山神益郎工房
@kazueki
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社寺工芸製作 ( 宮彫・寺院用仏具木地・神輿・外宮・他 木工造作 ) 木と相談する毎日です。 詳しくはこちら↓
鹿児島県枕崎市
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親方殿が11月13日の午前2時ごろ脳幹からの出血で息を引き取りました。享年86歳でした。翌朝に発見した時はすでに寝床の中で冷たくなっていました。
息子につづいて父まで失ってしまい悲しみの極みです…。
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＃元祖携帯電話
ずいぶん前にまだ携帯電話がなかった頃に、近所に住む電電公社(現在NTT)のおじさんからもらった代物。電柱に登って装置に差し込むと何処からでも無料で電話できると言っていた。今でも使えるのだろうか…。
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☆先日、甑島在住の女性の方から連絡があり是非見てもらいたい物があるとのことでわざわざ訪ねて来られました。BRUTUSの記事でここを知ったと。
曽祖父が鑑賞するために収集したコレクションで枕崎の実家の倉庫に保管してあった物だそうです。
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仕事の師匠でもあり、ライバルでもあり、そして親友でもあった父は、釣りをこよなく愛し、いつでも明るく実直で前向きでした。最期の時まで身の回りの事はきちんとこなし、とても尊敬できる父でした。
みなさまからの生前のご愛顧には深く感謝申し上げます。
#枕崎烏賊餌木
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近年、父は母の介護に一生懸命でしたが、さらに前立腺がんや心不全による手術と治療にも耐えて元気を取り戻し、本業の仕事はそろそろ引退して趣味の烏賊餌木制作に意欲的に取り組んでいました。介護もひと段落して、残りの人生を大いに楽しもうかと言っていた矢先の不幸でした。
大変残念です。
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#焼杉
海老錠を取り付けた祠宮の扉を届け伺ったところ、建築現場で外壁に使用する焼杉板の加工中とのことで、見学させていただきました。初めて目にする作業は同行した親方も興味津々。杉を焼いて炭素化することで、防腐、防虫効果があり塗装のコストも削減できるたいへん貴重な技法。
#堂薗建築
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☆薩摩烏賊餌木考という書籍の箱の表紙の写真のものにそっくりです。調べてみると
【 ビンタ亀甲黒焼 （明治初期，平餌木型, フクギ材, 作者 「綱」 】
と記載してあります。
他にも箱引出しで五段ほどあるそうです。
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☆たいへん貴重な資料なので鹿児島県歴史資料館の黎明館で詳しく調べてもらうことを薦めました…。
#薩摩烏賊餌木考
#枕崎烏賊餌木
#烏賊餌木の製作
#ふるさと納税返礼品
#エギング
#烏賊曳き
#薩摩餌木
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#犀の頭
眼を入れるのはタイミングが難しい。気持ちがふと今だなと感じた時に一気にやっちまう。今日はもう遅いのでここまでにしておこう…。
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＃六鳥型前卓木地の製作
休み返上で彫刻作業。急ぎの割り込み仕事や大型台風などで段取りが狂ってしまい次の仕事に取り掛からねば納期が迫ってきた…。
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#御神輿の修理
#きばらん海港祭り
約50年前に先代親方殿が削った渾身の鰹ですが生前見るたびに「いまひとつ気に食わないところがある…。」とぼやいていました。少し躊躇しましたが、大体の察しが付くので代わりに私が削り直してみました。これでよかったんですかね…。親父殿…。
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＃六鳥型前卓木地の製作
幅六尺、木地製作完了。この後は塗り、彫刻、極彩色、飾り金具、金箔、組み立て仕上げ、それぞれの職人の腕の見せ所です。中国製のものが主流になり、全て国産は約20年ぶりの仕事。皮肉なことにコロナ過のおかげでしょうか…。
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#越中富山の薬売り
一年に三回ほど、大きな黒光りする革のケースを積んだ年代物のゴツいビィンテージ自転車にのって訪問してくるおいちゃん。この辺りでは “えっつどん”(越中殿)と呼ばれている行商の置き薬売り。もう八十歳になるそうです。子供の頃はよく紙風船をもらったものです。
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#犀の頭
夫婦犀頭。完成しました。
人生の節目に関わらせていただき大変恐縮です。
「無くなってしまいそうな大切な尖り“角”を大事にするという哲学とその存在を重ねている。」という思いに応えられただろうか…。
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#雲神棚
壁に取り付けるための譲り穴と神札をお祀りするため雲の上部を平に細工。欅材の彫刻作業の後なので、とっておきの木曽檜材はまるで豆腐のような柔らかさ…。
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#勾玉
お世話になった人や友人などに贈ろうと、毎晩コツコツ削ってきた勾玉…。特に販売はしていませんでしたが、欲しいとの問い合わせが多く、満を辞して注文を受け賜ることに致しました。もしよろしければ、のぞいてみてください。
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＃六鳥型前卓木地の製作
雲袴に地紋彫りを施す仕様。一寸幅と一分五厘幅の帯を使って墨付け。四角形をひたすら薬研彫り。彫刻の基本ですが慣れた頃にいつも終了します。六種類の鳥の彫刻の額縁も完了。小脚の木取りも…。
＃綸子彫り
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#車輪の製作
SNSで飛び込んで来た製作依頼。
ミニチュア御輿の車輪らしい。
図面を送っていただき、こちらで以前製作した車輪のように合板で良いとの事でしたのでチョチョイと済ませておきました。
年末になると飛び込み仕事が増えますな…。
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#碁盤の修理
立派な榧の碁盤。脚の高さを調整してガタつきを取ります。裏の真ん中にある凹みは「血溜まり」と呼ばれています。昔、対局中に横から口を挟む人間は、首を刎ねられ、この凹みの上に乗せられることになったといいます。脚はクチナシの実の形で、"口無し"の意味もあるそうです…。
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＃獅子頭
刻苧(こくそ)彫り完了。
塗り下地がついたままだと彫刻刀が直ぐ刃こぼれしてしまうので何度も研ぎ直し。塗師の指示部分はなんとか終了したので早速引き渡しました。次の塗師の工程もかなりたいへんな作業になりそうです…。
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#摂社の製作
遠方の神社まで出仕事施工完了。参道の向かい側に既存の摂社と同型の物をとの依頼でした。屋根が吹き上がったらまた訪れてみよう…。
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#鰹節削り器の製作
#鰹節削り機
引き手金具に養生をして製作完了。
量産は気が抜けない仕事です。思ったより製作日数がかかってしまいましたが良い経験になりました…。
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☆縁起物の門松の竹で箸を造る。毎年の恒例で頼まれます。コロナから復帰して、まだ本調子ではありませんが仕切り直しにはちょうど良い仕事です…。
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#社寺絵様彫物
海老虹梁の渦若葉彫刻。ここに来る仕事は予算の無いお寺や神社が多く支給される木材はもっぱら杉材が多い。たまには上等の欅や檜やヒバに彫ってみたいものですが、田舎職人の私には杉材で充分ですね…。
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#仕事納め
今年も沢山の人から学ばせていただき、感謝と自分の至らなさに反省のうちに一年が過ぎてしまいました。新しい年も意欲を持って日々大切に過ごしていきたいと思います。大切な相棒(道具)たちに感謝と敬意を表して正月飾りを施し今年を締めくくります。良い新年をお迎えください…。
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御神輿は水をかけると傷みがはやくなります。昨年の解体修理でほぼ新品状態になったのですが、祭りでの大量の水かけでびっしょり濡れた後、次の日の炎天下の神社の境内で丸一日放置しておけばこんなことになるのは当たり前です。耐久性の実験じゃないんですから。もう少し大切に扱ってくれ…。
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＃元祖携帯電話
ずいぶん前にまだ携帯電話がなかった頃に、近所に住む電電公社(現在NTT)のおじさんからもらった代物。電柱に登って装置に差し込むと何処からでも無料で電話できると言っていた。今でも使えるのだろうか…。
#フォロワーさんが絶対持ってないであろう物を晒せ
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#このタグを見た人はラフ造型とその完成品を見せる
#真鯛のオブジェ
#枕崎コンカツプロジェクト
鱗彫りに手こずってしまいましたがひとまず完了…。
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#御神輿の修理
#きばらん海港祭り
蕨手を取り外して屋根板を剥がすと作人書きが出て来た。昭和49年、先代が36歳の仕事。
そして平成7年に解体修復。当時29歳の私に任された仕事。
できるだけ軽くしてくれとの要望が強く、修復とはいえ屋根以外はほとんど作り変えだった。懐かしく思い出します…。
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#真宗大谷派御宮殿六尺七寸木地の製作
組み上げ完了。最終チェックも終わり木地の完成です。この後は彫刻、飾り金具、塗り仕上げ、各工程の職人の仕事で完成です。お寺の本堂に納めらる時は見違える程荘厳になっていることと思います…。
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