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二億四千万の+M
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@freakscafe
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6 years
東洋的な倫理は、「そうせねばならない」ではなく、「その理が腹に落ちればそれ以外の在りようができなくなる」という形を取る。 逆に言えば「そうできない」なら「まだわかっていない」ということである。
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3 years
性欲とか渇愛とか嫉妬とか、自分のなかにうごめく悪いものと、きちんとつきあって飼い慣らしてる人は、虎や蛇引き連れた猛獣使いみたいなもんで、ちょっと怖いかもしれないけど信用できるんだよ。 怖いのは、自分のなかにある悪いものの存在をきちんと認めずに、野放しにしてる奴だな。
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4 years
おれは左利きなので、右利きをベースにした社会で生きていくとき、日々細かくストレスを感じるのだが、女性差別ということを考えるとき、この社会は女性に対して“あらゆるレベルで”そうしたストレスを与えるようにできているということを前提に考えた方がいいね。今だってそうなんだよ。
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3 years
既婚の女性の話を聞いていて、よく違和感を感じるのは、女性の方でかなり明確に相手のことが我慢ならないというサインを出しているのに、旦那はいっこうにそれに気づくことがないという、その奇妙なほどの鈍感さである。 たぶん、多くの夫というのは妻の訴えを、機嫌の良し悪しとしか捉えていない。
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1 year
BARを始めて何人か、元コミュ障ですという人に会ったが、そういう人に共通する印象として、言葉の選び方が的確で、その用い方が繊細だという感じがある。 都度自分で考えて、自分が分かった限りのことをできるだけ適切に表現しようという意志がある。自分が分からないことについては分からないと言う。
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3 years
人って、自分が我慢した分、他人に不機嫌になるようにできている。 他人に寛容でいるためには、自分が言いたいことをちゃんと言わなきゃいけない。
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4 years
こういう差別構造があるよね、と言うと、「私は当事者だが、そんなものは気にしたことがない、もしくは克服してきた、甘えるな」と返してくるパターンがあるが、まず、差別構造があるよね、という話と、それにどう対応して生きていくか、ということとは次元の違う話だ。
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3 years
初めて会う女の人、けっこうな確率で「殺されるかもしれないけど、好奇心の方が勝った」という意味のことを言うのだが、それを聞いて思うのは、女の人は潜在的にいつも男を恐れているのだということだ。 おれくらい害がなさそうな人間に会うときですら、殺されてもいいという非現実的な勇気がいる。
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1 year
「あなたのファンはみな同じようにあなたを見ていてくれるのに対し、嫌いな人はそれぞれ違う理由であなたを嫌っている」という実験結果がある。 あなたを好きな人は、あなたの中にある何かを見ていてくれるが、あなたを嫌いな人は、その人の中にある何かをあなたに投影しているだけであることが多い。
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1 year
だから、変な言い方だが、「人間と話している」という感じがする。 いわゆる“コミュ力が高い“人というのは、場の空気を制圧するのが上手い人ということだと思うが、そういう人には、テンプレ化された思考や言葉を操るのが上手いだけ、という人も多くて、ちょっとAI味がある。
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4 years
頭の使い方として、「複雑なことを考えられる」より、「余計なことを考えないでいられる」方がよほど有効性が高い。
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3 years
おれが、いわゆる清廉潔白なキャラの人に警戒心をもつのは、そういう人って、関係がすこし近くなると、急にその人のなかから、虎が蛇が躍り出てくることがある。危ねえんだよ。
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4 years
おれは、何百人という女性とごく親しく付き合ってきて、誰一人も「いや、私は、この社会は女性に優しく設計されてると思うよ?」という人を知らないんだよね。これは「男だって大変だよ?」というレベルのことじゃない。制度や慣習や意識、あらゆるレベルで女性が自立するのはすごくハードなんだ。
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@freakscafe
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3 years
見たくないものから目を逸らし、知りたくないことは歪めて解釈する。 そうして、けっきょくのところ「嘘で塗��固められた家庭の平和」にしがみつき、妻や子供にもその嘘を強要するのである。
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@freakscafe
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2 years
死んだ婆ちゃんは、戦後すぐ化粧品屋を始めた。今日明日の食う物も事欠く中、化粧品などという贅沢品が商売になるわけはないと止められたそうだ。 その予想に反して化粧品屋は大繁盛する。食う物を節約しても化粧したい。むしろそのような「贅沢」こそが生活の本質であり、生きる意味に直結している。
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@freakscafe
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4 years
こういうことを言うとすぐ、リベラルのフェミニスト気取りか?という反応を返す人がいるけど、とりあえずここでおれが言っているのは、「どんな政治的ポジションを取るかに関わりなく、事実としてそうなってんだろ?」ということだけだ。
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@freakscafe
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3 years
毒親でなくとも、たとえ理想的な親だったとしても、子供というのは、真に自立するためには、どこかで親の視線を断ち切らないといけない。内在化された親を葬り去る必要がある。 このイニシエーションを、きちんと通過せず、本当の意味では自立できないまま、老年に至る人が多い。
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@freakscafe
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6 years
貧困による影響で、IQが13〜14ポイント下がる、という研究結果。 これは欠乏が、つねに人の意識を、差し迫った不足に集中させることによる。五分後に始まる打ち合わせ、翌日に迫った支払い、… こうした些事の強迫こそが、人をスポイルする。
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@freakscafe
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3 years
いつまで我慢すればいいの?と聞くと、我慢?何を我慢してるというんだ、と聞き返される。 何を?嘘を、である。いつまで、この白々しい嘘を続けなければならないのか?
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@freakscafe
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2 years
知り合いに確信犯的な引きこもりの男がいて、彼は40年職についたことがなく、基本実家とコンビニを往復して生きているのだが、英語、仏語、韓国語ができる。なんせ暇なので、勉強する時間はふんだんにあるというわけだ。「引きこもることに迷いがなくなれば、暇であることは最強なんですよ」。
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@freakscafe
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3 years
「誰かを助けたい」という善意や親切心を動機にする人間が陥りがちな罠は、自身が勝手に設定した予定調和に向けて、他者の葛藤や混乱を収めていこうとして、無意識にストーリーテリングしてしまうという態度である。 それは、他者のたましいを、自分の言葉で上書きしていく暴力なのである。
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@freakscafe
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3 years
いやねえ、けっきょく女の方が強いんですよ、とかね、おっさんが言ってんの、そんなわけねえだろ。そんなふうに思ってねえくせに、気持ち悪いこと言うなよ。
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@freakscafe
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3 years
弁が立つ、議論に強い人間は、人間関係でつまづくことが多い。 その場では相手を“説得”できても、そのことでむしろ相手の本当の思いや訴えを、意図することなくねじ伏せてしまうのである。
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@freakscafe
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3 years
多くの中高年の男は、性愛関係のなかに、自分のなかのぐじゅぐじゅした未成熟の感情や欲望をぜんぶ放り込んでくるので、かなりめんどうくさくなる。社会的に成功しているかどうか、社会的人格の熟練度とはまったく関係ない。
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@freakscafe
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3 years
なんでもくよくよと悩む人って、「こうして心配したり、警戒心を持っていれば、ぼんやり過ごすよりは安全なんじゃないか」とか、「悩めば悩んだだけのご褒美がどこかで誰にもらえるんじゃないか」とか、なんかそんなふうに思ってるところない? いや、悩んでも悩まなくても「何も変わらない」んだよ。
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@freakscafe
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3 years
わりと誤解されてることなんですが、おっさんが気持ち悪いのっておっさんだからじゃないんだよね。気持ち悪くなるおっさんは若い頃から気持ち悪いわけです。歳をとって、若さという免罪符を失うだけのことです。
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@freakscafe
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3 years
人間関係が悪化するのって、口論や喧嘩で破綻するのはいい方で、それよりも、相手に「何も言えなくなる」ことで根腐れしていく方が圧倒的に多い。何か言うと相手が不機嫌になるから、何も言えなくなる。 不機嫌になるって、立派な暴力ですよ。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
日本人って、「世間にばれない」と思ったら、平気で酷いことをやる連中が多いからね。自分の中の他罰的な嗜虐性の抑えが効かない。 自分の内なる神、というのか、自律���軸を持っていない人は、「世間の目」が神だからさ。
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@freakscafe
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4 years
これも比喩的に言うのだが、ひとりでいて自由になれるタイプの人間は、人間よりも、動物や植物に近いリズムで自己を律しているのだろう。鉱物、天体のタイムスケールに、より強いリアリティを覚えているような人間もいるだろう。彼や彼女は孤独だが、その孤独は決してさみしいものではない。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
阪神淡路大震災の後、現地入りした臨床心理士が被災した子供達を集めて遊ばせてみたら、段ボールで家を作ってドーンと壊すという遊びをくりかえしたのだそうだ。くりかえすうちに、子供たちは頑健な家を作れるようになっていき、ついにはドーンと衝撃を与えても壊れない家をつくれるようになった。
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@freakscafe
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2 years
欲しいものを手に入れるには、欲しいものを手に入れようとしてはいけない。 人ができることは、 ・まず自分の状態をよくすること、 ・その「よい状態の自分」を周りに贈与すること、 ・その贈与によって周りによい循環を起こしていくこと、である。 その結果として巡ってくるものを受け取るのだ。
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@freakscafe
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2 years
レズ風俗の経営者が書いていたのだが、客からの電話で「私、美人でもないし、若くもなく、太ってるんですが、大丈夫ですか?」という質問が多いのだそうだ。 「私に性的なサービスを求める資格があるんでしょうか?」という「欲望される性」としての女性性の呪縛が強いということである。
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@freakscafe
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3 years
その人のもっている「色っぽさ」というのは、その人のなかにある不安定さに由来する。 その不安定さを、不動に固めるのでも不安に崩すのでもなく、不安定なまま、あるスタイルにまで磨き上げていくと、その人のたたずまいが、揺らぐ炎のような、いつまでも見飽きない美しさを放つようになる。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
色気ってのは、希釈した毒のことですよね。清廉潔白なものって、色っぽくもなんともない。
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3 years
親元をはなれてもいつまでも親子関係に縛られてる人もいるし、別れた後も恋人だった人の言動に傷つき続けている人もいる。 「過ぎたことは、自分の中できちんと終わらせる」というのは、とても大事なことだ。
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@freakscafe
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1 year
自分を「社会的不適合者」だという人の話を聞く。 聞いてみると、バイトで食いつなぎ、貯金が貯まるとしばらく仕事をやめてインドアで本を読んだり映画や動画を見たりして過ごすのだという。 家族はいない。最近15年ぶりに友だちができたが、基本ひとりで過ごしている。
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3 years
このライオンは人に馴れてて大人しいから大丈夫です、と言われても、やっぱり恐いよね。それと同じ次元での恐れだと思う。じっさい、数十年寄り添った夫でも、機嫌が悪くなると、どうしてもすくんでしまう人ってけっこういる。
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2 years
土井善晴さんが日本料理では「混ぜる」のではなく「和える」ことを重視するという旨の話をされていた。 違うものを違うまま調和させること。 インテグリティにこだわるのではなく、バランスをとることで矛盾を許容していくやりかた、知恵というものがある。
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3 years
男女の関係は、二人の関係ではなく、男性の中の女性性、女性の中の男性性とが関わる四者関係である。
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1 year
人は対人関係において、危険に過度に反応するようにできている。つまり、自分に好意を持っている人=安全な人よりも、自分を嫌っている人=危険な人の言動により注意を向けるようにできている。 だが、じつのところ、“他者を鏡にして自分を知る“には、自分に好意的な人の評価の方が正確なのである。
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@freakscafe
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2 years
多くの人が勘違いしているのだが、悩みは頭で解決するものだと信じ込んでいる。 じっさいのところ、悩みは「手」で解きほぐすものなのだ。 まずは日々料理して、自分の体が欲しているものを食べるようにする。部屋を掃除して、やるべきことをタスク化して予定表に書き込む。すべて「手作業」である。
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@freakscafe
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3 years
人が変わっていくときって、「まず、あきらめる」んだよね。だから、そんなに元気そうではない。元気いっぱいに「私は変わります!」って感じじゃない。 あきらめる、って、悪いことじゃない。もともとは、「明らかにする」から発した言葉だ。あきらめるとは、覚めるということでもある。
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@freakscafe
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3 years
この間、30年近く恋人ができないという男の話を聞いていて、「だから仕事もうちょっと頑張ろうと思って」。 この発想がだめなのよね。仕事頑張れば「ご褒美」に、誰かが恋人をあてがってくれると思っている。
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@freakscafe
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3 years
日本の同調圧力って、「みんなが同じものを信じていて、それを信じない人を排斥する」という構図じゃない。日本の世間ってのは、「みんなでいっしょに見たくないものから目を逸らしている」だけで、だからその見たくないものを直視する人間を排斥する。そういう同調圧力ね。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
自分は親切だ、自分は優しい、自分は思いやりがある、という自意識を持っている人は、親切の裏にある押し付けがましさ、優しさの裏にある支配欲求、思いやりの裏にある説教臭さについて、無自覚であることが多い。
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@freakscafe
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7 years
昨日、電車に乗り合わせた高校生男子らしき三人組。 「あんとき、面白かったよな」 「ああ、面白かった」 「何してたっけ?」 「なんだろ。覚えてない」 「覚えてないね」 「ううん、覚えてない」 「でも、面白かった」 「最高だったな」 と話していて、とても幸福な空気を発散していた。
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@freakscafe
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1 year
芸能でも芸術でも、理解しようとする前に、浴びるように摂取するわけですね。 “分からないけど何か惹かれる“、その曖昧な感覚だけを頼りにして、とにかく量に触れていく。そうしてると、自分の好き嫌いの基準が、自ずとできてくる。 この基準ができてくる前に変に“勉強“なんかしちゃうと、感性が鈍る。
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@freakscafe
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2 years
例えば疲れたとき、その状態を「疲れた」と言葉にすることをやめてみる。誰かを好きになったとき、「好き」と思うことをやめてみる。 自分の状態を言葉で捉え返すことをやめてみて、そこで残るぼんやりした陰影、揺らぎを、もう一度そのまま感じて味わってみる。
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@freakscafe
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1 year
無い袖は振れない。けっきょく与えることができる者は与えられてきた人である。 しかし、より正確に言えば「自分は与えられたことで、今ここにいるという自覚をもつ人」である。 命を、身体を、安心を、知恵を与えられてきたという自覚をもつと、人は自らも“与えずにいられなくなる“。
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@freakscafe
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3 years
「さみしい」とか、「最後の恋」とか、「ようやくきみに出会えた」とか、急にロマンティックなこと言い始めたぞと違和感を感じたら、目の前にいるのは、仕事をばりばりこなす頼りになる男ではなく、孤独をこじらせたし思春期の坊やであると警戒した方がいいね。
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@freakscafe
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2 years
いつも不幸な人というのは、自分を不幸に追い込む思考パターンがアイデンティティになっていて、その不幸な自分を否定されたくないと思っている。 つまり、不幸な人は、不幸を脱しようとして、不幸な自分にしがみついている。 不幸な自分をあきらめると、不幸な状態も解けていく。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
そのプロセスを通じて、子供たちは自分の心に負った傷を癒していったのである。 大津波のあった後、子供たちが津波にのまれる遊びをして、大人にそんな不吉な遊びをするなと叱られたという話もある。 だが、子供の遊びは、真剣なのである。遊びを通して、自らの傷を癒し、自らの成長へとつなげる。
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@freakscafe
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3 years
変な言い方だが、弱いまま強くなる、ということが理想だ。 傷つきやすいまま、心痛めるのを惜しまないでいられるのがいい。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
その場のノリで何かをして、例えば散財したり結婚したり不倫したりして、後になって後悔する。 免れたければどうすればいいか。 答えは「慎重になること」、…ではなく「一切後悔をしないこと」だ。 起きたことはすべて運命であり、それは良いことも悪いことも魂の糧であると捉えるのである。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
河合隼雄が言っていたことだが、両親が一枚岩だと子どもは窒息する。 お母さんが「勉強しなさい」と言うのに、お父さんがこっそり遊びに連れ出す、というようなことがあるから、子どもは息がつける。 一つの概念を与えたら、必ず対立概念が与えられるのが、精神の健全な立体性を育む。
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@freakscafe
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3 years
自分の欲��を抑えられる人が大人だってのは、かなり幼稚な考え方で、自分の欲望を全開できる人が大人なんですよ。 自分の欲望を全開するって、それが許されるよう人との関係を繊細に結んでいく能力とセットですからね。
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@freakscafe
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2 years
話すのが苦手だったり、内向的で自己表現できなかったりする人は、「なんとなくそこに居る能力」を高めていくといいと思うよ。 センスのいい服を着て、そこにいる人の話を興味を持って、笑顔で聞く。それだけでいいんだけどね。
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@freakscafe
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3 years
メンタルが強い人は、「人の気持ちがわからない人」ではなくて、「人の気持ちに振り回されない人」だろうね。
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@freakscafe
+M laboratory
4 years
話す前から、この話はこの人には絶対伝わらない、と分かることがある。 能力の欠如ではない。その人は、どうしても「分かりたくない」のだ。「分かりたくない」と凝り固まっている人に言葉は通じない。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
これはおれの実感だが「話せば分かり合える」というのは嘘である。 分かり合うためには、「この人と分り合いたい」という強い動機が必要だ。 その動機を共有していない相手とは、いくら話し合ったところで、よくて「落としどころの協定ができる」、悪いと「無限に話が拗れていく」だけである。
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@freakscafe
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2 years
感じやすい人、傷つきやすい人は、言葉を洗練させていくことができる資質を持っている。 言葉を洗練させていくというのは、「きれいな言葉を使う」ことでも「文体に凝る」ことでもなく、表現の違和感に敏感になるということだ。 違和感を放置せず、的確な言葉を吟味していく。
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@freakscafe
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3 years
人と話していて、よく「迷惑をかけたくない」という言葉が耳につくことがある。なぜ、そんなにも人に迷惑をかけたくないのだろう。そこには、なぜ���、人に優しい響きは感じられない。 ああ、そうか、それって人に迷惑をかけられたくない、煩わされるのはまっぴらだ、という強い拒絶の裏返しなんだな。
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@freakscafe
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2 years
自己嫌悪ってのは、「自分への甘え」なんですよ。「自分」を嫌って、そうして嫌うことのできる「私」を救っている。 嫌っても、自分は許してくれるだろうと甘えているから、そんな仕打ちができるわけよ。 「自分」に甘えるのをやめる。「自分」は親友だからね。
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@freakscafe
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2 years
他人は自分にさして興味がない。自分も他人にさして興味がない。 この前提をよく分かっていることは、とても重要なことだ。 その「基本的な無関心」を越えて人と関わろうとすれば「芸」を磨く必要がある。 そして「芸」を以って人と関わるというのは、それ自体この世への贈与��のである。
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@freakscafe
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3 years
自分が言いたいことをちゃんと言うことができるって、けっこう大変なことです。 大人になってからの勉強は、そのためにするんだと言ってもいい。 そういうことを明確に言ったのが橋本治って人ね。
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@freakscafe
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3 years
「強くなる」より、「弱さを上回る適当さを覚える」方が、精神のレジリエンスは高まると思う。
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@freakscafe
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3 years
同調圧力の影響を受けないようにするのは、存外簡単なことだ。 社交を断つことである。会社の同僚と飲みに行ったり、テレビやネットや週刊誌の話題に意識を向けないことだ。 代わりに、死者たちと交流を持つことである。本を読み、音楽を聴き、時空を遠く隔てた魂達と交感する時間を過ごすことだ。
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@freakscafe
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1 year
モテたいという欲求、一部の男にとっては「女を攻略できるようになりたい」ってことらしい。 「攻略」というからには、「敵」なわけよね。 それで実際「女という敵の攻略」に成功した男は、「怖れていた敵」を軽蔑することのできる立場に立つわけだ。 最初から最後まで、全部間違ってるねえ。
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@freakscafe
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1 year
人でも、物でも、芸でも、何かに惹かれるというのは、「予感」なんですよ。 その何かによって、自分の生が更新されるかもしれない、という予感。 自分が魅惑された何かと、今の自分との間に関係をつけていくのは、「構築」です。 人は、魅惑された何かに見合う自分を、自己創造していく。
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@freakscafe
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1 year
現実に人と交流することのメリットは、自分の中にある“メンタルモデルとしての他人“が更新されるってこと。 いろんな人と会うと「人っていろいろなんだな」というバカみたいな事実が腑に落ちる。こんな「バカみたいな事実」が見えなくなってるから自分対他人って雑な二項対立に苦しむことになる。
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@freakscafe
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2 years
人懐っこくて、それでいて受け身の人は、男女問わず、相手の欲望を掻き立てる。 「押す」のでも「引く」のでもなく、ただ「近づく」。接近して、そこに「居る」。 意図的か無意識にかはべつとして、誘惑に長けた人は、いつのまにか人を落ち着かない気分にさせる距離感に「居る」。
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@freakscafe
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6 months
みうらじゅんが、人はなかなか「私は私の生き方しかできない」と覚悟を持つことができない、と言っていた。
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@freakscafe
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1 year
BARで話していて「女は個別性から考えるが、男は一般性から考える」という話を聞いた。 男は女の“個別性“を、“一般性の一事例“に過ぎないと軽んじる。 だが、女側から見れば、“男の一般論“などは、“どんな個別性も含んでいない空虚な物言い“でしかないということになる。
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@freakscafe
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3 years
頑張ればご褒美がもらえて、怠ければ罰を受ける。 今の社会のホモソーシャルな価値観をしっかり内面化してる人って、発想の根っこにいつも「賞罰」の考え方があるのね。 誰もきみにご褒美なんかくれないし、誰も罰したりしないのよ。
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@freakscafe
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3 years
いや、おまえが怪しいからだろ!というツッコミはスルーして、おれくらいいろんな層のいろんな種類の女の人と会っている男もいないと思うが、ほとんどの女の人は恐れてるよ、男を。
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@freakscafe
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1 year
ウォーホールが言ったように「つねに場違いな存在であれ。異星人のように振る舞えば、その人の周りには必ず面白いことが起こる」。 異世界へと続く扉は至るところに空いている。 好きな服を着て街を歩く。普段曲がらない道を曲がる。知らない人と話をする。
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@freakscafe
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3 years
新卒→就職というコースから外れて、特にこれといってやりたいこともないままバイトしている間に気づけば中年じゃん。どうするよ?という人が集まって、適当にわいわい喋りながら、「道を外れた人達のサヴァイブの方法」をリサーチ、考察するっていう研究会があったら、けっこう需要あんじゃねえかな。
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@freakscafe
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3 years
自分の言いたいことを言って、そのことで他人に寛容になり、他人の言いたいことをきちんと聞けるようになる。 それで?それがなんなんだ、なんになるのかといえば、それこそが人類がこれまできてこなかったことなんだ、人類の可能性なんだよ。
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@freakscafe
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2 years
女が強い決意を示したり、がさつなことをしたり、悪いことをよろこんだりしていると、「きみはそんなふうに強がっているけど、本当は優しくて繊細な子なんだよね」等と言う男がいるが、それはその男が「女は優しくて繊細」と思いたいだけだ。 女は普通に強くてがさつで悪いのである。
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@freakscafe
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4 years
あと、「違和感を感じることと戦っている」のであって、べつに「甘えている」わけではない。 自分の違和感を抑圧して、この社会に順応することを、おれは必ずしも否定はしないが、それは単に処世術である。それを正義と勘違いすんなよ。
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@freakscafe
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9 months
「人生は辛い」というのは、デフォですよ。 これはもう誰も免れない真理ですね。 幸せな人って、だから、その辛い人生のなかでかなり工夫して、「自分の領域」をつくってる人なんだよね。 幸せな人生があるんじゃないですよ。辛い人生のなかに、幸せの領域を創造してるんだ。
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@freakscafe
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2 years
セックスが好きで、食べることが好きで、喋ることが好きで、踊ることが好きで、歌うことが好きな人なんて、最高に魅力的な人に決まっている。
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1 year
人の悪意から身を守る最大の、そして究極にしておそらく唯一の処方は、自分が人に向ける悪意から解放されることである。 人の言動を操作することはできないが、自分の心理、神経パターンは、自分の意志を介入させることができる。
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@freakscafe
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1 year
メンタルが強い人の特徴は、 社会的レッテルから逸脱し、複数のペルソナを使い分け、自責的にも他責的にもならず、自分なりの視点をもちつつ、時にエクスタシーに心身を明け渡し、基本怠けて過ごす。
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@freakscafe
+M laboratory
1 year
カウンセラーや精神科医、占い師やヒーラーなど、人の心や魂を扱う人に求められるのは、人格の「高潔さ」ではなく、むしろ人格の「統合性」であるように思う。 「統合性」というのは、自分のなかに矛盾する力が働いているのを、より高次の観点で「自覚」しているということだ。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
最近読んだなぎら健壱、野沢直子の老年をめぐるエッセイで、ふたりとも「好きな服を着る」ことの効用を書いていたのが印象的だった。年相応という観念を捨てて、ただし若作りするのでもない。好きな服を着るには、好きな服がなければならない。そのために、自分独自の美学を持たねばならない。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
例えば、普段ひとりなら何気なく無意識でできてしまうことが、人に見られていると思うと、変に強張ってぎくしゃくしてしまうということはないだろうか? 親から、本当の意味で自立していない人というのは、この強ばったぎくしゃくした状態が、ずっと続いているようなものなのである。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
友達でも、恋人でも、「すごく気の合う人を見つけよう」って思わない方がいいよね。そう思うと、「自分の決めている気の合う感じ」からの減点法で人をジャッジする態度になるからね。 「全然違うけど、この一点で接点があるしゃんね」という、その接点を増やしていくのが仲良くなっていくってこと。
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@freakscafe
+M laboratory
11 months
昨日、BARで聞いて、なるほど!と思ったのだが、「コミュ障の人は自分のなかにつねに自分の言動をジャッジする誰かの目線を意識していて、そのジャッジが怖くて何も言えなくなってしまう」。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
いいことばかり言ってる人って、自分のいい人ぶりに気持ち良くなっちゃってるところがあって、じっさいにつきあってみるとちょっと厄介なんだよな。 そういう人って、自分がいい人でいられなくなる状況になると、あからさまにいらだつんだよね。善人の自意識を持ってる人間って、狭量なんだ。
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@freakscafe
+M laboratory
3 years
人と会うときや、慣れない場所に行くとき、心がけていることは「何も心がけない」���いうことである。 心温まる交流をしようとか、有意義な時間を過ごそうとか、対話が大事とか、そういうことは一切思わず、つまらなければ欠伸もするし、話題が途絶えれば黙り込む。 要は「油断しきる」ことを心がける。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
自分の中に美しい要素と、ひどく汚い要素があるとき、人は美しい要素を「取り繕っている嘘の部分」、汚い部分を「素のまま本当の部分」と考えがちだが、そういうわけでもない。 美しい要素を表に出して、汚い部分を心の奥に隠すからそんな気がするだけで、どちらも「平凡な自分の一部分」でしかない。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
引きこもりなると欲望が減退していくという。食欲、性欲、物欲が縮んでいき、ぼんやりしているうちに一日が過ぎるようになる。 人と会わないと欲望は縮んでいく。 斉藤環はラカンの論説を援用し、欲望は他者の欲望を自らの身に映すところに生じる、他者がいなければ欲望は縮退するのでは?と考察する。
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@freakscafe
+M laboratory
5 years
何かがわかるとは、その何かに見合うように自分が変わるということだ。 あなたが何かをわかろうとして自分の変化を受け入れるとき、その何かもあなたに向けてその「魂」を開くことだろう。
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@freakscafe
+M laboratory
4 years
具体的に名前はあげないけど、今の社会には「セックスを知らない人間がめっちゃエロいと感じる感性」に最適化されてるポルノグラフィが溢れていて、同じように「味覚が杜撰な人間がめっちゃ美味しいと感じる味」に最適化されている商品が沢山ある。
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@freakscafe
+M laboratory
1 year
何か言いたくなったら、いったん黙る。「言いたい」という衝動が、たいていはあまりいいものではないからだ。 多くの場合、何かに対する反発、攻撃、当てこすり、悪意、不安、動揺などを動機にして、言葉による安易なカタルシスを欲して「言いたい」となる。
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@freakscafe
+M laboratory
2 years
一つわかると、三つわからないことが芋蔓式に出てくる。わかればわかるほど、わからないことが増えていく。 だから、歳をとって、わかることが増えていくほど、世界や他者に対して謙虚になっていく。 それが真っ当な歳の取り方で、歳をとるほど傲慢になっていくというのは、どこかおかしい。
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