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近代詩伝道師。2009年秋〜《気さくな詩の読書会/朗読/学び場〈ポエトリーカフェ〉》主催🔻次回 萩原朔太郎 篇 :9/28(Zoom)・29(伯剌西爾) 📚『心に太陽を くちびるに詩を』/編書『一篇の詩に出会った話』。 昆虫、文学散歩、釣り、運転。公式 @pippoem2
東京府
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『人間に生れてしまったけれど 新美南吉の詩を歩く』見本出来☘️
逆境にめげす夢を諦めずに生きた南吉の詩と伝記、ふるさと文学散歩、読書会etc..
南吉の生きた大正～昭和→今を生きる私たちへ──100年の時を「詩」でつなぐ本です（表紙画、散歩地図はカイズケンさん！）
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枝野さん演説中 @有楽町駅前
「ルールなき権力は独裁です。立憲主義という言葉を私たちは今一度思い出さなければいけない。」
私欲や保身のためでなく理念や大義のもとに、たった一人ででも動ける人を、自分は応援する。
#枝野立つ #いいぞ枝野
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大人に「美しい本をあげよう」と言われ、喜んでいた子が、次の日「あげないよ」といわれ。大人は「損した訳じゃないし、文句ないだろ」と思う。
けれど《「人の言葉を信じる」尊い心を子は失いはしなかったか》という新美南吉の問いは、重い。物質を失うより、信じる心を失うほうがはるかにさびしい。
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「ミッドナイトスワン」。ことなる痛みをもつ、凪沙（草彅剛）と一果（服部樹咲）。寄る辺ない二人の心が少しつ、重なりゆくさまが尊い。同情や慰めじゃない。それぞれの生や意志を本気で慈しみ、互いの存在が一人一人の二人の力にかわってゆくような。
バレエシーンの美しさは、たとえようもない..
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《ふつう背の高い人を囃すとき「のっぽ」とか「電信柱」とか言いますが、大分の方言を調べているとき「お月様ん油さし」という言葉に出会いました。月に油をさすほど背が高いというわけです。》──川崎洋『かがやく日本語の悪態』
月に油をさしている、長身のひと..
すてきすぎる。
#川崎洋と言葉
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改めまして。インタビュー集『一篇の詩に出会った話』刊行です！
〈西加奈子／穂村弘／後藤聖子／加賀谷敦／前野久美子／出光良／能町みね子／辻村深月／右手新土／青柳しの／宮内悠介 (敬称略)〉
(note）
人と詩と。ここからまた、新たな「出会い」がありますように。☘️☘️
10月刊行の『一篇の詩に出会った話』(かもがわ出版) 見本が届きました！
11名の方々に「特別な一篇の詩」との出会いや、もたらされた力、そののちの人生などについて──お話を伺ったインタビュー集です。
素敵すぎる、装幀は土屋みづほさん、装画・挿絵は鶴田陽子さんです☘️
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じつは二週間ほど前──うっかり蓋をとじわすれた昆虫かごから、終齢のクロアゲハのイモムシが脱走して。以来、どこにもみつからず.. 毎日、心配していたところ。
ふいに家人が天井をさし、「いる！」と。
おもわず涙ぐんだ..
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見城さん.. もうなんだか暗澹たる思い。思想も、あの発言も全く相容れない。どんな内容でも「売れるものだけが正義で偉い」のか。
千部、二千部の本を決死の思いで刊行し、大切に売ってる版元も、それを大切に読んでいる人たちも、沢山、知っている。
正直、敵でしかない。
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お知らせです。全国の小学/中学/高校図書館へ配布されてる「学校図書館 速報版」(毎月1日,15日発行)に。選定図書として『心に太陽を くちびるに詩を』が選出、紹介されました。《高校向き》とのこと。嬉しい... ありがとうございます！
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映画「まく子」──いや、傑作すぎた。原作のエッセンスを凝縮して、台詞は必要最低限の核だけなのに。その世界を見事に再構築して、新たな命と輝きを吹きこんでいた。
主演の二人は未知の十代だったが、ダメ親父役の草薙剛ふくめ、役者も皆いい。監督の鶴岡慧子さん（1988年生まれですと）天才かな..
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本八幡にプレオープン中の kamebooksさんへ遊びに。なんたる小ささ、可愛さの書店なのか.. 友だちの亀が秘密の隠れ家に招いてくれたみたいで、どぎまぎ。本を４冊購入し、屋上へ出たときの開放感がまた格別。楽しい..
「書店へ行く」というのは特別で素敵な体験なんだ、ということを改めて感じた。
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詩手帖"パレスチナ詩アンソロジー"読む。リフアト・アルアライール氏「わたしが死ななければならないのなら」(松下・増渕訳)。物語を途切れさせまいとする強い意志がうつくしく.. かなしい。彼は昨年の十二月にイスラエル軍に殺害された。
これを記した時、彼は確かに生きていた。生きていたのに。
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増田幸弘『失われた時、盗まれた国』と併読してたのは。塚田穂高『徹底検証 日本の右傾化』と 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』。いずれの著者の方も日本の凋落の原因(と再生への道)をおのれのやりかたで真摯に突き止めようとする、切実さに満ちて..
どの本も心底、読めてよかった。
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南吉の出身の愛知県半田市（知多半島）にある「新美南吉記念館」へ。
ああ.. まるで童話のなかに遊びにきたようで心が浮きたつ。建物の流線形のフォルムもかわいく、周囲の自然と完全に調和していた。
館の近くには「ごんぎつね」の舞台、ごんが兵十のウナギをとった矢勝川や権現山がみえる。
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"この石の上を過ぎる
小鳥達よ、
しばしここに翼をやすめよ"
新美南吉の詩「墓碑銘」は何かの間違いで "人間"に生れてしまった"鳥"の痛ましい生涯を記したもので──。ほんとうに励まされた。
その詩にいざなわれ、こんな本もできたよ。ありがとう、110歳の南吉さん🦊✨
#南吉さんおめでとう2023
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"傷つけたら伝わらないよ
こころがころころこぼれ落ちそうだよ
鳴るなるくんのみえないはずの場所で
春夏秋冬わたしは生きているんだよ"
椿美砂子さん詩集『青売り』いいな..
言葉というものの救いや可能性とともに、その逃れようのない暴力性と青いかなしみのようなものに静かに思いを馳せる。
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小田嶋さんの送別会に。
ずっと実感がなかったのだが.. 安らかな寝顔をみて。旅立ったことをようやく心が悟ったみたい。
mikkaさんの共に歌った「Give Peace A Chance」、平川克美さんに隆氏が語ったという「ほんとうのことと詩」のお話、きけてよかった。
さよなら、じゃない。
ともに生きようぞ
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そう、「詩や詩人に気さくにふれ、皆で詩を読み、楽しむ場所」があったらいいな、と始めた「ポエトリーカフェ」。
今年、15年めになるのだけど──こんなに続けてゆけたこと。参加くださる皆さんや、場所を提供してくれる方々のおかげだなあ、としみじみ思っていて..
ふと、感謝の念でいっぱいです。
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じつは昨日、家族が事故で頭を打ち、骨折して、病院へ救急搬送されたのですが。医師のかたの迅速で適切な処置のおかげで、入院には至らず自宅治療に。命には別状ないようで、ほんとに安堵..
この非常時に真摯に治療にあたってくれた、医療従事者のかたにありがたさでいっぱいになりましたよ。。
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草彅剛はむろん、すばらしいんだけど（ずっと役者として好き）..
服部樹咲、無口な少女ということもあるが。あれだけの台詞の少なさで喜怒哀楽がひしひしとつたわってきて、すごいなあ。虹のような女優さん。
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"何年か前、私は昂然と答えたものだった。詩とは私にとって「人生へのラブレター」であると──"『人形嫌い』より
新刊『詩人 吉原幸子 愛について』(平凡社) すごい.. 幸子さんの作品と生涯、折々の肖像や縁の深い方々の言葉が一冊に。読み進むごとに、その魂の輪郭が凛々しく光り、迫ってきます。
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2/3発売の「anan」"官能の記憶"特集にて、官能性をおびた詩歌10作品を紹介してます（ブレイク、バイロン、北原白秋、村山槐多、大手拓次、茨木のり子、中江俊夫、タケイ・リエ、戸田響子、岡崎裕美子 各氏）。
五感や心ではるか遠くへゆけます。お手にとってみてくださいね🍀
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新緑の中、友人と別所沼の畔に建つ「ヒアシンスハウス」へ。そぼくであたたかな佇まいに心がほどけてゆく..
ここは 1937〜38年にかけ、立原道造が自身が過ごそうと構想・設計した単身者用週末別荘で。道造の没後65年をへて有志の方々の尽力と市の協調により「詩人の夢の継承」として実現したもの。
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中原中也という人の、恋人や友人など特別な他者への愛（執着）の強さは、ちょっと怖ろしくなるぐらいで。
考えるに、彼は我と他の境界、距離のとりかたを会得しないまま大人になってしまったようにも思う。
よくいえば、ガラスのように透きとおる純粋さで。ときに砕けた鋭利な切っ先を対象に向ける。
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小田急事件。被害に遭われたかたがたがほんとに痛ましい。
「6年ほど前から幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思うように」という犯人の言葉をみて。たとえ幸せそうだったとしても、他者の内心なんて、外から分かるはずもない。あなたよりつらいかもしれないのに。
想像力のなさがかなしい。
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神保町に新たに参入するシェア型書店の、他社との諸々の比較表をみて。なぜこんな書きかたするん、と。かなしい気持に..
PASSAGE は実際、利用しやすいし。先人達がこの地で新たな店をやるために知恵をしぼり切り拓いて、皆で耕してきた土壌に。もすこし敬意のようなものがあってもよいのではと。
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すいません.. 長引くパンデミック下でちょっとうつ気味になってて。ムリせんとこ.. としばらく沈んでたのですが。少しつ浮上します（リハビリ）。
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立原道造・生誕110年記念展示をみに銀座の奥野ビル(6F)へ。
なんて趣きのあるビルなんだろう.,
と思ったら、旧名「銀座アパートメント」といい。昭和初期に建築された
銀座屈指の高級アパートだったそう。
道造さんの生きてた頃にもあったんだね。寄ったりしたのかな..
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10月に刊行予定のインタビュー集ですが──お話をきかせてくださった11名のかたがたについて。お一人ずつご紹介、またインタビュー時のことなど..少しつ記してゆけましたらと。
noteにて「『一篇の詩に出会った話』を巡る旅」連載準備中です〜
近日より、はじめます🍀(^_^)
#一篇の詩に出会った話
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「給付金の辞退が美徳」的な風潮が広がるの、ぜったいに良くない。国が希望する用途に使ってくれる保証はどこにもない。いいように利用されるだけだって。
受けとってから、自分が力になりたい企業・団体、店へ直接、寄付なり、渡せばいい。使えばいい。自分ならそうする。
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テアトル新宿にて「この世界の片隅に」を観る。すずさんが日々懸命に生きてきた、その軌跡。よかれ、と思ってしてきた沢山のこと.. やるせなさ、くやしさ。それでも胸に決めたこと... 義姉さんの思い。
感情がよくまとまりません。
心がいくども、キリキリした。
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《この国はもう、私の生まれた国ではない。国ごと盗まれてしまったのだ。（...）戸惑っているうち、ありとあらゆるものの価値が変わり、人間の価値さえ下がり、ただお金だけが価値を上げていた。...
増田幸弘『失われた時、盗まれた国』[はじめに]より
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やあ、『腹の虫の研究』じつに面白い..
「腹の虫が納まらない」「虫が好かない」「虫がいい」というけれど──そのときの「虫」とは誰か？
謎めいたその「虫」の正体を探るべく、虫がもっとも生き生きと活動し、庶民の生活のなかに溶けこんでいた江戸時代、近世より、日本人の心身観に迫ってゆく。
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足立区の白石区議「身内や親戚に一人もいないから、理解のしようもない」とか.. 葛藤して、くるしんでカミングアウトできない人がそのなかにいるかもしれない、と1ミリも思いもしない想像力に絶望する。
波風とかそういう問題じゃない。自民党執行部も終わってる。
今朝のグッとラックで足立区の白石区議「私の周りにLもGも一人もいない、理解しようがない」と、終わってるな。さらに問題は自民党執行部が「考え方は間違っていないが、波風を立てないようにやれ」という点。結局、偏見だらけの人たちによって政治が行なわれている。もうめちゃくちゃ。
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新美南吉の本、ほぼ全ての原稿を入稿しました..！
書きながら、試行錯誤して、ふいに考えを悔い改め、文章を削除し、書き足したり、また削ったり。変な文章を直し続けたり（自分の変な文章に向き合う苦痛たるや..）。
いやあ、長かった。
まだ作業いろいろありますが。
春先頃には本になりそうです🍀
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立原道造。詩歌txt ＆年譜等の資料作成にあたり、手元の道造さん本を一堂に..
筑摩書房版全集は1、4巻しかもってないので。左奥は図書館で借りた山。
詩画集と第一私家版詩集『萱草に寄す』(復刻)は吉原幸子さん蔵書をご子息の純さんが譲ってくださった、貴重なもの。感謝とともに.. 会にも持参予定。
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2月からすすめていました本──『一篇の詩に出会った話』。
11人のかたがたへ「大切な一篇の詩（詩人）」との出会いと、それからの生についてなど.. じっくりお話を伺いました。10月に刊行予定です！
前野さんの金子光晴との出会い、そのごの人生のお話。忘られません。
仙台、ゆけて良かった..
この秋に刊行予定の「一篇の詩に出会った話」のチラシが届き配付中です。11人が大切に胸にしまっている詩について語っています。わたしも詩を一つ紹介しました。チラシに並んでいる方々のお名前を見て至極恐縮しております。
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参加させてもらった『鬱の本』(点滅社) を落手。開いたら.. 吸いこまれるように読みふけってしまい、ダメだ、だいじに読むんだ！と自分を叱った。
鬱の時に寄りそってくれた本──はじめ、84人の"鬱と本"のお話。一人見開き二頁。あなたの「小さなお守り」になりますように🍀
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うぅ.. 小田嶋隆さんが。敬愛する稀有な書き手であり、母方の親類でもあるので、小さな頃からずっと背中をみてた。
アウトローでありながら、「コラムニスト」という独自の道をきりひらき、進む姿にいつも励まされてたな..
こっちもがんばるよ。
どうぞ安らかに。
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七月堂より刊行の尾形亀之助の新詩集『カステーラのような明るい夜』(西尾勝彦 編)。
装幀・表紙(装画)・デザイン・編集・校正──その全てに情熱と誠実さがあふれてて、胸が熱くなる。1942年に没した亀之助の詩集が約80年をへて、これほどにすばらしい装いで再び誕生したことに、ただただ打たれる。
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お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。
ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。
吉野弘「奈々子に」（『消息』）より
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生まれたばかりの娘へ吉野弘が贈った詩。父さんはお前に多くを期待しないけど、と前置きされつつ紡がれてゆく言葉が胸にしみて。
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小田久郎さん.. 思潮社編集部時には隣の席で、ほぼ素人の自分に一から「編集」を教えてくださった（寡黙な方なので、その仕事から勝手に学んだのだが）。最高に厳しくて、ほんとうに温かな人だった。
走馬灯のようにさまざまな場面がよぎる.. どうか、安らかに。
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金子みすゞの「大漁」。みすゞさんの郷里の山口県大津郡仙崎は漁業のたいへん盛んな町であったが──「鰯のとむらひ」の語に、命への感謝や敬意、鎮魂の念がつよくかんぜられる。
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西加奈子「まく子」──１１歳の多感な男子と、異星からきたという、同い年の梢（まく子）を軸にした物語なのだが、児童文学の最高峰、と自分は思う。
「誰かが、そう信じてほしいことを、俺は信じるし。ウソだと分かったそのとき、初めて俺は、ちゃんと傷つくんだし」。宝石のような台詞が沢山。
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小田嶋隆・追悼集会「偉愚庵（イグアナ）忌」@隣町珈琲へ。mikkaさん、内田樹さんのお話から、友人、縁の深い編集者の方々、作家・書評家の方などが「オダジマさんの印象的な一言」や思い出を語ってゆくという.. じつに純粋な好意と笑いにみちた会で。小田嶋さんの不在だけが、ちょっぴりさみしく。
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近刊の『一篇の詩に出会った話』。
西加奈子／穂村弘／後藤聖子／加賀谷敦／前野久美子／出光良／能町みね子／辻村深月／右手新土／青柳しの／宮内悠介 (敬称略)
お話を聞かせてくださったのは上記の皆さまです。(お一人つのご紹介もnote連載中🤗)
10月刊行の『一篇の詩に出会った話』(かもがわ出版) 見本が届きました！
11名の方々に「特別な一篇の詩」との出会いや、もたらされた力、そののちの人生などについて──お話を伺ったインタビュー集です。
素敵すぎる、装幀は土屋みづほさん、装画・挿絵は鶴田陽子さんです☘️
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詩の世界の人、代表？みたいに言われることがありますが。そこからして勘違いかと思います。
自分は、もともと詩書出版の版元にいましたが、そこでかんじた、詩壇とか詩界隈の閉塞感や内輪意識がほんとうに苦手で。〈詩〉のより良き未来にとって、できることはと考え。自分ひとりで活動を始めました。
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左川ちか（1911-1936）。尋常でない才能のきらめきで、戦前のモダニズム詩界を大いに牽引し。周囲・後進にも強い影響を与えた、夭逝の詩人。
その完全版といっていいような、全集（左川ちか研究に情熱を傾けつづけてきた、島田龍氏の編）が刊行と──。
翻訳詩も読めるとは.. 楽しみすぎます！😆
【拡散希望】『左川ちか全集』（島田龍編・書肆侃侃房）がいよいよ刊行されます。現代詩の先駆者として国内外で評価されつつある詩人の確認し得る全ての詩・散文・書簡を集成した初の全集。多数のヴァリアントに専門的な校訂を施し、彼女の最後の意思を最も反映したテキストとなるよう心掛けました。
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この原稿を松下新土さんに託した、リフアト氏の娘のシャイマさんも 4/26にころされてしまった、と。
「わたしが 死ななければならないのなら／あなたは生きなくてはならない ...」という父の詩を。胸に刻みながら、極限状態のガザ北部から、新土さんへ託したと想像すると..
胸がくるしすぎる。
詩手帖"パレスチナ詩アンソロジー"読む。リフアト・アルアライール氏「わたしが死ななければならないのなら」(松下・増渕訳)。物語を途切れさせまいとする強い意志がうつくしく.. かなしい。彼は昨年の十二月にイスラエル軍に殺害された。
これを記した時、彼は確かに生きていた。生きていたのに。
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かれらにとって、アメリカ政府は自分たちを差別・迫害しつづけてきた「敵」だ。けれども、暴動は何も解決しない、他の方法を考え、君は実践しなきゃいけない、と少年に説く、31歳のかたの言葉の重さよ..
全く他人ごとじゃない。
人間の誇りや尊厳がひとしく守られる世界がくるように。祈る。
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自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る。
精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい。
「表札」より
─
現代詩手帖特集版『石垣りん』(2005刊)を久々に読みかえし。誰にも自分の価値や判断をゆだねない、いっこの人間としての生の気概に、やはり打たれる。
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3月より、大阪に移転の古書ますく堂にて「好きな詩をもちよって語る会」。詩のすきな仲間たちと、一篇ずつ好きな詩を読み、かたらう──胸の宝物をそっとみせてもらうような、温かな時間。&プチ打ち上げも。楽しすぎた..
「大阪でもがんばれ! ますく堂」て、まあ、がんばりすぎず、なまけながらで!!😉
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11/27に、初の著書『心に太陽を くちびるに詩を』 (新日本出版社)が刊行されます。二年半をこえた「赤旗」の詩と詩人紹介エッセイ連載と、書き下ろし(珈琲、旅、風、笑い、鉛筆、煉瓦、海..などテーマ別に詩と詩人をお伝え)をまとめたものです。
どうぞよろしくお願いします！
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昨夜は家人と晴天の夜空を追いかけて。静岡市の海岸沿、飛行場滑走路脇の草原に寝ころび。ひゅんひゅん飛ぶペルセウス座流星群をのんびり眺めるうち、一つ年を重ねた.. 小一時間で18個も観測💫
またくる一年も詩を傍らにすこやかに歩んでゆけたらと。よろしくどうぞ🌱
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前に「ナンを腹いっぱい食べたいなぁ」と家人がポソっといってて、「いや自分も食べたいぞ..😋」と、ナン（6人前）とバターチキンなど作成。わんこ蕎麦的に、生地を伸ばしては焼きをくり返す、わんこナンを遂行。
得られた教訓:
ナンは腹八分目ぐらいが吉。
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帰宅すると。注文してた、本さんのzine『本さんぽ─タバネルブックスとあんず文庫のある町』(なんと愛情と創意あふれる造りなのか！)と 堀辰雄『木の十字架』が届いてた。嬉しい..📚✨
そして。いつもながら温かで丁寧な、あんず文庫ご店主の一筆箋の文章に.. 心がぽっとぬくもる。大切によもう。
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つかれたな。でも、また歩きださなきゃって時にひらく『ニーネ詩集』。今日の心にしみたのは「約束」。
"あいつと約束しても 絶対守らないから
約束なんてしない方がいいって 友達に言われた
だけども 俺は 約束がしたいよ
約束もしないで 本当に仲良くなることなんて
出来るはずないって思うから"
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「猫」 室生犀星
暮れるに間もない明りに浮いて
白い猫がふるへて縮んでゐる。
誰もその猫を呼んでやるものがゐない
猫の心は悲しいにはちがひない
猫の心には蔭ばかりが溜つてゐるのに
自分で明るくしようとすることができずにいるのか
ひた鳴きに夕方の寒さのなかで鳴いてゐる。
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《｢今さ、30歳で結婚できるやつっているか？ 失業してるやつもいるし、明日にでも失職するやつもいる。これまで一度も就職したことのないやつもいる。ぼくらの国は、後の世代が生まれてくるってことに準備できてないんだ｣。きのうの晩、渋谷の道玄坂で耳にしたセリフだろうか。(続
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スーパー混雑問題。性差別に呆れる。しかも "言われた物"って何だよ笑 男性の主体性も無視か。
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松井一郎大阪市長「（女性は）商品を見ながらあれがいいとか時間がかかる。男は言われた物をぱぱっと買って帰れるから（男性が）接触を避けて買物に行くのがいい」と述べた。
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自分も利用してないわけではないが、システムを構築した者が富を一人占めみたいな状況は、なんだかおかしいよな..と思う。
本をAmazonでかってもらえるのは嬉しい。けれど、作り手/生産者⇔消費者の間を豊かにつないでくれる個人の営む書店で(オンラインでも)本を買ってもらえたら、もっと嬉しい。
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昼さがり。よさげな詩集を買いに──ふと自転車を30分こぎ、豪徳寺・七月堂へ。暑すぎて.. 着いたときの楽園感たるや..😇
以前と、棚の配置が大胆に変わり。七月堂の刊行作品がずらり中央に、『くもこちゃん』や佐野豊さん詩集なども目立つとこに並び。お店の推し！が分かりやすいの、とてもいいな..
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さて。国家資格試験の1回目がおわり、ほっとひと息☘️ ほぼ1ヶ月勉強に集中して3科目受けたのだが。1つは確実に✕で😥 あと2つはどうだろう、受かっててほしいが..
全11科目(学科9+実技2)を3年以内に合格せんとだめなので、長い道のりだが。興味ある分野の未知のこと知ってゆくのはやはり楽しいです。
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今日は近刊の『人間に生れてしまったけれど 新美南吉の詩を歩く』の色校でした @かもがわ出版(東京事務所) 。カイズケンさんは表紙画・挿絵( &本文中の愛知県半田市周辺の文学散歩地図) を担当。
表紙画.. さいこうなんですよ..！😭
春とともに。Coming Soon✨
本日は3月刊行の『人間に生れてしまったけれどーー新美南吉の詩を歩く』の色校正をしました！
写真は編著者のPippoさんと画家のカイズケンさんです。束見本に巻いた色校正を手に。
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《詩が書けなくなればなるほど、いよいよ、詩人は詩人になる。だんだんと詩が下手になるので、自分はうれしくてたまらない。..》
暮鳥さんのさいごの詩集（没後刊行）『雲』の序文がほんとにすきなんだな..
暮鳥さんの詩作の果てに、泉のように心にわきでた詩論なんだな、と感じて。
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パウル・ツェラン。代表的な詩の訳者は飯吉光夫、中村朝子の二人かと思うのだが。図書館の力も借り、およそ全詩の二人の訳詩を読み比べでき.. 時が溶けた。
印象として、飯吉氏は硬質で端的で核的、中村さんは柔らかく(やさしく)丁寧かな.. と。個人的には飯吉氏の訳に、より惹かれるものが多かった。
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なんと。
昔から、ここで "ポエトリーカフェ"できたら、どんなにすてきだろう.. と夢みてた文学館より。出張ポエカフェ開催依頼をいただいた！
ちょっ、うれしすきるんだが... ✨😭
blogのポエカフェ14年の記録をみて、お声がけくださったとのこと。
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モンゴルへ着くまぎわの機内より。
果てしなく広がる平原や草原に、ときたまゲルや動物がポツポツみえて、ときめいたり。山の裾野に小さな町。平原、草原草原・平原、町..
間近でみる、この広大さよ。
20年越し──
やっと来れた、うれしいな。
──
チンギスハーン空港。
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いや、これは1930年のベルリンで、小説『ファビアン』の32歳の主人公が、親友に言うセリフである》
ケストナー/丘沢静也訳『ファビアン』にあった、訳者の言葉, を再び思い出してた..
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全くだ。この非常事態時になにしてくれてんの..
日本国民でいるのつらすぎる。
国民投票法改正案「コロナ禍で採決するな」 国会前で市民ら100人が訴え：東京新聞
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もう一つの世界からの帰路を
思い出せないあなたへ
わたしは告げよう、わたしは再び話すことができた、と。
忘却から蘇るものはみな
声を見つけるのだ、と。
──ルイーズ・グリュック/野中美峰訳『野生のアイリス』届く。冒頭の詩を朗読しただけで.. こみあげてくるものがありました。だいじに読む。
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宮本亞門氏、遵守されるべき「オリンピック憲章」を掲げながら「（今の日本は）差別もある。それ以上にIOCが日本の国民がここまで中止・延期を願ってることについて、一切、議論してない。聴く耳をもっていないことが問題」と指摘。
誰のための五輪か。少なくとも国民のためではないよな..と思う。
「今、五輪をやる意味がどうしても感じられない」
シリーズ企画「コロナ禍の五輪開催を考える」。演出家の宮本亞門さんからのメッセージです。2016年に東京五輪・公式イベントの演出を引き受けましたが、なぜ今「中止・延期」の声をあげ続けるのか？伺いました。
#Tokyo2020
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応援したい古書店が「日本の古本屋」に登録＆書籍をupしてたら、そこで本が買えるよ!
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伊藤信吉で思いだすのは..
20代に没入したプロレタリア詩運動において。軍国主義の不当な文化弾圧下で国家権力に激しく抵抗した姿。1931年、同志・中野の『中野重治詩集』が印刷製本も終えた所で発禁となり、強制的に全押収されたのだが、信吉は命がけで見本一冊を隠しきり。のち中野にそれを渡した。
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... 生産性のあるなしがものごとの意味をはかる尺度となるあまり、そうでないものは社会の片隅へ追いやられ、居場所を失っていった。》
実在の金融マンとその生の遍歴をモデルに、いつしか貧困大国となった日本の平成30年間を金融史から丹念にたどり直す、この本。頭ぶんなぐられる位、面白かったよ..
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深夜からふと。気になる歌人の短歌を家人にいろいろ見せてたら、その良さ良くなさ、面白さについて議論白熱し。のち短歌中の句読点いる・いらない問題に話題が移って過熱。やがてなぜか家人が前に書いた自作短歌を次々に見せてくるので。C！ B+！ A−！C！など採点してたら、朝が来てた..
雨。
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宮内が、古くからのSF作家仲間「酉島さん、オキシさん、倉田さんと Zoom飲みやるんだ〜」とウキウキしてたので。自室を貸したら（前にキッチンでやってて料理とかしづらかったので..）。 9時間も楽しげに話しつづけてて、ウケた。
終わってひとこと。
「友達っていいね..😊」
おっ、おう..
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新美南吉「墓碑銘」。
何かのまちがいで人間に生まれついた小鳥の、短い生涯。樹下を愛し、喜びと悲しみの純粋な鳥の言葉(歌)を愛するかれは、人間界でもまれ、傷つき、追われ。ぼろぼろになってゆく。
よむと、自分になんでもいいから、してやれることなかったか?といつも思ってしまう..
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久々に古書善行堂さんへ。善行さんとお話すると、いつも心がほどける🎶 港野喜代子さんの詩集は読んでると、生活に抒情が満ちてきて.. 日々の支えにしてます。
ここで買おう! と決めてた『孤独先生』を手にご満悦☺️🎶
二階でいつかポエトリーカフェやらせてくださいな。中野重治篇 とか!
2017年に古書善行堂から出した、岡崎武志詩集「風来坊ふたたび」（1000円）がまた売れ出している。800部限定、まだありますが、お早目に。/詩の伝道師pippoさんがお立ち寄り。結婚のお祝いにプレゼントした港野喜代子詩集「紙芝居」を大事にしていると聞き嬉しい。大好きな特別な詩集なので。
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来春から。仕事として、よい近現代詩をしっかり紹介してゆける場を与えられたり、他にも理由があって。ここ近年、現代詩の詩集を手にとる機会が飛躍的に増えた。
詩の会を続けてることもあり、15年は近代詩漬けというか、そんな感じだったもので、こう.. すごく新鮮だ。
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戦死やあわれ
兵隊の死ぬるや あわれ
遠い他国で ひょんと死ぬるや
だまって だれもいないところで
ひょんと死ぬるや
ふるさとの風や
こいびとの眼や
ひょんと消ゆるや
...
竹内浩三(1921-45/出征先のフィリピン・ルソン島にて戦死したとされる詩人)
「骨のうたう」より
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「インフルエンサー」をママにもつ子ども「ナム・ダルム」は自分の一挙一動がSNSで公開され、悩んでいた。けれど、友の言葉をきっかけに、ママの所有物ではない "自分自身"を探すことを心に決めて..
ジェ·ソンウン著/ 訳 渡辺奈緒子
『インフルエンサーのママを告発します』
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旅にでる直前にとどいたので携えた── "旅と詩の雑誌"「たびぽえ」創刊号。
ひとりの宿でぽっとひらけば.. 作家や詩人ゆかりの場所がエピソードや地図とともに語られ（先日、西條八十の会でも話題になった森村誠一と八十の出会いなども）。多様な土地や人に静かに思いをはせる楽しさ.. いいな..
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だいじな自転車がぬすまれたので、盗難届けを出した。警察のかたに「ベージュ」といったのだが、「黄色」と書かれたので、「ベージュです」と強めにいうと、「一応の分類ですから大丈夫です」といわれ、釈然としない..
ベージュだもん。
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"あたしはばんごうになりたくない／あたし かずじゃない おなまえがあるの"
ガザ地区の若者の執筆活動を奨励する活動もされているという米国の詩人、Z・アッザーム「おなまえ かいて」(原口訳)より。ジェノサイド下で一人一人の死が名を剥奪され、数になる事への強い抵抗。石原吉郎の言との共鳴も。
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去年、ある出来事によって心がしんでしまったとき──ルイーズ・グリュック/野中美峰訳『野生のアイリス』を読むことで。感情が再び動き出したんだったな..
訳者後記の《長く辛い沈黙の後にやってきた奇跡のような詩集》という言を改めて読み、詩人の獲得した新たな〈声〉を聴けたことの幸福を思う。
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母が、先日亡くなった飼い猫・七についての絵本を作りたいそうで、その相談にのったり。話を聞いてたら、エピソードが多すぎるので、厳選を提案した。
自由きままで、悠然とかわいい猫だったな..
2011年8月。実家で行った詩の会・村山槐多篇を見物にきた、七。
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立原道造を深く読むにつれ.. 道造が限りない愛と憧憬をいだいたリルケからの影響（抒情性・音楽性・リズム 他..）を度々かんずるところあり。前回の パウル・ツェランも──独語で書かれた抒情詩の先達・リルケを愛し、影響をうけ、新たな作品を創出してたことを思い出し。リルケ、すごいなぁ..と。
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国語の教師をしてた亡き父によく云われたことで、「人でも物事でも、よい面、よいところに目を向けなさい。そして、それを口にしたらいい。欠点だけの人間なんかいないし、欠点しかない作品もないのだから」という言葉があって。
むねの大切なとこにずっとしまってる。
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雑誌「an・an」さんより、ある特集にそったテーマで詩歌を10作ほど紹介してほしいという依頼をいただき。なんとも嬉しく──ここ数日かかりきりだったのだが、やっとこリストを送付（ZOOM取材を後日）。
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『一篇の詩に〜』にて当方の活動を知り、さらに『心に太陽を くちびるに詩を』まで読んでくださったという、都内の図書館の方より。
「詩を読んでみたいけどどこから入っていいかわからない、といった利用者様のために」──講師として詩の入門の会をやってほしいという、ご依頼をいただいて。
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