だが、改めて、その思考の密度に感銘を受けた。 無料、3/5まで。 原研究室のOBということで、会場エントランスには、他の建築家に混じり、僕の手書きパネルも展示されています。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
14
183
@yas_minami
南泰裕
4 years
建築学科で設計授業の際に、ステレオタイプの文言として必ず聞くのが「君のやりたかったことは何?」と言う教員の言葉。建築学生は、この決まり文句自体を、まず激しく疑った方が良い。間違っても「私/僕がやりたかったことは、これです」などとイノセントに言うべきでない。カッコ悪いし知的でない。
2
22
182
@yas_minami
南泰裕
1 year
数学の微積分と建築の関連年表を、書き出してみた。 実は、微積分の展開と建築は、歴史的に深い関連があり、興味が尽きない。 特に注目すべきは、サイクロイド曲線の展開。 ルイス・カーン設計のキンベル美術館での応用が有名だが、法隆寺始め、それにとどまらない、建築的テーマが満載。
Tweet media one
Tweet media two
0
18
181
@yas_minami
南泰裕
5 months
建築案内 宮脇檀設計、ブルーボックス・ハウス。 東京某所にせせり建つ住宅。 昨年、南研究室の大学院生が修論で取り上げ、学生と一緒に内部を特別見学させて頂いた。 1971年竣工だが、今も立派に住宅として使われ、気持ちの良い豊かな空間だった。 登録有形文化財。 建築基準法的には、木造平屋。
Tweet media one
1
24
179
@yas_minami
南泰裕
2 years
大学の横浜建築研修、その2 大林組の研修所、port plus. 純木造ラーメンの、高層建築の最新事例。 ストラクチャーのボリューム感が凄い。 実証実験のため、上層部は部分的に構造体が顕しに。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
2
22
177
@yas_minami
南泰裕
3 years
建築に関心ある人への読書案内54 伊藤哲夫ほか編『哲学者の語る建築』 ハイデガー、オルテガ、アドルノ他の哲学者による建築論。ドイツ美学と実存主義の、気配と格調がかしこに染み渡る。特に、アドルノの機能主義論が興味深い。 アリストテレス始め、古来から哲学者が建築を語る構えは、変わらず。
Tweet media one
Tweet media two
0
28
174