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いちごがむ

@15gum_327

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HQ夢書き/ 腐は見る専/ フォロワー以外通知off🔕/25↑

シラトリザワ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
【バ.レー日.本代.表ウシジマワカトシ選手30歳の節目に結婚目前!お相手は一般女性】 私、知らない間にワカトシ君と結婚することになってました。 #819 プラス “おめでとう〜🎊 お前らやっぱ付き合ってたんだな” そうメッセージを送ってきたのは高1、高3で同じクラスだったセミエイタ。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
全てを捨てて🇦🇷で「誕生日プレゼントは私♡」をやろうとしたら、トオルの家にブロンドヘアの美女がいた。 #819 プラス オイカワ 次の誕生日でトオルは30歳。彼とは高校時代から付き合っていて、さすがにもういい加減結婚を考える歳だ。 どんどん結婚・出産していく周りに焦りを感じる。
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
「カゲヤマからお前の住所聞かれたんだけど、教えていい?」 「お前今どこに住んでんの?」 「カゲヤマがお前の住所聞いて回ってるらしいけど何したわけ?」 トーク欄に並ぶメッセージの数々。 え?私、トビオ君に何かしましたか? #819 プラス カゲヤマ
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@15gum_327
いちごがむ
15 days
ファン感i謝i祭のツーショット撮i影で爆泣きして、場を騒然とさせている限界オタクは私です。 ブースに入りボクト選手の前に立った瞬間、あまりの陽のオーラに尊さが爆発し、涙が滝のように溢れ出てしまったのだ。 「え、なーんで泣いてんの!」 #819 プラス #HQ プラス
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
「お姉さん大丈夫?酔ってる?」 「酔って、ない…です」 「いや酔ってるよね。何で嘘吐くの」 #819 プラス #HQ プラス ダイチ 夜間のパiトロiール中、道端で膝を抱えてうずくまる女性を見つけた。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
【バ.レー日.本代.表ウシジマワカトシ選手30歳の節目に結婚目前!お相手は一般女性】 私、知らない間にワカトシ君と結婚することになってました。② #819 プラス #HQ プラス
@15gum_327
いちごがむ
3 months
【バ.レー日.本代.表ウシジマワカトシ選手30歳の節目に結婚目前!お相手は一般女性】 私、知らない間にワカトシ君と結婚することになってました。 #819 プラス “おめでとう〜🎊 お前らやっぱ付き合ってたんだな” そうメッセージを送ってきたのは高1、高3で同じクラスだったセミエイタ。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
【同期のツキシマ君に”言質とったから”って結婚を迫られてます】 #819 プラス #HQ プラス 「やばい今年も誕生日が来る。28歳までには結婚したい、たぶん無理」 「ああそう」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
ピアスを開けてくれたテンドウを忘れられなくなる話 #819 プラス #HQ プラス テンドウ×ピアス 右耳のしこりを触るのが癖だ。考え事をしているとき、緊張したとき、つまらないとき。気づくと触っている。 前までは赤い石の小さなピアスが付いていた右耳。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
【バ.レー日.本代.表ウシジマワカトシ選手30歳の節目に結婚目前!お相手は一般女性】 私、知らない間にワカトシ君と結婚することになってました。(完結) #819 プラス #HQ プラス ※少しだけ夜表現あり
@15gum_327
いちごがむ
3 months
【バ.レー日.本代.表ウシジマワカトシ選手30歳の節目に結婚目前!お相手は一般女性】 私、知らない間にワカトシ君と結婚することになってました。② #819 プラス #HQ プラス
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
婚.約者が浮気をしたので婚.約破棄して海.外移.住したら、同じアパルトマンに同級生のテンドウが住んでた。 #819 プラス #HQ プラス
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「テンドウって朝練早いのに毎朝セットしてんの?大変じゃない?」 放課後の練習中。体育館の壁際。 胡座をかいて休憩しているテンドウに、ふと気になったことを聞いてみる。 #819 プラス
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
大学2年の夏休み。 高校の同級生とマッiスiルバーに行ってみようなんて話になって、今入店したところなんですけど…… 目の前になぜか上i裸のボクト君がいます。 #819 プラス ボクト
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
「そういえばさぁテンドウと何回か恋愛ぽい雰囲気になったことあるじゃん」 「ん?うん」 「あれ、私のこと好きだったの?」 電話の向こう側が静かになる。 うわ自意識過剰だった?失敗した。 単純に気になって聞いてみただけなんだけど。 「え、俺ちゃんと好きって言ってたヨネ?」 #819 プラス
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@15gum_327
いちごがむ
15 days
このやりとりがボクト選手と限界オタクの攻防として楽しまれ始めていて、さすがに焦りを感じる。 そんなときにアナウンサーから「ネット上で話題の……」と質問されたボクト選手が、 「俺あの子笑わせたいんだよね!何しても泣いちゃうからまじで困ってんの」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
婚.約者が浮気をしたので婚.約破棄して海.外移.住したら、同じアパルトマンに同級生のテンドウが住んでた。(完結) #819 プラス #HQ プラス ※大捏造あり
@15gum_327
いちごがむ
3 months
婚.約者が浮気をしたので婚.約破棄して海.外移.住したら、同じアパルトマンに同級生のテンドウが住んでた。② #819 プラス #HQ プラス
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
婚.約者が浮気をしたので婚.約破棄して海.外移.住したら、同じアパルトマンに同級生のテンドウが住んでた。② #819 プラス #HQ プラス
@15gum_327
いちごがむ
3 months
婚.約者が浮気をしたので婚.約破棄して海.外移.住したら、同じアパルトマンに同級生のテンドウが住んでた。 #819 プラス #HQ プラス
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@15gum_327
いちごがむ
22 days
「ナマエは俺のことを好いているのだろう?」 「………はい?」 私が?ウシジマくんを好き?なぜ? #819 プラス ウシジマ 【ミスター公欠のウシジマくんは距離感がバグってる】
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@15gum_327
いちごがむ
29 days
ねえ、まだ返事くれないの?と焦れったそうな声を出すのは、目の前でショートケーキを口に運ぶ同僚。 「…このままじゃ誕生日プレゼントは君がいい、なんて馬鹿みたいなお願いする羽目になるんだけど」 ぱちりと瞬きをしてツキシマ君を見る。 何それ、ちょっと聞いてみたい。 #819 プラス ツキシマ
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
何だか最近、気づくと隣にアオネくんが居る。別に話すわけではない。無言だ。まあそれはいつものことか。 とにかく、ただそこに“居る”のだ。 #819 プラス アオネ 何で?と最初はいちいち驚いて、気にして、理由を考えていたけれど、最近はもう隣に居るのが当たり前になってしまった。
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
大恋愛なんてありきたりな言葉で片付けたくはないけれど、私とサトリの6年間は正しく大恋愛だったといえるだろう。 9,700㎞を隔てた遠距離恋愛だった。 高校卒業後ショコラティエになると言ってパリへ旅立ってしまった彼。 #819 プラス テンドウ #819 プラス書き神経衰弱 再掲
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@15gum_327
いちごがむ
12 days
「いつか他に好きな人ができちゃっても、トオルのことは絶対忘れないよ」 「そこはずっと好きだよって言ってよ」 涙と鼻水でぐちゃぐちゃな君の泣き笑いが忘れられない。 もっとかっこいいところも可愛いところも知ってるのにさ。 思い出すのはいつも、あの顔なんだ。 #819 プラス オイカワ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
彼はテーブルの上で恋人繋ぎされた手を見つめ、満足げに笑っている。 「ずっとこうしたかった」 切れ長の瞳がすっと狭まり、頬には赤みが差している。 その表情に、彼を抱きしめたい気持ちになった。 彼と恋人になる日は、案外近いのかもしれない。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
近所のサトリ君がパリに来るので、私の家で面倒をみることになりました。 【テンドウが初恋のお姉さんに、もう一度一目惚れする話】 #819 プラス 「え?何?サトリ君?誰それ」 「ほら〜、近所に住んでた赤髪の男の子」 時差も関係なく深夜にかかってくる電話。出ればもちろん母親だった。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
「ねぇイッセイ、私もひと口吸ってみたい」 彼の唇からゆらゆらと立ち上る煙。 「ん?こんなの吸わなくていいよ」 言葉と共にすべて出ていって、辺りにはもやもやとした空気が残る。 事後に煙草を吸う彼を見て美味しそうだなっていつも思ってた。 でも、全然美味しくないね。 #819 プラス マツカワ
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
昨日、高校時代からずっと付き合っていた彼氏に振られた。初めての彼氏だった。 【毎日アオネ君の助手席に乗って通勤する話】 #819 プラス #HQ プラス アオネ あまりのショックでどうにも仕事に集中できなくて、気だるさが増す午後、息抜きがてら給湯室で珈琲を淹れる。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
一時帰国したイワちゃんと居酒屋でジョッキを傾ける。 太らないおつまみ選んでなんて頼むと「そんなこと気にするくらいなら酒飲むんじゃねえ」と言いながらもキムチやあっさりめのサラダ、お刺身なんかを頼んでいく。 「ね、イワちゃんは向こうで彼女できたりしないの」 #819 プラス イワイズミ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
彼女の左手をそっと取り、指輪を通す。 小さな手に光る宝石を照明にかざすようにするナマエは、宝石に負けず劣らず輝いていた。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
「ナマエちゃーん。そろそろまた髪の毛刈ってほしいんだケド」 「んー?いいよ。だいぶ伸びてきたね」 サトリ君のふさっとした坊主頭を撫でる。 パリに住み始めてから、サトリ君の髪をお手入れするのは私の役目。 #819 プラス #HQ プラス テンドウ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
すると彼の大きな手のひらが私の肩を掴み、正面に真っ直ぐ立たされる。普段の射抜くような鋭い目線は、今は甘く緩んでいて。 彼のその眼差しに、愛情に、溺れてしまいそう。 吸い寄せられるようにお互いの顔が近づき、彼と私は恋人になったのだった。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
【セiフiレフタクチの本命になりたい私の話】完結 #夜の819プラス フタクチ #夜のHQプラス ⚠︎こちらリレー小i説になります。ちゃみちゃみ様( @se_na_cha )からバトンを受け取りました
@se_na_cha
ちゃみちゃみ 10/27 西1 F32a
2 months
【セiフiレフタクチの本命になりたい私の話】② #夜の819プラス フタクチ #夜のHQプラス ⚠︎こちらリレー小i説になります。はぴはぴはっぴ〜様( @kenkoudeareba )からバトンを受け取りました ⚠︎2ツリー目からえっちしてますので苦手な方自衛お願いします はじめから読む方はこちら↓
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
その事実が苦しくて、やけ酒をするようにグラスに残ったワインを流し込む。 彼がいないソファは広くて、寒い。 ロマンチックだと思っていた窓の外の風景も、今じゃただの悪天候だ。 .
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「テンドウって軽率に舌出すよね」 「ぶはっ、なにソレ」 テンドウは試合中、練習中、よく舌を出している。 特にバテたとき。 「逆に慎重に舌出すことなんてあんの?」 と笑いながら言うテンドウに「いやそこじゃなくて」とつっこむ。 #819 プラス
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@15gum_327
いちごがむ
13 days
「生ハムの原木があるんだけど家来ない?」 我ながら頭のおかしい口説き文句だ。 まあるくて大きな瞳がさらに大きく開き、次の瞬間破顔する。 「何それほんとクレイジー」 細長い身体を折りたたみヒィヒィ言いながら笑う彼は、ひとしきり笑うと人差し指で目尻を拭う。 #819 プラス テンドウ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
彼はゆっくりと口を開く。 「呼ばれればどこにいても何があっても、会いに行きたいと思う。きっと一人では過ごしたくない理由があるのだろうから」 「傷ついたり落ち込んだりしているときは、ただ黙って話を聞いてやりたいと思う。言葉が不要なときだってあるだろう」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「家まで送り届け、部屋に入るまでこの目で確かめたい。無防備な姿を人に見られたらと思うと、胸が…苦しくなる」 「大切な話は、顔を見てしたい。俺は言葉が足りない。傷つけてしまったときに、すぐに気づき謝れる距離にいたい」
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
【毎日アオネ君の助手席に乗って通勤する話】完結 #819 プラス #HQ プラス アオネ 「バレーは好きか」 「あー、テレビでやってたらたまに見るくらいかな」 今朝、約束通り家に迎えに来てくれて、初めて一緒に出勤。そして帰りもアオネ君の車に乗せてもらい、約30分の道のりを走っていた。
@15gum_327
いちごがむ
2 months
昨日、高校時代からずっと付き合っていた彼氏に振られた。初めての彼氏だった。 【毎日アオネ君の助手席に乗って通勤する話】 #819 プラス #HQ プラス アオネ あまりのショックでどうにも仕事に集中できなくて、気だるさが増す午後、息抜きがてら給湯室で珈琲を淹れる。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
卒業後エイタ君は鳴かず飛ばずのバ.ンドマ.ンをしていたが、一昨年のバラエティ番組でワカトシ君が、 「音楽はあまり知らないが、このバンドはよく聴く」 と紹介したことで一瞬だけ時の人となっていた。 まあ、もう鎮火したけれど。
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
同i窓i会の二i次i会中、少し疲れたなと思って喫i煙i所に行くとマツカワ君が居た。 学生時代よりも伸びた髪は彼の色気をより一層引き立てていて、煙草を吸う横顔に思わず目を奪われる。 「あ、久しぶり」 「ん?ナマエちゃんか、久しぶり」 #819 プラス マツカワ
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「好きだと言っていたものは、自分が苦手だとしても一緒に挑戦してみたいと思う。繰り返せばいつか慣れて、同じように楽しめるかもしれないから」 「…これらは、みんなが思う好きとは違うのだろうか…?」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「いや、しないんだけど。マジで何の話かわかんない」 「エェ〜?じゃプロポーズまだなの?ワカトシ君先走っちゃったカンジ?」 「そもそもね、付き合ってないわけよ」 しばしの沈黙。 そののち、耳が壊れるかと思うほどの大爆笑が聞こえてきた。 思わずスマホを耳から遠ざける。
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@15gum_327
いちごがむ
2 months
近所のサトリ君がパリに来るので、私の家で面倒をみることになりました。 【テンドウが初恋のお姉さんに、もう一度一目惚れする話②】 #819 プラス 5月20日。サトリ君の誕生日。 「はい、手」 家の鍵を閉めるとサトリ君の方へ向き直り、手のひらを差し伸べる。 喜びをまぶたに浮かべた彼は
@15gum_327
いちごがむ
2 months
近所のサトリ君がパリに来るので、私の家で面倒をみることになりました。 【テンドウが初恋のお姉さんに、もう一度一目惚れする話】 #819 プラス 「え?何?サトリ君?誰それ」 「ほら〜、近所に住んでた赤髪の男の子」 時差も関係なく深夜にかかってくる電話。出ればもちろん母親だった。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
トオルの電話番号を着信拒否して、一旦スマホの画面を閉じた。 . 休憩中、スマホを見るとチームメンバーの奥さんからものすごい量の着信。 何かあったのかと思い、急いで折り返すと「日本人の女の子が合鍵で来て私を見て泣きながら出ていった」と言われた。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「笑い事じゃないんだけど!?ウシジマワカトシの影響力考えて?エイタ君のバンドですらバズらせるんだよ!?」 「うんうん、それはヤバいよネェ」 全然深刻に受け止めていない、おちょくるような声。ニヤついてるのが手に取るようにわかる。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「ナマエ誤解なんだよ。浮気なんてしてないから、俺の家に帰ってきて」 「でも、ブロンドヘアの美女が……」 「あの人はチームメンバーの奥さん!」 「え……不倫…………?」 ギョッとした顔をするナマエ。 「ちがーう!なんでそうなるんだよ!」 混乱した顔をするナマエに事情を説明する。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
SNSではダサいだの痛いだのと散々おもちゃにされていたが、母数が増えればあの独特の感性に共感する人も増えるわけで。 変な感性を持つファンと顔ファン、後はちょっと怖いリ.アコなどに支えられ、バンドを諦めるに諦められないといった状況みたいだ。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
ふーん、で?そんな言葉を真に受けたと? ……でも、ワカトシ君なら十分にありえるね。 そんなことを考え何も言わない私に、ワカトシ君は言葉を続ける。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「しただろう」 「はい?いつ?」 「4年ほど前。たしか…ナマエが長く交際していた男と別れたときだ」 . 「いい?今日の私はお豆腐メンタルだから、うんうんと優しく頷いて、お前は悪くないのスタンスでコメントするんだよ」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
今年の誕生日プレゼントは私だよ、と顔を綻ばせる彼女は花が咲いたように美しくて。さっきまでの泣き顔が消えたことに胸を撫で下ろす。 「ナマエに逆プロポーズさせちゃった……」 「ふふ、私は待ってるだけのプリンセスじゃないので。自分で掴み取りに行きますよ」 「そういうとこ、本当に好き」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
彼女も相当焦っているようだった。 「いえ、奥さんのせいじゃないです。行き先とか……分からないですよね?」 「はっきりとは言えないけど、たぶん空港方面のバスに乗ったと思うの」 「ありがとうございます!」 奥さんからの電話を切り、すぐにチームメンバーとコーチに事情を説明する。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
着信拒否されたことに気づき、更に焦りが加速する。 絶対に勘違いされてる。奥さんを見て、俺が浮気してるって思ったんだ。 ちゃんと説明しておけばよかった。 10年以上も待たせて、挙句最後がこれなんて最低だ。誤解を解かなきゃ。 空港に着き、ナマエの姿を探す。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
合鍵を持った日本人なんてナマエしか考えられない。 どうして🇦🇷にいるのか?という疑問は置いておき、こんな時間に1人で外を歩いていることに不安を覚える。 「ごめんなさい、引き止めたかったんだけど私も気が動転してしまって」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
用意したものの、渡せていなかった指輪。 ケースを手のひらに隠してナマエの元へ戻る。 「どうしたの?」と首を傾げる彼女の前に跪いて、ケースを開く。 「ナマエ、俺と結婚してください」 途端に彼女の目に溢れる涙。今度は悲しい涙じゃない。 口元を両手で抑え、必死に頷くナマエが愛おしい。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「今年中に結婚を考えている」と回答していた。 そしてその写真のお相手は、恐らく私だ。 いや、恐らくではなく絶対に、どう考えても、私。 というか、しばらく会っていないエイタ君ですら分かるくらい私なんだから、本人の私が間違うはずもない。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
どういうことなのかさっぱり分からず、どこかに答えがないか一度読んだ記事を無意味にスクロールさせていると、今度は着信。 テンドウだ。 「なになにナマエちゃん、ワカトシ君と結婚するの?そういうのはさ、先に教えてヨネ」 と呆れた声で言ってくる。ご丁寧にため息まで添えて。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
彼がプロポーズしてくれるなら、私はいつだって🇦🇷に行くつもりでいた。 しかし一向にプロポーズされることはなく。 いつ迎えに来てくれるのかも、いつ彼が現状に満足できるのかもわからない中、ただ日本で待っていることに嫌気が差してしまった。 誕生日なんて彼には関係ないし、
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そう言うと、私の答えも聞かずテーブルの上で握りしめた私の手を取り、拳を優しく開いていく。 「ダメなら、そう言ってくれ」 ワカトシ君に開かされた手のひらに、彼の分厚くカサついた手のひらが重なると、ゆっくりと指が絡まり合っていく。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
チームメンバーの奥さんが近所に住んでいて、たまにご飯を作りに来てくれること。 日本から1人で来た俺のことを気にかけて、いつも親切にしてくれていること。 「ナマエの歯ブラシも着替えも、全部いつも通りの場所にあるよ。玄関に2人の写真が飾ってあるの見なかった?」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「私明日から仕事行けないんだけど。え、アレどう見ても私ってわかるよね?」 一縷の望みにかけてテンドウに聞いてみる。 お願い、いやあんま分かんないよって答えて。 「よゆーでわかるよ。そりゃもう即バレ」 「ハァーまじ終わったー」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
指を絡ませるようにして繋ぎ直し、ナマエのキャリケースを握る。 家までの道のり、ナマエはしゅんとしていて一言も話さなかった。 それでも気まずさはなくて。ただ隣にナマエが居てくれる嬉しさを噛み締めていた。 . 家に着き荷物を下ろすと、ナマエを抱きしめる。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「お豆腐メンタルとは何だ」 「心が弱々ですぐに傷ついちゃう精神状態だよ!」 「そうか。わかった」 隠れ家的居酒屋の個室で、私は酒を煽りワカトシ君に慰めろと詰め寄っていた。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
幸いこの空港は大きくないから、探す手間はかからない。 待合室の椅子。シールが沢山貼ってあるクリーム色の大きなキャリーケースが見え、駆け寄る。 「ナマエ……!」 振り返った顔は涙で濡れていて、胸が締め付けられる。 「トオル……な、んで」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
スマホを耳に当てたまま、天井を仰ぎ見る。 少しオレンジがかったライトが眩しい。あれ、あんなとこにシミなんてあったっけ。 思わず現実逃避。 「まあまあまあ、そんな深刻に受け止めずにさ、とりあえずワカトシ君に連絡してみなヨ。じゃ、またね〜」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そんなエイタ君から届いた謎のメッセージとネ.ットニュー.スのURL。 開いてみると、ワカトシ君の熱愛?結婚?報道だった。 私に何の関係がと思いつつ読み進めると、顔にモザイクがかかった女性との写真を撮られていて、ワカトシ君本人は
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「ご、めん。正直そこまで余裕なくて……」 眉を下げ申し訳なさそうにするナマエの頬を優しく撫でる。 「俺のほうこそごめんね。ナマエにちゃんと言っておけばよかったよ。どう?家に来る気になった?」 ナマエはこくこくと頷き、俺の指先を控えめに握る。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そのあと眉間にシワが寄り、かと思えば揶揄うようなくだけた表情になる。 そう、この男。実は意外と表情豊かなのである。 「テンドウもナマエも言葉にすれば同じ大切な人ではあるが、友情と恋愛感情は別物だ。ナマエにはその違いがわからないのか…?」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
その真っ直ぐな目線が私に向く。 窓の月が彼に隠されて、目の前が暗くなる。 降ってきた唇からは、チョコレートの香りがした。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
心細さを感じる。トオルはいつも口を酸っぱくして「1人で夜出歩いちゃダメ」と言っていた。 でも、こんな状況でどうしようもないじゃん。 嗚咽を漏らしながらバスに乗り込む。 周りの乗客の視線が痛い。そりゃキャリケース持って号泣してる日本人がいたら驚きもするよね。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
快く送り出してくれたことに感謝しながら、体育館を出る。 奥さんの言葉を信じて空港へ向かう途中、何度も電話をかけるが一向に繋がらない。 しばらく電話をかけ続けていると「おかげになった電話番号への通話は、お繋ぎできません」というアナウンスが流れ始めた。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そう言い残すと、私の返事も待たずに電話を切ってしまった。 相変わらずマイペースな奴。 そもそもだ、何で私から連絡しなきゃいけない? ワカトシ君が私に連絡するのが筋じゃないの? ワカトシ君以外の人からはぽこぽこ通知が届くが、当の本人からは何も連絡がない。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
時計をチラリと見てため息を吐く。 シマダマートはもうとっくに閉まっている時間。 営業終わりの時間にいつも来ていた“今から行ってもいい?”のメールがなくなって久しい。 #819 プラス シマダマコト
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
久しぶりに会った彼女は柔らかくて、いい匂いがして、それだけで心が満たされていく。 「で、なんで🇦🇷にいるの?」 ソファーに座ったナマエに珈琲を出して、そう問いかける。 するとナマエはバッグの中をごそごそと漁り始め、ファイルに入った書類を出した。 「トオル、結婚しよう」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「アラマァ」と高い声を出して、ときめいた顔をするテンドウを思い出し、思わず笑ってしまう。 「ふふっ…」 「何を笑っている」 「ううん、テンドウのことを思い出して」
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@15gum_327
いちごがむ
1 month
心臓はずっと痛いし、彼女が触れた腕はじんじんと熱を持って、柔らかい感覚が離れない。 きっと俺はこれから彼女のことを待ってしまうんだろう。 昨夜のキスに、アルコールの匂いがする吐息に、酔ってしまったのかもしれない。 .
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
バレーしか見ていない堅物、そして日本を代表するプ.ロスポー.ツ選手の彼に 「今から飲みに行こうよ」 と声をかける人間は、果たして私以外にいるのだろうか。 でもみんなにとってのワカトシ君が日本の主砲だとしても、私からすればただの高校の同級生で、気兼ねなく話せる大切な友人なのだ。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
ボールが玄関の靴箱の上に飾られてる。絶対にここはトオルの家だ。 キーケースから自分の実家の鍵だけ取って玄関に投げ捨てる。 ブロンドヘアの女性は呆気にとられて動けずにいるみたいだった。 大きなキャリケースを引きずりながら来た道を戻る。辺りは少し暗くなってきていて、1人で歩く海外に
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
とりあえず、向こうから連絡が来ないなら仕方がない…と、こちらから電話をかける。 「もしもし。どうかしたのか?今はまだ昼だが…」 電話に出たワカトシ君は相変わらず平坦な声。 そうだ、私がワカトシ君に電話をかけるのはいつも夕方過ぎから夜にかけて、だいたい急な飲みの誘い。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「ナマエはこの前誕生日を迎え、結婚していない。あとは俺が誕生日を迎えればお互いに30歳だ。俺にも結婚の予定はない」 そうだ。週刊誌にすっぱ抜かれたあの写真は、私の30歳の誕生日祝いをしていた日のもの。 新しく誰かと恋愛を始めるのも億劫で、気づけば独り身のまま30歳を迎えていた。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
どこに行くべき分からなかったし、店に入るのも怖かったため、一旦空港に戻った。 とりあえず待合室の椅子に座って一息つく。 片道切符じゃ入国できないから帰りのチケットも買っているけど、ずいぶんと後の日程だ。 これからどうすればいいのか。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
チケットの日程を変更してもらうことはできるのか。 なんてことを考えながらスマホを開くと、トオルからものすごい量の着信が入っていた。 そうしているうちにもまた、バイブレーションが鳴り始める。止まらない着信。出ようか迷う。 でも、出てどうするの?
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そう思い声をかけたのがワカトシ君。 「いや、その人選にはならないだろ」と、みんな言う。 我ながら、周囲から見た私のワカトシ君の扱いは気が狂っているように見えるだろうと思う。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
もし断られれば実家に帰り就職活動。 我ながら無鉄砲で向こう見ずな行動だとは思う。 だけど日本に拠点を置いたまま🇦🇷に行ってプロポーズしたって、また帰国して準備して🇦🇷に戻って……と非常に手間がかかる。時間がかかる。 それにこれは「全てを捨ててトオルに着いていく」という決意表明だ。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
今日、26歳の誕生日。 結婚も考えていた彼氏に大事な話があると言われ浮足立った気持ちでレストランに行くと、別れてほしいと言われた。 寝耳に水である。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「どうかしたのか、じゃないんだけど。あのニュー.ス何?」 「何…とは?」 いやなんであんたが、よくわからないが…みたいな反応してんの。 「結婚の話。私とワカトシ君が結婚するなんて話したことないよね?」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
どう考えても正気の沙汰じゃない。 ちゃんと連絡すれば良かった。サプライズ♡なんて浮かれていた自分を引っぱたきたい。 あー、もう何も考えたくない。何度も鳴る着信のせいで調べ物もできないし電池も消費する。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「もうこっちに恋人がいるから帰ってくれ」 そう言われるだけでしょ。 トオルは優しいから私を1人で放っておけなくて、帰るまでの面倒を見てくれるかもしれない。 で、トオルとあの美女が住んでる家にお邪魔するの?
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
1人でトオルの家まで移動することに一抹の不安を覚える。 . 何とかトオルの家に辿り着き、合鍵を取り出す。 扉を開けると、食べ物のいい香りとキッチンで料理をするブロンドヘアの女性。 「えっ……」 どういうこと?家間違えた?でも鍵開いた。 引っ越したの? ううん、メッセージ入りのバレー
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
一つ一つ言葉を間違えないよう、丁寧に紡いでいく彼の声色があまりに優しくて、甘くて。 思わず彼の頬に手を伸ばしたくなった。 どうして彼の愛が籠もった優しさに気づかなかったのだろう。どうしてただの友情だと思っていたのだろう。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
結婚は考えない訳じゃなかった。ただこっちに呼び寄せることの責任を考えると、どうしても踏み切れなくて。 俺の迷いを汲み取って、背中を押してくれるのはいつもナマエだ。 ナマエを思い切り抱き締め、軽くキスをすると「ちょっと待ってて」とその場を離れる。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
手を出すとか出さないとか、そんな下世話な判断基準を彼に当てはめていた自分が恥ずかしくなる。 こんなにも真っ直ぐに球をくれていたのに、私はよそ見をして球を落としてしまっていた。 「ごめん、気づかなくて。ワカトシ君はずっと私のことを大切にしてくれていたんだね」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
おっと?雲行きが怪しい。 私は今、至極当然のことをワカトシ君から説明されている。 「え、そうだよ。だから、私への感情は友情でしょって言いたくて……え?」 「俺はナマエのことを、恋愛感情として大切な人だと思っている」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
もちろん日本にも帰ってこない。 だから私が🇦🇷に行くことにした。 まずは仕事を辞める。結婚に必要な書類を用意する。アパートを解約する。全ての退路を絶ち、🇦🇷へ向かう。 向こうで彼が結婚を了承してくれれば、そのまま観.光ビ.ザで滞在し、その間に手続きを進める。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
表情ひとつ変えずに大切な人と言い切る彼。 友人相手に大切な人とは、イマドキ彼以外に見ないくらい本当に義理堅い男だ。 高校時代、テンドウにも「お前は大切な人だ」と言ってみんなを驚かせていたな。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「俺と結婚するのだろう?」 有無を言わさない声色のワカトシ君。 だがしかし、その圧に負けるような私なら、何年もワカトシ君の友人をしていない。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
何を考えているかわからない、言葉がキツイ、気を遣う。 そう言われることが多い彼。 だけど真っ直ぐ球をを投げれば真っ直ぐ返してくれるし、優しい球をくれと言えば山なりのふわっとした球を返してくれる。 そこには忖度も建前もない。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
結局あの日もワカトシ君の車で帰り、たしか部屋まで抱えられたんだったかな。 正直あまり記憶がないから、何かを言ったとすればそのときだ。 . 「あの日お前は、お互い30歳まで結婚していなかったら結婚しようと言っていた」
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
そんなこんなで全ての準備を終え、後は日本を発つだけ。 トオルの家の合鍵は使うことこそないけれど一応もらっていて。彼がいなくても家には入れる。 彼に連絡も入れず飛行機に乗り込む。🇦🇷に着くと、いつもは彼が空港まで迎えに来てくれていたから
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
「しません。酔ってそういうことを言ったのは申し訳ないけど、結婚は好きじゃない人とするもんじゃないよ。責任感の強いワカトシ君に、そんな風に思わせてごめん」 何かを考え込むように黙ったままの彼。 私も言うことがないし、同じように黙り込む。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
縋り付こうかとも思ったが、20代も半ばを過ぎた私の大切な誕生日に、そんな思わせぶりなことをしてくる男にひどく腹が立ち、コース料理も食べずに店を出てきた。 悔しい。恥ずかしい。 今日の私はさぞかしニヤついていたことだろう。 だってプロポーズされると思っていたんだから。
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@15gum_327
いちごがむ
3 months
時間より早く店につき、個室で彼を待つ。 「すまない、待たせた」と言いながら時間ぴったりに来た彼は、薄手のジャケットをハンガーに掛け、私の正面に座った。 「ナマエの誘いはいつも急だな」 「ごめん〜。でもいつも来てくれるよね」 「大切な人の誘いはできるだけ断るなと教わった」
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