齋藤美衣_ことばと生活
@miemiesaito
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ことばと本が好き。短歌は「コスモス」、「COCOON」。 「精神看護」で「何が人を殺すのか」を連載。 Instagramで読書日記、noteで俳句エッセイ連載中。
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第六十九回O先生賞を受賞しました。
十年以上応募してきた賞を取れたのはもちろんうれしいですが、何よりもこの作品「蚱蝉」ができたことに感謝します。
お読みいただけると（そして感想を頂けたりすると）、とてもうれしいです！
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2年ほど前にできたわたしの大切な書斎。
ヴァージニア・ウルフが「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分一人の部屋を持たねばならない」と言っているけれど、本当にそうだと思う。
わたしはこの部屋で本を読み、考え、手紙を書き、読書日記を書き、短歌を作り、原稿を書く。
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今日は広島の原爆の日。
わたしが昨年O先生賞を受賞した「蚱蟬」は、広島に生まれ白血病を発病したわたしのこれまでを描いた連作です。
読んでいただければうれしいです。
にんげんはほんたうはよいものでせう塩壺にまた塩を足したり
／斎藤美衣「蚱蟬」
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連載「何が人を殺すのか」の第一回「ありふれたふつうの措置入院」を精神看護５月号に書きました。
昨夏わたしが措置入院して考えたことを、どうしても書きたいと思いました。すべての人と「生きているとはどういうことか」を話したい。読んで下さい。リポストお願いします。
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短歌研究新人賞、まだ私は掲載誌を手にしていないのですが、最終選考通過作として10首掲載していただいていました。
結果は残念ですが、わたしのたいせつな作品です。
作ることができてよかった分身です。
読んでいただければうれしいです。
冬をする けふは一人で冬をする 金木犀はだまつてなさい
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爪は適当に好きな感じに自分で塗っているのですが、前日買ったヘラルボニー
@heralbony
のハンカチの色合いとそっくりだったのでびっくり。
ヘラルボニーはコンセプトももちろん好きなのだけれど、デザインがとても好みなんですよね。
これは衣笠泰介さん「ブダペストで朝食を」というタイトルです。
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短歌の原稿に向かう。
わたしは14歳から短歌を作っているけれど、47歳の今がいちばん短歌が好きだ。
47歳になってちゃんと元気で生きていて、短歌をもっと好きになってるよ、と14歳で白血病にかかったわたしに教えてあげたい。
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雑誌「精神看護」7月号に連載「わたしが閉鎖病棟で見たもの」を書きました。
入院中の恥の感情、文化も美もない空間、ひたすら待ったこと、5年にも感じた7週間。
生きているとはどういうことか、わたしと一緒に考えてほしい。
ぜひお読みください！
リポストお願いします🙇
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第68回角川短歌賞で、わたしの作品「花野のごとし」が予選通過作品となっていました。点を入れてくださった坂井修一さん、選考座談会で評してくださった選者のみなさまありがとうございます。
この作品を作れてよかった。大切な作品です。
そういうものをこれからも作りたいです。
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急激に体調が悪化して8月24日に緊急入院しましたが、おかげさまで昨日退院しました。
前半は家族とも思うように連絡ができず、入院中はメールやSNSや電話などが全て制限されていたため昨日からやっといただいていたご連絡に目をとおすことができています。
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第69回角川短歌賞において、わたしの作品「たしかな寝息」が予選通過しました。
俵万智さんに評をいただいて、本屋さんで立ったまましみじみ読みました。
スーダンの停戦知らせるアラートが通話の途中震へて届く
シャッターの二箇所の鍵を開くとき鍵は地表に日差しを返す
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ここでぐちっぽいことは言わないようにしているのですが、今週体調が悪くてあまりの悪さにめげそうです。
もし励ましていただけたら、元気が出るかも…
励ましてもいいかな、という方がいらしたらどうぞお願いいたします。
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雪舟えまさんの『たんぽるぽる』。
前からカバーの端がカーブしているな、とは思っていたのですが、なんと正円のカバーだったのですね！
2011年に買ったのに、10年以上気づかなかった。
さすが名久井直子さん、と思った。
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今年も誕生日を迎えました。
ずいぶん遠くまで来たような、同じところをぐるぐるしているようなどちらの気持ちもします。
一日、一日生きのびられますように。
出会ったすべての人と、心の触れ合う瞬間が持てますように。
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【生きることを続けることに困難なわたしについて】
最近調子の悪いツイートをぽつぽつしているので、あれ、この人は思ったより元気な人じゃないのかもと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
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帰宅したら、コスモスの紙上全国大会詠草集が届いていた。
わたしの作品が、全体で2位でした！
保育所のにほひの頭くるくると洗ひてうちのにほひに戻す／斎藤美衣
保育園には、三人の子どもが途切れなく18年間お世話になりました。。。狩野一男さんの評、ありがとうございます。
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ふと思い出して、高校生のとき作った短歌を読みかえした。
これは15歳のときのもの。
歌が残るって、写真や記憶とまた違うものだなと思う。
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短歌研究新人賞、わたしの作品は佳作でした。
受賞できなかったのはもちろん残念でしたが、この一連が作れてほんとうによかったと思います。
読んでいただいた選考委員のみなさま、ありがとうございました。
吐くやうにあなたが泣いた、泣いてゐた。たつた一度の春のあかつき
／斎藤美衣
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花屋とパン屋に行って戻ってきたら、届いていた。
わたしの作品「体が欲しい」が第十一回現代短歌社賞の佳作に選ばれています。
歌を作ることは、ここにいて体を持つこと。
「現代短歌」1月号で、作品10首を掲載いただいています。
お読みいただけるとうれしいです。
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コスモスの合同出版記念会に参加しました。たくさんの方の歌集とその評に刺激を受けました。
昨年授賞したO先生賞の授賞式もしていただき感謝。
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今年もこの部屋で読み、考え、書きました。
夏の終わりに入院したとき、二度と読んだり考えたり書いたりできないのかもしれない、と思いましたが、この部屋で過ごしていくうちに読み、考え、書くことをふたたびしています。
今年この場で交流させていただいたみなさま、改めてありがとうございました。
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うれしかったのでもう一度だけ言わせて下さい！
20分ランで女性銀メダル🥈！
母が妊娠中に流産しかけてもうダメだと医者に言われ、白血病で死ぬと思ってた、精神疾患で障害者手帳を持ってたこともありました。
わたしが運動を続けて元気でいられるなんて！ありがとうLiveRun!
#liverun
#ライブラン
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歌人とは、「短歌がその人の人生とともにある人」のことだとわたしは思う。
わたしはこれまで作った自分の歌を読んで「ああ、短歌がわたしの人生とともにあったのだな」とつくづく思う。
だからいま「わたしは歌人です」と胸を張って言える。
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かなしい夢を見て泣いていたら、頭を撫でられながら何かいう声がする。その声に目を覚ましたら、夫が「結婚記念日、ありがとう」と言っていた。
毎年この時期は忙しくて忘れがちなのを今年は忘れなかった。
結婚記念日、ありがとう。
25回目。銀婚式です。
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14歳で初めて短歌を作って、23年経った。
短歌と出会ってからの時間のほうが長くなった。
21歳で学生結婚して、3人の子育てして、会社を興して、その間に大変な病気もした。短歌どころでない時期もあった。
同じ年の人が華々しく活躍する中、新人賞も歌集出版も無縁だった。
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「コスモス」6月号が届きました。
わたしの作品。
二番線ホームを過ぎて夕刻の下り列車は尾びれを揺らす
銀紙をゆつくりひらく音がする しづかな雨の降り来る町は
あはく人行き交ふ夜のホームには誰も拾はぬ花びらのあり
／齋藤美衣
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迷いながら書きました。
思ったことがあったり励ましがあれば、どうかいいねやリツイート、コメントをお寄せいただけると救われます。
【生きることを続けることに困難なわたしについて】
最近調子の悪いツイートをぽつぽつしているので、あれ、この人は思ったより元気な人じゃないのかもと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
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わたしの書斎ができた！
誕生日に3つの願いごとをして、一番むずかしいと思っていたのが「本をたくさん置けるわたしの部屋が欲しい」でした。
ちゃんと叶ったなあ。
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わたしのここでのポストを見ている方から、すごく元気そうで忙しそうと言われることがありますが…
しばしば元気なく、ときにまったくつかいものになりません。
↑
今がそう
すこし励ましていただけると、助かります…
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朝日新聞にわたしの経営する会社の記事が掲載されました。
掲載日は3月31日。そういえばとっても縁起がいい日だと聞いていたからうれしい！
掲載紙が今日届いて読むことができました。
丁寧に取材をしていただいて、楽しい時間でした。
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短歌や俳句を作るとき、短歌や俳句が勝手にできたような感覚のすることがある。表現したいことがあるから詩歌をつくっているのでしょう、と言われることがあるけどすこし違う。
詩歌という型があるからわたしはそこに感情を見つける。表現することによりわたしを確かめ、わたしと出会う。
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わたしの人生の名言は「入って後悔したお風呂はない」です。
これは本当にそうで、何度も死にかけた華麗なる病歴のあるわたしが言うのだから間違いないです。
つまり「生きて後悔した日はない」ということなんです。
だから今日も明日も生きます。
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重たい体を引きずって鍼に行ったら、なんということでしょう。かなりよくなりました。昨日のみなさまからの励ましのおかげでもあります。改めてありがとうございました。
鍼の後、三鷹のUNITÉさんへ。これは買おうと思っていた染野太朗さん『初恋』と本棚で一目惚れした『千一夜物語』を。
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今は自宅入院生活中なので、入院の時はいつもする編み物を。
これはドイツのopalというソックヤーンです。ゴッホの「夜のカフェテリア」カラー。夫の靴下を編んでます。
編み物のお供は、あたたかいレディグレイとウェイリー版『源氏物語』。わたしは編み物しながら本を読むのが好きなのです。
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毎日自撮り写真を撮るチャレンジをして2ヶ月。
自分の顔と気持ちが合わさってきた。
写真が好きになってきた。
今朝の写真。
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注文していたヘラルボニーさんのあれこれが届いてたのしい。
今日はTシャツをきて、小物を持って外へ出よう。
着ると元気になって、光が集まってくるようなそんなデザイン。
みなさまどうぞよい一日を。
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コスモス9月号が届いていました。
わたしの作品から。
子の背（せな）にてのひら当てて夕焼けの仕事をひとつ手伝つてゐる
ハンカチを広げてたたむ みづいろのあひだに夏のにほひもたたむ
弾力も温度もなくせし父の手を撫でるのみなりただ撫でるのみ
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書斎にいられない日が続いていた。
体を起こして椅子に座っていられなかったのだ。
今、久しぶりに書斎で読書日記を書いている。
じんわりうれしい。
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同じように思われる方がいらしたらコメントくださるとうれしいです。
Twitterにこんな長文を載せてしまい失礼しました。
斎藤美衣
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毎年仕事納めの日に、会社のスタッフのみなさんへ歌集をプレゼントしています。
今年の歌集は、こちら。
『水上バス浅草行き』岡本真帆
『オールアラウンドユー』木下龍也
『ヘクタール』大森静佳
『樹雨降る』川本千栄
『日ざかり』川本千栄
『プーさんの鼻』俵万智
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【今年詠んだ短歌一首】
冬をする けふは一人で冬をする 金木犀はだまつてなさい
【2023年いちばんうれしかったこと】
O先生賞の授賞式で、わたしが中学生の時からずっと作品を読み励まし続けてくれた高野公彦さんに賞状を渡していただき、お祝いの言葉をいただいたこと。
#現代歌人協会スペース
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神経発達症（発達障害）で感覚過敏のある人に、ぜひfuzkueさんを薦めたい。
わたしはASD/ADHDなのですが、本当にfuzkueさんの環境が落ち着きます。ときおり真剣に、「世界がfuzkueさんだったらどれほど過ごしやすだろう」と思うくらい。
また行きたい。
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近所の和菓子屋さんの開店直後に通りかかり、すぐ売り切れてしまうお菓子を買って帰る。
「紫陽花」というお菓子。
とてもうつくしい。
濃あぢさゐひと球ほどのさみしさがからだの芯にとどまるばかり
／斎藤美衣
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時折、わたしは何をやっているのだろうか、何もやっていないじゃないかと強烈に思うことがあった。
今、そんな大変な時期にそれでも作った歌を読み返している。
そんな歌を読んで「わたしはその時、それでも精一杯やったな」と思う。そして短歌をやめなくてよかったなと思う。
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朝5時半からおべんとうのからあげを揚げる。
おいしいものを作ることは、ささやかであるけれど役にたつこと。
自分と自分のまわりの人をたしかに支え、この世界をまだ信じよう、信じられるとたしかめることだと思う。
揚げたてを一つつまみぐいしたら、からあげはあつあつでからりとして美味しかった。
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先日作ってもらった書斎の横の書棚に、午後の光が当たっていてうっとりする。
読んだ本、読み返した本、これから読む本。
どの本も幸福でうつくしい。
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アーサー・ウェイリー版『源氏物語』の読書会をやりたいとずっと思っていました。
でも超大作だし、結構値のはる本だし参加したい方がいないんじゃないかとずっと踏ん切りがつかなかったのですが、思い切って投稿してみたら、「読みたい！」と言う声が意外に多く、読書会始めることに！楽しみだなあ。
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さいきん気づいたこつ。
どんなに体が重くても朝起きたらすみやかに着替えて、顔を洗って身なりをきちんと整えること。
こういう小さな事柄が生きることの支えになる。
今から読書日記を書く。
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三男、10歳のお誕生日です。
年齢が一桁の人がもううちにはいなくなってしまう。
この写真から10年とは、なんともあっという間だなあ。
リクエストにより、今日は手巻きクレープを作ります。
クレープをたぶん100枚くらい焼かなくては…
それと抹茶のケーキを焼きます。
生まれて10年、おめでとう。
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暑くて、舌が落ちそうになっています。
うちに来て7年の元保護犬のタミです。
北海道犬のミックスで、わらったような顔がチャームポイント。
舌が黒いのは北海道犬の特徴だそうです。
（このツイートは末っ子10歳のリクエスト！）
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まだ休息が必要なため、個別にいただいているメッセージには少し時間をいただいて純にご返信させていただこうと思っています。どうぞお許しください。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
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とらやさんの「水無月」と「白水無月」。
6月30日の厄除けの行事に食べるお菓子。
わたしは昨年の8月23日に入院をしたのが、今でもとても怖いのです。これを食べたら、きっと今年はげんきに過ごせると思って。
とらやさんのHPを見たら、享保11年（1726）の初出とある。
だからきっとだいじょうぶ。
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子の18歳の誕生日。
18年前の今日、陣痛中にわたしを病室に置いて夫がどこかへ行ってしまった。しばらくしてから八朔をひとつだけ手にして戻ってきた。八朔が好きなわたしのためにあちこち探して、でも全然なくて、やっとひとつだけ見つけたという。少ししなびた八朔を食べた日。
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コスモス8月号の「展望」欄に、「読むことと詠むこと」と題して小文を書きました。
今年5月に行われた現代歌人協会の公開講座で佐藤弓生さんが解説された大滝和子さんの歌をもとに、短歌作者としてreadingとmakingについて。よかったらぜひお読みください！
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長男25歳の誕生日。
はたちの時より、なんだかぐっと来るものがある。
20歳はまだ学生だったからだろうか。うかうかしていると30歳にすぐになってしまおうとしている大人の人の親だなんて…
学生結婚で、彼をベビーカーに乗せて授業に出たりしたことがまだ記憶に鮮やかです。
ともかくおめでとう。
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宝石や洋服を眺めるのが至福の時という人もいると思うのでですが、わたしは自分の書斎で自分の好きな本が並んでいるのを眺めるのがいちばん好き。
本には一冊ずつ千斤の重みとかがやきがある。
いつでもそこにはあたたかな人の手触りがあって、いつでもわたしに会いに来てくれる。
おやすみなさい。
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一日起き上がれなくてごろごろしていた。
Twitterを何度か開いていたらいろんな人の一日が見えるようで、それなのに自分の一日がなかったような不思議な気持ち。
なんかこういうの覚えがあるな、と思ったら病気で入院していた時でした。自分だけ置いてけぼりの気持ち。
でもどこにも一日がありますね。
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わが家でカレー歌会をひらきました。
歌会の後カレーを食べながらおしゃべりする集まり。
今日のカレーはひよこ豆のカレーと、鱈とココナツのカレーの2種類。ピクルスとごぼうのクミンきんぴらも添えました。
楽しく、おいしい時間でした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
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どうしても、どうしてもにゅうめんが食べたくなって、渾身の力を振り絞って作った。
食べ物を作るのは久しぶりだ。
青いねぎだけをたっぷり刻み入れて、熱々の出汁が内腑に染みわたった。
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梅を干した、というポストをちらほら見て、わたしも今朝干してみる。
梅を干すと、りっぱなことをしたきもちになる。
今年は赤紫蘇で漬けたのと、白干しと二種類。
こういう投稿をするとまるでていねいな暮らしみたいなのですが、わたしの気持ちとしてはていねいじゃなくて、「しんけんな暮らし」。
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現代歌人集会終わりました。
楽しかった！
やっぱり短歌っていいな、好きだなと思いました。
今朝に怒涛のように掃除と夕飯の用意をしてがんばってきてよかった。
新幹線の時間まであたたかいものを飲んで休憩する。
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三男の誕生日パーティのクレープの用意。
50枚ほどのクレープを焼く。ざっと２時間はかかる。
先日ホンヤクショップで購入した「柴田元幸朗読集１」のW・W・ジェイコブズ「猿の手」を聴きながら焼く。
「猿の手」はおそろしくシュールで、そこはかとなくおかしみのある作品。柴田さんの朗読いいなあ。
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ほんとうに久しぶり。三軒茶屋のtwililightさんへ。
あかりのついた入り口を見たとき、来ました、とつぶやいて階段を上りました。
本屋さんごとにそこでの時間はまったく異なります。だから電車に乗って出かけます。
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本、いただいた冊子、ポストカードなど。
「胎動短歌」の行列にはびっくりして、短歌ブームを感じてしまった。
買った本はもちろんなのですが、ナナロク社さんの「詩と造本」、クオンさんのカタログ、竹中優子さんの「自己紹介フリーペーパー」がときめくすばらしさだった！
#文フリで買った本
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WEBみすずの頭木弘樹さんの連載がとてもよくて、2回読んだ。
あなたのための恐ろしさ、フロイト的解釈への違和感など、文学作品として楽しむことに加えて現代的な視点からも書かれている。
多くの人に読んでほしい。
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お読みいただきありがとうございます。
生きているとは、ただ呼吸をしていることなのか、希死念慮がなくなればそれでいいのか、わたしは一体誰のための存在なのか。
多くの読者にさまざまに広く読んでいただければ、とてもうれしいです。
それにしても、同じ号に掲載されている齋藤美衣さん
@miemiesaito
の連載の２回目。生きることについて体の奥底から絞り出すような言葉に出会いました。心が動くことが生きることであり、同時に心が動くと死にたくなってしまう。生きるとはなんだろう。お勧めしたいです。
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ふと見かけて気になった本を買った。
『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』
同じ著者の『サイボーグになる』を伊藤亜紗さんが薦めていらしたのを思い出してこちらも。
驚いたことに、『だれも〜』のほうは、今日が発売日。
そして『詩人 白石』と同じ五十嵐真希さんの翻訳だった！
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重い体を引きずってカウンセリングの前に一時間早く家を出て、スターバックスへ避難した。
場所を変えるのはたいせつな気がする。
ここなら本が読めた。フォークナーの『八月の光』。
そして今日初めて食べ物を食べることができた。
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店頭で見つけられなくて、平静を装いながら「うんこ文学ありますか？」と聞いたら「文庫文学ですか？」「いえ、うんこ文学です」「え、ブンコ？」というやりとりを３回繰り返し、「いいえ、う・ん・こです！」と大声で発音してやっと本日手に入れました。
近所の本屋さんにお電話して取り置きして貰おうかと思った、が！電話口で「うんこ文学ありますか？一冊うんこ文学を取り置いてください」と言わなくてはいけないのか…と躊躇するきもちが…
そんな人こそきっと読むといい本だと感じているので、まずは店頭に行ってみます！笑
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今朝、長男から「入社式行ってきます」とメッセージが来た。
思い起こせば、この子は赤ちゃんで入園してから卒園まで保育園に登園する時毎朝泣いていたんだ。
クラスの子とケンカして、いっとき毎晩お詫びの電話をかけたりしていた。
毎日泣いててもケンカしても大丈夫。
入園、入学、入社おめでとう。
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ひとけたの年齢のときも、10代も、20代も、30代も、40代もバームクーヘンが好きだ。
好きだという気持ちの内側には、年代によって多少の変化がある。
仕事の前にちょっとお茶でもしようよ、と夫が買ってきてくれた。
わたしは夫が好きだ。
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NHK全国短歌大会に参加しました。
初めてのNHKホール、豪華な時間でした。
たくさんの方の歌を読み、読みを伺い刺激と学びを得た1日。
わたしの応募作は残念ながら入選に留まりましたが、よかったらお読みください！
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国立ハンセン病資料館の企画展冊子「隔離のなかの食」。
写真、入所者の方によるイラスト、散文、詩歌など貴重な資料です。
引き込まれて眺める。
味噌汁のワカメに交りし藁屑を盲ひし吾は噛みしめゐたり
／村松武夫
幾度も匙落としては食む飯の十匙が程に汗は流れぬ
／坂田泡光
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家を出る直前まで体調が悪いから行くかどうか迷ってのfuzkueさん。途中でもったいなくて取っておいた『マッカラーズ短篇集』をとうとう読み終えてしまった。
おいしい水だしコーヒーと、チーズケーキ、グレープフルーツスカッシュをお昼ごはんということにする。
大人っていいなあ。
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もうすぐわたしの誕生日だ。
今朝、夫が「何か欲しいものがないか考えておいて」と言った。
365日。
これだけの数のいちにちの積み重なりを続けることは、わたしにとって非常にたいへんなことだった。
だから何か美しくよいものを買ってもらって、祝ってもらおうと思う。
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葉々社さんから届いた本たち。
なんと全部サイン本。どれも楽しみで仕方ない。
そういえば入院して初めて読書の許可が出て家から持ってきてもらったのが、ウェイリー版『源氏物語』の1でした。
外から鍵のかけられたベッドしかない部屋で、源氏が須磨に流されたところを読んだのでした。
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死にたいと大っぴらにいうことは、この社会ではルールはマナーに反していることです。
だからわたしはこれまで言ってこなかったのですが、それはあまりにもたいへんだなと感じます。
なのでこの（長い）ツイートを書きました。
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「コスモス」3月号、届いています。
わたしの作品から。
もめん豆腐一丁分け合ひ歳晩の四角い部屋に四人で暮らす
／斎藤美衣
ひらかれて文庫本からこぼれたる言葉も冬の星に数へる
真つ直ぐな階（きだ）上りゆく人の列みな右耳を陽に照らされて
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生きたいという気持ちは25年前に使い果たしてしまった。
夏の日差しが真っ直ぐ強く差し込むように、死にたいという気持ちがやってくる。どうしたって分が悪いと思う。
それでも、よい作品を作りたい。
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17年前に出産したとき、隣の分娩台でも数分違いで出産された方がいた。お互い声と気配だけで、なんとなく連帯感が生まれてしばらくおつきあいさせていただいた。ここ数年ご無沙汰していたのだけれど、ふいに昨晩その方のことを思い出しお便りを書く。
朝ごはんを片付けた食卓に、水仙の葉書を載せて。
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個人的にDMやツイートへのいいねをくださって、心よりありがたく思っています。
なんとか今日この時間に生きて家にいます。
でもちょっと何かが違っていたら、いなかったかもしれない、そんな毎日にくたびれ果ててもいます。
ネガティブな投稿を控えようと（これでも）しているのですが、難しいです。
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朝4時に起きて、なんだかさみしい気持ちがしたままソファでぼんやりしていた。
その後顔を洗って着替えて身なりを整えて、白湯を飲む。
桃の紅茶をアイスで淹れて、これからいくつかメッセージの返信を書く。みなさま今日もどうぞよいいちにちを。
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逗子のチームKのミエです。
昨年12月にはじめたら面白くて続いてます。TomoトレーナーがチームKのエイミー！と呼ぶのはわたしのことです！
ウォーキングのつもりが時々ランもできるようになって、運動嫌いの私が！と自分で驚いてます。
#ライブランナー2021
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できた！
卵サンドとハムサンドと、フルーツサンドを作ってお花見へ行こうと思い立つ。
わたしにしてはかなり思い切った思いたちだ。
そしてフルーツサンドを作ろうと思ったところが、われながら生きる意欲を感じる。
砂浜のランチついに手付かずの卵サンドが気になっている
／俵万智『サラダ記念日』
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石畑由紀子さんの『エゾシカ／ジビエ』を読んだ。
土地の色、匂い、自然物、生きもの、音、詩性が石畑さんに寄り添っている。
それらが綴織を成している。
すばらしい、と思うとき二種類ある。
一つはうちのめされる感じ、もう一つは見たことのない結晶が自分の体に入る感じ。
この歌集は後者だ。
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休日の過ごし方のアンケートを家人に取ったら「fuzkueさん一択だね」とのことで、初台へ。
『サラゴサ手稿』、『失われた時を求めて3』、松岡千恵さんの『ヘンルーダ』を携えて。
『ヘンルーダ』はちょっとびっくりするくらい良くて、じっくり読み切ってしまった。
後光のように雨の陽がさしている。
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吉田隼人さんの『霊体の蝶』に「二十歳より先は晩年」という一連がある。
わたしが二十歳の頃実感していたことだから驚いた。
はたちより先は晩年 身を綺語にやつしてけふの霧雨ぞふる
／吉田隼人『霊体の蝶』
晩年はここがはじまり青春のどこにあるかもまだ知らぬころ
／斎藤美衣「晩年」2018年
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雨の午後。
先日炊いた粒あんを使って、あんバターホットサンドを作る。
子どもたちにいばって「あんバターサンド作ったんだけど、おやつに食べたい人」と言って、「はい」、「はい！」と聞いてまんぞくする。
鷹揚な態度で、出来上がったサンドイッチを手渡した。
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『百年の孤独』で「フマキラー」が突然出てきておどろく。
会社名や商品名じゃないのか！？
思わず広辞苑で引いてしまったよ…（出ませんでしたが）
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「コスモス」3月号。わたしの作品から一首。
ももいろの鳥の切手の光りたり投函口に落ちてゆくまへ
／斎藤美衣
この号で高野公彦さんが編集人を辞した。
わたしの短歌を初めて読んでくれたのが高野さんだった。15歳の時。
高野さんが編集人最後のO先生賞を受賞できて、改めてうれしい。
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