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#2024
年上半期の本ベスト約10冊
猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子
デフ・ヴォイス 丸山正樹
一線の湖 砥上裕將
クローゼット 千早茜
テミスの剣 中山七里
探偵が早すぎる 井上真偽
ミ・ト・ン 小川糸
水車小屋のネネ 津村記久子
小説の神様 相沢沙呼
ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン
です！！！！📖
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わたし、怪しげな宗教団体みたいなのが出てくる小説好きなんですけど、（自己紹介）
作品の探し方が分からなさすぎるので思いつく限り作品教えて下さると嬉しいです🥺
▼既読
『八日目の蝉』
『星の子』
▼積読
『琥珀の夏』
『教団X』
▼気になる
『名探偵のいけにえ』
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#名刺がわりの小説10選
今日のハチミツ、あしたの私 寺地はるな
エミリの小さな包丁 森沢明夫
合唱 中山七里
月曜日の抹茶カフェ 青山美智子
ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵
2020年の恋人たち
作家刑事毒島 中山七里
まるまるの毬 西條奈加
グラスホッパー 伊坂幸太郎
わたしの美しい庭 凪良ゆう
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432
『十角館の殺人』綾辻行人 #読了
読んでる最中、ネットでネタバレを踏んでしまい、犯人が分かった上で読み進めたが…
例の"一行"は予想だにできなかった😳さすがは名作。
本格ミステリにしっかり向き合ったのはこの作品が初めてで、とても充実した読書体験をすることができた。
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396
『オルタネート』加藤シゲアキ #読了
文庫化を待ち続け、ようやく読了。
期待のハードルはかなり高かったが、それを乗り越えてくれた作品。
青春物語、という言葉で���付けたくないほど、胸いっぱいで、甘酸っぱくて、苦しくて…沢山を経験させてくれた物語。
作者あとがきまで、素晴らしかった。
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385
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 #読了
うわー。なるほど。え、感想何言お?!
ってくらい、何言ってもネタバレになりそうな傑作でした😂
タイトル長くて覚えられないーなんて思ってた読了前の私に喝を入れたい。
傑作だし、何度だって読み返してあの世界に帰りたい。
楽しかったぁ
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#2023
年の本ベスト約10冊
さんかく
アパートたまゆら
育休刑事
屍人荘の殺人
まち
能面検事
うしろむき夕食店
8月の銀の雪
復讐は合法的に
あめつちのうた
作者名は略させていただきます🥲
今年は134のお話に出会えました😌✨
皆様来年もよろしくお願いいたします🪭
良いお年をお迎えください🎍
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『水車小屋のネネ』津村記久子 #読了
自分が今までに関わってくれた全ての人に感謝と愛を伝えたくなるお話。
人生って周りの人たちの良心で成り立ってるんだなぁと思える。
周りに支えられてきた人が、今度は支える側に回るのも本当に素敵。
のほほんと”普通”と思える毎日を過ごせることに感謝。
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325
『悪いものが、来ませんように』芦沢央 #読了
えええええーー！ひえーーー！！
と語彙力がなくなるオチだった。
紗英の夫が失踪する事件を中心に描かれる、紗英となっちゃんの歪な関係性。あまりにも密な友情にうんざりしながら読み進めたが、最後はタイトルにうるっと。
ネタバレ厳禁🤫
1
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327
#名刺がわりの小説10選
さよならドビュッシー
ラブカは静かに弓を持つ
宙ごはん
線は、僕を描く
木曜日にはココアを
みかんとひよどり
今日のハチミツ、明日のわたし
ひと
自転しながら公転する
BUTTER
静かなお話、美味しいお話が大好きです😋🍴
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304
『星を編む』凪良ゆう #読了
『汝、星のごとく』の過去から未来までが描かれた作品。
本編で語られなかった事実が明らかになり、あの瀬戸内の島の香りがより強くなった。
人生の波を乗り越えて、他者への愛に溢れた素敵な登場人物たち。
これからもずっと幸せでいてね。
0
6
302
『透明な夜の香り』千早茜 #読了
最近読んだ本で1番好き。
密やかに繊細にお話が進んで、息をするのもはばかられる様な空気感。
暗闇の中に様々な花やハーブの香りが立ち、それらの美しい色がひっそりと溢れている。
本当に繊細で、その香りと色彩を感じながらいつもより時間をかけて読んだ。
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288
『月の立つ林で』青山美智子 ＃読了
孤独を感じる人たちが、月を見上げて勇気を貰う物語。
周りが見えないほど落ち込んだ時、このお話が心を癒してくれる。
そんなお守りのような優しい作品です。
読了後はきっと、夜空を見上げたくなるはず🌙
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5
290
『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信 #読了
肝が冷えるとはこの事か。恐ろしくも美しいミステリ。
中でも「玉野五十鈴の誉れ」は悶えた。幸せで、不幸せで、恐ろしい。
最終章を読んだ後で再度読み返すと、世界が変わるのかなぁと。
余韻が去らないうちに再読予定。
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289
『空中ブランコ』奥田英朗 #読了
前作に続いて、ほんとにしょーーもないお話でした😂（褒め言葉）
ただ今回は患者さんのお悩みに結構共感してしまって、伊良部先生みたいな友だちが身近…ではないにしても、知り合いの知り合いくらいにいたらなぁと思ってしまった。
2
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289
『ハサミ男』殊能将之 #読了
さすが現代ミステリの代表格。
伏線の張り方も回収の仕方もピカイチだった。
トリックに翻弄されていたと気づいた時驚きで固まってしまったし、最後の一文でにやにやしてしまった。
再読して、正しい世界を見直しに行こっと。
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2
286
『西の魔女が死んだ』梨木香歩 #読了
学校に疲れたまいは西の魔女、おばあちゃんの元で魔女修行を始める。
繊細で自然への感性が豊かなまいに自分を重ねて、一緒に草いきれを吸い込む。
おばあちゃんの教えや、自然が教えたくれたものは私へのプレゼントでもある。
なんて美しい物語だろう。
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3
286
『琥珀の夏』辻村深月 #読了
小学生の夏を過ごした「ミライの学校」跡地から出てきた白骨遺体について迫るお話。
幼少期から、親から離して教育する「ミライの学校」と「保育園」の違いについて言及された時はゾッとした。
大人の理想を押し付ける教育や、大人の欲しがる言葉を選ぶ子どもが悲しい。
1
3
282
#私をミステリ沼に引きずり込んだ作品
『マスカレードホテル』東野圭吾
ミステリ沼どころか、修論抱えた私を読書沼に突き落とした作品。
あそこから私の読書ライフが始まった。
ありがとう🥹
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1
280
『本と鍵の季節』米澤穂信 #読了
図書委員の高校生2人が、生徒たちの悩みを解決するお話。
爽やかな青春小説と思って読み進めたら、読了感はしっかり推理小説という2度美味しい作品。
2人とも高校生と思えないしっかりした思想を持っていて、でも時々見せる若さが癖になる。かなり好きな作品です。
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5
276
『屍人荘の殺人』今村昌弘 #読了
特殊設定ものが苦手で敬遠していた作品。
いざ読んでみると違和感がなくて面白い!!
矛盾なく世界が作り込まれているから、お話に自然に入り込めた。
登場人物が独立しているから人と人との関係性まで見えてくる。
ただのミステリじゃない…続編も楽しみです😊🎶
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3
272
『新世界より』貴志祐介 #読了
SFになんとなく苦手意識を持っていたが、これは完全に世界に没入して溺れていた。
早希たちと一緒に学び、走り、戦ったこの数日の体験は鮮烈で、到底忘れられそうにない。
くだらない支配欲で築かれたディストピアを現実にしない為にも、種を越えた共存が不可欠だろう。
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274
『冷たい校舎の時は止まる 上』辻村深月 #読了
雪の日に突如校舎に閉じ込められた同級生6人。
彼らを閉じ込めたのは、学園祭で飛び降りた誰かだが、その誰かが思い出せない…。
一人一人が抱える思春期特有の孤独感や恐怖心に読み手の心も凍りつく。
苦しく切ない青春SF。下巻楽しみ。
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3
272
『傲慢と善良』辻村深月 #読了
すごい小説に出会ってしまった。
婚活で出会った婚約者が失踪してしまい、物語の後半は失踪した側の目線で真実が語られる。
「傲慢」と「善良」は対比でない。
今、この時に読むことが出来て良かった。
結婚について、人生について見つめ直すきっかけとなった。
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268
『体育館の殺人 』青崎有吾 #読了
高校の体育館で起きた密室殺人。容疑を掛けられた卓球部の部長を救うべく柚乃が頼ったのはアニオタで学校住まう高校生、裏染だった。
見事な本格ミステリで、気付けば伏線が華麗に回収されていて痛快。
ぶっとんだキャラと飄々とした推理のギャップも面白かった。
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261
『アリアドネの声』井上真偽 #読了
地下の都市施設、WANOKUNIで地震が発生。
見えない、聞こえない、話せないの三重苦を持つ女性を、火事と浸水に見舞われた現場から無事救出することはできるのか?
ドローンを駆使した近未来SF×パニック小説。
救出活動はもちろん、主人公の心情の変化も見ものです👀
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255
『西洋菓子店 プティ・フール』千早茜 #読了
どストライクの作品。
キラキラ輝く素敵なお菓子と、人間味溢れる登場人物の詰め合わせ。
”夫婦は他人で作るもの”という言葉にハッとした。違う人間同士だからこそ、新しい道を切り開くことができるのだろう。
パティシエールの方との対談も面白かった。
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251
『きらきらひかる』江國香織 #読了
おすすめいただいた本。
なんとも歪んだ、「普通の恋愛小説」。
笑子と睦月の愛情が深くて深くて、でも周りから見ると変わった形をしているから理解してもらえなくて。
本人たちは幸せそうなのに、淋しくて虚しい。
ほっといてあげてよ！！って何度も心で叫んだ。
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257
『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 #読了
爽やかな夏の話かと思ったら、陽の決して当たらない、暗くて湿度が高くて蛆が沸いたようなお話だった。向日葵が咲かない訳だ。
血生臭くてじめっとしたホラーミステリをお探しの方には全力でおすすめ。
私は…求めてなかった😂しんどい😂
爽やかさを…くださ…
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257
『育休刑事』似鳥鶏 #読了
可愛い表紙と個性的なキャラから、ライトミステリーかと思いきや
しっかり事件起きてるししっかり推理して解決するし、なによりしっかり育児してた…!!!
なんだこのハイブリッドミステリ。
どツボでした。
あと、あとがきまでずっと笑ってた😂
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251
『さんかく』千早茜 #読了
今年1番好きなお話かも。
町屋に住む高村、胃袋を掴まれた伊東、研究一筋の華の3人の微妙な距離感が生々しく描かれた作品。
千早作品らしく、五感がフル稼働させられるお話で、夏の京都のベタベタした空気感から、年越しのうだうだとした感じまで追体験してしまった。幸。
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252
『復讐は合法的に』三日市雫 #読了
弁護士バッジを片手に、法律スレスレの復讐をしてくれるエリス。
実際にこんな仕事あったら儲かりそう😳なんて思いながら読んだが、ミステリとしてもちゃんと面白い。
あの手この手を使って加害者に近ずいて復讐する様は痛快！！！
続編が待ち遠しいです。
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251
『川のほとりに立つ者は』寺地はるな #読了
心に刺さる文にたくさん出会えた物語でした。
私たちは互いのことを完全に理解することは出来ない。
でも、自分とは違う"石"を持っていることを認め、尊重し合うことはできる。
きちんと話し合い、歩み寄ることが人と付き合う楽しさなのかなと感じ��。
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254
『蒼海館の殺人』阿津川辰海 #読了
十重二十重に組み込まれたトリックの複雑さ、館に迫る反乱した川、探偵としての自信をなくした葛城とその助手田所。
全ての要素がいい塩梅で絡み合った、完璧な物語。
徐々に水位が上がる描写に緊張感が途切れず、ハラハラしっぱなしなのもよかった😳
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252
『とわの庭』小川糸 #読了
目が見えなくても世界は闇に包まれているわけじゃない。
では私たちはもっと輝いて生きていこう。
目の見えない主人公のお話なので、想像の世界で嗅覚と聴覚を研ぎ澄ませながら読んだ。
闇の中の希望を探して力強く繋げていくお話。儚くて、尊い。
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248
『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子 #読了
窮屈な空間にそっと納まった不自由な肉体と、チェスの海を泳いで紡ぐ自由な詩の対比が美しい。
雪がしんしんと降るのを小さな山小屋で眺めるような静謐な物語。
唇を閉ざし、チェスで相手と語らうリトルアリョーヒンの生涯が描かれた、芸術品。
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『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 #読了
史上最高最強の女子高生、成瀬が地元の滋賀で無双するお話。
色んなことに挑戦する事が好きなので、可能性の種をたくさん蒔いておくという考え方はとても好き。
今後の成瀬の動向が気になって、切実に続編を出して欲しい。
私も成瀬あかり史の証人です🫡
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248
『罪の声』塩田武士 #読了
重厚感のある、とてつもない社会派小説を読んだ。
親族への疑念、掴めない真実への糸口、そして親子の絆。全てが収束していき、最後にはストンと落ちるこの満足感。読んでよかった。
ただしメンタルがごりごり削られるので、心が健やかな時に読んだ方がいい…!!
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248
『ガーデン』千早茜 #読了
自分の庭の植物を愛でながら生きる羽野。
求められるものを与え、美しく輝くのは、植物も女性も似ている。
しかし決定的な違いとして、人と人との繋がりには、相手に自分の庭を見せる自己開示の段階があると思った。
変化のない庭はない。羽野はこれからどうなるのか。
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245
『砂漠』伊坂幸太郎 #読了
5人の大学生を描く、青春小説。
伊坂作品らしく、ぼんやりした主人公がいたり、真顔の絶世の美女がいたり、超能力を使う少女がいたり。
そんな彼らの、恋愛ありアクションありなオアシス時代の物語。
大学生らしいはちゃめちゃな日常がきらきら眩しい。
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244
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒 #読了
深海のように静かで、優しい物語。
淡々とした物語に身を委ねていると、突然の主人公の緊張に同調してしまい苦しくなるが、それすら心地よい。
曇天のような仄暗いストーリーは、ここ最近読んだ本で1番好きでした。
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245
📖本を守ろうとする猫の話
🐰うさぎパン
👗試着室で思い出したら、本気の恋だと思う
🎵ラブかは静かに弓を持つ
🖌たゆたえども沈まず
📦まち
🧟♀️屍人荘の殺人
🪑ロールキャベツ
🌹透明な夜の香り
🎹ピアノマン
#2023
年上半期の本ベスト約10冊
10/70冊のチョイス難しかった🤔
下半期もいっぱい読みます😌
9
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241
『方舟』夕木春央 #読了
読み終わった（心の）第一声「そんなぁ😂」
騙されないように丁寧に読んでたのに、そんなぁでした。🥲
これって伏線ありましたっけ😂気づかなかった………!!
でも斬新などんでん返しに快感を覚えてしまった😌笑
いい意味で大衆向けだなと感じました。
1
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245
『ヒポクラテスの悔恨』中山七里 #読了
シリーズ4作目は、予告された自然死を装った殺人に解剖でもって立ち向かう。
足りない解剖予算と次々発生する不審死。古手川の刑事の勘でふるい分けられる不審死の中に、予告された殺人事件はあるのか？
光崎先生の過去にも触れる、最強医療ミステリー。
4
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243
『自転しながら公転する』山本文緒 #読了
仕事、病気、恋愛…色々なイベントは容赦なく一気に襲いかかってくる。
人生の節々でこの小説に触れることで、毎回違う言葉が私の心を震わせるのだろう。
今現在、理解しきれない部分も、 人生経験を積んで再読することで、真髄に近づけるのだろう。
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242
『Another』綾辻行人 #読了
新学期に席が1つ増えている年には毎月1人以上の人が死ぬ…。
そんな呪われた3年3組が舞台のホラーミステリ。
普段あまり読まないジャンルだが、ハラハラドキドキ、駆け抜けるように読んだ。
また来年以降もこの災厄は続くのかなぁ。
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242
『占星術殺人事件』島田荘司 #読了
言わずと知れた名作。
昔の作品だけあって、本当に…読むのが辛くて……何回か挫けかけたけど無事読了です😂
幸いトリック知らない組だったので、😯→🤔→🫨てな感じで楽しめました🪇
結構読むの頭使ったから、その分脱力感すごいけど！いい読書体験でした
2
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241
『魔王』伊坂幸太郎 #読了
集団心理による思考の操作というか、そういうファシズムめいたお話だった。
そういう固さの中にある、伊坂作品ならではの言葉あそびや設定、ちらっと出てくる千葉さん（死神）のおかげで（私が）ダレることなく読了できた。
周りに流されない確固たる自分の意思を持ちたい。
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240
『デフ·ヴォイス』丸山正樹 #読了
”デフ”という言葉をご存知だろうか。この作詞には聞いた事のない言葉がたくさん出てくる。普通に生きていたら知ることもなかった世界がある。
耳の聞こえないろう者の世界。
目の見える私たちが目をそらす世界で、彼らは力強く生きているのだ。
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239
『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子 #読了
真夜中に輝く光のような、一瞬の煌めきを感じた。
ぼんやりと流されるように生きてきた冬子が出会った、1人の男性。
彼に抱いた恋心の激しさに感情をかき乱される。色んな意味で、終始ドキドキの止まらない作品だった。
0
3
239
『Another2001 上・下』綾辻行人 #読了
はーーあ読み終わりました!!!
今回も絶望！地獄！最悪です!!!（褒め言葉）
設定も舞台も同じで、2作目がどう展開するかが楽しみだった。
読み始めからの違和感が大きくなり、弾ける寸前に明かされる真実。
まだまだ謎は残された夜見山伝説。次作が楽しみです🌃
0
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238
『能面検事』中山七里 #読了
何があっても表情を変えない能面のような不破検事。
彼の手足として働く惣領事務官とのタッグで、大阪府警の違和感に挑む。
読み始め、冤罪憎しのよくあるお話と思ってゴメンナサイ。
さすが中山先生。話の広げ方も着地のさせ方も一流でした。
読み応え抜群。
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236
『人魚の眠る家』東野圭吾 #読了
「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。」
水の事故で脳波が無くなった娘を、最新技術を駆使し、狂おしい程の愛で守る母たちのお話。
進藤先生の最後の台詞で涙腺が崩壊し、エピローグでは終始鳥肌が立ちっぱなしでした…。見事な伏線回収。
2
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234
『一線の湖』砥上裕將 #読了
水墨画の儚さや美しさ、そしてそれと真剣に向き合う人物たちの繊細な物語。
丁寧で柔らかくて、時に張り詰めた文章に心がずっと震えていた。
谷底まで落とされ絶望する霜介と一緒に私も励まされ、救われた。
もっと彼らの物語を知りたい。彼らと一緒にいたい。
0
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237
『眠りの庭』千早茜 #読了
同じ罪を背負う、とある学校の美術教師と卒業生。
人は理解し合えないと諦める、恋人同士。
奪い合う人間関係から卒業し、愛は祈りであると知る。
最後まで全ては明らかにならないが、それこそが全てを理解し得ないという現実を体現しているのだろうか。
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238
『婚活中毒』秋吉理香子 #読了
婚活に纏わる4つの短編集。
その内容は短編ながら濃密で、人間のリアルな嫉妬、悪意が飛び交っていて終始どきどき😳
しんどいし、先が気になるから一気読みでした。
心臓がもたない!!ってなる小説は久しぶりで、かなり刺激的だった。
たまにはこういう小説もいいなあ☺️
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1
236
『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田その子 #読了
もっと早くに読みたかった。
全員から理解されなくても、1人でも味方がいればそれでいい。
暗闇のどん底にいるからこそ見える光がある。
苦しむ人に出会ったら、その人の光になって一緒に歩いてあげたくなる。優しい気持ちになれた。
0
0
237
『終末のフール』伊坂幸太郎 #読了
3年後に隕石が落ちる世界でのお話。
目前に迫る死をスパイスに、描かれた生の物語は刺激的だった。
残された時間をもがくのか、楽しむのか、はたまたいつも通りすごすのか。
十人十色の生き様が面白い。
そして遊び心のある章のタイトルも伊坂さんらしくて素敵。
0
1
235
『ぎょらん』町田そのこ #読了
死について向き合わせられる連作短編集。
ぎょらんという、現実には存在しないもの（見たことないだけかも?!）を登場させておきながら、人生が狂っていく様救われていく様がリアルで、毎章泣いてました。
大切な人の死を乗り越えた先にある、心に染みる物語。
0
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232
『アパートたまゆら』砂村かいり #読了
ここまで糖度高めの恋愛小説は久々だったが、たまには良いなぁとにんまり。
恋愛の幸せも苦しみも336ページに詰まっていた。
ただ一つ言いたい。潔癖症の紗子の周りに、潔癖症に理解のある人多すぎませんか？？！？
私もプチ潔癖症なので羨ましい…。
0
1
231
『ちぎれた鎖と光の切れ端』荒川あかね #読了
徒島の濃い磯の香りや大阪の排気ガスやゴミの臭い、天草の潮風と緑が混ざった匂い。
人間の汚い部分も美しい部分もいい塩梅で描かれている。
1章と2章の繋がりに気づいた時、真犯人の犯行理由を知った時。ミステリとしての、雲が晴れる感じもたまらない。
0
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232
『テミスの剣』中山七里 #読了
20年以上前に死刑判決が下された事件は冤罪事件で、被疑者はすでに獄死した後だった。
非を認めない警察と検察。そして正義を持って償おうとする渡瀬警部。
二転三転する真実は、すべて物語の中に散らばっており、それらの収束は快感すらあった。
中山作品の真骨頂。
4
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233
『鍵のない夢を見る』辻村深月 #読了
しんどかっっったー😱
短編集ながら、一つ一つのダメージがすごい。
精神を削られながらなんとか読了です。
2つ目3つ目のお話が特にゾッとした。リアル過ぎて感情移入しすぎて……。
0
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233
『バニラな毎日』賀十つばさ #読了
かわいい表紙とバニラの文字に釣られて読んだ作品。
自分のケーキ屋を閉めたパティシエの白井さんは、ひょんなことから心に悩みを抱える人たちと、カウンセリングと称してお菓子を作ることに。
個性的な人達とお菓子を作るうちに白井さんも救われていく。
0
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232
『宙ごはん』町田その子 #読了
悲しい時には悲しみを分けあって、嬉しい時は歓びあう。そんな仲間が周りにいる事はとても素敵だ。
そんな仲間の存在を知らない人には、温かいスープと共に手を差し伸べたい。
人のことを想って行動したくなる作品でした。
0
2
231
『かがみの孤城』辻村深月 #読了
とても力強い、美しい作品。
話の中心に「不登校」というワードがあり、初めは読み進めるのも苦しかったが、ファンタジー要素が強かったお陰で私も引き込まれるように読了してしまった。
終盤の、パズルのピースがハマっていく感覚が心地よく、思わずため息がでた。
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1
232
『此の世の果ての殺人』荒木あかね #読了
するする読めるのに、読み応え抜群の作品だった。
なによりお話の締め方が好みすぎる。
まもなく星が降る、この世の果てで起きた殺人。
絶望感に苛まれつつも、行動を共にする仲間たちの脆さ、温かさに救われる。
最後はなんだか切なくて、涙が出た。
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230
『ひきなみ』千早茜 #読了
社会で生きていく以上、避けることの出来ない他人の目。
でも｢その人の見ている世界はわたしの世界とは関係ない｣から。
周りと闘わず、ありのままの自分を受け入れて生きていく。
貴女が切り開いたひきなみを頼りに強く生きていく。
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233
『彼女が最後に見たものは』まさきとしか #読了
ビルで老女の遺体が発見されたことから事件は始まる。
彼女の素性を調べるうちに人と人の繋がりが見えていき、真相にたどり着く。 複雑な人間関係が徐々に紐解かれる快感に次々とページを捲ってしまった。
彼女は最後、果たして幸せだったのだろうか。
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1
228
『君が手にするはずだった黄金について』小川哲 #読了
主人公が履歴書を創作するところから始まる物語。
履歴書のように、筆者自身のプロフィールに手を加えたものが本作品ではないかと思ってしまう物語。
思考の海に放たれるような読了感。
まるで薬。起伏はないが、刺激が強すぎる。クセになる。
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226
『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈 #読了
また新たな成瀬あかり史を見届けてしまった😳
ついに大学生となる成瀬から溢れ出る魅力と貫禄。これはみんなついて行ってしまうな😂
そしてこの本から溢れ出る滋賀の魅力！具体的に何があるかわかんないけど聖地巡りしてみたい！！
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227
『むらさきスカートの女』今村夏子 #読了
胸の中を、生ぬるい湿った風が通り抜けたような読了感。
語り手の女は羨ましかったのかな。どんな形であれ注目を浴びる、むらさきスカートの女が。
境遇は似ているはずなのに、何故か注目されていて気になったのかな。
でも嫉妬のような熱は感じない。何だ？
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『でぃすぺる』今村昌弘 #読了
小学生3人組が町に伝わる七不思議を通してマリ姉ちゃんの不審死の真相にせまる。
七不思議に隠された秘密の謎解きが秀逸で読み応えがあった。
小学生にしてはかなり大人な発想するなぁ…と思っていたらたまに小学生らしさが出てきて微笑ましいミステリーホラー。
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『夜に星を放つ』窪美澄 #読了
胸が詰まりそうになる恋の短編集。
どのお話も星や星にまつわる神話が取り上げられていているのに、その輝きは六等星のそれで、よくよく目を凝らさないと見えない。
暗い世の中で瞬く恋が切り取られた、切なくて苦しいお話。
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『死神の精度』伊坂幸太郎 #読了
クールな死神が主人公のお話。
終始死神目線で人間が描かれているので、不思議と世界に入り込んでしまう。
普段見る景色や、使う言葉も、死神にかかれば不思議なものと捉えられる。
ある意味で、世界観が変わる作品。
次回作も楽しみだ。
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『わたしにも、スターが殺せる』藤井清美 #読了
しがないこたつライターの真生。たまたま過去を知る話題の俳優を記事にしたところ大バズりするが、それを皮切りに人生が変わっていく…
相手の表面だけを見て決めつけて寄ってたかって叩く匿名の人々の恐ろしさを見せつけられた。
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『逆転美人』藤崎翔 #読了
ついに読んでしまったー!
トリックが天才過ぎて、藤なんとか翔さんに頭が上がらない…!
紙の本推奨というか、むしろ強制で。
これはすごかった。
終始お話は不愉快だが、読み終わったあとの爽快感と言ったらなかった。
是非ミステリ好きは神経を張り巡らせて読んで欲しい…!
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『すべてがFになる』森博嗣 #読了
3年ぶりに再読しましたが、やっぱり名作。
細部まで作り込まれた世界観、他に類を見ない専門的なトリック、そして思わず天を仰いでしまう結末。
１ヶ月分の満足感が得られる作品。
しばらく余韻を楽しみたいと思います😌🎶
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『あまからカルテット』柚木麻子 #読了
学生時代からの仲良し4人組が、お互いの悩みを、ご飯やお酒を通じて解決していく、おいしい友情物語。
何もかもが違う4人だからこそ、それぞれの得意分野を活かして友達を助ける姿がかっこいい。
友達の為に駆け付けなくなる、優しくなれる作品です。
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『小説の神様』相沢沙呼 #読了
酷い誹謗中傷に心を病み、小説が書けなくなった一也と詩凪。
2人がタッグを組み、願いを編み込んだ小説は無事完成するのか？
2人の高校生の鮮烈な感情は、心情描写に定評のある相沢さんだからこそ書けるのだと思う。
この小説を通して救われる人がいますように。
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#2021
年の本ベスト約10冊
タルト・タタンの夢 近藤史恵
流浪の月 凪良ゆう
52ヘルツのクジラたち 町田そのこ
さよならドビュッシー 中山七里
つるかめ助産院 小川糸
猫のお告げは樹の下で 青山美智子
スコーレno.4 宮下奈都
新参者 東野圭吾
サイレントブレス 南杏子
ナラタージュ 島本理生
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『星の子』今村夏子 #読了
読了後、星の降る寒空に1人放り出された感覚だった。
さらっと読めて、だからこそフルに想像力を使わなければならない。
こんな作品始めてで、何やらすごい体験をした気がする。
如何せん放り出されてしまったので、今は何が起きたのか振り返るのに必死である。
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『冷たい校舎の時は止まる 下』辻村深月 #読了
雪の降りしきる閉じた校舎の真相が明らかに。
もう、みんな大好き。一人一人が愛おしくて、涙涙のお話だった。
この事件を乗り越えてまた絆が強くなっていくんだろうな。
学生の頃に読んでいたらまた感じ方も変わったはず。学生の皆に読んで欲しい。
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『優等生は探偵に向かない』ホリー・ジャクソン #読了
苦しい…ピップの心が壊れていく様がありありと描写されている。
前作から引き継がれた伏線や、きっと次作に続く伏線に、超大作の予感。
まだまだ完成されていない、このシリーズ。今年中に3作目が発売されるそうなので、楽しみです😆
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『からまる』千早茜 #読了
ホコリが光の中をキラキラ舞うのをぼんやり眺めるような作品。
章ごとに主人公が異なるの連作短編で、登場人物の関係性がつながった時に世界が深く濃くなる。人間のからみあいが描かれた淡白ながらも少しきゅんとする物語。
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『スロウハイツの神様 上』辻村深月 #読了
クリエイターの個性豊かな6人が住まう「スロウハイツ」。
人は誰しも物語を持っていて、その物語が交錯する時に化学反応を起こす。
7人目の住人はどのような反応を起こしてくれるのか？
下巻につづく。楽しみ。
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『ネメシスの使者』中山七里 #読了
関東圏で起きた連続襲撃事件。そして傍に残された「ネメシス」の文字。
これらの被害者の共通点は、極刑を免れた殺人犯を家族に持つことだった。
復讐の代行を繰り返す"ネメシス"の狙いとは。
読書を通じて、死刑のあり方について考えさせられた作品だった。
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『その可能性はすでに考えた』井上真偽 #読了
昔山奥で起きた宗教施設での集団自殺。そこで起きた真実を明らかにするため、膨大な"可能性"を戦わせるお話。
全ての可能性を洗い出し、奇蹟だと言い張る探偵の前に立ち塞がる障害との頭脳戦は読み応え抜群。
今までにないミステリに大興奮だった。
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『きりこについて』西加奈子 #読了
お、面白すぎた🤣
｢きりこは、ぶすである｣というインパクト抜群の書き出し。
にも関わらず、マイウェイを進み続けるきりこ。
なんとも笑いを誘う関西弁。
面白いだけでなく、自分を大切にすることの尊さも描かれていて、200ページ程だったが満足感が得られた。
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211
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス #読了
知的障害を持つチャーリィに、知能が向上する手術を施す前後の日記形式のお話。
彼が手術で知能と引き換えに失ったものの大きさに途方に暮れる。
人間は力を得ると、どうも謙虚ではいられなくなる。
彼の行く末を見守る読むのが本当に辛かった。
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『ラスプーチンの庭』中山七里 #読了
医療と宗教問題を絡めた、社会派ミステリ。
藁にもすがる思いの重病患者たちを嘲笑うような、自由診療の闇が描かれる。
なんとなく犯人は犯人は察してしまったが、それでも社会の闇に切り込んでいく描写は、さすが中山先生。
次作も楽しみです。
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『十戒』夕木春央 #読了 #再読
よく出来た小説だった。
よく出来すぎていたからこそ、人物描写の物足りなさが目立ってしまった気がする…
読了後、すぐに伏線を拾いながら再読したが、回収して欲しい伏線が多かったのが残念…
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『うしろむき夕食店』冬森灯 #読了
ひとの未来はしあわせにつながると信じる志満さんと、その孫の希乃香が経営する夕食店。
名物の料理おみくじは、楽しいだけでなくよくあたると言われている。
人とのめぐりあわせって、目には見えないけどきっとあるはず。
私もこのお店、通いたいなー！
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『いけない』道尾秀介 #読了
うーん…。
普段脳死状態で本読んでいるので、"体験型ミステリ"とは相性が良くなかったかも。
普段から自分でもしっかり推理して読む方は楽しめるはず！！
ただ、1番最後の写真はゾッとしました…😨
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『わたし、定時で帰ります。』矢野帰子 #読了
伝説のお仕事小説。
絶対に定時で帰りたい結衣vs我の強い同僚と挑む無謀な案件
孤独が故に仕事に打ち込む社畜たちを包み込みながらリードしていく結衣のかっこいい事!
自分の人生だもの。恋愛もお仕事も自分が幸せになるようにこなしていきたいですよね😌
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『死神の浮力』伊坂幸太郎 #読了
前作の短編とは違い、1人の調査対象対象との7日間が描かれた長編。
読み手の人間としては、対象の山野辺さんに情が湧いて、（可にしないで…!!）となりながら読み進めた。
死神の千葉の天然ボケも最高。伊坂さんのワードセンスが好きすぎる。
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『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウン #読了
こんな楽しいミステリ久しぶり。歴史上貴重な物を手に入れる暗号を巡って翻弄される登場人物たち。
黒幕の意外性も素晴らしいし、暗号トリックは言うまでもなく。
史実に基づくか否かはともかく
ハラハラドキドキがずっとついて回って一気読みでした!!
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『天使の囀り』貴志祐介 #読了
アマゾンに探索へ行った、死恐怖症である恋人の不自然な言動と、同行者たちの相次ぐ自殺。
そして日本でも広がっていくこれらの現象。
アマゾンで彼らに何が起きたのか？
彼らが口にする「天使の囀り」とは何か。
不気味で気持ち悪くて救いようのない物語。
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『ルビンの壺が割れた』宿野かほる #読了
昔の恋人にたらたらとメッセージを送る気持ち悪い男だなぁと思ってたんです、初めは。
真相が見え隠れする焦らした文面や、読みやすさに、最後まで一気読み。
真相にきーーっと叫びたくなった。
ネタバレ厳禁の新ジャンル小説。
ずっと気持ち悪い（褒め言葉）
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