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松本圭

@kei123matsumoto

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雑誌のエッセイや記事などを書いていた経験はありますが、出版社主催の文学賞は落ちたので諦めました。(地方の文学賞では何度か佳作を頂きました)文字を書く仕事もしていますが本業ではありません。国内外を問わず旅が好きです。お金と時間に余裕があれば北極と南極に行ってみたい。

日本
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
「古本屋なんかで本を買うんですか、貧乏臭くないですか?」 全く本を読まない知人から聞かれた。 古本屋、一般の書店、ネット、図書館、の違いを説明しようとしたが 「そうだね、でも安いに越したことないからさ」 と適当に返事をしてしまった。 分かり合おうとする努力さえ面倒に感じる時がある。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@8600hiromi そうなんです。 あまり読書に関心が無い方には知られていませんが、出版された本の多くは、書店に並ぶことなく返品されてしまいます。 そういう本と出合えるのは古書店ぐらいなんですよね。 出会えた時は嬉しいですね。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@Z_zuiun_01 そうですよね。 定価より遙かに高い金額で買ったこともあるのですが、言っても伝わらないだろうな、と思って言うのを止めました。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@hirokawamarin そうですよね。 作家さんや出版社に利益が還元されないのは心苦しいのですが、古本屋でないと買えない本や雑誌もあるんですよ。 掘り出し物って見つけると嬉しいですよね。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@koumeisamadesu 相手の気持ちを汲み取る力がないというよりも、相手の気持ちに興味がないのだと思います。 だから説明するのを止めました。 他人に迷惑をかけない範囲であれば、なにをしようと自由だと思うんですけどね。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
恩田陸の『ネバーランド』 山本周五郎賞、直木賞、本屋大賞を受賞している作家の初期作品。 ノスタルジックな雰囲気に包まれた男子校の寮を舞台にした話。 4人の生徒が抱える苦悩と葛藤を通して、互いに成長してゆく姿を描いた青春物語。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
山本周五郎の『季節のない街』 貧民街を舞台にした15編の連作。 その日暮らしを続ける庶民にも、それぞれの願いや思いはある。 季節を感じる余裕のない生活、季節が変わっても抜け出せない現実。 底辺を生きる貧しさのなかに、人間らしさが描かれた作品。 『プールのある家』が心に残った。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
沢木耕太郎の『深夜特急』 累計600万部ほど発行されている大ベストセラー作品。 自分がバックパッカー旅を始めたきっかけにもなった作品です。(重慶大厦に泊まった時は嬉しかった) 大沢たかおが沢木耕太郎を演じる「深夜特急(DVD)」も見応えのある作品です。 旅好きな人にはお勧めです。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
『本屋大賞』があるのだから『図書館大賞』とかがあっても良いと思う。 図書カードを持っている人だけが、図書館にある本に一票を入れる。 マニアックな名作が発掘されそうな気もする。 それをキッカケに図書館の利用者が増えるかも知れないし・・・。 どうなんだろうか?
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
永井紗耶子の『木挽町のあだ討ち』 山本周五郎賞と直木賞のダブル受賞作品。 立場の違う人生を送る者の苦悩が、生きる希望へと繋がる物語。それぞれのエピソードも深くて面白い。 個人的な見解ですが、木挽町という地名を選んだ理由は、ある作家へのリスペクトから生まれたものだと思う。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
古書店で廃版になっている本を買ったら、コンサートチケットの半券が入っていた。 古書店で本を購入すると、極稀にこういうことがある。 顔も名前も知らない人の、微かな思いが伝わる。 これまでも、おそらくこの先も、逢うことのない人なのに、遠くの感情が動かされる。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
宮本輝の『螢川・泥の河』 デビュー作で太宰治賞受賞作の『泥の河』 高度成長期前の底辺で生きる母子の姿を描いた作品。 芥川賞受賞作の『螢川』 少年の目線で描かれた戦後の富山が舞台。 ラストの情景描写は独特で強く印象的だった。 貧しさのなかにもある僅かな幸せが心に残った。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 days
公募に挑戦している人から、「自分の書いた小説を読んで欲しい」と頼まれた。 あまり気乗りしなかったが、一通り読んで「自分は面白いと思うよ」と答えてしまった。 今の時代、本音は言えない。 でも「受賞すると良いのにな」とは、本気で思う。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
藤沢周平の『又蔵の火』 5つの作品が入っている短編集。 人生の暗の部分に焦点を絞ってる作品集だが、微かに感じられるあたたかみが胸を掴む。 帰郷は2020年1月17日にテレビドラマとしても放送されている。出演者は、仲代達也、常盤貴子、緒形直人、三田佳子等。
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@kei123matsumoto
松本圭
1 month
ルビー・ブリッジズ『ルビーの一歩』 ニューオーリンズの小学校に通う黒人の女子生徒が、差別と偏見に満ちた日々に立ち向かう様子を描いた作品。 決して差別をされる側ではない者たちの心無い罵詈雑言に、変化を目指す6歳の少女の踏み出した一歩が、鮮明に描かれている。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
『電車であった泣ける話』~あの日あの車両で~ 電車を舞台にした12編の短編集です。 1編あたり10~15分位で読めます。 掌編小説に近い短編なので、ちょっとした空き時間には最適です。
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@kei123matsumoto
松本圭
18 days
小説すばるに掲載された短編集『短編工場』 浅田次郎 伊坂幸太郎 石田衣良 荻原浩 奥田英朗 乙一 熊谷達也 桜木柴乃 桜庭一樹 道尾秀介 宮部みゆき 村山由香 人気作家の短編が楽しめる一冊です。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
菊池寛の『真珠夫人』 文芸春秋社を設立し、芥川賞と直木賞を創設した菊池寛の長編小説です。 長編小説なのに物語の展開速度が早く読みやすい。 描写も分かり易くて内容に惹きこまれます。 私は観ていませんが、1950年に映画化もされているみたいです。
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@kei123matsumoto
松本圭
10 days
吉川徹の『コールセンターもしもし日記』 知られざるコールセンターの実態を描いた喜劇のような悲劇のようなリアルなやり取り。 電話をかかる側と電話を受ける側の激しい攻防戦。 著者のあとがきを読んで、少しだけ人生の重みを知れた気がする。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
映画やドラマを観てから原作を読むと、面白く感じることが多い。 でも、原作を読んでから映画やドラマを見ると、物足りなく感じることがある。 何故だろう?
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@kei123matsumoto
松本圭
1 month
黒田信一の『ア���ア大バカ珍道中』 いまとは違う、古きアジアを巡った旅日記。 自由旅行が解禁されてまもなくのアジア。 等身大の表現で語る筆者の目線が、臨場感を高めてくれる。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
椎名誠の『インドでわしも考えた』 目まぐるしい速度で発展していくインド。 いまのインドとは明らかに違う。 それでいて強い足跡を残している。 既に見ることのできなくなった景色が、いまに蘇ってくる。本当のインドを教えてくれる本。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
西村健の『地の底のヤマ』 第23回吉川英治文学新人賞を満場一致で受賞。 著者自身でさえ「これ以上の作品を書く自信がありません」と語っている。 九州大牟田にある三池炭鉱を舞台にした戦後日本を生きた熱い物語。 次の世代を生きる人にも、炭鉱の街で必死に生きる人たちの思いを知って欲しい。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
伊坂幸太郎の『フィッシュストーリー』 仙台市街を中心に展開する四つの作品が収録されている。 『フィッシュストーリー』は映画化もされたが、小説とはかなり内容が異なるので二倍楽しめる作品。 バンドのメンバーが憧れるジャック・クリスピンの言葉は『グラスホッパー』でも引用されている。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
西牟田靖の『僕たちの深夜特急』 沢木耕太郎氏と同じ26歳で、深夜特急と同じ旅路を辿った作品。 同じ地の変化が新たな発見や感情を教えてくれる。 深夜特急とはまた違った面白味のある旅行記。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
戌井昭人の『まずいスープ』 他に、どんぶり、鮒のためいき、の入った短編集。 突然、失踪した父のせいで家族は崩壊し始めますが・・・。 ひょうひょうと生きる人々の現実を捉えた作品です。 打ち寄せる波と砂浜のように曖昧な境界線をリアルに表現しています。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
広河隆一の『帰還の坑道』(破断層の単行本) パレスチナ支援運動家でありルポライターでもある著者が、難民キャンプの惨状と未来を諦めないパレスチナ人の意志を描いた作品。 舞台はダマスカス(シリア)とベイルート(レバノン)だが、現在のガザ情勢さえも連想させる小説。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
「もう読み返さないだろうな」という本は、人にあげたり、寄付したり、古本屋に売ったりしている。 でも何年かして本屋で見かけると、つい買ってしまうことがある。 しかも、結構な回数、繰り返している。 そんなことだから、人生の決断を誤ることも多い。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
フィリップ・アーダの『ヒエログリフを書こう!」 象形文字の入門書 ヒエログリフ(象形文字)の読み方や書き方が、分かり易く図解で説明されています。 自分の名前や簡単な自己紹介を書けるようになりますし、簡単な象形文字の意味も分かるようになるので、ちょっと賢くなった気分を味わえます。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
新田次郎の『劒岳』 知人から「日本には誰も登頂していない山がないのが寂しい。でも千年以上前に修験者が登った道を辿れると思うと夢はある」と聞かされた。 現実が揺らぐことはないが、奈も無き小さな山でも、千年変わらない景色だと思うと、良い気分転換になる。 懐かしい一冊。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
小鳩まりの『なめこ文學全集』(全6巻) 漫画で名作を再現しています。 小説を読んでも挫折してしまう人や、ざっくりとあらすじを知ってから小説に挑戦してみたい人にはお勧めです。 小説だけでなく詩や俳諧なども分かり易く描かれているので、「小説はハードルが高いなぁ」と感じている方は是非。
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@kei123matsumoto
松本圭
14 days
外は暑い😰 でもカフェに入ると涼しくて気持ちいい😙 居心地の良い場所に長居すると、外の暑さを忘れてしまう。 いつも自分のいる場所からでしか、世界を見ていない現実に気付く。 他人の辛さを分かることも、自分の苦しみを理解してもらうことも難しい。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
仕事柄、様々な職業の人の話を聞くことが多い。 時々、物凄いエピソードを耳にすることがある。 「今の話を小説にしたら面白いのになぁ」と思う事がある。 そういう人に限って、小説を書くことにも読むことにも関心がなかったりする。 話の面白い人と、文章の上手い人は、違うみたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
1年は365日もあるけど、思い出になる1日というのは意外と少ない。 歳を重ねると共に、記憶に留まる1日が減っている。 たぶん非日常的な経験が減ったからだろうな。 子供の頃は、毎日が新鮮で新たな発見の連続だった気がする。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
空いた時間に小説を書いていると、他のことをやる時間が無くなってしまう。 脱稿したつもりでも、日をおいて目を通すと、再び推��が始まる。 仕事の依頼なら締め切りがあるので妥協も生まれるが、自分の作品は公募に出す予定さえないので、終わりが見えない。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
安藤祐介の「逃げ出せなかった君へ」 ブラック企業の営業社員として働く同期三人を描いた小説。 仕事に疲れた三人は深���の居酒屋で・・・。 『六畳間のピアノマン』のタイトルでドラマ化もされています。(原作とは少し話が違う) 主題歌には『ピアノマン(ビリー・ジョエル)』が使われている。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
夏井いつきの『俳句の授業』 俳句を作ったことのない人でも、なんとなく形にできるテクニックが書かれています。 この本を読むまでは「チューリップ」を3音だと思っていました。(無教養がバレる) 付録に季語集も付いているので、ど素人には有り難い本です。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@OY2K0Xb2FRtu5aQ 本人は「ちょっとイジッている」つもりだと思います。(色んな人のあげ足を取るのが好きみたいなので・・・) 多分、テレビのツッコミの人の気分なのかも知れません。
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@kei123matsumoto
松本圭
12 days
駅に着いてから財布を忘れたことに気付いた。 髪を切りに美容院に行ったら臨時休業だった。 銀行へ振り込みに行ったら、振込先の書いてある紙を忘れてきたことに気付いた。 新しくできた弁当屋で和食弁当を買ったら、想像以上に美味かった。 しょーもない人生が凝縮されたような1日だった。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
中島みゆきの『この空を飛べたら』 中島みゆきの描いた7つの短編集。 ーささくれた雨の音に混じって、灰黒い空のどこか片隅から、唸っているような毒づいてるような響きがする。- 「社会の底辺」を生きる人々の目線で、鋭い言葉を紡いでいる。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
私は小学生の頃から花粉症だった。 大人になってから酷さを増した。 目の奥では蚊に刺されたような痒みが続き、汗の様に流れる鼻水を抑えるのに、一日一箱のティッシュを使い切る勢いだった。 それが10年ほど前、突然治った。 医者からも「そんなことあるんですね。珍しいケースですよ」と言われた。
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@kei123matsumoto
松本圭
23 days
「どのくらいかかりますか?」 月曜の夕方、依頼者からの言葉。 「一週間ぐらいですかね」 「じゃ、今週の金曜ぐらい?」 「え、いやいや、作業時間に一週間必要です。他の仕事もあるので早くても盆前ぐらいですかね」 「ただ文字を書くだけでそんなにかかるの?」 まぁ、そう思うだろうなぁ。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 days
昔は、写真もフィルムだったし文章もノートに書いていた。 今はスマホがあるので、深く考えもせず何でもスマホに保存している。 すると全ての写真や書き留めた文章を見返すだけでも相当な時間を費やすことになる。 便利になった分、判断力が低下したみたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
「バカ丸出しだな」 失敗して落ち込んでいる時、友人から言われた一言。 その後、二人で顔を見合わせ大笑いした。 馬鹿にされていないのが分かるから腹など立たない。 むしろ本気で心配してくれているのが伝わる。 有り難かった。 勿論、十分な人間関係があってこその台詞。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
原田マハの『ゴッホのあしあと』 キュレーターでもある小説家の原田マハが、ゴッホの生涯を独自の視点で書いている作品。 ー日本では、ゴッホ=狂気の人、というイメージが定着しすぎています。けれども実際は、狂気の人ではありません。ー
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@riley_kei_ 「本当に答えが分からないから尋ねている質問」と、「最初から落としどころを決めつけている質問」は違いますよね。 すぐに、相手が凹むであろう回答も思い浮かびましたが 、論破したところで納得する訳ではありませんから、止めました。 立場の違う者同士が分かり合うのは難しいですね。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
時々、図書館の隅でホームレスの人が椅子に腰かけて柱にもたれかかり休憩している。 夜は寒くて眠れないのだろう。 昼間、図書館で仮眠をとって、夜中は動き続けているのかも知れない。 ある日、その人が本を読んでいる姿を見かけた。 どんな本を読んでいるのか気になったが、確かめるのは止めた。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
士業を営んでいる知人から連絡があり、太宰治賞の一次選考に落ちたと言っていた。 安易に励ましの言葉はかけられなかった。 彼は相当な努力家で、士業の資格も3つ取っている。 それでも文学賞には落ち続けていたらしい。 人の辛さはみなそれぞれ。 外からだけでは計り知れない。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
仕事をしながら、合間に小説を書いていると、時間が無くなる。特に推敲中は何が正解か分からなくなり定期的に迷子になる。 そんな時は駄目だと分かっているのに、読書してしまう。 やっぱり自分は小説を書いている時よりも、読んでいる時の方が楽しいようだ。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
「最終選考に残った嬉しさと、受賞できなかった悔しさが入り混じった思いだった」 福祉施設で働く人から聞いた昔話。 「もう書かないんですか?」 「施設の現実を書きたいけど、需要がないからね。もう書くことはないよ。生活するので精一杯だし」 こういう人が書いた本こそ読んでみたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
「発想力は経験からくるものだから、ネタ切れになったら終わり。魂を削って捻りだしても限界がある。でも表現力や描写力を上げる方法はある。優秀な作家の書いた文章を書き写すことだ。一年続ければ、飛躍的に向上するよ」 と、教えて貰ったことがある。 なるほど、と思ったがやったことはない。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
「努力に勝る天才なし」とは言われていますが、実際はどうなんだろう? 音痴の人も努力をすれば人並になれるかも知れない。 でも世界中の人から歌唱力を称賛されるまでには至らないだろう。 努力が無駄だとは思わないが、全力で努力している天才には敵わない気がする。 そうやって言い訳を作る。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
時々、知人からオーディオブックやオーディブルを勧められる。 徒歩や車での移動中に聞けるし、目が疲れている時や、就寝前に明かりを消して目を閉じていても聞けるので、人気があるみたい。 まだ使ったことがないので、良さが実感できないけど、読書と比べてどうなんだろう?
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
「僕は年齢とか気にしないんで、本当は敬語とか嫌いなんです」 一回り以上年下の青年に言われた。 「それじゃ中学生にタメ口で話しかけられても気にしないの?」 疑問をぶつけてみる。 「そんなの許せる訳ないでしょう。当たり前じゃないですか」 彼は語気を強めた。 似たような発言は時々耳にする。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
最近、気付いたことがある。 普段から小説を読んでいる人や、小説を書いている人は、真意を汲み取る力が高い。 だからこそ、むやみに他人の揚げ足を取ったり、最初から全てを否定したり、すぐには強い言葉を使わない。 その分、自分の中に苦しみを閉じ込めてしまう人が多いような気がする。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
昔は、嫌なことがあると旅に出ていた。分かりやすい現実逃避。でも逃避先で新たな発見を生むこともある。 いまは円高とインバウンドの影響で、海外も国内もコロナ前より高くなってしまった。 青春18きっぷの海外版とか出ないかな?
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
約138億年前に宇宙が誕生したみたい。 8,000億年前の宇宙は何だったのだろう? 論文にも様々な説が書かれているが「100%これだ!」というものは見つからない。 目を閉じて宇宙が誕生する以前の世界を真剣に考えてみる。 30分くらい 目を開けると、解決しない自分の悩みが、ちょっと和らぐ。
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@kei123matsumoto
松本圭
20 days
「努力が認められるのは『成功した』からであって、頑張ったからじゃない。成功は誰かを踏み台にしないと掴み取れないのに、よく敗者の隣でガッツポーズできるもんだよ」 取引先で耳にした言葉。 あぁ、この人も努力が認められなかったんだろうな、と思うと、目の奥が痛くなってくる。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
偶然、知人が公募に挑戦していた事実を知る。 短編も併せると、20回ぐらい挑戦していたらしい。 何度か最終選考に残ったこともあったみたい。 どんな作品を書いていたのだろう。 気になったが読ませて欲しいとは言えなかった。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
取引先の人がコロナで休んでいる。 休暇を取って旅行していた時に感染したみたい。 その方の同僚が「遊び回っている人のせいで、こっちはいい迷惑だわ」と言っていた。 やり場のない憤りは反撃できない弱者に向いてしまう。 返す言葉のない私は偽善者にさえなれない。 誰もいない山に登ってみたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
生成AIの進歩が目まぐるしい。 小学生の作文を先生が読んでも見抜けないみたい。 この調子で学習が進めば、大人が書いた文章も判別できなくなる気がする。 特に人間が書いた文章にAIを使って肉付けさせたり、AIにアイデアを出させて人間が文章を書いたりの、共同作業をされると判別は難しそう。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
やっと終わった。 やりたい仕事は来ないのに、やりたくない仕事は沢山くる。 楽な仕事は来ないのに、面倒臭い仕事は一杯くる。 でも無いよりはマシ。 生きる為には仕方がない。 早く宝くじを当てて、世界10周旅行に行きたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
1 month
毎日、暑くてフラフラする。 それでも健康の為に、電車を使わず歩いてみる。 あまりの暑さに何度も自販機に立ち寄りより、ドリンクをがぶ飲みする。 家に戻り、体重を計ると増えている。 健康管理も難しい。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
「やっとできました。設定も描写も完璧です。直すところは1つもありません。読んでみて下さい」 と賞を目指している後輩から言われたことがある。 「推敲した?」 「いや、直すところとかないんで」 「そうなんだ、ちょっと時間がないから無理かな」 と断った。 指摘されたくない気持ちは分かる。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
やりたい仕事では稼げないのに、何故か他の仕事ではそれなりに稼げてしまう。 そのせいか時々、作家さんから相談を受けることがある。 うっかり相談に乗った後で、いやいや何処から目線で誰にアドバイスしているんだよ、と、ため息がでる。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
先ず何を選ぶのか? 如何に時間を確保するのか? いつ始めるのか? 最後まで続けられるのか? そこで何を学んだのか? 今後にどう生かせるのか? 次は何を選ぶのか? 自分にとっては人生の縮図みたいなものです。 読書って・・・。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
やりたいことは全く儲からない。 やりたくもないことは意外と稼げる。 かといって様々な理由から両立は難しい。 もたもたしているうちに時間は過ぎてゆく。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
「成功とは山の頂上に立つようなものだ。見下ろす景色は最高だろう。でも不便な頂上に住み続けることはできない。次の登山者も自分が下りるのを待っているしな。成功者には成功者の悩みがあるんだよ」 な~んて言ってみたい。 今日も牛丼が美味い。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
司馬遼太郎の『ニューヨーク散歩』 街道をゆくシリーズ唯一の海外編 ー毎日、ビルの谷間にいる。ビル群は植林された森の様に騒然としていて、西への道路を覗くと、ある日の夕陽な遠くのビルの地下室に入ってゆくような気がした。つい気が鬱して、海を見たくなった。ー ニューヨークで語られる思い。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
昔働いていた職場の上司から 「常識で物事を考えてみろ、そんな考え方じゃ社会でやっていけないぞ」 と飲みの場で説教を受けたことがある。 その人は酩酊しているにも関わらず、車に乗って帰って行った。 常識が法律の外にある人もいる。 そういう人に限って成功していたりするから不思議なものだ。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
時間に余裕がある時は、なるべくいつもとは違うルートで移動するようにしている。 それだけでも新たな発見はあるし、良い気分転換にもなる。 但、時々計算が狂って全力疾走する羽目になるのが難点。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
自分の失敗が原因で罵倒されたことがある。 でも、その人のチャックは全開だった。 私は下を向いて反省する振りをしながら、肩を揺らして笑いを堪えた。 その時は、かなり酷い事を言われたのに、何故か少しも心が病まなかった。 チャック全開は説得力も攻撃力も失う。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
ドナルド・キーンの「二つの母国に生きて」 シェイクスピアは天才だった。 モーツァルトもダ・ヴィンチも紫式部も天才だった。 私がこれまで出会った全ての人々のなかで「この人は天才だ」と思ったのは二人しかいない。一人は・・・ (中略) 彼の圧倒的才能には絶えず驚かされたものだ。
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@kei123matsumoto
松本圭
16 days
日本人だから、外国人だから、という訳ではないが、日本の国力が弱まるにつれて、いままでの常識も入れ替わってゆくのだろう。 昨日までの正解がこの先も続くとは限らない。 流れに逆らってまで泳ぐつもりはないので、新しい道が決まっているのなら知っておきたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
外国人が路上でアクセサリーを販売していた。 段ボールには「お金に困っています。私を助けると思って、アクセサリーを買って下さい」と日本語で書かれていた。 彼は折り畳み椅子に腰をかけて、塀にもたれ掛かかりながら、足を組んで煙草を吸っていた。 真似はできないが媚びない生き方は羨ましい。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
人生は落差なんだと感じることがある。 高みにいるからこそ、落ちた時の衝撃は計り知れない。 地べたを這いずり回っている自分にはそんな心配などない。 と、思っていると、地割れに巻き込まれたりする。 よし、この経験を文字にすれば確実に受賞だと思ったが、それほど甘くもない。 笑えてくる。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
原田宗典の『どこにもない短篇集』 17の物語が収められた短編集。 1話を5~20分程度で読める。 電車を待つ時間など、ちょっとした空き時間を埋めるのに丁度良い。 物語の世界観も素敵。 妹は小説家の原田マハ。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
幾つかのボランティアに参加したことがある。 人助けをしたかったというのは口実で、社会から必要とされる実感を得たかったというのが本音。 壁にぶつかった時は、ボランティアに参加する。 誰かの為に必死で体を動かす時間が、自分の非を忘れさせてくれる。 それが前を向くきっかけにはなった。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
忙しかった3月が終わった。 そして今年の1/4が終わったことを、実感した。 やらなければけいないことは、どんどん増えるのに、すぐに時間は通り過ぎてしまう。 自分の選んだ優先順位が間違いでないことを祈るばかりです。
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@kei123matsumoto
松本圭
4 months
「スマホを盗まれたり壊れたりさせないとストーリーを成立させられない。同じ理由で電波が入らないとか電池が切れたという状況にせざるを得ない」と知人の作家から聞かされた。 短期間で新しいアプリやSNSが登場するので「すぐに鮮度が落ちる」とも言っていた。 スマホも良い事ばかりではないみたい。
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@kei123matsumoto
松本圭
23 days
エアコンからポコポコポコポコという奇妙な音が聞こえてきたので、電源を切ってみたが音は止まらない。 この暑い時に壊れてしまった、と肩を落とした。 調べてみると、ドレンホースから外気が流入しているだけだった。(換気扇を回している為) この歳になっても知らないことは山ほどある。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
「芸能人のゴシップも政治家の不正も、時間が経てば忘れ去られる。人の噂も49日って言うだろう。みんな日々の生活で忙しいから、他人の事に構っていられない。つまり俺が言いたいのは・・・」 取引先の経営者の言葉。 それ以後の話が全く入ってこない。 こういう時は本当に困る。
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@kei123matsumoto
松本圭
2 months
「それじゃ賞も取れないし売れもしないですよ。何でそんな狭い世界の話を書くんですか?」 下読み経験者からの助言。 「独自性はあると思うけど」 「そんなの建前に決まっているじゃないですか。大きく的を外れた無名の作家の話なんて誰も興味ないんですよ。全く共感できませんからね」 正にその通り
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
久保田二郎の『ニューヨーク大散歩』 ー古いものと新しいものもまた、この街では自身のアイデンティティを主張し合っている。あらゆる人種の人々と同じようにー 古き良き時代を引き継ぎ、絶えず進化を続ける ニューヨーク を描いた作品。 今尚、色褪せない懐かしい写真も魅力的。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
小説を書いている人の話を聞くと、大きく3つの悩みがあるみたい。 ①ネタはあるけど、書くのが苦手。(特に各描写) ②表現や描写に自信はあるが、革新的なネタがない。 ③ネタもあるし、書くのも得意だが、時間がない。 他にもあるのかな? 自分は①かなぁ、と思います。
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@kei123matsumoto
松本圭
1 month
講演用のスピーチ作り セミナー用の資料作り 商談用のアプローチブック作成 クロージングトーク集の作成 全部、他人の仕事ばかり 自分の名前はどこにも残らない 「僕も昔はそういう経験をしましたけど、食えるだけマシだと思った方が良いですよ」と、年下の勝ち組からの有り難い説教が胸に刺さる。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@PinkYuzuko 好きな作家さんの初版本とか、定価よりはるかに高い金額で買ってしまいました。 ブックオフ以外の古本屋・・・、かなり減ってしましました。 残念ですね。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
北方謙三の『逢うには、遠すぎる』 北方謙三といえばハードボイルド小説。 しかし『逢うには、遠すぎる』は北方作品としては異色の恋愛小説になっている。また彼が初めて外国を舞台にした作品でもある。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
こうの史代の『この世界の片隅に』(ノベライズ:蒔田陽平) 小説版の『この世界の片隅に』 ー亡くなった知らん人に手を合わせるすみちゃん。鬼いちゃんが死んでよかったと思うとる。分かってる。ゆがんどるのはうちだ。ー 遠い昔の話だとは思えない。
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@kei123matsumoto
松本圭
3 months
@h6pjhxdsi そうですね、懐かしい本を見つけると嬉しくなります。 昔読んで既に処分してしまった本を、何度も買い直した経験があります。 本に思い出が+αされているのかも知れません。
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@kei123matsumoto
松本圭
5 months
知っている経営者にパワハラ大魔王みたいな人がいた。 私もかなり酷い言葉を浴びせられた経験がある。 現在は引退して息子があとを継いでいる。 その人と、偶然道で会った。(住んでいる場所が��い) かなりの認知症になっていた。 あまりの変わりように「ざまあみろ」とさえ思えなかった。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
「浅野温子って小説書いてたっけ?」 「それは女優の浅野温子でしょう・・・。小説を書いているのは作家のあさのあつこですよ」 「違う人なの?」 「読みますか?」 あさのあつこの『I Love letter』 6つ作品が入った短編集です。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
「映画化」」や「ドラマ化」される際、手を加えられたくない作家と、自由に創作してもらっても構わないという作家に分かれる。 本音を言えば変更されたくない気持ちの方が強いだろう。 自分も「何度もやり直しをさせられる」と徐々に気力が落ちてゆく。 誰にも悪気はないだけに、ため息がでる。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
他人の揚げ足を取るのは簡単。 自分で築き上げるのは困難。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
20歳から野球を始めても、プロになるのは難しい。 10代で医学部に入らないと、医師になるのは難しい。 法学部を卒業した人が、一級建築士になるのも困難。 人生の選択肢は10代の後半で決まってしまうことが多い。 それに気付いたのは、かなり後になってからだった。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
宮沢賢治の生きている間には「春と修羅」「注文の多い料理店」の二冊しか世に出ていない。 それも自費出版だったし、全く売れなかった。 業界からも殆ど評価されなかったみたいだ。 いまの努力が評価されていないからといって、それが無価値だとは限らない。と自分に言い聞かせてみる。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
「走り出してしまえば、止まれませんからね。知識のない相手に、総予算を教える必要はないし、気付いていないリスクを伝える必要もない。知らない相手が悪い。社会ってそういうものでしょう。パチンコも、ゲームの課金も、公共工事も同じですよ」 知人の営業マンの言葉。 無知は罪なり・・・?
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
「にごりえ」「たけくらべ」などで有名な樋口一葉は、僅か14か月で11もの作品を書き上げている。 その原動力は何だったんだろう? 借金を返済するため、何かを伝えたい強い意志、書くことによる現実逃避、答えは本人にしか分からない。 個人的にはライターズハイだったような気がする。
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@kei123matsumoto
松本圭
7 months
SNS上には沢山の罠が仕掛けられている。 夜中に目が覚めて、うっかり覗くと、そこには旨そうなラーメンやカレーが盛り沢山。 「しまった」 見るべきではなかった。 私は鍋に水を入れて湯を沸かし始めた。
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@kei123matsumoto
松本圭
6 months
泉谷しげるの『春夏秋冬』 ―季節のない街に生まれ、風のない丘に育ち(中略)春をながめる余裕もなく、夏を乗り切る力もなく、秋の枯葉に身を包み、冬に骨身をさらけ出す― 自分の好きだった本と、共有されるフレーズを見つけると、ちょっと嬉しい。 via @YouTube
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