渡邉大輔@『新映画論 ポストシネマ』2刷『謎解きはどこにある』
@diesuke_w
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批評家,映画史研究者/跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科准教授/日本大学芸術学部、日本女子大学非常勤講師/著作『イメージの進行形』(2012)『明るい映画、暗い映画』(2021)2刷『新映画論』(2022)2刷『謎解きはどこにある』(2023)/連絡先：daisukewatanabe1982 @yahoo .co.jp
新座, 茗荷谷 ,江古田 ,目白
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元原稿の連載開始から6年、改稿に3年半をかけた新著『新映画論 ポストシネマ』をゲンロン叢書として2月7日に刊行します。言及作品270超、480頁。映画批評の最新形。帯文は片渕須直監督、想田和弘監督にいただきました！詳細は特設サイトへ。
新映画論 特設サイト - ゲンロンα
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たまたまGoogle Earthでスタジオジブリ付近を眺めていたら、、、エプロン姿で歩く���崎駿監督を発見してしまう。
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きょう大学で、普段はアニメをまったくご覧にならない中国書がご専門の先生と話していたら、「『鬼滅の刃』って、「刃で鬼を滅する」って意味だよね？漢文的には『滅鬼の刃』が正しいんだけどねえ」と言われて、ああ、社会現象になってるんだなあと思いました。
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頼まれてもいないのに、衝動的に、『夜明けのすべて』のレビューを6000字ほど書いてしまった。。
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三宅唱『夜明けのすべて』。フィルムの肌理が伝える光と影が、「夜明け」という物語のテーマを描くのに相応しいのはもちろんだが、プラネタリウム、子どもたちのビデオ撮影と相俟って「映画」という隠喩にもなっている。また、美紗のPMS=生理的リズムも、星座の周期と主題的に重なる。松村北斗が最高！
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どうやらやはり大規模停電原因の火災施設らしい。大学バスが渋滞で動かず、ようやく新座駅。先ほど研究室から念のため動画も撮影していたので、それもツイートしておきます。
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仕事。公開中の『劇場版アイナナ』を観て謎の勢いで自主的に書いてしまった1万字ほどの原稿がリアルサウンド映画部に掲載されました。
『劇場版アイドリッシュセブン』から“推し”文化を考える ライブアニメが持つ演劇性｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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『映画を早送りで観る人たち』で稲田豊史さんが最近の若者はもう監督=作家で映画を観ないと書いているけど学生と話すと実感する。美術が好きという1年生と面談していて「どんな画家が好き？」と聞いたら、「展覧会は憶えてるけど、画家は気にしていないしよく知らないです…」と言われて衝撃を受けた。
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突然ですが、noteを始めました。最初の記事は、6000字ほどの『悪は存在しない』のレビューです。まだ約1ヶ月前に1回観たきりで書いているので、細部まで詰めて書いていないですが。無料です。
『悪は存在しない』と対称性の論理――下書きめいた小論｜渡邉大輔
@diesuke_w
#note
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『母と暮せば』ほぼ全編を土間に面した狭い日本家屋と時空と中有を揺蕩う複雑な構成にも拘らず、一瞬ごとにこうでしかありえないと確信させる「透明」な画面の連なり。亡霊、写真と『アンジェリカの微笑み』とも呼応する。階段に腰掛ける二宮和也の素晴らしさ。
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ただ、今回の『ドライブ・マイ・カー』の快挙は、単に濱口監督個人の才能の問題というより、『明暗』や『新映画論』で度々書いたように、僕が「2007年の世代」と呼ぶ、ゼロ年代後半から台頭した濱口監督(や僕)と同世代の一群のインディーズ出身の監督たちの傑作が下地になっていることは重要だ。
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9年ぶりとなる単著で初の評論集です。リアルサウンドにここ6年間に書いた短期連載の映画論、そして映画、アニメなどのレビューをまとめました。帯文はさやわかさんです！
明るい映画、暗い映画 21世紀のスクリーン革命 (RealSound Collection) | 渡邉大輔|本 | 通販 | Amazon
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リアルサウンド映画部に、2010年代のアニメ映画について振り返った、アニメ評論家の藤津亮太さん、映画ライターの杉本穂高さんとの鼎談の前編が掲載されました。今回は、細田守から新海誠、田中将賀、湯浅政明、山田尚子と京アニなど。後編は後日掲載されます！
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先週、『夜明けのすべて』を観た直後に書いたレビューです。受け取っていただいたリアルサウンド映画部さんに感謝申し上げます。
『夜明けのすべて』は“身振り”の映画である 三宅唱のリズムで描き出された“宇宙”｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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しかし、松村北斗は、なんであんなに脚が長くて細いの。。リアルルパン三世かと思ったわ。
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「戦後の日本のマンガ文化を一言でいうとものすごいエネルギーの塊なんです。手塚っていうのはそれを象徴する存在だった。僕は「漫画の神様」という呼び方があんまり好きじゃない。「漫画の権化」と言った方がいいかな笑」と仰っていた。マンガ研究の「野蛮さ」を護れという今日の話にも繋がる。
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先日は片渕須直監督『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の試写へ。また劇場で再見したいが、2010年代アニメの最後を飾り、20年代アニメの展望を示す傑作。すずさんの描くことと周作さんとの物語に絞った前作の構成から、リンさんの存在がぐっと前景化することで女性のアニメ的身体の葛藤の物語に。
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西谷弘『昼顔』傑作では。。冒頭の自転車から蛍の棲息する渓流、電車、掌で延ばすハンバーグ生地…と全編ボレロのように反復する横の運動が正当な婚姻から逸脱する不貞の主題と重なり、ラストの滑走シーンに結実する。上戸彩、斎藤工の横運動に亀裂を入れる伊藤歩の縦の運動(落下)も鮮烈。
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映画であれば、『鬼滅の刃』やマーベルのヒットに象徴されるように、メディアミックスやシリーズもののコンテンツ消費が一般化したいま、「作家」という単位で作品を受容したり理解したりする感性が失われてきていることを強く実感する。これはかなり大きいパラダイムシフトだろう。
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跡見学園女子大学オープンキャンパス。本日から大和和紀さんの『はいからさんが通る』とのコラボ大学ポスターが掲出されています。本学の前身・跡見女学校は、『はいからさんが通る』の主人公・花村紅緒の通う女学校(跡無女学館)のモデルになっています。
#跡見学園女子大学 #はいからさんが通る
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リアルサウンド映画部に、『天気の子』の8000字ほどのレビューを書きました。後半の論旨は、また別に書く予定です。
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教授といえば、僕くらいの世代までの批評の書き手は同じひともいるかもしれないけど、講談社文庫から出ていた村上龍と組んだ鼎談集『超進化論』を学生時代に読んだ。あの本で吉本隆明、浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦といった名前を意識したと思う。
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『アイナナ』から始まって「推し」や2.5次元の考察になりマイケル・フリードを通って、最後、蓮實重彦で締めるという深夜のテンション以外の何物でもない、ひさびさの謎コラムを爆誕させてしまった。。とはいえ、表象文化論やメディア論から見たライブアニメと映画の関係として面白い部分もあるかと。
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リアルサウンド映画部に、『君たちはどう生きるか』の6000字ほどのレビューを寄稿しました。14日の公開日に観た直後に書いた原稿なので、間違いもあるかもしれません。もう少し本格的な批評もあといくつか書いてみたいと思っています。
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Google Earthじゃなくて、Google Street Viewか。。
たまたまGoogle Earthでスタジオジブリ付近を眺めていたら、、、エプロン姿で歩く宮崎駿監督を発見してしまう。
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リアルサウンド映画部の連載「新しい日常、新しい画面」の第4回が更新されました。今回は、大林宣彦→岩井俊二→新海誠という歴史に、映画史を流れる「明るい画面」と「暗い画面」の系譜がなんとなく浮かび上がってきたかと思います。連載は一応、あと1回で終了です。
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批評家養成ギブスにしろゲンロンカフェにしろ、様々な”私塾”の隆盛は大学知がもはや教養/実学の全体性を担えなくなっている状況下での試みで、大学生はどんどん参加した方がいいと思う。本当に伝えたいことは大学の講義では言わなく≒言えなくなってる局面があるしむしろ大学の外に知的刺激がある。
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きのう正式に発表がありましたが、昨年11月に刊行した拙著『謎解きはどこにあるーー現代日本ミステリの思想』(南雲堂)が、第77回日本推理作家協会賞評論・研究部門の候補作になりました。驚くと同時に斯界の伝統と権威ある賞の候補に選出していただき大変光栄です。
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『映画 聲の形』が醜悪な感動ポルノというのは確かに一つの見識だと思うけど…それは個々人が内省すればいいのであって、文化左翼/人間主義的読解のインフレが過剰に起こるのは、それはそれで不毛な気もする。少なくとも、僕は形式分析の果てに炙り出される「政治性」に関心がある。
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私事で恐縮ですが、今日、入籍しました。今後とも日々精進していきます。よろしくお願いします。
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書影が出ましたが、新著『謎解きはどこにある：現代日本ミステリの思想』(南雲堂)を11月21日に刊行します。384頁。初の文芸批評書で、僕のミステリ評論の集大成です。目下念校を最終確認中。。汗
: 謎解きはどこにある――現代日本ミステリの思想
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前作『ケイコ 目を澄ませて』が聴覚障害のヒロインがボクシングによって世界と繋がったように、本作では美紗をはじめ人生に何か欠落を抱えた人物たちが「よかったら…」と物を贈与しあう身振りによって結びつく。孤独に光る夜空の星々が、「星座」に描かれて結びつくように。
#夜明けのすべて
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連休中も新著『新映画論』の校正・改稿と授業準備と学務で終わりつつあるが、明日くらいはドライブで息抜きしたい。『新映画論』は、僕のこの10年の仕事をすべて注ぎ込んで書いており、現代映画論の決定版を目指しているので、ご期待ください。
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昨日前編が公開された杉本穂高さん、倉田雅弘さんとの『進撃の巨人』鼎談、後編です。
前編はこちら→
『進撃の巨人』は“人間の争いのメカニズム”を描いたーー評論家3名が徹底考察【後編】｜Real Sound｜リアルサウンド ブック
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山根貞男さんといえば、いまYouTubeにアップされている、1996年に開催された北野武の国際シンポジウムを蓮實重彦とともに企画し、『HANA-BI』以前に北野の国際的評価を後押しした立役者でもあった。この映像からも、映画監督に対する敬意と真摯さが垣間見える。
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『君の名は。』について2本目のレビューをリアルサウンド映画部に書きました。『ユリイカ』の原稿とは対照的にゼロ年代、セカイ系論でデビューした者の実感を交えて美少女ゲームとの関連などを論じています。議論の叩き台になれば幸いです。
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最近、佐々木友輔さんも書いていたけど、2010年前後の日本のインディーズ映画の一角では実作・批評・上映で新しい動きが確実に起こっていた。多角的な映画配信を行っていた橋本侑生さんは当時、「いますごい規模でヌーヴェル・ヴァーグが来ている」と言っていたけど、今回の快挙はその10年後の成果だ。
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ウェブ美術手帖に湯浅政明監督のテレビアニメ『映像研には手を出すな！』について近年の実写作品も含めて「プロセスの映像文化」という文脈で論じました。コロナの影響などもあり公開がずれました。
アニメ『映像研には手を出��な！』と「プロセス」を描く映像文化｜美術手帖
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『すべてがＦになる』でMacかUNIXの犀川先生はWindowsじゃない！とTLが盛り上がっていますが、来週発売の『ユリイカ』森博嗣特集で、「コンクリート的知性の可能性」という評論と、森博嗣主要作品解題（共著）を担当しております。
http://t.co/ghXM7myh7r
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明日早朝放送の新・週刊フジテレビ批評のThe批評対談に出演しています。シン・ゴジ、君の名は。、この世界の〜など、テーマは「今年の大ヒット映画から何を学ぶか？」。お相手は原田曜平さん。僕の出演はおそらく5時40分〜だと思います。
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批評再生塾塾生は、有志で読書会やったほうがいいですね。小林、吉本、江藤、柄谷、蓮實、浅田、大塚、宮台、東、宇野の主著くらいは読むとか。
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2016年新作映画ベスト10
①ブリッジ・オブ・スパイ
②ディストラクション・ベイビーズ
③イレブン・ミニッツ
④ダゲレオタイプの女
⑤さらばあぶない刑事
⑥家族はつらいよ
⑦ジョギング渡り鳥
⑧淵に立つ
⑨この世界の片隅に
⑩秋の理由
順位不同。
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もう日付変わってしまいましたが、昨日(27日)、僕の手元にも新刊『新映画論 ポストシネマ』がひと足早く届きました！形になると、やっぱり感無量です。。。
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仕事。本日からスタートした「リアルサウンドテック」にインタビュー記事が掲載されています。ワールドビルディング、パズル映画、VRなどなど、最近あちこちで書いている映像コンテンツと文化批評の未来について話しました。よろしくお願いいたします。
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2017年新作映画ベスト10
①ベイビードライバー
②シンクロナイズド・モンスター
③散歩する侵略者
④パターソン
⑤甘き人生
⑥夏の娘たち〜ひめごと〜
⑦昼顔
⑧夜明け告げるルーのうた
⑨息の跡
⑩SYNCHRONIZER
順位不同。
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今年は、この後、『新映画論 ポストシネマ』の刊行も予定しています。こちらも半年以上にわたる改稿を重ねた渾身の著作になっています！ぜひ、どちらもよろしくお願いします！
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#マティス 展最高だった。前期の色彩と形態の実験を経た晩年の切り絵群。実物を見ると、線(輪郭)と色面、図と地が相互に反転し、嵌入しあいながらイメージがリズムをなす感じが圧巻。本当に、年齢を重ねて観るほどマティスは凄みを増す。
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近日中に改めて告知しますが、8月末に『人間から遠く離れて―ザック・スナイダーと21世紀映画の旅』刊行記念として、『ゲンロン5』の拙論でも取り上げた佐々木友輔監督とゲンロンカフェで対談します。新たな映画論運動に関心のある方、必見です！
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今夜の『天気の子』地上波放送に合わせて僕も蔵出し原稿を。2019年の公開直後にリアルサウンド映画部に書いた長めのレビュー。たしか『東京新聞』のコラムでも言及されました。
『天気の子』が示唆する“人間性のゆくえ”｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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10月3日発売の『明るい映画、暗い映画』(blueprint)の見本が届いた。前著『イメージの進行形』(人文書院,2012)と並べてみる。前著の帯の「ゼロ年代批評」の単語が時代を感じさせる…… たぶん年内には、ここに『新映画論』も加わるかと。
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16日にオープンした菊川の映画館Strangerで発行される不定期マガジン、Stranger Magazine
@Strangermgzn
の創刊第1号を落手。現在公開中のジャン=リュック・ゴダール80,90年代セレクション特集。僕も寄稿しています。装幀もセンスが行き届いていて気分が上がります。内容も解説、コラムまで充実。
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今日の日本女子大学の授業では久々に『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』を見せた(来月劇場版もやるので)。日藝ではまず見ないし跡見では去年からシラバスを変えてタイミングがなくなったので僕も久々に観て「こりゃやべえ」と思った。僕の『キンプリ』論はこちらで読めます。
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たぶん日本的な創造性とは、「表象」よりも「インフラ」や「ガジェット」といった表象を支える骨組みやモノにこそ注目するんじゃないか。日本的「土木」の思想は、戦後のガンプラからカドカワ的メディアミックスまで通底しているように思う。
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大杉漣といえば、やはり周防正行監督の『変態家族 兄貴の嫁さん』。日芸の授業では何回か見せているけど、さすがに本務校の授業では見せられない。おととしの日芸の授業で上映したら、学生の中に周防監督の親戚がいたのだった。。漣さんの渋い雰囲気、大好きでした。ご冥福をお祈りいたします。
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『文學界』10月号に寄稿した宮﨑駿/『君生き』論が、文藝春秋のウェブメディア「本の話」に転載されました。読みやすい分量なので、ぜひ！
#君たちはどう生きるか
宮﨑駿に触れる――『君たちはどう生きるか』と「工作」の想像力 文學界10月号 | コラム・エッセイ - 本の話
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現在発売中の『文學界』1月号に掲載されている拙稿「新海誠と「国民の物語」ー『すずめの戸締まり』と七〇年代」が、『文學界』noteにも転載され、ウェブでも読めるようになりました。よろしければご覧ください。
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最近、北村匡平さん、伊藤弘了さんetc.気鋭の批評家が続々本を出す一方で、9月に大部の映画論論集、そして11月に(ついに…)トム・ガニングの論集が刊行と、映画論、映画批評周りがまた活性化しつつある感じ。「映画の見方」自体がもう1回組み直されているというか。それはアニメにも言えることだけど。
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書斎を漁っていたら出てきた。ジュンク堂池袋本店で開催された黒沢清監督、青山真治監督の本をめぐるトークイベントで配布された特典冊子。調べたら2001年10月、大学2年生の時に聴きに行ったのだ(21年前、我ながら物持ちがいい)。いま見ても両監督の志向や性格の違いが窺えて面白い。
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viner文化についての見通しのいい対談。大関れいかとvine動画については、僕も2年ほど前に短いエッセイを書いた。うまく批評的に言語化する機会を失ったまま、ポテンシャルを蕩尽していった印象。。
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最近の学生のレポートや発表に接していて思うのは、ある事象について「意味」への感度が鈍っていて「効果」に注目するものがやたら多いこと。ネットにあるグラフや表から端的に「リアル」だと感じる切り口だけでまとめる学生が増えている。たぶんこれも世代的な感覚だと思う。こんな所にポストモダン。
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ずぼらゆえに年度末に溜まりに溜まった領収書と伝票をまとめたり期末レポート採点したりで1日過ぎてしまいましたが汗……改めて。本日、渾身の新著『新映画論 ポストシネマ』(ゲンロン)ついに発売になりました！ぜひ多くのかたに楽しんでいただければ嬉しいです！！
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『ユリイカ』の新海誠特集、僕もまだ未見ですが、面白そうな題名が並んでますね。畠山宗明さんの「風景の「北関東性」をめぐって」という主題は特に気になる。例えば僕もセカイ系作品と北関東的な郊外表象の結びつきはずっと気になっていた。映画では岩井俊二の『リリイ・シュシュのすべて』とか。
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例えば、僕自身も『映画はどこにある』(濱口監督も登場してる)に出ているような監督たちと、2010年頃からイベントに登壇したり2012年からは橋本侑生さんたちと企画して渋谷ヒカリエで配信イベントのMCをやったりした(1回目のゲストは真利子哲也監督と瀬田なつき監督)。
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むちゃくちゃな時代には、なるべく正気を失わずに、ひたすら勉強するしかない。
「世間が面白くない時は勉强に限る。失業の救濟はどうするか知らないが個人の救濟は勉强だ」(関口存男)
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Twitterではあまり流れていないようなので。僕も解題執筆に関わった『日本戦前映画論集』(ゆまに書房)。刊行が秋に延期されています。ただ、7月14日(土)に編者の岩本憲児先生、アーロン・ジェロー氏、マーク・ノーネス氏をパネラーに、関連シンポジウムが早稲田大学大隈タワーで開催されます。チラシ↓
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きょうで批評家デビューから15年を迎えました。15年前(2005年)のきょう(1月30日)、セカイ系について書いた評論が掲載された東浩紀さんのメルマガ『波状言論』22号が配信されたので。誕生日を挟んで22歳から23歳の間に書いた文章。まさか15年も批評を書き続ける、書き続けられ��とは思いませんでした。
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大学院時代から現在までお世話になっている日藝映画学科の古賀太先生より、ご新著『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』(集英社新書)をご恵投いただきました。ありがとうございます！すでに自分でも購入していましたが、豊潤な教養がコンパクトにまとめられたイタリア映画史の決定版、楽しみです。
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黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』。凄まじい傑作。今まで「亡霊の映画」とか「ゾンビの映画」とか形容されてきたけど、これはむしろ『10クローバーフィールド・レーン』とかに近い「ポスト人類」「ノンヒューマン」の映画と呼んだほうがいい。今年の邦画の間違いなく最重要作。
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ゲンロンカフェでの『新映画論』刊行記念イベント、1時半すぎに終了したのち、7時までカフェで打ち上げをしていただきました。第1部のYouTube無料放送の講演のほうは、再生数5000回を超えたとのことで反響に驚いています。ご視聴戴いた皆様に多謝！ぜひ本のほうも手に取っていただけると嬉しいです。
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リアルサウンド映画部には、『バービー』評(8000字)を寄稿しました。よろしければ。
『バービー』はなぜ大衆の支持を獲得したのか 21世紀のアニメーションと共通する要素も｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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リアルサウンドブックで、今月ついに完結するマンガ『進撃の巨人』をめぐって、杉本穂高さん、倉田雅弘さんと座談会をやりました。後編は明日掲載です。
『進撃の巨人』は時代とシンクロした作品だったーー評論家3名が徹底考察【前編】｜Real Sound｜リアルサウンド ブック
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鋭い指摘。『シン・ウルトラマン』の「本篇が総集編っぽい」問題は、ベタには『シン・ゴジラ』は映画→映画のリメイクだったけど、今回はTVシリーズ→映画のリメイクという違いから派生している。ただ本質的には僕が『スター・ウォーズ』について指摘したようにワールドビルディングの問題がある。→RT
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発売まであと数日ですが、長谷正人さん編訳、トム・ガニング『映像が動き出すとき』(みすず書房)を一足先にご恵投頂きました。ありがとうございます！重要論文「インデックスから離れて」ほか同僚の三輪健太朗さん訳のコミック論など待望の翻訳が満載。先日出た『映画論の冒険者たち』と併読したい。
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本日、41歳になりました。いよいよ本厄の年笑。1年前の誕生日の時点では、まさか新しい家族が増えているとは思いませんでした。我が子が来て3ヶ月、新たな生活にまだ馴れないところもありますが、また育児も仕事も全力でやれればと思います。とりあえず今年はいま書いている新しい本を出すのが目標。
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朝ドラ『なつぞら』について長めのコラムをリアルサウンド映画部に書きました。今月のなつの出産・育児エピソーから、「働くこと」について東映動画の史実と絡めながら考えました。
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北村匡平さん(
@Kyohhei99
)の新著『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩選書)読了。読んでいると京マチ子作品が観たくなるシーン描写のゆたかさとリーダビリティの高さ。「京マチ子」って明日待子が元ネタだったとは…！！3月9日に向けて、なるべく作品を見返しておきたい。
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本日退院して、愚息が自宅に。卒論添削の合間にさっそく本格的にオムツ替え、ミルクデビュー。意外に楽しい。
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瀬田なつき監督の新作『PARKS パークス』のレビューをリアルサウンド映画館部に書きました。ベタですが、やはり『5windows』と絡めて。リアルサウンド映画部は半年ぶりの寄稿です。
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ウェス・アンダーソンがプラダのフレグランスのプロモーションのために昨年撮った短編『PRADA CANDY L'EAU』。ゴダールの『はなればなれに』を意識していると思しい前髪パッツンのレア・セドゥがかわいすぎる。
http://t.co/amBlcqdDss
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『ケイコ 目を澄ませて』も、三宅監督こんなすごい映画撮っちゃってどうなるのと思ったけど、超えてきたなあ。幸せ。
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明日(10月3日)、僕のひさびさとなる単著で初の評論集『明るい映画、暗い映画』(blueprint)発売です！すでに並んでいる書店もあるかと。目を引く表紙も素敵で、ここ数年の僕の仕事をまとめた読みやすい本になっていると思います。よろしくお願いします！
リアルサウンド映画部,
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ここ数年、北村匡平さんが授業でやっている調査が面白くて僕も真似してやってみてしまった。先週、1、2年生むけの映像文化概論の授業で、日本映画の4大巨匠のうち知っている名前を学生に初めてアンケートで答えてもらった。有効回答数114名の結果。
溝口健二23%
小津安二郎15%
成瀬巳喜男4%
黒澤明98%
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黒瀬陽平さんの連載面白い。この連載、「土木」というキーワードですでに批評的に「勝ってる」という感じがするんですが、宗教より美術より「土木」=モノが優位だという日本近代の見取り図はたぶん日本の視覚文化史にも当て嵌まるように思う。
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先ごろ邦訳されたマーク・スタインバーグの『なぜ日本は<メディアミックスする国>なのか』とか読むと、大塚英志氏とか伊藤剛氏が参照されている一方で、グレアム・ハーマンやらブルーノ・ラトゥールやらOOO・NM系の言説にも目配りされていて、ここにも新たな接続が、とか思ってしまう。
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数年前は自分の考えてることを説明するのすごい難しかったけど、この1年ほどで『ソーシャル化する音楽』『インターネットを生命化する』『本の逆襲』『制御と社会』『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』『一〇年代文化論』『視覚文化「超」講義』…etcが出たことですごくクリアになった実感がある。
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松江哲明監督と直井卓俊氏の今回の対応には深く失望しました。さすがに。呟いてもやるせないけど、加賀さんと梅ちゃんがあまりにかわいそうなので。。
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僕の30代の仕事の集大成になった『新映画論』の見本が届いた1月26日は40歳の誕生日。そして、発売日の前日にあたる今日2月6日は「はじめに」でその墓巡りを綴ったフランソワ・トリュフォーの生誕90年目の誕生日！すべて偶然だけどすごいです。ちなみに写真の1枚は女優ジャンヌ・モローのお墓。
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久々に仕事の告知。今月はリアルサウンド映画部に新房昭之総監督『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』のレビューを寄稿。『君の名は。』との関係と「リメイク映画」としての側面を考察。｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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今日で42歳になりました。跡見は今年で勤続10年目。一昨年は『新映画論』、昨年は『謎解きはどこにある』と、20,30代の仕事をまとめる本を出せたので、今年からは年齢に相応しい、新しく堅実な仕事がしていければと考えています。
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リアルサウンド映画部で新たに連載を始めました。「新しい日常」下の映画文化を考えます。第1回は岩井俊二を題材にzoom映画について。
”画面の変化”から映画を論じる渡邉大輔の連載スタート 第1回はZoom映画と「切り返し」を考える｜Real Sound｜リアルサウンド 映画部
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石岡良治さん、三浦哲哉さんより、『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』(フィルムアート社)をご恵投いただきました！ありがとうございます！ガチ感が半端じゃないです。日本の映画言説の新たなスタンダードになりそう。
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『きみの色』を「3」という数詞からテマティックに読むという今回のレビュー、念頭にあったのは、蓮實重彦の『大江健三郎論』です。『映画 誘惑のエクリチュール』に入ってるバッド・ベティカー論は「4」でしたね。
『きみの色』を「3」の物語として読み解く
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本日発売の『文學界』10月号に評論「父の不在と狂気の物語ー『天気の子』試論」が掲載されています。『天気の子』が描く世界と人間の形について「父」と「狂気」を軸に考えています。政治思想から環境哲学、アニメーション論、精神分析などを横断して書きました。ぜひ。
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3月25日発売の前川修・奥村弘編『マンガ/漫画/MANGA：人文学の視点から』(神戸大学出版会)に、論考「触覚性から見るマンガと映像の現在－画面の変容をめぐる試論」を寄稿しています。昨年3月のマンガシンポの書籍化で、口頭発表を改稿したものです。
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