夢然堂
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古典タロット愛好家。『ユリイカ タロットの世界』（青土社）では「『マルセイユのタロット』史 概説」と「日本におけるタロットの受容史」を、『アルケミスト双書 タロットの美術史』シリーズ（創元社）では「マルセイユ版タロットの世界」を担当。その他、国内外の協力作品や企画多々。第４回国際タロット賞選考委員。福岡県在住。
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ヴァイオリンを弾くマレーネ・ディートリッヒ。元はヴァイオリニスト志望であり、超一流教師カール・フレッシュに入門を許されたほどの腕前だった。つまりはジネット・ヌヴーやヘンリク・シェリングの姉弟子。シモン・ゴールドベルクとは恐らく同時期にベルリンでレッスンを受けていたと思われる。
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メモ。ルーヴル美術館所蔵、エジプトで発見された４世紀の呪術人形。身体のあちこちに13本の針。共に見つかった金属板には恋する女性が自分のものになるように、との愛の呪いが。
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盟友フェリーニに劣らぬ筋金入りのオカルト愛好家だった作曲家ニーノ・ロータ（その方面の蔵書は3000冊にも及んだという）が所蔵していた、世界的に稀少な18世紀の錬金術本"CLAVIS ARTIS"に登場するドラゴンたち。 どこかユーモラスで可愛らしい。
#ドラゴンの日
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先の3Dタロットの作者スーザン・ビアトリスさん、かなり有名な方のよう。この壊れた時計の部品で作られたというドラゴンも素晴らしい造形。
Steampunk diminutive sculpture by american Susan Beatrice. She works meticulously with pieces of mechanical broken watches.
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スーザン・ビアトリスさんの3Dタロット、シリーズ化が順調に進行している模様。
「死神」「力」「恋人」「星」
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子供と遊ぶ神仏について。
以下引用。「…柳田國男曰く「神が零落し妖怪となった。」という説に則れば、まさしく子供達の中にこそ、神は交じって遊ぶのであり、それは地蔵や仏像が子供達と遊ぶのが好きという話に近似する。」
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2012年に限定版で出た『KENZO』ブランドのタロット。作画はマイケル・ウィリス氏。なかなか他に類を見ない独創的なデザイン。
RIP
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タロットとアート。FBでYoko Malleficorumさんに教えてもらった作品、Olga Beliaeva作のトリックアート『タロットを読む少女』。ホルバインの『大使たち』などにも触発されて生まれた作品だそう。
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追悼。デヴィッド・ボウイが1975年、友人達へのクリスマス・プレゼントとして製作したタロット画集から「恋人」「死神」「星」「月」。米国在住だった当時かなりタロット（クロウリーのトートデッキだった、との情報も）に熱を入れていたという。
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メモ。ワルシャワで撮影されたという、ヴィルト版を模した金属製プレート群。
結構年季が入った品のように見受けられるが、果たしていつ頃の作なのだろう。
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ギュスターヴ・モロー展鑑賞。目玉の『出現』にも大いに感銘を受けたがそれ以上に印象的だったのが晩年1890年頃の作品『パルカと死の天使』。前片足を上げた馬に跨る黒い「死」。画面右下方の太陽（ないし月）。「愚者」札の件同様、このモローの絵がライダー版タロット「死神」に影響した可能性は？
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もうすぐ発売というイル・メネゲッロ社のヴィスコンティ「ブランビッラ」復刻デッキ、写真で見るだに雰囲気が凄い。メネガッツィ氏の職人技健在。
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タロットネックレスも制作されている模様。
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ファッションとタロットシリーズ。これはお美事、なエデンの園のアダムとイヴをあしらった「恋人」札のジャケット。パリの街にとても映えている。ベトナムの“TRAN HUNG”というブランドの品だそう。
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1560年頃に作られた伊ミラノ製の兜のヒュドラ型クレスト。キングギドラによく似てる（こちらは七頭だが）。メトロポリタン美術館所蔵。
思いつきメモ。公式の四大怪獣＝四大元素設定とは別の照応のアイデア。
ラドン＝火
モスラ＝風
ゴジラ＝地
キングギドラ＝水
ゴジラは唯一翼がなく地上を歩く。ギドラは名前の元のヒュドラ＝水蛇から。
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寺山修司オリジナルタロット（限定５０部）。恐らくは１９７２年刊行のベルヌーリ／種村季弘『錬金術 - タロットと愚者の旅』がベース。マイリンクの小説『ゴーレム』や、ライダー版・マルセイユ版のデザインの影響も見られる。
http://t.co/Z7gFN2Fve5
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訃報。USゲームズシステムズ社のスチュアート・キャプラン氏、逝去。コロナが原因の模様。88歳。
タロットをかくも世界的にポピュラーな存在へと押し上げた最大の功労者と言っても過言ではない人物。ひとつの時代が終わった感。
衷心より、哀悼と感謝の意を表します。
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アレイスター・クロウリーの旧宅ボレスキン館、またも火災。買い手が見つかった１週間後とのことで、放火の模様。
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流石にライダー版には及ばないものの、ヴィルト版も後続のデッキに大なり小なり影響を与えている。BOTA版、ナップ＝ホール版、バルビ版、メディーヴァル・スカピーニなど。白眉はヴィルト本人に師事したと言われるピエール・ド・ラスニックが1938年に製作した78枚のフルデッキ。黒バックが実に印象的。
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FB情報から。かの神智学協会の開祖ブラヴァツキー夫人の蔵印付き手描きタロット。デザインからして初期スタイルのピエモンテ版がモデル。
高位フリーメーソンでもある映画監督E・イライアス・マリッジ（E・エリアス・マーヒッジ）の秘教コレクションから。下掲記事参照↓
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元日。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
卯年ということで、古版タロットの中に見いだせるウサギ。やはりストラスブール／ブザンソン系統の「運命の輪」となりましょうか。クール＝ド＝ジェブランとド＝メレー伯が揃ってこの札に描かれる動物の中にウサギを挙げているのは、おそらくこれが根拠。
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メモ。長らく現物の所在が確認されていなかったロシア製タロット第1号が、今年サンクトペテルブルクのロシア国立宗教史博物館で行われた展覧会に姿を現したとの報。これはタロット史的に小さからぬニュースで、カラーで見れるとはまさに眼福。
( Thanks John
@Tarot_John
😃)
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つづき。「つまり、子供達に交じって遊ぶ神仏は、人間に対して意志を伝える前ふりでもあるという事。」
同頁で引用されている『聖徳太子伝記』の、螢惑星（火星）が世に災厄の起こる前には童子の姿で下界に現れて歌の形で天意を伝える、という話も興味深い。
子供と遊ぶ神仏について。
以下引用。「…柳田國男曰く「神が零落し妖怪となった。」という説に則れば、まさしく子供達の中にこそ、神は交じって遊ぶのであり、それは地蔵や仏像が子供達と遊ぶのが好きという話に近似する。」
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ニュース。数年前に発見されたかのオースティン・オスマン・スペア作タロットデッキ、ついに実カード化計画が。西洋魔術クラスタの方々には朗報かと。
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こちらも追加。ルキーノは前列中央。後ろに立つ次兄ルイージや母カルラの膝の上に座る弟エドアルドも女児服だが、右端の長兄グイードは男児服。
ミラノの大貴族ヴィスコンティ家の家族写真だけあって、何とも豪奢な雰囲気。
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拙論「フェリーニ『８1/2』とタロット」、目次ページを作成しました。全１２回の各回へのリンクがまとめてあります。
ピカソの『ゲルニカ』にも比せられるであろう、近代芸術史上の巨人フェリーニの代表作に潜むタロット・カードとの関係。
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「魔術師」トーマス・マンの仕事机。まさしくタロット「手品師」の机を彷彿。印象的な仏像の他、お誂え向きにヘルメス神像（＝水星神）らしきものも見える。家族はマンがこの書斎で仕事をする時間を「魔法の時間」と呼んでいた。
http://t.co/2l4TL6nPkU
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タロットファン必見。クリスチャン・ディオールの今年の秋冬コレクションにヴィスコンティ家のタロッキをモチーフにしたコートが登場、その紹介動画。何と豪奢な！(・∀・)
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続報。書影来ました！素晴らしいデザイン。
数多あるタロット文献の中でも屈指の重要作がついに日本語に。オスヴァルド・ヴィルト著／今野貴和人訳『中世絵師たちのタロット』（国書刊行会）間もなく発売！
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続報。mamanmiyukiさんがベルギータロット博物館に寄贈されたデッキとタロットバッグが無事到着したとギラベル氏からメッセージ。大層気に入ったとのこと。
早速FBにも投稿され、世界各国から続々と「いいね」を集めつつある模様。誠に祝着至極。
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アムステルダムのヘルメス哲学図書館が所蔵する錬金術・占星術・魔術ほかの古文献数千点をデジタル化し一般からのアクセスを可能にする、という計画に作家ダン・ブラウンが私財３０万ユーロを投じたというニュース。来年春までには公開開始予定とか。
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ベルギータロット博物館（ ）のギドー・ギラベル氏ご紹介の"Pam's Vintage Tarot"。その名のとおりヴィンテージ加工をしたライダー版。そそられる雰囲気。価格20.99ドルはお買い得な感じ。
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発売目前、『タロットの美術史』。有り難くも、携わらせていただいた者の役得で一足早く手にすることができました。実物に触れての率直な感想、「美しい」。想像以上でした。出版のプロの方たちが、一つの企画をゼロから形にしていく力に、改めて敬服いたしました。関われたことは誠に光栄の至り。
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超豪華なロシアのサンクトペテルブルク製マルセイユタロット（モデルは明らかにホドロフスキー＝カモワン版）。ラピスラズリや孔雀石などの天然素材を含む顔料を使用、金箔三層貼り。全２２枚でお値段＄６，６６６。日本円にして７５万円強(ﾟДﾟ)
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ロ＝スカラベオ社、こう来たか。これ、ベースは『タロット図解』のモノクロ線画なんだろうか。もしそうならUSゲームズも文句はつけ難かろう。金地に黒でなかなかにスタイリッシュ。
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メモ。イギリ���における最近のタロットブームを報じる英ガーディアン誌の最新記事。ライダーの出版部長ジュディス・ケンドラ女史によると古典的なライダー版の売上も５年前の３倍にまで急伸。政治的・社会的不安が原因だろうと分析。
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これは眼福！最近Gallicaサイトにアップされた、エテイヤ版オリジナルの姿を伝える全札の一覧図（ピエール＝フランソワ・バザンの作）。是非下掲リンクから飛んで、拡大機能を使って細部までご覧下さい。水彩画調で、思わず見惚れるほど美麗。
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『中世絵師たちのタロット』序文でロジェ・カイヨワが最後に引用しているヴィルトの『タロット研究入門』結びの全文、短いが非常に示唆に富む内容なので翻訳してみました。原文が仏語なので、例の如く正確さは保証の限りにあらず。
（※カイヨワが引いてる部分は今野先生の訳に準拠。)
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クロウリー ／トート・タロットファンは必見。OTOの”Frater Orpheus”氏が公開してくれた、私蔵品を含むフリーダ ・ハリス画の別バージョン／テスト画群。
まず「魔術師」（と目されるもの）。添付画像はよく知られる３種以外。個人的には前二者に特に魅力を感じる。つづく。
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メモ。ジャパンタイムズ誌にサントリー美術館『遊びの流儀 遊楽図の系譜』展の紹介記事。トップを飾る滴翠美術館所蔵のうんすんかるたの写真が実に美しい。
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メモ。ドビュッシー研究の大家が指摘する、オカルト愛好家ドビュッシーとタロットの関係の可能性。未完のオペラ『アッシャー家の崩壊』の彼自身による台本に、マサースの盟友ジュール・ボワを通して知った「黄金の夜明け団」式タロット−占星術照応の影響があるのでは、と。
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シンディ・ローパーとタロットの件つづき。LGBTQ支援活動の一環としてシンディ本人にリーディングをしてもらう権利を提供。
「長年暇がある時にはタロットを探究して来た。タロットがどれだけ楽しいものかみんなに知って欲しい。」
実際にタロットを手にしている動画も。
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『タロットの秘密』はもはや言うに及ばずだが、話題になることが少ない気がする『ヴィスコンティ家のタロット』はタロット史に興味のある向きには必読の書。1200円＋税という価格でこの途轍もない情報量。海外まで見回してもここまで綿密にヴィスコンティデッキを分析した書はそうないと思う。
タロットカードの歴史はこの二冊がオススメ。
歴史を知ることはそこに何が描かれているかを知ることにも繋がるので持ってて損はしないはず。
香月ひかる先生著『ヴィスコンティ家のタロット』(1200円+税)
鏡リュウジ先生著『タロットの秘密』(860円+税)
両方買っても2266円！
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流れ的に再ツイート。タロット七惑星札と日本の代表的神社系列との照応の試み。
月＝宗像／厳島
水星＝恵比須
金星＝稲荷
太陽＝伊勢／天孫
火星＝八幡
木星＝天満宮
土星＝出雲／熊野
漏れた分だと鹿島香取などの軍神＝火星、とか。
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古版タロット「手品師」札で人物の右手下方に描かれる物体は塩入れと見られることも意図されているものと推察致しております。
雑。昔の英国貴族のお屋敷の大広間では、テーブルの真ん中に豪華な塩入れが置かれていて、そこを基準に上座下座を区別したとのこと。おそらく階級意識のみならず、魔除け的な意味合いもあったと思われます。現在でも口にははっきり出さずとも、凝った塩入れをさりげなく置いている名家は多いそうです。
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朗報。数々の貴重なルノルマンデッキを復刻販売していたこちらのサイト、昨年一旦閉鎖されたものの娘さんが引き継いで営業再開。
タロットでは大英博物館蔵ドダル版やヴァンデンボル版のほか、美麗なパピュス版やリスモン＝エテイヤ版も。つづく。
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仏イシー＝レ＝ムリノーにあるフランス・カード博物館が所蔵する、エリファス・レヴィ製作のタロット・アルバムから「太陽」２種。左はシュザンヌ版にレヴィの手が加わったもの、右はヴィエヴィル版を元にしたレヴィ自らの筆によるもの。超貴重。
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タロット界で最も有名な黒猫と言えば…
#黒猫感謝の日
ライダー版「愚者」の服、参考にした着物の柄はカッツ＆グッドウィン本によると植物系ではなく「旭日旗」と。本当なら現物はかなりポップな代物だったのでは^^;
ちなみにワンドのクイーンに登場の黒猫の名は「スナッフルズ」だったとのこと。＞RT
http://t.co/fqTuZosxA6
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タロットグッズ紹介。ライダー版の大アルカナをそのまんまあしらった大判タオル。しっかり全２２種の商品展開。��格は米ドルでおよそ３５ドル。
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ホドロフスキーが日本のファンに伝えた４つの大切なこと。
１.国籍を考えるな。我々は同じ星に生まれたのだから。
２.性別を考えるな。我々はアンドロギュノスだ。
３.年齢を考えるな。（中略）魂に年齢はない。
４.別の人間になろうなどと考えるな。自分自身であり続けろ。（後略）
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つづき。ディオールのタロットコート、こちらはさっきのとは別の、ディオール公式の紹介動画。本当に凄い。実物を見てみたい。。。
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タロット史ガチ勢の方々向けの情報。
豊富な図版や注釈で第一級のタロット成立史研究資料との世評高い、ヴィターリ＆ハワード著『ボローニャとタロット』。待望の英訳版が、オリジナルのイタリア語版から実に200頁も大増量された形でいよいよ来月発売。
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今もスコットランドで創作活動を続けておられる『007タロット』（＝魔女のタロット）の作者ファーガス・ホール氏の近作『占い師』（売価800ポンド）。女占い師の手にはまさに007タロットの「愚者」札。映画でジェーン・シーモア演じるソリテアが初対面のボンドに「愚者」が彼を表す札だと言う場面が。
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この図もそうですが本人から見て右(dexter)の善／左(sinister)の悪に挟まれる、というのは古典的な「ヘラクレスの選択」の構図上のお約束に一致しますね。ひいてはマルセイユ版「恋人」札にも通じるものと。
守護天使の参考、誘惑図。落とし物のお財布？をまえに逡巡する娘。ネコババしちまえと悪の心がささやきますが、対する善の心は（黙っとれ）と悪の心をけん制しております。古典的な、しかし色あせない構図でありましょう。
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メモ。ついに出て来た、「レオノーラ・キャリントンのタロット」。解説書（£40）、22枚組デッキ（£30）、両者の豪華版セット（£150）と３種一気にリリース。後二者はそれぞれ1000部と276部の限定版とのこと。
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古典タロットに見る糸紡ぎの系譜。順に15世紀末頃フィレンツェ（？）の通称「シャルル６世のタロット」、17世紀パリのジャック・ヴィエヴィル版、18世紀ブリュッセルのヴァンデンボレ版。＞RT
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七惑星＝観念複合体という概念理解のために読むべきギリシャ神話本というと、入門書として今は藤村シシンさんの『古代ギリシャのリアル』というこれ以上ないくらいうってつけのものがある。あとはさらにディープなものとして、鏡さんと鶴岡真弓さんの対談本『日月火水木金土 ７つの星をめぐる話』。
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例のシルヴィア・プラスの遺品タロット、オークション終了。落札価格£151,200。
日本円で約2千3百万円…驚愕😳
メモ。現在サザビーズのオークションに伝説的な女流詩人、シルヴィア・プラスが愛用していたグリモー版マルセイユタロットが出品中。のちに桂冠詩人にもなったテッド・ヒューズと結婚した1956年、誕生プレゼントとして夫テッドから贈られた品。入札開始価格は4,000英ポンド。
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「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名は、アブラクサスという。」
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』より。
#イースター
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慶祝。いよいよAmazonにも情報アップされたようなので、満を持しての告知を。
言わずと知れたタロット史上最重要文献のひとつであるオスヴァルド・ヴィルト著『中世絵師たちのタロット』、初の日本語訳が遂に来月発売！
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メモ。現在サザビーズのオークションに伝説的な女流詩人、シルヴィア・プラスが愛用していたグリモー版マルセイユタロットが出品中。のちに桂冠詩人にもなったテッド・ヒューズと結婚した1956年、誕生プレゼントとして夫テッドから贈られた品。入札開始価格は4,000英ポンド。
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有難き御縁で我が家に飛来される次第となった古代ローマ（紀元前１世紀）のコイン（-人-）片面にメルクリウス神、もう片面にはオデュッセウスとその愛犬アルゴス。まるで「手品師」と「愚者」札の組合わせ。
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メモ。ニューヨークのホイットニー美術館で開催中の企画展「新時代の夜明け 20世紀初頭のアメリカンモダニズム」。
パメラ・コールマン＝スミスの作品として初期ライダー版「パメラD」と『波』（1903年頃）を展示。
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連想でご紹介。チェコのオカルティスト、ピエール・ド・ラスニックが1938年に製作したデッキ。彼はパリでヴィルト本人に師事したとも言われている。ちなみにヴィルト版と違って全７８枚のフルデッキ。（写真撮るの面倒なので拾い物画像を^^;）
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エラスムス・フィンクス作『地獄のプロテウス』口絵（1690年）。ゲーテが『ファウスト』執筆の際参考にしたドイツの怪異譚集。四十年ほど古いキルヒャーのテュフォン図やパン神図などが元ネタか。エテイヤ以降の「悪魔」札に影響が見られる。
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メモ。英国ウェールズでうっかり車内に閉じ込められた女王さまを救おうと、２万匹のミツバチたちが２日間その車を追いかけたというお話。ちなみに車種は三菱。ミツビシにミツバチ。
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「天正かるた」、滴翠美術館所蔵の有名な棍棒の王札（画像一枚目）は幸い7年ほど前に現地で目にすることが出来たが、今回の展覧会が凄いのは新発見の手描きもの一組が出品されていること（画像２枚目）。
紹介画像はウェブサイト『日本かるた文化館』所載のもの。
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瞠目。伝説の『オカルト・レビュー』誌や『イシスのヴェヱル』誌他、凄まじい数のオカルト系刊行物をPDFで閲覧可能なサイト。
タロット方面では雑誌以外にもレヴィ『魔術の歴史』やパピュス『漂泊民のタロット』の初版本なども。まさに宝の山…
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光栄にもご恵投頂いた『中世絵師たちのタロット』、先程謹んで拝受。
実際に手にして心ときめかずには居られない「THE 国書刊行会本」といった佇まいの函装幀。
まずは取り急ぎこの場を借りまして無事の出版を心よりお慶び申し上げますと共に、今野先生と担当編���様のご高配に厚く御礼申し上げます。
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ホドロフスキー師から、お願いしていたお題での個人リーディング動画がついに。
問「タロットが自分に求めることは？」
答「無駄に虚空を見つめ続けるのはそろそろ止めて、現実世界に踏み出せ。生み出せ。」
マエストロを通してのタロットからの伝言。しかと拝受。
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昨日からの流れで。先のRTにも含まれていた、ティルダ・スウィントンが写真家ティム・ウォーカーと組んでレオノーラ・キャリントンやレメディオス・バロらシュルレアリストたちの作品世界を再現したシリーズから数点。
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タロットファンに便利なサイトのご紹介。各札ごとにいろんなデザインをまとめて一気に見たい、という時にはどうぞこちらを。
http://t.co/CBW683SKc6
古典デッキから現代ものまで、７８枚分の各種画像をそれぞれ単一ページにまとめてあります。大アルカナは何と１７０種類。
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面白い写真。丁度『魔法 その歴史と正体』を出版した頃の1948年、イベントでシュルレアリスト仲間のエンリコ・ドナティと共に魔法円の中に立つカート・セリグマン。
さらにメモ。Luen Hung氏の推測ではかのカート・セリグマンもこの界隈に関わっていたのではないかと。
確かに1940年代のニューヨーク在住時に書かれた『魔法 その歴史と正体』のタロットの項にはユングへの言及が。
盟友となっていた美術史の大家マイヤー・シャピロもコロンビア大学の人間。
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昨日に引き続いて香水絡みのお話。ココ・シャネルはルノルマンカードの愛好者で、彼女のパリのアパルトマンの机上には生前のまま愛用のドイツ語版デッキ（画像参照）が置かれているそう。以下の記事にはかの『シャネルの五番』レシピにこのデッキの影響が？という面白い話が。
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某FBグループ内で、「タロットを始めるにあたって最初のデッキは誰かからの贈り物でなければならない」というコンセプトはどのあたりに起源があるのかというトピックが盛り上がっている。自分もそんな話、前に何処かで聞いたような気がする。
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ベルギータロット博物館のギドー・ギラベル氏によるFB投稿。
「このデッキ見たことある人は？恐らくルーマニアものだと思われるのだが、特定のための助力乞う」
件の品、あのアダム・マクリーン氏でさえご存知ないのだそうな。
どなたか情報お持ちの方がいれば是非。
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2010年トリノでの世界��手権で日本人男子初の金メダルを獲得したときの、高橋大輔選手のニーノ・ロータ『道』。フィギュア史上に残る名作。衣装はアルルカンだが、キャラ的にはピエロとの融合という感じ。この人のマイムの表現力は本当に天才的。
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メモ。1769年ザルツブルクで、カードゲーム狂の大司教のために『世界劇場としてのタロット』なる劇が上演され、登場人物たちはタロットの絵札に扮した。この劇にはモーツァルトの幼馴染たちも出演しており、当時１３歳のモーツァルト自身これを観劇した可能性もある由。
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メモ。５月封切の映画、その名も『タロット』。「決して他人のカードを使ってはならない」、というタロット占いのタブーを犯したことによって引き起こされる、数々の恐ろしい出来事…といった感じの、ホラーものの模様。日本公開はありやなしや。
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ついでに。前に作ったドイツ・オーストリア音楽七大作曲家と七惑星との照応画像（一部修正）。
バッハ＝太陽
ハイドン＝木星
モーツァルト＝水星
ベートーヴェン＝火星
シューベルト＝月
ワーグナー＝金星
ブラームス＝土星
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老師のツイートで思い出したので、もうひとつ好きな天使図を。オスヴァルド・ヴィルトによるその名も「光の天使に扮した汎神論的サタン」。スタニスラス・ド＝ガイタ著『サタンの寺院』（1891年）の挿画。
#お前らの画像フォルダの中にある自慢の天使晒せよ
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随想。フィギュアスケートがそもそも氷上に幾何学図形を描くコンパルソリーに始まったことからして、「フィギュアの女神」の名前を特定するとすれば芸術神ミューズたちの中で幾何学を司るとされる「ポリュムニア」あたりが適当だろうか。
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