平井章一 Profile Banner
平井章一 Profile
平井章一

@Hirai_Shoichi

Followers
1,177
Following
0
Media
402
Statuses
2,476

神戸、東京、京都の4つの美術館、2つの美術館準備室に30年間勤務。2018年から大学教員はじめました。facebook「具体美術研究室」管理人。

Joined December 2011
Don't wanna be here? Send us removal request.
Explore trending content on Musk Viewer
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
「美術館」とはどういう施設なのか、そこで働くすべての職員はどうあるべきなのか。全国386の美術館が加盟する全国美術館会議が、長い長い議論を経て、「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」を発表しました。
0
462
746
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
明日の朝は、23年前に神戸にいなかった人も、まだ生まれていなかった人も、突然前途を閉ざされた沢山の人たちの鎮魂のため、祈ってあげてください。日常はあたり前にあるものではなくて、いつなくなるか分からない儚く危ういもの。毎日を大切に。
0
313
460
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
大阪中之島美術館の内覧会に行ってきました。構想から約40年。もう出来ないのではと言われた時期もありました。長かった。。。私も2013年から18年まで、非常勤嘱託として設計の前段階のお手伝いをさせていただいたので感無量です。関係者の皆様、お疲れさまでした。そしておめでとうございます。
Tweet media one
1
55
303
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
ウェブサイトを開設しました。主にこれから大学で美術史を学ぼうと考えている人や私の勤務大学の学生に向けた内容ですが、よろしければお訪ねください。文字ばっかりなんですが、こういうのは若者に嫌われるので、少しずつ写真も増やしていこうと思います。
0
38
268
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
本当は「あの学芸員の企画なら見に行ってみよう」、「あの学芸員の講演なら聞きに行きたい」という存在でありたいし、美術館はそういう存在として、学芸員を育ててほしい。でも3年、5年で指定管理者(の学芸員)がコロコロ変わる環境では、それも難しいですよね。。。
2
73
182
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
たまたまネットオークションで見つけました。トミカだと思ったら、ヤマトがノベルティとして独自に製作したもののようです。だからちょっと高かったのかな。この後ろの座席に乗って、何回作品をお借りしお返しに行ったことやら。机の上に置いて、学芸員時代を懐かしもうと思います。他社さんごめんね。
Tweet media one
1
17
176
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
数年前から、美術史学会という学会で美術館博物館委員を務めているのですが、この委員会の企画で3月27日(土)に、「コロナ禍と美術館・博物館」をテーマにしたシンポジウムをオンライン開催します。学会員ではないかたでも参加できます。先着500名。
0
94
169
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
なぜ全国美術館会議がこのような声明を出すに至ったのか。それはすなわち、それだけ「美術館」が今、本来の使命を脅かされていることの現れでもあります。予算や職員の大幅カット、集益・集客のプレッシャー。どこもかしこも。
0
171
167
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
いつもこういう時、海外の例が引き合いに出されるのですが、組織の規模だけでなく、美術館の出自や文化的背景がまったく違うので、あんまり意味がないように思う。学芸員の英訳は Curator ではなく、Gakugeiinn なんです。
0
51
159
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
今回の主たる目的はこれでした。国立新美術館初の展示室を使った資料展示。1/4ほどの空間しか使っていませんが、開館から15年目で、ようやく「コレクション展」か実現。私も構想していたことでしたが、当時は無理でした。こちらは無料。
Tweet media one
1
17
148
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
2004年に美術出版社から刊行された拙編著『「具体」ってなんだ?』。すでに絶版で出版社は再版の意志なく、Amazonで古本が1万円以上の値を付けていたこともありましたが、じつは新品がいまでも兵庫県立美術館のミュージアムショップで販売されているんです。しかも当時の価格より安い1760円で!
Tweet media one
0
31
137
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
こちらは新美の元同僚から教えてもらいました。東京国立近代美術館の常設の一環の扱いなので、展覧会情報サイトには出てこない。あやうく見過ごすところでした。以前ブリヂストン美術館が過去の展覧会を企画した元学芸員と振り返る連続講座をやっていたっけ。
Tweet media one
0
18
98
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
会場で何人か知り合いにあったのですが、「もう泣きそう」と言ってた人もいました。分かりますその気持ち。私の世代は学生時代から今日まで、「大阪市立近代美術館構想」と並走してきました。ずっと待ちわび、一進一退にやきもきしてきたのです。ここの若い学芸のスタッフが生まれる前から(笑)
1
20
99
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
「具体」結成70周年にちなみ、芦屋市立美術博物館で同館のコレクションを一堂に並べる展覧会が開催されます。 前期の作品から後期の作品まで幅広く網羅されており、一度に見られる機会はなかなかありません。
0
43
94
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
大阪中之島美術館所蔵の具体美術協会関係資料のうち、写真と映像について調査研究した報告書が、同館のウェブサイトに掲載されました。 科学研究費助成事業として、2016年から2018年にかけて行ったものです。大阪中之島美術館のご協力に、心から感謝申し上げます。
0
38
97
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
欧米の作品群も素晴らしいのですが、大阪関連のコレクションは必見。京都でも神戸でもなく、ましてやメディアが作った「お笑いとお好み焼き」ではない大阪文化の実像、大阪の近代美術の底力を実感できます。外からのお客さんを連れていける大阪のアイデンティティの拠点になって欲しい。
0
33
94
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
設置者だけの問題ではないと思います。「美術館」は社会的な装置なので、社会がどんどん変わっていっているのだから、「美術館」も当然変わっていかざるを得ないのに、旧態依然としたやり方を意地でも変えようとしない、変化を受け入れようとしない職員がいたりして。
1
105
89
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
これは1982年の伝説の展覧会の、伝説のポスター。私がいた時代(今も?)には館内で絶対通らなかったデザイン。「どこに館名があるんや」「どこに会期があるんかこれでは分からんやろうが」と、お役人の上司にお叱りを受けたにちがいない。でも本当はこれくらいの自由度は欲しい。美術館ですから。
Tweet media one
1
24
81
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
これから当分海外展は全滅、国内でも作品の貸し借りも容易に出来ないかもしれませんが、自館のコレクションにじっくり目を向ける機会でもあると思います。丁寧に作られた常設展示は見ていて気持ちがよく、学芸員の意地や誇りを感じます。出口で一礼して帰りたくなります。原点はコレクション!
0
26
81
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
3月12日(土)にオンライン形式で美術史学会シンポジウムが開催されます。日本の近代美術を構築する上で各地の美術館、学芸員が果たしている役割を再考する集いです(私が司会進行を務めます)。美術史学会員でなくとも参加できます~。
0
30
80
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
だから、この声明は、設置者と職員、両方に向けて書かれています。そしてその(公設の)「美術館」が本来の使命を果たせているかどうかをチェックするのは、直接的には(納税者であり)利用者なのです。
0
88
70
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
作家であり、元芦屋市立美術博物館、兵庫県立美術館の学芸員、現甲南女子大学教授の河﨑晃一さんが亡くなりました。覚悟はしていたつもりですが、本当にもう、言葉がなく。。。病を得てからのこの数年、辛い顔も見せず、以前にも増して精力的にお仕事されていました。ご立派でした。合掌。
1
46
68
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 months
東京ステーションギャラリーでの安井仲治展。関西の作家がこうして東京で大きく紹介されるのは、素直にうれしい。
Tweet media one
0
9
64
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 months
三島喜美代さんが亡くなりました。関西では大御所的存在でしたが、近年は女性アーティスト見直しの機運により東京でも盛んに紹介され、旺盛な活動を展開されていました。現在も練馬区立美術館で個展開催中。心からご冥福をお祈り申し上げます。
1
18
64
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 months
白髪一雄さんの生誕100周年記念事業の概要です。本日リリースされました。白髪さんのホームグラウンド尼崎の文化振興財団、商工会議所、市が一体になって実行委員会を組織し、お祝いします。(実行委員長は不肖わたくしです。)どうぞご期待ください。
1
22
64
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
美術館長は現場を知っている人でないとだめですよ、やっぱり。いろんな噂がまことしやかに流れていて心配しましたが、一番まっとうな形におさまりました。微力ながら整備計画のお手伝いをさせていただいた身として、うれしい限り。前途多難ですが、応援します!
1
25
62
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
以前、美術史学会のシンポジウムでも発言したことがあるのですが、優れた展覧会やカタログをきちんと評価する場が欲しいです。これも美術館連絡協議会(つまり読売新聞)主催の展覧会か同協議会加盟館の自主企画だけが対象なので、漏れているものがたくさんあるわけで。
0
24
59
@Hirai_Shoichi
平井章一
10 months
30年前「具体」ばかり追いかけていた私に、同時代の周りを見ないと「具体」の本当の姿も見えないことを教えてくださったのが福岡道雄さんでした。その後の関西の戦後美術史の研究があるのは、ひとえに福岡さんのおかげです。私にとっては恩人ともいえるかた。ありがとうございました。合掌。
0
12
57
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 months
バブル崩壊で壮大な美術館建設の夢が消え、行き場を喪われた作品たちのなれの果て。行政が作品を引っ越ししそびれた事務機器程度にしか考えていないことがよく分かります。万博に関西の世界的美術として「具体」を引っ張りだそうとしているようですが、本性はどこもこんなものかと。
0
12
55
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
4月23日、芦屋市立美術博物館で、「具体」や元会員の展覧会に関わった学芸員そろい踏みのイベントが開催されます。こんな機会は二度と(とはいわないまでも当分は)ないはず。「具体」のことは一応知っているがもっと知りたいというかた、ぜひご参加ください。
0
16
55
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
よく考えられた作品(作家)選択と配置。時系列に並べるのは簡単ですが、あえてテーマで分け、さらに個展を崩さず同時代や現代の作家と関連付けて見せる、これはなかなか難しいことです。
Tweet media one
0
3
56
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
政府に美術館や図書館の自粛解除の動きあり。喜ばしいことですが、忍耐の限界を超えた社会の「ガス抜き」に使われないよう、現場はくれぐれも無理をしないで欲しいです。根本的にはなにも解決していないのだから。来館者はもちろん、そこで働く職員の安全を第一に。
0
18
50
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
それにしてもカタログが3850円ですよ。何もかも値上げの今日このごろですが、これ気軽に買える人がどれだけいるでしょうか。特に紙代が高騰し、どこもこんなことになっている、と聞いてます。買える値段でどんなカタログが作れるかを考えねばならない時代かも。
0
14
48
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
本日の朝日新聞に「具体」の特集が出ています。私のコメントも。
Tweet media one
1
10
48
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 months
一番左の大作がそれ。70数年前、長い戦争と占領を経て、日本人はどんな思いでこの作品を前にしたのか。感慨、驚き、共感、あるいは、、、スーラージュ美術館所蔵なので、今後日本でなかなか見られる作品ではありません。
Tweet media one
0
13
46
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 month
これが面白い。白髪さんの2代目のアトリエの再現。水滸伝豪傑シリーズなど傑作の数々が生まれた空間は、普通の日本家屋の普通の居間でした。
Tweet media one
1
6
43
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
関西の美術史研究者、美術史専攻の学生には、国際美と京近美の蔵書をこれからぜひ活用して欲しいです。特に展覧会カタログは大学図書館や公共図書館にはない研究資料です。なぜならば展覧会資料は基本自費出版物であり、書店では購入できず、自館カタログとの交換の形でしか収集できないからです。
0
40
42
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 months
イヴ・クラインは、あんな東洋のグループと一緒にされたくないと、直接名指しはしていないものの、「具体」を示唆した批判的な発言を残しています。また、彼は『具体』誌が終刊する前に亡くなっているので、何号か持っていたかもしれませんが、全号は所有できなかったわけで。。。
0
9
42
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
尼崎市文化振興財団と私の研究室で制作した白髪一雄ゆかりの地マップですが、3月のお披露目をかねたまち歩きツアーが中止になってがっかりしていたら、財団の人たちの手でこんなオンラインツアーに変身!オンライン地図や動画も付いて、内容もさらに充実。ぜひご覧ください。
0
10
40
@Hirai_Shoichi
平井章一
11 months
『美術フォーラム21』は、美術本の出版や美術研究の発信が東京一極になってしまった現状に風穴を開けるものでした。関西の研究者にこだわらず、美術史をとりまくタイムリーな問題をテーマにし、私も数年前から編集の末席に加えていただきましたが、先生の感覚の鋭さと情報量には敬服するばかりでした。
0
10
40
@Hirai_Shoichi
平井章一
9 years
神戸の阪急三宮駅舎が、ついに建て替えられるそうです。阪神淡路大震災で旧駅舎が崩壊し、「仮設」として建てられたのが現駅舎。近いうち立派な駅舎がが出来ると心待ちにしていたら、20年経ってしまった(笑)
0
106
40
@Hirai_Shoichi
平井章一
9 months
日本橋の高島屋東別館で解散後、私は階上の高島屋史料館の「万博と仏教」展へ。ここの企画展はいつもレベル高くて、しかも無料!カタログがあれば高くても買う。カタログが無理ならパンフレット、それも無理ならパネルの解説文のコピーだけでも欲しい〜。読み流すにはもったいない内容なんです。
Tweet media one
0
9
39
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
アンフォルメル以後、「利用価値」のなくなったスーラージュは日本の美術界から忘れ去られ、美術館での回顧展も大昔に一度、西武美術館であっただけ。しかしフランスでは戦後美術のレジェンド、大家とみなされていて、2009年にはポンピドゥ・センターで個展もされています。2022年に102歳で没。
0
9
40
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 month
大阪北浜の堺筋にある三井住友銀行大阪中央支店(旧住友銀行大阪支店)。1936年築のかつての商都大阪のシンボルですが、たまたま用事で入ったら来月で営業終了、機能は本店に移転するそうです。行員さんに建物はどうなるのか聞きましたが、未定とのこと。また消えるんでしょうか。
Tweet media one
1
11
40
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
先日、久々にその古巣の展覧会の内覧会に行ったら、主催者の挨拶のあと、来場者に対し担当学芸員の紹介があり、驚いた。そしてちょっと胸が熱くなりました。もはや「黒子」ではない。
0
14
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
11 months
原田平作先生が亡くなられました。享年90。6月にある会合でお目にかかったのが最後になってしまいました。京都市美術館~大阪大学~愛媛県美術館で大きなお仕事を残された先生ですが、退職後のご功績のひとつに、京都での醍醐書房の立ち上げ、『美術フォーラム21』の創刊があります。
1
10
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
お役所は基本「個人の責任」で仕事はしないから、学芸員(一介の平社員)が、展覧会のコンセプトや内容の責任者として個人名を出すこともありえない。いまも同じ論理のもとで苦しんでいる学芸員はたくさんいると思いますよ。所帯の小さな公立美術館は特に。
0
18
38
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
今回の展覧会巡りの終点は、神戸のギャラリー島田で開催中の村上三郎展。ご家族が選ばれた小品がいい感じに並んでいて、普段着の村上さんに出会ったような、不思議な心地よさがありました。ほとんどが初紹介の作品。9日までですよ。
Tweet media one
0
14
38
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
東京の美術ジャーナリズムが関西を持ち上げる時は、大抵東京が行き詰っている時です。60年代末にも同様の現象がありました。日本の美術が欧米で脚光を浴びる時もまた、同じことが言えます。ジャポニスムしかりアンフォルメルしかり。都合よく消費されないよう「自分の美術史」をしっかり持たねば、ね。
0
9
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
突然ですが、皆様にお知らせです。私こと、3月31日をもって京都国立近代美術館を退職し、4月1日から関西大学で教員として勤務することとなりました。所属は文学部総合人文学科芸術学美術史専修です。30年間の美術館生活でお世話になりましたたくさんの方々に、心から御礼申し上げます。
3
2
38
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
ここの学芸員は研究職ではなく行政職だったから、常に事務職と同じであることを求められました。学芸員だけが個人名を出すこと、役職もないのに海外出張すること、目立つこと。そうした事務職ではありえないことは学芸員もありえない。同じ行政職やろ、というプレッシャーにさらされてました。
0
15
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
神戸市立小磯記念美術館で「従軍画家・小磯良平が見たもの」を拝見。珍しい画稿や素描などはもちろんですが、戦線の取材に関する書類や現地での許可証などの資料群に目を奪われました。面白すぎます。
0
8
38
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
私がまがりなりにも「具体」の研究者と言ってもらえているのは、河﨑さんのおかげです。他館の人間にもかかわらず、芦屋市美開館後の「具体」の資料集作成や吉原治良旧蔵の資料調査、吉原治良の回顧展など重要なプロジェクトに誘ってくだり、そこで得た知見が、その後の私の財産になりました。
0
11
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
六本木の21-21で「クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門”」。神戸の美術館に勤めた年、そこで開かれたクリスト展の展示作業で、数日間お二人と濃密な時間を過ごしました。世界的作家を前に緊張しっぱなしの私を、いつも冗談を言って和ませてくれた、優しいお二人でした。
Tweet media one
0
2
36
@Hirai_Shoichi
平井章一
26 days
公開(活用)ばかりが言われるのですが、パブリック・コレクションには、できるだけ現状のまま、作品を100年後、200年後の人たちに伝えるという目的、使命もあるはずです。「費用対効果」の発想しかなく、この側面がすっぽり抜けおちた結果、今回の問題が起こっているように思われてなりません。
0
12
37
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
すばらしい!これこそ、私がずっと主張してきたことなんです。大阪は東京のメディアに「お笑い」「粉もん」「うるさい」だけの街として貶められ、悲しいことに今では大阪人までがそれに乗っかってると。胸のすく一冊をありがとう(涙)
2
21
35
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
これ、70年前の解説ですが、私がいつも授業で言っていることとおんなじやん。解説の内容が普遍的なのか、私の理解が70年前から進んでいないのか、、、
Tweet media one
1
9
34
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
誠にお恥ずかしいんですが、順番が回ってきて、来年の受験生向けの大学案内の教員紹介に見開きで登場しています。これで文学部の受験生が減ったら、私の責任か(笑)昨年末、国立国際美術館のご協力のもと、「具体」展会場で撮影。
Tweet media one
1
3
36
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 months
兵庫県立美術館で「スーラージュと森田子龍」展。今日からです。何度もの延期を乗り越えて。構築のスーラージュと流動の森田の線の対比が面白く楽しめました。だだ会場は2人の個展の合体になっていて、ワンコーナーでも両者の作品を一緒に並べる場があれば、この面白さがもっと伝わったのになあ。
0
10
36
@Hirai_Shoichi
平井章一
10 months
来年は白髪一雄さんの生誕100周年にあたります。それを記念し、白髪さんのホームグラウンドである兵庫県尼崎市あげてイベントを予定しています。回顧展、シンポジウム、書籍の出版などなど。私はその実行委員長を拝命しました。皮切りに、周年記念のロゴマークを公募します。
1
12
34
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
特に関西では前衛書家と抽象画家達が互いにヒントを求めて密接に交流し、1960年代前半、文字性にとらわれない絵画のような書や、書のような線的な抽象絵画がたくさん生まれました。やがて1950年代後半になるとフランスから第二の波、アンフォルメルがやってきて、みなそちらに流されていくのですが。
1
6
35
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
兵庫県立美術館で開催中の「関西の80年代」展のイベント、杉山知子さん、福田新之助さん、山部泰司さんの鼎談に行ってきました。私はこの方々より少し下の世代。でも、現代美術が重苦しく行き場のない難解なものから、明るく自由で楽し気なものへと劇的に変化していった80年代をリアルに体験しました。
Tweet media one
0
6
35
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
絶対行きます!「イルフ」が「古い」の逆さ読みとは初めて知りました。エスペラント語かなにかだと思ってた(笑) 戦前の福岡で結成された「ソシエテ・イルフ」とは何か。その活動を追う展覧会が福岡市美術館で開催へ(美術手帖) #Yahoo ニュース
0
11
35
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
「走泥社再考」は、走泥社の初の本格的な回顧展であるだけでなく、冒頭、同時代に京都で活躍したライバルグループ四耕会の作品群が同列に位置づけられている点が画期的。オブジェ焼のパイオニアは走泥社とし、四耕会のコレクションや展覧会を不自然なまでに避けてきた京都国立近代美術館がついに!
0
6
33
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
博物館法にもとづく社会教育施設としての理念と、「稼ぐ文化」を掲げ美術館・博物館を観光施設として位置づけたい国や行政、そして特に大型海外展に顕著な展覧会の興業としての実態。コロナ禍の前から露呈しつつあった歪みが一気に広がって、どこに軸足をおくか、決断を迫られる気がします。
0
11
34
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
この光景は見たくなかったですが、この駅で降りたら嫌でも目に入ります。「なに壊してはんねやろ」と後ろのおばさま。宝塚ホテルですよ。戦前の名建築がまたひとつ消滅。
Tweet media one
0
16
34
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 month
尼崎市総合文化センターでの白髪一雄展、いよいよ明日からです。今日は主催の実行委員会委員長として皆さんをお迎えする立場ゆえ、写真撮る余裕もなく。今井祝雄さんのパフォーマンスもあったのですが、どなたかSNSに上げてくださるでしょう。ご参集ありがとうございました。
Tweet media one
1
7
34
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
まさにドキュメント資料と作品をうまく絡めた、お手本のような展覧会でした。大阪中之島美術館での「具体」展はこういうものになると、勝手に期待していたのですが。これこそドキュメント資料を豊富に所有する美術館ならではの切り口だし、かつてなかった「具体」展になったはずですが。
1
5
33
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
内容を問題視して不交付にしたわけではないと言っているけれど、検閲と同じだと受け取られても仕方がありません。行政は、これが芸術でこれは芸術ではないというジャッジをすべきではない。ジャッジは見る人に任されているはずです。ジャッジの場を提供することこそ、行政が公金を使ってやるべき仕事。
0
16
33
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
開館記念展は、この間に収集してきたコレクションの展覧会です。これまであちこちでお披露目されてきた作品たちも、やっと我が家を得ました。見ごたえ感がすごい。
0
14
33
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
お国の美術館や博物館が国民から寄付を求めていることに、違和感がある人もいるかもしれません。いまだに誤解されているのですが、「国立」と名前は付いているものの、本当は独立行政法人化された20年前から、正確にはもう国立ではないのです。国設民営。
0
15
31
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
ビエンナーレ、トリエンナーレという形式や制度だけ輸入しても、美術とは何か、表現とは何か、個人とは何かへの社会的認識は、欧米とはまるで違うから。公金を使う以上行政が口も出して何が悪い。一方的な主張はけしからんと。結局、日本ではこの「正論」から一歩も抜け出すことはできない。
0
15
32
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
なんのために消費税を上げたんですかね。稼いでも稼いでも手取りは増えない、長生きしても金がかかるだけ、子どもがいても手当は出ない。でも毎回有権者の半分も選挙に行かないのだから、現状が変わるわけもなく、政治家はやりたい放題。悲しくなります。 #Yahoo ニュース
0
1
32
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
スーラージュがなぜ、1950年代に日本に紹介されるや書壇や画壇で話題になったのか。それは独立国として国際社会に復帰しアイデンティティに目覚めた日本人が「日本人ならではの世界で通用する抽象絵画」を模索するうえで、彼の書に通じる線的な抽象表現が大きな示唆を与えたからでした。
0
6
32
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
国立国際美術館と京都国立近代美術館の蔵書が、事前予約制ですが、閲覧できるようになりました。
0
15
31
@Hirai_Shoichi
平井章一
26 days
見せることと保存することは、本来真逆の行為です。出せば出すほど、作品は劣化していきます。そのバランスを取るのが管理者の仕事。美術館、博物館の学芸員は常にそれに悩み、時には作品を守るため「費用対効果」の論理と戦って嫌な思いもします。公共の文化財産を預かるとは、そういうことかと。
0
9
30
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 months
来月刊行予定です。7/27(土)から尼崎市総合文化センターで始まる生誕100周年記念展のカタログ兼書籍。本屋さんでもお求めいただけます。少しお高いですが、その分、作品集としても、伝記としても、基礎資料としてもお役立ちの一冊になったかと。未公開写真多数収録。
0
17
30
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
詩人の竹中郁は、戦後、小説家の井上靖らと児童詩誌『きりん』を立ち上げます。その編集をしていたのが浮田要三さんで、竹中旧知の吉原治良に表紙絵を依頼に行ったのが、浮田さんと「具体」そして「具体」と児童美術との出会いでした。1920年代の神戸のモダニズムは、「具体」の源流のひとつです。
0
5
29
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
いい作家、作品に目を付け、安いうちに収蔵する。これも美術館や学芸員を評価する大きなポイントだと思います。兵庫県美の山村コレクションや滋賀近美の抽象表現主義のコレクションが、当時の価格の何十倍になっているか。いまでは到底買えやしない。
0
6
30
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 months
大阪、船場センタービル地下街。ここは昭和のまま時間が止まってて最高です。
Tweet media one
1
8
30
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 months
「関西大学の美術家たち」展、開催中です。美術部OBOGの作品だけでなく、創部者の鳥海青児の学生時代の珍しい作品や戦前の滞欧作、戦後の一時期美術部を指導に来られていた須田剋太さん、津高和一さん、そして時代は飛びますが鷲見康夫さんの作品も紹介しています。もうすぐ築100年の建物も見どころ。
Tweet media one
0
8
30
@Hirai_Shoichi
平井章一
12 days
もうすぐ終わってしまうので、木下佳通代展ふたたび。大阪でこんな大きな回顧展が開かれるとは、木下さんは思いもしなかったでしょう。若いお客さんがたくさん見に来ていて、ご本人がいたらさぞかし喜ばれただろうな。本当は兵庫県立美術館こそやるべき展覧会だった。大阪中之島美術館に感謝。
Tweet media one
0
6
35
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
「具体」の、これまでにはなかった側面からの調査研究になったと思います。ただ、今回対象にしたのは、大阪中之島美術館が所蔵する膨大な資料のごく一部に過ぎません。特に写真や映像の被写体の人物の特定作業は急がれます。お顔が分かる世代がいるうちに。。。
0
6
29
@Hirai_Shoichi
平井章一
11 months
レストランで着席すると眼の前の壁にかかっている絵がわずかに傾いている、、、ううっ、今すぐ立ち上がって��したい、、、ああ、気になる、、、でもできない、、、美術館を辞めて5年が立つのに、いまだ重度の〝学芸員病〟に苦しんでいます。
1
0
28
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
兵庫県立美術館所蔵の《羽衣天女》が国指定の重要文化財に。在職中に収蔵された作品で、経緯も覚えているだけに、感慨があります。 いまも授業で見せる作品ですが、明治前半にはこういう不思議な洋画がいろいろ生まれました。
0
7
28
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
河﨑さんは「具体」の研究者でありながら、他の「具体」研究者にも資料や情報をオープンにし、「具体」研究の活性化に大きく寄与されました。私の、この数年間の河﨑さんとの最後の仕事も、かつて芦屋市立美術博物館が預かり、紆余曲折を経て大阪市に寄贈された「具体」資料の公開のお手伝いでした。
0
10
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
7 years
大阪新美術館建設準備室の「具体」アーカイブ、最新情報です。
0
18
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
9 months
本日のNHKの「日曜美術館」の後半の「アートシーン」で、堀尾さんの特集がありました。とてもいい内容でしたので、見逃した方は12/3夜20:45からの再放送を今からすぐに録画予約!
0
7
26
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 months
戦後いち早く紹介された海外の現代美術はフランス美術でした。これは戦後もフランスが美術の最先端を行くという(アメリカではなく)日本人へのアピール、言い換えればフランスの文化戦略だったと思います。今回、その時に日本で展示され当時話題になった作品が出ていて、個人的には一番の見どころ。
0
9
28
@Hirai_Shoichi
平井章一
6 years
白髪一雄さんが亡くなって10年。地元尼崎で、白髪芸術のハイライトともいえる「水滸伝豪傑シリーズ」による回顧展が開催されます。監修をさせていただいてます。ぜひご覧ください。#白髪一雄 #Shiraga #Gutai
Tweet media one
0
16
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
尾﨑さん、がんばって! 鳥取県立美術館長予定者・尾﨑氏が思い語る 「文化的な美術的な空気に触れる場所を作ることが重要」 鳥取県
0
9
26
@Hirai_Shoichi
平井章一
2 years
それまでの美術から一歩踏み出そうとしていた若い作家たちをまとめる人がいて、そのエネルギーの具体化を後押しする時代の気分があり、そこに東京の美術ジャーナリズムが乗っかって、「関西ニューウェイブ」が創られていった、ということか、、、いくつもの要素がかみあって、ムーヴメントが生まれた。
0
3
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
9 years
マグリットといえば忘れられない思い出が。今から20年前、1995年1月28日から、兵庫県立近代美術館ではマグリット展を開催予定でした。私が担当で、作品選定の段階から関わり、講演会を準備し、ポスター・チラシも作成して、いよいよ会場設営という日に大地震。もちろん展覧会は中止です。
0
44
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
9 years
あの大地震が1週間遅かったら、大破した展示室でマグリットの代表作も大被害を受けていたはずです。2週間遅く昼間に起こっていたら、亡くなる人も出ていたでしょう。今回の他館のアクシデントが身につまされるのは、この体験もあるのかな。 http://t.co/bZg9hqGmjH
Tweet media one
1
49
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
3 years
1964年にハイ・レッド・センターが行った「首都圏清掃整理促進運動」(銀座の路面を白衣を着て丹念に清掃する)は、東京オリンピックを前に国の大号令のもと東京中で行われたお掃除運動への違和感、気持ち悪さの表明でした。今回は?
0
18
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 years
これは久々に素晴らしいニュース!
1
16
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
5 months
関西大学千里山キャンパスの村野藤吾のグランドデザインは、残念ながらもう見る影もありません。建物はすでに半分ほど建て替えられています。思えば私が在籍した1980年代前半は、村野ワールドの完成形を体感できた幸せな時代でした。そしてついに一高校舎も。。。
Tweet media one
Tweet media two
0
11
27
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
埼玉近美の前の庭には、黒川紀章氏の中銀カプセルタワービルの一室が。本体は昨年ついに解体されてしまいました。小さい窓から中を覗くと、自分が宇宙船内を覗き見る異星人になったような、妙な感覚に襲われます。
Tweet media one
0
2
25
@Hirai_Shoichi
平井章一
1 year
80年代「西武文化」華やかな頃、池袋の西武百貨店は新しい芸術の発信地でした。東京に行ったら必ず西武美術館に行き、そのあと階下の書店アールヴィヴァンへ。ワンフロア全部芸術関係の書籍で、関西の人間には目がくらむような光景でした。帰りの電車の時間を気にしながら、何時間もいたりして。
1
4
24
@Hirai_Shoichi
平井章一
4 years
兵庫県立美術館の「具体」コレクションを一堂に展示。「スーラージュと森田子龍」展が延期になった代替展ですが、こういう機会を長い間待っていました。楽しみです!
0
14
26