タレントの大泉洋さんらが所属する芸能事務所、クリエイティブオフィスキュー（札幌市）は今秋、飲食店の新業態を始める。JR札幌駅ビル内の商業施設「札幌ステラプレイス」内に、北海道産米を使った麺料理店を開業する。新店舗「rice noodle comen（ライスヌードルコメン）」は約30席で、ベトナム料理のフォーなどコメを使ったメニューを

北海道北見市発祥の回転ずしチェーン「トリトン」が、東京都内で店舗網を広げている。シャリ玉から大きくはみでた大ネタが特徴だ。テレビCMなどの宣伝は打たずネタにこだわることで、口コミを通じて支持を集めてきた。2月14日午前11時、JR品川駅直結の商業施設「アトレ品川」4階にトリトンがオープンした。開店前から長い列ができ、待ち時間は正午前に80分を超えた。目玉はホッキやホタテ、真だち（マダラの白子

セブン&アイ・ホールディングス（HD）傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂は9日、北海道と東北、信越地方の17店を閉鎖すると発表した。全国の1割強に相当する店を今春以降に順次閉める。セブンは2023年3月、ヨーカ堂33店舗を26年2月末までに減らし首都圏など都市部中心の体制に移行する方針を示した。特定の地域全体で閉鎖店が明らかになるのは初めてだ。パートなどの従業員の雇用は後継店を調整する

2031年に予定される北海道新幹線の札幌延伸時にJR北海道から経営が分離される並行在来線のうち、余市―長万部の廃線とバス転換が3日、決まった。並行在来線の廃線は1997年以来で、史上2例目。鉄道を存続させる場合の巨額の赤字試算に地元自治体が相次いで鉄路の存続を断念した。並行在来線の小樽―長万部をめぐっては、①第三セクターで鉄道を存続②全線をバス転換③小樽―余市のみ鉄道を存続し、残りをバス転換、

大成建設は16日、札幌市で建設中の複合ビルで、鉄骨の施工精度とコンクリートの厚さが発注者との契約に基づく規定を満たさない施工不良があったと発表した。品質管理の担当社員が発注者側に虚偽の申告をしていた。建築基準法を満たさない恐れがあるため解体して建て直す。同社は同日、担当役員2人が31日付で引責辞任することも発表した。問題が発覚したのはNTT都市開発が発注した、地上26階建て地下2階の大型複合ビ

元競走馬が「人をダメにするソファ」で寝そべる――。引退馬が余生を過ごす牧場「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」（北海道日高町）での動画はYouTubeで大きな反響を呼び、注目された。同牧場ではビーズソファを製造・販売するYogiboがスポンサーとなって、引退した競走馬の生活を支えている。ビーズソファの「Yogibo（ヨギボー）」に顔を乗せ、気持ちよさそうに寝ていたのは過去に重賞で勝利し

サッカー・Jリーグの北海道コンサドーレ札幌を経営するコンサドーレ（札幌市）は、本拠地とする札幌ドーム（同）で飲食テナントや広告を誘致する。2023年からコンサドーレのスポンサー各社に呼びかける。同社の三上大勝ゼネラルマネジャー（GM）と札幌ドームの山川広行社長が5日に連携協定を結ぶ。コンサドーレのスポンサー企業である「パートナー」は現在約180社。北海道内の企業に飲食や物販の出店を要請する。札

北海道函館市出身のロックバンド「GLAY」のTAKUROさんが通って作曲した「カフェペルラ」の跡地が改装を終え、19日に新たなカフェがオープンする。開業するのは北海道函館市の旧「FMいるかビル」に入る「スカイラウンジ　カフェ　ペルラ」。ファンにとって待望の復活となる。市内

小さな紫色の実が甘酸っぱいハスカップは、1年前の地震で大きな被害を受けた厚真町の特産品だ。作付面積は日本一で、町を挙げてPRしてきた。自らの畑も土砂崩れの直撃を受けながら、ハスカップを広めるため奔走するのが山口農園（同町）の山口善紀さんだ。2019年5月、山口さんは地震で被災して一時休業していたカフェを移転して再開した。ハスカップを使ったスムージーやソフトクリーム、クレープなどを販売する。加工

「世界大学ランキング」を発表している英教育専門誌のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション（THE）は、大学の社会貢献の取り組みを評価する「THE大学インパクトランキング2020」を発表した。北海道大学が世界の766大学のうち76位に選出され、東大や東北大を上回って日本勢トップだった。同ランキングは国連が掲げる「持続可

北海道コンサドーレ札幌で2018年からゴールキーパーとして活躍するのが菅野孝憲選手だ。数々の強豪チームの守護神や日本代表を経験した。経営者としての一面も持ち、21年には札幌市で児童発達支援施設を開業。「スゲさん」の愛称でファンやチームメイトに親しまれている。平日の午前、菅野氏は宮の沢白い恋人サッカー場でキーパーの練習を黙々とこなしていた。コンサドーレの広報担当は「スゲさんは早く来て練習準備を怠

日本生産性本部（東京・千代田）のサービス産業生産性協議会が発表した2024年度の日本版顧客満足度指数（JCSI）調査で、セコマ（札幌市）が北海道を中心に展開するコンビニエンスストア「セイコーマート」がコンビニ部門の顧客満足度で1位だった。同調査での1位は9年連続。「顧客期待」など6指標全��でトップだった。顧客満足

英国風パブチェーンを運営するハブは、札幌市に主力店舗の「HUB（ハブ）」を出店する。2024年2月までに市内中心部に出店する方針で、札幌進出は約40年ぶりとなる。サッカーJ1の北海道コンサドーレ札幌との連携も検討し集客につなげる。同社は同一地域に集中出店するドミナント戦略を基本とし、東京・渋谷や新宿、池袋などの繁華街周辺に複数店を持つ。「ある店舗が満員でも、近くにある別の店舗を利用できる」（ハ

なにわ書房（札幌市）は21日、札幌地裁に破産を申請した。債権者約90人に対し、負債総額は2億9千万円。同社は1950年創業で、マルヤマクラス店や東光ストア円山店、東光ストア行啓通店など札幌市内と近郊で計5店の書店を経営している。電子書籍やネット通販の普及で書籍販売が落ち込み、赤字経営が続いていた。2017年には大

牛乳の消費を喚起しようと、乳業団体などが新型コロナウイルス下にあわせた情報発信を強化している。農場や工場に大勢の消費者に来てもらう体験型イベントなどは開催が難しいため、SNS（交流サイト）やアンテナショップでの取り組みで話題を集める。牛乳や乳製品への理解を高め、需要の安定につなげる。6月は「牛乳月間」。国連食糧農業機関（FAO）が2001年に6月1日を「世界牛乳の日（World Milk Da

旭川市が管理する旭川空港（北海道旭川市と東神楽町）は雪国の空港にもかかわらず、2017年度に就航率99.5%を達成した。今冬も悪天候で新千歳空港が大量欠航にあえぐ中、運営は順調だ。「強い空港」の背景には悪天候の影響を受けにくい盆地という地の利もあるが、地元35人からなる除雪隊の奮闘も見逃せない。「旭川に来てくれる飛行機を降ろしたい一心。99%という数字は結果にすぎない」。こう口をそろえるのは旭

JR北海道がバス転換方針を示している根室線（富良野―新得）について28日、関連する4市町村会議が開かれ、「JRが求める地元負担は難しい。鉄道存続を断念せざるを得ない」として、バス転換を容認することで合意した。会議終了後、北海道富良野市の北猛俊市長が記者団に語った。会議には富良野市のほか南富良野町、新得町、占冠村の市町村長らが出席した。2月中にも各市町村が住民説明会を開催し、意見を聞いた上で正式

セブン&アイ・ホールディングス傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂が北海道内全店舗を閉める。北海道進出は1975年で半世��の歴史に幕を閉じる。競合するイオンは北海道内で店舗網を拡大する一方、コンビニエンスストアを中心とする小型店では攻めあぐねており、戦略の違いが見えつつある。イトーヨーカドーは道内に6店ある。札幌市内に残る4店のうち屯田店と琴似店は食品スーパー「ロピア」を運営するOICグ

初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディア（札幌市）は28日、新型コロナウイルス患者に接触した可能性を通知するシステムを開発したと発表した。飲食店やイベント会場を訪れた人がメールアドレスを登録すれば、その場所で感染者が判明した際に周囲にいた人に通知する。北海道や市町村など自治体の運用を想定。クリプトンがシステムコードを無償提供して個別にサーバーを立ち上げてもらう。クリプトンは同日、シ

北海道北広島市は26日、2023年に開業したプロ野球・日ハムの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」（北広島市）で20歳を祝う式典「はたちのつどい」を開催すると発表した。同球場で成人の日の記念式典を開くのは初めてで2

英国風パブチェーンを運営するハブは31日、札幌市の繁華街すすきのにある複合商業施設「COCONO SUSUKINO（ココノススキノ）」に主力店舗の「HUB（ハブ）」をオープンした。札幌進出は約40年ぶりだ。店内には大型テレビを配置し、サッカーJ1の北海道コンサドーレ札幌のリーグ戦を全試合放映する考え。客席は約1

サッポロビールは9日、札幌市内中心部の商業施設「サッポロファクトリー」内に生ビールを提供するブルワリーパブ「BREWERY1876」を全面開業する。隣接する「札幌開拓使麦酒醸造所」で製造した生ビールを造りたてで飲むことができる。北海道産原料を使ったビールも提供する。醸造所でつくったビールの有料試飲や販売をしていたスペースを改装した。営業時間は正午から午後8時まで、10〜3月は同午後6時までの予

サッカーJリーグの北海道コンサドーレ札幌は25日、札幌ドームでホーム開幕戦を迎える。プロ野球日本ハムが北広島市に本拠地を移転し、ドームへの集客が課題だ。コンサドーレ（札幌市）の三上大勝代表取締役GM（ゼネラルマネジャー）は日本経済新聞の取材でエンブレムの無料開放を検討する考えを示した。――ドーム開催試合の観客は新型コロナウイルス感染拡大前は平均約2万人いましたが、22年には平均約8000人に落

サッカー・Jリーグの北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ（札幌市）は17日、まちづくり会社を設立した。北海道旭川市とともにスポーツ施設の再整備に取り組み、北海道内の他自治体とも連携する。札幌市以外でのファン開拓に加え、施設管理の受託で収益源の拡大につなげる。新会社の名称は「まちのミライ」で、資本金は5000万円。コンサドーレの三上大勝ゼネラルマネジャーが社長に就く。コンサドーレが80%

JR北海道は札幌～釧路間をつなぐ特急「おおぞら」の料金割引開始時期を、当初予定の9月1日から7月18日に繰り上げると発表した。終了時期は11月末までと据え置いた。乗車1カ月前の午前10時～13日前の午前1時40分までに特急券を購入すると、札幌駅から釧路駅までの料金が50%引きの4990円

北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ（札幌市）の相沢陽介取締役は、パリ・メンズコレクションで活躍するデザイナーだ。チームのユニホームをデザインし、欧州クラブを中心に何百枚ものサッカーユニホームを集めるコレクターでもある。ユニホームのデザインは通常、メーカーが作成したひな型をもとに色や柄などを選ぶ。「ユニホームメーカーのカタログにはない、コンサドーレだけのデザインを重視している。ユニホー

コンビニエンスストア「セイコーマート」を展開するセコマ（札幌市）が、商品物流で航空便の活用を広げている。全日本空輸（ANA）と組み、1月末から航空便で運ぶ北海道産牛乳などを沖縄県のスーパーで定期販売する。航空貨物の空きスペースを活用し、将来的には海外への商品輸出も視野に入れる。セコマが北海道北部の豊富町で製造する牛乳やヨーグルトを、沖縄県地場の食品スーパー「フレッシュプラザユニオン」で売る。豊

新型コロナウイルスの感染拡大で看護師や医師の不足が深刻化し、がんなど通常の医療提供体制に影響を及ぼしている。大阪市内の病院は、コロナ対応に看護師を充てるため若年がん患者が入院する専用病棟の一時閉鎖を決めた。クラスター（感染者集団）が発生した北海道旭川市の基幹病院は外来診療を休止した。大阪府は3日、感染状況などを判断する府の独自基準「大阪モデル」の警戒度を、非常事態を示す「赤信号」に引き上げるこ

札幌第一ホテル（札幌市）は20日、6月20日付で閉館することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大後、札幌の主要ホテルが廃業するのは初めて。国内外の旅行客が激減し、道内のホテルは廃業や開業延期が相次いでいる。新たな感染者は減少傾向にあるが、道内への旅行客数がコロナ前の水準に戻るには時間がかかる。厳しい経営状況は当面続きそうだ。すすきのに近い札幌第一ホテルの客室数は70。札幌市内の主要ホテルが加

4月の北海道知事選を巡り、夕張市の鈴木直道市長は29日、札幌市内で記者団に「北海道知事選挙に無所属で出馬をする決意を固めた」と述べた。2月1日に記者会見を開いて立候補を正式に表明する。鈴木氏は今後、自民党と公明党に対して推薦を求めていく考えも示した。鈴木氏は「政治家、鈴木直道を育ててくださった夕張の皆さん、北海道の皆さんの思いに応える責任ある結論を出したいと申し上げてきた」と出馬を決めた経緯を

北海道コンサドーレ札幌は、北海道唯一のJリーグチームとして地域に密着したチーム作りを進めている。札幌市で起業した現役選手やデザイナーとして活躍する異彩取締役らの姿を追った。㊤コンサドーレの守護神、北海道で児童発達支援施設を運営北海道コンサドーレ札幌で2018年からゴールキーパーとして活躍するのが菅野孝憲選手だ。数々の強豪チームの守護神や日本代表を経験した。経営者としての一面も持ち、21年には...

プロ野球・日本ハムは5日、新球場移転初年度となった2023年シーズンのパ・リーグ公式戦を終えた。球団別入場者数は計188万人となった。10月以降のオフシーズンの集客策について、球場を運営するファイターズスポーツ&エンターテイメント（北海道北広島市）の小村勝社長は「雪と食を全面に出したイベントを開きたい」と述べた。――パ・リーグの順位は最下位でしたが、入場者数は3位に入りました。「高校野球の試

北海道が「早すぎる夏」に困惑している。26～27日にかけての記録的な猛暑でJR北海道のダイヤは混乱し、酪農地帯や動物を扱う施設は動物のケアに追われた。気象庁によると27日も道内40を超える地点で5月の最高気温を更新し、季節外れの猛暑が続いた。JR北海道は27日、午後4時50分時点で函館線の札幌―旭川や札幌―帯広などの特急列車24本に加え、普通列車83本の計107本を運休または部分運休させた。ダ

北海道の鈴木直道知事は16日の記者会見で、大量廃棄が懸念される北海道産牛乳の消費拡大をアピールした。記者団を前にコップ1杯の牛乳を一気飲みした鈴木知事は「ミルクランド北海道として危機的な状況。道民のみなさんに1杯でも多くおいしい牛乳を飲んでほしい」とPRした。冬休みは学校給食がなくなり、年末年始は業務用需要も急減する。北海道は2

北海道の地方競馬が好調だ。新型コロナウイルスの感染拡大期には無観客開催の時期も続いたが、インターネット経由の馬券購入が浸透して挽回した。ホッカイドウ競馬（日高町）は残りの日程をこれまでと同様のペースで売り上げれば、売上高の「バブル超え」が視野に入ってくる。ホッカイドウ競馬の9月24日終了時点の売上高は402億円。400億円の大台を突破したのはこれまでの年間最高発売額である454億円を売り上げた

プロ野球・日本ハムの本拠地移転を受け、札幌ドームが利用拡大に力を入れている。足元では苦戦が続くものの、今夏はDREAMS COME TRUEやB'zがコンサートを予定。春にはback numberの初ライブも開かれた。企業イベントの誘致とあわせ、日ハム移転後の影響をどこまで埋められるかが今後の焦点となる。　札幌ドームが期待するのが、国際会議や大規模展示会など「MICE」の誘致だ。MICE誘致は

石屋製菓（札幌市）は人手不足に悩む農業法人に若手社員を無償で派遣する新たな研修制度を創設する。6月1日から10月末までの5カ月間、30歳未満の社員ら約130人を札幌市と近郊にある8カ所の農業法人に派遣する。新型コロナウイルスの感染拡大で通常業務が滞っており、若手社員に1次産業の現場を経験させる狙いがある。札幌市や江別市など5市村の農業法人に2人をメドとし、1カ月ごとに交代で派遣する。��方で自宅

身長175センチメートルと男子バレーボール選手の中では小柄だが、ジャンプした時の最高到達点は3メートル35センチメートルを誇り、バレーボールVリーグ2部（V2）・北海道イエロースターズの中心選手だ。身体能力をいかしたプレースタイルで、人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の主人公に自身を重ね、日々奮闘する。北海道イエロースターズの山田滉太選手「様々なことが新しくなるチームで勝負したかった」。

北海道の鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長が16日午前の会談後に記者団の取材に応じ、札幌市と道内他都市間の往来自粛と、札幌市民への不要不急の外出自粛を呼びかけることで合意したことを明らかにした。北海道では15日まで4日連続で新型コロナウイルス感染者が200人を超え、感染拡大に歯止めがかからない。17日に道が開くコロナ対策の本部会議で決める。往来自粛や外出自粛は「感染リスクを避ける対策がとれない

札幌市は新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ市内の観光需要を促進するため、8月1～31日に市内10カ所の観光施設の入場料などを無料にする。時計台の入場料（大人200円）や、もいわ山のロープウエー利用料（往復大人1200円）、大倉山

新千歳空港（北海道千歳市）など北海道7空港の民営化開始から15日で1年、積年の宿題だった二次交通の充実への胎動が始まった。3月に完全民営化する函館空港（函館市）では市電の空港延伸への模索が続く。函館市東部に位置する函館空港の約4キロメートル先に函館市電の東端「湯の川駅」がある。空港からは車で約10分。函館市企業局は仮に湯の川駅から空港間に新路線を敷いた場合、同区間で1日約1700人の利用があれ

ユニホー（名古屋市）は10日、2023年前半に都市型水族館「札幌大通水族館（仮称）」を開業すると発表した。札幌市大通南側の南2西3南西地区に開業予定の高層ビル内に設ける。「サンデパート」などの跡地で再開発が進行中で、水族館はその中心となる28階建て高層ビルの4～6階に開業する。延べ床面積は約5100平方メートル。札幌駅から

北海道銀行は23日、北海道最大手のコンビニエンスストア「セイコーマート」約600店にATMを設置すると発表した。北海道銀は現在、約650台のATMを展開しており、セイコーマートへの設置で台数はほ

JR北海道の石勝線夕張支線（新夕張―夕張）が4月1日に廃線となる。31日にラストランを行い、120年以上の歴史に幕を閉じる。道内屈指の産炭地で石炭や労働者の輸送を支えた路線は、物流で成長を遂げてきた北海道の鉄道の象徴の一つでもあった。ただ炭鉱の閉鎖とともに人口が急減し鉄道利用者も減少。全国のJRで平成最後の廃線を迎える。夕張支線は1892年11月、旧北海道炭鉱鉄道の室蘭支線として開通した。夕張

サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレと金融教育イベントを企画した。道内企業の支援を通じて得た収益の一部を地域貢献に活用するプロジェクト「どさんこミライ」にも協力。個人資産管理などを手掛けるマネーフォワードの北海道支社長を務め、コンサドーレの大ファンとして地域密着を貫く。マネーフォワード北海道支社のオフィスにはコンサドーレのポスターやユニホームが所々に飾ってある。「北海道と

2011年8月から北海道経済面で連載を始めた「築け食の王国」。北海道の"食"に焦点を当て、最前線を取材してきました。19年1月から「北海道・食の王国」に装いを改め、日経電子版やテレビ北海道の番組「けいざいナビ北海道」と連携を深めます。初回は特別版として「帯広の豚丼」「なよろ煮込みジンギスカン」「道産ワイン」の3つを取り上げます。家庭料理から観光名物へふっくらと炊き上げた白飯の上に焼いた豚肉を

プロ野球の日本ハムファイターズの新球場を含むボールパーク（BP）の建設を巡り、交通アクセス改善の議論が本格化する。球団や北海道北広島市、JR北海道などが27日、4者協議を開催。JR北がBPに隣接する新駅の必要性を認めた上で、設置の時期や費用などの検討を表明する見通しだ。新駅設置が正式に決まれば、BPへの期待も一層高まりそうだ。27日の4者協議にはJR北の島田修社長、北広島市の上野正三市長、球団

札幌市が旅行補助の第2弾として「秋冬割」を検討していることがわかった。25日、日本経済新聞のインタビューに応じた秋元克広市長が明らかにした。宿泊料金の割り引きやクーポン配布などで市内への旅行需要を掘り起こし、新型コロナウイルス危機の長期化で苦しむ事業者を支援する。札幌市は7月から6千円以上の宿泊プランで5千円を割り引く「さぁ！サッポロ夏割」と、宿泊者が宿泊施設内などで使える3千円分のクーポンを

セイコーマートの看板カテゴリーは、店内で調理する「ホットシェフ」である。かつ丼や温かなおにぎりが有名なのだが、フライドポテトも根強い人気である。年間1500トンのポテトを使うが、一昨年までは米国産のアイダホポテトを輸入していた。昨年、この価格が一気に65%も値上がりした。かなりの価格交渉をするも、先方はビタ一文譲らず、交渉は決裂した。アイダホポテトは道産に比べ価格が安く、味の違いはあるものの遜

大和ハウス工業が取得した札幌ドーム（札幌市）のネーミングライツ（命名権）の契約金が、4年間で約10億円だったことがわかった。札幌市は2024年度中に、第三セクターである札幌ドームの27年度までの5カ年収支計画を改定する。同市は22日、従来の5カ年収支計画では累計での黒字化は困難との見通しを発表していた。命名権の契約金収入を収支改善の柱と位置づける。秋元克広市長は23日

北海道では2020年の人口に占める22年のサッカー観客動員数が3.97%と、全国31位だった。Jリーグ3部（J3）に次ぐ日本フットボールリーグ（JFL）以上のチームはJ1の北海道コンサドーレ札幌のみだからだ。JFL入りを射程に入れたチームが現れ、順位を上げる可能性も出てきた。北海道コンサドーレ札幌は1996年に前身の東芝サッカー部が札幌に移転してできたチームだ。北海道生まれの人を意味する「道産

カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）は2026年にも、道の駅運営に乗り出す。第1弾は北海道余市町で手がける。サツドラホールディングス（HD）など7社と組み、カフェやコワーキングスペースなどを設ける。CCCが道内の公共施設を運営するのは初めて。余市町は道の駅「スペース・アップルよいち」を余市インターチェンジ（IC）付近に移転する方針を固めており、新施設をCCC側が運営受託する。同社を含む

北海道では2019年からコメの新品種「えみまる」の本格栽培が始まる。田んぼに直接種もみをまく「直（じか）まき」栽培が最大の特徴で、農作業の大幅な省人化につながる。深刻化する人手不足で引き合いが増えるのは確実で、北海道の米作の次代を占う存在として注目を集めている。有数のコメ産地、北空知地区の妹背牛町では熊谷勝さんが今年から22ヘクタールのうち約4ヘクタールをえみまるの栽培に充てる。熊谷さんは25

北海道と海外を結ぶ国際線就航が相次ぎ、道内を訪れるインバウンド（訪日外国客）が増える一方、道内から海外へ出かけるアウトバウンドが伸び悩んでいる。海外路線を長期に就航していくには海外に「出無精」といわれる道民が自ら利用して需要を下支えすることが望まれる。官民でつくる組織は道民のパスポート取��を補助するなど支援策を打ち出している。新千歳空港の2018年の外国人出入国者数は337万4300人で5年前

JR北海道は26日、毎年恒例の冬の観光列車「SL冬の湿原号」の運行を始めた。釧路駅とJR釧網線の標茶駅間の48キロメートルを1時間30分程度で走る。運行期間は2月24日までの計21日で、1日1往復運転する。雪が積もった沿線の釧路湿原にはエゾシカやタンチョウの姿もみられ、乗客が車窓から厳冬の北海道の風景を楽しんでいた。釧路駅で26日に出発式が開かれ、午前11時すぎに最初の列車が出発した。5両編成

よつ葉乳業（札幌市）は同社として初めてバータイプのアイスクリーム「よつ葉　至福のミルク」を発売した。よつ葉牛乳で作ったアイスの中にマスカルポーネを使った濃厚なミルクソースを入れ、ホワイトチョコレートでコーティングした。カップタイプよりも手軽に食べられるバータイプで、アイスクリーム分野の売り上げ増を狙う。乳原料は全て北海道産を使用しており、香料や

石屋製菓の子会社で製造などを担うGOURMAND ISHIYA(札幌市)は、札幌市内に新工場を建設する。9月上旬に着工し、2026年4月ごろの完成を目指す。石屋製菓が手がけるバウムクーヘンやロールケーキなどを製造する予定だ。札幌市手稲区の西宮の沢エリアに建設する。3階建てで延べ床面積は6600平方メートル余り、敷地面積は6700平方メートル強を見込ん

北海道南部の八雲町は、同町発祥とされる北海道名物「木彫り熊」第1号と、モデルになったスイス製を文化財に指定した。同地の開拓に尽力した尾張徳川家の徳川義親氏が大正時代の1922年に購入したスイス土産を八雲に送り、冬場の副業として木彫りを勧めた。第1号は伊藤政雄氏が彫り上げ、24年の品評会に出品された。木彫り熊は戦後にかけて北海道各地に普及し、北海道土産の定番になった。元祖はともに長さ10センチメ

札幌市は25日、サッカー・Jリーグの北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ（札幌市）やプロバスケットボールチームのレバンガ北海道（同市）、札幌ドーム（同市）と、札幌ドーム周辺を活性化するための協定を結んだ。利用者を増やす施策や、スポーツ施設や集客施設をドーム周辺

ロイヤルホールディングス（HD）傘下でホテルを運営するアールエヌティーホテルズやオリィ研究所（東京・中央）などは、病気などで外出が難しい人がロボットを遠隔操作し接客する「分身ロボットカフェ」を期間限定で開く。注文の受け付けや飲み物配膳を担当する。夜はスナック業態で、アルコール飲料を提供する。リッチモンドホテル札幌大通（札幌市）内の飲食店「モディッシュ札幌」で3月3日まで稼働する。国内外に住む3

北海道の鈴木直道知事が岸田文雄政権のデジタル田園都市スーパーハイウェイについて北海道が置き去りになるのではないかと懸念している。道が推進する次世代データセンター誘致や二酸化炭素（CO2）排出量ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」のネックになる可能性があるとみているからだ。「肝心の北海道が対象外になっている。北海道より南の話になっていることはどうかと思う」。鈴木知事は15日の記者会見でこう発言した

北海道銀行は同行の仲介で、とかち河田ファーム（北海道音更町）が規格外になったジャガイモやニンジンをおびひろ動物園（北海道帯広市）に継続的に提供すると発表した。食材を有効活用することで動物園は費用を削減でき、北海道銀は顧客との接点を強化する狙いだ。同ファームでは年間でそれぞれ100㌧以上

総務省が4日発表した住民基本台帳に基づく2021年1月1日時点の人口動態調査によると、北海道の日本人人口は転入者数から転出者数を引いた社会増減が転入超過となった。社会増は1996年以来となる。新型コロナウイルスで北海道から道外に転出する人が限られた一方、テレワークが広がるなか移住する動きが広がった。20年中は88人増えた。16～19年中は6000～8000人規模で減少が続いていた。茶専門店を展

日本の酪農の原点を現代に伝える農場がある。「少年よ、大志を抱け」で知られるウィリアム・スミス・クラーク博士が1876年に開いた、北海道大学の生物生産研究農場（札幌市）だ。市中心部にありながら約20頭の乳牛を放牧。1日400リットルしか生産されない希少な「北大牛乳」は、140年の歴史を経てなお、芳醇（ほうじゅん）な香りをたたえている。JR札幌駅のほど近く、北大正門から数分のカフェ「北大マルシェC

北海道は10月20日をめどに、旅行支援策「HOKKAIDO LOVE!割」を再開する。国の「全国旅行支援」に対応し、旅行商品の料金から1人1泊最大5000円を割り引く。小売店や飲食店などで使える電子クーポンを平

コンサドーレ（札幌市）の中嶋晋一郎最高執行責任者（COO）は元サッカー選手だ。浦和レッズの前身チームでプレーし、その後は博報堂に入社した。「サッカーチームにはマーケティングで語れないパッション（熱意）がある。パートナーやファンと共有したい」と語る。2019年、コンサドーレに参加した。コンサドーレと博報堂DYメディアパートナーズがクラブビジネスの強化に向けて戦略パートナー契約を結んだことが背景に

JR北海道や東京急行電鉄、JR東日本、JR貨物は12日、北海道での観光事業で連携すると発表した。東急とJR東日本は7月から順次、自社の観光列車を北海道で走らせる。経営不振で観光列車の新規投入が難しいJR北海道を支援する。3社による異例の支援の構図だが、東急とJR東にとっては北海道で観光ビジネスを広げるという思惑も見え隠れする。「チャレンジもあるがトライしたい」（東急の高橋和夫社長）、「東北と北

北海道農業協同組合中央会（JA北海道中央会）などJAグループ北海道は30日、サッカーJリーグの北海道コンサドーレ札幌を経営するコンサドーレ（札幌市）と連携協定を結んだ。国連のSDGs（持続可能な開発目標）を基本方針に据え、食育や社会貢献の分野で協力する。JAグループ北海道とコンサドーレの前身、北海道フットボールクラブは2007年に相互協力協定を結び、農作業

北海道帯広市が主催するばんえい競馬を盛り上げようと、楽天子会社でインターネット馬券販売の競馬モール（東京・世田谷）が独自の支援策に乗り出した。馬券購入額の多い顧客に競走馬を生産する牧場の見学ツアーを実施。将来の馬主を増やそうとの試みだ。減少が続く競走馬の生産者を支援する。馬券発売は5年連続で過去最高と好調だが、主役である競走馬不足への危機感が強い。競馬モールが3月上旬に1泊2日で開いた無料の牧

タイ不動産大手のプロパティ・パーフェクトは4日までに、ウインターリゾートのキロロリゾート（北海道赤井川村）に今後10年間で1000億円規模の投資を進める構想を発表した。ゲレンデ施設を拡充しながらホテルや高級別荘を新設し、海外富裕層の誘客を増やす。同リゾートで高級コンドミニアム「Yu Kiroro（ユー・キロロ）」（108戸）が

北海道千歳市は5日、18歳以下の子供がいる世帯への10万円相当の給付について、年収960万円の所得制限を撤廃すると発表した。国の地方創生関連の交付金を活用し、これまで対象外だった子供約800人の世帯へ2月ごろをめどに給付する。北海道内の自治体では同様に所得制限を撤廃する動きが相次いでいる。同市こども家庭課の中村充課長は「親の所得で不公平感が生まれるべきではなく、市民からの要

狸小路商店街振興組合（札幌市）は11日、商店街の3丁目地区でトレーラーハウスやキッチンカーを使った飲食店・物販事業を始めた。同地区（南2条西3丁目）は商業施設などの再開発事業に伴い、片側が壁で覆われた状態となっている。2022年度に予定される竣工までの間、飲食店や物販事業者を集め、にぎわいづくりに取り組む。「Development of Sapporo Odori」の略称として「Deveso（

人工知能（AI）を使った検査システムの開発を手掛けるAIハヤブサ（北海道函館市）は魚介類の養殖をAIで支援するシステムを確立した。魚介類の体形や養殖場の水温などのデータをカメラやセンサーで集め、最適な生育環境を整える。給餌の最適な量やタイミングも判断し、高品質の魚介類を生産。作業員の経験や勘に頼っていた養殖をAIが担い、生産性向上につなげる。同社は2018年9月に新たな養殖管理システムとして特

北海道は19日、2019年の基準地価（7月1日時点）を発表した。林地を除く北海道の平均価格（1平方メートルあたり）は3万5400円で、変動率はマイナス0.2%と28年連続の下落だった。リゾート地や札幌市近郊のベッドタウンの住宅地の勢いで下落率は9年連続で縮小したものの、人口減少が続く地域との二極化傾向も続いた。北海道の地価トップは住宅地が札幌市の地下鉄東西線「円山公園」駅に近い北海道神宮北側（

北海道寿都町が原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物（核のごみ）最終処分場誘致に向け、第1段階となる文献調査への応募を検討していることが13日、分かった。2017年に経済産業省が処分場候補地になり得る地域を色分けした「科学的特性マップ」を公表後、誘致希望は初めて。国内にまだない最終処分場をめぐっては、2007年に高知県東洋町長が文献調査に応募したが、町民らの反対を受け撤回している。16年には

札幌ドームを管理運営する札幌市の第三セクター・札幌ドーム（札幌市）は9日、ドームのネーミングライツ（命名権）公募を始めた。2024年度から2〜4年の複数年で年間2億5000万円以上が契約目標だ。プロ野球・日本ハムの本拠地移転後に収益を改善する重要な施策となる。応募期間は2月末までで、3月にも選ぶ。金額に加えて、社会貢献性など複数の基準を設けて候補を絞る。北海道内の企業とは水面下で命名権の売却に

薄皮に包まれたこぶし大の塊の中に、米粒よりひとまわり大きい卵がびっしりと詰まっている。北海道東部であがるタコの一種、ヤナギダコの卵「たこまんま」だ。不気味に光る姿に動揺することなかれ。ひとたび口に運べば、濃厚なうまみとのギャップに驚く。北海道様似町の小さな商店がこの珍味を使ったかまぼこを作ったところ、一気に人気商品となった。北海道ではヤナギダコから取れる卵を「たこまんま」と呼んできた。ゆでると

全国チェーンの大手コンビニエンスストアを抑え、4年連続で顧客満足度の首位となった企業がある。「セイコーマート」を運営するセコマ（札幌市）だ。サービス産業生産性協議会によると2011年度以降、19年度も含め8回トップに立つ。過疎地にも積極出店し、北海道に不可欠な社会インフラとして認識されているのが理由だ。人口減や過疎化の中でもしたたかに生き抜く姿は、将来のコンビニ像のヒントになる。【関連記事】...

シンガポールの不動産開発大手、SCグローバル・デベロップメンツがスノーリゾートとして世界で知られる北海道倶知安町ひらふ地区に高級コンドミニアムを建設することがわかった。2021年の完成を目指す。全190室で外資系などの開発が相次ぐ同地区で最大級。建設費は150億円規模とみられ、最高額のペントハウスは10億円程度で売り出す。長期滞在できるコンドミニアムとして「雪（せつ）ニセコ」を建設する。道道3

サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ（札幌市）は、個人資産管理などを手掛けるマネーフォワードや札幌市と組み、デジタルトランスフォーメーション（DX）人材の育成支援に乗り出す。活動を通じてコンサドーレは企業との接点を拡大し、将来のスポンサー候補の開拓につなげる。19日にコンサドーレなど3者が始めるプロジェクト名は「まちづくりのDX推進アライアンス」に決まった。コンサドーレの

北海道は7日、新型コロナウイルス感染の急拡大による看護師不足を受け、政府に自衛隊看護師の派遣を要請する。旭川市が同日午前の新型コロナ対策本部会議で決めた。同日午後にも道が政府に要請する。大阪府の吉村洋文知事も同日、岸信夫防衛相に自衛隊看護師の派遣を要請したことを明らかにした。新型コロナの感染拡大に歯止めがかからないなか、自衛隊に派遣要請を迫られるほど医療体制が逼迫する地域が現れ始めた。旭川市

北海道で震度7を観測した地震の影響で営業を休止していた北海道内の百貨店やスーパー、コンビニエンスストアは8日、再開する店舗が増えている。ただ、仕入れが滞っていることなどで、一部の売り場を休止している店や品ぞろえが十分でない店もある。■百貨店東急百貨店札幌店は8日、テナントとして入る東急ハンズなどを含め営業を再開した。7日は店頭販売などで対応していた。8日は通常通り午前10時に開店。地下1階のパ

北海道大学（札幌市）は20～30代の研究者を准教授として採用し、最短5年で教授に引き上げる人事制度を創設した。現在の教授陣は50代以上が大半で、登用までの年数に体系的なルールはない。年間で最高500万円程度と従来に比べれば破格の研究費補助も組み合わせ、2021年度までに20人の採用を計画する。新制度「アンビシャス若手人材育成システム」は、北大が強みを持つ研究実績や財務情報などあらゆる学内データ

札幌市を中心に展開する焼き鳥チェーン「串鳥」は40種類近くの焼き鳥を販売する。店舗やスーパーなどで平日は約3万本、金曜日や休日には約6万本が売れている。2022年からは地元の飲食店などとのコラボ商品の販売もスタート。サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌やプロ野球・日本ハムのカラーを採用した店舗もあり、スポーツファンを増やしている。串鳥は札幌開発（札幌市）が運営する、札幌を中心に約40店舗展開す

北海道網走市でオホーツク海の冬の風物詩、流氷の観光がシーズンを迎えた。地元企業が運営する砕氷船の運航が20日始まった。期間は4月3日まで。港から流氷が南下する沖合10キロメートルまで約1時間かけて往復する。初日の20日は強風で波が高く3便が欠航。最終便のみ運航し、125人が乗船。流氷は確認できなかったが、観光客は冬のオホーツクを満喫した。流氷観光船を運航する道東観光開発（北海

1922年8月1日に北海道で初めて、札幌市など6つの市が誕生した。6都市は市制100周年にあたる8月1日などに、ゆかりのある有名人を招いたり都市の特性を生かしたりしたイベントを開催。100周年を祝う。札幌市は7月31日に2000人以上を招待した100周年記念の式典を開催する。PRアンバサダーを務める長谷川雅紀氏がいるお笑いコンビ「錦鯉」と北海道出身のお笑いコンビ「タカアンドトシ」がスペシャルラ

人手不足にあえぐ外食企業が正社員の採用活動に四苦八苦している。「松尾ジンギスカン」のマツオ（北海道滝川市）は社長自ら鍋を振る舞う「ジンギスカン採用」に挑戦。「びっくりドンキー」のアレフ（札幌市）はアルバイトとの関係強化を急ぐ。長時間労働できついというイメージのある外食産業だけに、採用活動にも「集客」のアイデアが求められる。東京・港の「松尾ジンギスカン赤坂店」にこのほど20～30代の7人が集まっ

石屋商事（札幌市）15日、運営する市内の観光施設「白い恋人パーク」内にパン工房併設店を開く。洋菓子「白い恋人」の生地やチョコレートを使った新商品のパン「スノードームホワイト」（350円）やパーク内のレストラン「あんとるぽー」のカレーを使っ

自治体のSNS（交流サイト）発信力が経済を動かす時代になってきた。ふるさと納税の寄付先を選択する「決め手」となるほか、観光訪問や将来的な移住にも結びつく。国境に縛られない特性を生かし、海外からフォロワー（閲覧登録者）を獲得することも容易だ。すでに住民数を上回るフォロワーを獲得した自治体もあり、効果的な活用が新型コロナウイルス収束後の活性化を大きく左右する。全国1741市区町村の公式アカウントを