みる
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夢女子であり腐女子なのでどちらも書きます。グロ以外地雷無しです。最近はハイキューにハマり中。20↑ @miru_jiga ◀︎自我垢
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過去作ここにまとめます
#819
プラス
ｽﾅに片思いしてる女の子の話。
初めて見た時から何だか目が離せなかった、入学式の日からきっとこの恋は始まってたんだろうな。でも、その気持ちを自覚したのは、あの日から。
体育がバレーで、バレー部男子が気合入れてるとかで男子の方をちょっと見てた。ｽﾅくんバレー部だった↓
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#819
マイナス ▶︎
#819
プラス ｷﾀ
ｷﾀｼﾝｽｹが嫌いな🌸の話②
小学生の時、私はいじめられていた。些細な理由だったと思う、すれ違いから仲間はずれにされ、仲間はずれからの嫌がらせだった。痛くて、苦しくて先生にも相談した。けど、先生は取り合ってくれなかった。謝れば大丈夫！↓
前回↓
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89
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#819
マイナス ▶︎
#819
プラス ｷﾀ
ｷﾀｼﾝｽｹが嫌いな🌸の話③
ｷﾀside
小学生の時、好きな子がおった。1度クラスが一緒になって、仲良くしてく��た子。優しくふんわり笑う顔が、大好きやった。けど次の年でクラスが離れてもうて、話す回数は減って少し悲しかった。それでも、廊下で↓
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｽﾅ
失恋したのでもうどうでもいいです②
※ｽﾅが別の女子と付き合ってます
🌸がモブ男とセフ描写あり
ｽﾅが、🌷ちゃんと付き合って１ヶ月が経った。彼女持ちにさすがに今までの距離で話すわけにもいかなく、私はｽﾅと距離をあけるようになっとった。↓
前回↓
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｽｶﾞﾜﾗ
②
どうしたらいいかわかんない、自分以外の口からｽｶﾞﾜﾗ先輩に気持ちが伝えられてしまったのがあまりにもしんどすぎて私は震えながら泣いた。トイレで誰にもバレないよう、声を殺して泣くしかなかった。「ひ、くぅ、」バレたくなかった、
↓前回
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#819
プラス ｽﾅ
ちみけも拾いました
｢なに、これ｣道端に落ちていた少し薄汚れたぬいぐるみ、ぬいぐるみが好きな私は可哀想に思い拾ったのだけど｢動いとる、｣少し身動ぎをして苦しそうにしているこの生き物は、↓
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#819
マイナス ▶︎
#819
プラス ｱﾂﾑ
そっちが好き勝手するなら私もそうします④
ｱﾂﾑend
一通り泣くと、だんだん落ち着いてきて「ｷﾞﾝ、ごめんもう大丈夫」「ん、」ｷﾞﾝは柔らかく笑う。「もう1時間目終わっちゃった、ごめんな」「ええよ、俺がおりたくておっただけやし」ゆっくり↓
前回↓
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#病みの819プラス ｽﾅ
逃げたつもりだったけど逃げられなかった話
ｽﾅくんは、今年クラスが一緒になった。第一印象は、大人っぽいなあってこと。気だるげな表情は、他の男子と少し違った感じで。なんだか、惹かれた。でも、正直私は目立つタイプやないし、男の子と話すのもそんなに得意やなくて↓
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｽﾅ
失恋したのでもうどうでもいいです③
あれから何年経ったか、そんなことを思うくらいに時が経った。私は社会人となり、普通にOLとして働いている。未だに彼氏はおらず、同僚から心配されるような女だ。そのせいで、今日は合コンなんて呼ばれてしまった。
前回↓
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#819
マイナス ▶︎
#819
プラス ｵｻﾑ
幼なじみの🌸が負ける話②
🌷ちゃんへの不信感、ｱﾂﾑが他の子と付き合ったことへの絶望。全てが重なって、私はとうとう心が折れた。その後のことは覚えとらん、気づけば家で、自分の部屋で寝とった。「今、何時、？」ふと時計を見ると21時だった。「ああ↓
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「放っててええよ」私は教室を出る、ただ出る時に🥀の方を見て「あげるわ、あんな自分勝手な男」と吐き捨てて私は教室を出た。好きの反対は無関心なんて言うけどほんまやな。なんも心が動かん。勝手にしたらええよ、🥀とお幸せに。
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#病みの819プラス
#819
プラス ｷﾀ
ヤンデレ狐神ｷﾀさん
夏、日差しが照り付ける中私は帰ってきた、幼い頃住んでたこの地に。幼い頃に住んでたこの場所は田舎、ビルなんてない。あるのは生い茂った自然だけ。祖母が迎えに来た車に私は母と乗り込み、外を眺めた。父と母が離婚したことにより戻って↓
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｽﾅ
失恋したのでもうどうでもいいです④
ｽﾅside
俺は🌷ちゃんに一目惚れしてから、ひたすら頑張ってアピールしてた。1年の時から同じクラスで女子の中では1番仲が良い🌸に相談してた。🌸は、その度に的確なアドバイスをくれる🌸はありがたかった。そして、↓
前回↓
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｷﾀ
ｷﾀｼﾝｽｹが嫌いな🌸の話④
陰湿な嫌がらせをされていることを、ｷﾀくんに話した。ｷﾀくんはわかりやすいほど怒っとって、私も身震いした。おおよその予想がつくのはあの子らやけど、あの子らがやったという証拠はないだけに、どうしたものかと↓
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#819
マイナス ▶︎
#819
プラス ｷﾞﾝ
そっちが好き勝手するなら私もそうします④
ｷﾞﾝend
一通り泣くと、だんだん落ち着いてきて「ｷﾞﾝ、ごめんもう大丈夫」「ん、」ｷﾞﾝは柔らかく笑う。「もう1時間目終わっちゃった、ごめんな」「ええよ、俺がおりたくておっただけやし」ゆっくり↓
前回↓
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嫌がらせを止める気はないだろうし意味は無い。ため息をつくと、パキ、と音が聞こえた。後ろを振り向くとｷﾀくんがおった。「🌸、それ、なにがあったん、」明らかに怒りが見えた彼の表情に、戸惑いが隠せなかった。「なんで、あんたがそんな怒るん、」彼のことが、わからない。
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#819
プラス ﾔｸ
うっかり幽霊になった🌸の話
※夢主死んでます
うっかりでした、本当に。うっかり子どもが轢かれそうになってるのを、かっこよく助けようとしたらうっかり死んじゃいました。そして、うっかり幽霊になってしまいました。はてさて、どうしたものか。↓
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唇を噛み「すまん、ほんまにそんな🌸を追い詰めることになると思っとらんかった、ほんまに、ごめん。」こんなに頭を下げるｷﾀくんは、初めて見た。ｷﾀくんは、傷つける意思があっていうた訳やないって言うから、なんであんなこと言ったんか理由を聞くことにした。
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37
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保健室まで運んでくれてったことを聞いた。ｷﾞﾝの方が、🌸は幸せになれるんやろか、でも、俺は🌸に謝りたい、🌸をもう1回守りたい、教室に戻った後も、俺は🌸のことばっか考えとった。それと同時に来るのは🥀への怒りやった。
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29
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優しいやつやな、ほんま。「俺、今からなんも聞かんし見ーひんから」そう言われた数秒後、私はｱﾂﾑと別れて初めて涙を流した。
自分の溜め込んでたもんが、我慢してたもんが一気に溢れて止まらんかった。ｷﾞﾝは、何も言わんかった。
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あれから何年経ったのか、覚えていない。私は今普通に働いている。そんな私の目の前に現れたｽﾅに戸惑いが隠せなかった。
「ｽﾅ、？」「🌸、！」なんで、会いたくなかったのに。
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#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｲﾜｲｽﾞﾐ
恋愛が怖い女の子の話②
中学生の時、私は太っていた。昔の写真なんか見たくない、ってくらいブスで、デブだった。自分でもそんなことはわかっていた、私はブスだから、デブだから努力したって無駄。恋愛なんて、って。けどある日、クラスの男子が家庭科↓
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721
日曜日の夜私の元に来たｽﾅのメッセージでどん底まで叩き落とされた。
『🌷ちゃんと付き合うことになった！』私の目からは涙が溢れて止まらなかった。
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14
687
#夜の819プラス
#819
プラス ｽﾅ
吸血鬼パロｽﾅ
吸血鬼、って人の空想の中のもんやって思ってた。やから、目の前で見た時は考えが追いつかんかった。
「吸血鬼？」「そ、なんか最近噂なっとんねん」友達に言われた単語は、いまいちピンとこないものやった。「なんそれ、都市伝説みたいな？」↓
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680
「黒幕は別におる」ｵｻﾑの言葉に頷く。「とりあえず、俺らで一旦聞いてみる。🌸は待っといてくれ」私は頷いて、その日はそのまま帰宅した。🌷ちゃんのことを想いながら眠りについた。
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聞こえてきたけど、聞こえないふりをして。クラスで人望があるのは、🥀ちゃんの方で。それならこの後どうなるかなんてもう分かりきってた。｢泣いて人のせいにする女｣そんなレッテルが貼られた私の居場所は、簡単になくなっていた。
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も連絡をとっていないけど『🌸、お前諦めんなよ』最後に意味深なことを言って去っていった姿は今でも鮮明に思い出される。あれがどういう意味だったか、私にはわかってない。「🚹がさ、教えてくれたんだよ色々」ｽﾅはゆっくりと話し始めた。
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情けなさすぎる。
「ちょ、🌸さん。また何かあった？」🌸さんに駆け寄ると、🌸さんは泣きながら俺を見る。もう絶対にこんな泣かせへん、俺が守る。
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589
🥀ちゃんを慰めながら教室を出ていった。私は、また1人で震えて泣くことしか出来なかった。彼が手を差し伸べてくれるまでは。
｢ちょ、🌸さん。また何かあった？｣目の前にいたのは、私の好きな人だった。
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579
#819
プラス ｽﾅ
高校時代、ｽﾅのことが好きだった🌸。ｽﾅと無事付き合えて幸せいっぱいだった、けど親の都合で転勤が決まってそれをｽﾅに言おうとしたらｽﾅが自分のストーカーでやばいヤンデレだったこと知っちゃって怖くて何も言わずに引っ越すけど大人になって再会。↓
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9
541
#819
プラス ｱﾂﾑ
ちみけもに出会いました
「おお、これが噂の、」「そー！親戚のおばさんが押し付けてきたんやけど、親がうちでは飼えん言うから🌸が引き受けてくれて助かるわ〜」私は小さな命をまじまじと見て、友達の言葉にこくこく頷く。むしろこんな可愛ええ子私が貰ってええんか。↓
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あれから何年やろ、5年？わからん。家に届いたハガキを見て出席に丸をつける。｢粘り勝ちやね、ｱﾂﾑくん｣誰に聞こえるわけでもなく、私の呟きは部屋に消えてった。
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8
438
#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｲﾜｲｽﾞﾐ
恋愛が怖い女の子の話③
「ｲﾜｲｽﾞﾐくん、なんで」「なんでじゃねーだろ！いきなり走って逃げてくから追いかけてきたんだよ！」なんで、そんなわざわざ追いかけて来てくれたの。なんで、「あの写真、ほんとに🌸なんか」私はこく、と頷いた。何を言わ↓
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その日先生に呼び出され、違うと必死に弁明したけど先生は「こんなことするな」だけ言って私を職員室から出した。何も分からずボロボロ泣く私の視界に映ったのは楽しそうに笑う🌷ちゃんとｱﾂﾑやった、心がバキッと折れる音がした。
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学校に通っている。🌸は、証拠を集めてくれた彼に感謝した、その彼に協力を仰いでくれたｷﾞﾝにも。
🥀の動画は全て、その彼が撮ってくれたものだった、そしてそれを全部イ〇スタにあげた。後は簡単みんなが勝手に見て勝手に共有してくれれば、🥀のやってきたことが全てバレたのだ。
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405
#819
プラス ｸﾆﾐ
片思いの相手と花火行く話
ｸﾆﾐくんは、ちょっとよく分からないところがある。静かめで、どこか無気力で、そんな彼がバレー部なのを聞いたときは、少し違和感を覚えた。でも、試合を見た時にそんな考え消えた。あんな真剣な表情するんだって胸が跳ねた。「ｸﾆﾐ、くん」↓
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407
#819
マイナス▶︎
#819
プラス ｱﾂﾑ
ほんまはずっと言わなあかんて思っとった、けど中々言えんかった。やって、あんな頑張って好きになってもらおうと努力してる子になんて言うたらええねん。
ことの始まりは俺が練習を見に来いって言うてもうたからやった、🌸は練習を見に来てｷﾀさんに惚れた。
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398
それでも、頼られて守れるんやったらそれでええわって思ってた。やから、びっくりしてもうて、」なんや、それ。「ほんまに、好きなん、？」ｷﾀくんとは思えないほどの自信のなさに私は驚く。「うん、好き」「俺も、めっちゃ好きや、」「また泣きよる！！！！」私は、やっと前に進めた。
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374
「触んなっ！」思わず腕を振り払う、彼は驚いた顔をしていた。「あんたなんか嫌いやねん、話しかけんな、」我ながら最悪やと思う、でもそれくらい嫌いや。“ｷﾀｼﾝｽｹ”二度と会いたくなかった、相手の名前。私がずっと大嫌いな人。あの日から。
↓
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りたくない、嫌いやと思った。
高校生になり、彼がいるのを見た。思わず歯ぎしりをして、彼の視界に映らないようにした。この学校が人数多い学校でよかった、心底そう思った。幸い、1、2年はクラスが違ったから関わることもなくて安心してた。なのに、3年生になって、同じクラスになってしまった。↓
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ホームルームの自己紹介で声が震えた。友達にどうしたのかと聞かれたけど、なんでもないと誤魔化した。けど、その後案の定話しかけてきた。「🌸、久しぶり。高校同じやったんやな。」どの面下げて話しかけてきとるんやと舌打ちしそうになる。「そうやけど、何の用」「小学校の時いきなり転校してった↓
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1人水道でハンカチを濡らし、頬に当てる。少し痛い。頬以外も、身体中が痛い。「逆戻り、やな」過去のことを忘れてｷﾀくんになんでもない顔で話せばよかったのだろうか、ｷﾀくんへの苛立ちを見て見ぬふりして大人になれば良かったのだろうか。今更考えたところで、あいつらは私への↓
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嫌がらせはエスカレートしていった。ものがなくなる、壊されるなんて当たり前になりだしてきて、陰口だって聞こえるように言われとる。「🌸、あんたほんまに大丈夫？そろそろｷﾀくんにこのこと言おうや、」「言うても仕方なく無い？あの人自分のせいなんて絶対思わんし。」半ば諦めやった、↓
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から、気にしとったんや」小学校の時のことを持ち出されると吐き気がする。なんやねんこいつ。「別にあんたに関係ないやろ」私はそう言って去ろうとすると、腕を掴んできた。「っ、」「なあ、俺なんかしたか」なんかした？あんたの言葉に私がどれだけ苦しめられたか、わかっとらんくせに。↓
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306
ｷﾀくんのことを嫌ってるか知らないから、陰口叩かれるわ廊下でわざとぶつかられるわで散々やった。それでも、ｷﾀくんのことは嫌いなままで。むしろどんどん嫌になっていっとった、ｷﾀくんが関わってこなければこんなことにはって考えてもうてた。その考えが、きっと良くなかったんやと思う。↓
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そんで、そのｷﾀくんを何度も突っぱねてるところを見られたせいで密かにモテるｷﾀくんのファンに陰口を叩かれるようになった。最悪、やっと平穏な生活を手に入れたのに、それを全部崩しよった。幸い友達は私の過去を唯一知っているため、味方でいてくれたけど。その子以外は私がなんで↓
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わかった口ばっかききよって、私には私なりにちゃんとあいつを嫌いになった理由があんのに。「あんたらに関係ないやろ」「ほら、そういうとこ」「まじできもい」そいつらは目配せすると、私に寄ってきた。その後は、まあ予想通りって感じやった。↓
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嫌いやなかった。むしろ尊敬してたと思う、けどそんなこともう覚えてない。「謝らんでええよ、関わりたくない」「、どうしたらええ。」「どうもせんでええ、私に関わらんでくれたらそれでええよ」「俺は、🌸とあの時みたいに話したい」私はキッと睨んで「私に言うたことも忘れてるやつと↓
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295
「なんでまだ話しかけてくんの」あんなことがあったというのに普通に話しかけてくるその神経を疑ってまう。なんやほんまにこいつ。「何かしたんやったら謝りたい、悪いことしたのに謝らんのは嫌や」こういうとこ、嫌いやわほんま。ちゃんとやんねんって昔から言うてた、最初は別にそんな↓
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話す気なんかない」それだけ言ってまたｷﾀくんを置いてった。
3年になってｷﾀくんとクラスが同じになってから、全部変わってしまった。私の平穏な高校生活が、ｷﾀくんのせいで変わった。まずはもう関わりたくないと思ってたｷﾀくんがめっちゃ話しかけてくる、これだけでも嫌や。↓
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「そんなに他の女がええなら、そっちいってくれる？もうあんたのその自分勝手に付き合うんうんざりやわ。」ｱﾂﾑは目を見開く。「ま、それどういう、」にっこり笑ってｱﾂﾑに言う。「別れよっか」顔面蒼白になるｱﾂﾑを放ってｷﾞﾝに「お昼食べに行こ」という。ｷﾞﾝはちらちらｱﾂﾑを見るけど↓
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294
こんなことしてくるヤツらへの、諦め。あの時と同じやもん。『しねよ』『学校来んな』あの時言われた言葉が頭の中で反芻される。「私も、悪いんかなあ」ぽつりと呟いた言葉は誰もいない部屋に消えていった。そんなある日、1人の女子に呼び出された。🌷、やっけなたしか。あんま覚えてないけど。↓
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1人に呼び出されたはずなのに数人いるのはなぜなのか、それが分からないほど私は純粋でも鈍感でもない。私の事苦しめる為だけに集まったんやろな。「あんたさあ、自分がなんでこうなっとるかわかっとるやろ？」「ｷﾀくんなんであんたみたいな性悪に話しかけるんやろな、可哀想」↓
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苦しめられとったんに」嫌味ったらしく言うと、ｷﾀくんは「ちゃう、言うたことは、覚えとった。ただ、それがそんなに傷つけることになるなんて、思っとらんかった、」すごく、申し訳なさそうにするｷﾀくんを見て私はなんて言うたらいいかわからんかった。「傷つくに、決まっとるやん」ｷﾀくんは、↓
1
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279
が圧をかけてくるせいで白状する羽目になった。「嫌がらせ、されてるんでその子らにやられました」私が言うと保健室の先生はわなわなと震えて「何年何組のどいつじゃあ！！」と見た事ない鬼の形相になっとった、先生こっっっわ。とりあえず私はこの子らです、って女子の名前を上げて言った。↓
1
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また来るから｣とにこやかに笑って｢じゃあ、またね🌸さん、ﾁﾐｽﾅ。｣と言って走っていった。私は、ﾁﾐｽﾅに向けたｽﾅくんの笑顔が忘れられなかった。意識もしてなかった彼に、ときめいてしまった。そんな彼とﾁﾐｽﾅをきっかけに距離が近づくのは、また別の話。
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くる。言うまでこれ許してくれんやつかな。私はため息をつくと「わかったわ」と言って、私がｷﾀくんを嫌いな理由を全部話した。ｷﾀくんは、聞けば聞くほどダメージを負っとる気がした。
「これが、あんたのこと嫌いな理由」「、そう、か」「なに、忘れとったん？信じられへん、こっちはその言葉に↓
1
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276
ように話し、相手側の親は一方的に私を責めたてた。形だけの謝罪をし、帰りの車でお母さんは私を抱き締めて『気づけなくてごめんね、あんたは悪くないよ、』そう言ってくれた。親の前で、私はわんわん泣いた。もう学校に行きたくないことも、本当はもう死にたくなってたことも打ち明けると親はすぐに↓
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275
転校の方向で話を進めてくれ、その日私はその学校に来るのは最後となった。私が、ｷﾀくんを嫌いな理由はこう、子どもっぽいだろうか。それでも、あの時もしかしたら味方してくれるかもしれない、そう思っていた人から告げられた追い討ちはあまりにも苦しかった。もう二度と関わりたくない、そう強く↓
1
0
273
「どいうことや、」と聞いてくる。私はｷﾀくんが嫌に関わってくるせいでそれを突っぱねてるせいで私がｷﾀくんのファンに睨まれとることを言うた。横見たらなんかキレとった、怖いねんみんな。落ち着けや。「俺のせいで、すまん」「別に、どうでもええし」ｷﾀくんは申し訳なさそうにしとる、↓
1
0
271
「🌸さん、休んでていいわよ職員会議にかけるから」めっちゃキレとらん？あんなキレんのあの先生。てか置いてかんで、ｷﾀくんと2人とかなんの嫌がらせやふざけんな。ため息をつくとｷﾀくんが「なんで、そんな目におうとるん」「あんたのせいやし」私の言葉に目をぱちくりと瞬かせ↓
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身長それなりにある男が縮こまっとるんなんか面白いな。まあ嫌いやけど。と私が思っとるとｷﾀくんは「なあ、なんで俺の事そんなに嫌いなんか教えて欲しい」「、いる？その話」「いる、小学生の時までは俺仲良いと思ってたんやけど」「、せやね仲良かったと思うで？」ｷﾀくんはじっと私を見つめて↓
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出したあかんやろ』ずし、と私にのしかかってきた言葉は重たかった。『やり返すにしてもやり方があったんちゃうん、お母さんにも相談せんで、勝手に限界きてやり返して怪我さすんはちゃうやろ』そうやな、ｷﾀくんの言ってることは私正しかったと思うよ。先に親に相談もせずに、1人で勝手に抱えて↓
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264
限界になって、やり返して、馬鹿かもね。『🌸も悪いんちゃう』私の中でｷﾀくんの言葉が、今までのどの暴言よりも痛くて吐きそうだった。私はｷﾀくんに放心状態で職員室に連れていかれた。その後は、酷いものだった。私のせいで両親が頭を下げることになり、学校側はまるで私へのいじめはなかった↓
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264
たくもなかった。せやのに、今こうなってる。逆戻りやんか、最悪や。そんで、何で私はｷﾀくんに保健室に連れてこられなあかんねん。
「これくらい、別に平気やねんけど」「平気ちゃうやろ、明らか赤なっとるやんか」保健室で先生にどうしたのこれ！？って言われて言うか悩んだ。けど、隣でｷﾀくん↓
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なんて意味のわからないことを言われて、私のいじめはなくならなかった。親に相談はしたくなくて、1人で泣きながら耐えるしか無かった。謝れば大丈夫なんて、そんなわけないのに。そんなん、とっくに試しとる。何回も謝ったけどあの子は関係ないって言うとった。私をいじめるのが楽しい、↓
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思って転校してあれから7年。再会してしまったのは、なんの因果なんかわからんな。私のこの話を知ってる友達は、転校先の小学校で仲良くなった子。当初人間不信だった私を助けてくれた子や。その子にしか、このことは言ってない。言いたくなかったんや、いじめられてたことなんて。もう、いじめられ↓
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やんのに🌸はあかんのか。｣ほんとに呆れるわ、まあでもｱﾂﾑは好き勝手するんやろ？なら私もええやん。ｱﾂﾑの方なんて見ずにｷﾞﾝと話し続けた、でも思ったよりｱﾂﾑは耐えれんかったみたいで昼休みお弁当食べようとｷﾞﾝを誘うとｱﾂﾑが私のとこにずんずんと歩いてきた。↓
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「そ、やめて言うてもやめてくれへんどころかさ、めんどくさいって言われてもうたわ」ｷﾞﾝはぎょっとして「え、そんなこと言うたんあいつ。がち？」首を縦に振れば引いてるｷﾞﾝ。「彼女にそんなこと言うとかないわ、、しかもあいつ🥀との距離とか特にやばいしな」↓
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向ける。🥀は私を睨んでくるけど、どうでもええわ。「ｱﾂﾑは好き勝手するけど私はあかんってこと？それって結構自己中なこと言うてる自覚ある？」ｱﾂﾑは何も言えず口ごもる。「私そんなんやってられへんわ、彼女として割と当たり前なことお願いしたつもりやけど他の女と比べられてさ」↓
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拭っていると、そこにｷﾀくんがきた。ｷﾀくんは、隣のクラスでいじめのことを知ってるのか知っていないのか微妙だった。けど去年同じクラスで、少しは遊んだことがあって仲はよかったｷﾀくんの顔を見てその時は安心した。けど、ｷﾀくんが私に話を聞いてきて出てきた言葉は『何があっても手は↓
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なかったけど、血が出てた。それだけで小学生なんて大騒ぎで。その瞬間、今までとは比べ物にならないくらいの暴言をみんなに浴びせられて私は逃げ出した。校舎の裏で1人震えながら泣いとった、私が怪我してもみんな味方してくれへんのに。なんで、私のときだけ。ぼろぼろと止まらない涙を↓
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「なあおかしいやろ！」ｱﾂﾑの怒号にクラスの子達はぎょっとする、ｷﾞﾝも同じ。私だけが冷静やった。「距離なんなんそれ、明らか近なっとるやん、！」ｱﾂﾑは私の腕を掴む。前までの私なら申し訳なく思ったやろうな、けど今の私は冷えきっててｱﾂﾑの腕を振り払う。「ｱﾂﾑが好き勝手↓
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そう言っとった。どうしたらええんか、わからんくてでも、もう痛いのも苦しいのも嫌やった。毎日投げつけられる暴言も、気まぐれに身体を痛めつけられるのも全部、全部、全部、限界が来たんや。私は、とうとうその子にやり返してもうた。その結果その子は大きな怪我を負った。別に入院レベルとかでも↓
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1つも気づいてない。🥀はあんたのこと友達なんて思ってないよ、男としてみてる、狙ってる。やから私への嫌がらせがすごいのに、気づかんかもんな。すごいわ。物がなくなろうと、嫌がらせの手紙が来ようと何度も隠してｱﾂﾑにバレんようにしてた私も悪いけどな。でも、気づいて欲しかった↓
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「そーなんよねーけど、🥀やったらそんなこと言わへんとまで言われてん。やってられへんやろ。」「それはキレるわな、、、」ｷﾞﾝはほとほと呆れてる。ｱﾂﾑが登校してくるとｷﾞﾝと私の距離を見て何か感じ取ったのか不機嫌そうな顔をしている。「ｱﾂﾑの顔見た？」「見た見た、あいつ自分は↓
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守って欲しかった。🥀のことはねのけて私が1番って言うて欲しかった。でももうええわ、ｱﾂﾑが好き勝手するなら私もそうさせてもらうわ。
次の日から私はｱﾂﾑ以外の男子と距離近く話すようになった。まあ元々ｱﾂﾑと付き合ってから距離考えてただけやし付き合う前に戻っただけ。↓
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