yudai
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どうせ 別れるはずなのに
なぜ 一緒にいたいと
思ってしまうの
明日のことなど
わからないくせに
それでも こんな 夏の日
同じ 海の風を 浴びていたくて
昨夜の シャンプーの残り香が
二人の髪に 残っているように
やがて サヨナラする 未来でも
それでも あなたと
0
69
318
まるで 夜を泳ぐ 空飛ぶクジラ
そんな 飛行船に乗って
君が 消えてしまう前に
歩道橋の上から 愛を 叫ぶから
遠い星に行っても 忘れないでいて
0
318
1K
泣きたくなるような
儚い 想い出を
日記帳の 裏表紙にして
何度も 読み返しては 閉じてきた
その度、胸を締め付ける。
ただ 春を告げるのは 空欄に咲く
君がくれた 桜色の シール
0
295
1K
儚げに
過去を 振り返る
その 横顔が
とても 好きだった
視線に気付いた 君は
僕の事 覗き込んで 微笑んでた
優しく光る
ふたつのビー玉
弾いても 弾いても
ずっと 僕を 見つめてくる
真っ直ぐで
ひび割れのない その瞳
#写真
#詩
0
313
1K
秋（きみ）は いつの間に
こんな そばまで 来ていたの
忍び足で 歩くのは
夏の余韻が 残る街
手裏剣のような 赤い葉を
まだ 懐に 隠し持って
#写真
#詩
0
293
1K
つらい出来事が
雲から はがれ落ちて
君へと 降り注ぐ 涙雨
心まで 濡らす シャワー
バスルームに流れた 雪化粧
心配しないで とても 綺麗だよ
ありのままの 君でも
0
239
987
春の夜に 浮かぶ 三日月
空を 斬りつけるように 鋭く光って
僕と君にとっては 諸刃の剣
別々の場所で 見上げていても
互いの心を 傷付けてしまうよ
「 綺麗だね 」と 眺めていた
あの頃を 思い出すたび
0
249
960
雪の降らない
あなたの部屋の
窓の外
ひとり用の 檻のなか
白い世界を 願ってる
柊の花は
まるで 雪のように
咲き積もるから
そんな あなたへ
手渡したくて
少し霞んだ
優しく広がる
藍色の空
ふたり用の景色。
0
226
952
どうしたの？ 暗い顔して
聞き役なら 得意だからさ
話すのが 苦手な そんな君は
声帯を持たない言葉 綴ってる
ただ そばにいよう
今は 耳を塞いで
0
240
949
素直になれなくて
想いを言えなくて
冬の洞窟で
虚しさがくれる
温もりに 凍えていた
「 大丈夫？ 」と
言葉の灯りを
手に持って
僕を探しに来た あなた
こんな 暗闇に
踏み込んできてくれて
「 ありがとう。 」
やっと 素直に
言える気がする
0
202
954
指切りした
あの日の 約束は
今もまだ
果たせてないけれど
このままなら
静かに降り続く
粉雪に
埋もれてしまうよ
ずっと 心の奥
白い埃を 被った化石
息を吹き返すように
あなたと もう一度
結び合えたらいい
0
200
935
ゆっくりと 反転させて
逆さまな 今を 刻んでく 砂時計
穏やかな 春の日を
何度だって 過ごしていたいから
粉微塵にして 詰めた サクラの砂
また 反転させては こぼれ落ちる
君との 永遠を 願って
0
255
926
宛先は 、きみのこころ。
遠回りして 回り道して
それでも 届いてくれたらいい
ずっと 掛け違えてた ボタン
赤い封蝋にして もう一度
0
234
928
今まで 一度も
願いが 叶わなかった 君は
流れ星が 煌めく瞬間に
ただ 違う方向を 眺めていただけ。
見渡せる場所へ 導いてあげる
海月が泳ぐような 神秘的な夜なら
雨降る理由は どこにもないから
一瞬で消える 貴方に 聞かせたい
長い長い 夢物語が ここにある
#写真
#詩
0
274
920
貴方の心の 蒼い海を
まるで 水中散歩 するかのよう
珊瑚礁の陰で ふと 見つけたもの
それは 、恋しさと 寂しさでした 。
息継ぎなんか しなくてもいい
このまま 寄り添っていよう
やがて 深紅のボートが 迎えに来る
それに乗って どこまででも 行こう
#写真
#詩
0
240
862
永い 冬眠から
目が覚めて
最初に あなたが
眺めた 景色は
藍色の空と 雪の街。
ずっと ずっと ずっと
窓の外
願い続けてた..
雪の降らない
こんな 世界で
一面に 敷き詰めた
柊の花
それは まるで
雪のように
咲き積もるから
0
215
860
白い観覧車から
見下ろすのは
雪帽子を
目深に被った 街並
そんな 隠れた表情の
何処かに
淋しさで 埋もれて���
君がいるなら
その場所は きっと. .
僕だけに見せる 泣き顔
駆け寄って
手編みのマフラーのような
温かい言葉を
渡したい
#写真
#詩
0
223
862
姿見に映る ありのままの 自分は
うつむいていて どこか寂しそう
割って入ってくる
ふざけた振りした 君は
鏡の中の僕を
元気づけようと してくれてるのかな
反射しない 光のような
僕だけに 差し込む 優しさで
#写真
#詩
0
221
839
誰にも 見られたくない
涙を流すとき
突然の夕立が
降ればいいと 願う
だけど 僕がいる場所は
駅のホーム 騒がしいBGM
雫ひとつ
こぼさせてもくれずに
舞う 春風は
まだ少し 冷たく感じて
階段を上がってくる
笑顔の君
曇り空を
慌てて 拭き取るように
僕は 君に
手を振る
#写真
#詩
0
206
843
机の中 押し込んだ けれど
閉じて すぐ 鍵をかけたけれど
胸の奥 複写して 離れない
きっと 返事は もう来ない
「 元気でね ありがとう... 」
また 読み返す 君からの手紙
0
226
832
海に 漂う
空瓶に詰めた 手紙のように
ゆっくりと この想い 流れてる
どうか 誰も 拾わないでください
君という 浜辺に
たどり着くまで
0
214
837
過去と未来を
行き来してる 君なら
これから起こる悲劇の 開花する場所
きっと 知ってる
雄しべと雌しべが 出逢って 別れる
その 少し前に タイムスリップして
手を離さないでと 伝えるために
0
222
808
停電して
よく見えなかった
街の賑わい
きっと 空から
雪が きらきら
舞っていたのだろう
僕は 今でも
アイマスクを かけたまま
恋は盲目と
いうのなら
喧騒に 構わず
裏通りを 駆け抜けて
あなたが 灯す
光のもとへ
0
188
798
君を 想い出してた
陽が 枯れる頃 . .
うわの空に咲いた 夕顔の表情は
僕の気持ちと 同じように
切なさで 溢れていて
投げかけた 言葉は
消える魔球のように
行方をくらますだけ
途方に暮れてゆく 朝が また来る
#写真
#詩
0
209
798
街のざわめきから
遠のいた場所に咲く 一輪の花
僕らは その花びらで 寝そべる
小さな 小さな てんとう虫
いたずらに 右往左往する
日常が もどかしくて 恨めしい
恋という 葉をかじりながら
君と 暮らしていけたらな
この想い出の景色が
無機質なビル群に 変わろうとも
#写真
#詩
0
232
801
君は いつも両手に
悲しみの箱を 抱え込んでて
その中には また
ひと回り小さな
悲しみの箱があって . .
マトリョーシカのように 。
四六時中 持ち歩いてる
そんな 重荷を連れて
どこへ行くつもり？
僕が 代わりに運ぶから
君は 安息場(ここ)で
身軽になってよ
#写真
#詩
0
203
785
まだ
めくられていない
カレンダーが
あるとするなら
それは
あなたと過ごす
これからの月日？
心の合鍵を
渡し合えた
その瞬間から。
今は 真っ白な予定
二人で 綴っていこう
お互いの悲しみに
はじめて 巡り会った
そんな 記念日も
0
181
769
恋占いが 散ったとしても
竜巻みたいな 渦を巻いて
君の未来に また 春は 吹き荒れる
その 風のなか 薫る
焼きたての 運命の匂い
今度こそ 香ばしい予感よ 当たれ
新たなる幸せへの ファンファーレ
0
238
747
束の間の 陽光に包まれて
ほんの一瞬 ほんの一瞬だけ
心は 笑顔になった
また貴方は 雲に 隠れてしまう
微笑みは 日陰に 覆われてゆく
春空は パントマイムで
季節の 変わり目を告げる
確かな言葉で 伝えないのは
寂しい想いを させたくないから
君と 眺めてた
優しい 身振り手振りを
#写真
#詩
0
222
751
遠く離れた その日から
コレクションしてた 切手も
いつからか 途絶えていた
たぶん きっと 大人になったんだね
優しいさようならを 貼り付けて
0
198
739
アオイハルは もう
深い 記憶の中で
静かに泳ぐ 回遊魚
たまに君が にこっと 笑うと
それに釣られて 飛び出してくる
水面に映った 虚像だと
気付いて 落ち込んで
また バケツの中へ ダイビング
0
201
726
雨の日でも 笑顔でいれば
なんか 良いことありそう
霧のかかる ぼやけた明日が
もっと鮮明に 見えるように
紫陽花から こぼれ落ちた
光り輝く ひと雫を
目薬のように
君のひたむきな その瞳に
0
218
781
シャム猫のような
上品な欠伸を ひとつ ふたつ
雲の上に住む 貴方は
もしかして 神様でしょうか
エレガントな 秋風のなか
幸せ柄の毱と 戯れる時間を
取り上げるつもりはないから
僕の願いを 叶えて欲しいのです
「 君に 笑顔が 戻りますように. . 」
#写真
#詩
0
208
732
シアワセの花言葉が 散ったとしても
また その場所に
希望の種を 植えレばいい
根を生やして ソラへ 向かって
やがて また 芽が出る日まで..
その瞬間を 君と 祝えたら
ドんな絶望も ��の音を 止めるだろう
0
220
727
やがて訪れる 明日を
どうやって 生きてけばいい
レイトショーが終わっても
胸を締め付ける不安は
消えてくれなくて
コウモリのように 宙吊りのまま
天井にぶら下がってる
目を瞑れば 眠りに就くのに
また君に会えるのに
そんな想いが
咬みついて離れない
桜は綺麗に 咲いているのに
#写真
#詩
0
182
718
何度 巻き戻しても
あの頃の時間で
鳴り止む オルゴール
それは 君と
離ればなれになった
譜面 ( ページ )
君の優しさと
僕の優しさで 動いていた
二輪の歯車は
いつの間にか 狂ってしまったね
もう一度だけ..
あと一度だけ..
そう願い続けて
また 思い出のねじを
巻き戻してる
0
159
716
飛び出す絵本から
転げ落ちた 太陽を
日が暮れるまで
探してた
「まだ 見つからない..」と
悲しんでる 君を
うしろから そっと
影法師が 見守ってる
いつも そばにいて
君のこと 見てたよ
夕闇が 隠した
君のさがしもの
明日こそ 見つかるといいね
そう 祈ってる
0
144
709
君と 出逢った あの日
穏やかな時間 から 産まれた
優しさという 卵は
そのぬくもりを 確かめる度
二人の体温で 育っていった
いつか 孵化しても
白昼夢の 羽根を広げて
飛んで行かないでほしい . .
1LDKの鳥かごで
この先も 末永く
寄り添っていよう
#写真
#詩
0
194
706
秋桜の 花言葉に
如雨露で 水をやる
その姿に
心 打たれます
毎日 毎日
誰かを想って
いつしか 枯れる日が
来るだろうけど
しぼんだ その花でも
ちゃんと 伝わってる
きっと 咲いてる
あなたの 心室
左胸の 花壇に
0
165
687
あと もう少しで
銀杏が実る
この並木道を
よく 君と
手を繋いで 歩いたね..
思い出は
あざやかな 七色から
時を枯らした セピアへ
まるで 木々の一生のように。
持て余した 左手は
今は ポケットの中
大切だった 温もり
握りしめてる
0
159
693
それは きっと
雨模様の手紙 。
伝書鳩のように
遠い街の風が 運んできては
悲しい知らせを 告げて 飛び去る
せめて一言、話しをしたかったな . .
そんな 心残りを 書き留めて
また 空を見つめてた
君に募る 想いは
渡り鳥になって
この大海原を 羽ばたいていく
#写真
#詩
0
183
683
他の人とは
一線を 画すように
君の心にだけ
マーカーを付けて
贔屓してしまう
僕がいる
ずっと 貝殻に
閉じこもってた
恋に 臆病な感情が
強火の情熱によって
今 その口を
開こうとしている
蛍光色で
塗り潰したような
誰よりも
光輝く 、存在 。
#写真
#詩
0
192
685
行き先なんて
どこでもいいのさ
君が となりに
いてくれるなら
歩んできた 帰路
その 停留所に
不幸せな 結末が
待っていたとしても
ただ 一緒に
涙を流せばいい
思いっきり 悔やめばいい
そして、一日の終わり。
君の瞳に映る
小さな���陽を
見つめていよう
0
147
685
あなたの
その手のひらに
パラシュートを
広げながら 舞い降りる
冬の天使たち
ほんの僅かな
時間しかないけれど
小さな 微笑みで
見つめ返してくれたよね
「 もう少しだけ そこにいて.. 」
そんな願いは 叶うのかな
微熱、という悪魔が
触れて 溶かして
消し去ってしまう前に
0
188
684
不思議と
君になら
どんな事でも 話せた
オブラートに 包まなくても
二人の背景に
溶けていく 本音
彩りよく 馴染んで
もう脚色なんて
いらないくらいに
どんなに 憂鬱なテーマも
心弾む議題に
変わってゆくよ
もっと そばにきて
声を聞かせて
0
173
685
君と 唄おう
ちぐはぐでも
でこぼこでも
なんて事のない
ありきたりな メロディ
主旋律の 群れから外れて
迷子になっても
僕がきっと 見つけ出す
茜空に 舞う鳥は
秋の合唱曲を 奏でてる
その輪のなかに
この世界の悲鳴も
入れてくれませんか？
共に 唄おう
0
164
677
紅涙の池に 浮かぶ
二人の写真なら
君の その笑顔
憂いで 濡れたみたいに..
例えるなら
懐中時計に 忍ばせた
たったひとつの メモリー
ずっと この胸に
刻んでる
どんな 悲しみが
押し寄せても
もう 後悔しないように
この記憶だけは
消さないで
0
156
685
何度目だろう..
曇り色した
この寒空を
見上げるのは
寂しくなった時の
儚げな ルーティン
頬を伝う涙が
枕を濡らす途中で
氷柱（つらら）になる
この 冷たい世界で
悲しみを 溶かすのは
あなたの体温
0
159
680
名前を知りたくて
その後ろ姿を 呼び止めた
ニ倍速で自転する 地球の騒音に
掻き消されてしまうから
出来るだけ 大きな声で
ひとりぼっちになると
この胸が 切なくて 苦しくて 痛い
君の事 思い出して
だけど 月までの距離のように
僕の少し前 歩いてる こんな感情の
その 名前を . .
0
173
638
あんなに
頬を染めて
赤らんでいた 季節は
もう 恥ずかしがる
素振りすら 忘れて。
もう 愛の言葉も
きっと 伝わらない
枯れ葉のように
降り積もる 儚さを
そこへ 落ちてきた
ほうき星が
蹴散らしてゆく
風に乗って どこへ行くの
空を見上げてる
秋の終わり
0
149
640
雨上がりの 細長い 桜の葉を
すべり台のようにして
無数の涙は 流れていった
ピアノの鍵盤のような
横断歩道に 叩きつけられて
鳴らすメロディは 春の音
君の悲しみは きっと 報われる
0
200
644
針の壊れた 羅針盤のような
目まぐるしい 毎日に
優しい貴方は
ひと時のチャイムを
鳴らしてくれた
ゆっくり 静かに 夜の風を浴びたなら
さて どんな時間を 過ごそうか
僕だけの 君だけの
街の放課後
0
157
644
レモンピールの効いた
甘酸っぱい 春物語
残酷な 別れを 繰り返してきたのは
そう 君に めぐり逢うため
何重もの 化けの皮
ピーラーで 剥いだとしても
それさえも 好きでいられる
やっと そう思える ひとに
0
182
621
今日も綴る
日陰色の
絵日記。
悲しみに沈む 太陽
寂しげな 風の音
鼠色した 雨雲
うずくまる 猫
そのなかで生きる
君という 花
空を見上げる
向日葵
4
161
630