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うすい はるか

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会社員が本を読んでいます

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@yako_halka
うすい はるか
4 months
すきなことばを集めている読書ノートの二冊目が埋まったので、記念にぱらぱらしてみました。琴線に触れたものを書き残すことは、ときにどんな日記やカルテよりもその折々の自分の状態を有り体に記録してくれる気がする。思い入れのある本ばかりです。
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@yako_halka
うすい はるか
4 months
本を読んで文章で感想を書くことも、「面白かった」と一言呟くことも、画像に編集することも、誰かと感想をお喋りすることも、感想を書かず(いい本だったなあ)と思うことも、どれも本がすきなひとの行動で、他人が「本がすきなのではなく本がすきな自分がすき」と決めつけているのを見ると私は悲しい
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うすい はるか
1 year
積読リストを書いていた。本はいつまでも静かに待っていてくれてやさしい。
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うすい はるか
4 months
心が波立つ夜はだまって紙に文字を書く。宮沢賢治は私の原点。
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うすい はるか
2 years
坂元裕二脚本の朗読劇『往復書簡 初恋と不倫』のここ部分が言葉にならないほどすきなのだけど、今だけはどうしても鹿浜鈴之介に重ねてしまう。『初恋の悪魔』、出会えて本当に感謝しかないドラマです、スプーン一杯の思い出をお守りにして生きていこうね、と自分に話しかけながら眠ります #初恋の悪魔
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うすい はるか
21 days
つかれちゃったね、でもけっこう頑張ってると思うよ、と自分と話しながら本をたくさん買いました
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うすい はるか
10 days
読書ノートを書く夜。すべてを望んではならない。そうだとも。
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うすい はるか
2 months
久しぶりに読書ノートを書く夜。夏、途方に暮れながら毎日生き延びている
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うすい はるか
2 years
すきなことばを集めたくてはじめた読書ノート、一冊目がようやく埋まったので記念にぱらぱらしてみました
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うすい はるか
1 month
この夏はじめた習慣は単語帳に日記を書くこと
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うすい はるか
6 months
読書ノート用に積読たちの書影を無心で切っている。一冊だって勝手に喋りださず、こんなにたくさんの言葉がひらかれるまで静寂を保ってくれている。私の森はゆたかだな
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うすい はるか
4 months
背中を押すのではなく背中を見せてくれるエッセイたち、ほんとうに励まされる。いい本は私が一方的に読むだけではなくて、本も私を読んでくれている気がするね。
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うすい はるか
7 months
#いいねの数だけ本棚の本を紹介する すきな本をすきな一文を添えて紹介したい気持ちなのでよろしければ💐
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うすい はるか
6 months
あとは淡々と読書ノート���書く夜。私は人がすきとは言い切れないけれど、すきな人はいて、それはきっとすごいこと。ほんとうにすごいこと。
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@yako_halka
うすい はるか
6 months
ここはすべての夜明けまえ #読了 人間をやめたい気持ちと、わたしをやめたい気持ちと、女をやめたい気持ちと、生きていたくない気持ち、それを一緒くたにしない誠実さ。もうぜんぶまにあわないけれど、だれもいなくなったけれど、私のそばに最後まで私はいて、交流は続く、旅は続く。すごくすきだった
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うすい はるか
9 months
読書ノートを書くことで自分の情緒をまもる夜。今年もすきなものをすきなように読み、感じ、憶えたり手放したりしたい。
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うすい はるか
10 months
読書ノートを書く夜、私の孤独は守られていて、ととのう。
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うすい はるか
7 months
あなたのすきそうな本だったから、と花を買って帰るように何でもない日に本を買ってきてくれた金曜日
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うすい はるか
8 months
読書ノートを書く朝。『推し、燃ゆ』は再読するたび重みが増してゆく小説、人間の体みたいに。
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うすい はるか
6 months
仕事の前に図書館に寄って、本を一冊だけ借りるという深呼吸をしている。がんばろうね、とひらがなで思う春です
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うすい はるか
2 months
針がとぶ #読了 すごくすきな一冊。詩人、写真家、画家、雑貨屋、クローク係、国も時間も超えて緩やかに共鳴する人々。各章に胸に灯る一文があって、触れられそうな霧のなか、グッドバイと、マスト・ビーと誰かの優しい口癖が聞こえてくる。小川洋子さんの解説もたまらない。本を読むって旅なんだな。
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うすい はるか
7 months
最果タヒさんがエッセイで書かれていた《あとでどうしてこれをきれいと思ったのか、説明がつかなくても、なかったことにはしたくない。理由はわかんないけど、でもきれいとおもった、という、そのまんまで、内臓1個つくるみたいに、わたしの頭に残しておきたい。》、読書ノート書くときふと思い出す。
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うすい はるか
28 days
ちゃんと自分をひとりじめできているひとりの夜、もくもくと読書ノート
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うすい はるか
2 months
夏の課題図書から秋の課題図書へ
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うすい はるか
3 years
すきだな、と思った文章を記録したくて読書ノートを最近のんびりと書いています
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うすい はるか
8 months
今年もたくさん本を買ってもらう誕生日でした
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うすい はるか
3 months
そばにいるってそばにいなくてもできて、たとえば大事にしてる本を貸してくれること
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うすい はるか
5 months
私にとっての読書ノートは海辺で貝がらを拾う行為で、ときどき取り出して眺めると読んでいたときの感情が言葉にならず香り立つ。
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うすい はるか
4 months
三冊目の読書ノートはワイヤーアートの鳥にしました
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うすい はるか
2 years
たまっている読書ノートを書く朝。『かか』、たまらなく苦しいけれど、たまらなくすきで、全文書き写したくなる
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うすい はるか
11 months
読書ノートを書く休日。わかった、はいつも過去形で、ひらひらした感情に文鎮を置くようだな、と思う。
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うすい はるか
3 years
博士の愛した数式/小川洋子 #読了 なんて、なんて謙虚で柔軟でいとしいんだろう、指の隙間からこぼれ落ちそうで、噛みしめるように読んだ。読み終えた直後、私はもう博士のすべては覚えていなくて、でも文庫の紙が読み方の癖でよれているのが博士の背広のようで、本を抱きしめたくなっちゃったな。
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うすい はるか
1 year
『すべて真夜中の恋人たち』を読み、この本を忘れたくない、と思ったことをきっかけに読書ノートを始めてもうすぐ二年。久しぶりに一冊とおして再読し、とりこぼした言葉たちを拾う。
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うすい はるか
5 months
私の好きな孤独 #読了 どの言葉にも奥行きがあり、セピア色の風景が待っている。そこを歩いてゆくひとりの背中が見える、ゆたかな沈黙と明るい孤独に満ちた背を、眠れない夜の余白に少しずつ頁をめくって追いかけた。顔を出すいくつもの付箋がオルゴールの櫛歯のようで、私の孤独も鳴りそうな春の夜。
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うすい はるか
1 year
#名刺代わりの小説10選 更新
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うすい はるか
2 years
相変わらずたまっている読書ノートを書く夜
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うすい はるか
4 months
二冊目の読書ノートもあと三ページ。本を黙読しているときの声はどこから聞こえてくるんだろう、この芯のある小声の持ち主は、私のなかにいるだれなんだろう、と思う。
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うすい はるか
3 months
#2024 年上半期の本ベスト約10冊 家守綺譚│梨木香歩 TIMELESS│朝吹真理子 不時着する流星たち│小川洋子 そっと 静かに│ハン・ガン ここはすべての夜明けまえ│間宮改衣 私の好きな孤独│長田弘 みなも│石田千 私の身体を生きる│アンソロジー 間宮兄弟│江國香織 (読了順)
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うすい はるか
2 months
読書ノートを書く夜。生きていればこんなことも起こるんだなあと意味もなく空を見つめたりするとてもうれしいことがありました
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うすい はるか
4 months
読書ノートを書く夜。声を遮りたくない気持ちと、あなたのすべては明かさない自由をまもりたい気持ちと。
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うすい はるか
2 months
ぬるい眠り #読了 閉鎖的で、不純なのに無垢で、幸福と不幸の区別がつかない初期の短篇たち。『きらきらひかる』の後日談もたまらないし、表題作のぼうぜんとする甘やかな浮遊感とその柔らかな着地がかくべつにすき。悲しくても途方に暮れてもくすくす笑う彼女たちに、八月の青い夕方がよく似合う。
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うすい はるか
2 years
#2022 年の本ベスト約10冊 #名刺代わりの小説10選 夏物語/川上未映子 琥珀のまたたき/小川洋子 ピエタとトランジ/藤野可織 やがて海へと届く/彩瀬まる 古道具 中野商店/川上弘美 地球星人/村田沙耶香 かか/宇佐見りん 落下する夕方/江國香織 月魚/三浦しをん 緑と楯/雪舟えま
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うすい はるか
7 months
読書ノートを書く薄暮。はじめて「本を読んでいて偉いね」と言われ、身構え、「偉いかはわからないけれど、自分は本を読むのがすきと気づけたことはラッキーです」となんとか答えた。
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うすい はるか
2 years
小川洋子さんと川上弘美さんの小説リストをつくったら、未読の作品がまだまだたくさんあってうれしい。すべて読み終えたときどんな気持ちになるんだろう
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うすい はるか
1 year
読書ノートを書く休日。私がしたいのは共感ではなく共鳴なんだな、と気づいてから、わからないあなたが大事、を自分で認められるようになって、気持ちがらく。そういうことを考えながら読んで、書く。
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うすい はるか
2 years
夏物語 #読了 川上未映子さんの文章を読んでいると、だんだん自分が読んでいるのか思考しているのか走っているのかわからなくなる、300頁をこえたあたりから本を捲っているという感覚がなかった。この物語にあるのは個人の選択で、正解は描かれず、私はときどき置いていかれて、ときどき追い抜いて、
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うすい はるか
5 months
#文学フリマで買った本 初めての文学フリマ、とてもたのしかった。普段読んでいる本の向こうに生身のひとがいることを実感しました。お迎えできたご本たち、うれしい
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
数日前みていたテレビで、「生物の生きる目的は繁殖じゃない。繁殖してきた生物が生き残っているだけ。生物は幸福になるため生まれてきて、繁殖しなくてもいいし、ひとりでいることが幸福ならその人は生まれてきた目的を果たしている」のようなことを話していて、ずっと、ずっと、ありがとう、の気持ち
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@yako_halka
うすい はるか
4 months
私もごくごくまれに「本がすきな自分がすきなタイプ」と引用で書かれたりするけれど、もちろん傷つくし苛立ちもするし、そもそも仮にそうだったとして「こういう本をすきだと思える自分になりたい」ってそんなに悪意を向けられるようなことなのかなと思う
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
シュガータイム #読了 桜が花開く音、小さな弟の美しい瞬き、まぶたの裏のオーロラ、体重に反映されず消えてゆく食べ物たち。はっとするほど細やかな描写と、淡くたゆたうような感覚の調和がかなり好みで大すきな小川洋子作品のなかでも特別胸に残る中篇小説だった。春の脆くて静かな夜のおともに。
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うすい はるか
7 months
眠くなるまでたまっている読書ノートを書く夜。もくもくと。
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うすい はるか
6 months
植物少女 #読了 植物状態の母と娘の26年。肯定も否定もされず、意思も意図もない甘やかな病室で、幼少期の澄んだ残酷さ、思春期のやるせなさを経て、生きてくれればそれでいい、ではなく、ただあなたはここに在る、という宇宙を教えてくれた人。ふっと視界がひらけるような余韻が深く、窓を見つめる。
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うすい はるか
2 years
たまっている読書ノートを書く夜。さむいなと思うたび、川上さんの短篇『星の光は昔の光』の「ぼくの寒いはね、小さくて青い色の空き瓶だよ」って台詞を思い出す。
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うすい はるか
17 days
好きよ、トウモロコシ。#読了 すきな人にすきな人の話をしたい日、これから私この本を開くと思う。人肌の文章で綴られた出会いと別れの記憶たち、お母さんとのおはなしすべてがいとしくて、一緒に逃げる約束に泣いてしまった。愛情と聞くと身構えてしまう心が、素直にとてもあたたかいものを食べた。
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うすい はるか
1 year
読書ノートを書く金曜の夜。《「悲しかったです」と書くかわりに、「空がとても青くて、ジェット機も飛んでいて、私はバナナパフェが食べたかった」などと書いてしまうのが、小説である》と書いていた川上さんが、エッセイや日記では「悲しい」「さみしい」とぽつんと呟くのが、たまらなくすき。
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うすい はるか
2 years
二冊目に突入した読書ノートを書く夜
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うすい はるか
2 years
常識のない喫茶店 #読了 出禁あり、塩対応あり、大事にしたいお客さんや愛すべき仲間たち、自尊心を守るため理不尽な客と戦い続けるお仕事エッセイ。大いに笑ってほろりと刺さり、「バカはどっちだ半グレフェイク野郎。わたしたちは心に虎を飼っている。」でスタンディングオベーション。元気出ます。
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うすい はるか
2 years
本を読むことによって浮遊していた感情が言語化されてゆくことも、価値観という花野を燃やされてゆくこともどちらもたまらないな、と思いながら読書ノートを書く夜です
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うすい はるか
1 year
読書ノートを書く夜。江國香織さんを読んでいるときの心細さ、かなしさは親しさや懐かしさに似て、小舟がいってしまったあとの波のようにながく静かな余韻。
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うすい はるか
8 months
みずうみ #読了 きれいすぎるものと出会ったとき、なぜ少し悲しくなるんだろう。傷ついた魂の再生とは、あるとき完了することではなくて、ごはんを食べ、掃除して、心配しあって言葉にする、それを続けることなのかもしれない。引っ越す前の晩の人たちみたいに、もくもくと。おへそをあったかくして。
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うすい はるか
1 year
読書ノートを書く夜。書き写しては、絆創膏を剥がすように読みながら貼った付箋を剥がす。今年のベストワン短篇集、これから何度この本でなくちゃだめな夜がくるだろうか。
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@yako_halka
うすい はるか
9 months
#2023 年の本ベスト約10冊 感情教育/中山可穂 向日性植物/李屏瑤 最果てアーケード/小川洋子 すべての、白いものたちの/ハン・ガン どうしても生きてる/朝井リョウ 棕櫚を燃やす/野々井透 息/小池水音 詩と散策/ハン・ジョンウォン せいいっぱいの悪口/堀静香 opus/朝吹亮二
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うすい はるか
2 years
たまっている読書ノートを書く夜。江國さんの文章は書き写していて心地がいいね
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うすい はるか
2 years
だいぶ溜まっていた読書ノートを書く夜です
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うすい はるか
1 year
読書ノートを書く休日。最近TLでお見かけしない方からもらえるいいね、旅先から絵はがきが届いたみたいでなんだかうれしい。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
どうしても生きてる #読了 この短篇集を他人事と思える人はいいな、救いがなくて気が滅入るって言える人たちはいいな。私たち、本を閉じても続いてる。どうしても生きてる。生きる、でも、生きてゆく、でもなく、生きてる。ホームの白線、新宿のライブハウス、スマホに映る文字や映像、ハズレの籤、
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
あこがれ #読了 私たちは人間がひしめき合う場所で生きていて、その一人一人に異なる価値観がある途方もなさを、川上未映子作品はいつも血がごうごう流れる文章と、主人公を否定する存在で突きつけてくるからたまらない。ヘガティーと麦くんの会話、距離感、いとしくてさびしくて胸がぐるぐるした。
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@yako_halka
うすい はるか
5 months
あまりに豪華でどこから読めばいいのかわからない新潮創刊120周年記念特大号、とりあえず抱きしめています
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うすい はるか
10 months
スター #読了 魔法が解けるように憧れや価値観が変容する現代で、創り手であることを選んだ者たち。それぞれがたどり着くものもまた通過点であり、譲れない信念を、やわらかな諦めを、この時代の戦い方を言葉にすることをやめない著者の小説にどうしようもなく泣きたくなる。なんて満ち足りた読後感。
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@yako_halka
うすい はるか
11 months
息 #読了 死別、姉と弟、喘息、かなしい父親。両手で触れてほしい感情に誠実に両手で触れる、真摯な情景描写に手を引かれ、離されて、よるべない子供のような余韻。すばらしかった。離岸流に流されるように一つずつあなたの記憶が去ってゆく、やむことなく果てなくつづくあなたの死後を暮らしてゆく。
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うすい はるか
2 years
海 #読了 本に耳を澄ます、なんて小川さんの小説にしかしないこと。小さな弟、活字管理人、抜け殻を集める少女、題名屋の老紳士、名前を持たない彼らは両腕を使わずに相手を抱きしめる方法を知ってるみたいだった。プレパラートに閉じ込められたささやかな記憶を顕微鏡で覗くような短編集。脱帽です
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@yako_halka
うすい はるか
10 months
推し、燃ゆ #読了 宇佐見りんさんの作品を読むたび諦念が、虚無感が、それでもありあまる愛が文字から滲んで指が黒く濡れそうになる。物語は終わっても主人公の日々は続いてゆく、そのことに途方にくれる。今、どこにいるの、とおもう、そこは寒くないの、とおもう。気持ちが胎児の格好でうずくまる。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
読書ノートを書く休日。言葉で成り立つ文学でこんなにも澄んだ沈黙を表現することはどれほどむずかしいことなんだろう。冬にまた読みたい本。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
向日性植物 #読了 やっと会えたと思った、一行目の「心の中に、とある夏の午後を入れよう。」から緻密で美しい翻訳が続く至高のレズビアン小説。女子高の姉妹制度、服のまま入るプール、屋上の秘密基地。お風呂で泣きながらあなたが健やかであれと祈ること。悲しみの極夜。おかえりとただいま。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
誕生日なので本をたくさんもらいました。左から五冊は相手が選んでくれた本たち、右から五冊は私がお願いした本たち。うれしくて踊っちゃった
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@yako_halka
うすい はるか
25 days
デッドエンドの思い出 #読了 傷ついた心の治療は虫歯のように「今日でおしまい」とは誰も言ってくれない。深い悲しみはえんえんと引いては寄せるけど、無防備な心だから沁みる人の優しさと世界の美しさがある。冒険しないドラえもんとのび太みたいに一緒にいる人たちの短編集。光が秋に変わる日に。
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@yako_halka
うすい はるか
5 months
破局 #読了 なんて面白く読ませる虚無感だろう。減ったメダカ、やたら逮捕される巡査部長、増幅する恋人の性欲、乾いて不安定だった空気が破局によってぐにゃりと歪み、脈動する。主人公が自分の思う正しさから外れたもの(それがたとえチワワでも)と対面したときの文章の揺らぎがすごくすきだ。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
スピッツの新譜を聴きながら読書ノートを書く夜。こぢんまりと。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
GW突入、ラジオを聴きながら読書ノートを書くいい夜です。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
独り舞 #読了 うう、感情があふれてどうしたらいいかわからない読後感。『死ぬ。』の一語で始まり、物語の終幕まですべての文章が今にもひび割れて血が滴り落ちそうなほど。同性愛者である主人公の生への苦悩、死への憧憬、世界そのものからの疎外感。彼女が流し続けた透明な血痕、独り舞の軌跡は、
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
からだの美 #読了 芸術と呼ぶべき美しい筆致。棋士の指に、バレリーナの爪先に、ゴリラの背中に、かたつむりの殻に、赤ん坊の握りこぶしに、ひそやかな宇宙を見いだす著者のまなざしは敬意にみちて官能的でさえある。その地続きにある、死や孤独の気配がたまらなくすきだ。思わず小声になってしまう。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
読書ノートにもくもくと詩を書写する夜。静か、はどうして青い争いって書くんだろうと思ってふと調べるなどする。
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@yako_halka
うすい はるか
12 days
石狩少女 #読了 偏見、執着、無理解、あらゆる視線に曝されながら明治末の世を強かに生きる少女。香り立つような四季の描写や比喩が美しくて、単衣に散ったハムエッグの黄身の染みをたんぽぽの花びらに喩える一文がたまらなくすき。自分で歩くと決めた地獄を見据えるとき、人はなんて気高いんだろう。
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@yako_halka
うすい はるか
4 months
私の身体を生きる #読了 どの方のエピソードもあまりに真摯で赤裸々で、体にまとうものを一枚ずつ剥がされてゆく感覚、ずっと踏ん張るように読んでいた。これからこの本が本棚にあるということが、私の叫びで告白で(あるいは告発で)怒りで希望になると思った。私は私の全身を見ることができなくて、
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
9月の読了本は8冊。 最近は読み終えて感極まり、私の感想など邪魔にしかならないと思いながらいざ書きだすと言葉が氾濫してしまう作品ばかり。『人質の朗読会』『どうしても生きてる』『引き出しに夕方をしまっておいた』がとくべつ胸に残りました。来月も静かに本が読めますように。 #読了
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
読書ノートを書く夜。中山可穂さんが書く恋情はこわいほど激しいのに、《愛はバンソウコウのようなものだし、高速道路のガードレールのようなものです。愛はタオルケットであり、食後のエスプレッソであり、梅雨の谷間の青空です。》なんて子どもみたいに見つめてくるからため息しか出ない
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
すべての、白いものたちの #読了 胸の更地に沁みすぎて、ことばが出てこない。私は本を読んだのだろうか、雪降る町を、歴史を、あなたの胸の中を、誰かと歩いていたのではないだろうか。生後すぐ亡くなった姉が見つめるいくつもの白いものたち、静謐な祈りが満ちてゆく65の物語。お守りにします
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@yako_halka
うすい はるか
1 month
かんむり #読了 読み終えて数日、薄日がさす浜辺から心が帰れずにいる。諦めたこと、恨んだこと、間違えたこと、海を眺めて波を数えるような日々を途方に暮れながらあなたと歩いたこと。ずしんと重いけれど同時に軽やかで、彩瀬さんの小説を読むと抱きしめられた、と思う。すごくすきな物語だった。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
夜の公園 #読了 《男の人が放出する精液のようだな、わたしの涙。》でもう、鷲掴み。どこまでも乾いたままたゆたう恋愛小説。すれ違うときだけ顔が見えて、なまなましく感情がわきあがるのに、遠ざかれば愛情も憎しみも淡くなる夜の公園に皆いるのだろうか、さみしくないことをさみしいと思いながら。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
白い薔薇の淵まで #読了 恋情に限らず、制御できない強烈な感情を他人に抱いたことのある人間にはセンシティブすぎる恋愛小説。かさぶたを無理やり剥がされ、ぬれた肉に素手で触れられ、溢れた血が言葉となって一冊の本になったよう。その狂暴な手にも温もりがあるから、ろくでなしはずっとくるしい。
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うすい はるか
6 months
五月 その他の短篇 #読了 短篇小説は途中から始まり途中で終わる、だから永遠に終わらない。わたしはとわに木に恋をして、夜に震え、電話はいつまでも切られない。知的なのに奇妙で、奇妙なのに純情で、置いていかれるのに寄り添ってくれるような短篇集。「五月」の終わり方が途方もなく美しかった。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
妊娠カレンダー #読了 グレープフルーツジャムが煮える音、学生寮の天井から滴る蜜、給食室で従順に揚げられてゆくえびたちの気配。細やかに描写される人間の部位には献身的な愛おしさが込められて、そのまなざしからふいにどろりと溢れる不穏さがたまらない短篇集。春の奇妙におだやかな雨の日に。
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うすい はるか
6 months
やわらかなレタス #読了 一粒のブドウ、透き通る海藻、真夜中のフランスパン、本の中の夢のような食べものたち。言葉でお腹がくちくなり、息継ぎのように本から顔をあげたとき、この世界はなんてみずみずしく淋しげに光るのだろう。江國さんのエッセイを読むと気持ちが小さな子どもに戻ってしまう。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
気持ちが疲れ気味なので、すきだとわかっている本をゆっくり再読して、しずかに読書ノートを書くなどして夜を過ごす。川上弘美さんのエッセイを読んでいると、もう会えないひとにすこしだけ会えるね。
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うすい はるか
1 year
テレビもラジオも消して読書ノートを書く夜、ととのう。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
余白の愛 #読了 耳を病んだ主人公と速記者のY、そして十三歳の少年の、大すきな小川洋子作品のなかでも一際清潔な静寂に満ちた物語。著者が表現すれば耳鳴りさえこんなにも美しく、凍りついた記憶が一滴ずつとける音となって聴こえてくる。やさしく何かを失って、胸に白い静けさが残る読後感だった。
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@yako_halka
うすい はるか
2 years
たまっている読書ノートを書く夜。『ラブセメタリー』を読んだあとに読みなおす『流浪の月』、大すきな作品であることに変わりはないことを前提に、かなり景色が違って見えて心が抉られる
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@yako_halka
うすい はるか
2 months
なつのひかり #読了 夏の夕方五時に閉じ込められて、何かを探すあの人たち。それが何かはわからない、けれど触れれば「これ」だとわかるもの。ヤドカリとゆく永い散歩、兄の二人の妻と愛人、数多のかけがえない記憶たち。瑞々しい文体が胸をすみれ色に染めて、夏に読む江國香織は哀しくて懐かしい。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
読書ノートを書く休日。小川洋子さんの作品を読み終えて本をそっと閉じたときの、その作品の名前が手元の地図から消えてしまうようなあまりにしずかな淋しさ。
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@yako_halka
うすい はるか
1 year
読書ノートを書く休日。言わなくていいことを言わないでいるひとの誠実さについて、最近よく考える。
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