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佐倉誰|北大短歌会OG|交換日記と短歌の「霜柱標本室」→ |短歌連作→ |Blueskyも筆名でやってます|🏳️🌈🏳️⚧️🍉
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佐倉誰 2024.9.8 くす玉の紐を引いたあとみたいな虚しさと過剰な彩の中でぼんやりしていたら数ヶ月が過ぎた。7月の後半にみおちゃんが札幌に遊びに来てくださって、一緒に空港を歩いたりカラオケに行ったりラーメンを食べたりしたので日記に書いて自慢しちゃおうかなとも少し考えていたのだけど、見せびらかすのもったいないからやめ…
見ていたい洗濯機の透明なふたみたいあなたに両手をついて 嘘に嘘かさねて夢のような日々すごしてミラノサンドできあがり なにかわたしを呼んでいるのに街中のマンホールびくともしない夜 完成しない建物だったわたしたち屋根がないのに血の繋がった 目の敵って心の友ってことでしょう、野花で編んだかんむりあげる 植物と土を分別して捨てるときたましいはどちらの味方? 百マス計算埋める手つきで地球上のあらゆるイ...
佐倉誰と仲井澪の公開交換日記です。日記と短歌です。最低ひと月に一往復を目安に更新します。
現代短歌 2024年5月/102号定価:1,100円(税込)2024年3月16日発売 B5判/160頁年間講読料:6,000円(送料・税込)ご注文はメールまたはお電話でも承ります。[email protected]隔月刊(奇数月)------内容------☆巻頭作品50首「詩人は短歌をつくらないでください」 瀬戸夏子☆特集Anthology of 40...
佐倉誰 2023.10.21本当にご無沙汰しています。前回の仲井澪への応答として、毎月更新は義務ではないのでのんびりやりましょう、の表明のために少し日をあけて書くつもりが、今度は私が書けなくなりました。夏の間、東京ですこし働いて、10月に札幌に戻って来ました。振り返って、月日の経つ速度に驚いています。「幽霊には足がない…
文學界 2024年9月号 新芥川賞作家エッセイ/特集「短歌と批評」
佐倉誰 2023.12.23ミスタードーナツの看板の英字が点灯する瞬間を見れたのでこころが少し上を向きました。日記を書きます。 暴力のことを絶えず考える日々が続いている。自分が消費側に立っているとき、生産者の罪は「消費者がこれまで享受してきたものと矛盾している」ときだけ致命的になると思う。だからたとえば一人のアーティス…
佐倉誰 2024.1.23 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。元旦は能登の地震と全く関係なく沈鬱な空気でしたがおせちを食べて、腕と箸を伸ばせるだけ伸ばして黒豆をつまみながら「遠くの豆やなますを」(a.k.a服部真里子)と内心つぶやいていました。あんまり面白くないのでここで供養しますね。 すこし…
佐倉誰 2023.5.8今月入ってからこっち、日記を書こうと思ってスマホのメモ帳に書き留めていたことは色々あるのですが、形にできないまま何日か経過して機を逸してしまう……ことの連続でした。簡単に振り返りつつ書きます。♢・5/2カリフォルニア檸檬さん主催の定期刊行短歌誌「エリア解放区」の私が寄稿している冊子が届き、誌面に…
佐倉誰 2022.12.1泣いたあとに深夜のキッチンで食べる杏仁豆腐おいしすぎる とツイートしようとして、やっぱり日記にしよう、と踏みとどまってこちらに書いています。前回から食べ物の話が連続してしまってすみません、私は食べることに特別な感情があるんです(好き、と屈託なく言うことにはちょっと抵抗があります)。太宰治の「人…
佐倉誰 2024.3.15 春はたましいが太る。春は、というか、季節の変わり目はたいてい気持ちが昂って仕方ない。雲より飛行機よりはやく空を駆け回りたくなる。冬から春に移り変わるときのなまぬるい風の匂いは、とりわけ獰猛さを孕んでいて好きだ。容赦なく雪が解けて泥水だらけになった道が、歩きにくくてかなわないけど好きだ。雪の解…
それから で始まる話が好き 焼いたきゃべつのにおいを風が届けた *初耳 伸びてくるひげはひげでもねこのひげ マイネーム、のあまい響きよ 知らない人の名前のあとに(クジラ博士・故人)が空色にひかってる 友だちにカスタネットとかめはめ波くらいのかたちの距離感で会う 歩くとき踵がかぱかぱ脱げるけどいいんだこの色が ついてきて 語源から遠く離れた者として強く踏み合うお互いの足 きらきらの目が公園に向...