懐炉。。
@moutui_zakamiti
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無 駄 に し て た “愛” と い う 言 葉 #炉短 #そのぬくもりをまだ
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チャコくんの作品集でおま
#妄ツイ
0
23
45
【夜空に花が咲く季節】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
''煙火が照らすは
夜空か、それとも君か''
#菅原咲月
#ノシン交流会9
0
26
175
"残ったのは
広すぎる部屋と、未開封の煙草"
#大園玲
1
25
127
”あなた 好きよ”
＃自由な発想と挑戦の心
#妄ツイ
1
9
72
毎晩恒例の電話は君からの返答がなくなって終了する。
だから提案をしたビデオ通話。
『いやや…』
僕は「すっぴんでも気にしない」って言うんだけど頑なに許可がおりない。
『だってもっと会いたくなるし、寂しくて寝れんくなるやん』
なんて言われたら返答できないって。
#十一月とラブソング
0
3
55
「へへ、一番乗り」
尋ね人はいつかの特等席に
『ぬるくなるよ』
飲みかけの缶ジュースを揺らす
「じゃあ君が飲んでよ」
したり顔の彼女
そのくせ口をつけた途端
恥ずかしそうに俯く
次の夏はと意気込んでいたけど
吹き込む風の様なこの関係を
もう少し望んでしまう僕がいる
#六月が飽和してる
0
1
41
憧れの先輩に好きな人がいる
知りたくもなかった事実
「あっ、発見」
噂の先輩
「珈琲は何派？」
「聞いてどうするんですか」
冷たく返事をする
貴女に失恋したばかりだから
「知りたいじゃん、好きな人の好み」
さまよっていた視線が
貴女の柔らかい視線と交わる
「覚悟してね後輩君」
#ノ短
0
4
32
”好きになっちゃった…”
#妄ツイ
1
3
31
『もう少しだな』
わざとらしく視界に入り込む後輩
「ずるいです！」『冨里にもあげるからさ』「そう言う事じゃ…」『いらないの？』「…食べたいですけど」
不貞腐れた顔で「私の先輩なのに」とお肉を突く
注意したら嬉しそうな顔で微笑む
ちゃんと見てるよ
どちらも焦げないように
#ラギ短
0
2
31
「どう？」
『と、言いますと？』
何も言わずクルッと回る。
広げて見せる服が
風景と相まってとても、
『ナイスオーバーサイズ！』
「学習しないね。ねぇ、ねぇ？」
あれ、なんでだ。震えてる？
そう思い出したあの日の悲劇を。
あの、和さん。
その鉄の棒は取れませんよ。
#ユプ短
0
3
29
「あ、やっと来た」『友達は？』「現地解散ってやつ」
珈琲を手渡す
『本当はまだ予定あったでしょ？』「うーん、無いよ」『その間は肯定と受け取るよ？』「それよりも大事な用事が出来たから」
「半分こして食べよ。好きでしょ？」
ブラックにして正解だった
じゃないと甘すぎて飲めないや
#ノ短
0
2
27
マイペースな君と私。
「ねー」
『ん？』
「いつもさー、休日だらだらしてるだけだけどさ、つまらなくないの？」
心配だった。
もしかしたらもう私に興味なんか無いんじゃないかって。
『あやめがいるから』
さも当たり前のように言い放つ君はやっぱりマイペースだった。
#ホメホメ60秒
0
0
28
『夏ってさ、暑いよな』
「馬鹿なの？」
大人しそうな君から鋭い一言
仕方ないだろ
浴衣で来るなんて聞いてないし
はぐれないためって手まで
「でも…今日は少し暑いね」
そう言って
さくらんぼみたいに赤く染まった頬も
働かなくなっている僕の脳も
この夏のせいなのか
#藤吉夏鈴を愛でる会
0
1
26
“ 映画のワンシーンみたいだ ”
君の横顔を見ながら思った。
ただ、絶対に口には出さない。
「何？じっと見つめてきて」
『いや、色とりどりだなって』
「視線で分かるよ、嘘つき。見惚れてたでしょ？」
ほら思った通り。
だから呼吸まで止めるんだ。
バレないように
溺れてしまわぬように。
1
3
24
『ちょっとだけ…酔っちゃったみたい』
#妄ツイ
1
2
18
『ねぇ』「あれ？起きてたんだ」
早出の朝は寝ている君が
フラフラとお見送りに
「どうかした？」『べつに…』
無言のまま動かないのに
止まってはくれない時間
「じゃあい…」
『いってらっしゃい。早く、帰ってきてね』
定時より早く帰ろうとして上司に怒られたのは言うまでもない。
#おいIH
0
2
22
『はやくはやくー！』
「ちょ、ちょっと…」
ご機嫌な彼女に
こんな寒い日に外へと連れ出された。
『落ち葉の絨毯だよ〜。綺麗だね！』
「魔法みたいだね」
新品のてぶくろを握って、開いて
握って、開いて。
満足気にふわりと微笑んで。
『私の手も寒くないんだ〜。君の魔法のお陰だね？』
1
2
22
「なぁ…」
はっきり言おう
俺は今、不機嫌だ。
「な、何？」「半笑いじゃねぇか」
「そんな、わけ…ふふっ！」「おい！いま笑っただろ！？」
何が「人が着てないと分からない」だよ。あと、しれっとスマホのレンズを向けるな。
「……可愛いよ」「騙されるかぁ！」
#まゆ短
0
2
20
「ねぇ、聞いとると？」
手に持った本の下から覗く
君のふくれっ面。
『えっと…夜ご飯の話だっけ？』
「ほら何も聞いとらん！」
ごめん
でも好きなんだ。
頬を膨らますその表情も
いつもの弾ける笑顔も
それを全部独り占めしたいんだ。
冷静ぶってるけど
僕もまだまだ子供みたいだ。
#ラギ短
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2
19
雨、様様だ
「いやーこれじゃあ…」
「ねぇ？」
この賭けはリスクしかない
「…ひじょーに残念だ」
「おい？」
負けた方が好きな人に告白
「逃がさへんで？」
僕には無理です
「残念無念また来週！」
「待って！もう、早く告白してよ！」
そんな事言われると
期待しちゃいますってば！
#ノ短
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1
18
レジ袋を奪いフラフラしながらも前を歩く彼女。
こっちが心配になる。
『ほら返して』
空いている右手を差し出すけど
「いい」と言って両手を離さない。
『転けるよ？』
「大丈夫、あなたがいるから」
言葉は商店街の賑わいに消されたけど、横顔でバレバレなんだよな
#藤吉夏鈴を愛でる会
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21
【和服が似合う女性になるよ】
いつか言ったあの言葉。
あながち間違いじゃ無い。
袴を綺麗に着こなした君
真剣な眼差しは全てを射止める狩人のよう。
「和服が似合う人ってさ、体に凹凸がない人だって。ねぇ、ねぇ？」
その瞳に映る獲物は僕だったようで。
あの、まず弓を下ろしてくれませんか？
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0
19
''この電話は夢を叶えてくれる''
そんな僕の嘘を真に受けてか
先程から受話器を離さない
『何で無言なの』「願い事って話しちゃ叶わないんだよ」
『神社とかでの話でしょ？』
「そうだけど…口に出さなくても届くはずだから」
無防備な左手を僕に見せつける
君から弱気な僕への、最終警告
#ノ短
0
2
18
『何でいんの？』「補習だけど」
涼みに来た教室には先客が
『でも、たしか今日は…』「そんな事よりこのあと暇？」『まぁ、部活も終わったし』「じゃあ、アイスでも奢ってよ」
暑い日差しと展開
拭う暇もなく溢れる汗と期待
#ノ短
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1
19
バイトの時間に必ずいる後輩。
「毎日毎日、暇なの？」
『いや、その…』
「いつも水だけだし」
『す、すいません』
「なら、飯でも食うか」
少し料理の練習がしたかっただけで
だからそんなに期待した眼差しを向けないでくれよ。
#ユプ短
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19
『きゅうりに蜂蜜？』
「そう、おすすめだよ？」
自信満々に語る君。
『嘘だ、合わないって』「私に感謝するよ、絶対に」『その自信が怪しいけど…。分かったよ』「やった！約束ね？」
嬉しそうに朝食を口に運ぶ君。
でもまあ
何度だって君に騙されてあげるよ。
この夢が覚めないように。
#ノ短
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1
19
「今日はアイスやな！」
唐突に決まった放課後の予定
『昨日もアイスだったけど』「だからいいんじゃん」『でも僕は…』「はい決定！」
僕の言葉なんて置き去りにして
君は走り出す
僕もたまには怒る時だってある
「早くー！」
でも結局、
僕の惚れた君の微笑みに
包み込まれてしまっている
#ノ短
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16
『どうだった』なんて聞くことは野暮だ。その表情を見れば答えは一目瞭然だから。
『良かったな』「え？」『今日は一緒に帰んの？』「そうだけど」
そうと決まれば邪魔者は早くこの場から去らないと。
この想いと共に
「どこ行くの？」『だって俺は』
「荷物、教室だから取りに行こ？」
#ラギ短
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2
16
『私達だけの挨拶を作りましょう！』
頬を赤く染めながら君は言う。
「いいね、さっきの映画みたいで」
『で、ですよね』
「どうしようか安直に…ん？」
肩に温もりを感じ見てみると
可愛らしい提案をしていた。
今日くらいは気だるい朝にそのミルクみたいな甘い誘惑に
浸ってしまうのも悪くないか
1
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18
【人生諦めが肝心】
お釈迦様が言ったとか言ってないとか、そんな事を彼女から聞いた事がある。
「お出かけ…」『いや〜』「たまには外に出ない…」『いや〜』「じゃあ今日も？」『ごろごろっ！』
この連休で成し得た成果。
偉人の残した言葉は正しんだって事。
『えへへ、今日もいっしょだね〜』
1
2
17
町外れの古本屋
本を読む僕の隣で本の上に顎を乗せ見つめてくる後輩
『菅原ちゃんさ見つめすぎ』｢すること無いんですもん｣『僕のこと好きすぎじゃない？』｢はい好きで…｣『えっ？』｢……い、今のは聞かなかったことに｣
両手で顔を覆い頬は紅く
明日からラブストーリー読んでみようかな
#ノ短
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15
特別ってなんだろう。
｢完璧じゃない？｣『油断大敵だよ』
｢分かってるってば｣『あっ！』
｢え！？なになに？｣
『｢うわぁ！｣』
笑い合う日も
涙流した日も
喧嘩した日も
過ぎればただの日常。
結局、
『｢あはは…！｣』
君が一緒にいてくれれば
どんな日常も全てが特別なんだ。
#ノ短
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2
13
あなたはいつだって。
「どう？」
『ん？』
「ポーズまでとってるんだから、早く！どっちなんだい！」
『芸人さんみたいだね。でもうん、凄く可愛いよ』
躊躇せず
可愛いとか綺麗だとか、好きだとか。
「もう、ずるいなぁ」
『僕は嘘が嫌いだからね』
あぁ、本当にずるくない？
#福短
0
0
15
今日は、かいろの日らしいです。
そんな日があったんですね〜。知りもしませんでした。
こんばんは、懐炉です。
まぁだからと言って何かって事でもないんですけどね。
あっ、
0
2
14
今日は西野七瀬さんの誕生日
おめでとうございます。
あっ
僕も一つ歳を重ねました
偶然、ですね
なんて言ってますけど
これからも自分好みの作品をお届けしていきますので
よろしくお願いします
3
1
13
ここに来ると思い出す
「ここじゃない」
『な、奈々未さん？』｢急いで｣
『えぇ』｢何、ご褒美ならあげてるでしょ｣『ご褒美？』｢私と2人乗り嬉しくないの？｣
君との会話と不器用な私の想い
遠い記憶をペン越しに思い出す
絵を完成させよう
二度と過ごせない君との夏を、
忘れない為に
#ノ短
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13
「いつもごめんね」
彼女からの珈琲
待ち合わせに遅れるのは
いつだって僕。
「いいの」
「でも…」
「私は謝って欲しくて買ってるんじゃないの」
謝ることに慣れてしまった末路というものか。言葉に出すのにも勇気がいる。
「ありがとう…ごさいます」
「もう、敬語！」
#ノ短
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2
10
焼き付けた、瞬きもせずに
それがいけないのかな
瞼を閉じる度に蘇ってしまう
『どうかしたん？』
喋らない僕に
少し困惑気味な君
「いや、ただ会いたくなって」
『なんや…茉央と一緒やな』
弾むその声に馬鹿な僕は
また、そっと、瞼を閉じた
君の笑顔を見つけに
甘い記憶の中へ
#ノシンを祝え
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13
｢ねぇはやくー｣
先を歩く先輩
いや、いいんですよ
前を歩くくらい
『さっきの道と違うんですけど』
「え、そうだよ！」
『なんで自信満々なんですか』
「少年よ、人生は冒険なのだ！」
そんなんじゃ誤魔化されませんよ
けれど歩くしかないのか
目の前の眩いくらいに輝く
太陽を信じて
#ノ短
0
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14
日常っていうやつは
同じことの繰り返しだと思うんだ。
目覚めたら顔を洗って、
お腹が空いたらご飯を食べて、
「あっ、もう遅いよ」
「ごめん言ってみたかったんだ」
「ちょっとベタすぎたかな？」
また今日も貴女に恋する。
だから悪くないと思うんだ
日常ってやつも。
#ユプ短
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1
14
『何で、いつもイヤホン？』
そんなの理由を話せばキリがない。
音楽に集中できるし
周りの雑音だってかき消すことも。
「…何となく」
そっけない返事にも『そっか』と優しく微笑むあなた。
聞こえてないといいな。
あなたに伸びた片方のイヤホンから
私の高鳴る心音が
#藤吉夏鈴を愛でる会
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14
｢よっ｣『よっ』
彼女とは偶然にも帰る時間と道が一緒なだけ
『もう卒業しちゃうね』｢こうやって帰ることもなくなるな｣
『…うん』
｢���しいな｣
だから、この恋は隠しておくべき
でもそれは君の言葉を聞くまでの話
『あのさ…偶然を装わずに会えるようにしたいんだけど、だめ…かな？』
#ノ短
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「s.k.y」
「えす、けー、わい？あ、いい天気ですよね！」
空を見ながら笑うあなた
予想通りの反応に笑ってしまう
そのまま伝えてもいい
でもそれじゃ、面白くない
だから、すこしだけ意地悪
だってずるいじゃない？
私の想いに気づかない癖に
何度も私の心を奪っていくなんて
#ノ短
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9
「お姉さん、僕とお茶しない？」
ほうけた表情で見てくる2人組。
これで何連敗だろうか。
僕だって、罰ゲームじゃ無ければしたくもない。
『いいよ、君可愛いし！』
想像してない返答に戸惑う。
助けを求めるように君を見る。
え、不機嫌そう…。
いや、助けてくださいよ！美月さん！
#ノ短
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11
『何でいんだよ』
味気ない毎日に現れた君
「どうせ暇でしょ」『失礼な。俺だって予定くらいあるさ』「嘘…。そっか」
なんだよ、そんな顔して
『かき氷だよ。なんだ、一緒に食うか？』
良いだろ今日くらいは
かき氷だって、夏だって、俺にだって
シロップみたいな甘さがあっても
#句潤にいこう
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12
『おはよー』「おはよう」
君の柔らかい声が響く
テレビでは今日も朝っぱらから、経済や政治の話ばかり
学のない僕には何がなんだか
そんな僕でも分かることはある
君の横に座る
『すごい寝癖』
睡魔と戦う僕を見て君が笑う
今日も君が愛しくたまらない
そんな当たり前の事しか分からないけどね
0
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13
「これでよし」
『何ゆえ？』
先程、手渡した花はいつの間にか君の遊び道具に。
「だって花には太陽が必要でしょ？」
そんな自信満々に言われたら
反論なんか出来るわけもなくて。
僕もそんな太陽の恵に
癒されているわけで。
#とろ食べよう
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12
となりの彼女がおかしい
「見て。真っ直ぐ私の目を見て」
「はい？」
ひょっこり出した片目が僕を睨む
「加藤史帆が命じる！告白しろ！」
「いや、もう付き合ってんじゃん僕ら」
「じゃあ、一回別れよう！」
「嫌だよ、別れたくない」
「満足です！ありがとうございます！」
＃炉短
0
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11
『晴れたな』「晴れたねー」
窓際にぶら下がったてるてる坊主を指差し「私のお陰だね！」と自慢げに笑顔を見せる。
昨日は雨の空をみてあんなにしょんぼりしていたのに。
良かった
思い出が場所を取らなくて。
良かった今日も、晴れになって。
#炉短
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10
「はぁぁ…」
あからさまに気付いて欲しそうなため息
｢起きてる？｣｢…寝てます｣
｢私は今世紀最大の謎を暴きたいのだよワトソン君｣｢…人の名前も覚えられないんですか？｣
｢酷い！もうなんでいつも私には冷たいの！｣
簡単です
その綺麗な瞳が僕の恋心まで暴いてしまいそうだからです
#ノ短
0
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10
うーみーはひろいーな
おおきーなー
『懐かしいな』
「やろー」
『祐希はどこの国に行きたい？』
「んー？Peek a Boo」
『それ国じゃない』
「野球拳しよる〇〇、かっこよかやろうな〜」
ほかの国で。
飲み会は服を着たままでいたいんです。
#とろ食べよう
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0
9
「私のせいや…」
こんな無の彼女は初めて
本来なら今、
クルーザーで青く澄んだ海の上だったらしい
「楽しみにしてくれてたのに。こんなダメな奥さんなんか捨てられるんや」
みつめていたいけど
僕が好きな笑顔を取り戻さなきゃ
やっぱり青い海には
全てを包み込む太陽の光が必要だから
#ノ短
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8
君の手に1枚の写真。
『素敵な写真ですね』｢若い時の写真ですけれど｣
確かに今見ても最高傑作だ
｢主人が撮ってくれたんです｣『素敵な旦那様ですね』
「はい…ところで貴方は？」
『これは失敬』
届けに来たよ
『あなたに恋をした老耄です』
一輪の花と
あの時と変わらない君への愛を
#ノ短
0
0
8
誰かと食べる大切さを教えてくれた
姉貴に恩返し
「おいしい…」
その表情だけで
料理人冥利に尽きる
「元気か？」
「……まぁ」
姉貴は優しすぎる
あのクズ男にも
天涯孤独の俺にも
優しさにもう一度だけ甘えてもいい？
隣にいてほしい
「なぁ京子さん」
最後の晩餐を食べるその時まで
#ノ短
0
0
8
「なんだか来たことあるような」
君の呟きに心臓がドキリ。
元々の予定には無いデートコース。
「なんでそう思うの？」
「うーん…」
ここに来るのは
君にとっては未来の話で
「やっぱ気のせいかも！」
僕にとっては
変えなきゃいけない過去だから。
#ノ短
0
0
5