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灘 奏子 Soko Nada

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詩を書く人。個人詩誌『nameless』11月中刊行。詩誌『凪』同人。東京生まれ。横浜在住。詩、短歌、写真、antiques、フランス語、輸入雑貨販売🥀

Yokohama,Japan
Joined May 2015
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
19 days
お知らせ。 11月発刊予定の個人詩誌『nameless』創刊号に掲載の方々は、原島里枝さん @good_lightlight 、緒方水花里さん @majounomikari 、月草偲津久さん @moon_grass12 さんの3名と私、灘となります。
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灘 奏子 Soko Nada
4 months
詩人と付き合うと一生詩にされる(別れた後も)
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
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灘 奏子 Soko Nada
16 days
夏の終わりには亡くなる人が後を絶たない…昔から「やはり夏を越せなかったのね」などとよく故人を偲んで大人達が話しているのを聞いていた。夏の盛りは全てに渡って極みを表している。緑の濃さにそれが現れている。しかし…私、気づいていた。児童公園で小さな鞠を持ち夏服姿の私が振り返ると、そこに
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灘 奏子 Soko Nada
4 months
久しぶりに話した あなたの声 人と人との関係は 大切に包んでいないと 簡単に壊れてしまうのに 人は案外ぞんざいに 扱っている 約束は約束ではなく 約束したという願いだ 願いの形が約束を 守っている だからその薄い光の膜を 絆だと思ってはいけない それぞれが守る 価値の扉の秘密を
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灘 奏子 Soko Nada
6 months
百合の花のかたち
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灘 奏子 Soko Nada
5 years
詩集
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灘 奏子 Soko Nada
1 year
愛しいものは
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灘 奏子 Soko Nada
1 year
「藁」
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
Laura Makabresku(ラウラ・マカブレスク) 凄く好き…
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
迷宮にて、 星のない闇の譜(うた) Requiemを詠おう 裸足で、アスファルトを叩き 裸足で、火の海を渡る 夢や憧憬、懐かしい記憶すら 何処へと逃れた後で けれど、まだ物語は続く...… 紡がなくてはならぬ 終生、星々は眼の中震えるだろう 終生、轟は止まないだろう 叶わぬ、 ....…ご覧、海だ。
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灘 奏子 Soko Nada
4 months
「贖罪」 話しながら 真実は 脇道を逸れて 初夏の木道の せせらぐ 川の横で沈黙していた 思いの外 何も感じない そうだ まるで 霧の中、もう何もかもが 見えない 傷つけることは 出来ないと 背の高い 木の梢で山鳩が鳴く 私の頭上で 羽ばたいて 春と共に遠ざかる 記憶に、沈黙に そうだ、しかし
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
虹の視覚を通して 見えたものだけを 信じる 網膜の上の淡い悦び 現はやがて消える幻 それは蠢く 者たち 知覚を研ぎ澄まし 我が属性を感じる 夢が 現出する時 夢幻を生きる
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
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灘 奏子 Soko Nada
2 months
波形 円やかな夢が潰えて 眼尻から絞られる柔らかさ 鋭角的なものに炙られ いよいよ消失する 緩やかな波形
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灘 奏子 Soko Nada
3 years
@LfXAMDg4PE50i9e 子供の頃に読んだ「ちびくろサンボ」 虎が木の周りをぐるぐる回って、最後にバター🧈になってしまい、サンボはそれのバターでホットケーキ🥞を沢山焼いて貰ったという下りが大好きで、挿絵の虎のバターの絵がチーズみたいで、そりゃあもう美味しそうだった記憶があります。感慨深い🥲✨
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灘 奏子 Soko Nada
7 months
詩「不可能の愛 ーデュラスに捧ぐー」
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
物書く人は 静止した人 静止した時を 纏わせた人 人々は動いている 絶えず空気は振動し 音を生む 物書く人は 沈黙をペン先に 絡ませて 静止した間へと 滑り込む 物書く人は その身体を透明にして 静止した時の音を聴く
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
緩やかに延びる蔓 それはいつの間にか もう戻れないまでに しなやかに強かに 己を変容させた 生きるものの意志 花茎の上に据えられた 大輪の結論 鋏で頭を墜とせない 緑は地に満ちる 生き延びる為の戦略
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灘 奏子 Soko Nada
7 months
マルグリット・デュラスのお墓。12年経ちました。12年前ここにお参りをした時には、色々なことを乗り越えての渡仏で、彼女に漸く逢えたと号泣してしまいました。彼女にはまたしばらく逢えないでしょうけれど、何かの節目にはまた訪れたいと思います。詩を書いていきますと報告したら、今度もやはり泣い
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
深追いはしない春夜の薄情け雨に散りぬる葉桜ばかり
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
「最も愛に近い、何か」
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
#夏という言葉を使わずに夏を一人一個表現する物書きは見たらやる 舗道に映る梢の影風に揺れ 降りしきる命の讃歌に光呼応する 眩暈は涼やかな木陰の内に 掌に載る薄い詩集の頁に潜む ついに秘密は語られることなく その頁の間に栞を挟まれ また幾つかの遠い波頭をただ 沈黙のままに数えることになる
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灘 奏子 Soko Nada
3 months
すべてが 破壊され尽くした後 失われたものへの レクイエムが いつしか ノスタルジーに変わってしまう どれほどの後悔と涙が その土地を覆ったとしても 彼方へ飛び去った鳩は戻らない 築き上げた幸福という 揺籠を奪った 報復の爪痕 命を落とした 汚れなき少女の かつて幾度となく練習した バイエル
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灘 奏子 Soko Nada
9 months
詩「射抜かれて」
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灘 奏子 Soko Nada
30 days
夢のある詩なんて、書けない。実際、花のように笑うことも、もう私には出来ない。知らなかったことが知ったことへと塗り替えられた時、確かに心は傷を負い、私の笑顔はもう笑顔ではない何かに変わる。瞳の奥に暗い湖が棲み、燻んだ靄のような色が立ち籠めた。愛はひと時、私を取り戻させたが、蠍の暗い
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
3 months
⭐️募集⭐️ 個人誌を始めようと思っています。 協力者として現在、アドバイザー が一人います。 不定期発行で年に1〜2回予定。 個人誌名「nameless」 寄稿者を募集します。 (年齢の制限があります) 20代から40代の 若い世代を募集します。 作品を送って下さい。 (ジャンルは問いません。
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
不在ではなく 眠りの直中にいる人の その意識の不在に 祈るようにこの想を捧ぐ 淑やかな闇に憩う貴方を 私は連れ戻しはしない その瞼を縁取る漆黒に 夜露の滴るのを待つ刹那 愛は雫のように 無言の内にも時を刻む 私は貴方の為に この夜の物語を紡ごう それは必ず貴方の夢に 星々を織り込む綾となる
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
24 days
詩は現実の描写ではない。詩から背景を読み取ろうとする人がいるが、詩は真実ではない。創作であり、ある時はヒントだ。不幸そうな顔をした詩はあったとしても、そこに不幸な人間はいない。間違わないで。詩は日記ではない。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
2 years
秋は薔薇が刺す。一年中刺すけれど、秋の薔薇は若くない。木質化しているから、棘が柔らかくない。春と夏も傷つけるが、痛みが愛らしい…けれど秋から冬の薔薇は憎しみを含んでいる。痛い。
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灘 奏子 Soko Nada
9 months
詩「白昼夢」 写真Laura Makabresku
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
8 months
1月の恋愛詩として、私の詩「押し花」を掲載していただきました。ありがとうございます。恋の詩、とても楽しく作らせていただきました。またプレゼントのAmazonギフト券🎁もありがとうございます。欲しかった書籍を買うのに使わせていただきます。
@hitokakeranoima
一かけらの今
8 months
#彼と彼女のソネット 1月の恋愛詩として、 灘 奏子 Soko Nadaさまの恋愛詩「押し花」を掲載させていただきました♡ @cieleve4098 ぜひ作品をご覧くださいね💐 \ 返詩・レビューで #Amazon ギフト がもらえる🧸/ 作者さまにもポイントが付与されます✨ みんなで応援しよう🤍
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
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花だ─ と、その人は言った はじめて 電話で話した日 ─若い日 恥じらいよりも 感嘆した 自分もまた若さにより 押し出され あの光に照らされるのかと 過ぎた日の 悔恨は 透明な水のように どの人もまた 花であり 若葉である 錚々と吹く��に揺さぶられる 木々であり─ 今 あの日々の 外の叢で
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灘 奏子 Soko Nada
3 years
デザイン Tシャツのgraniphで買った「山本悍右Tシャツ」が届く。嬉しい。気に入ってる。
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@Surrealism_KY
Kansuke Yamamoto・山本悍右
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
#ゴールデンウィークSNS展覧会2022 写真も好きです。
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灘 奏子 Soko Nada
6 months
ある日突然、自分の詩が嫌になるんだ。こんなことは初めてだった。それまで自分の詩が好きだった。ある日突然だ。上手いとか下手とかの話でなくて、ある日突然、詩を書きながら、直しながら、こんな詩を書いてちゃだめだと思うんだ。掃き溜めのようなそんな詩を書いてちゃって。苦しみが真実でもただ苦
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
6 years
赤を避ける 毒々しいまでの赤 情熱や、秘密 陰謀の赤 惑わされてはいけない 本能的な 赤の錯覚 あるとしたら、それは おそらく唯の欲望 だから、周到に避けた 赤のその周囲を眺めやる時、 諦めと僅かの微笑 永遠の断絶 …それが、赤との付き合い方
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
物事は反復運動だ それを一番に現しているのが 海原の意思だが 波は寄せた先の浜で消失する 一見、永遠に寄せて 返すように見えるが 本当には一頻り寄せて、止む 波は凪いで意味を消失する 世界には欲望しかない 夜から星が滑り落ち 闇の中で不毛な時が 降り積もるように 世界には最早、欲望しかない
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灘 奏子 Soko Nada
7 years
死の岸辺に咲く一輪の水仙 夢はあまりに甘美で 蒼い水底で謳うから 貴方も私も それ以上近付けないと、泣く 夜空の双子の星のように 離れることなく在る事も 融け合う行為は破壊ゆえ 貴方も私も 一つになれぬと、また結ぶ 際なく、果てなく 辿り着けず 幻がまた水底で誘うばかり
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灘 奏子 Soko Nada
11 days
結局、詩が好きすぎるから詩については気のない素振りをしてきた。私はこれがなかったら生きてけないのだ。ああ、みっともない。もっとクールに生きたかった。だから私は詩について語らない。いや語れる学もないし、ただ今も昔も詩ばかりを書いてきた。詩しか書けなかった。下手だろうが、褒められなか
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灘 奏子 Soko Nada
2 months
詩の世界 詩の世界と私との間には 見えない乖離があるけれど 詩の私が静止しているなら 日常の私は動き続けている 詩の私が私自身なら 日常の私は私を生かしている 眠りが私を彼方の死へと導くのなら 生かす私は私の生を支えている 詩の中にこそ私は生まれ 会話の中に私はいない
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灘 奏子 Soko Nada
1 year
息苦しい 夕べ 飽和した 誰かの想念 いい加減にして 夏には まだ早くて 春はだらけている ああ、そう だから眠くて ふしだらだ 足の指が 今更 濡れて 花びらが 纏わりつくから 私は水を 水を 掻き回して 死んでよ 桜色 息がしたいのよ 吸って 花びらを 吐いて 吐いて 窒息しそう 春、早く死んで
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灘 奏子 Soko Nada
7 years
美しさというのは、一息に出来上がるものではない…若さは造作無く美しさを女性に与える。けれどそれは鍛え磨かれたものではなく、時とともに儚く失われる運命のものだ。本当の美しさは必ずその人の佇まいの中に現れ、生き方の深い引き出しの中に仕舞われている。俄仕込みの美意識などは及びもしない。
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
迷宮にて、 星のない闇の譜(うた) Requiemを詠おう〟 裸足で、アスファルトを叩き 裸足で、火の海を渡る 夢や憧憬、懐かしい記憶すら 何処へと逃れた後で、 けれど、まだ物語は続く… 紡がなくてはならぬ 終生、星々は眼の中震えるだろう 終生、轟は止まないだろう 〝叶わぬ、 …ご覧、海だ。
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
#短詩の風 君逝きて春来たりなばもの狂う我ひと振りの花房を持ち
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灘 奏子 Soko Nada
3 months
首をぽきりと折られたダリアだけど 綺麗に咲くことがまだできるかと 水盤に写した姿が 痛々しいが 何を信じて 咲く 濫りに花弁を開いたわけではなく ただそうなるしかなかった花の痛みは 語られることもなく 土に帰るまで 沈黙していようとしている 花は花として生きることが既に愛で
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
遠い記憶の赤い花 肉から破れて咲いた花 痛みの中で咲いた花 内を引き掻いて、掻いて、 掻いて咲く花 紅蓮の花 淡雪の上にただ一つきり ぽとりと重い首が堕ち そうして滴るように咲く 花の心を、ねえ貴方は 何も言わずに愛してくれますか
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
闇などはないが影ならあるようで桜の薄い香(かほり)寂しい
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
「午前十時の回想」
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
おはようございます スペインの古い時代の窓 バルセロナ、フランスのそれとは 全く違うので驚く もう4年も前のこと
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
咽せ返るような 生の発散を閉じ込める 霧に蒸されて 夏が発酵していた 雨後の梅林の 一際高い位置で 栗の花が人知れず 散華している 誰として 秘密を語らない その木の下を通りながら 剥き出しの生は 春に芽生え 夏に盛りを迎える 激しい季節 含羞も欲動も隠しながら 隠し果せずに走り出す 緑の波
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
憧れを殺す これの息の根を私は止めた すると血に濡れた白い首元から 幾千もの可憐な天使が 飛び立った そしてしかし、そのうちの 幾つかは私に微笑みかけた その日より 私の心には可憐な魂の痕が残った 最早、私は憧憬を求めない 与える側に回ったのだ 詩、だ、 がらんどうの空が、告げた
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
廃墟が見えた それは夜 それは、闇ー 闇の中に煌めく 美しい北極星であった 私には 幸福であった 幾度か 春であった 桜咲く宵に 月が遊び 燦々とー 古と変わらぬ姿で けれど廃墟は 滅びの曲しか奏でないのだ 幻よ、 蜃気楼か 今は茫漠とした薄の海原だ 秋だ、 一面の 燃えるように この胸の奥で
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灘 奏子 Soko Nada
8 years
忘れたくない 喧騒が、人が 二人の時を 消してしまいそうで 私を一人きりにして まだもうしばらく ここでぼんやりしていたい 肌の上の 貴方の記憶を そっと撫でていたいから 昨日の夢に もう少し微睡んでいたいから
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灘 奏子 Soko Nada
5 years
今朝は、このコーヒーカップが 私を選んで、と言っているような 気がして… 東京都庭園美術館のオリジナルの コーヒーカップ。 モダンで、お気に入り。 大事にしているカップです。
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灘 奏子 Soko Nada
2 months
開きました。美しいですね。お花は芙蓉のような赴きがあります。ペーパーフラワーのような軽やかさ。一番美しい時を写真に残します。
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灘 奏子 Soko Nada
1 month
#深夜の二時間作詩 「夏の記憶」 あの頃 世界は秘密の中にあった 夏の最初の風の吹く 木々の緑の内側には水の気泡があり 寝覚めのノスタルヂア�� 軽やかに水鉄砲を撃った 胸を疼かせる予感 それがまだ見ぬ誰か 煌めく噴水の 向こうの誰かであると 夏へと張り出す入道雲が告げる
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灘 奏子 Soko Nada
5 months
#4 月4日は現代詩の日 それは 樹齢百年は 過ぎたであろう桜で 山の斜面に 壮絶にも咲いていた 桜の 花弁が はらはらと散っていた 幹は既に 水墨画のように 暗く乾いて沈んでいた ただそれだけだったが 忘れられない 薄紅の滲んだ色が 風に一斉に吹かれ 辺り一面が桜色で 何も見えなかった
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5 months
病床の母捨て去りし夢をみて罪と思うも軽ろき心よ 写真: Elise Toide
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4 years
音と色彩で埋め尽くされた空間に詩はない。詩は沈黙、詩は無色。何故なら、空白にこそ言葉が降りてくるから。色の無い世界に初めに差すのは光だから。本当のことを話そう。私は沈黙の中で詩を作り、私は何も無い白いがらんどうの部屋に自分を投影する。その空虚な白から現れるもの、それが私の全てだ。
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灘 奏子 Soko Nada
2 years
薔薇の天窓から 覗く虚空は 何も無い ただ漠とした 呪われた アラベスク 閉じられた 部屋で 算術を習う 百合は萎れ 隣家の子らもまた 死んだのだ 明るい壁 白く汚れてゆく 袖飾り 忘却に鎮む 魂の殺戮 嘆くなかれ 嘆くなかれ 例え伽藍となっても 楽は流れ 例え片翼となっても 祭典は続く
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2 years
車窓から。雲海、富士🗻
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8 years
貴方を抱いていると暖かい/貴方を抱いていると貴方はもう眠っていて/静かな寝息が聞こえて来る/眠れないはずの貴方が、今はうとうと眠っていて/私は嬉しくなる/貴方が私の子であり、弟であるはずもないのに/貴方を抱いていると/まるで自分が暗く、暖かく湿った土壌であり/宙であると思うのだ
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4 months
白樺の木立の精に出逢いそうな午後… 雨と濃い緑の匂いに包まれる
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8 months
詩「鮮血」
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5 years
夕映えに揺れる桜の花房に千代に八千代に咲けよと願う
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5 years
月下美人の見る夢は 闇に漂う光の雫と月の舟 凪いだ水面に浮んでまどろむ 今宵、眠りの国で再び逢おう おやすみなさい、良い夢を
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4 months
聞き流して欲しいことと言うのは 実はあって、それは誰にも届かない 祈りのようなもので 朝には何処かへ消えてしまう真実なんだ あなたに打ち明けたいことは 最もあなたには黙っていたいこと 酸素濃度が薄くなりつつある日々 室内にもっとグリーンを増やさなくては
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7 years
冬の星座だ、まるで、彼は一つの 星の運行を思わせる…漆黒の夜闇に 蒼白の燐が煌めく…冴え、怜悧に… その苦悶の瞳…胸が締めつけられる 果てたかに見えた、この痛み 冬は私を愛撫し、離しはしない ああ、その幸福!その淫らさ!酷薄さ 綺羅の如く、貴方…この愛の罪で、 稀なる花を、咲かせましょう
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3 years
夕闇に逢魔が時も過ぎぬれば肩からはらり解ける幻夢
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長年訪れたかったギュスターブ・モロー美術館に漸く念願叶い訪問。想像した通りの美しさ重厚感に心打たれる。住居兼アトリエ…興味を引かれたのはそのアトリエの大きさに比べて住居空間と家具の小ささと慎ましさだった。ダイニングテーブルと椅子の小ささときたら…ベッドもとても小さかった。
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灘 奏子 Soko Nada
5 months
#4 月4日は現代詩の日 堆積した 記憶の藻屑が ゆっくりと 浮かび上がる 午前零時 その顔は 水の中で揺らめき 誰のものか もうわからない ただ嵐の夜に 濡れそぼった 私を抱いた人 雨の交差点の 滲む信号の色 古い喫茶店 光の束が流れる 夜行バス 北九州市へと走る 青白い光の車内 眠る人 あの私は
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灘 奏子 Soko Nada
6 years
嫋やかな姿 甘い香り 今年もまた…
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昨日は川越の地で開催された「第一回ぽえま川越」を訪れました。野村喜和夫さんと広瀬大志さんの素敵なトーク。川越についてのお話。主催される黒崎晴臣さん、水華さんご夫妻、広瀬大志さんとは初めてお話しさせていただきました。今度私の詩誌「nameless」に寄稿していただく原島里枝さん、「伽藍」の
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詩「問い」
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闇の中、夜の水槽が 二匹の魚を結びつけ 連なった尾が罪の深さより 尚、深く深く海溝へと沈み行く 果てのない夜の襞の中では 睦み合う愉楽の園の蜜 痺れるような甘い香り放つ けれど水温は冷たく 凍て付きそうに酷薄で 夢から覚めてみれば朝 横たわる白い脚 尾の辺り蒼く水に濡れ 切なさばかり宿るよう
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灘 奏子 Soko Nada
3 months
素敵な古書店を見つけた。 欲しい詩集を見つけたがかなり高価だった。 迷う。暫く通う。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
3 months
本当に言いたいことをXで言うことはありません。だから、わかる人にだけわかれば良くて、私の想いは届く人にだけ届���ばそれでいい…
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灘 奏子 Soko Nada
7 years
声帯はもう空気を震わせない 一本の木立が見える 濃霧で向こうは何も見えない 雲雀は囀らないし、季節は 事の顛末を不問に付した もう誰も郵便配達夫を見かけない 二人の男女だけが懐き合っている 冷たく纏わり付くような霧の中 暖め合う二人の胸の合わさる 部分にだけ暖かな血の小鳥が宿る
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10 months
残照 一
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灘 奏子 Soko Nada
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私の詩『波打ちぎわを走るペン』をHanaten.Sugiyamaさんが朗読してくださいました。ぜひお聴きください。
@Keirhs_Head
杉山 放出 (Hanaten.Sugiyama)
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「凪」同人で言えば、灘奏子さん @cieleve4098 も個人的には注目の一人です。「波打ちぎわを走るペン」の描写には、単純なモチーフで遊び尽くす筆力が見て取れます…。 朗読してみるとまた違った側面が感じられるでしょうか? #詩 #現代詩 #朗読
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
4 months
昔、立原道造も逗留したという「油屋」今はアートスペースとしてリノベーションされている。こちらで個展を開く場合の料金の確認。施設併設の蔵はワンクール5万…魅力だった。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
2 years
もう一枚。季節のマンゴー🥭パフェ。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
6 months
『如月』 如月 月の如くに 凛と湖面に張った氷を思わせる その終わり 春の兆しを孕んだ木の芽は 静かに次の季節を用意する 何もかもが 装いを新たにするが 冬に留まる 私の影が 沈丁花の香の中 後ろを振り返り 振り返り 落としたものを探している 如月、 もう行くのか 私はまだ誰も愛したくないのに
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
3 months
今日は隣町に住む詩人の小林美由起さんと大倉山のブックカフェ「élever」さんを訪れました。ご近所とは言え生憎の雨でしたが、オーナーの堀内さん(写真後姿の方)とも色々とお話しをさせていただき、とても良い時間を過ごすことが出来ました。こちらのカフェをお借りして写真と詩を融合させた個展を開
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
2 years
「纏足」 夏の日の室内 闇に目が慣れると 物の形がわかる けれど窓の外の 白く狂った陽光に 眼は開かない 美しい繻子の布靴に 締め上げられて 放棄した時が 吊り下げられている 変形した知覚は 夏の光の下 原型を理解出来ない コンソールの上の 花の水は濁っている また夏の時間が呼んでいるのだ
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
6 months
「馬鹿なあの子」 言ってはいけないこと してはいけないこと 言ってはいけない科白 してはいけない恋 あの子 縁をふらふら いつも落ちそう 赤い服 いつも裸足 言ってしまったら 引きかえせない やってしまったら 一緒に入水未遂 ねえ、どれだけ 本気? ねえ、あれも これも嘘?
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
6 months
その昔、新宿の『凡』という喫茶店で当時のマスターが「あなたらしい色」と選んでくれたエインズレイの緋色のカップ…思いがけずこんな華やかな色を見せられて嬉しいやら恥ずかしいやら…その頃はこれがエインズレイというメーカーのものであることすら知らなかった。いつか自分でこれと同じものを買お
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
今戦っている人、耐えている人、逆境の中を進んでいる人、不安な人、応援しています。逢ったこともない人たちだけど、皆んな同士です、人生の。必ず乗り越えられるから死んじゃだめだよ。いつか必ず笑える日が来るからね。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
詩に対するスタンスは人それぞれだと思うので、人に感化されずに自分の心の示すままに進んで行くのが一番間違いがないと思う。人の評価ばかりに囚われると一番大切な詩を書いて行こうとするモチベーション自体が下がってしまう。そういう時は一旦詩から離れて俯瞰して詩の世界を見た方がいいと思う。人
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
1 month
小樽楽しかったな… 今日あの日の光景が懐かしく浮かんできた。この写真を撮ってもう二年になるのか… これは九月だった。夕暮れ時は美しく夢を見ているみたいだった。
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
2 years
おはようございます
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
固く結んだ 結び目の 絶望的なまでの 意志 硬直した 明日 崩れない  完璧なまでな 配置に 着床する胞子 土の下から 爪を立てる やがて 血は再び 沸騰し 私を揺り起こすまで まだ死んではいない まだ死んではいない まだ百合は 損なわれず 薔薇も 棘を 終わない 暗底に根ざす しぶとさ
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
4 months
今朝のデスデモーナ。たおやか… 貴方に 貴方だけに 私の秘密を話した あの日から 月日は流れ 貴方の住む街の 春の訪れを待つ 私の季節はまだ あの夏の日のまま 北の国に降り立ち 貴方の腕の中で 幸福な時は 止まったまま 私の胸の 時の針を進めて それは 貴方にしかできない奇跡
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
飲み込まれ踊らされたる祝宴の花の散りゆく先は奈落か
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
昨日届きました。 『幻代詩アンソロジー Vol.2』 ありがとうございます。 「夜の食堂車」という詩で参加しています。私の見た(魅た)幻想を「食堂車」で皆さまにも味わっていただきたいと密かに思っております。 お求めはライトバース出版さまで4/24発売開始とのことです。一冊定価1,650円。
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@rightversecom
ライトバース出版(詩のNPO法人)
5 months
【お知らせ】 幻代詩アンソロジーの発売開始が4/24(水)の夜20時に決定しました! (amazonとSTORESです。amazonは現在売切にしています) 合わせて新刊の発表も! 色々とお問い合わせをいただいており申し訳ございませんが、発売まで今しばらくお待ち下さい🙇‍♂ #詩 #詩書きさんとつながりたい
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
2 years
『Silence』 眼差しは見つめている 貴方を 唇は沈黙している 聞く為に 心は咲くことを躊躇う その心音が 傍で高鳴るのを待つ故に 私の失った詩 貴方の為に書かれる はずだった詩が この空間の白さに 紛れている この沈黙こそが 書かれた私の言葉 貴方への私の 想いのすべてです #礫の朗読
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
1 year
春は徒花 花盛り けれど、 春はただ過ぎゆく… 一時の夢 幾ら咲いても 実を結ぶことはない 邪恋の果ての 鬼女の面なら 破れて流れて 春になる 戯れに 結んだ縁一つ二つ 徒花ばかりが 咲き乱れて やがて 一つ二つと 花の首 墜つ
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@cieleve4098
灘 奏子 Soko Nada
5 months
「四月の月」 (失くしてしまった) 思い出さなくていい 傷めなくていい 触れれば 天鵞絨のような 温かい夜 何も見なくていい 包まれるように 眠ればいい (これから失うものと 失われる予感に 震えなくていい) 寝息 闇の安息 眠りに落ちて (何事も起きず 何事も変わりはしない
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