![黒川女王国の城の芝生 Profile](https://pbs.twimg.com/profile_images/928532121320177664/0crba7Wt_x96.jpg)
黒川女王国の城の芝生
@chiakis_maid
Followers
670
Following
274K
Statuses
141K
新元号「令和」は令嬢の元に和をなすと言う意味で、慕われてる黒川さんのことである! 天安門事件
黒川千秋女王国
Joined March 2016
ブリーチ…
逃げ若の松井先生がいっていたと思うのですが、 【面白さ】=【読後で得た快感】−【読むのにかかった労力】 だそうです。 これ小説の世界でもかなり的をいているなあと思っていて、 アマチュアの方の作品を読むと、ものすごくつまんないのですが 読み終わって、いざ、自分の中でその作品のあらすじなどを思い返すと すげー、おもしろいやんってことがあるのです。 じゃあ、なぜ、読んでいる最中につまらないと感じるのかというと、読むのに凄まじい労力がかかっているからです。 視点のブレ → 一々読者がカメラの位置をセットし直さないといけない やたら多い説明文 → 全くイメージできない 的確でない描写 → 風景じゃなくて人物を描写して!! 登場人物の描写の少なさ → 少年やと思って読んでて中盤になって中年やとわかる 冗長で長いだけの文章 → 読んだけど、10文字で表現できるよね、100文字読ませる意味は? 一回読んだだけでは意味が不明の文章 → 三回読んで、多分、こういう意味ちゃうかなってわかる 効果的ではない回想シーン →で、結局、それは主人公が何歳の時の話で、冒頭よりも過去の話? 未来の話? など、【読むのにかかる労力】が凄まじく多いからです。 たとえば、主人公が出てきて、それが少年だと思って読んでいたら、途中で少女だとわかる。すると、誠意ある読者はもう一度、最初から読み直します。少女だったら、色々とシーンの意味が変わるからです。私は誠意のない読者なので読み直しませんが……。 どちらにせよ、どんなに面白い筋書きも読む労力が大きいとつまらないと読者は評価します。 【読むのにかかる労力】をいかに少なくするかが、新人賞に残るコツだと思います。 そして、それは引用元でいっている「脳内リソースを奪うと楽しむ余地が減る」だと思っていて、いかに脳内リソースを節約させて読ませるかが、最終的な面白さに直結するのではと思っています。
0
0
0