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水瀬 文祐

@minase_humi

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noteで小説を公開しています。興味があったら覗いてみてください。こちらでは読書記録やnoteのお知らせを中心に

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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
#読了 森見登美彦著:『夜行』読了。 メンバーがそれぞれ自分の体験談を話していくが、誰の話にも「夜行」というシリーズの銅版画が出現する。 日常から逸れ、魔に魅入られたような歪な体験談。全員が語り終えたときに待ち受けるものは。 「夜はどこにでも通じているの」
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水瀬 文祐
9 months
#今日買った・届いた本を紹介する 今日追加でブックオフ等で買った本たちです。みなさんのツイートを参考にして、これまで手を出していなかった作家さんのものも買ってみました。 「ジャッカルの日」は探し続けていて巡り合えた一冊です。 積読が順調すぎるほどに増えてきている今日この頃。
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水瀬 文祐
4 months
#読了 伊坂幸太郎著:『777』読了。 天道虫の相変わらずの不幸ぶりと、窮地を切り抜ける機転に注目💡 個人的にはマクラとモウフの二人組の業者がいい味を出していた。 「リンゴはリンゴになればいい。バラの花と比べてどうする。」
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水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 「世界城」(著:小林泰三)読了です!  冒頭で城の外の世界への言及があるが何も明かされず、主人公の出自や『商会』など、伏線未回収な部分が目立ちます。  主役二人はいい子ですし、分かりやすい悪役も出てくるので、冒険活劇に飢えている方はぜひ。
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水瀬 文祐
4 months
#読了 乙一著:「一ノ瀬ユウナが浮いている」読了。 ユウナの死による悲しみ、そして線香花火を灯すと彼女に会える、淡い希望。その狭間で、主人公も読者も揺れ動く。 線香花火のようにほのかな火を灯し、消えた後には寂しさを胸に吹き込むような、そんな味わいの小説でした。
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水瀬 文祐
3 months
#読了 相沢沙呼著:「霊媒探偵・城塚翡翠 medium」読了 城塚翡翠の霊視でもたらされた真実を、推理作家の香月史郎が推理による力で解決へと結びつける。そして事件は翡翠と連続殺人鬼との戦いへたどり着く。 ある殺人犯は推理作家に言う。 「あなたなら、わかってくれるかなって、そう思って」
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水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 「春の庭」(著:柴崎友香)読了。  水色の家に執着を見せる女と巻き込まれていく太郎、そして「春の庭」という写真集……。  時間のうつろいの虚しさや儚さを人ではなく、家で表現しているように思いました。  コッペパンはお気になさらず。
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水瀬 文祐
1 month
#読了 高瀬隼子著「水たまりで息をする」読了。 お風呂に入らなくなってしまっ��夫。夫側が「非日常」を生活に持ち込んでくる展開は珍しいのかなと。主人公である妻が「非日常」に心囚われて夫も巻き込んでいくものはいくつか読んだことがある。 ”全部損なって、ぼろぼろになってほしい。”
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水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 「地球星人」(著:村田沙耶香)読了。  既成概念をハンマーで粉砕するような小説でした。ただ乱暴に破壊するのではなく、違和感なく物語の中に溶け込ませてくるのは流石の一言。  あなたは地球星人ですか。それとも、ポハピピンポボピア星人ですか?
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水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 新年一冊目は、星野智幸さんの「ロンリー・ハーツ・キラー」 カミ隠し、という人々が無気力になる現象が蔓延し、ある人物の行動によって、今度は無差別心中、無差別正当防衛の死の嵐が吹き荒れる。 一読して、コロナ禍の頃の逼塞した社会を思い出しました。
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
#読了 いしいしんじ著:「息のかたち」 息が見えるという設定で、ふうわりと七色のしゃぼん玉が漂うような息の描写と柔らかい京都の言葉が混ざり合う。 コロナ禍にある世界で自分の人生をしっかり生きる主人公の、穏やかな青春物語。 「幸か不幸か、僕はまだ、なんとかこない生きてますねん」
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
姪っ子にお年玉をあげた。ポチ袋を見て、「わぁ~、スライムちゃんだ☆」と喜んだが。 姪っ子よ。それははぐれメタルといってだな、経験値をたくさんくれるそれはありがたいモンスターでな。 ……姪っ子や我が子らの今年手にする経験値がはぐれメタル級であることを祈る!
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水瀬 文祐
10 months
#名刺代わりの小説10選 滅びの園/恒川光太郎 迷走のオルネラ/恒川光太郎 戻り川心中/連城三紀彦 AX/伊坂幸太郎 それからはスープのことばかり考えて暮らした/吉田篤弘 透明カメレオン/道尾秀介 玩具修理者/小林泰三 人格転移の殺人/西澤保彦 本日、サービスデー/朱川湊人 探偵映画/我孫子武丸
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水瀬 文祐
28 days
#読了 井戸川射子著:「ここはとても速い川」読了。 文体が喋り言葉で、関西弁の柔らかいことばで書かれているし、ことばのリズムも心地よいので、文章の密度の割にはすんなりとことばが心に入ってくる。 ”悲しいことは起こりにくい?それなら俺は、置いていかれた時はどうやった?”
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 「成瀬は天下を取りにいく」(著:宮島未奈)  読了ポストでもてはやされていたので、期待していましたが、私には合いませんでした。もっと成瀬が八面六臂の活躍をするような小説ならよかったんですけどね……。文章が平易過ぎるのもなんとも。
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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
ミステリなんて書いたことないのに、探偵を主人公に書き出してしまった。作者も何が起こって、探偵がどう事件を解決するか知らない。ただわくわくして眺めている。 書くのは私だが。
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水瀬 文祐
9 months
#読書好き #パンどろぼう #スタンダードベイカーズ  パンどろぼう……! それは私のパンだ!!  妻とスタンダードベイカーズで買ったパンを片手に読書します。お皿はパンどろぼう。もうすぐ読み終わるので、そのときは読了ポストを。  だから待て、パンどろぼう!
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水瀬 文祐
25 days
#読了 八木詠美著:「空芯手帳」読了。 旧時代的な慣習の残る会社と、妊娠を偽る私。淡々となぜか進んでいく妊娠生活が描かれる。 “芯は空っぽでよかった。そこに物語をつめていくから。”
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水瀬 文祐
4 months
#読了 朱川湊人著『黄昏の旗 箱庭旅団』読了💡 箱庭旅団のシリーズ第2弾。表題作の「黄昏の旗」が秀逸。ユーモアのある作品が多い朱川湊人さんですが、今回の短編集の中でも発揮されています。ただいつもよりは抑えめ?
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水瀬 文祐
2 months
小説を書くような人間は要らない、と某国家機関の面接で言われて十数年。 いまだ諦めず小説を書き続けている自分を、あのときの自分が見たら、笑うだろうか。それとも憎むだろうか。 たとえ憎まれようと、私は書くことを止められぬのだなあ。
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水瀬 文祐
4 months
#読了  道尾秀介著:『N』読了。  どこから読んでもいい、自分だけの読書体験を、という売りは、物語を積み上げるような、積み木を連想させるものだった。下の段に何を積むかで出来上がるものが変わる……、積み木のような読書体験をお試しあれ。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
寺地はるなさんの作品を読もうと思いましたが、寺地さんの優しい文体と物語は今の自分には逆に毒だと感じ、小林泰三さんの「世界城」を読むことに。 城という限られた世界、外に世界はないという常識、その外へ行こうとする人物……。頭の中で紅蓮の弓矢が鳴り響きます! ……巨人は出ないでしょうが。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
#読了 沼田真佑著:「影裏」再読了。 東日本大震災で姿を消した同僚で釣り仲間の日浅を探す主人公。華美な装飾はないけれども、密度の濃い文章で物語が展開される。他二編収録。個人的には「陶片」に漂う妖しさが好きだった。 ”「おれは何にも誇れないのが誇りだけどな」”
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#読書好きさんと繋がりたい  今日は天気もよかったので、たまごサンドとポテサラのサンドをお供に、ランチタイムがてら読書の時間にしようと思いましたが、私のランチを狙った思わぬ刺客が……!
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  今日のカレー、まずいな。  夫はスプーンを置いて私を見つめた。  企みがバレたか、と咄嗟に目をそらした。  夫は台所から硝子の小瓶を取ってきて、私のカレーに液体を垂らした。 「これでいい」  あんな小瓶見たことない。中身は何? 食べるべきか、見上げると夫は微笑んでいた。
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@minase_humi
水瀬 文祐
4 months
日曜日に金曜日の本を読む。 幼少の頃の特徴的な出来事は覚えているけれど、吉田さんほど豊富でもない。 ぼーっとした子どもだった。過去に戻れるなら、もっと周りに興味を持てと言ってやりたい。 子どもの頃から見れば未来にいる。未来にいる私はその頃の目から見て、うまくやれているだろうか?
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@minase_humi
水瀬 文祐
4 months
今日も今日とて小説を書く。 雨の日も、晴れた日も。 小説を書く。 嬉しい日も、悲しい日も。 小説を書く。 ただの小説書きだから。 今日も今日とて物語を編む。 #小説
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  お元気ですか。  見知らぬ相手からのLINEだった。無視をしても、ブロックしてもなぜか届いた。  面倒になって、「元気ですがなにか」と返すと、「では、お取立てに伺います」と送られてきた。  アイコンが過労死に追いやった部下の顔になっていた。  玄関のチャイムが鳴った。
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
昔、お洒落な喫茶店でコーヒーに添えられていたシナモンスティックをお菓子だと思って必死にかじっていたことがある。 あのときの店員の驚愕の表情は忘れられない。 でも、なにも言ってくれなかった。 いっそ笑ってくれ。 読んでいたトルストイは何一つ頭に入らなかった。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  弓を引き絞る。  興奮して次々と昇る白い息を一瞥し、落ち着けようと鈍く陽光を跳ね返す鏃の先を見つめた。  獲物は一面の銀世界に溶け込むように隠れていたが、目と耳だけが浮いていた。  我と彼の命。世界はそれだけになった。  命への畏敬と感謝に満たされた私は矢を放った。
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水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  初夢を見た。龍の背に乗る夢だ。そこから見る景色はどこか見覚えがある気がした。縁起がいいやと気分がよかった。  勇んで初詣に出かけた。信号無視の車にはねられ、宙を舞った。  飛びながら、あ、夢で見た景色だ、と思った次の瞬間には病院のベッドにいた。  巳年になっていた。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#読了 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい 「首里の馬」(著:高山羽根子)読了。  クイズを出題する未名子も、回答者も、それ以外の人物も繋がっているようで孤独で。それだけに、嵐とともにやってきたひとりぼっちの馬のヒコーキが未名子と一緒に歩み出したのは感慨深かった。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  壁の前に辿り着いた。  壁には門があり、門番が立っていた。  中に入りたいと言うと、IDカードを提示せよの一点張りだ。  隙をついて槍を奪い刺し殺し、死体を埋めた。  人が来るのが見えたので、慌てて甲冑を纏った。  中に入りたいという男に私は言う。 「IDカードを提示せよ」
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
ゾンビものを書く。 噛まない、自律的に動かない、感染しない。 制限だらけ。 怖くして、スピード感を出して、数を増やしていく。 作品を完成する前に自分がゾンビになりそう。 もしゾンビになったら、死ぬまで小説を書くことは忘れないでほしい。 ああ、死んでるか。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#ブックオフ #今日買った・届いた本を紹介する  ブックオフにて、まだ本みくじをやっていたので買ってみました。初めて見る作家さんの刑事ものと思われます。  初詣のおみくじは大吉でしたが、こちらは小吉です。  後で読みたいと思います!
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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
note創作大賞〆切まであと10日。 できることは止まらず書き続けること。 だけど耳元で悪魔はずっと囁いている。 結局努力は水泡に帰すのだから、やめてしまえ、と。 悪魔は私の姿をしている。 理性という、私の最も賢い姿を。 #note 創作大賞
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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
ミステリーってなんだ。 死体があればいいのか。 探偵を主役にしたが、探偵がいないところで死体は量産され、探偵はまだ死体とも事件ともこんにちはしてない。 探偵が事件を解決している姿が想像できない。 あれか、作者もへっぽこだから探偵もへっぽこになるのか? ああ、件の如し。 #件の如し
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  君からの手紙を読んだ。  手紙は光で満ちていた。楽しかった、嬉しかったこと、娘たちの成長。  その光には常に苦労という影がつきまとうことくらい、僕も知っている。  でも、君はそれをおくびにも出さない。  だから僕も、光り輝く虚構を返す。  病室の窓からは桜吹雪が見える。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#読書好きさんと繋がりたい #芥川賞受賞作  欲しかった二冊が入手できたので、タリーズでまったりしながら読書しようと思ったら、隣に座った人の自分語りがうるさすぎて一行も読めず……。根気よくそれに付き合っていた奥さんには脱帽するしかありません。
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@minase_humi
水瀬 文祐
10 months
#今日買った・届いた本を紹介する #ブックオフ 1・2日と三か所のブックオフを巡回して得た戦利品です。「心の鏡」はずっと探してました。ネット通販なら一発で買えるけれど、「あった!」という興奮を味わいたいので、通販は最終手段……!
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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
#note 創作大賞 1月1日から、今月23日まで、約100本の短編小説を書いた。原稿用紙に換算すれば、4000枚くらいになる。その中の10本ほどを創作大賞に出した。 努力が実を結ぶか、才能という壁に打ちのめされるか。 いつも悪い方に物事を考える。 結果は待たない。次の作品を書く。 小説書きだから。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
文学界新人賞からの芥川賞をとる夢を見た。 目覚めたとき突きつけられたのは、それを叶えるための原稿を書かねばならないという非情な現実だった。 推敲すればするほど、純文学から離れていく気が。 夢を叶えてくれる原稿は、今いづこに。 #文学界新人賞
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  本を読んだ。僕の中に一つの世界が生まれた。  また本を読んだ。別の世界が生まれた。そうして読書を繰り返して、無数の世界を得た。それらは僕に一つの真理を教えた。  そして最初の本を再び開いた時、それは僕に真理を捨てるよう強いた。  僕が選ぶべきは、取捨、いづれが真理か。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説 「さよなら」、観覧車の前でそう言って涙した君の気持が、僕には分からなかった。  十五年後、指輪を置いて「さよなら」と告げた妻の言葉の寒々しさに、今更ながら君の気持に気づいた。  僕は妻の指輪を掴むと窓から投げ捨て、「さよなら」と呟いた。君の声が僕の内で響いた。
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
書店員時代、号泣した幼児が私を指さして、 「ママー」と叫んだ。 いやいやそこはせめてパパだろ、と内心突っ込んだ。 慌てて現れたママさんは私と一切共通点などなさそうな綺麗な方だった。 私のどこがママっぽかったのか、ドーナツでも食べさせながら訊いてみたい。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
『手紙はいかが?』  学校行きたくない。僕の呟きを聞いたサイカさんは微笑んで、手製のカードをテーブルに五枚並べた。 「一枚選びなさい。今日はそこに書いてある場所に行けばいいわ」  怪訝に思いながら、カードを引いた。  そこには「郵便ポスト」と書かれていた。  郵便ポスト? #140 字小説
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@minase_humi
水瀬 文祐
4 months
書くことと読むことのバランスは難しい……。 好みの作家さんのものを読むほど、自分の文体に影響を受けてしまう。まるで酒に酔うように。 だから書くことを重視するとあまり読めない。でも読みたい。勉強のためにも。 ああ、矛盾。葛藤。読書をしてもシラフで書ける心の強さがほしい……。
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@minase_humi
水瀬 文祐
4 months
いつか売上に困っている書店に行って、自分の著書をどんと積んで助け(爆発的に売れる前提)、誰何されたら「通りすがりの小説家だ」と言ってみたい。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
私の中に文学はない。 分かっていたけど言葉にしてみた。 ないから、外付けでインストールするしかない。 でも、頭の中の読み込み機能もクラッシュしている。 詰んだ。 でも一応書く。 #文学界新人賞
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
一日吸汗速乾のインナーを着て生活した。 結果汗は吸われず、やる気だけ吸われた。 つまり、インナーは今やる気に満ち溢れている! そしてさらに私からやる気を吸い取っていく。 私のやる気は枯渇した。やる気砂漠。 みなさんも、吸汗速乾のインナーにはご注意を。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
純文学の公募の原稿とエンタメの公募の原稿の推敲を、行ったり来たりしている。 脳がバグる。バグった結果、 深夜脳が興奮し、全能感を帯びた状態に。 脳よ、勘違いしても、お前の発揮できるキャパシティは決まっているのだぞ……!
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
達成できなかったことも経験・糧になる。 なら、どれだけの未達成・失敗を糧に食らい続ければ、 達成に辿り着けるのか。 今日もまた、未達成という名の糧だけが増える。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  愛という言葉ほど、私たちの間で空々しいものはなかった。  でもあの日、あなたは「愛しているよ」と笑って出勤し、帰らなかった。  私は今、あなたの会社の屋上にいる。  夜空を見上げ、そこにはいない気がして、下を見下ろした。 「私は愛していないわ」と呟いて、地面を蹴る。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説 『レターマン2』 「案ずるな」と狐面は言った。 「この手紙は奥の雪原に埋めてきてやるでな」  なぜ、と問う。 「なぜって、死者はみなあそこに行きつくからの」  狐面は低く笑った。 「サイカはお前の幼い甘えや反抗心など見通しておるよ」  ではな、と彼はハーレーを駆り、去った。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
純文学など書けもしないのに、文学界新人賞に出してみようかなと思っている。今から。もちろん、まだ一文字も書いていない。 noteで短編は唸るほど書いてきた。三日で一本くらい。 でもだめだ。短編は思いつきと行き当たりばったりで全部書いている。 ……どうやって小説って書くの?
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説  万年筆で丁寧に書いたそれを、彼女はちぎって捨てた。  指を嚙み切って血で床に書いたそれを、彼女はペンキを零して消した。  声を枯らして見つめ、叫んだそれを、彼女は無視して私の喉と目を裂いた。  かくして私の中に語るべき物語が生まれた。しかし、語る術を何ももたなかった。
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@minase_humi
水瀬 文祐
2 months
「泥棒税施行条例」という荒唐無稽な短編を書いた。 泥棒税、なんてありえないけれど、その荒唐無稽な小説に、現実が追いついてくるのではないかという危惧がある。 今のこの国は、そんな危うさを破裂寸前の風船の中に湛えている気がする。
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@minase_humi
水瀬 文祐
1 month
子どもがフォートナイトを満喫しているのを見ると、コンテンツを消費する側でいることに、なんの疑いもなく徹していられるというのは、なんて幸福なことなんだろうと思った。 作る側に回ろうと考えた瞬間、地獄への鈍行電車が動き出す。
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@minase_humi
水瀬 文祐
9 months
#140 字小説 『レターマン』  街外れに潰れたタバコ屋があり、その前に古びたポストがあった。  そこにハーレーに跨った狐の面の人物がいた。 「手紙か」と問いながら革グローブの手を差し出した。 「お前がそれを届けたいのは死者か、それとも生者か」  僕は自分が見透かされている気がした。
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@minase_humi
水瀬 文祐
3 months
いよいよ物語は佳境。 作者が無計画に、思いつくままに広げた風呂敷を、探偵がいかに畳むか。 あとは作者の中の名探偵が覚醒し、快刀乱麻に事件を解決してくれるのを祈るしかない。 結局、私が書くしかない。 それが真理。 #件の如し #note 創作大賞
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