@momod1997
コラムニスト、防衛ジャーナリスト、編集者。 日本国自衛隊データベース管理人。 主な著書 『なぜこんな人が上司なのか』(新潮新書) 『自衛隊の最高幹部はどのように選ばれるのか』(週刊東洋経済) など。 どこにでもいるありふれたオッサンです。
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もう10年以上も前のことだが、新入社員の採用面接でお会いした、忘れられない一人の女子学生がいる。 彼女はノックもせずいきなり部屋に入ると、何も言わず席に座り、下を向いてそのまま固まってしまった。 最終の役員…
2024年から新一万円札の顔になることが決まっている渋沢栄一。 最高額面の紙幣といえば文字通り国の顔であり、国家を象徴する人物や風景などから選ばれるのが、おそらく世界的な常識だろう。 しかしここでふと、疑問に思うことがある。日本人のう...
もう40年ほども前の話だが、小学校の運動会で経験した忘れられない記憶がある。 その年、4年生には「5本綱引き」というちょっと変わった種目が導入されることになった。 お互いの陣地の真ん中に長さ3mほどの縄が5…
もう随分と前の話だが、金融機関に勤める友人から「起業を考えている」と相談をされたことがある。 聞けば、自分の専門領域でコンサルのような仕事をしたいのだが、なかなか思い切りがつかないということのようだった。 「やっぱり日本…
新聞社の存在感がすごい勢いでなくなっている。1997年には総発行部数5400万部を記録したが、2022年には3000万部にまで減少した。インターネットやスマホの普及で新聞が読まれなくなったと、メディアでは報じられるが、本質的な理由ではない。
2010年頃の話だが、ある台湾の大手部品メーカーを訪れた時の話だ。 「どうぞリラックスして、日本語でお話下さい」と、日本名が記された名刺を渡されたことがある。肩書きは技術担当の副総経理(副社長)と、相当な重職だ。 台湾では誰もが知るよ...
東日本大震災の際、家族全員を津波で失いながらも任務を続けた自衛官がいることを、知っている人はいるだろうか。 その自衛官のお名前は、車両整備中隊長の佐々木清和・1等陸尉という。(当時。以下敬称略。) &nbs…
『置かれた場所で咲きなさい』という、累計200万部の国民的ベストセラーになった1冊の本がある。 修道女でもある故・渡辺和子さんが2012年に著した作品で、宣教師から渡された 「Bloom where God has planted y...
もう40年近くも前の話だが、夏休みの登校日で「特別平和授業」を受けた時のことだ。 担任の先生から、今も忘れられないほどに強烈に怒られたことがある。 なお特別平和授業とは、昭和の頃には全国の小中学校で普通に行…
部下から直言された際、上司としてはどんな振る舞いをすべきだろうか。元高級官僚の友人の告白と、様々な要職を歴任した近代日本の偉人、後藤新平の逸話から考える。
少し前のことだが、食品メーカーに勤める友人と飲んでいる時に、こんな話題を振られることがあった。 「公式ツイッターが炎上しそうになったんだわ…。もうこりごりなんで、アカウントの運用を停止しようと思っている」 …
先日、奈良県の富雄という田舎町にある台湾料理の名店がひっそりと閉店した。 2017年ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載された有名店だったが、所在していたのは物置かと見間違えるような雑居ビルの一角で、広さはたったの8㎡…
先日、小学校時代の友人と会った時のことだ。 30余年ぶりの友人は風貌も変わり、お互いに子ども時代の原型をまったく留めていない。 しかし自転車で遠くまで遊びに行った時のこと、思い出の駄菓子屋、ガムくじで100円を引き当て5…
「部長、5件でいいので見本を見せてください!」 証券会社の1年生だった頃、所属長にこんな懇願をしたことがある。 ことの発端は、”高額納税者リスト”に片っ端から電話をしろと、業務命令を受けた時のことだ。 &n…
1999年8月15日、終戦記念日の早朝に2人の自衛官が「戦死」とも言える形で殉職していることを、ご存知の方はいるだろうか。 まだ夜も明けきらない、午前5時前のことだ。予想最高気温34度と、夏の朝らしい空気が漂う航空自衛隊新田原基地(宮...
現金売上を管理しているる若い社員が出社しなくなり、5日がたっていた。状況的に横領で間違いないだろう。社長たちと対処方法を議論したときのことだ。
最近、大学生と話す機会があった時に、こんなことを聞いた。 「去年の夏、運転免許を取りに行ったんです。でも、チンピラみたいな教官の路上教習が怖くて、途中で通うのをやめてしまったんです…。」 なぜ自動車教習所の…
もうずいぶんと昔の話だが、友人が起業し、順調に事業を成長させているという噂を耳にしたことがあった。 懐かしさもあり久しぶりに連絡を取ると、さっそく一杯飲もうということになり、仕事終わりに彼の会社を訪れる。 …
少し以前のことだが、あるベンチャー企業のドキュメンタリーをみていた時のことだ。 その会社では、社運を賭け画期的な生活家電の製造・販売に乗り出し、デパートの催事場で展示即売会を仕掛けるという。 出陣式のようなものまで開き、…
もう30年近くも前のことだが、証券会社の新入社員だったころの話だ。 部長から呼び出され、「今日は支店長が昼食をご馳走して下さる。時間を空けておくように」と、指示を受けることがあった。 当時、私が所属していた支店は大店(おおだな)だった...
日本がバブルにわいていた1988年から約30年、私には「目の敵」にしていたオッサンがいた。AKB48の生みの親であり、数々のアイドルグループをプロデュースしてきた作詞家・秋元康氏だ。平成、令和を代表する異才の人、秋元氏をなぜ私が嫌って...
ウクライナで、ロシア軍が「督戦隊」を投入したことが話題になっている。 戦意の低い兵士を見つけたら背中から撃ち殺すことで戦闘を強要する、これ以上はない頭のおかしな組織だ。 先の大戦中にも旧ソ連や中国軍で見られ…
【NHK】パリオリンピックは体操の女子予選が行われ、団体でエースの宮田笙子選手が辞退して1人を欠いた4人で臨んだ日本は、逆境を乗り…
あまり良いことではないのだが、人生で2回だけ、私は人に金を貸したことがある。 ひとりは30代後半の男性に10万円で、仕事での繋がりしかないただの知人だ。 「家族が急病になって、どうしても100万円必要なんで…
もう随分と前の話だが、何かのイベントで昔の同級生と再会をしたことがある。 20年ぶりの偶然に驚き近況を聞くと、一人親方で立ち上げたエンジニアリング会社が軌道に乗って、50人の社員を雇うまでに成長しているとい…
ミッドウェー海戦で日本海軍はアメリカ海軍と激突したが、圧倒的に優勢な状況にありながら、空母4隻が撃沈されるなど、大敗を喫し、日本敗戦へと向かうターニングポイントとなった。日本軍の「失敗の本質」を分析すれば、ビジネスリーダーたちがやって...
「やりたいことを仕事に」という言葉は美しいし、誰もがそんな生き方に憧れる。だが、この言葉の本質を考えたことがあるだろうか。鉄鋼王カーネギーの生涯からひもとく。
少し前のことだが、電車の中で大学生らしい二人の、こんな話が聞こえてくることがあった。 「今度のバイト、ものすごく楽勝やねん。控室でスマホいじってるだけで時給1,500円やぞ」 ほうほう、そんな夢のような仕事…
私には昔からどうにも強い違和感があり、今でも疑問に思っている「名言」がある。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という、ドイツ・ビスマルク首相の言葉とされているものだ。
2月17日に打ち上げが中止された、H3ロケットの初号機。 「それは一般に失敗といいます」と記者会見で言い放った記者に多くの批判が集まったことは、まだ記憶に新しい人も多いのではないだろうか。 この日の打ち上げ…
人生で一番キツかったアルバイトと聞かれたら、即答するのは交通警備員で経験した、ある現場の思い出だろうか。 その仕事は、国道に通じる田舎の市道を深夜22時から朝6時まで、600mほど先から通行止めにするものだった。 そして私の役割は、通...
もうずいぶんと昔の話だが、学生時代、友人から酒の席でこんな議論をふっかけられたことがある。 「日本って本当にダサいよな。世界中が空母で戦っている時代に、いつまでも戦艦にこだわってボコボコにされたんやぞ?」 戦後50年の節目にあたる夏休...
地上波放送から50年を迎えた名作アニメ、ルパン三世だが、歴代の名言として 「裏切りは女のアクセサリーのようなもんさ」 を挙げる人も多いのではないだろうか。 裏切りの定番、峰不二子がやらかした時にルパンが呟いた決めゼリフだ…
「CIAOちゅ~る」で知られるいなば食品の“採用不祥事”が、まだまだSNSを騒がせている。 給与の額が説明と違った、前近代的な社員寮に入居を指示された、といった新卒社員たちの訴えに端を発した大騒動だ。 報道…
「うおおおお!合格や!!」 そう叫んで喜び狂う誰かの横で、私は自分の受験番号が無い現実を受け入れられずにいた。 1997年の出来事で、場所は伊丹空港の空港事務所前だ。 当時、JALやANAなどのエアラインで…
東京駅で新幹線に駆け込む前、お土産屋に立ち寄るといつもこんなことを考えている。 「この巨大なお土産売り場は、本当にこれでいいのだろうか」 考えてもみて欲しいのだが、お土産は本来、 「大事な人に喜んでほしいの…
一戸建てに住んでいる人ならあるあるネタだと思うが、家が古くなると突然、キッチンの排水が鈍くなることがある。 おもしろいものでトイレの詰まりはラバーカップで押し流せるのだが、台所の詰まりは厄介で、「高圧洗浄」…
SDGsとESG投資はなぜ、企業にとって必要なことなのか。新入社員の意識変化を見れば、それは必然だと分かる。とりわけ中小企業にとってはより重要になってくる。どういうことか。
「若者は投票率が低いのだから、現役世代に不利な政策になるのは当然」 選挙のたびに、こんな“評論家”やSNSの書き込みを目にすることが多い。 確かに、令和3年に行われた衆議院議員選挙を例にとると、もっとも投票…
もう随分と前のことだが、遠足の行き先をめぐり、保護者の間でちょっとした騒ぎになったことがある。 聞けば、小学2年生の子どもたちの目的地が石舞台古墳とのことで、賛成できない親御さんがいるとのこと。 ご存知のよ…
昔、ある会社をクビになって惨めに追い出されたことがある。 当時の私のポジションは、持ち株ほぼ0の雇われ取締役。 長く経営不振が続いていた中堅メーカーで、同社のメインバンクの投資部長から、 「大事な出資先なの…
『チーズはどこへ消えた?』といえば、1998年に米国で初刷が発売され、日本国内で450万部、全世界で2,800万部を超える大ベストセラーになった一冊だ。 僅か90ページあまりという薄さ、子供にも理解できる容易さでありなが…
「つゆだく言うても程があるやろ、作り直せやババァ!」 そんな暴言で吉野家の店員さんを怒鳴りつけたのは、50代くらいのビジネスパーソンだろうか。 乱暴な言葉遣いと裏腹に、濃紺のスーツに白Yシャツ姿の紳士だ。 ビジネス街なの…
「政治家には言えないから僕が言うが、日本の有権者はかなり愚かだ」 先日、文部科学省の事務次官だった前川喜平氏がこんなツイートをしたことで炎上を招いたことは、まだまだ多くの人の記憶に新しいのではないだろうか。 政治家には言えないから僕が...
「不機嫌をまき散らす上司」と聞けば、おそらく多くの人が眉をひそめるのではないだろうか。 きっと誰にでも、心当たりがあるだろう。 イラ立ちを顔に出し、乱暴な言葉で部下をコントロールしようとする輩である。 あろ…
責任は取らず、手柄は自分のものに。失敗の本質を見抜けず、数字も時代の変化も読めず、無駄な努力を続ける。見当違いの対策を無理強いする――「あの人のことだ」と頭に浮かんだならば、ぜひ本書を開いていただきたい。無能な上司、経営
山田寅次郎という実業家を知っているだろうか。明治23年、トルコの船エルトゥールル号が和歌山県沖で座礁し、600人近くが亡くなると、彼は被害者や遺族のために義援金集めに奔走した。
「志望動機なんて何だっていいと思ってるんです」。就職志望ランキングで上位に入ることもある会社の人事部長の口から出たのは意外な答えだった。
「幽霊なんてものは存在しない」 最近、そう思う強烈な体験をすることがあった。 青森県の下北半島に所在する、「恐山」を訪問した時のことだ。 おそらく昭和世代であれば、誰もが知っているであろう日本三大霊場のひと…
自己啓発のセミナーや本でよく目にする言葉に、「率先垂範」というものがある。 リーダーであれば、何事も部下の先頭に立って模範を示しましょう、という意味の教えだ。 京セラの創業者で、日本を代表する経営者・稲盛和…
ジョブチェンジが癖になる人がいる。そんな人はある特徴があると気づいた。きっかけは、部下から転職を相談されたことだった。給料に不満があって会社を辞めたいと言われたから、副業をするよう薦めたが、聞いてもらえなかった。部下は結局転職を選んだ...
京都駅で「のぞみ」を降りようとした時、高齢の母親からスマホに着信があった。 電話をかけてくることなど、めったにない人だ。 なにか良くないことが起きたのかと、階段を下りながら慌てて対応する。 「もしもし、すご…
先日、新宿駅西口の海鮮居酒屋で酒を飲んでいた時のことだ。 飲み会のお相手は、大学教授のミホコさんとプロサックスプレイヤーのさやちゃん、敬愛する友人お二人である。 昼の12時を過ぎたばかりだというのに、周囲は…
もう40年以上も前の話だが、幼稚園で七夕さまの飾り付けをしていた時のことだ。 保育士の先生から、「桃野くん、これに将来の夢を書いてね」と短冊を渡されたのだが、私はこれが毎年、本当に苦手だった。 「将来なりた…
第二次世界大戦末期の硫黄島の戦いで、日本軍守備隊の最高指揮官、栗林忠道中将は圧倒的な兵力差のあった米軍を苦しめ、米軍人から「アメリカ人戦争で直面したもっと手強い敵の一人」との声が上がるほどだった。「負けないための」算段を徹底した彼の作...
昭和の頃の話で恐縮だが、中学校の文化祭で「となりのトトロ」を鑑賞するイベントがあった時のことだ。 凶悪教師として知られる生徒指導のカネヤマが、メイが無事発見されるシーンで突然ボロボロと泣き始めてしまうというハプニングが起…
私には少し、不思議な記憶がある。 もう40年ほども前の話だが、小学6年生だった時のことだ。 私が通っていた学校では、4年生以上の子どもにはクラブ活動に参加する義務が課せられていた。 といっても、2週間に1回だけ開催される他学年との交流...
「歴史に残る優れたトップリーダー」と聞かれたら、どんな人物を思い浮かべるだろうか。 織田信長のような、強烈なトップダウンタイプ。 アンドリュー・カーネギーのような、傾聴力に優れたタイプ。 スティーブ・ジョブズのような、天才肌。 人によ...
自己啓発本やカリスマ経営者の名著などを読んで、 「感動した!」 「よし、俺も明日から早速実践しよう!」 などと思ったことは、誰しも一度くらいあるのではないだろうか。 しかし誤解を恐れずにいうと、そんな熱意は…
高校ラグビーの伝説的な指導者、山口良治氏は、伏見工業高の監督就任1年目、京都の名門花園高相手に112-0で大敗した。だがわずか1年後。京都府大会の決勝で同校を撃破してみせた。短期間で部員たちのやる気を上げ、強いチームへと変貌させたリー...
「仕事ができて、しかも誰からも愛される仕事仲間」 といわれたら、誰を思い浮かべるだろう。 面倒見のいい上司、豪放な同期、子どもみたいな好奇心で仕事を楽しんでいる取引先の社長…。 いろいろだと思うが、きっと「…
トラウマになるレベルでこっぴどく、女性にふられたことがある。まだ17歳だった、高校生の頃の話だ。美術部の存続のため、形だけの部長で名前を貸していた私は、当然のように部活に顔を出すことはなかった。
「『ろくでもない上司とのつきあい方』というタイトルで、講演をお願いします」 朝日新聞さんから、そんなオファーを頂くことがあった。 なんとかなるだろうと引き受けたものの、何を話せば良いのか考えあぐねたまま、開…
プロレスは真剣勝負か八百長か。 そう聞かれたら、おそらくほとんどの人が八百長と答えるのではないだろうか。 実際に、プロレスが真剣勝負であろうはずなどない。 ドロップキックはジャブほどしか効かないはずなのに、十六文キックが人を失神させる...
映画ファンにおなじみの『ターミネーター』といえば、意志を持ったコンピューター、すなわちAIが人類を脅威とみなして絶滅させようとする物語だ。 公開された1984年という時代は、前年に初代ファミコンが発売された…
部下からやりたいことを相談された際、「ダメ出し」ばかりをする上司はいないだろうか。こうした「Noがジョーカー(切り札)」になっている上司について考えてみたい。
「当事者意識を持て!」という説教を、上司からされたことはないだろうか。 どんなことでも他人事だと思わず、自分ごととして真剣に取り組めというような意味で使われることが多いようだが、私はこの言葉が大嫌いだ。 部下に対しこの説…
先日、友人の会社経営者と飲んでいた時のことだ。 長年の仲良しだという女性の方に向き直ると、唐突にこんなことを質問する。 「なんで中国は福島原発の処理水に文句を言うの?おかしいやん。中国のほうが高濃度のトリチ…
いつかオッサンになったら、私も「全く最近の若いもんは・・・」と言うのだと思っていた。 何しろこの言葉、かの有名な兼好法師の徒然草にも、こんなことが書かれているくらいである。 「近頃の親は、子どもに変な名前を…
米国史上もっとも人気のあった大統領と聞かれたら、セオドア・ルーズベルト(1858-1919)を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。 新渡戸稲造の『武士道』に深く共感し、何冊も購入しては周囲に配って一読を…
私には昔から、少し頭のおかしな思考のクセがある。 「なぜこれをやってはいけないのか」 「なぜこうしなければいけないのか」 という疑問を持ったら、自分でそのタブーをやらかして失敗しないと気が済まないという、やっかいなひねく…
「おひとりさまの教祖」と呼ばれる上野千鶴子氏が実は結婚していたと報じられ、SNSを中心に今も騒ぎが収まらない。 それもそのはずで、同氏は「結婚は奴隷契約」「なぜ恋愛と性の自由を放棄して結婚などするのか」と、婚姻制度そのも…
もうずいぶん昔の話だが、大きな仕事をやり遂げた記念に、思い切って贅沢な海外旅行をしたことがある。 40代以上の人にはおなじみかも知れないが、原田知世さん主演の映画で一躍有名になった「天国にいちばん近い島」(1984年)、ニューカレドニ...
「優秀な人間ばかりで勝てないと思ったんで、就活から逃げて起業したんです」 それを当然の選択肢であったかのように、豊吉(トヨシ:以下敬称略)は話しだした。 豊吉は2021年8月に設立したばかりのスタートアップ…
2022年12月の年の瀬、つけっぱなしのテレビから「大晦日だよドラえもん」が流れてきた時のことだ。 「テレビ業界って、本当にマズイんじゃないだろうか…」 と、今さらながら心配になってしまうことがあった。 放…
「いずれ独立したいと考えているのですが、どんな業界に就職すれば近道でしょうか」 少し前のことだが、若い学生にそんな事を聞かれたことがある。 就職活動が始まる時期なので、“ゆくゆくは経営者に”