木村朗子
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『紫式部と男たち』『百首でよむ源氏物語』『平安貴族サバイバル』『女子大で和歌をよむ』『妄想古典教室』『その後の震災後文学論』『女子大で源氏物語を読む』『女たちの平安宮廷』『震災後文学論』『乳房はだれのものか』『恋する物語のホモセクシュアリティ』
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なんとーっ、多和田葉子がコロナ禍にドイツ語で書いた小説『パウル・ツェランと中国の天使』（関口裕昭訳）が日本語訳ででるのである！一足お先に手にしました。ツェランの詩のことばがどのように織り込まれているかが訳注に示されていてたいへんにありがたい。
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なかなか手に入らなくなっていた多和田葉子『ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前』が講談社文芸文庫になりました。解説担当しました。おもしろいです。おすすめです。
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『百首でよむ「源氏物語」ー和歌でたどる五十四帖』出ます。
『源氏物語』を現代語訳で読んでも和歌だけは原文で読むハメに。そういうわけで読み飛ばしがち。でもそれはもったいない。
というので和歌をつかみつつ全巻をさくっと把握できる本をつくりました。
読破のきっかけになればうれしいです。
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みんな〜、田嶋陽子さんと津田塾大学学長のフェミ対談、とってもおもしろいです。おすすめです。
【津田塾大学創立120周年記念特別対談】田嶋陽子が語る「変革を担う、女性であること」田嶋陽子（英文学・女性学研究者）／髙橋裕子（津田塾大学学長）
@YouTube
より
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あの羊は正倉院宝物の羊木臈纈屏風にいる羊ですね。津島佑子『黄金の夢の歌』にクルジャとして出てきます。
#光る君へ #羊木臈纈屏風 #正倉院
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木村朗子、アンヌ・バヤール＝坂井編『世界文学としての〈震災後文学〉』がまもなく発売されます！国内外の豪華執筆陣による論文集。沼野充義さん、木村友祐さん、いとうせいこうさんにもご特別寄稿をいただきました！ どうぞお楽しみに！
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2/28付『北海道新聞』に10年ごしの震災後文学のお話しました。いとうせいこう「福島モノローグ』瀬尾夏美『あわいゆくころ』『二重のまち/交代地のうた』小林エリカ『トリニティ、トリニティ、トリニティ』
まもなく刊行の『世界文学としての〈震災後文学》』などなどを紹介しています。
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関口涼子『カタストロフ前夜 パリで3.11を経験すること』明石書店が届きました！『震災後文学論』『その後の震災後文学論』にさんざん引用していたフランス語文献です。日本語にしてくれてうれしい。まもなく発売。
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藤井貞和『物語史の起動』読み始めたらものすっごくおもしろい！ 歴史の時間軸に相乗りさせるだけではない文学のための文学史をあらたに起動。昔話とはなにかを説くところからはじめられ小野和子さんのご本もでてきたりする。大著なのにぐいぐい引き込まれている。
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『紫式部と男たち』（文春新書）書きました。
紫式部について書くならソースは『紫式部日記』になりあまたの類書。あえて『蜻蛉日記』から解いてみました。
タイトルイメージにピッタリの帯を『平安貴族サバイバル』の芦野公平さんに描いていただきました。かわいくてうれしいです。
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NHK大河ドラマの『光る君へ』をにらんでの「平安時代サミット」（NHKのBS）に参加しています。明日1月3日放映です。
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木村朗子、アンヌ・バヤール=坂井編『世界文学としての〈震災後文学〉』が出ました！木村友祐さんによる『イサの氾濫』『聖地Cs』の背景のお話、いとうせいこうさんによる『想像ラジオ』創作秘話を収載。沼野充義さん講演、世界の研究者による論文が日本語で読めるのも貴重！
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発売日決まりました！じっくりみてるといろいろおもしろい芦野公平さんのイラストです♪
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2月27日発売の『思想』 2014年 3月号は『源氏物語』特集です！参加しました。
#光る君へ
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『新海誠作品 すずめの戸締まり 公式ビジュアルガイド』にコラム「災厄の記憶に向き合うこと、そうしてみえてくること」を寄せました。
震災後文学を論じてきた者にとって必見の作品でした。まだの方はぜひ。
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福嶋亮大『感染症としての文学と哲学』読了。コロナ禍本はあまたあれど、ああこういう本が読みたかったのだよ！最後に『枕草子』『源氏物語』にもふれていて歓喜。新書でやさしく読みやすくかかれていますが、中身は重厚。読み応えたっぷりです。
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『紫式部と男たち』のはじめのところが公開されています。ここから読めます↓
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今年6月にでたばかりの『源氏物語』のクィア論！物語研究会の研究成果が次々出てきて胸熱。なんとキンドル版が無料！Reginald Jackson, A Proximate Remove: Queering Intimacy and Loss in the Tale of Genji
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『文學界』2021年10月号にくどうれいん『氷柱の声』の書評「「綺麗事を言うなと叫ぶ行為そのものが、またひとつの綺麗事になってしまう途方のなさ」を乗りこえて」を寄せました。ものすごく長いタイトルをおさめてくださり感謝。『氷柱の声』とにかくおすすめ！
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キム・ヘジン『娘について』読了。すばらしかった。レズビアンの娘を持つ母が語り手。ただ受け入れることの難しさ、母の落胆と悲哀を主軸としながら、レズビアンを肯定的に描く離れ業をやってのけた、クィア文学必読の書。
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話題になって英訳まででている吉野源三郎『君たちはどう生きるか』は実は男の子の話でしかなかった！というので上野千鶴子先生が女の子のために書いてくださいました。『女の子はどう生きるかー教えて、上野先生!』10代に向けて書かれていますが大学生にもおススメ。
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ニューヨークタイムズに『源氏物語』についての記事が出ています。私が学生に光源氏を推しだと思って読むべし、と言った話が引用されています（笑）。
‘The Tale of Genji’ Is More Than 1,000 Years Old. What Explains Its Lasting Appeal?
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バレンタインデーの本日発売のanan恋愛特集で恋の和歌のお話しました。渋すぎるテーマかと思いきや充実した熱い紹介で感激。
映画の紹介ページには麗しのクィア映画、パクチャヌク監督『お嬢さん』も入っていたりしてて良いのです。
みんな、みてねー。
#anan
#和歌 #木村朗子
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3月20日に東大本郷キャンパスにて、源氏物語研究の来し方行く末をめぐるシンポジウムを開催します。登壇者は藤井貞和氏、寺田澄江氏、ポール・シャロウ氏、高木信氏。私はアーサーウエイリー訳『源氏物語』を日本語訳された毬矢まりえさん、森山恵さんとお話します。
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MeToo時代の今こそ津島佑子推し！『笑いオオカミ』『ナラ・レポート』いずれも人文書院の津島佑子コレクションに入ってます。
批評 木村朗子さん「フェミニズム小説としての津島佑子--「笑いオオカミ」「ナラ·レポート」を読む」 逝去から5年。女性史という視座から再読するときに見えてくるフェミニズム小説の可能性。 #群像3月号
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『ジェンダー×小説 ガイドブック—日本近現代文学の読み方』の「災害・エコロジー」のトピックを担当しました。小説をどのような切り口で論じられるか、その問いにどんな小説で切り込めるかのヒントがいっぱい詰まっています。論文に迷う学生にとくにおすすめ。
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小平市中央公民館で『源氏物語』についてお話します。
5/24,5/31,6/7,6/14の全4回。
小平市にお住まい、またはお勤め、通学の女性の方向け。
2024年大河ドラマの予習を楽しくいたしましょう〜♪
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9月からの津田塾大学小平キャンパスの『源氏物語』の授業を近隣の市民の女性に開いて公開講座にいたします。
来年の大河ドラマの予習に（？）、学生たちと楽しく読んでいきましょう。
詳細は大学ホームページで↓
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KAATにて、岡田利規による現代能「敦賀」「挫波」観てきました！音楽がいい、七尾旅人の謡いがいい、舞いがいい、アイ狂言がいい！夢幻能って元を正せばこういうものだったと思う。稀にみる傑作。必見！
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まひろ（吉高由里子）がききょう（ファーストサマーウイカ）に伴われて宮中に行ったとき鋲を踏んで嫌がらせを受けた経験が『源氏物語』桐壺巻で桐壺更衣が受けたイジメのヒントになるという演出。うなりました。#光る君ヘ
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10月17日（土）17時から、パリ、アメリカ東海岸とをつないで『源氏物語』について議論します。お気軽にご参加ください。世界のなかの『源氏物語』需要についてアーサーウェイリーの源氏を戻し訳をした毬矢まりえ氏、森山恵氏にお話をうかがいます。
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『平安貴族サバイバル』5月末刊行予定です。はやくも予約受付中になっております。芦野公平さんのイラストがかわいいー。うれしいー。とてもすてきにお化粧していただきました。
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石山寺で紫式部が『源氏物語』を着想したという伝説を『蜻蛉日記』の作者との邂逅として描い���のですね！素敵です。『蜻蛉日記』の兼家像については『紫式部と男たち』で！
#光る君へ #紫式部と男たち
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津田塾大学、小平キャンパスで『源氏物語』を読む講義を公開講座にしています。水曜13時から。本日9月6日はガイダンスです。予約不要。無料です。詳しくはホームページで。のちほどお目にかかりましょう！
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深沢潮『翡翠色の海へうたう』一気読了。従軍慰安婦のことは、MeToo時代のいまや現代の女の問題であり、フェミの問題なのだが、それを本土戦を経験した沖縄を照準に描いた作品。熟達の作家による見事な構成。とてもよかった。若い人にとくに読んでほしい。おすすめです。
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小森はるか＋瀬尾夏美『二重のまち／交代地のうたを編む』観てきました。すばらしかった！
話を聞くこと、受け取ること、そしてそれを再話することの難しさと誠実さについての映画です。
これはこれからフィールドワークする学生は必見。
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3月9日、川上弘美さんにお話をうかがいます！オンラインイベントです。楽しみ。
【公開収録のお知らせ】
2022年3月9日（水）、作家・川上弘美氏をお迎えし、オンラインにて〈現代作家アーカイヴ〉文学インタヴュー第24回の公開収録を行います。
詳細とお申込みはこちらから
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自由に短歌を書いてもらった授業で、「～しか勝たん
」というのが出てきて、どこの土地言葉でしょうか～、と言ったら、「せんせ！それは若者ことばです！」と注意され、以後、若者ことばについて入念な解説がつくようになっていろいろ学んだ。ありがたい。
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『群像』2021年8月号、読みどころ満載だけれど、小特集「ケア」はどこを読んでも面白かった。小川公代「ケアする惑星」で書かれていた小説でもケアラーは読み逃されてきたという指摘は『源氏物語』でも乳母や乳母子などの女房たちがそうなのよ〜と思いながら読みました。
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イ・ラン（斎藤真理子訳）『アヒル命名会議』読了。短編小説集です。ベッドサイドにおいてちょっとずつ楽しもうと思っていたのについ読みほしてしまった。愉快で真摯。原書は去年出たというのにコロナ禍文学でもあった。さいごに母のことばがあるのが泣ける。オススメ！
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こんな連載をはじめてしまいました…。第一回 おっぱいはエロいのか？｜妄想古典教室｜webちくま（1/4）
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源氏物語の国際会議が17日土曜17時スタートでオンライン開催、今週末です！
前半でアーサーウェイリーの英訳源氏物語の戻し訳をされた毬谷まりえさん、森山恵さんにお話をうかがいます。
ポールシャロウさん、寺田澄江さん、藤井貞和さん。ディスカッサントが高木信さんです。
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アマゾンプライムに『ボーダー 二つの世界』入りました。観て、ぜったい。どこに連れていかれるかわからない感じがいいので、前知識なしで観るべし。超絶おすすめのスウェーデン映画です。
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7月4日（水）17時から、津田塾大学千駄ケ谷キャンパスSA201教室にて、対談イベント「文学にとって詩の言葉とはなにか」を開催します。ゲストはカナダの作家リア・トレゲボフさんと藤井貞和さんです。予約不要。どうぞお越しください。
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壮観！カバーすてきすぎる。毬矢まりえ、森山恵によるアーサーウェイリーの源氏物語英訳の現代日本語への訳し戻し。ヴァージニアウルフをはじめウェイリー読者がどんなふうに読んでいたのかがうかがえてワクワクする。
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先日、NHK「視点・論点」でお話した「３１文字が織りなす世界の魅力」の全文が掲載されています。みんなのコロナ禍短歌を2首紹介しています♪
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岡野八代／ジョアン・トロント『ケアするのは誰か?ー新しい民主主義のかたちへ』読了。 トロント論の翻訳、解説かと思いきやトロントに胸を借りた岡野八代によるケア論の本だった！教育や医療同様ケアもまた政治の問題。初学者にもやさしい。おススメ。
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信田さよ子、上間陽子の対談集『言葉を失ったあとで』読了。ものすごく面白かった。お二人とも話を聴くという現場にいながら、こうもスタンスが違っているのかと。信田さんが語る背景の歴史もおもしろい。おすすめです。
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小野和子『あいたくてききたくて旅にでる』読了。なんていい本だろう。東北を昔話をききに旅してまわった記録文学。口承文芸ブームがあり大学院時代に少し学んだのに、こうしたものが書かれていたのをいままで知らないままだった。フィールドワークする学生に特におすすめ。
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斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』読了。韓国文学の歴史的背景を朝鮮戦争へと遡ってていねいに説明してくれる。映画でみたあの場面、小説で読んだあの断片がみるみるつながっていく。韓国文学史であり、かつ問いかけの書でもある。終章の問いかけはとくにパワフル。
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『すばる』2024年7月号の表紙、なにこれ、すごくカッコイイ！鯨のような龍のような巻子本のような！
特集「古典」のチカラに「『源氏物語』受難のとき」を寄せました。研究者には周知の話題。去年度の他大での学部講義をもとにしています。
＃光る君へ
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リベラシオンが震災後文学について書いています。いとうせいこう『想像ラジオ』も。Quand les fantômes japonais nous font réfléchir aux catastrophes
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津田梅子のもとで勉強した河井道が恵泉女学園をつくる小説『らんたん』をめぐっての対談に刺激を受けて、柚木麻子『BUTTER』を一気読了。面白すぎた！
柚木麻子さん【津田塾大学創立120周年記念対談企画】著者と語る：『らんたん』柚木麻子＆『津田梅子』高橋裕子
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『現代短歌』No.90（2022)の特集「アイヌと短歌」がすばらしい。アイヌの短歌とアイヌの村を視察した和人の短歌とで皇民化教育の時代を浮き彫りにする。思いがけず読めた川野芽生の連載評論がパワフルでよかった。
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やっと出てきた『蜻蛉日記』。兼家不遇の時代を書かなかった『蜻蛉日記』に書かれた日々を兼家がいい時代だったと回想する。しびれた。兼家が口ずさんだ「なげきつつひとり寝る夜のあくるまはいかに久しきものとかは知る」の歌は『紫式部と男たち』86頁に出てきます。
＃光る君へ ＃紫式部と男たち
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来週このような催しがあります。古典文学研究をしている方にもおもしろそうな発表があります。【8月26日（水）】EAAオンラインワークショップ「感染症と文学」
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週刊文春の記事、オンライン版にアップされましたー。
「紫式部と藤原道長が恋人関係だった」という説も…『源氏物語』が書かれた時代、女房たちの“恋愛事情”
著者は語る 『紫式部と男たち』（木村朗子 著） #週刊文春 #文春オンライン
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『読売新聞』に載った高木和子先生の記事がオンラインで読めるようになっていました！
大河ドラマで紫式部に注目、「源氏物語」自身も織り込む…高木和子さん寄稿 : 読売新聞オンライン
#光る君へ #源氏物語 #紫式部
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第四回「男同士の恋愛ファンタジー」アップされました。｜妄想古典教室｜webちくま（1/6）
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朝日新聞夕刊に「光る君へ」関連で読みたい本を紹介しました。紙面の都合で省いたものも多々あり。いま各所の本屋さんの特設コーナーが充実しているので要チェックです！
#光る君へ
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川上弘美『三度目の恋』よかった。『伊勢物語』を引いているというので楽しみにしていた小説。それが『高丘親王航海記』の世界でもあったというのはうれしい驚き。そういえば業平は高丘親王の甥なのだった。いまの私たちが業平みたいな恋愛をいかに理解するか。現代の転生譚。
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2024年3月29-30日にパリINALCOで13年めの震災後文学の学会をします。ゲストは作家の金原ひとみさんです。金原ひとみさんのトークは29日の16時から。お楽しみに！
#金原ひとみ #震災後文学
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道兼（玉置玲央）の壮絶な死から息もつかせぬ展開。道長（柄本佑）の残した日記『御堂関白記』は内覧宣旨の日からスタートしています。このあたりから伊周（三浦翔平）失墜までのお話は『紫式部と男たち』124頁に。
＃光る君へ ＃紫式部と男たち
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『群像』4月号に「震災後文学の現在地」として国内外の日本文学の研究状況について書きました。
木村朗子さん「震災後文学の現在地」 「震災後文学」とはなにか。世界中の研究者が日本文学から、死者の声、環境批評――新たな地平を切り拓く。 ＃群像４月号
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いよいよ来週に迫りました！21-22日にイナルコパリでの震災後文学の国際学会が行われます。ゲストは沼野充義さんと木村友祐さんです。津田塾大学共催です。
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坂本龍一さんとGotchさんがやっているD2021というカッコイイサイトに震災後10年の文章を寄せました。
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石山寺のシーンが「石山寺縁起絵巻」でみたとおりの朱塗りの間になっていてコーフン。
石山寺については『妄想古典教室』に書きました。ウェブでも読めます。
第八回 女たちは石山寺をめざす｜妄想古典教室｜木村 朗子｜webちくま（1/4）
#光る君へ
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1月7日（火）上野千鶴子ゼミ@津田塾大学を開催します。上野千鶴子先生をお招きし「上野千鶴子『女ぎらい』から女子大とインカレサークルを考える」イベントです。ご参加の方は上野千鶴子『女ぎらい』と姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』を読んで来てください。学外の方は事前登録にご協力ください
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いま発売中の『文藝』に町田康『ギケイキ』①②の書評を寄せました。愉しい読書でした。早く次巻が読みたい。
「文藝」秋季号、発売されました。もしかして史上最厚、大・大・大充実の662ページ！（でもお値段据え置き1404円）。今号は質量ともに文学の鈍器。
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国立新美術館ではじまった李禹煥展、観てきました。とても良かった！入口でスマホで聞ける無料のイヤホンガイドを手に入れて聞きならみるのがオススメです。イヤホン必携。なければ電話を聞くようにして。直島の李禹煥美術館ではみたことのない初期作から充実しています。
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うっひょ～。すごいラインナップ！まもなく発売の『群像』3月号に津島佑子論寄せました。
【次号予告3】チェルフィッチュが「群像」を会場にして公演します。新作小説「消しゴム式」、岡田利規さんによる解説、金氏徹平さんのエッセイ、篠原雅武さんの批評が一連となった試みで、舞台を感じて下さい。木村朗子さんが津島佑子作品を女性史・フェミニズムの観点から論じます。#群像3月号
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ハン・ガン（斎藤真理子訳）『別れを告げない』素晴らしかった。光州事件を扱った『少年が来る』を書いた後に見始めた悪夢を起点に済州島4.3事件を追う。生半可ではない痛みの表現に身慄いするけれどそれが事件への想像力の鍵になる。トークにもあった影と雪の淡さが美しい。
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ダムタイプ『S/N』無料配信中です。デジタルリマスター版を同志社大学でみて以来、また観たいと思っていた作品。さっそく観ました！叙情あふれる愛とエイズがテーマの舞台。必見！5月9日まで。Check out ""LIFE WITH VIRUS": Teiji Furuhashi in New York"
@Eventbrite
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『群像』6 月号掲載の小林エリカ「脱皮」読了。なんとコロナ禍文学なのであった。いま目の前にある不穏と不気味さが結晶している作品。『ことばと』掲載の自らの誕生を描いた「緋色の習作」もよかった。
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3月29-30日、パリのINALCOにて、13年後の震災後文学の国際学会をいたします。ゲストは作家の金原ひとみさんです！
プログラムは後日お知らせします。
金原ひとみさんのトークは29日16時からです。どなたでもご参加いただけます。
お楽しみに！
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関口涼子さんと港千尋さんの対談イベントやります。作家にとって3.11とは何だったのか。
11月20日（火）16:15-、津田塾大学小平キャンパスです。 場所: Tsuda University
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シモーヌ・ド・ボーヴォワール（関口涼子訳）『離れがたき二人』読了！ 未発表の小説ときいて興味津々だったけど、んもう号泣の百合小説！解説読むと何度も書こうとした話らしいけど見事に彼女をこの世に生き返らせたね。ラストは彼女の心づくしの赤い3本のバラなのもお見事。
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日本近代文学館でこれまでに行われていた震災後文学の展示「震災を書く」が『慟哭3.11』としてまとめられました。
「いまを描く震災後文学の立つところ」という文章で参加しています。
今年も「震災を書く」展は開催中。3月30日まで。
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清少納言（ファーストサマーウイカ）が裏切り者呼ばわりされて里に下がっていた話は『枕草子』に出てきます。酒井順子訳だと143段。河出文庫版酒井順子『枕草子』 下巻に解説、寄せました。＃光る君へ
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キム・チョヨプ（カン・バンファ、ユン・ジヨン訳）『わたしたちが光の速さで進めないなら』読了。ものすごく面白かった！フェミＳＦとでもいうか、ＳＦによる『82年生まれ、キムジヨン』でもあるような。おすすめ！
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夏山かほる『新・紫式部日記』読了。『源氏物語』『紫式部日記』執筆舞台裏の物語。なるほど、こうきたか！という楽しみがありました。GW明けの源氏物語の授業で紹介しますね。
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キム・エラン（古川綾子訳）『外は夏』読了。セウォル号以後文学。直接に事件を描いていないのに、そう読めてしまうというのは、震災後文学に似ている。小説として事件に向き合う足腰が強い。圧倒された。おススメ。
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木村朗子『その後の震災後文学論』の英語訳が出ました！訳者はRachel DiNittoさんとDoug Slyamakerさん。
Theorizing Post-Disaster Literature in Japan: Revisiting the Literary and Cultural Landscape After the Triple Disasters (New Studies in Modern Japan)
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ウェイリー訳『源氏物語』の翻訳をされた毬矢まりえさん、森山恵さんのお話が載るブックレットはこちらからPDFダウンロードできます。無料です。ぜひご覧ください♪
昨年の『東京学派と日本古典〜源氏物語をめぐって』(東京大学東洋文化研究所)のシンポジウムがブックレットになりました。
木村朗子先生と、毬矢まりえ/森山恵の鼎談《アーサー・ウェイリー訳『源氏物語』を語る》が掲載されています。お目に留まることありましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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J・M・クッツェー（くぼたのぞみ訳）『ポーランドの人』一気読了。
ポーランドの老ピアニストがスペイン女性に恋をした！
男女の行き違い、勘違いが外国語たる英語で会話しているという言語の問題であることが面白い。
クッツェーの描く女の内面には共感しかない。よかった。
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