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机屋

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本を読むこと、買うこと、書くことが好き。一箱古本に出るのも行くのも好き。日々のよしなしごとを連ねた「机屋日記」を毎週コンビニプリントで発行中。

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机屋
3 years
ええ加減は難しい。自分でええと思う加減を決めんとあかんから。あかん加減になるんなら、自分の生き様に問題があるっちゅうことや。料理に正解はのうて、作る相手のことを第一に考えて、素材と相談しながらええ加減に作るのがええ。「料理と利他」(土井善晴、中島岳志、ミシマ社)131 #まいにち机3
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机屋
2 years
昨日の「うだつのあがる古本市」で。高校生くらいの女性が何回もうちのブースで本を買ってくれたので、「本好きですか?」と聞くと「大好きです!」。「最近何を読みました?」と聞くと「えーっと『戦争は女の顔をしていない』です!」。うちの本、全部持って帰ってと言いたくなりました。
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机屋
6 years
電車に揺られると本が読みやすい。普通列車ならなお。なので「ブックトレイン」はどうか。車両ごとに本棚を置いて3~4時間のったり走る。軽食や飲み物も販売し、車中で読む、話す、寝る、眺める。子どもには絵本の読み聞かせ。地元の本屋と連携して駅間限定のショップを車内につくる。乗りたい。
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机屋
2 years
薬師丸ひろ子のメドレー聞くたびに「松本隆天才!」と叫んでいる。
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机屋
6 years
昔、本当に怒った人は怒った顔をしない、真に悲しむ人に表情はない、と教わった。切羽詰まったことばは宙に浮き、つかまえられない。心に積もったことばは表に出ない。かろうじて外に出た上積みが詩だ。涙は見えない。見せられないのだ。「見えない涙」(若松英輔、亜紀書房)。080 #まいにち机
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机屋
4 years
@hitujimimizuku おみでとう。
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机屋
4 years
といふわけで、机屋は約8年過ごした京都を離れ、高知に拠点を移しました。京都でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。多くの人に出会い、助けられ、人生が変わりました。そして高知、四国の皆様、全国の皆様、これからもどうかよろしくお願いします。ぜひ一緒に何かやりましょう!
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机屋
2 years
こっそり岡山で出店しております。
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机屋
1 year
天神さんで一箱古本市(長岡京市)、始まってます! 雨風文芸1置いてます! フリペもあるから持っていってー。
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机屋
6 years
久しぶりに出会った。
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机屋
7 years
大阪府立中之島図書館で開催中の「戦後大阪の文芸展」が素晴らしい。藤澤桓夫の旧蔵書を中心に大阪ゆかりの作家や詩人の直筆、特装本などがてんこ盛り。司馬遼太郎の藤澤への弔辞や、宇野千代のハガキ、新野新が鶴瓶について語っている手紙など、見所多かったなあ。28日まで。
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机屋
4 years
紙のない時代、人が本だった。語り部の言葉で想像の海をたゆたうのが「読書」だった。らせん状に時代は巡り、また人が本の時代が来た。本を元に情報をやり取りし、共感し、連帯する。実は本の方が人を操っているのかもしれない。「本の世界をめぐる冒険」(ナカムラクニオ、NHK出版)242 #まいにち机2
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机屋
6 years
ふらりと入って何も買わずに出ることもできる。仕事や学校をさぼったり、家に帰りたくなくて寄ったり、事情がどうあれ、どんな人も本屋は受け入れてくれる。効率優先のいまの世の中で残っていることが奇跡のような業態。真っ暗な街に灯る明かりを残すため、力を尽くしたい。
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机屋
3 years
どうやったらおばけと友達になれるのか悩んできた人に朗報。この本を読めばおばけライフ充実は間違いなし!おばけのかわいさと優しさに感激するよ。おばけは裏切らないから、ずっと友達でいられ��よ。「おばけと友だちになる方法」(レベッカ・グリーン、岸本佐知子訳、福音館書店)277 #まいにち机3
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机屋
5 years
子どものころ、阪急電車で梅田に行くときは淀川に架かる鉄橋が一つの区切りだった。帰りに淀川を見るとき、夕焼けの河原は寂しそうに見えた。その電車に乗り合わせたあの人、この人はいま何をしているだろう。一番身近だった人はみんなこの世にいない。「図書室」(岸政彦、新潮社)199 #まいにち机
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机屋
6 years
「SAVVY」という本屋さんを巡る御朱印帳を買ったので、さっそく買ったお店にいた滝藤賢一さんに御朱印をいただきました。「お店のページに押してください」とお願いすると「お店の説明は口頭でします」と言って、説明文のうえに押してくれました。
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机屋
5 years
苦しかった時に助けてくれた本屋の名前が列挙されていて胸が詰まった。筆者の話をうなずきながら聞く書店員の姿が浮かんだから。話を聞いてくれることがどんなに力づけてくれるか。思いを語る人も、それを受け止める人も素晴らしい。「古くてあたらしい仕事」(島田潤一郎、新潮社)079 #まいにち机2
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机屋
5 years
毎日コツコツと本のことを書いていたら、本日フォロワーが1000人になりました。数を目標にしているわけではありませんが、こんな地味な文章を、多くの人に読んでいただいているのかと思うと、ただただ感謝あるのみです。変なことも書きますが、今後とものんびりお付き合いください。#まいにち机2
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机屋
3 years
戦争で亡くなったあなたの絵を大切に預かって見ていただきます。約束のもと、無言館はできた 。見た人は、絵を描き続けたかっただろう戦没学生に、もう戦争は絶対にしない、させませんと約束する。約束は受け継いでゆくもの。守らねばならないもの。「約束」(窪島誠一郎、アリス館)219#まいにち机3
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机屋
5 years
茶色が嫌いなら嫌いだと言わなければ。まあいいかと思っているうち、街は茶色一色になる。もう嫌いだとは言えない。だれも言わない。言えない。いまできないことはこの先絶対にできない。だから、きょう嫌いと言わなければ。「茶色の朝」(フランク・パブロフ、藤本一勇訳、大月書店)307 #まいにち机
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机屋
3 years
幕府滅亡後、後継者を任じる足利、北条、新田が繰り返し鎌倉を占領する様は、ラグビーのトライを見るようだ。北条氏と聖地・鎌倉の関係、複雑な王家争いの絡み合いが史実に則って整理される。あとがきでの北条時行愛の告白が熱くて素晴らしい。「中先代の乱」(鈴木由美、中公新書)248 #まいにち机3
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机屋
8 months
おかやま表町ブックストリート、11時スタートです。なんとなくお待ちしています。
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机屋
4 years
目の前の人を好ましく思う時、発するべき言葉は自然に見つかる。音がなくとも、思いそのものが言葉に変わる。吐く息が白くなるように。そんな言葉は必ず伝わる。マスク越しでも。詩と向き合った絵が素晴らしい。「いまきみがきみであることを」(白井明大、カシワイ絵、書肆侃侃房)048 #まいにち机3
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机屋
3 years
生理は当たり前のことなのに、なんで男として知ろうとしなかったのか。身近な人がしんどかったり悩んでいても、話すら聞かなかった。率直な声が詰まったこのZINEを読んで、泣けてしようがなかった。男は必読。「個人的な生理のはなし〜みんなの生理・わたしの場合」(ぽんつく堂編)244 #まいにち机3
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机屋
1 year
高知発のZINEができました!雨風食堂(南国市)で毎月開催されている「雨風BOOK NIGHT」の参加者有志でつくる「雨風文芸部」12人が寄稿した「雨風文芸1」です。テーマは日記。文章あり、漫画あり、詩あり、写真、コラージュありの32ページ。シンプルデザインでも内容ヤバいので読んでください!
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机屋
1 year
昨日はほぼ途切れずに人と話していました。お久しぶりの方、どこかでご縁があって初めてお会いした方、皆さんにお会いできて本当に嬉しかったです。天神さんで一箱古本市、参加の皆さん、主催、スタッフの皆さん、ありがとうございました。高知から来てよったです!
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机屋
5 years
「机の人」をお取り扱いいただいているお店(敬称略)【大阪府】一色文庫(大阪市)▽ぽんつく堂(枚方市)▽みつばち古書部(大阪市)【京都府】狂言屋(京都市)【兵庫県】風文庫(芦屋市)▽みつづみ書房(伊丹市)【香川県】YOMS(高松市)【広島県】広島蔦屋書店 皆様ありがとうございます!
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机屋
2 years
あのですね、明日の出店に向けて準備をしているのですが、私は好きだけど買ってもらえなさそうな本ばっかりになりました。なので、本を見てお話だけでもしに来てください!(他の出店者さんからは買ってほしい…)自作の「机の人(1〜3)」も持っていきます。
@udatsu_book
【徳島】うだつのあがる古本市【2024/11/4(月・祝)】
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「うだつのあがる古本市」Twitterアカウントを開設しました!🌟 【第1回・うだつのあがる古本市】 日時:2022年11月27日(日)10:00〜17:00 場所:–みんなの複合文化市庭–うだつ上がる (徳島県美馬市脇町大字脇町156) 当日は本の他、軽食・ドリンクの出店もあります🍽🥤
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机屋
2 years
うだつのあがる古本市、スタートしました!
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机屋
2 years
高知市の状況です。自転車は乗っちゃダメです。
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机屋
5 years
現代の常識で過去の作品や発言を評価するなという意見がある。だが、過去と現代の常識を比べることで互いの時代の特質が見えてくる。特に差別や偏見について見ておかないと、いま起きていることのおかしさは分からない。「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」(北村紗衣、書肆侃侃房)299 #まいにち机
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机屋
7 years
いまこういう風になってるとは知らなかったなあ。 みんなで一箱出店した思い出の立誠小学校。 京都市木屋町・立誠小跡:ミニ図書館で風俗店ブロック 敷地、隅々まで活用 - 毎日新聞
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机屋
5 years
売れない店は消える。毎日の投票=買い物で生き延びないと店は続かない。志と売ることを両立させるための補助線が、ホホホ座という仕組みだ。共通点は名前。それぞれがフラットに立ち、どこかかがやられてもどこかは生き残る。「ホホホ座の反省文」(松本紳哉、山下賢二、ミシマ社)244 #まいにち机
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机屋
5 years
一箱古本市のよさは、出店者が平等なこと。仕事とか肩書き、経済環境とか経緯とか、そんなものまったく関係なくて、一箱という世界だけで評価される。ビニールシート敷いて、一箱置けばそれで店主。戦後の闇市にも似ているように思う。
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机屋
7 years
本読みは「こんな人たちに」とは言わない。こんな人もあんな人もいるのが世の中だと本から教えてもらったから。本読みは「負けない」とは言わない。勝ちも負けもどちらが正しいか、あるべきかなんてだれも決められないと本から教えてもらったから。
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机屋
4 years
本を読んで旅行で行った先の話が出てくると、目の前にばーっと風景が広がることがある。本で想像していた場所に実際に行ってみたら、風景が驚くほど立体的に見えたこともある。旅と本は相性がいい。共に想像力に訴えるものだからだ。「本とあるく旅」(森まゆみ、産業編集センター)297 #まいにち机2
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机屋
4 years
恋愛、セックスなし���されど結婚という奴を一度はしてみんとて。思惑の違いやイラつくこともあるけど、いいこともたくさんありそう、と途中経過。雨宮まみさんとの出会いと別れが息が止まるほど胸を衝く。これが死んだ人を心底思うことなのだと。「結婚の奴」(能町みね子、平凡社)192 #まいにち机2
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机屋
4 years
大切なものを失くした時は、知らない場所で過ごすのがいい。失くしたものが落ちてないかうろうろすれば、新しいものが見つかる。それが心の中で少しずつ大きくなって、失くしたものの面積は小さくなる。そして、また日常が始まる。「��の赤くて柔らかな部分」(平田俊子、角川書店)147 #まいにち机2
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机屋
4 years
子どもの頃、みんな同じことを経験して覚えているのだと思っていた。街の夕暮れの寂しさをみんなも感じているのだと思っていた。この本を読んで、間違ってなかったのだとほっとした。大阪は明るい街なのだけど、その分闇が濃い街なのだ。「大阪」(岸政彦、柴崎友香、河出書房新社)088 #まいにち机3
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机屋
4 years
本を読んでいる最中に考え事をして、意味が入ってこない時がある。元に戻って読み返したりするけど、そういうことも含めてすべてが本を読むということなんじゃないかと気がついた。
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机屋
3 years
人間は意味もなく生まれてくんのに、成長せなあかんとか、カネ稼がなあかんとか、社会に貢献せなあかんとか、迷惑かけたらあかんとか、大きくなるにつれ、生きることに条件付くっておかしくないすか。
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机屋
1 year
乗られた。
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机屋
4 years
石牟礼道子と渡辺京二はこの世で巡り合ってしまった。出会わなかったはずの二つの魂は、すべての偶然を必然に変えて互いを見つけ、相手の裡に自分を映し出した。この世の二人にはこの世の規範は通用しない。あるのは、あなたは私だという想いだけ。「魂の邂逅」(米本浩二、新潮社)004 #まいにち机3
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机屋
5 years
図書館は知の拠点だ。過去の叡智を集め、現代の知見を引き継ぐ。効率的なハードは素晴らしいが、大切なのは働く人だ。人の学びを支える専門職員を育て、配置することなしに図書館の完成はない。将来の収穫を考えたら安いもんだよ、それ。「生きるための図書館」(竹内悊、岩波新書)265 #まいにち机
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机屋
6 years
本は 前から読んでも、あとがきから読んでも、途中でやめても、いつどこで読んでも、他人からは何も言われない。なのに、生き方については、自分で思い込んだ「ルール」や「秩序」を他人に押し付ける人が多いのはなぜなんだろう。もっと自由に伸びやかに共に生きられないものか。
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机屋
4 years
素朴な言葉にこんこんと湧く思いが込められた詩。読む人ごとに違う感興をもたらす。詩が私たちの生き様を見つめ、試しているようだ。自らの境遇を昇華させ、詩という自己を大地から天に捧げた詩人。巻末の年譜と付録の栞も素晴らしい。「新編志樹逸馬詩集」(若松英輔編、亜紀書房)142 #まいにち机2
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机屋
2 years
フリペつくったので、前を通ったら持ってってー。
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机屋
4 years
@yugumabooks ええこと言うなあ。
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机屋
6 years
きょうのNHK「72時間」は、松山の移動図書館。面白そうです。22時45分から。
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机屋
4 years
これね、ほんとによかったから、ぜひ見てほしい。
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机屋
3 years
こんな小さな世界にコケの宇宙があるという驚きと喜び。一度知ってしまうとコケたちが目についてもう簡単には道を歩けない。すきまに生きるコケを見ることは自分の心にすきまを作ること。「コケのすきまぐらし たくさんのふしぎ2021年10月号」(田中美穂、平澤朋子絵、福音館書店)255 #まいにち机3
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机屋
4 years
穏やかに死にたい。安楽死は日本では認められていない。制度化されると病人は「安楽死してほしい」の圧にさらされないか。一方で死期が迫り激しく苦しむ人に「頑張れ」と言い続けていいのか。混沌としながらも生きる限り考えたい。「だから、もう眠らせてほしい」(西智弘、晶文社)250 #まいにち机2
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机屋
4 years
優れたノンフィクションを読むと疑問と興奮が一気に押し寄せ、本を閉じた時には違った自分になっている。何���しらの見方や行動が変わる。物語として整理された事実を読むことで、書き手や登場人物に乗り移り、歴史の現場に立てるようになる。「現代日本を読む」(武田徹、中公新書)315 #まいにち机2
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机屋
5 years
さふいえば、無印山科店には「捨てたくない本」コーナーがあって、古本が並んでいる。バリューブックスと提携して展開しているようで、100均の本もあってびっくりした。どう成長するか楽しみ。なんかかめないかな。
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机屋
7 years
人から勧められた本は面白くなくても思い出に残る。いつ、どこで以外にも、勧めてくれた時の相手の表情なんかも本の記憶にくっついてくるからだろう。うちから本を買ってくれた人も私のかけらを感じているかしら。ぜひお勧めしたい本があります。11月5日、仏教大学園祭の一箱にぜひお越し下さい。
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机屋
4 years
美しい、とは違う。だが目が離せない。写真から嬌声が聞こえるような気がする。それは本当に楽しんでる声なの?と思う。男女の姿が白昼夢のように見える。悲しげに儚げに。建物が消されてしまう。そんな記憶さえもなかったことにするために。「遊郭」(渡辺豪、新潮社とんぼの本)243 #まいにち机2
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机屋
4 years
南北朝の分裂は後醍醐天皇のせいと言うより、元からの皇室の内部抗争と幕府の介入が交錯した結果だった。室町時代では「蜜月」を演じて補完し合う関係だったのも興味深い。武家に翻弄されたようで、生きながらえたのはしたたかな朝廷だった。「北朝の天皇」(石原比伊呂、中公新書)248 #まいにち机2
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机屋
5 years
「こころ」は全編が遺書なのか。明日死ねば今日のことばが「遺言」。遺言は毎日更新され、タイムラインの果てに消える。意図的なことばも偶然のことばも、書かれたものも書かれなかったものも。生きることはこんなに切羽詰まったものなのか。「『こころ』異聞」(若松英輔、岩波書店)241 #まいにち机
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机屋
2 years
6時間かけて長岡天神まで行って、チラシ40枚押し付けて帰ってきました。懐かしい方、初めましての方、受け取ってくれた皆さん、ありがとう!(手元にないので、こんな写真しかなくてごめんなさい…)
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机屋
6 years
いい本を読んでいると、もっと昔から本を読んでいればなあと思う。きっと、死ぬまで読めないいい本がたくさんあるんだろうな。本の海の水際でちゃぷちゃぷ水浴びをして消えてゆくのかと思うと、ちょっと寂しい。か。
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机屋
4 years
初版道さんのツイートをまとめた本。作家の肉声や心情、作家間の思慕、交流がうかがえて興味深い。才能ある人は他者の才を読み取ることにも長け、曲折はあれど究極は敬意を持つのだと感じた。貴重な初版本、肉筆の写真が嬉しい。「140字の文豪たち」(川島幸希、秀明大学出版会)278 #まいにち机2
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机屋
8 months
高知から、3月3日のおかやま表町ブックストリートに出店します。 ご挨拶と「机屋日記」の紹介などを書いたミニフリペ持っていくので、ぜひもらってやってください!(選書まだ)
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机屋
5 years
本を読む。読んだ本が本を呼ぶ。呼ばれた本を買いに古本屋に行くと、そこにも本に呼ばれた本の人がいる。本に愛された2人の会話は本の鼓動が心臓の鼓動になった人の言葉だ。毎日本と過ごすことで本は本に、人は人になっていく。「漱石全集を買った日」(山本善行、清水裕也、夏葉社)365 #まいにち机
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机屋
5 years
子どものいる暮らしは人生を生き直すことなのだろう。わたしは子どものころワクワクした覚えはない。でもいま子どもの自分をそばで見たらワクワクするだろう。主体が客体になりまた主体に戻る。不思議な営みが無限に繰り返されている。「探検家とペネロペちゃん」(角幡唯介、幻冬舎)352 #まいにち机
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机屋
6 years
声は喉から発する音だけではない。体温、におい、感触、鼓動。伝えたいという気持ちがあればすべてが声になる。気持ちのない音とことばは自分のことでも記憶に残らない。日日繰り返している「無駄な」やりとりが、人生にどれだけ不可欠なものか。「声めぐり」(齋藤陽道、晶文社)。087 #まいにち机
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机屋
4 years
過去に忘れ物をした人ならきっと分かる。もうあの人と会えないと知り、涙した人なら必ず感じる。心の痛みから解放され、時空を超える道はいつも目の前にあったのだと。旬の中国SF短編集。特に「金色昔日」がお勧め。「月の光」(ケン・リュウ編、大森望、中原尚哉ほか訳、早川書房)113 #まいにち机2
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机屋
6 years
電車で本を読むときは、カバーをつけず、なるべく本を目線まで掲げて読むようにしている。表紙をみて、一人でも興味をもって読んでくれる人がいればいいなあ。
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机屋
3 years
「多様性」と言うと、LGTBとか人種や肌の色の違う人に代表させがちだけど、ちゃうちゃう、自分が今のまま社会に受け入れられることやで、他人のことちゃうで、あんたのことや、とおっちゃんは言いたくなる。
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机屋
6 years
本は質量をもつ物体だ。言葉を連ねた抽象と思いがちだが、本づくりはモノ作りなんだ。完璧に仕上げ読み手に届ける人たちがいる。言葉が神からのギフトなら、本は汗だくの人たちからのギフトだ。だれの文章で心が揺れるか。読んで確認してほしい。「本を贈る」(中岡祐介編、三輪舎)。046 #まいにち机
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机屋
3 years
なぜあの人たちではなく、わたしだったのか。仕事の本質が繰り返しだからかもしれない。当たり前のことを丁寧に繰り返す日々が螺旋状に重なり、オリジナルになる。それができるのが、わたし、だったのだ。読み終わるのが惜しいと思える本。「小さな声、光る棚」(辻山良雄、幻冬舎)235 #まいにち机3
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机屋
3 years
いつから店と客は対等でなくなったのか。いや客が「自分は神様」と思い込んだのか。人は客にも売り手にもなる。神様は次の瞬間、奴隷になる。変な関係はおかしいと言う店こそ「常識的」だ。名古屋の喫茶店の話は大声で笑うから読む時注意。「常識のない喫茶店」(僕のマリ、柏書房)340 #まいにち机3
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机屋
4 years
ぼちぼち始めています。ご近所の方が来られてます。
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机屋
5 years
なんかね、みなさんどうか無事で、と思ってぺーじを繰っていたら、少しほろりとしてしまったよ。
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机屋
6 years
本を読み始めるのは初デートのよう。こんにちは。へえ、こんなくせがあんの?それはちょっと苦手。うんうん、それは自分も好きやわ。ちょっとずつのめり込む。読み終わって「次いつ会える?」と聞くか「ありがとう」とだけ言うか。デートと違うのは、相手から「もう会わない」と言われないことか。
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@tukueyabooks
机屋
2 years
うだつのあがる古本市、無事に終了しました。終日、多くのお客様で賑わい、素晴らしいイベントになりました。来てくださった皆様、そして何より企画・運営されたスタッフの皆様に大拍手です。パチパチパチ!本を介して多くの人とお話しし、感動的な話もたくさんありました。ありがとうございました!
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@tukueyabooks
机屋
6 years
しゃべらんでも仲良くやれるんならええ。しゃべらんでええことしゃべったり、しゃべりでだます人もおんねんから。小学校のとき、しゃべらん子をむりにしゃべらそうとしたことあった。ごめん、堀口くん。「やましたくんはしゃべらない」(山下賢二、中田いくみ絵、岩崎書店)。020 #まいにち机
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机屋
5 years
吃音は当事者のしんどさが理解されにくい障害だ。話すたびに緊張と無力感を強いられる毎日。話せなくなる。だから吃音は見えにくくなる。いや、世の中の方が見せないよう強いるのだ。だから、知ること。当事者の話をゆっくり聴くこと。まずはそこから。「吃音」(近藤雄生、新潮社)。123 #まいにち机
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@tukueyabooks
机屋
7 years
本は「いまここで買わなくても」と思ったら買えない。新刊は別の書店でも買えるし、古書の多くもネットで入手できる。しかし、でも、だからこそ。その店や人がいる未来を望むなら、いま、ここで買わないと。11月5日の佛大学園祭一箱では買ってとは言いません。ぜひ未来を考えに見に来てください。
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@tukueyabooks
机屋
4 years
涙腺がゆるくなったおっさんは、もう… 疲れた家路に古本屋の灯を 医療従事者に夜間無人販売:朝日新聞デジタル
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机屋
6 years
小学校の頃、塾で読書感想文の提出が義務付けられていて、それが嫌で長い間本読みを敬遠していた。本読みは強制すべきでないし、たくさん読むことが偉いのでもない。ほかに大切なものがあるなら、そちらを優先すべきだ。ただ、本を読むという選択肢と楽しいという自分の体験は伝えたい。
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机屋
6 years
きょうのお供はこのブックカバーを掛けた文庫。昨日のウモレボンのあるお店で、本のおまけにいただいた。えらくかわいくて、おまけにいただけると聞いて、出店者が騒然としていた。
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机屋
3 years
この仕事、自分には向いてない、と思っている人を信用する。自分を疑いながらとぼとぼ歩き、時には後退しつつも、気がつくと少しだけ仕事ができてる。でもこの仕事、何の意味がある?そんな惑いの感じられる写真にこそ心惹かれるのだ。「しゃにむに写真家」(吉田亮人、亜紀書房)112 #まいにち机3
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机屋
5 years
ああ、やっと天神さんに持っていく「机の人(つくえのじん)」の改訂版できました。お試し版に4編、短い文章を加えた充実版。手作り感あふれる出来で粗いけど許してね。ぽんつくさんとこで印刷する時間がなくてすごく残念でした。400円で販売予定です。よければ天神さんの記念にどうぞ。
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机屋
6 years
悲しみを乗り越えることは大切だが、悲しみにこだわり、立ち止まって悲しみ続ける人もいる。原民喜は悲しむ人。忘れない人。頑ななまでに、すべてのエネルギーを使って悲しみ、言葉で表現した。つらいことの多い今だから。原民喜。「原民喜」(梯久美子、岩波新書)どくりょ。
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机屋
5 years
山科の無印良品で本日から始まった古本市に行ってきました。すごいお店といい本が集まりました。いろんな人に会えていい一日でした。明日もあるので、ぜひ山科まで足を伸ばしてみて!今回は準備が間に合わなかったけれど、定例化してもらえれば、机屋も協賛企画します。
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机屋
4 years
島には強い思いで本屋を営む人がいる。高齢化と人口減に抗して知恵で店を維持している。いつでも入れる店にいつもの人がいることは、どんなに人々の支えになってきただろう。本屋があることは生活の基本条件なのだと思う。「離島の本屋」「離島の本屋ふたたび」(朴順梨、ころから)052 #まいにち机3
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机屋
3 years
ええもんみさせてもいました。
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机屋
6 years
「いやや」と言うと、「じゃあ、どうしろっちゅうねん」とすぐに代案を求めてくるひとがいる。それを認めたら弱いひとは反対できんようになる。だからとにかくいややったらいやって言ってええねん。
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机屋
3 years
電車の中で「この車両にいる人たち全員の話を聞きたい」と思った。まさかそれを実現する本が出るとは思わなかった。社会は物語を持つ人が無意味に偶然に交差して作られている。どこを切り取っても全体にならないのに、なぜか全体はあるのだ。「東京の生活史」(岸政彦編、筑摩書房)339 #まいにち机3
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机屋
1 year
あとさ、「大事なのは魚が売れることです」と某大臣が言ってるけど、漁民や海に関わる人が大切にしているものを、いきなりカネにすり替えてしまうのもおかしいと思う。
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机屋
5 years
電車で閉まっていた窓のシェードを開ける若い女性。眩しいなあと思いつつ、陽の当たる窓から熱心に外を見ている彼女を見て、ちょっと羨ましくもあった。いつのまに、向こうからこっちに来てしまったんだろう。
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机屋
5 years
悲しいときに笑っている。怒るべきときに無表情でいる。そんなミスチョイスの繰り返しと積み重ねが生だ。静音の世界に「神のひと蹴り」がさざ波となって広がり、多くの人生の深層まで伝わる。こんな小説が書けるのはこの人しかいない。傑作。「我らが少女A」(高村薫、毎日新聞出版)285 #まいにち机
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机屋
6 years
高松一箱、始まりましたー。高松限定zine並んでます!ここしか買えへんでー。こうてー。
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机屋
7 years
子どもの頃、地元のさびれた商店街で「もしもの世界」を毎日立ち読みして店主に怒られました。本好きはだれしもそんな孵卵器のような本屋があったはず。編者の序文だけで泣きました。「この星の忘れられない本屋の話」(ヘンリー・ヒッチングス編、浅尾敦則訳、ポプラ社)どくりょ。
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机屋
4 years
穏やかに過ごしたい年の瀬でも、穏やかに過ごせない人がいることを忘れまい。腰を下ろしたい時も、休めない人のことを心に留めたい。人が人らしくあるために、人を思うことを大切にしたい。いろんな思いを時間に刻みつけた1年だった。「JR上野駅公園口」(柳美里、河出書房新社)366 #まいにち机2
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机屋
5 years
象の密猟とテロ。根は一つだ。象牙を欲しがる人がいるから、アフリカの国々が「官営」のように象牙を不正に取得し、密輸し、カネを得る。欲しがる人はどこに?ここに。無知と利己主義に染まった日本人が、アフリカの象を消滅させる。いい?私たちが、だよ。「牙」(三浦英之、小学館)164 #まいにち机
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机屋
6 years
一色文庫を久しぶりに訪問。閉店ぎりぎりに到着しましたが、心広い店主さまのおかげで、19時18分といふ半端な時刻まで延長していただき、半端ない本を半端ない額で買い込みました。ついでに店主さまとは半端ない密談を。ぐふふ。お主も悪じゃのう。ああ、半端って素敵。
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机屋
4 years
読み終わって心臓がどくんどくんしている。文学が世界を動かすことの興奮と世界の裂け目に臨んだ人たちの愛憎と。一途に言葉を思い、人を思うことはかくも厳しいものか。「ドクトル・ジバゴ」読みたい。「あの本は読まれているか」(ラーラ・プレスコット、吉澤康子訳、東京創元社)219 #まいにち机2
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机屋
4 years
といふことで、3月6日(土)に、京都・山科で古本イエーやります。山科でのイエーは最後ですので、大放出する予定です。感染状況を見ながら、安全に気をつけて無理のないようにお越しください。国鉄山科駅北側徒歩1分です。
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机屋
7 years
みつばち古書部、開店しております。ノンフィクション本をなんとなく陳列しています。よければのぞきに来てください!早くも差し入れをいただき、感激しています。ああ、生きててよかった。
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