「物語を消費する」ことへの痛烈な問いかけ Fate/GrandOrder Cosmos in the Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」 感想【後編】|よるとり
「王道的RPGというお伽噺」という巧みな群像劇 前編に続いて、Cosmos in the Lostbelt No.6妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ(以下、アヴァロンルフェ)の感想をしたためていきたいと思う。 このアヴァロンルフェは、奈須きのこ初の壮大な群像劇であり、お伽噺を主題にしたひとつの王道的RPGである。 「主人公にスポットを当て、それを取り巻く人々という見方で脇役を描くスタイルの劇...