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村澤和多里

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北海道の大学で 心理学を教えています。エコロジカルなポスト心理療法について研究しています。「中井久夫との対話」河出書房新社、「ポストモラトリアム時代の若者たち」など。風景写真。発言は所属機関の見解とは無縁の個人のものです。読みきれなくなるのでフォローバックは控えています。

日本 北海道
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
「中井久夫との対話」河出書房新社 目次 第1部 中井久夫との対話 第2部 中井久夫の思想 「精神科医」の誕生 「寛解過程論」とは何か 中井久夫の治療観 結核とウィルス学 サリヴァンと「自己システム」 ミクロコスモスとしての精神 生命、こころ、世界 中井さんと私たち―あとがきに代えて
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@murasawawatari
村澤和多里
6 years
山道の上に氷がはって、その下を水が流れていました。空気が混じっていきもののように動いていきます。 (奈良県にて)
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@murasawawatari
村澤和多里
6 years
みなさんのご指摘のとおり、蟲師の「光脈筋」に似ていますね。 私は精神科医の中井久夫先生が、複数のリズム、流れが交錯しながら進むプロセスが生命であり「こころ」でもあるといってたのを思い出しました。 (『中井久夫との対話-生命、こころ、世界』河出書房新社)…
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
周知のとおり、ユング心理学がオワコン化し、精神分析の影響力が弱まってるなか、認知行動療法が流行している。 しかし、そうなると「魂」の問題についてあつかうところがなくなるので、ヒーリングとかスピリチュアルが人気になる。 認知行動療法が「禅」をとりいれざるをえないのもわかる気がする。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
以前の話です。 声優になりたいという若者に、「そんなことより役にたつ資格取りなよ」と助言をした人と、「声優になってどんなことをしたいのか」を聞いた人がいました。 その若者は前者の人には反発して「声優」にこだわっていましたが、後者の人と話をしているうちに看護師を目指し始めました。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
私は直間接に児童養護施設に関わってきましたが、性的虐待が原因で施設に暮らす若者の多くが、家庭の闇を告発することで、家族を崩壊させてしまったという二次的トラウマと罪悪感に苦しんでいました。 私がその事実をはじめて知る人になった時は、どのような対応をしても苦しまないことはありません。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
心理検査をできない心理職にたいする厳しい意見を散見する。 しかし私は、心理検査が徴兵検査の一つとして発展した背景について知らない心理職のほうがもっと心配である。 心理検査をするということに含まれる危険性について考えずに、心理検査のもつ力を誇示するべきではない。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
中井久夫先生が、阪神淡路大震災の後にハーマンの「心的外傷と回復」を訳したことは有名ですが、それとともにヤングの「PTSDの医療人類学」を訳したことも重要だと思います。 トラウマ概念が一人歩きしないように、相対化する視点も紹介していた訳です。 不幸にもトラウマ概念は暴走してしまいましたが
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
森友学園問題に関わって自死した赤木俊夫さん、テラスハウスに出演して自死した木村花さん。どちらも空気を読み、上の人の意向を忖度することが求められて、世間の非難を一身に受けとめさせられた。 トップは責任を取らない仕組みに、子どもから大人、国政まで浸されている。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
心理学者にはあまり読まれていないが、哲学者のベルグソンは、当時の精神物理学を念頭に、心理的なものを「測定」することに対して根本的なひはんをしている。 度数1の悲しみと度数9の悲しみは、質の違う体験であって、量の差に置き換えられない。 心理学者は未だにベルグソンから一歩も出ていない。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
人は裏切るけど、お酒は裏切らない というアルコール依存症の人の言葉には悲しい響きがある。 人に期待しても満たされないことがあっても、お酒なら確実に酔えるということだろう。 ほかの依存症にもいえるだろうし、自傷行為などもそうだろう。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
(電話相談の覚書1) 私は電話相談のトレーナーをしているが、訓練段階の人が必ずつまるところが何点かある。 まず「傾聴」を黙ってきくことだと思い込み、何も質問しないで「はい‥はい」ときいている。 この場合、「傾聴とは、思いの丈を話せるようしてあげることですよ」と助言する。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
先日、大学の市民講座で 「憑きもの祓いと心理療法」 というテーマで話をしました。 今年は無料で動画が公開されていますので、よろしければご視聴ください。 (見苦しいかもしれませんが)
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
5年ほど前までは、不登校の生徒と話すときに、話題になっているアニメやゲームが「心の窓」のような働きをしていたけれど、最近はきっかけをつかみづらい。 「動画を見てます」という生徒が多く、その内容を聞いても「とくに内容というほどのものはない」みたいな感じ。 私がついてけてないからか。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
最近、何でもかんでも「当事者研究」という風潮がある。 当事者研究を支援する(?)支援者のなかには、自分の弱さを開示することが当事者と同じ地平に立つことだと勘違いしている人が多い気がする。 私は当事者と支援者が同じ地平に立つことの難しさから見つめなおしたい。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
わたしは、ひきこもりの若者たちの「居場所」つくりに関わってきましたが、「居場所」というのはその人が来るのを心待ちにしていてくれる場所のことだと思います。 はじめて来た人であっても「あなたが来るのを待ってたよ」という気持ちを伝えたい。それだけで、その人の自己肯定感があがるはず。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
(中井久夫の寛解過程論1) 心理職のあいだでも中井久夫先生の名前は有名であるが、もっとも重要な業績である「寛解過程論」については、意外に知られていないことに驚く。精神科領域の心理職ですらも知らない人が多いようである。 私たちは知ってほしいと本を書いた。(「中井久夫との対話」)
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
このたび、宇宙飛行士の選抜試験に合格しました。 宇宙空間でのメンタルヘルスについて研究する予定です。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
(プロセスとしての病1) 中井久夫理論のユニークなところは、徹底して精神疾患を「プロセス」として捉えているところだと思う。 統合失調症も意識の変容のプロセスであり、症状が固定してしまうのは、変容の途中で関係性が絶たれて「導きの糸」を失ってしまうためとされる。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
中井久夫先生は、私にとっては臨床的にも哲学的に導きの光だった。 きっとこれからも、歩むべき道を照らしつづけてくださると信じている。 私にとって何よりの支えになっている中井先生の言葉をリツイートしておきます。 心よりご冥福をお祈りいたします。
@murasawawatari
村澤和多里
6 years
中井久夫が「喜怒哀楽」について述べた次の言葉ほど、心理療法の本質をいい当てるものはないと思う。 「ゲームに勝つと喜び、負けると怒る、そして負け続けると哀しい、しかし、それでも「もう一度」ってゲームをつづけようと思うのが、楽しむってことだな」(『中井久夫との対話』より)
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
私の世代では、河合隼雄や中井久夫という名前は、臨床心理学を学ぶものには常識だったけれども、今の学生にはピンとこないらしい。 後期ゼミでは「中井久夫との対話」をテキストにしたが、まずは「心の傷を癒やすということ」のドラマから始めた。 学生たちには中井先生は近藤正臣で標準化された(笑)
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
昨日の研究会より。 障害のない人には、生き方を決めずにその都度選び取ることができるのが「普通」である。 障害のある人には生き方を選ばせる社会。「障害特性の自己理解」とか「障害受容」などという言葉で、生き方を社会に合わせさせられる。 だから「普通」から遠ざけられる。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
不誠実さ、人々を馬鹿にしたような対応、危機に便乗して利益を得ようとする態度、これら全ては人々の自尊心を大きく傷つける。 これらは中井久夫が「いじめの政治学」において指摘した、孤立化、無力化、透明化の3段階にも通じている。 これらのプロセスは私たちをトラウマ化させ、希望を奪っていく。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
性的虐待の問題は、その被害者を保護することや、虐待者を罰することで終わりません。 虐待のトラウマの問題もありますが、それを告発したことで生じた家族や社会のダメージについても、その被害者が背合わされてしまうということも大きな問題です。 そこまで考えないと防止にならないと思います。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
私の曽祖父は田中正造を支援して投獄され、家が解体することになった。 それでも曽祖父のしたことは尊いことだと信じている。 渋沢紙幣を拝むことになる屈辱は耐えがたい。
@dekaino
でかいの
5 years
@ShinHori1 @marxindo 私は田中正造がいいと思う。渋沢の横暴から庶民を守ろうと奮闘した彼こそ代議士の鏡。 この立派な髭は紙幣向きだよ
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
後者の人(支援者)は、人の面白いところを発見するのが上手な人で、私の話も楽しそうに聞いてくれました。 話をしているうちに、私自身のなかにこんな側面があったのかと気づかされることもよくありました。 なぜかふと思い出しました。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
対人恐怖症の本質は、他者の前で社交性を「よそおう」ことにあると考えている。 「よそおう」技術がとりわけ重要になってきたのは、近代的都市で適度に(儀礼的)無関心をよそおい、親密にならないよう距離を取ることが必要になってきた。 現代はさらに高度な空気を読む社交スキルが必要とされる。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
ポストコロナの世界が、不条理に満ちた世界になったとしても、心理療法がそのハードな世界に適応するためのスキルトレーニングに陥ってはならないと思う。 心理療法は、個人と社会(家族、世界)との間の矛盾をほどき、結びなおす営みであってほしい。 不条理になれるのでなく、希望を結びなおしたい。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
近年、自己コントロールを高めることを目的とする心理療法が隆盛している。 しかし、そもそも社会システムが個人の自己コントロール力に過剰に依存するようになったことが、生きづらさの背景にある。 その生きづらさを、個人の強化によって乗り越えようとするのか?
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
性暴力被害者ワンストップ支援センター 24時間体制、2人対応、8時間勤務、時給1000円。 センターの運営をブラック化させようとしているようにしか思えない。もはや妨害行為に等しい。
@emil418
𝐄𝐌𝐈𝐋~噴き上がってる人~
5 years
ワンストップ支援センター予算の積算根拠は 内閣府「2人対応、時給千円」 片山大臣「ボランティアに依拠」 この国スゴイわ (共産党田村智子議員質問より) フル:
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@murasawawatari
村澤和多里
6 years
中井久夫の特異なところは、「心」の病を、「身体」の病と区別しないことだと思う。 心も身体同じように傷つき、同じようなプロセスで回復していく。 彼は心を「手術」しようとはせず、傷が炎症を起こさぬように注意深くケアをしている。 治せない病はあまたあれど、「看護できない病はない」という。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
性的虐待の通告から、その後の家族の立て直し、被害者の自立まで含めた統合的なケアが必要だと思いますが、現在の非常勤職員(有能な方が多いと思いますが)に依存せざるをえない児童相談所の体制ではそこまで手が回らないのでしょう。 適切な人員(予算)配置と、専門的スキルの養成が必要に思います
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
知ったからには秘匿すべきではないという思いと、この事実を公開すると児相も動かねばならないし、そうなるとこの家族全体が崩壊するだろう。 そうすれば、いまギリギリの状態で生活が保てている兄弟(姉妹)への心理的ダメージは計り知れない‥。 さまざまな思いのなかで、苦渋の判断を迫られる。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
スクールカウンセリングにいくと、ASD傾向のある生徒が、意思を尊重されすぎた結果、こだわりから抜けられずに困難に陥っている例が多いように思う。 「まだ部活(例)を続けるといってます」とのことだが、自分ではやめれなくなっているように思う。 まわりもこだわりに巻き込まれているようにも思う
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
非正規公務員に依存する体質は深刻です。 私の近隣の地域でも、児童相談所の非正規雇用の心理司がおおきな戦力になっている。移動がないので、一番の古参だったりするのです。 また、その現場にこだわるが故に非正規でも続けていたりする。 そういった人こそ安定した待遇を保証してあげてほしいのに。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
心/身体、精神/物質、などという二分法から抜け出せなければ「霊」「魂」を実在視するような神秘主義に陥ってしまう。 ユングは本質に接近しつつ、二分法のまま向こう側に渡ってしまった。 心理学は今なお二分法に忠実である。 二分法解体の一助として、千葉雅也氏のドゥルーズ哲学論はおおすすめ。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
品切れで残念だったのですが、復刊されたようです! 来年度のゼミの教科書にします。 中井久夫の文化論でも白眉。 東畑開人先生の活躍で注目の「医療人類学」でも、この本に感化されて始めた人は多いと思う。 中井の「寛解過程論」との関係については、拙著「中井久夫との対話」を参照してください。
@murasawawatari
村澤和多里
4 years
中井久夫「治療文化論」 これは岩波同時代ライブラリー版 今は岩波現代文庫から 時々読み返す本 西欧精神医学が培ってきた普遍的な診断カテゴリー(普遍症候群)は、個人と世界との新たな関係を構築しようとする「個人症候群」プロセスの〈失調〉によるものかもしれないというテーゼは蠱惑的である。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
最近の心理の学生と話していると、精神分析のような行動の背後にある「物語り」を読みとくことには関心が薄く、こういう行動をする人はこういう心理傾向がある‥みたいな直接的な因果関係のほうがお好みに思われる。 その方がエビデンス取りやすそうだしね。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
私が心理療法から少し距離をとり、「憑きもの」やスピリチュアルについて研究しているのは、近年の心理療法において「魂」の問題が軽視されているからである。 災害や事故などでは特に、死者と生者とのつながりの問題は深く、それ以外にトラウマからの回復のプロセスは「喪の作業」と重なる。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
でも、この問題にもっとも深めた精神科医は、先日天に召された中井久夫先生だったと思います。 中井先生は「心」という言葉に対するためらいを述べていました。 心/身体、精神/物質、という二分法とは違ったところから治療論を組み立てようとしていたと思います。
@murasawawatari
村澤和多里
5 years
(「中井久夫との対話」について1) いくつか誤解があるようですのでコメントいたします。 中井先生のインタビューがメインの本ではありません。中井先生の思想の全貌を読みといた本です。 また、中井先生のプライヴェートや秘話のたぐいを書いたものではありません。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
今世紀はじめは政治戦略上、戦争という手段が重視されたため、人材選定のために心理検査が利用された。 現在は、政治戦略上で第三次産業が重要になったために「コミュ力」が計られる。 社会が要求するコミュ力をもたない人は「自閉的」とみなされ排除される。 戦場が市場に変わったが、仕組みは同じだ
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
心の扉のドアノブは、内側にしかついてないから外からはノックしかできない。こじ開けると壊れてしまう。 開けられるのは自分だけ 「社会的養護の当事者支援ガイドブック」Children’Views&Voices + 長瀬正子より
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
私は自分の判断がベストだったことはないと思います。ある先生から「本人(当事者)の代わりに罪悪感を背負っているのでは」と言われたこともありますが、そのような綺麗事で終わらせたくないという思いがあります。 非力であったことには間違いがありません。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
摂食障害やリストカットについて、相変わらず家族間の葛藤に原因を求める向きがある。 それらの現象と家族葛藤に相関があるとしても、それを原因とするのは早計である。 むしろさまざまな社会的矛盾が「家族」という領域において抱え込まれてしまう構造が問題なのではないだろうか?
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
コロナのため、潜在的にあった個人や社会のリスクが顕在化し、格差もあからさまになるだろう。 リスク回避の行動が分断や孤立化をさそい、スキルや資産の準備がない人は孤独と絶望に追いやられてしまうかもしれない。 これからの「心のケア」では、個人のスキルよりも、社会の再建への希望を重視したい
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
今日の大学院の講義より 精神科医の中井久夫によると、生命は身体を舞台にしたさまざまなプロセスの織りなすセッションみたいなものである。 このプロセスは音楽のようでもあり、遊びのようでもある。ジャズのセッションを思い浮かべると、どこまで崩したら音楽として成り立たなくなるのか(つづく)→
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@murasawawatari
村澤和多里
3 years
閉じた状態の心身は、傷つくこともないが、癒やされることもない。 開かれた心身は、傷つくリスクもあるが、癒されることも多い。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
こころの病と呼ばれるものの本質は、個体と環境の間に生じる悪循環にとられることであると思う。 その悪循環に介入する方法は、精神分析療法であっても、認知行動療法であっても、短期療法てあっても、効果が上がればなんでも使えばいいように思っている。
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@murasawawatari
村澤和多里
7 months
ナイチンゲールの「看護覚え書」では、病気からの自然回復過程を促進する条件を整えることが看護であると述べられていて、中井久夫の「精神科治療の覚書」と重なる部分が多い。 「看護できない患者はいない」(中井)
@murasawawatari
村澤和多里
7 months
栗原康「超人ナイチンゲール」(医学書院) ナイチンゲール、まじ超人。かっけ〜。 本書が講談調で書かれているので影響されてみた。 ともかくすごい内容なので、ぜひ読んでみてください。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
本日は、先週また地震のあった厚真町に行ってきた。 先週の地震のあと、吐いてしまう子供たちがたくさんいたらしい。 吐いてしまったことについて「床汚しちゃってごめんなさい」と謝ったいう子どもの話がせつなかった。 厚真町のことを、みなさんとも共有しておきたくてツイートしました。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
中井久夫や神田橋條治が完全な存在である訳はない。しかし精神医学がまだ混沌とした状況のなかで、彼らが成し遂げたことを見極めることは重要だと思う。 私はスピリチュアリズムを擁護しないが、それへの彼らの親和性は、現代の精神医学の「知」のあり方に対する根本的な批判に根差していると思う。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
(子どもとの対話1) 息子が4歳くらいの時のこと、 スーパーの駐車場から出ようとすると謎の発言が。 息子「‥パパは、おもちじゃないよね?」 パパ「パパがおもちなら、おまえは団子かい(笑)」 ある日、同じ場所で機械から 「駐車券をおもちの方は‥おもちじゃない方は‥」 ときこえた。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
どこか当事者研究は〈憑きもの祓い〉と似ています。 そらは「外在化」の手法を用いるからだけでなく、そこには近代成立した「精神医学」というパラダイムを相対化するような視点が内在しているからに思われます。 3月30日発売です。
@murasawawatari
村澤和多里
4 years
「〈憑きもの祓い〉と当事者研究」というタイトルで小論を書きました。 今しばらくで発売になる「統合失調症のひろば(こころの科学)」2020年春号(日本評論社)をご覧ください。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
ゼフィルス(西風の神)とか、森の妖精といわれるミドリシジミを見つけました。 よく見ると結構たくさんいます。 早起きして山に登る楽しみが増えました。また来年の6〜7月に会えるのを楽しみにしています。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
→ここから私が思うのは、音楽セッションや遊びのような、目的のない自己生成的なプロセスを生きることが、それ自体「治療的」だということである。 セラピーは「真剣な遊び」であってこそ治療的になりうる。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
今の札幌の住宅街を歩くとこんな感じ。 迷路のようだ。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
「発達障害」とは、第3次産業が仕事の7割を占めるようになり、それに適合すべくコミュニケーション力や自己管理に偏重していった教育において、それらが苦手なために排除された子供たちを含みこむためのカテゴリーであると思う。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
結局、「居場所」というのは、その人を待っていてくれるところだと思います。
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@murasawawatari
村澤和多里
3 years
本日から、札幌学院大学心理学講座 「心」はどこにあるの? で、私の話が公開されていますのでご案内いたします。 ・「心の病」は実在するの?(村澤) 他の講座もおすすめです ・記憶はどこにあるの?(森先生) ・「脳」が行動をコントロールしているの?(伊藤先生)
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@murasawawatari
村澤和多里
1 year
精神看護2023年1月号 「精神科治療、この10年で覆った常識とは」 うつの人を励ましてはいけない、自傷の人にかまってはいけない、などの「不要な神話」は手放された‥。 とてもスッキリしましたー。
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@murasawawatari
村澤和多里
8 months
公認心理師・臨床心理士を有する大学教員が、ネット上で若い女性研究者たちにくりかえしセクハラ発言をしていたという話。 女性からの訴えを受けた所属学会が彼らを処分したとのこと。 公認心理師法の第40条信用失墜行為にも該当すると思う。 zoom会議の画像を撮って、女性の品評会ってありえない。
@bengo4topics
弁護士ドットコムニュース
8 months
学生に心理学を教え、精神的な疾患を抱える人のカウンセリングなども担う心理学者3人がセクハラしたとして、学会に処分されました。 研究用として開設されたビジネスチャット上で繰り返された性的な投稿とはー。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
「〈憑きもの祓い〉と当事者研究」というタイトルで小論を書きました。 今しばらくで発売になる「統合失調症のひろば(こころの科学)」2020年春号(日本評論社)をご覧ください。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
息子(中1)の学校では、「入学祝い」として石屋製菓から「白い恋人」を、1人一箱ずつもらいました。 中国からの観光客が来なくなり浮いた分とのことですが、卒業式も入学式も満足にできなかったところなので、素敵な贈りものになりました。 北海道すべての学校の新入生に贈呈されたそうです。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
「フェリックス・ガタリと現代世界」村澤真保呂他編(ナカニシヤ出版) ドゥルーズの影に隠れがちであった、精神科医で哲学者でもあるガタリの思想を解き明かす。 表紙の写真の背景は、東京都地下鉄の路線図だが、リゾームのイメージで良い(笑)
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
児童養護施設などで「社会的養護」をうけて育った子どもたちは、施設を出たあとサポートを失ってしまいます。 そんな施設利用者たちの「その後」のサポートのためのガイドブックがあります。 「社会的養護の当事者支援ガイドブック」 Children’Views&Voices + 長瀬正子
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
心理師(士)は「中立性」が大切なので、政治的な発言をするべきではない、という人がいるが、何も発言しないことは現状を是認することになる。 しかし、実際のところ「中立性」を振りかざす人は政治的で、都合か悪いときにだけ「中立」になるように思う。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
(憑きとのとお祓い1) 近代以前の日本人において「感情」は内側から湧いてくるものではなく、外からもたられるものであった。 嫉妬も怒りも「憑かれる」ものであったことを考えると、精神障害に対する「憑きもの/お祓い」という対応枠組みは合理的なものである。
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@murasawawatari
村澤和多里
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非行少年の臨床においては、犯罪の引き金をひかないためのケアと、親密関係をつくるためのケアが両輪で噛み合っていくことが重要なのだと思う。 最近、非行のケアをめぐって、愛着論者と行動療法家とか対立する場面に出会ったけれど、むしろ相補的だと思うけどな。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
私は15年ほど児童養護施設に関わってきた。 一昨年、いくつかの児童養護施設の職員さんを対象に調査を行った。その結果、「身体的虐待」を受けた児童は攻撃性と衝動性、「性的虐待」では自傷行為、「ネグレクト」はやや習癖の問題(異食や遺尿など)が見られやすかった。 来年度こそ発表しなければ。
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村澤和多里
6 years
(憑きもの祓いと当事者研究1) 年末は、兵頭晶子さんの「精神病の日本近代」を読んでいる。 また、ある心理学雑誌に当事者研究についての書評を書いた。 意外にも、べてるの家の当事者研究は、江戸時代の憑き物祓いと一脈通じているように感じた。 もちろん、時代的文脈は異なるが。
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村澤和多里
5 years
児童養護施設などで「社会的養護」をうけて育った子どもたちは、施設を出たあとサポートを失ってしまいます。 そんな施設利用者たちの「その後」のサポートのためのガイドブックがあり��す。 「社会的養護の当事者支援ガイドブック」 Children’Views&Voices + 長瀬正子 …
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村澤和多里
6 years
中井久夫が「喜怒哀楽」について述べた次の言葉ほど、心理療法の本質をいい当てるものはないと思う。 「ゲームに勝つと喜び、負けると怒る、そして負け続けると哀しい、しかし、それでも「もう一度」ってゲームをつづけようと思うのが、楽しむってことだな」(『中井久夫との対話』より)
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村澤和多里
6 years
2018年は、兄と共に「中井久夫との対話」をだすことができ、私たちなりに中井先生への感謝を形にできたと感じている。また、多数の方々から反響があったこともありがたかった。 年末に恩師からいただいた「やっと君がわかった気がする」という言葉はなにより嬉しかった。 みなさまに感謝申しあげます。
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村澤和多里
5 years
「ひきこもり」は、他者と関わりによってライフスタイルがダメージをうけるリスクを回避する戦略である。 そのような戦略を取らざるをえない背景は多様であるが、ひとたびこの戦略をとり始めると、人々は驚くほど似たようなプロセスをたどるようになる。
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
「現代思想 総特集 中井久夫」に寄稿しました。 最後の方が、言いたいことを詰め込もうとしすぎて支離滅裂かも知れませんが、私なりに中井先生の魅力を伝えたいと思い書きました。
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村澤和多里
5 years
「中井久夫との対話」の共著者である兄が、慶應大学での江口重幸氏の「病いは物語である」をテーマにしたシンポジウムに登壇します! 東畑開人さんなど話題の人たちと一緒だそうです。 2月23日三田キャンパスで12時15分〜18時00分、参加費無料だそうです! 私は行けませんが‥。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
新型コロナウィルスの影響で学校が休みになり、子どもたちの心のケアについての問い合わせがきています。 それにお答えした勤務校のサイト。(ちなみに写真の子どもは10年前の息子)
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村澤和多里
4 years
「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」内山節著(講談社現代新書) 憑依とかそういうこと考えているので、狐に化かされるということにも関心があり読んでみました。 とても面白いです。
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
安先生のドラマで、中井久夫先生のトラウマ論が再び注目されるのは良いと思いますが、中井先生の理論の本丸は「寛解過程論」とサリヴァンについての業績にあると思っています。 サリヴァンを読んでから、トラウマ理論を読むととても合点がいくと思います。その逆でも良いですが。
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村澤和多里
6 years
特に臨床心理士たちの間では、中井久夫について「精神分析の影響を受けた人」と印象が強いようであるが、これはとんだ間違いである。確かに中井は土居健郎を師としているが、それは中井が精神分析的でないことを土居が尊重したことによる絆である。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
虐待を受けて育った人が、すごく若く結婚・出産をして、離婚するという場合があります。 それを「世代間伝搬」という人もいますが、その人は「虐待された子どもは、幸福な家庭をつくれない」という物語を払拭しようとするが故に、自分の愛すべき家族を求めて早くに結婚をするという側面もあります。
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@murasawawatari
村澤和多里
3 years
昨日の研究会の、「発達障害」が普遍的な概念であるのかという議論のなかで、モンゴルの発達支援の研究をしているW先生から、モンゴルの人にAD/HDの概念が理解してもらえずらく、むしろ大人しい子どもの方が心配されという話を聞いた。 その他にもおもしろい話をたくさん聞けた。
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@murasawawatari
村澤和多里
6 years
ある精神科医の先生は、最近めっきり統合失調症の青年を診察しなくなったという。「軽症化」が進んでいるとはきいていたが、それをきいて私は驚いた。私が精神科の臨床心理士をしていた20年前と比べてもめっきり減っているようであった。 なんだか浦島太郎のような気分になった。 (軽症化について1)
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@murasawawatari
村澤和多里
2 years
(風の電話1) 東日本大震災から10年ほど経った冬のある日、亡くなった人と話ができるという「風の電話」と呼ばれる電話ボックスを訪ねていった。  吹雪の後で、大槌町は真っ白な雪で覆われていた。海に近いところは、真新しい建物と、まっすぐな道が整備されていた。
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村澤和多里
4 years
娘(小3)から課された「女子テスト」 これに合格しないとチョコをくれないらしい。(裏にも問題あり) 今日は20点だったので、明日追試を受けなければならない。
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村澤和多里
5 years
中井久夫先生は治療において「タイミング」を合わせることをとても重視した。患者と家族と治療者たちの息があっていることが、すなわち治療的になる。 近年流行のコミュニケーションスキルの訓練の前に、息を合わせて何かをするという体験が根本にあった方が良いと思う。 大縄跳びでもよいし。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
ロンドンのフロイト博物館に行ってきました。 私は精神分析には批判的ですが、フロイトの著作はかなり読みましたし、児童養護施設の臨床経験からアンナ・フロイトも尊敬しています。 心理学部の同僚へのお土産に、15人のフロイトの栞を、私自身には狼男の絵が描かれた立体パズル(笑)を買いました。
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@murasawawatari
村澤和多里
1 year
10年間スクールカウンセラーとして通った高校で、最後の勤務の日でした。 綺麗な花束をいただき、涙ものです。 月2回ではありましたが、たくさんの生徒さん、先生方と出会うことができて、充実した10年でした。 花束をいただくとこんな素敵な気持ちになるのか〜。
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村澤和多里
6 years
中井久夫は、統合失調症者の苦しみは、忘れることができないことにあるという。苦しみの体験が、生のまま何度も反復され、苦しみに圧倒されてしまう。 通常、意識は生の体験をパターン化して把握し、それに慣れていく。夢として繰り返し、やがて単純化されて言葉として表現される。 (忘却の心理学3)
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村澤和多里
5 years
精神科医の中井久夫先生は、診察の際に待合室に患者さんを迎え行ったといいます。 「待つ」「迎える」というのは、人の出会いの基礎にあるべき態度なのかと思います。 考えてみれば「待つ」「迎える」は中動態的で、相手が動くのに合わせるという受動的な能動性に思われます。 「信じる」というのも。
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村澤和多里
5 years
わたしは、ひきこもりの若者たちの「居場所」つくりに関わってきましたが、「居場所」というのはその人が来るのを心待ちにしていてくれる場所のことだと思います。 はじめて来た人であっても「あなたが来るのを待ってたよ」という気持ちを伝えたい。それだけで、その人の自己肯定感があがるはず。
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村澤和多里
5 years
Twitterによって、感性の合う人たちと知り合いになれて嬉しいのですが、それはエコーチェンバー効果といわれるそうです。 感性の合わない情報を無視し、感性の合う情報を選択していると、だんだん見えない壁で閉じられた、自分の声を承認・増幅する空間ができていくのです。 でも外部に出るのは怖い。
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@murasawawatari
村澤和多里
5 years
公認心理師が専門職として高い水準を維持するには、30代前半で年収400万円(つまり全国平均)は保障されないと難しいように思う。 でなければ、優秀な人材はもっと収入のよい仕事に流れる。 私は、優秀な教え子に臨床の道を進める時、いつも葛藤する。
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村澤和多里
6 years
不登校(登校拒否)は1958年頃から学会で報告されるようになったという。 しかし、この頃の「学校恐怖症」の中心は小学生であり、中学生が中心を占める現在の「不登校」とは異質であった。 小学生であれば「母子分離不安」が原因とされたのも納得できる。 (不登校の歴史1)
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村澤和多里
5 years
(間違え消してしまい再掲) 公認心理師が専門職として高い水準を維持するには、30代前半で年収400万円(つまり全国平均)は保障されないと難しいように思う。 でなければ、優秀な人材はもっと収入のよい仕事に流れる。 私は、優秀な教え子に臨床の道を進める時、いつも葛藤する。
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村澤和多里
5 years
3時間かけてスクールカウンセリングにいく。風景のなかで日頃の怒りや妬みが脱色される。 帰りの3時間はセンチメンタルな心持ちで読書にひたる。
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村澤和多里
2 years
これから、したり顔の心理学者が「プーチンは〇〇障害だ」などと、まことしやかに解説するかもしれない。 しかし、この蛮行を個人のパーソナリティや障害に帰着させてはいけない。世界的な社会システムの問題だからだ。 そのような言説は偏見と憎しみを助長する。今おきている侵略と同じ論理である。
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村澤和多里
2 years
ロシアの軍事侵攻は「平和」といものが国際法などの規範によって実現しているのではなく、国家や個人のさまざまなプロセスの均衡として実現していたということを浮き彫りにした。これは私たちの「正常」な意識も同じである。 そして独裁者の心理と国際的なプロセスはミクロとマクロの包含関係にある。
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村澤和多里
5 years
若者の自立支援をしている知人は、いつも髭がボサボサでゆるめの格好をしている。 あるとき私は、「デキル男なんだから、そう見える格好をしたら」とすすめた。 彼は「こんな人でも何とかなっている」という見本にならなければといった。 どこまでが本気なのだかわからないが、そこがいいのかも(笑)
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@murasawawatari
村澤和多里
4 years
日本人がいつから、身体に「魂」が入っているとか、死ぬと魂が身体と切り離すことができるいう観念をもっていたのかが知りたい。 「身体」と「魂」が切り離すことが可能という発想は、心身二元論的であるとおもうのだが、大正期のころから顕著になった気がする。
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村澤和多里
4 years
朝仕事にいく途中で見かけ、気になったので、午後仕事から戻るときに撮影。北海道にありがちな廃屋の風景ですが。
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@murasawawatari
村澤和多里
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中井久夫は「風景構成法」を数量化して「心理テスト」として使用することを嫌った。 それは、その人が描いた風景は個別の体験であり、それを見るまなざしが「ケアの倫理」に基づいたものでなければケアできないからである。
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村澤和多里
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平等にあつかう「公正の論理」は、ひとりを特別な存在としてあつかう「ケアの倫理」と対立することがある。 平等の原理は、人々を無個性な「数」として処理し、エビデンスを固めると正当性を得られる。 かくして官僚的な組織では「公正の論理」が正義とされ、「ケアの倫理」は圧殺されている。
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