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松本亘正
@matsumoto1116
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塾講師。最新刊『超難関中学のもっとおもしろすぎる入試問題』(平凡社)『合格する国語の授業 物語文感情語編/ 説明文・論説文よく出るテーマ編/物語文入門編/説明文・論説文入門編』『合格する地理の授業 47都道府県編/産業編』『合格する歴史の授業』(実務教育出版)日テレ系ドラマ『二月の勝者』監修。保護者生徒とのDMは不可。
Joined February 2014
某有名塾の取締役兼算数科トップ、某老舗塾の算数科トップ、某大手塾の教室長数名、志望校別特訓の教科責任者数名、某塾の取締役兼副代表2名。これまでの肩書きが関係ない塾にこれだけの方が集まっています。 たぶん、一講師として本来やりたかったことに向き合いやすい環境だからなのではないかと思います。なかなか労務環境自体が良いとは言えない業界です。人件費を削り、見た目の数字を使ってそこそこの質で満足させられるかを追求することで利益を最大化する勝負が繰り広げられています。 もちろん株式会社として間違ってはいませんし、そのあり方を追求し続けられることにも敬意を持っています。その上で、規模の論理に倒されることなく、生徒にとって良い影響を与えられる人が集まり続けられる環境であることを目指しています。また新たな出会いがありますように。
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中学受験専門塾ジーニアス 3年生4月から 無選抜、先着順。ただし入塾時に以下を求めます。 【足し算、引き算に加え、3けた×1けた、3けた÷1けたのかけ算、わり算ができること】 一定の計算力は必要ですが、これから計算練習に取り組む生徒も歓迎します。
ジーニアスでは従来、3年生の1学期は単科講座のみ設置しており、本格的なレギュラークラスの開講は9月としておりました。 理由は以下2点によるものです。 ①中学受験の先取り学習、特に「算数の暗記」につながる内容への懸念 ②中学受験の低年齢化による「塾慣れ」の防止 ①は特に算数の先取りに対して警鐘を鳴らしてきました。少しでも早く難関校への道を切り拓くため、授業にスムーズについていけるようにするため、つるかめ算や消去算などさまざまな単元を先取りして学習したい気持ちは分かります。実際に、大手塾の4年生以上のカリキュラムを前倒しで学習し、何回も同じ問題や類題を解いて定着させようという塾もあるようです。ただ、この方法、多くの受験生にとって副作用を伴うと考えています。 「知っている」「やったことがある」――それが自信につながり、余裕をもって授業を受けられる一方、「できるアピールに躍起になってしまい、他者の考え、先々につながる地道な作業を受け入れる姿勢が乏しくなる」「分かっていることに安心して、能動的に話を聞けなくなる」こともあります。 低学年のうちに、つるかめ算や消去算ができるからといって難関校に合格できる素地がつく���れるわけではありません。あるレベルを超えると、一見どのツールを使うか見えないけれど、式を書いたり図を書いたり調べたりする中で、問題を解く糸口を見つけていくことが求められます。したがって、未知のものに対して工夫してアプローチする経験の方が必要です。あるいは、〇〇算より、書き出す中で規則性に気づいて解くような経験が後々活きてくると考えます。 また、文章題単元は生徒の読解力が追い付いていかないと、長文の文章題を扱うことが難しくなります。せめて基礎だけでも定着させようと文章題の一行問題を反復学習することは、本当にその子のためになるでしょうか。算数を暗記と捉えてしまうと、いずれ壁にぶつかったとき、「知らない」「やったことがない(からできない)」という反応になりやすくなることを懸念しています。副作用の弊害で勉強自体を回避したいという気持ちになったり、パッと見て即応的に解ける問題だけ強い子になってしまうことを避けたいという考えを私たちはもっています。 ②は、塾の授業に慣れてしまうことがかえってマイナスに働くことがあるという例です。本格的にカリキュラムが進んでいくのは4年生であり、その前に塾に慣れていることが大事だという考え方には与しません。そうであるならば、早期から塾に通う必要はなく、もし早くから学ぶのであれば、3年生は3年生、2年生は2年生だからこそ学んだ方がいい内容を取捨選択するべきです。 低学年から塾に通い、塾慣れしている子の中には、前述した「知っている」「やったことがある」と感じることが多い子もいるでしょう。しかし、経験で優位になっていたものが崩れたとき、「結果として、一から学ぶ生徒に少しずつ追い抜いていかれ、自己肯定感を失いやすい状態が続いた上、それを防ぐためにさらに量で解決したり、基礎の反復で対応しようとして、深く考える機会を失ってしまう」懸念があります。高学年になって、追い抜いていかれまいとして、過度に精神的な負荷をかけしまい、親子間の関係が崩れてしまうこともあるでしょう。 合格するためには、最終的に学ばなければならないこと、定着のために繰り返す必要性はあります。ただ、物事にはタイミングがあり、早くすればするほど良いのではなく、より適切なタイミングを探ることが大事だという考えをもっています。 このような考え方をとっている塾にもかかわらず、お知らせがあります。 2024年、3年生の開講を4月に前倒し 3年生算数カリキュラム全面改訂 特徴、変更点は以下の通り。 ・3年生4月から夏まで算数のみ開講 一定の計算力があることを前提に、図形先行型、手を動かして考える規則性重視の学習をすすめる。 ・3年生9月から従来通り、算数・国語の2教科実施 算数カリキュラムを改編し、より「手を動かす」「図形、規則性重視」の内容とする。国語は従来通り、物語文のみ、記述問題に特化したオリジナル教材を扱う。 これまで、「入塾までに何を勉強させればいいだろうか」という相談に、ずっと計算と漢字だと伝えてきました。求められている答えではないのだろうと思っていましたが、自宅で取り組める内容としては、まず計算と漢字(語彙力)に尽きると思っているからです。 今回、4月から開講するにあたり、無選抜先着順に変わりはありません。ただし、従来入塾までにお願いしていた、以下の計算ができる前提の子にご入塾いただきたい点は、4月入塾のお子様にも求めます。 【足し算、引き算に加え、3けた✕1けた、3けた÷1けたのかけ算、わり算ができること】 入塾までにご自宅で計算の習得をお願いします。かけ算やわり算の筆算を教える授業はカリキュラム内にありません。その分、塾で伸ばせる分野に注力します。 できるだけ試行錯誤して答えを導き出すような経験を積ませます。 詳細は説明会でお伝えします。皆さまのご参加をお待ちしております。
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