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ミスター
@mr_ymgt
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「ミスター」はDJネーム。索道コンサルタントとして索道全般の課題解決のお手伝い。千葉県のファスニング・ディワン(株)にてリフトの整備用部品の製作・販売、工事受注。人生で大事な事は雪上で学んだ。相談は→[email protected] まで
Yamagata
Joined August 2010
@BelleneigeTOMO 身近に感じる為には里山タイプの小さなスキー場をある程度残しておかないといけないと思ってます。 いきなりリゾートに行くかというと難しいので体験の場を確保しておきたいです。
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モンクリ佐藤さんのTDHの「3万円台で売る努力」については心から共感してる。 私の仕事はリフトの交換部品や整備工事ですが、同業他社からは安売りに特化した存在と認識されてます。 元々は購入する側だった自分が「もっと親身に相談に乗ってくれたり、コストを抑える方法を一緒に考えてくれる存在が欲しい」と思った事がスタートです。 安く売る為に 従業員を増やさない。 事務所は既存事業に相乗りし家賃を発生させない。 管理��ステムも既存事業の物を流用。 事務処理の簡略化を徹底する事で事務員も雇わない。 送料を抑える為にサプライヤーから直接発送。 基本的に営業訪問は実施せず紹介もしくはwebからの問い合わせに対応する。 こんな感じの工夫の結果、数千万の売上に1人で対応出来つつ利益も出る仕組みにしてます。 安い事が正しいというよりは選択肢がある社会が健全であると思ってます。
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熱意によって作られた施設が長く受け継がれると良いなぁと思います。 継続していく中で熱意が失われた施設も沢山見ました。 くじゅうスキー場さんは創業者の会長の熱意を今伝えようとされてるのですね。 全国で色んな形で地域に根をはって頑張ってる方のお手伝いをしたいです。
たまにしか積もらない雪山を見て『スノースポーツをやったことがない九州の子供たちにゲレンデを作りたい』今から35年前くじゅうスキー場会長・安部武己が思い立ったのがきっかけでした。 まずは「雪を作ることが出来なければ実現しない」ため、雪作りの研究に2年間没頭したそうです。当時、資金面から何千万円もするようなヨーロッパのメーカーの人工降雪機を何台も買えないことがきっかけで、地熱発電所の優秀な技術屋さんやプラントメーカーの技術者さんたちから貴重な助言やヒントを得て自分たちで人工降雪機を作ってみせる!という思いが実現したのです。 会長が建設会社で培った経験を活かし、圧縮機の中で圧縮させた空気に水を混入させ、水を霧状に噴射すると高圧状態から開放された水滴は熱を奪われ『雪が出来上がる』んです。こうして人工降雪機が完成しましたが、そこからが本当に大変だったのです。スキー場を計画したのはバブル崩壊後の平成の始め頃。 どんな事業でも最初のハードルは「用地の確保」くじゅうスキー場の場合、九州電力からの協力もあって土地交換により用地の確保ができました。 建設用地の選定は会長のひらめきによるもので、地主(地権者)との関係も良好でした。 しかし誰も思いつかない事業なだけあって誰も賛成してくれませんでした。 当時、星生ホテルを経営していた姉からも「武己とは心中できない」と言って断念するよう言ってきたそうです。 平成5年頃から、筋湯温泉の住民の皆さまが「スキー場設立」の陳情をしてくれたのですが九重町役場もどう対応してよいか分からず、陳情書を受け取らない状態が続きました。 商工会のメンバーとともに政府系銀行を訪ねた際も、銀行の担当者から「鶴見岳が雪で白く覆われる日が1年に何回ありますか??」 「期間の短いイベントなら良いですけど、スキー場として商売ができるわけがないでしょう」と反対されたそうです。 さらに、スキー場の建設予定地が「阿蘇くじゅう国立公園」の特別地域内にあり、環境庁(現環境省)の許可も必要でした。 その環境庁との事前協議は3年近くかかりました。 東京に行き、同庁でスキー場建設を説明をすると、 1.九州でスキー場はそぐわない。 2.自然の雪を利用するなら良いが、人工降雪機頼みだと心配。 3. 建設予定地は阿蘇くじゅう国立公園内。 どうしてもスキー場をやりたければ国立公園の外でやってもらいたい。 等々でなかなかウンと言ってくれません。 しかし、環境庁の地元の責任者の方々が理解を示し強く支援をしてくれたのです。 例えば「第三セクターの方が良いのでは?」との本庁の指摘に対し、環境庁の長者原事務所や阿蘇事務所の責任者の方たちが「地元が冬場対策として地元の資本を使ってやった方が、いろいろな資本の混じる第三セクターより良いのではないか」「自然を守るとか、景観を大事にするというようなことは、はっきりした規定がない。その土地に馴染むようにやってもらうには第三セクターより地元資本の方が安心だ」と言ってくれたのです。 最終的に環境庁は、「素道(=空中を渡したロープに吊り下げた輸送用機器に人や貨物を乗せ、輸送を行う交通機関、ロープウェイやリフト)事業」として、ミヤマキリシマを見たり、スキーをしたりする事業ということで許可を出してくれたのです。 つまり、地域活性化のために「夏は公園で冬はスキー場」という「森林公園」として許可が下りたんです。 さらに本素道事業をあんなに反対していたのに「魅力のある新しい事業」として評価し、最後には「スキービジネスも十分可能であり、冬場の活性化につながるだろう」と言ってくれたそうです。 これが3年がかりで交渉した結果であり、環境庁も会長の事業に理解を示してくれたんです。 資金面については初期投資を徹底的に抑える努力をしたそうです。当時、調べると九州の既存のスキー場の初期投資額は25~30億円!コンサルに多額の費用がかかるのでそれだけのお金が必要とのことでした。 「くじゅう森林公園スキー場」は後先だったので、思い切ってコンサルを入れずに、施設は会長が設計したため多額の出費がなくなり、初期投資は8億円とかなり抑えることができました。この初期投資を抑えたことにより、地元の大分銀行や身内からの支援を得ることが可能になったんです。 そして、ついに平成8年12月20日に『くじゅう森林公園スキー場��がオープンしました。 くじゅう森林公園スキー場の広さは10万平方メートル。すべてに50センチくらいの雪を積むためには、5万立方メートルの雪が必要になりますが人工降雪機を使えばわずか10日間程度でできるようになるんです。 【積雪200cm】を達成することが出来たのは会長から受け継いだ降雪技術とお客さまの笑顔だと心から思っています。これからもまだまだ成長していく『くじゅう森林公園スキー場』をよろしくお願いいたします!!
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