maripon
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「母は言ったわ。『微笑みなさい。そうすれば世界も微笑み返してくれる。泣いたらあなたはひとりぼっちになるわ』」
「笑顔は女の子にとって最高のお化粧」
ジェーン・バーキン、安らかに
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中村達也には一目置いている
彼が高校の卒業式の時に就職先はスターリンだからという記事を見てオッって思った
パンクバンドを渡り、その後ブランキーで活躍。解散後もフリクションのレックや布袋の目にとまる
華々しい経歴だが、欽ちゃんバンドのオーディションを受けていたのは黒歴史だと思う
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御茶ノ水の楽器屋さんであった、鮎川誠さんのイベントを思い出してる
質問ありますか？という問いかけに「黒いレスポールを触らせてもらっていいですか？」とお願いしたら「おいで！おいで！」と快く触らせて頂いた
あのやさしい笑顔が今でも忘れられない
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山口小夜子さんと灰野敬二さんの対談が面白かった
灰野さんは、Zoomの1万円くらいのリズムマシーンでショックを受けたこと、黒の色、ロックについての見解を話していた
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中学、高校で出会った音楽は自分の中ではちっとも枯れていなくて
とても危険な匂いがする…当時はそんなことを感じてた。今聴いても懐かしいという感じはなく、そこが確実に僕が世間とはズレてるところだけれども
何処からかそんな音楽が流れるととても嬉しいんだ
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あの日はとても日差しがまぶしかった
青山葬儀場につくと「いい事ばかりはありゃしない」が流れてた
泣いてた人がたくさんいた。目にいっぱい涙をためて堪えてる人も。でも、さよならと言った人はいなかった。そしてあの照れた顔が浮かんだ
「ありがとー！清志郎」の声がいっぱいだった
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大槻ケンヂさんの本を読みふと
高校時代スターリン、じゃがたら、あぶらだこのガールズトークなんて聞いた事がない
DOLLやFOOL'S MATEを読むJane Birkinな女子は何処にいるのだ
成績も良く先生や友達と楽しい高校生活…
phew、フリクション、町蔵、戸川純さんの話ができる女子が側にいて欲しかった
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ミッシェルのGirl Friendをきいてる
世界はくだらないから ぶっとんでいたいのさ
アベさんと久しぶりのセッション楽しんでますか。グレッチを弾きながら歌ってる姿をもう一度みたかった
穴のあいた男は、たぶん俺自身とチバユウスケさんはいってた。今は僕自身だと思う
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Mステでt.A.T.u.がバックレ、ミッシェルが替わりに演奏してたのをツレが当時これを見て
「なにこれ…演出じゃないんだ…あゆもノリノリじゃん…ヤバ…ミッシェル、超カッコいいじゃん！」
急遽でセットなんかなくても、ミッドナイト・クラクション・ベイビーは最高だった
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ギンギンギラギラの太陽なんですなので、神保町のミロンガにいってきたよー
そういえば、うちの近所の家の窓のところにラムネバー色の風鈴がぶら下がってて「カラカラ カラカラ カラ」と涼しい音色を奏でてる
町はいろんな「夏なんです」にあふれてる
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一緒にいて、楽しい人っていいなーと思う
最近思うのは、パンクを知りたくてパンクを聴くのではなく、自分を知りたくてパンクを聴くのではないだろうか。音楽で得た感動は垣根をこえる。楽しい人ってそうなのではと
やはり、楽しい人っていいなー、としみじみ思う
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1月最後の日曜の朝、寒さとかなしい知らせで目が覚める
パティ・スミスの「Break It Up」をきいてる。トムが「ドアーズが所属していたエレクトラと契約したい」と言い張り、エレクトラと契約した話を思い出す…さびしいね
トム･ヴァーレイン、安らかに
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神田、秋葉原から少し歩くとオフィスビルに囲まれた中に、忽然と昭和で時間が止まったかのような駄菓子屋風なラーメン屋さんがある
初めて訪れたのに懐かしい…ここは夢の通り道かもしれない
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とある人とお茶をして、レココレの話から80年代何を聴いた？の話になった
人生には特別な瞬間がある。ちっちゃいけどその人に凄く決定的な。それは後になって輝き、美しくて哀しかったりする、仄暗い場所に無造作に置かれた80年代の音楽たち…
さて、何を聴こう…ナポリタンを食べながらふと思った
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昨日新宿のレコ屋でTHE STAR CLUBがかかってた
高校時代、パンクが好きな女子に空手バカボンとスターリンを貸したら聴かせてくれたアルバムだ。卒業してから再開した時は、お互いスーツ姿だった
レコ屋に行くのはやっぱり楽しい。今日もいろんな思い出と音楽に出会えた
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僕の住んでた街は昔ながらの小さな食堂や定食屋が至る所にあった
不思議と何処の店のカレーライスやラーメンは美味しくよく足を運んだ
でも時が経つにつれ、そういうお店はなくなっていった
晴れた日の栄屋ミルクホールはいつもの佇まいでお客さんを迎えてた
じゃあね。そっと手を振った
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レコ屋で「Gimme Shelter」がながれた
ＪＫのこっわ！という声。Ｚ世代にはベトナム戦争のにおいより、黙示録的な現実世界の不穏な空気として感覚的に感じとったのかもしれない
「Midnight Rambler」のハープ。空模様は仄暗い曇天。この世界はどこまで行ったって灰色だ
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ルースターズサブスク解禁するね
たいてい誰かが泊まりに来てくれた一人暮らしの頃。みんな孤独であかるくて、どこか途方に暮れてて。昼でも仄暗い部屋でラナ・デル・レイみたく頬杖ついてた子たち
語りかけている言葉のようなルースターズ。人の孤独をきいてるみたいだった
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初めて聴いた時のことは、今でも鮮明に覚えてる
今聴いてもあの頃に一発で戻される。最高だなって。たまに聞かれることがあって教えてあげてた
やっぱり自分が好きな音楽を聴いてもらえたら嬉しいもの
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本を読んでいると安心する
外はもう暗く、窓の外は陰鬱な雨が降っている。でも本さえあれば、周囲の現実を遮断でき、知らない場所でも大丈夫─本で南米の夏の海辺を歩いている
きょうは随分遠い夏に、突然連れて行かれてしまった。仕方ないな、と、思う
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春も夏も秋も冬も、僕は珈琲をいれる
季節で珈琲は色も匂いも味も音も少しずつ違う──どの季節の珈琲もそれぞれにおいしい。ただ、秋から冬にかけてが旬と思っていて、九月か十月はその美しさにはっとする
熱めの珈琲を飲み、ぼんやりしているのは極楽なのだ
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昔の本や忌野清志郎の『使ってはいけない言葉』を読んでいると
よくわからないけれど、きっと幸せになれる、と、いわれてる気がする
なので僕はもう少しがんばってみるよ
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日本武道館でThe Street Slidersのライブ「The Street Sliders Hello!!」がついに開催される
ステージでやりたいようにしかやらない唯一無比のロックンロールバンド。久しぶりに九段下駅のあの坂をのぼる
いい天気。どこもかしこも
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僕は喫茶店が好きだ
誰かと一緒にいくのも楽しくて素晴らしいけど、行くこと自体を楽しむのは一人がいい。物語の登場人物や旅人みたいに
社会人新顔の頃、近くの狭い喫茶店でアイミティか当時珍しいチャイばかり頼んでいた
はじめてガールフレンドにふられた時に頼んだのと同じものを飲んでいる
0
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暑いですね
ギンギンギラギラの太陽なんです
モンモンモコモコの夏なんです
歌を口ずさみながら、神保町の珈琲屋にいったよー
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ノー・ニューヨークは幻のレコードだった
頭脳警察１ｓｔ、スターリンのトラッシュなど発禁、廃盤の憂き目に遭ったアルバム同様半ば諦めていたけど、御茶ノ水レンタルジャニスでやっと聴けた時は嬉しかった
好きものに囲まれてると、気持ちが落ち着く。生きててよかったと思う
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夏になると『小さな恋のメロディ』をみたくなる
学校をサボって海岸へデートするトレイシー・ハイドをみると、高校時代の夏休みに水泳部の女の子達とプールに行った事を思い出す
そういえば7月24日は『宇宙 日本 世田谷』に出会った日…バックビートにのっかって、他人の夢でも見ていたい
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数年前はフォロワーさん一桁、いいねは一つか二つぐらいだった
でも、気にしなかった。それより人のツイをみるのが楽しかったから。疲れたら休むし、投稿もきまぐれ。興味があったらほんの少し気にしてくれたらうれしいし
僕のツイートはこんな感じです。あしたもたぶん
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本屋は落ち着く
持っている本、持っていた本、何度もくり返し読んだ本、読んでいないけどよく知ってる本。なつかしい知人に囲まれてる気分
小学生のころ、外で遊びたくなくて、こっそり図書館にいた
夏はとくにしばしば。日が当たらない、ひんやりとした本の匂いにまぎれてた
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気に入った音楽にめぐり会えるって素晴らしい事だなって思う
僕は自分が好きな音楽をただ聴くだけなんです。何が流行っても、何を言われようとね
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一人暮らしの頃、週末や祝日は、友達が遊びにきた
なんだかよくわからない深夜番組をみたり、ビートルズを聴いてた。ヒップホップが流行ってたけど、その頃はよくわからなかった
ラバーソウルみたいと彼女が笑ったエレカシの5thの青空をみると、懐かしい夏がぶら下がってる
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テープを作る、という行為を最後にしたのはいつだっただろう
好きな曲ばかり集めたMixテープ。街の景色や部屋の様子がきれぎれに浮かんでくる
僕のiPhoneにはその頃の音楽があふれてる。カセットにいれた好きな子に宛てた恋文はないのだけれど
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夏休みが終わる…
つい仏頂面になる。いつも週末みたいな人生ならいいのに、と、心から思う。檸檬ソーダ水、観たい映画を探す。風か強くなってきて、窓や壁をたたく音がする
あの頃の長い夏休みをぼんやり考える。一人の時間と窓からみた空。それはとてもきれいだった
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喫茶店にいくと、神田の喫茶店でバイトの頃の、写真屋の女主人を思い出す
マンデリンばかり注文する、マンデリン姐さんとの雑談は僅かな時間だけど楽しい日課だった。写真の話は一度もしなかった
珈琲を飲みにいくよー。懐かしい、少しクセのある、あの思い出の味に会いに
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雨の日の夜の暗闇は人を思慮深くさせるのかな
子供の頃、うす暗い階段に一人ですわり、じっとしているのが好きだった。しんとした孤独…ひとりぼっちを冷静に楽しんでた夏の思い出のひとこまを思い出す
よく耳をすませてたら、海の音が聞こえてきた
しばらく聞きいった。あの時のようにじっとして
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うつうつとしている
こんなときは、ありふれた本読むという方法で逃避する。でも効果絶大だ。泣いて、笑って、僕はようやく逃避を終えて現実に戻る
『屋根にのぼって』という小説を読んで、知っておかなければならないたいせつなことが、絶対にあるという言葉が心に触れる
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「Some Kinda Love」で「想像と表現のあいだに人生がある」と、ルー・リードは、歌った
空想の世界ではなく、現実を夢のように歌ったと、phewさんが何かの本で語っていた
ロックンローラーの言葉がふわふわと漂って消えてゆく…そんな奇妙な映画を観ているような気がする
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インパクトは今も薄れていない
Big BlackのKraftwerk、Cheap Trickのカバーや強烈なマシーン・ビートは、当時気軽に楽しめた。インディであることに強くこだわるその姿勢、残した遺産は計り知れない
スティーブ・アルビニ先生、いつかどこかで
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アカウントロックされて戻ってきた、まりです
年度末デットヒートでツイみれなくてほったらかしでゴメンなさい。凍結まつりの影響かプロフしばらく変な表示…とりあえずぼちぼちやってきます。今週はおとなしくみるだけにします
ただいま
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久しぶりに思い出してる
十代のころ、好きなバンドのレコードを買い集めたことを。一枚ずつの変化を含め、どきどきしたし、嬉しかった
テープを作るという行為を、最後にしたのはいつだったろう。楽しかった、遠いことを思いだしてる
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空が高くなって、涼しくてほっとする
おかっぱたちの涼しくなったねーの声がきこえてきた。いつか観た映画の題名が、そっくりそのまま今の気持ちだった
あたりはもう夕闇。誰も見上げてないけれど、空には星がまたたきはじめてた
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日記の一行に触れると、一瞬で遠い昔がよみがえる
「いつもと何ひとつかわらない退屈をコピーした一日。水泳部の子達とたわいない音楽話をした。今日も奇跡はおきなかった」
高校時代に聴いてた音楽は今もある。時間がとろとろとのびていくような、夏の一日だ
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ときとして音楽は灯りになる。ろうそくがぽっとともる、あの感じ
僕にとってのSweet Soul Musicはなんだろう。のら犬にさえなれないはたいてい独りになりたい夜だ
空気が澄んでいて、まわりに誰もいないプラットホーム。木枯しに抱かれては美しくてかなしい
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音楽をぽかんと聴いてるとふと考える
以前は何か先入観があると、それに左右されてた。大事なのは何にも左右されることなく僕の気持ちが揺れたことじゃないかと思う
ぐわーんと、きちんと揺れてくれる気持ちになるものに出合えると、本当にうれしい
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櫻井敦司さんの突然の訃報にショックを受けている
秋に秋桜が咲く頃は『COSMOS』を聴く頻度が高くなる。愛だけがそこにあるという歌詞が好きで
そうだ、今夜は今年の4月BUCK-TICKが出演したMステの録画をみよう。ツレが教えてくれたんだ
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風呂上がりのアイスだけを励みに日々を過ごしてる気がする
冷たいもののとりすぎは体に良くないと言われても、この季節は守っていられるかと冷たい麦茶、スポーツドリンクを補給し去年の今頃もそうだなと思い出す
アイスを食べる。そこにアイスがあるから。それ以上の優先事項が今見当たらない
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宵闇はだいぶ過ごしやすくなってきた
この時期は夏休みがループする涼宮ハルヒのエンドレス8をみたくなる。毎年、終わらない夏、8月32日が訪れるのを密かに願う。日ざしの中できいたセミの声とJKたちの声が耳に残る
それは9月。夏の終わり
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裸のラリーズのCDが届いた
買えずに途方に暮れてた91年の夏から長かった…真夏の陽炎に弄ばれた噂と諦めてた。夜より闇が似合う美しい轟音にくらくらする。今宵は十三夜の月夜の音の宴…
フィードバックのノイズの向こうに子どもの頃にみた、焚き火の炎をふいに思い出した
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大学いもが美味しい…
ほろほろして、おいしくて、気持ちよくてめまいがする。すっかり日の暮れた空を背景に、街灯がつくる影法師
虫の声が聞こえてくる。親しくなつかしいもののように
窓から、とても気持ちのいい風が入った。町はにぎやかに、夜はふけていく
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カルピスを買った
すっきりした紺の水玉模様に精神安定作用があるのかわからない。風通しがよくて気ままな感じのせいか。その夏の飲み物はふりそそぐ日ざしの中でカラリと綴られていた
暑いといろいろなことがどうでもよくなって、ちょっと座ってホッとしたい
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長いこと日記をつけている
始めた理由が、気楽な話し相手がいないので、さびしい時に読み返して思い出せる…るーるるー。それに何かあったらちょっとした遺作にもなる
ただ「今日は巷で話題で品薄のヤクルト1000を手に入れた、超ラッキー！やっほう」と書いたのは如何なものか…うーむ
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若かったんだなあと思う
『罪と罰』の文庫本をあらためて開いてみると、その字のちいささと、びっしり感に驚く。齧りつくように読んでいたかつての自分に驚く。理解力ではなく、体力で読んでいたのだ
気分で買った本が未読で山になってる…たぶん金木犀の香りのせいだ、きっと
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「私友達いないんで」と、駅でＪＣが嘆いていた
願いをきいてくれるような気がしてRCの「つ・き・あ・い・た・い」を夢中できいてたあの頃が過ぎる
僕は友達が少ない、といつもいっているけど、日ごろお付き合いいただいている方々のありがたみを感じています
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居心地のいい場所でぼんやりする
本を読んだり、音楽をきくことはでかけて行くことだし、でかけていれば、現実は留守になる。夜のスーパーに出かけると、いろんな人、いろんな音が気分を現実的にする
夜中でも街は動いてる。それをみているとなぜだかとても安心する
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カルピスを買ってきた
夏といってもスカッと爽やかなものじゃなく、気怠く、じとーっと纏わりつく暑さ…
涼しげな氷の音で思い出す。縁日で涼しげにまわる風車、浴衣の女の子の花の髪飾り、彼女のうちで飲んだ冷たいカルピス…
蝉の声…いよいよ夏が本気を出してきた
さてと、カルピスを飲むか
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マイルスは“So What”と言い、江戸アケミは「ナンのこっちゃい」と言った
随分昔、何かでそれをみて、マイルスのアガルタを聴いた。トランペットは語っていて、一つの物語みたいに美しいと感じた
音楽を聴くためには自分の人生がいる。帝王の曲を聴くと、つくづくそう思う
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なぜあの時代のニューウェイヴに惹かれてるのか自分でもよくわからない
でも本で見たロフトや屋根裏、ナイロン100%に出てたバンドは、上手くは言えないけどDIYで自由なカッコよさがあった
それと重要なのは最初に感じたワクワク感が今でも変わらないからかもしれない
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ギターを弾いてると誰もが通過するFのコードの壁
これが出来て基本的なコードの奏法ができる
未だにこれが苦手で親指と人差し指で握るので、必然的にギターがぶら下がりよく笑われた
後にミッシェルのアベフトシさんが同じスタイルでも惚れ惚れする様な凄まじいカッティングを見せて唖然とした
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一人暮らし時代、海岸沿いの洋食屋の『白身魚フライカレー』が気に入って、毎回それだった
他店で美味しいものはないかと欲張るとだいたい失敗する。後悔先に立たず。結局は最初の第一印象で選んだものが一番美味しい
友達や好きな人を選ぶのと似ている気がする
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505
駅でJCたちの会話が聞こえた
「夢もやりたいこともない。でもこうだったらいいなってのはある。一緒に遊園地で遊んだり、美味しいものを食べ、何処か友達集めてワイワイ楽しそうなのがいいなって」
もしかしたら私たちに語りかけている言葉なのかも、なんて思ったりする
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娘がチョコレートケーキをつくってくれた
チョコレートと生クリームの自然な甘さだけで、砂糖を使っていないそうだ
ツレによると僕はビートルズの「Now and Then」のPVのジョンの様にはしゃいでいたらしい
嬉しい。本当にありがとう
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白い服を着た人が目立ってきた
夏がくる。僕は、この時期の黄昏時の公園がいちばん好きだ。なつかしい様な、淋しい様な、不思議な感じがする
気がつくと夜になっている。そうして夜の公園もまたいいので困るのだけど
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三か月に一度くらい、孤独がやってくる
あっ、と思った時にはもう遅い。それは本当に唐突にすっかり忘れた頃に律義に降って湧く。誰かと話せば話すほど孤独になる
そんな時、万能葱を刻み、みそしるやとうふにどっさりかける。孤独が一グラムでも減る葱は千に一つも仇はない
0
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チバユウスケさんの歌をはじめてきいたのはいつだろう
友達の家でthee michelle gun elephantのバードメンが流れて「誰の曲？」ではなく「誰が歌ってるの？」と訊いたことをよく覚えてる
そういう肝心なことはさっぱり憶えていない。ほんの少し前のことだというのに
0
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ジャック・ケルアックと、ウィリアム・バロウズの共著という小説を読む
豊かな食事風景描写力にため息。素晴らしい食事と、こんな秀逸な場面がある
「こんなに寂しいビールは初めてだった」
夜のお酒は楽しいけど、何故か朝はこんな気分になる。僕だけかもしれないが
0
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499
はんどんの土曜日。ツレと待ち合わせ
神保町のさぼうるでお茶を。ツレは和紅茶檸檬、僕は虹みたいに並んだ七色の中から空色の青いクリームソーダを。チーズケーキはツレの大好物なのだ
店内のBGMはRed Hot Chili Peppersがかかってた。蒼穹の街にピッタリなので二人で微笑んだ
0
17
500
夜明けに帰ってきて、夜に目覚めた
太陽の匂いがしないのは雨のせいか。電車で少し居眠りをした。電車をおり“As Tears Go By”を聴いてた頃は、街は新しい一日になっていた
早朝の公園でThe Skatalitesの「りんご追分」を聴いてたら、パトカーのサイレンがうるさかった
0
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497
随分昔、気の合う仲間と車に乗って日帰り旅行に行った
お土産に買った小田原の蒲鉾をみんなでワイワイしながら食べたら、予想の斜め上を行く美味しさに笑った
また行きたいなー。車の中でこんな曲でも流しながら
0
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今朝の電車で、僕の隣に座ってた二人組のJKの一人がこんなことをつぶやいた
「失恋しても、空はきれい」
電車の音に掻き消されそうな、とっても小さな声で
僕は涙が出そうになった。涙が、弱い僕を洗い流してくれたらいいのに
この世で一番きれいなものは、いったい何なのだろう
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『Coney Island Baby』をきき、ふと思い出す
ウッディ・アレン監督『女と男の観覧車』で、コニー・アイランドのビーチ、遊園地が舞台の物語。ケイト・ウインスレットが演じた40歳の人妻に魅せられる
空気のしっとりした曇天。ロックンローラーの歌はふしぎなあかるさを放ってる
0
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500
ときとして音楽は灯りになる
戸川純さんの「蛹化の女」の音がながれた瞬間、そこに灯りがぽっとともる。遠藤ミチロウさんの「カノン」もそう。外から見ると、よそよりひときわあかるく見えるのかもしれない
部屋の中は音楽のせいであかるくてあたたかい。春のせいもあるけどね
0
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497
ジャケを眺めるのはレコ屋の楽しみの一つ
ジャケには思い出を美化する魔力があって僕を誑かす。そのせいでジャケが良いと買ってた時期はお金がなかった
ツレと外出中もレコ屋があるとついつい…いい雰囲気が台無しの過去が
ツレが何か甘い物を食べたがってる。新宿には甘味処やレコ屋が沢山あるな…
0
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500
秋日和の神保町は、古本まつり。人で賑わっていた
僕が好きだったお店はもうほとんどなくなってしまった。なのにまたこうして、すずらん通りや、青空掘り出し市を眺めて歩いてるのが、なぜだかよくわからない
でも、この中にいれば安心する。だって、この町が好きなのだから
0
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497
文章を書くとき、僕は自分の頭が透明な箱になっているように思う
そこに言葉がなければ空っぽだけど、夏、と書けばたちまち夏模様になる。日々箱に来住する言葉。とどめおけないものをとどめおこうとして
書くということは、一人だけでする冒険のようなものかも
0
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502
風が耳元でぼうぼうと��ってる
茫漠、荒涼、寂々、そういう言葉のふさわしい、広くてとらえどころがない自由な感じの強い風を好む。夜になれば電車が車庫に戻るみたいに──帰っていくような
猫が枇杷を見つめてる。不穏な風は世の中がいつもと全然違う顔をみせる
0
10
500
会社の窓からはろくなものがみえないからだろうか
夜の公園で少し咲きはじめた夜桜と、提灯のライトアップをぼうっと眺めてた。これが気持ちがいい。呼吸が楽になる
昼間の桜も好き。なつかしく、淋しいような…不思議な感じがする
0
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497
人間って楽しいことばかりしてるわけじゃないもの
大人になった私の耳に今でもはりついている心に残る言葉。夏休みで燥ぐＪＫたちの目線で、進行形で見たり抱いたりすることはもう二度とないだろうなと
バスの中から夏の海。ふとそんなことをひとしきり考えていた
0
10
502
音楽はいつもそばにある
歌詞が雨のように降ってきて、励まされ、動揺させられたり、かき乱される。考え感じる前にしみてしまったり、何かエネルギーを得ることも
明日から、またなんとか生活していける…そんな気がする秋の夜。外は鈴虫が静かに鳴いてます
0
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The day's divinity, the day's angel.
ジム・モリソンの何かの詩で中島らもさんが「その日の神性、その日の天使」と訳した。落ち込んでる時にふと現れ、救われるなにかが天使だと
らもさんは焼き芋屋さんの声だそう。僕はSimone Whiteの“Yakiimo”が天使らしい。秋の夜心温まる
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夏はどうでもいいことばかり思い出す
遠いむかしのことを、思い出しそうで思い出せない感じ。たよりなくてもどかしい気持ち。暑い日は空気がゆらゆらしてみえる
真夏の真昼の住宅地は、人がいなくて時間がとまってしまったみたいにしずかだった
0
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503
熱い湯のなかで手足を伸ばしたら、いろんなことがどうでもよくなった
今日のことは忘れた。ほとんど全部…今夜は満月だった事を除いて。空を見上げると予報通り曇り空だった
みんな疲れてる。満月も今夜は休んでいたいのかもしれない
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