Shinpei Okawa 大川心平
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Artist / FOAM CONTEMPORARY個展7.20-8.7
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しばらく前から外に置かれていた人形に、雨避けがつけられていた。持ち主はまだ現れないが、存在を気にしてる人はいるようだ。
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画家になりたいと思い、地方の予備校から美大に入学した僕は、そこで画家になりたいとは始めから思っていない同級生や絵を描かない教授の存在に驚きました。
絵画科油画専攻に入ったのですが、そこは油絵を勉強する為だけの場所ではなかったのです。
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20歳から大学に通い始めると、制作のコンセプトを問われる事が多くなり、これまで漠然と持っていた、好きな事や得意な事が疑わしく思えてきました。今となればそういった教授たちの揺さぶりに感謝もしているのですが、特に何故絵でなくてはならないのかという問いかけに当時は強い反発心を持ちました。
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卒業後の作家活動は当たり前のように浮き沈みがありますが、自分にとってその時に支えとなるのは、絵が好きとか、癒しとか、経済とか、承認欲求とか、そういったものではなく、自分の絵は自分しか描けないのだから、勝手に投げ出せないう、対象のない責任感なのです。
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作家活動は冷静に考えれば、続ける理由よりも辞める理由の方が多いようですが、それでも今も続けられるのは、始めに大きな課題をくれた教授たちのおかげだとも思っています。
長くなりましたが、前の投稿の補足です。
終わり
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卒業してから10年間、経済状況はいつも綱渡りだけど、制作を中心とした生活している。
確かに霞を食べて生きるわけにはいかないが、かといって食料だけでも生きられないのが創作活動を知ってしまった人間だと思う。
紙と鉛筆一本になったとしても、それを手放さずにいれば絵を描く事はできる。
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これは個人的な体験であり、我ながら余りにも解決に時間をかけ過ぎているように感じますが、もしもう一度、何故絵でなくてはならないのかを問われたら、僕が描かないと僕の絵ができないからと答えます。
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大学に入学した途端、これまで知らなかった様々な芸術の情報を浴びる事となりました。
教授からの、様々な表現方法がある中で、何故絵でなくてはならないのかという問いは、こういった土壌の上で受けました。
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画集を開いたり、美術館に行けば、そこには変わらず感動できる絵がありました。
自分が絵を描く理由はわからないけれども、他人の絵に感動する自分は確かにいました。
そして、そうであるなら、彼らは何故絵を描いていたかを考えるようになりました。
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今日は在廊しています。
会期中に自分の絵を見る時には、アトリエで描いている時とはまた違う視点になる。
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しかし3人で描くと、同じ色を使って、筆致の指定をしているのにも関わらず、どうも自分の思っているイメージから離れていく事に気がつき、結局、後輩を帰した後、すべての場所をやり直しました。
そしてそこで初めて、コンセプトから自分が絵を描くという理由に辿り着いたのです。
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しかし、当時の自分にはそういった絵画以外の表現が、唐突に目の前に出現したものに思え、自分の実感のある表現とは別のものだと感じました。別のものを選択肢に入れる理由がわからず、それに反発心を持ったのです。
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散歩中、ふと神社に立ち寄った。
人の気配のない境内の落ち葉がプーさんの形になっていた。
遠くでおじいさんがこちらの様子を見ていた。
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また、筆致や構成には意図がなければならないと思ったのですが、その肝心の意図が存在しない時には、曖昧な作為が入る事に、ごまかしや、単なる習慣が含まれているような気がして、それを排除するようになりました。
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何か一つ二つ、きっかけがあれば、絵を描き始めます。
初めは何を描こうとしているかわからなくても、進めていくうちに、重要な事がそこに含まれていると気がつく事もあるのです。
絵の中で生活し、生活を描いています。
そのため自分にとっては習慣的に制作する事が何より大切なのです。
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ささやかだけど、自分で気に入ってる絵がある。
部屋にかけて眺めていると、幼少期のいくつかの記憶が蘇る。
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そこで自画像や家具、窓の外の風景などをデッサン的な見方をできるだけ使わずに描いたりとか、水彩の滲みを使い、自分の意図の外に筆致が出るように描いたりをしていました。
そういったものが今回あげている画像です。
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こういった制作は入学してから4年間続きました。卒業制作ではもう自分で描く必要もないと感じ、後輩にお願いして3人で描きました。
ある意味、できあがる結果が重要で、自分自身が絵を描く事に必要性を感じなくなっていたのです。
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若い時に個展会場で、あなたの描く建物は実際には建つわけがないから間違っていると言われた事がある。
初めは冗談かと思って聞いていたんだけど、その人が段々と怒ってきたからゾッとした。
そんな時は説明しても火に油を注ぐだけだろうし、困惑する。だって絵だから…。
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深呼吸して森の中に意識を溶け込ませると、自分の中にある、現在の考え事や過去の事などが宙に浮いて、自分自身が元々入れ物であったかのように思えます。
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代表作というと語弊があるけど、現在の作風に展開していくきっかけとなった絵。
この絵で元々テーマにしていた画面上の規格の問題を、舞台という設定と絡める事で、納得して描くことができはじめた。
#これが私の代表作
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完成した。9月2日からのグループ展に出品します。
部屋が荒れてるので、片付けをしてからワークショップの準備をする。
今月はもう油絵は描かない。あとは版画とドローイングだけ。
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日々去来する事物をできるだけ選別しないで描きたいと思っています。
#誰か優しい人が拡散してくれてフォロワーさんが増えるらしい
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結論から言えばまだ完成してはいない。でもそもそも絵って完成させようとしてするものでもないから仕方ないよね。
でも今日こそは本当に仕上げたい…。
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僕にはどうしても手や心が動かない時があります。
それをプロ意識の欠如と言われれば、受け入れるほかありませんが、そんな時に背中を押してくれるのは、会った事もない画集の中の画家達です。
絵を見ていると、僕にも何かが出来そうな気がします。
僕もそういう心を動かす絵がいつか描きたいのです。
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南青山の新生堂で川嶋陽介さんの個展を観てきた。
どれも完成度が高くて、特にDMにも使っていたこの作品が構図がかっちり決まっててよかった。
予備校時代の先生。
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文京アートで弘田一成さんの個展を観てきた。腹話術と摩天楼という、独特なモチーフを扱っている。美しい色彩と豊かな物質感の中に不気味さとおかしさがおり混ざっていた。
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予備校講師をしていた時に保護者から自分の子供に才能がないと伝えてくれと頼まれた事がある。
確かに制作における勘みたいなものはあって、その勘が良ければ早く合格するが、それが今後何十年も作品を作り続ける才能かというとそれとは別な気もする。
因みにその生徒は今も作品を作り続けています。
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もう3週間も外に置かれている。
いつかは持ち主が取りに戻るのだろうか。
次第に自分の記憶と結びつき、この風景はおそらく絵になる。
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東京での2年ぶりの個展「筆を運ぶ風、彷徨う帆船」を開催します。
お気をつけて是非お越しください！
NICHE GALLERY
2020年11月9日〜11月19日
11時〜18時30分
※日曜日休廊
東京都中央区銀座3-3-12
銀座ビルディング3F
TEL •FAX03-5250-1006
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季節は巡り、少し前まで雨が降ると肌寒かった半袖も、今ではすっかり馴染んでいます。
コロナ禍で中止になった展覧会もありましたが、下半期には替わりの展示機会をいただけそうです。
環境の変化はありますが生きていればそれが当たり前です。逞くありたいです。
#2020
年自分が選ぶ今年上半期の4枚
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学生の頃、作品がスナップ写真のようになってはいけないと言われた事があります。
日常を切り取り、その瞬間の感動を、絵を見た人に追体験させるだけでは、絵の内容として足りないのではないかという事だと思います。
その先生はすでにお亡くなりになっていますが、時折その言葉を思い出します。
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それでも制作を止める事もできず、自宅でできるだけ上手く描くとか構成するとか、そういった作為を無くして、自画像や家具などを描いていました。
自分の特性からすると、当時の制作は些か行為に寄りすぎたものでしたが、こういった絵を見返すと、その時の��熱やもどかしさを思い起こす事ができます。
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繰り返し描くモチーフがあります。
その時々で役割が変わりますが、僕には制作の友であり、親しみを感じている者たちです。
ある時から舞台のような設定を意識するようになりました。
他の演者の存在を意識しない劇です。それは僕の中にある街を表しています。
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ブルーピリオド受験編を読み終わった。懐かしく自分の受験時代を思い出した。
現役はただただ実力不足、一浪目は策に溺れて落ちて、二浪目は落ち着いて出題を読んで、普通に描いたら何だかあっさりと受かった。画像は高校時代の静物デッサン。
八虎の浪人時代があったら読みたかったな。
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左が2007年、右が2019年。
今描いている絵の原型は、大学院で描いていた架空の模型のシリーズ。10年ぐらいでだいぶ変化した。
#進化してたらRT見た人もする
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すぐに仕上がる絵もあれば、中々先が見えずとても時間がかかる絵もあります。
この絵も途中何度か頓挫しそうになりましたが、漸くひと段落つきそうです。
展覧会には出品できませんが、誰の目にも触れずにお蔵入りする絵があります。しかしそういった絵をしっかり描く事が次の展開には大切なのです。
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当然の事ながら、キャンバスには、描いたモチーフが見え、描かなかったモチーフは見えません。
そのため、一枚の絵では、断片である事から逃れられないように思えます。
しかし、例え追いつかないとしても、僕はできるだけたくさんの絵を、精一杯描きたいのです。
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小さなキャンバスをたくさん張りました。
これにはドローイングのように油絵を描く予定です。
そこでできた絵を展覧会に出品するかは決めていませんが、自分にとっては制作の一部として必要な事なのです。
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美術関係でも展覧会の中止、延期などが続いている。一日も早く通常に戻れますように。 #ツイッターで楽しむ展覧会
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少し前に特に先の予定もなく前の仕事を辞めたんだけど、見兼ねた友人や先輩が仕事をふってくれて、何とかやってる。
ずっと家で絵を描いてると、本当に孤独な気持ちになるけど、時折そういう事を思い出したりする。
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過去の作品資料を整理してたら18歳の時に描いた油絵が出てきました。
簡単に形を決めないように、何度も探りながら描いています。
当時は美大受験の予備校に通っていましたが、結果の事は二の次で、ただ絵の事を知りたい一心で描いていました。
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コロナ以降、初めてソウルへ絵を発送した。いつもだとすぐに着くんだけど、今はどうなんだろう。人が行くのは大変そうだから、何事もなく届いてほしい。
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職人のおじさんにお祝いがあったから、記念に顔をスケッチした。
手仕事を生業にしている人だから、こういうものでも多分喜んでくれると思う。
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ネガティブな感情は自分の制作においては必要で、幼少期の記憶はほぼそれと結びついている。
絵には懐かしさとほろ苦さが同時に存在していてほしい。
失われたものとこれから失われるものを描いている。
寂しさもあるけれど、どんなものでもここに含まれるはずだから、その自覚のもとに絵を描きたい。
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9月2日から始まる日本橋三越でのグループ展に、新作3点を出品します。
若手の展覧会なので、自分の絵がどんな感じに見えるのかを楽しみにしています。
「惑星-PLANETS-」
日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
9月2日(水) 〜 7日(月)
10:00 〜 19:00 (最終日17時閉場)
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背後からやってくる車のヘッドライトが、紫陽花の葉を艶やかに照らしました。枯れて所々に穴が開いたように見える花は、長い梅雨に疲れています。
制作は行ったり来たりを繰り返し、中々思ったようには進みません。
こんな時はアトリエから離れ、外を歩きます。
玄関で濡れた傘の雨粒を払いました。
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自転車置き場に行くと、雨を避けて軒下にいる、白黒の大きな猫と目が合いました。
一言、嗄れた鳴き声でニャアと言ったきり、猫はこちらから視線を外しました。
猫には猫の生き方があり、それは僕も同様です。
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明暗法は立体をあらわす方法の一つではあるが、真っ先に選ぶのには安易過ぎやしないかという警戒心がある。
様々ある方法からどれを選ぶか、その場所、頻度、範囲、複合させた場合はその度合いが画面を作る事になると思う。
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僕が大学生だった時に生まれた甥が、今年美大の油絵科に入学した。
夏休みに一緒に美術の宿題をしたのはいい思い出。
受験では美術予備校には通わずに、家で僕が絵を教えていたから、大学ではいろんな人に幅広い美術を学んでほしい。
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信号機のない横断歩道を、傘をさして渡っていると、黄色いワンピースを着た女の子が、背後から勢いよく駆け抜けていきます。
水溜りも気にせずに、一つ先の角を左に曲がり、僕の視界から消えました。
今日は少し昔の事を思い返��ています。ささやかな憧れへの距離は、進むほどに遠く感じられました。
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一昨日から一日中ドローイングをしています。言葉や資料など、色々使いながらの作業で、なかなか捗りませんが、少しは方向性が見えてきたようです。
疲れて伸びをすると、壁にかけてる自分の絵の、鼻の下の顔と目が合います。
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大きな構造ができた。ここから空間を入り組ませる。
構造を前提として進めるときは、風景を前提として進めるときよりも打率がいい気がする。
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窓の外から大きな震える音が聞こえてきました。
僕らはその音を聞いて、すぐに分厚く重い雲の上を、飛行機が飛んで行く姿を想像する事ができます。
子どもの頃から口数が少なく、何を考えているのかわからないと言われることが多かったですが、心の中ではずっと話続けていました。
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来週からソウルでの6回目の個展が始まります。
10年前の初個展の時にはこんなに長く同じ場所で展示をするとは思っていなかった。ギャラリストやコレクター、友人に感謝です。
GALLERY GODO
9月15日〜25日
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12月24日にて個展が終了しました。多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。
今年は神保町の現AMMON TOKYOでの個展「通り過ぎる人と留まる影」から始まり、京都岡崎蔦屋書店での個展「子は宙を打ち、鳥が高く鳴く」、NICHE GALLERYでの個展と、3度の個展を開催することができました。
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梅雨明けして、日差しが強まり、蝉の鳴き声がいよいよ勢いを増してきました。
最高気温31度。夏になると何か楽しい事が起こりそうな、期待が膨らみます。
結局何も起こらなくても、その気分が嬉しいのです。
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朝食時、窓外には青空が広がっていたので、今日はいつもよりも遠くまで自転車で出かけました。様子を見ながら進んでいくと、雑草で覆われた空き地があったので、中まで入ってみる事にしました。
日差しは強かったのですが、草の下の地面は昨日の雨で泥濘んでおり、青いスニーカーは茶色く汚れました。
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昨日個展が無事終了しました。
今回は私自身在廊している時間が長く、たくさんの再会や出会いを得ました。
アトリエでは孤独ですが、このような機会に多くの方達と交流を持ち、その事をどこか心強く感じました。
また新しい自分の絵の前に立ち、皆さんとお会いしたいです。
ありがとうございました。
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近所の大きな公園を自転車で走っていると、どこからか一つのシャボン玉が、目の前を通り過ぎました。
更に次から次へと飛んできて、そのうちのいくつかは、僕の体に当たって消えてしまいます。
自転車を止めて、風上に目をやると、灰色のシャツを着た男の子が、少し笑ってこちらを見ていました。
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最近は環境に変化があり、習慣的に通う場所がなくなったため、一人で考える時間がとても増えました。
もちろんこういった時間がいつまでも続くわけではありませんが、自分が本来やるべき事を見直すいい機会として捉えています。
SNSで日記のようなものを書き始めたのもそのためです。
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天気もいいので仕事の気晴らしに街を歩きに出かけました。
初めは漠然とした期待を持って歩き出しましたが、当たり前のように特別な事は何も起こらず、しまいには雨が降り出して、小走りで家に戻りました。
とりあえず珈琲を飲もうとカップを覗くと、そこには朝よりも少し追い込まれた自分がいました。
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国道のバス停のベンチは、雨で濡れています。何十台ものバス以外の車が通り過ぎるのを、僕は静かに立って見送りました。
散歩をしている犬がいました。毛から雨が滴っています。
僕はバスを待ちたくありませんでした。
犬の気持ちはわかりませんが、僕の代わりに大きな声で鳴いてほしいと思いました。
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深夜2時、今日も雨が降っています。時折雨戸を叩く強い風、外を見ると電線が激しく揺れていました。
通りを歩く人もなく、この街で起きているのが僕一人になったような気がしますが、それは勘違いで、実際にはかなりたくさんの人々が、僕と同じように窓から外を眺めているでしょう。
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最近は春に描き始めてからしばらく手をつけていなかった絵の続きを描いています。
個展にむけて仕上げる予定。
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美大卒業でも食べていけるのか問題で、食べていけるってツイートしようと思ったけど、自分の食べていけると、一般的な食べていけるの基準が全然違っていたら恥ずかしいからやめておいた。
僕の基準は毎日制作ができて、家族が三食ちゃんと食べれること。
多くを望まなければ、美大でも大丈夫かと…。
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最近韓国の絵を描いてるんだけど、資料を見てると早く遊びに行きたくなる。仕事もいいけど、食べる目的の旅をしたいな。
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重い曇り空と時折降り出す雨。梅雨はいつまで続くのでしょうか。
公園に行くとセミの鳴き声が聞こえてきますが、まだその姿は見ていません。
最近では曜日と関係しない生活をしているため、生活の単位が天気や季節などの自然と関連づいてきたようです。
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東京都美術館でマティス展を観てきた。
画面上で何度もいい形を探っていて、そ
の痕跡も含めて作品の魅力に繋がっていた。仕組みはわかってもなかなかこうはならないよなと思いながら鑑賞した。
目前の画面で起こっていることに反応する、自分の好きな画家はそこで力を発揮する人が多い。
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昼食後に公園のベンチで、揺れる木や時々近寄ってくる蝶を眺めていました。
小さな橋の下では子どもたちがザリガニ釣りをしています。虫かごに入れられたザリガニは、遠くからでもわかるほど赤く見えました。
日差しを浴びて微睡んでいると、急に強い風が吹き、側にとめていた僕の自転車が倒れました。
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本日から久しぶりの個展が始まります。
今年は予定していた展覧会が中止になったり延期になったり、縮小したりでペースを掴みにくい年でしたが、今回の個展は予定通りの日程で開催する事ができそうです。
11月19日まで銀座のNICHE GALLERYです。宜しくお願い致します。
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自転車で小さな橋を渡ると、懐かしい川の匂いがしました。
決して深呼吸をしたくなるようないい香りではなく、むしろ鼻を覆いたくなるようなものですが、ここにはまだ描くべき何かが残っていると知らせるのには、充分なものに思えるのです。
大きな魚が、降り続く雨で濁った川面から飛び跳ねました。
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ドローイングの制作風景。
机の上で手を動かしながら考える作業です。紙に絵を描いたり、文字を書いたり、木を削って色を塗ったりもします。
#絵描きさんの作業環境が見たい
#シードストーリーズ2020
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窓外には曇り空が広がり、その色彩の重さにここから出る事ができない気持ちになります。
湿度を持った空気に息苦しい気持ちになりますが、時折雲間に覗く青空を見れば、解き放たれたと感じる事もあるのです。
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個展も残すところあと3日間で終了です。
今回は在廊できる日が多く、いろんな方にお会いできています。応援してくださる方の存在を実感する事ができ、本当に嬉しいです。
明日は在廊できませんが、ギャラリーはオープンしていますので、是非お立ち寄りください。
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今描いてる絵の構図が自分としては難しくて2ヶ月ぐらい行ったり来たりしてる。
いつもいい制作ができるわけじゃないし、そんな事は長く描いてれば当たり前。
悶々としながらアイスの蓋を開けたら、のんびりした顔が出てきて和んだ。
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大学を卒業したてで、まだ実家の部屋で描いてた頃の写真が出てきた。
今よりも更にもう一段階ギリギリの生活をしていたけど、不思議と不安はなかった。
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歩いていると時計草の花が咲く家がありました。
青々とした葉とバネのような蔓が、力強く柵を覆っています。
時計草の花は精巧で、何度見てもその形状に見惚れてしまいます。
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ソウルのギャラリーに個展に出す絵の画像を送ったら喜んでくれた。
今回は在廊しないことになったけど、コロナが収まったら遊びに行きたい。
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日本橋三越でのグループ展に、新作3点を出品します。
「惑星-PLANETS-」
日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
9月2日(水) 〜 7日(月)
10:00 〜 19:00 (最終日17時閉場)
お近くの方は是非お気をつけてお越しください。
#誰か優しい人が拡散してくれてフォロワーさんが増えるらしい
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今日は三ノ輪のアトリエで簡単なキャンバス張りのレクチャーをした。
今回は僕が普段やっている手順を伝えたけど、これを元にそれぞれのやり方を見つけてほしい。
生徒さんの作品を見ながら、自分の絵も少しづつ進めている。
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昼過ぎに起きて、アトリエに戻ると、机の上は昨夜のままの状態で、ペンや鉛筆、ドローイングや画集が散らばっていました。
こんな日はすぐにまた、長い夜がやってくるでしょう。
今日は低い雲が流れるように動いていました。
夕方には雲間から夕焼けが覗き、街は橙色に染まりました。
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美味しいものを食べて、楽しく会話する事がいつしか贅沢な事となり、窮屈な思いもありますが、その一回をとても大切に感じ、記憶する事は悪い事ではないかもしれません。
コロナ禍の中ですが、ワークショップを開催します。一つ一つ心を込めてやっていきたいと思います。
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子どもの頃、家に猫がいました。
気性が荒く、よく家から逃げ出しては、近所の猫と喧嘩をして帰ってきました。
僕はその猫の勇敢な所を好ましく思っていましたが、彼が僕の事をどう思っていたかはわかりません。
思い返しても、親密な関係は築けていなかったように感じます。
#世界猫の日
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銀座蔦屋書店での展示が終了しました。会期中SNSなどを通して多くの方にお声をかけていただいた展示となりました。ありがとうございました。
11月27日からソウルのGALLERY GODOにて個展が始まるので、明日から準備のためにソウルに行きます。こちらもお近くにいらっしゃる方は是非お越しください。
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銅版を彫り終えました。
展覧会のために初めて作品として版画を作る事になったのですが、まずは回りくどいことが苦手な僕に、ビュランを勧めてくれた友人に感謝です。
ペンや筆を動かすのとは違った技術が必要でしたが、やっていくうちに体が覚えてきた感触もありました。
紙になるのが楽しみです。
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