専攻医2024
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負けた男や何も結果を残せなかった男は社会の中で誰にも知られず消えていくだけ。
勝つしかないんだ。
男の人生は。
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中高時代に数オリ全国大会入賞、旧帝大卒でコミュ障の同僚が、患者家族や上司とのコミュニケーションに悩み、裏でコメディカルにバカにされているのを見て、いたたまれない気持ちになった。お前が輝く場所はきっとここじゃない。
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昼働いて、夜中に叩き起こされて眠い目擦って診察して。多くは緊急に値しない症例で。それでも見逃すとヤバいケースを拾い上げる必要があって。それができないと訴訟でキャリア失う可能性があって。その対価の当直代は安くて。救急搬送は今後も増加する見込みで。
こんなん誰がやり続けるのっていう。
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男性医師と専業主婦の夫婦。高額の住宅ローンを組み家計支出が増加。夫が家計負担軽減のため外で少し働かないかと伝えても、妻は断固拒否。
そして夫が当直バイトに勤しむ。
妻からすれば、「過酷な婚活サバイバルを生き抜いて医者と結婚したのに、なんで私が働かなきゃいけないの」と思うのだろう。
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偉い先生方から「学位は管理職になるためにも、そして医者としての体面を保つためにも必要。だから大学院に行け」と言われるのだが、
「出世や世間体目的でやる研究なんてどうせ大した研究にはならないし、そんな無駄に若いときの貴重な数年間を使いたくない」と若手の間で意見が一致し爆笑した。
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「人を助けたい」とか高尚なことを言っている人の多くが現在消息不明になってたりして予後不良なイメージです。
「女にモテたい」「金稼ぎたい」みたいな俗物的なモチベーションのある人ほど、なんだかんだで長続きしている印象があります。
医学部受験前の高校生ならいざ知らず、「人を助ける」って宣う医者がいたら気持ち悪いです。
吉野家の店員さんが銭貰って牛丼を提供するように、医者は銭を貰って適切と思われる医療サービス（カテとかESDなど）を提供する。
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マジで結婚しようとしない男性医師が増えてる。
「今後給料が下がるのは確定的な中で、
地雷女性を避け、共稼ぎで家事育児を分担し、問題(ATMとして機能障害や浮気など)を起こせば一発退場。その上今後の稼ぎの大部分を拘束されるのかよ」と。
世間体と子供を手に入れるための実質上奴隷契約。
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アカデミックな世界の医師は実家が太いとか、妻が開業してるとかで何らかのリスクヘッジしてる人が多い。
ある教授は
「子供たちの学費は全部嫁の実家に出してもらったよ」と言ってたし。
研究留学の素晴らしさは説いても、
こういうことは教えてくれないんだよね。
身も蓋もないからかもだけど。
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「君も早く結婚して家庭を持ちなよ。人生の最期で1人ぼっちは寂しいでしょ。」と熱く語っていた先生が最近になって離婚、親権はもちろん相手側(妻)に取られたと聞いた。人生は儚い。
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友人・知り合いがどんどん結婚していく。大学時代からの交際相手or研修医時代の同僚が大半。そして大抵は医者×医者の組み合わせ。時代は医者同士婚。
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医者人生を白い巨塔に捧げてきた人が、教授選であっけなく敗れたりうまく出世できずに外へ出ていくケースを見聞きすると、出世コースは結局他人次第の水物コースであり、それよりは金稼いだり資産形成を頑張る方が他人に依存しにくく期待値が高いのではと感じる。
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これなんよ。上の世代は「医者＝人生そのもの、身分」、下の世代は「医者＝職業」。そもそもわかり合えるはずがない。
仕事として医者をやっている人と、生き方として医者をやっている人とでは、基本的には分かりあえない。
…というわけで、自分は、外科医や大学上層部とは難しい。
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30代半ばくらいでゴールや目標を見失っている医師が少なくない印象。
各種専門医やサブスペ専門医、人によっては学位を取得。その先どうするかで迷子になっている。家庭とバランスを取るのか、はたまた別の目標を立てるのか。
今まで真面目に突き進んできた人ほどこの状況に陥っている印象がある。
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Twitterのタイムラインだと医局否定派の意見しかないけど、
リアル世界だと大学同期の8割以上が入局してるし、まして自由診療行く人間は1〜2人程度。
やはりTwitterの意見は尖っているというか先鋭的になりがち。
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マジで医者同士婚が増えてるね。皆が時代に適応しようとしている。
男性医師にとっては女性医師数が増えてる分だけ候補が増えて追い風だし、女性医師にとってはライバルが増えるものよ、医者の先行き不安から若手男性医師達が必死こいて同業と結婚したがってるからそれは追い風。
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年末年始緊急入院患者で病棟は埋まっていき、救外も新患でごった返してる。
どちらも対応しているのは研修医と専攻医。
若手の働きでなんとか成り立っているけど、持続可能とは思えないな。
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働き方改革を受けて、院内外での勤務状況確認の名目で、一部の病院では医師がGPSを常時携帯することが義務化されるらしい。仮釈放中の犯罪者か？
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上の世代は「医師＝身分」というのが根底にあるんですけど、今の若手はほとんどが「医師＝職業」という思考なんですよね。だから会話が噛み合わない。
最近の若者が大学に居つかないのは後者が圧倒的に増えたからだと思うんよ。これに対する対策は前者と後者どっちを取りに行くか明確にしてやらないといかんというかどっちつかずだとどっちにも魅力的にはうつらないと思うんよね。
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周りを見ていると、真面目な人が突然心折れて行方不明になるケースがちらほら。おそらく多少テキトーなくらいがちょうどいいのだろうな。
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強く感じたのは、
男性医師(実家が太くない)がアカデミックな世界等で生きて行こうと思うなら、女医さんと結婚した方がいい。
女医さんは、基本的には20代(学生、研修医)のうちに相手を見つけてフィニッシュまで持ってった方がいい。
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当直は日勤帯と比べて明らかに診療レベルに限界があるのだけど、後出しで「〜できれば防ぎえた」「注意して〜すればできた」と各科専門医レベルの診療を要求されたら誰も救急診療なんてやらなくなるね。
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若手の怠慢は事実。彼らにとっては「医者＝職業」にすぎない。
上の世代は「医者＝身分」。ひたすら研鑽することで良い医療が提供され、彼らも経済社会的に報われてきた(教授/部長/開業医)。
しかしこれからの時代はそうではなく、若手はそれを敏感に察知している。彼らの怠慢は構造的要因もあるかと。
自己研鑽しない若手が本当に多くなったな。自分に関係ないと思えば（関係のないようにしている時もあるのに）上司が残って何の仕事をしているのだろうか、とも気にはならないのだろう。上昇志向はもうあまりないんだろうな。昭和の老害ですが、僕自身はそれに対してはもう何も言わないのだけども。
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開業の自由はなくなり(開業制限)、
働く場所(基本は出身大学のある場所)は決められ、
働く時間も決められる(働き方改革)。
完全公務員化の完成。
令和の医師は何をモチベーションに生きていくのかな。
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医師の資産形成。
若い頃から本業/バイトでそれなりの給与が入るので大した不満も抱かずなんとなく使ってしまう。
やがて給与の伸びが頭打ちになる一方、結婚して家庭を持ち住宅ローン、教育費、生命保険の負担が顕在化してくる。そこで初めて経済的問題を自覚する。
いかに早く気づき行動できるか。
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マジで見た目やコミュ力が備わっていてバランスのいい男性医師からどんどん結婚していく。チー牛男性医師に救いはないのか…。
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「最初の10年くらいは金のことなんて考えず、脇目もふらずに研鑽した方がいいよ。その後でまたいろいろ考えたら。」
上の先生たちは皆言う。
もちろん一面では正しいけど、新制度のあからさまな制約や先行き不安を抱える若手にはなかなか響かない。
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「男の人生は35歳過ぎたら消化試合」と聞いてテンション下がっていたけど、
「しっかり積み上げてきた男の人生は30歳から始まる」と聞いてテンション上がっている。我ながら単純。
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医者は今後確実に本給低下していくし、院内で何かあればセクハラパワハラと言われるし、訴訟リスクも高いし、医者への尊敬はなくなり一部では「高騰する医療費で儲ける悪の枢軸」と思われている。
これまで通り仕事にフルコミットするのではなく、適度に距離をとってコミットするのが正解なのだろう。
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人間性に難があったり、過去に数々の問題を起こしている等で市中には出せない人材を大学で幽閉しているケースを複数観測し、医局の役割は研究や教育以外にもあることを実感した。
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医師を続ける上で必要なもの4つ。
・マルチタスクを素早くこなし続ける処理能力
・患者やコメディカルとうまく渡り合うコミュニケーション能力
・体力(寝なくても働けること)
・奴隷耐性
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医者のリクルートは大変だなと思う。
①臨床能力が担保され、
②経営側の意向にも従い、
③対医者、対コメディカルでそつなく対応でき、
④当直をやってくれる。
こういう人材はなかなかいない。
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今後の医業からの給与収入が先細りになることが確実である以上、一般的な若手男性医師に残された手段は「結婚カードを可能な限り高値で売ること」なんだよね。周りの独身男性医師たちは皆いかに条件のいい女性医師と結婚するかで悩んでる。
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専門医取得した後に医局を辞めたり自由診療へ行く人が着実に増えている印象。表向きは綺麗事で体裁を取り繕っているが、制度や資格を使って若手を最大限こき使おうという魂胆が見え見え。だから皆辞めていく。
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上の世代(50-60代)の先生で、院内に誰よりも早く来て誰よりも遅く残っている人と当直帯で会ったりするんだけど。
仕事というか病院が好きなんだろうけど、家庭で居場所がないのかと邪推してしまう。
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これからは
「お医者さんありがとう」のフェーズから、
「(実質的には敗戦処理なんだけど)インフラ要員として必要なので、頭数として逃がすわけにはいかない」というフェーズになっていくと思う。
若手医師の皆さん、まずは生き残りましょう。
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結婚はやはり似た者同士でするのが1番いい気がする。「私はあなた(夫)と結婚してあげたのよ」みたいな感じで美人と結婚した男性医師たちは皆苦しい結婚生活を強いられている印象。
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マジでこれ。
結局医療現場は資格や奨学金を人質にして体力ある若手を使い捨てしているという現実。そしてそれに気づいた若手や中堅が立ち去り始めているという現実。
専門医取り立て〜数年目世代が軒並み辞めて施設維持できないところが増えてきた。しごきに耐えたやつが残ればいい理論でやった結果がこれ。この方法は志願者が多くブランドのある医局や病院でしか無理なんだよな。地方は確実に潰れる。
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若手世代の臨床忌避傾向は着実に高まっていると感じる。自分もその1人。
マクロ的にシステムや待遇は変わらないのだから、個人レベルでは立ち去るのが最も賢い選択肢。
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「専門医資格取ったらドロンする」と考えている若手が体感的にかなり増えている。ルールを作る側はこれを踏まえて次の手を打ってくるんだろうな。
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おじさんDrが「最近の若い先生は遊ぶ人が本当に少なくなったよね」と。
コンプライアンス的に職場の異性と関わることがアウトになってきているので、極少数の遊び人以外は、初期研修同期or学生時代の交際相手とサクッと結婚するか、あとは多数の独身チー牛医師とに二極化してきている。
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診療科選択は(都心はシーリングがあるが)基本的に自由。そして日本で医師の給与は診療科間で大差ない。
有形無形の謝礼や褒美も今はなくなり、激務科とそうでない科の差異は「やりがい」や「同業からの評判」など定量的ではないものになっている。ゆえに今どきの多くの若手医師は激務科には行かない。
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やはり医者は職業人(外科系は特に)なので、選んだ診療科への適性と初期〜後期研修時代に自分にとっていい師匠と出会えるかどうかは大きいよなと。
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今後医者が稼げなくなるとして
少し上の世代は
「今まで通り医者らしい人生を送るためにはどうしたらいいか」と考える人が多数派だけど、今の若手世代は
「今のレベルで稼げなくなるなら医者やらねえよ」と考える人が少なくない気がする。
実際に辞められるかどうかは別として。
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診療報酬は今後も切り下げられていく運命。保険診療では勤務医も開業医も病院も国に生殺与奪権を握られている。
なるべく純資産を積み上げながら医業以外の収入源を作り、医業への経済的依存度を下げていくしかない気がするな。
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35年住宅ローンを組んで家を購入した先輩。「頑張って稼がなきゃな！」と当直バイトに精を出している。
先輩自身は家で過ごす時間はほとんどない。それでも家族のため。これが「愛」ってやつか。俺には理解できないけど。
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お医者さんは「医者になった」という自負や優越感と同じくらいの、あるいはそれ以上の劣等感やコンプレックスを抱えている人が多い気がする。だからこそ学力と医師免許が最後の砦って感じ。
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今の時代に内科や外科系に進む若手医師は業界的にも国にとっても宝だと思うのだが、彼らの待遇を改善する余裕はもはやなく、資格を餌にしたり医師特有のプライドの高さを逆手にとるなどして働かせることしかできないことに切なさを感じる。
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周囲の医師を見ていると、他人のことにすごく敏感。
「〇〇は美人な女医と結婚した」
「〇〇は論文書きまくってて出世頭だ」
「〇〇は×億のマンションを買ったらしい」
他人と比較して走り続けてきたから仕方ない面もあるし、マウンティングこそ人生かもしれないけど、振り回されすぎな感じもする。
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王道医師人生を歩もうとしても、大学や急性期基幹病院のポストを中堅以降で手に入れるにはそれなりの資質が必要だし、一定の競争を勝ち抜く必要がある。地方と都市部で事情が違うかもだけど。
その意味では、医学生や研修医が普段関わるような、急性期で生き残り続けている医師は凡庸では全くない。
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泥医の先生と話した時に、美容に行った人間の多くが2〜3年で病み、一部は地方の医局等に拾ってもらって後期研修を行うが、それ以外は消息不明と聞きました。
即泥する強い覚悟や目的意識がなく多少でも不安があれば、ゆるく後期研修することを勧めます。
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今の若手医師の多くは賢いから保険診療や医師の待遇の先行きをある程度承知している。だからこそ自由診療で稼ぎに出たり、手堅く同業と結婚したり、あるいは別の道を探そうとしている。今後若手医師に必要なのは自分の考えるシナリオを信じて一点突破じゃないかな。
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「今の若手って皆揃って金、金、金だよね。もう少し他のことも考えたら。」
オーベンたちは言う。
もちろん一面では正しいんだけど、若手には響きにくい。認識に明らかな断絶がある。
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社会に出るまでは、男の人生は本人の能力(金稼ぐ能力)が最も重要で、ルックスとかはあまり関係ないと思っていた。
でも社会に出たら、男も総合力勝負だと感じるようになった。本人の実力ももちろんだけど、実家の太さやルックスも要素としてかなり関わってくる。
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若い世代がヒーヒー言ってる横で、おっさん世代は絶対に弱音を吐かない。どんなに激務でも、えげつない仕事量でも。
マジで尊敬する。
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今の20代の若手医師や医学生は未来を予想していろいろ対策を考えてる人が多いけど、もっと苦しいのは30代半ば〜40代ぐらいの世代(卒後10-20年程度)じゃないかな。この世代の多数派は上の世代と同じ王道人生を前提にキャリアやポジションを決めてきただろうから。
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3次救急病院で最後の砦として頑張っていた先生が退職。後任が用意できず、その地域での対応が困難に。おそらく地方だと日常茶飯事の光景なんだろうな。
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崩壊しゆく皆保険のしんがり要員として、社会に怨嗟を募らせながらビーコンつけられて無限労働自己研鑽をやっていくことは、自分の人生として許容できない。必ず別の道を確保する。
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国は薄々気づいているだろうが、臨床最前線の現場にいる医師やシステムを作る側の医師たちは若手のこの事情を知らなすぎる。
医療以外の方法でsurviveできる方法を確立できた若手医師からどんどん抜けていく。
今はもっても10年後はもたないだろう。
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今の若手世代は「今後いかに労働日数や労働負荷を減らしていくか」を考えている人が少なくないんだけど、「人生をかけてでもやりたい仕事」を見つけられるのが1番幸せだと思う。
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「ワークライフバランスって声高に言ってる人間ほど、大したプライベート送ってないし仕事も中途半端だよね。」
医局でベテランDr達が話しててドキッとした。
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後期研修プログラム修了or専門医取得のタイミングで急性期や当直・オンコール業務から離脱して、家事育児とのバランスをはかる方向にピボットするケースがマジで増えてる。これからもっと増えそうだね。そして負担は残った中堅と下の年次に降りかかる。
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医師は若い頃から「相対的」高給のため金が貯まりやすいといえる。
一方で若手は半年〜1年ごとで異動があり、ほぼ引越し代は出ないし退職扱いなので退職金もない。累進課税で手取りは増えず今後本給減は確実。
独身で身軽なうちにどれだけ貯められるかが勝負なんだよね。多くは遅れて気づくけど。
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大学で出世できなかった→開業、あるいは外科医がメスを置く→開業
これらのルートがほぼ無理ゲーとなった今、今後の勤務医の出口戦略はどうなるか。国は開業医数の増加など求めていないから、皆一生勤務医になっていくのだろうか。
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国立卒の若手男性医師を待ち受ける2つの現実。自分より低い偏差値の私立大卒の医師たちが、豊富な資金やコネクションによって優位に立ち回れる現実。医師免許を持っている自分よりも、学歴なんてなくともオスとして魅力的な男の方がモテるという現実。
この現実に気づいてからがスタートライン。
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昭和の医師たちは性欲(院内スタッフと)・出世欲(白い巨塔で教授を目指す)という2つの欲望をエネルギー源に、異次元レベルの労働を行っていたんだな。そして結果的に高水準の医療が全国津々浦々に提供されていた。
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(医師になる能力も、そもそもなろうとする気もないのだけど、元々医師家庭でその生活がデフォルトであり、今後もその生活を継続したいので)
男性医師と結婚したいです。
ここだけの話、医師向け結婚相談所の女性は…
私立お嬢様大卒率・専業主婦希望率・親が医師率、すべてめちゃくちゃ高いです🥳
参考にしてください☺️
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ほぼ詰んでいるのは事実なんだけど、沈みゆく泥舟の中で全てを諦め覚悟を決めるには、まだ自分は若すぎる。生き残る道を探すしかない。
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今の日本の恋愛結婚市場。
若い女性の多くはイケメンと恋愛、あるいはホストやメン地下の推し活に勤しみ、「この程度のレベルの男と結婚するくらいなら」と未婚を選ぶ。
若い男性の多くは恋愛結婚から降りて他の趣味や2次元の世界へ。
上位の男性は時間差でパートナーを入れ替え。
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周囲の専攻医を見ていると、マイナー科は仕事も趣味も楽しそうにやっている印象だけど、メジャー科は忙しかったりj-oslerもあったりで大変そう。そりゃ皆メジャー科行かなくなるよね。
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今後医師は金のためにやる職業ではなくなっていくので、今のうちにある程度稼いでおくか、あるいは別の収入源を持ったうえで医業に関わった方が精神的安定は得やすいだろう。
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今話題の「王の病室」を読んでいる。医療システムや医者の給与、経営者にとっての名医など、表ではあまり語られることのない本質がたくさん散りばめられていて、めちゃくちゃ面白い。
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医師は劣悪な労働条件の中でも目の前の患者さんの診療に集中し、世間からは「お医者さん」と尊敬され、医療費から給与をいただく。大学で出世できずとも開業すればひと財産を築くことができる。
でももうこれらの前提が崩れてきてる��だよね。
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制度の歪み。
ここに住宅ローン負担とかもあると詰みますね。
ちなみにこれ、私が年収1500万円だった時婚姻費用は月30万円で、手残りは大体月30万〜40万くらいでした。
で妻側は年収300万円で各種手当も合わせれば手取り50万円。
年収1500万と300万で手取りの逆転現象起きるってヤバすぎませんか？
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今までは「この程度の稼ぎじゃ家族なんて養えない」と思って独身を選ぶ男が多かったと思うけど、
今の若い世代は1人の方が楽しくて家庭を持つことは負担と思っている。一部は女子のことを隙あらばハラスメントで刺しにくる危険分子とさえ思っている。
婚姻数も出生数も、多分もっと減る。
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そうなんですよね。
専門医を取得し＋αの経験を積み、結婚して子供が産まれたタイミングで今後の自分と家族の人生を考えるようになり、別の道へ行く。手技系は美容、内科系は訪問診療。
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若い世代がこの国や医療の先行きに夢を持てない。金があれば自動的に幸せになるわけではないけれど、明らかな不幸を避けるための方法論として、目先の金を手に入れようとしている。仕方ない面もあると思う。
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今の時代に内科に行くのは、
①実家のクリニック・病院を継ぐため
②純粋にその診療科が好き
③新専門医制度の大変さを知らない純粋な人
の3種類と思っている。自分の周りの内科同期は①と②がほとんど。ごくたまに③も。
内科は専門医制度が迷走&爺医優遇、若手冷遇に行きすぎだな
マジで研修医、学生は内科だけは選択肢から外したほうがいいよ
実家が内科クリニックで継がないといけないみたいな人でも救急科とか行くのがおすすめ
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10年後にFIREを夢見ている先輩が、高利回りに釣られて限界地方の不動産をフルローンで購入したと聞き、何も言えなくなった。生暖かい目で見守るしかなさそう。
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専門医or学位を取得したタイミングで、急性期や当直/オンコール業務から離脱して家事育児とのバランスをはかる先生が増えている。これからもっと増えそう。
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民間医局の医賠責の場合はバイトもカバーしています。個人でなく勤務先での加入の場合は違うかもしれませんが。
とはいえ、今後救急の現場からは身を引くことが最適解になるかもしれません。負っているリスクがデカすぎる。
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個人的には老い先短いジジババの命のために若者の命が犠牲になるところなんて見たくない。手遅れになる前に逃げたほうがいい。
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医者は病気で不幸な人、困っている人(病気以外複数のプロブレムがあるケースも多数)を相手にする仕事。
治療がひと段落して落ち着いた人から手元を離れていく。そしてまた別の不幸な人がやってくる。
この有事対応の繰り返し。メンタル的な負荷はかかり続ける。
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大学院での研究は勲章や貴族の道楽となった。今や王道医師人生を歩むこともその類になりつつある。
今後は医師になること自体がその類のことになっていくだろう。
その地域に貢献したい人間がなればいい。頭のいい人間や金稼ぎたい人間はもっと別のことをやれ、みたいな。
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持たざる若者は死ぬ気で頑張って這い上がるか、頑張らないかの2択になるのかな。中途半端に頑張ってもあまり意味がない気がする。
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同世代位の若手医師と話すと、多くが「資格を取得したらorある程度の金を貯めたら、勤務日数を減らして労働負荷を減らしたい」と。医療現場の負担や今後の見通しを考えるとそうなるのもやむを得ない。そして現場の負担はこれでさらに増える。
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身の回りで女性医師の結婚報告が続々。個人的にはもっと女医さんの結婚が増えて、若さという武器だけで人生全部うまくいくと思ってイキってる女をどんどん追いやってほしい。
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いろいろなケースを見て思うけど、
専門医(+α)程度までは経験を積み、
最大限のカネとコネを手に入れながら、
徐々に医業への経済的依存度を下げていくことが最も期待値が高い気がする。
明確なビジョンがあったり初手から振り切れる人はアウトローでもいいと思うけど。
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消外や心外など高難度の手術を行う診療科は臓器別の専門性が高い一方、総診やリハ科は複数疾患の管理や回復期病棟のマネジメントが主な業務であり、臓器別の専門性が売りではない。それゆえに後者は同業からの評価は高くない。超高齢社会では確実に後者の需要は高いのだが。
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俺もだけど、研修医2年目はグダってる人が多いみたい。
最近一気に暑くなってきたのと志望科が決まりつつあるのとで初期研修のモチベが下がってる。
残り約8ヶ月半、頑張ろう。
終わればなんとかなる。
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昔の医者は多忙でも「お医者様」と敬われ、将来的に明るい待遇を確信し目の前の診療に集中していた。他のことを気にする必要はなかった。
今、国に余裕がなくなり訴訟やトラブルに怯えつつ「患者様」への対応をしている。未来の待遇も暗い。
余裕がない医者から足切りされていく。もちろん国民も。
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