【読売新聞】　東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） で、堂に籠もる１１人の僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ） 」が、昼の食事後、鳥獣に食べ物を分け与える「 生飯 （ さば ） 投げ」を行っている。 　練行衆の正式な食事は毎

【読売新聞】春日大社（奈良市）から移築された「春日移し」と呼ばれる建造物が、奈良から遠く離れた総本山善通寺（香川県善通寺市）にあることがわかった。同大社には、建て替えの際に古い社殿を社寺などに譲る慣習があり、再利用された社殿は奈良を

【読売新聞】　奈良市の世界遺産・春日大社に、「神の使い」として尊ばれる鹿の姿を表したブロンズ製の「 神鹿 （ しんろく ） 像」が設置され、１６日に除幕式が行われた。 　像は高さ３メートルで神を象徴する鏡やサカキを背に乗せている。同

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）で７日、８日からの本行後半で本尊となる「 小観音 （ こがんのん ） 」を、 礼堂 （ らいどう ） に運び出して供養する「小観音 出御 （ しゅつぎょ ）

【読売新聞】　奈良市の春日大社で８日、今年１年無事に舞楽が奉納できることを祈る伝統行事「舞楽 始 （ はじめ ） 式」があった。新年の 干支 （ えと ） 「 辰 （ たつ ） 」にちなみ、竜をかたどった面をかぶって舞う「 蘭陵王

【読売新聞】　奈良市の春日大社で３日、国家の安泰や神楽の上達を祈る「 神楽始式 （ かぐらはじめしき ） 」が営まれた。一般公開されるのは２０２０年以来、４年ぶり。１年でこの日だけ奉納される秘曲「神おろし」など２曲を 巫女 （ みこ

【読売新聞】山下知事が事業を見直した五條市の「大規模広域防災拠点」の整備計画について、県は１９日夜、同市内で地元住民らを対象に、初めて公開で説明会を開いた。知事も初出席し、予定地に太陽光発送電施設（メガソーラー）を設置すると説明した

【読売新聞】　奈良県明日香村の飛鳥池遺跡（７世紀後半）で、古代の仮面舞踊劇「 伎楽 （ ぎがく ） 」に使用する面の一つ「 酔胡王 （ すいこおう ） 」を描いたとみられる木簡が出土していたことがわかった。日本書紀には７世紀前半に朝

【読売新聞】　奈良市の春日大社で２日、今年初めて米や酒を供える「 日供始式 （ にっくはじめしき ） 」と、興福寺の僧侶の「社参式」が行われた。神職による祝詞の奏上に続いて、僧侶が神前で経を上げ、国民の安寧を祈った。 藤原氏の氏神で

【読売新聞】奈良市の唐招提寺で１５日、経本を扇のように広げながら、経を唱えて無病息災や家内安全を祈る「大般若転読法要」が営まれた＝写真＝。 　 玄奘 （ げんじょう ） 三蔵がインドから持ち帰って翻訳した１３００巻余りの経のうち、６

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）で、心身を清める前行「 試別火 （ ころべっか ） 」に入っている僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ） 」が２６日、参籠しない僧侶に行中の後事を託す「 暇

【読売新聞】　２０年に１度の大改修「 式年造替 （ しきねんぞうたい ） 」が昨年行われた春日大社（奈良市）の摂社・若宮神社で２８日、正遷宮（本殿 遷座 （ せんざ ） 祭）から１年になるのに合わせ、祭典「春日若宮正遷宮一年感謝・平

【読売新聞】　天平時代の宝物約９０００件を収める奈良市の正倉院で７日、年に１度、勅封を解いて宝庫の扉を開ける「開封の儀」が行われた。 　宝物のうち、聖武天皇の遺愛品で胴部が円盤形の弦楽器「 螺鈿紫檀阮咸 （ らでんしたんのげんかん

【読売新聞】県が一時中断していた陸上自衛隊駐屯地の誘致を目指し、国に要望書を提出したことが１８日、わかった。１月の能登半島地震の発生を受け、防災力向上のため誘致を再開したという。 駐屯地の誘致は２００７年頃から、県が五條市の県有地を

【読売新聞】　節分の３日、世界遺産の春日大社（奈良市）で、約３０００基の灯籠に明かりをともして無病息災や家内安全を祈る「節分 万燈籠 （ まんとうろう ） 」が営まれた。 灯籠は平安時代末期以降に、貴族や庶民らが寄進したもので、節分

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）で参籠する僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ） 」が２８日、ツバキの生木に造花を取りつける「花付け」を行った。３月１日からの本行で、本尊・十一面観音 菩薩

【読売新聞】当時の「ばっくれ」　古文書に 奈良市の奈良国立博物館で開催中の「第７５回正倉院展」（特別協力・読売新聞社）では、天平の至宝が老若男女をひきつけている。小説の出版などで活躍する奈良のご当地インフルエンサー「あをにまる」さん

【読売新聞】　奈良市の春日大社で３日、日本の精神文化や伝統を学ぶ「いのちと心の講座」（読売新聞社後援）が開かれた。中野和正 権禰宜 （ ごんねぎ ） が、「春日の 磐座 （ いわくら ） 」をテーマに境内に点在する名石について解説し

【読売新聞】　奈良市の春日大社境内にある 萬葉 （ まんよう ） 植物園で、植物の説明や詠まれた歌の意訳を記した解説板がお目見えした。日本語の読めない外国人観光客らにも楽しんでもらえるよう、植物が古代にどのように使われたのかを示すピ

【読売新聞】　奈良市の奈良公園のシカが、紀伊半島の他の地域に生息するシカにはない独自の遺伝子型を持つことを、シカの研究に取り組む福島大、奈良教育大、山形大のチームが突き止めた。１４００年くらい前に周辺のシカから分かれ、集団内で繁殖し

【読売新聞】　日本人が大切にしてきた精神文化や伝統を学ぶ「いのちと心の講座」（読売新聞社後援）が２１日、奈良市の春日大社で開かれた。 花山院弘匡 （ かさんのいんひろただ ） 宮司が「春日龍神の世界」と題して語り、約１００人が聴き入

【読売新聞】　奈良市の春日大社で２８日、本殿近くにある樹齢約８００年の神木・大杉（高さ約２５メートル）のしめ縄が新年に向けてかけ替えられた。 しめ縄は長さ約８メートル、太さ１５センチ。春日大社に奉仕する農家でつくる「大和士参勤春日講

【読売新聞】４～５世紀の大型前方後円墳が集中する奈良市の佐紀古墳群について、考古学の研究者２人が、古墳の詳細な形状を把握できる航空レーザー測量の調査費用をクラウドファンディング（ＣＦ）で募り、精密な立体地図を作成した。同古墳群の古墳

【読売新聞】　奈良市の世界遺産・平城宮跡で復元整備が進む「南門」の鉄骨製の覆い屋根が徐々に外され、２８日、瓦 葺 （ ぶ ） きの屋根や白壁、朱色の柱など門全体がほぼ見える状態になった。 平城宮跡は７１０年に藤原京から遷都された平城

奈良県五條市で育った漫画家・楳図かずおさん（８７）が１５日、手紙で街おこしへの協力を求めてきた市立五條東中の生徒たちを訪ね、約２００人を前に故郷への思いなどを語った。学校で話をしたのは自身初めてといい、生徒たちは〈夢授業〉に興奮した＝奈良支局　中井将一郎撮影　2023年12月17日公開

【読売新聞】　奈良市の春日大社摂社・若宮神社で１８日、昨年完了した２０年に１度の大改修「式年造替」を記念し、春日若宮おん祭の様子を描いた「春日若宮御祭図 屏風 （ びょうぶ ） 」の複製品が奉納された。１９日から若宮神社神楽殿で特別

【読売新聞】　奈良市の春日大社境内の末社・ 佐良気 （ さらけ ） 神社で商売繁盛を願って営まれる「十日えびす」（来月１０日）に向け、縁起物を授与する福娘に当日の衣装を渡す「装束 賜 （ たばり ） 式」が２２日、同大社の貴賓館であ

【読売新聞】　奈良市の薬師寺で、２５～３１日に営まれる「 修二会 （ しゅにえ ） （ 花会式 （ はなえしき ） ）」に向けた準備が山場を迎えている。本尊・薬師三尊像に供えられる造花約１６００本は、寺とゆかりのある２世帯が１年がか

奈良市の東大寺二月堂で１日、修二会（しゅにえ）（お水取り）の本行が始まり、堂に籠もる僧侶の足元を照らす「お松明（たいまつ）」の炎が舞台を駆けめぐった＝大阪動画班　海上英敏撮影　2024年3月1日公開

【読売新聞】アプリで混雑状況　■　モニターツアー　 コロナ禍が落ち着き、県内でインバウンド（訪日外国人客）を含む観光客が回復しつつある中、県は今年度から「オーバーツーリズム（観光公害）」対策に本腰を入れる。来訪者に観光スポットの混雑

【読売新聞】山下知事が表明した五條市の県有地での大規模太陽光発送電施設（メガソーラー）の整備計画が議論を呼んでいる。計画浮上までの経緯に不透明な部分があるほか、突然の計画表明に地元が激しく反発し、知事との対立が深まっている。開会中の

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）は６日未明、秘仏の本尊・十一面観音 菩薩 （ ぼさつ ） が安置された 須弥壇 （ しゅみだん ） の周りを、参籠する僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ）

【読売新聞】　奈良市の興福寺で１３日夜、一人前の僧侶となるための口頭試問「 竪義 （ りゅうぎ ） 」があり、同寺僧侶の大森俊貫さん（３５）が突破した。一夜明けた１４日、大森さんは「多くの方のおかげで満行できた感謝を胸にこれからも励

【読売新聞】　日本人が大切にしてきた精神文化や伝統を学ぶ「いのちと心の講座」（読売新聞社後援）が７日、奈良市の春日大社で開かれた。雅楽団体「南都 楽所 （ がくそ ） 」のメンバーでもある藤岡信宏 禰宜 （ ねぎ ） が「雅楽のふる

【読売新聞】　奈良時代に称徳天皇が創建したとされる奈良市の 西隆寺 （ さいりゅうじ ） 跡で、柱を据える礎石の下などに部分的に施す同時代の地盤改良「 壺地業 （ つぼじぎょう ） 」の痕跡が見つかり、奈良市教育委員会埋蔵文化財調査

【読売新聞】奈良市の春日大社で１８日、日本の精神文化や伝統を学ぶ「いのちと心の講座」（読売新聞社後援）が開かれ、奈良の鹿と人の関わりを研究する立命館大授業担当講師・東城義則さん＝写真＝が「鹿寄せの歴史と文化」をテーマに語り、約５０人

【読売新聞】　奈良時代に女帝・称徳天皇（７１８～７７０年）に重用された僧・道鏡（？～７７２年）の直筆の文書が、奈良市の奈良国立博物館で１３日まで開催中の第７５回正倉院展（読売新聞社特別協力）に出展されている。道鏡の指示に振り回された

【読売新聞】大和高田市のさざんかホールは、国内トップクラスの音楽家３人が今年度から、同ホールと継続的に関わる「レジデント・アーティスト」として活動すると発表した。文化芸術による街の活性化や子どもたちの芸術体験を深めるための事業を３年

【読売新聞】奈良市の薬師寺で、約１１０年ぶりの大規模解体修理を終えた東塔（国宝）の落慶記念コンサートが始まった。初日の８日は歌手の絢香さんが出演。境内が華やかな雰囲気に包まれた。 絢香さんは黄色のドレスに黒のガウン姿で登場。オレンジ

【読売新聞】　国の天然記念物「奈良のシカ」について、福島大、奈良教育大、山形大の研究チームが、奈良公園（奈良市）周辺のシカが特有の遺伝子型を持つ一方、１０キロ以上離れた地域の個体はこの遺伝子型をほとんど持たないとする研究結果を発表し

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）で、本行に臨む僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ） 」の１１人が２９日、前行を終えて二月堂近くの参籠宿所に移った。１日からの本行では一日を六つの「時」に分

【読売新聞】　赤やオレンジ、黄色に染まった葉で包んだ秋限定の「柿の葉すし」が人気を集めている。 奈良・吉野地方の名産で、柿の葉には殺菌効果があるとされる。「柿の葉すし山の辺」（奈良県桜井市）ではこの時期、経営者の大前英二さん（６３）

【読売新聞】　当麻寺（葛城市）の仁王門に立つ２体の仁王像のうち、蜂の営巣などで変色や汚損が進んでいた 阿形 （ あぎょう ） 像の解体修理が３月終了し、天理市のなら歴史芸術文化村で展示されている。参拝者や地元の人々から＜仁王さん＞と

【読売新聞】　奈良・東大寺二月堂の 修二会 （ しゅにえ ） （お水取り）の本行を前に、同寺の戒壇院 別火坊 （ べっかぼう ） で精進生活を送る僧侶「 練行衆 （ れんぎょうしゅう ） 」が２１日、参籠中の無事を願って境内諸堂を参