松居 和 Profile
松居 和

@kazu_matsui

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保育や教育のことで講演、本を書いています。時々、尺八奏者、音楽プロデューサー。7冊目の新刊「ママがいい!」がAmazon人気ギフトランキングで今年一位に。講演依頼はmatsuikazu6 @gmail .comへどうぞ。ブログはです。毎週更新しています。

東京都杉並区
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
「子育て」の大切さを保育界が訴えてほしい。週末48時間親に子どもを返すのが心配と保育士が言う時代です。せっかく五日間良い保育をしても月曜日また噛みつくようになって戻ってくる、せっかくお尻がきれいになったのに、真っ赤になって戻ってくる、家庭と保育園の役割が本末転倒になっています。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
「出産退職年20万人、経済損失は1.2兆円 民間研究所試算」という記事。産まれたばかりの子が親と居たい、出産したばかりの親が子と居たい、そう思う気持ちを1.2兆円の損失と計算する経済学者たちの異常さ。それを真実のように報道する新聞の無感覚さ。経済と幸福は一体でなければ意味がない。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
保育士養成学校の先生が言う。「昔、学生たちの多くが、子どもを幸せにしたくてここに来た。今、学生が子どもに幸せにしてもらいたくて来る。愛に飢えていると、裏切りが許せない。子育てや保育は、裏切られることの連続なんです」わかるな。裏切られ,許され、愛され、そして人は子どもに救われる。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
「ママがいい!」5刷りです。口コミSNSが頼りです。図書館でも順番待ちだそうです。ありがとうございます。間に合うかもしれない、と思います。よろしくお願いいたします。 講演依頼は、matsuikazu6 @gmail .comまでどうぞ。小学校のPTAで話すと。感想文に、十年前に聴いていたら、と書かれます。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
幼児期に子どもが過ごす時間の質が、この国の将来に大きく影響することを一定数の人たちが理解すれば、必ず、仕組みに変化が起こります。 「ママがいい!」、ぜひ読んでみてください。 周りの人に薦めてほしいのです。家庭、保育、学校が、共倒れになる前に。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
収入が半減しても正規を辞め非常勤になる公立の保育士に出会う。国の無理な施策をシフトで補うには限界がある。書類作業も多い。いい保育士は、自分の精神的健康、元気が保育そのものと知っている。幼児はそれほど繊細で敏感な人たち。だから特別大切にしなければいけないのに、国がそれを知らない。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
「子どもの育ち」と「親の利便性」をすり替える「こども誰でも通園制度」。現場ができないことを政府が約束し、親の責任回避を煽って第一義的責任をますます曖昧にする。マスコミが追及しないので、シェア、リツイート、コピーペースト、お願いします。もう時間がない。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
2008年新待機児童ゼロ作戦に「希望するすべての人が子どもを預けて働くことが出来る社会」を目指すと書かれた時、待機児童のほとんどである3歳未満児は親と離れることを希望していない、「希望するすべての子どもが親と一緒にいれる社会」を目指す方が自然、と思った保育士がたくさんいました。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
心ある保育士さんが辞めていった。ここです、本当の問題は。保育が子育てであるかぎり、この「心ある」が保育そのものだった。そういうことに学者も市長も報道も、時に親たちさえも気づかない。潜在保育士なんて言葉を使う連中には絶対にわからない。
@yukiwo04241221
ユキ
9 years
保育士さん復職して!…じゃないよまったく。この20年だけでも何してたん…?公立保育園をなくして自治体保育士を適当に不馴れな部署に配置して辞めさせたり、民間保育士には丸投げで財源も紐付けをやめようとしたり、長い期間をかけて、心ある保育士さんが辞めていったんだよ。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
いま、進められようとしている異次元の少子化対策、「こども誰でも通園制度」は、この悲しみ、このしのび泣きを、増やすこと。 その先には、すでに学級崩壊や、不登校児童過去最多、教師不足があって、もはや待ったなしのところまで来ている。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
保育無償化で「子どもは誰かが育ててくれる」という意識が広がると保育士が心配する。「親が育たなくなる、保育士がますます疲弊する」と園長が言う。三人目無料を進めた自治体で、タダだから0歳から預ける親たちの出現に園長たちが呆れたのが数年前。親の意識、常識はもう随分変わってきている。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
政府が作った異常な保育士不足のおり、自園の保育士に、他園の保育士を引き抜いて来れば五万円ご褒美という園長がいて、似た話が増えている。引き抜きの向こうに幼児たちの日々があることを考えない。追い込まれ、市場原理と疑心暗鬼に支配される園長たち。保育界から幼児の気持ち優先が消えてゆく。
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@kazu_matsui
松居 和
10 years
昔、ある園長が私にささやきました。「明るくって、元気がよくて、何でもできる保育士ばっかりだったら、子どもは疲れちゃうんだ。五人に一人くらいは暗くてやさしい保育士がいなくちゃね」。子育てとか家庭とか社会はバランスなんですね。それぞれが役割りを持っている。活躍の種類には色々ある。
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@kazu_matsui
松居 和
10 years
保育士養成学校の先生が言う。「昔、学生たちの多くが、子どもを幸せにしたくてここに来た。今、学生が子どもに幸せにしてもらいたくて来る。愛に飢えていると、裏切りが許せない。子育てや保育は、裏切られることの連続なんです」わかるな。裏切られ,許され、愛され、そして人は子どもに救われる。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
FBの友達リクエスト、ツイッターのフォロー知り合いの方に薦めてください。お願いいたします。 一月二十二日(日)午前5時、二十八日(土)午後1時、NHK Eテレ こころの時代 アーカイブ「言葉の力、生きる力」で、父(松居直)が出演した番組が放映されます。ご覧になっていただければ幸いです。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
ビルの一室に小規模保育を作ったり、東京23区の区長会が地下に保育園をつくる規制緩和を国に求めたり。地方の子育て支援センターなどもそうですが、園庭でも校庭でもいい、景色を考えて作ってほしい。景色が子育ての風景には大切だということを、もっと真剣に考えてほしい。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
保育学者は、無理です、予算があっても人材がそろいません、と正直に言って、十一時間保育を「標準」とした国の施策の撤回を求めるべき。どちらの味方か立場を鮮明にすべき。子どもたちが「ママがいい!」と言ったら、ママがいいのです。その叫びが、最近、悲鳴に聴こえます。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
保育の無償化。首相は「人づくり革命」の第一歩と言う。「人づくり」の意味がまったくわからない。無償化で幼児を長時間預ける親が増え「人づくり」?保育園に子どもを行かせれば、親が育てるより人づくり?それが「革命」?政府主導の規制緩和による保育士不足を考えれば、こんな馬鹿げた話はない。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
保育士の引き抜きをお金で奨励する園長。月八万円の居住費と5万円の商品券で他県からの青田買いを進める区長。三年経ったら園長、といい加減なことを言う株式会社。毎年ちがう園が体験できます、と保育界では考えられないことを魅力のように言う派遣会社。市場原理が、子ども優先の保育を壊してゆく。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
脳の発達を考えれば、3歳未満児は何を教えられたかより、どう扱われたかが人生を決める。丁寧に「可愛がる」が基本。保育士の人間性がより問われてくる。保育士不足で、現場が保育士を人間性で選ぶことができなくなっている。政府が幼児の「扱いかた」をわかっていないからこういうことになる。
@purestorm98
ぴよぴよ@育休中
7 years
①幼稚園で2歳児受け入れ 長時間の「一時預かり」枠新設 待機児童解消へ文科省など認可方針 「2歳児を受け入れる幼稚園は職員配置の基準を緩め、保育士を新たに多数雇用しなくても運営できるよう検討する」
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
急激な保育士不足で、園長が悪い保育士をすぐ解雇できない。注意するのをためらう。これでは子どもを守れない。もっと怖いのは、その風景、現実に耐えられず、いい保育士が辞めてゆくこと。この国のモラル・秩序を脅かす、数年後に学校教育を追い詰める負の連鎖が、子育ての現場ですでに始まっている。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
「笑顔が消えた我が子」。保育士の当たり外れで以前からあった話です。それがますます頻繁になっている。気づく親がいてほしい。注意できる園長が居てほしい。しかし今の問題は構造的な、仕組みの問題になってきている。いい保育士が集まらない。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
子どもが優先ではない、経済優先の短絡的な考え方では社会という仕組みは行き詰まる。いい保育士が意欲を失い、子どもを足かせのように感じる親が増えていく。すると学級崩壊に歯止めがかからなくなる。義務教育が存在する以上、その時点で、政府の保育施策は誰にとっても他人事ではないのです。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
保育科の学生に「夢を持たせる」授業をしても、現場で親サービスしか考えない園長、いい加減な同僚、子どもに無関心な親たちに出会えば、夢や「いい動機」は簡単に崩壊する。夢ではなく、生きがいを持たせるような授業をしないと感性のある子が壊れてゆく。一年目で精神的に壊れる保育士が増えている。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
長く多く預かる街が「子育てしやすい街」という図式が受け入れられていく。保育士には「子育て放棄しやすい街」に見える。その矛盾が学級崩壊やいじめ、教師の質の低下に連鎖し、限界を超えているのに、気づかないのか、気づこうとしないのか。 「福祉」が利権となっていく。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
に「学問を離れて」を書きました。大学で「子育て支援」などを教えていた人が、保育の現場で園長として働き始め、午睡時間に、男児の「ママがいい!」というしのび泣きが乳児クラスから聞こえてくる。「頑張れ!」より「可哀想に」を口にしてしまう。ホッとする投書です。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
「子育てしやすい環境づくり」は「保育施設を増やし、乳幼児を母親から引き離すこと」と言う学者や政治家たちがいる。それでは「子育て放棄しやすい環境づくり」でしょうと心ある園長たちは思う。幼児の最善の利益を優先するという保育所保育指針に反している。なにより、幼児からの目線が欠けている。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
そして、0歳児が喋れないということには意味があるのだ、と社会全体が自覚することが大切。命は最初、喋れない。だから、まわりの想像力や思いやりを育てる。そこが人間社会の出発点になっている。これほど揺るぎない確かな仕組みはない。絶対的弱者の存在に感謝することから、もう一度考えないと。
@sasakimasamibot
佐々木正美さん名言集
6 years
子育てには順番があります。 うれしい気持ちをたくさん味わった子は、人の悲しい気持ちも分けあえるようになります。 お兄ちゃんだから、と大切にされた子は、妹や弟を大切にできます。 ありがとうと言われた子が、ごめんなさいと言えるようになります。 順番を逆にはできません。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
乳児を育てていると、人間は言葉や文字を知らなくても生きられることに気づく。一人でご飯を食べられなくても、生きられたことに気づく。 母がいれば、足りていた。むしろ幸せだった。 この気づきが土台になければ社会は成り立たない。「ママがいい!」という叫びは警告です。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
置き手紙で辞めていく一年目の保育士で現場が窮地に追い込まれるのが小規模保育の現状。派遣会社に電話するか、未経験者を採用するか。だから小規模保育は資格者半数でいいという規制緩和がまかり通る。しかし保育は介護施設とは違う。日々の体験の積み重ねが三歳未満児の脳の発達、人生に影響を及ぼす
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@kazu_matsui
松居 和
6 months
「保育士不足のおり、辞められるのが怖くて、注意できませんでした」という園長の言葉が誰によって創造されたか。「ママがいい!」という言葉が、どういう順番で耳に入らなくなっていったのか、政治家やマスコミ、学者たちが、乳幼児期の母子分離に、なぜ、これほどこだわったか、よく考えてほしい。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
保護者の保育士体験を始めた園長先生が「若い保育士は子どもたちの向こうに親が見えていない。親に8時間園に居てもらい、みんなが「親」の存在を意識するようになりました」 保育が仕事になると子育てが人類のかすがいではなくなってゆく。ここに政府の経済政策から欠落している重要な問題がある。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
千葉で保育士が逮捕され、施設長が虐待を認識していたにもかかわらず、「保育士が不足するなか、辞められたら困ると思い、強く注意できなかった」と警察に述べ、全国紙の記事になっていた。厚労省も政治家も当然知っているはず。悪い保育士を注意できない、解雇できない。
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@kazu_matsui
松居 和
4 months
全国でこれだけ保育士が不足し、012歳からの母子分離政策で学校教育も教員不足で破綻しようとしている時に、政治家は、まだ誰でも通園制度などと言っている。これから負債のように残っていく愛着障害は、50年先まで影響し、連鎖し続ける。
@kazu_matsui
松居 和
4 months
「幼保一体化」や「十一時間保育:標準」は、多くの幼稚園を形骸化させ、親の意識は仕組み依存に傾いて行った。その結果とも言える児童虐待過去最多、保育士不足、教師不足にも歯止めがかからない。それでもまだ、誰でも通園制度などと言っている。思考が破綻している。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
年度途中に自分の都合であっさり辞めてゆく若い保育士がいる。園児を優先して考えられない学生が簡単に「子育て」の「資格」を取れるようになり、明らかに保育士の国家資格を「子育て」の資格とは認めてはいけない時に、国は子育てを保育士に任せるよう親たちを誘導する。不幸は悪循環が進んでいる。
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@kazu_matsui
松居 和
5 months
これを書いて一年弱、7刷りになり、まだAmazonジャンル別の上位にいます。義務教育を異常な教員不足が窮地に追い込み、それなのに政府は母子分離をやめようとしない。子ども未来戦略を読めば、その愚かさがわかる。YouTubeで松居和チャンネル始めました。ぜひぜひ見てください。
@kazu_matsui
松居 和
1 year
「ママがいい!」5刷りです。口コミSNSが頼りです。図書館でも順番待ちだそうです。ありがとうございます。間に合うかもしれない、と思います。よろしくお願いいたします。 講演依頼は、matsuikazu6 @gmail .comまでどうぞ。小学校のPTAで話すと。感想文に、十年前に聴いていたら、と書かれます。
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@kazu_matsui
松居 和
4 years
:慣らし保育で「ママがいいー」と叫ばれた母親は憶えていてほしい。それは勲章だったのです。互いに流した涙は、人生で一番美しい涙だったかもしれない。子どもを保育園に置いてくるたびに心の中で涙してほしい。それに慣れないでほしい。保育士たちはそう願っています。
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@kazu_matsui
松居 和
5 years
『全国で相次ぐ「保育士大量退職」保育のサービス産業化は義務教育とは相容れない』をブログに書きました。  政府主導の保育の質の低下が一つの流れとなって直接、小一プロブレム、学級崩壊、教師の早期退職、いじめや不登校につながっていく。学校はこれ以上対応できない。
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@kazu_matsui
松居 和
11 years
政府が増やしているミニ保育所の先にベビーシッター事件がある。預ける側の意識の変化。無資格でもネットを使い時間千五百円で三人預かれば、認可の非正規職員の三倍の時給になる現実。誰かが介入しなければいけないのに、政府が乳幼児を市場原理にさらしている。政府が子育てに値段をつけている。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
保育士不足がこれほど逼迫しているのに、もう40万人保育園で預かれと数値目標を掲げ、それを「安心して子どもを産み育てることができる環境の整備」、「みんなが子育てしやすい国へ」と言うのですからもう支離滅裂というか、論理が破綻しているのです。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
保育指針の改定で保育園でももっと「教育」をしろという。子どもは本来可愛がるもの。政府の無理な(無知な)労働施策と規制緩和で、ただでさえ質が下がってきている保育士たちに、他人の4、5歳児を30人しつけろと要求したら、虐待まがいの風景が現れる。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
「保育はサービス、成長産業」という政府の指示を鵜呑みにし、保育の質を考えずに「ただ預かればいい」というとんでもない意識を持つ園長・設置者もでてきている。これが一番怖い。  0、1、2歳児を預かるということは、その子の人生を預かること、という意識がない。だから保育士が突然辞める。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
役場が言わないから、4月の親との面談で、園側は初めてその親子の状況に気づく。子育てや家庭のあり方に絡む様々な問題のたらい回し、先送りの終着点が保育園になりつつある。 「教育」なんて言葉をいまさら保育指針に入れて、何かやった気になっている学者や政治家たちの無責任さが腹立たしい。
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@kazu_matsui
松居 和
12 years
「新興住宅街に住み、母親が4大卒で、旦那が一流企業に勤めていると、育児ノイローゼになるんです」とある園長が言った。近所づき合いが少なく、自分が一人前だと思い、プライドが高いと相談相手がいなくなる。子育てに必要なのは相談相手、良い答ではありません、と。子育ての目的が見えてくる。
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@kazu_matsui
松居 和
12 years
親は死んでも子どもの意識の中で、子育てを続ける。その次元の交流だから、人類は子育てを簡単に放棄してはいけない。ディズニーランドでダンボに乗る順番を待ちながら、ジッと親の手を握り続ける子どもたち。その時の感触で生きる力がついてゆく。その感触にしがみついて親は一生、生きていける。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
中学生もそうです。特に男の子が甘える、駄々こねる。小学生並み。いい子なのに幼い。そんな話を中学校に講演に行くと先生たちから聞きます。いわゆる「不良」はいなくなった。でもどこか生きる力に欠けている。そして、そのせいか集団の作り方が切羽詰まっていて、並行していじめが陰湿になってくる。
@hutikagari
ローズヒップ
7 years
小学3年生が担任の先生のお膝を取り合うって、聞いた。お家に帰ったらお母さんのお膝は待っていないの?先生が家庭の役割までしている現実を政府はどう考えるの?
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
生きる力は、技術でも、能力でも、競争に勝つ力でも、自立することでもない。「信じること」の連鎖の中に身を置くこと。本来それが自己実現と呼ばれるものだったはず。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
0歳児を預けることに躊躇しない親が突然増えているのも、その根底にこの幼児期の無数の「諦め」が重なっているからではないのか、真剣に考えた方がいいと思う。 人類未体験の不自然な連鎖が、「慣らし保育」の名で行われているのです。
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@kazu_matsui
松居 和
11 years
町の保育課長が嘆く。国の保育ニーズ調査、親の要望の第一は保育園無料化。保育の質を書く親はゼロ。保育園で子どもが「育っている」という自覚がない。調査自体にそれを感じさせる回答の選択肢がない。国がアンケートを使って、親の目が「子育て」から「損得」に移るようにしている。国が荒れる。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
自分の子どもは自分で育てると決めたその保育士は育休後も戻って来ない。それでいいのだと思います。それでこそ「心ある」保育士なのだと思います。心ある保育士は、子どもたちの幸せは親子関係にあることを知っています。彼女たちがそれを知っていることを政府が知らない。それが幼児を苦しめる。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
数年園にいてくれれば、親身なベテランが相談相手として居ればまあまあ保育士が育った時代があった。保育士が育ち、育てる環境が、政府の「子育て支援策」、マンションに保育園を作れば便利だというような安易な規制緩和によって、急速に崩れている。いまの保育事情は10年前のそれとはまったく違う。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
横浜の90歳を超える尾崎ちよ園長先生が、昔役場に、乳児三人だったら災害時一人おんぶして二人抱えて逃げられる。4人だと一人置いていかなければならない。どれを置いていくか役場が決めなさい、と掛け合い、三人にさせた武勇伝を思い出します。
@kindernatal
natal-Jp
8 years
@kazu_matsui 一人の保育士が3人をみる(でもその3人だけでない。他にも乳児がいます)何か災害があった時も、3人を助けられるか?一生懸命保育していても、何かあれば メディア、親御さん・・・皆に批判される。保育士って本当に辛い仕事になりました。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
自園の保育士に、養成校時代の同級生、他園の保育士を引き抜いて来れば一人五万円出すと園長が言う。他園の園児たちの日常などどうなってもいい、と宣言しているようなもの。これが市場原理、「保育は成長産業」と位置付けた閣議決定の作り出した現状、園長の姿。その心をいい保育士は見抜いてしまう。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
ブログに「親父が逝った」を書きました。私の人生は、親父の仕事仲間に囲まれながら始まった気がします。今朝、新聞に親父の写真を見て、妙に実感してしまいました。昨日は大丈夫だったのに、涙が出ました。お世話になった方々には、本当に感謝です。ありがとうございました。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
ご苦労様です。3歳までは可愛がる、3歳からは寄り添う、それが保育の本質ですね。熊谷市のなでしこ保育園の門倉先生が「かわいがり保育」「よりそい保育」という指導書を大修館から出されました。学者や学問から出発していない、「子育て」から生まれた保育観が書いてありました。心が伝わってきます。
@mansakuhakase
まんさく博士(長田安司)
6 years
本日、3歳児クラスに入った。活発で、どうしてもじっとしていられない男の子に付き合いました。朝の状況を見て、食事後はみんなと離れて園庭でいっぱい体を動かし、遊んだ後は、疲れたのでしょう。自然にお昼寝に入ってしまいました。この子は、特に自由遊びや園庭が必要な子であることが解りました。
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@kazu_matsui
松居 和
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女性の社会進出という言葉がある。経済競争に駆り出す為のばかげた罠。幼児と過ごす静かな時間、みんなで祝う祈りの一時が社会でないなら、何を目的に生きるのか。母性が守られてこそ社会が鎮まる。それを理解しない欧米社会の家庭崩壊の道筋を追ってはいけない。
@kazu_matsui
松居 和
1 year
私が渡米した1980年代前半、米国で刑務所に収監されている女性は二万六千人でした。四十年後の現在、二十三万人になっている。そこから、人類に何が起こっているか感じてほしいのです。 増加率は男性の二倍、そして、母親が半数を超えている。
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@kazu_matsui
松居 和
12 years
保育士養成学校の先生が言う。「昔、学生たちの多くが、子どもを幸せにしたくてここに来た。今、学生が子どもに幸せにしてもらいたくて来る。愛に飢えていると、裏切りが許せない。子育てや保育は、裏切られることの連続なんです」わかるな。裏切られ,許され、愛され、そして人は子どもに救われる。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
保育崩壊の一番怖い現実は今の保育士養成校の学生の質。定員割れの養成校に高校の進路指導が様々な問題を抱えた生徒を送り込む。誰でも入れ、誰でも資格を取れて誰でも採用する、せざるを得ない仕組みの先に012歳児が居る。もう先が見えない。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
七割の保育士が一斉に職場に来ない、それが子どもたちのためと決意する保育士や指導員、養護施設の職員が現れても不思議ではない。これが政府の「子育て支援」の結末です。それを「異次元の少子化対策」で就労条件を取払い間口をさらに広げると言う。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
「日本再興戦略」という閣議決定、保育分野は「制度の設計次第で巨大な新市場として成長の原動力になり得る分野」、「良質で低コストのサービスを国民に効率的に提供できる大きな余地が残された分野」とあるんです。彼らの言う「国民」の中に幼児たちが含まれていない。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
保育がサービス化し嫌気がさして辞めてゆく保育士をサービス業をわかっていない保育士は辞めてもらって構わないと株式会社は言っていた。そして社員教育で朝五分、帰り五分接客の時に笑顔にしてればいいんだと平気で言っていた。でも、その間の11時間が保育です。それをまず親たちが理解してほしい。
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@kazu_matsui
松居 和
6 months
慣らし保育なしで、7日間まで幼児を知らない人に預けられる「子どものショートステイ」を「圧倒的に整備が遅れている」と「戦略」で言う、過去三十年間の政府の子育て支援はネグレクトの勧めだった。会社が休みでも平気で預ける親を増やし、保育士たちの心が離れ、保育の質が下がっていった。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
ブログに、「折々のことば」に父の言葉が紹介されました、を書きました。 子どもが「本を読んで!」というのは「一緒にいて!」ということです。   松居 直
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
子育ては、親が自ら不自由になることを選択することによって幸福感を得ることの繰り返しだった。絆の希薄さ、経済優先の幸福観の歪みで人間は帰る「家」を失い、優しさを失い、必要以上に攻撃的になり、競争は喧嘩に変わる。「子育てが育む自発的な秩序とモラル」がない資本主義は、ルールのない喧嘩。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
2年前に千葉で保育士が園児虐待で逮捕された時、園長が警察の取り調べに「保育士不足のおり、辞められるのが怖くて注意できませんでした」と言った。(全国紙の記事です。)この時点で政府は新制度を中止すべきでしょう。それを経済優先で無謀に進め、もっと危ない状況に現場は追い込まれている。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
「保育の質の低下」は幼児が過ごす時間や保育士の質の問題だけではない。最近特に著しいのは、園と家庭、保育士と保護者の信頼関係の質の低下です。そして、役場と現場の保育者の信頼関係さえも危うくなっている。 ここ数年、行政が問題のある親子を黙って「措置」(昔の言い方ですが)してくる。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
子どもが好きで保育士になった人が、保育という仕組みに「嘘」を感じて辞めて行く。学校で習った保育所保育指針に「子どもの最善の利益を優先する」って書いてあった。でも、現場では誰もそれをしていない。できない。子どもが可哀想と言って泣きながらいい保育士が辞めてゆく。親がそれに気づかない。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
これ、ひどすぎますよね。日本が世界で一番子育てが難しい国と京大の家族社会学の教授が言う。女性がレイブされる確率、子どもが誘拐される確率、麻薬の汚染率、日本は欧米の何十分の一。人身売買の様相を呈してきた米国の里親制度、デンマークの合法的精子売買、欧米的家庭崩壊後何が起こるか。
@mansakuhakase
まんさく博士(長田安司)
6 years
どんな展開になるかな?
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
0歳児は1対3、1、2歳児は1対6。でも「母親像」を求める三才未満児には、保育は常に1対1。それを忘れてはいけない、と私は師と仰ぐ園長先生から教えられました。 そういう視点で見ると、どんなに天才的な人が保育をしていても、子どもたちの寂しい現実は見えてくる
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
「こども誰でも通園制度」は海外では常識、という専門家の発言。嘘です。家庭という概念が崩れ、未婚の母から生まれる確率が半数近くになっている国々では常識、と言うべき。母子分離をしないと経済が機能しない。「子ども優先」という「子育て」の姿ではなくなっている。
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@kazu_matsui
松居 和
10 months
私は、長時間保育で問題行動を起こす子どもが増える、という風に考えるべきではなく、長時間保育で親側に親心が育つ機会が減り、それが子どもの問題行動につながる、と考えるべきで、「乳幼児が人間から善性を引き出す」と考えないと間違う、という視点を繰り返し話しました。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
子育ては損得勘定から離れること。利他の幸せに近づくこと。仏教の考え方そのもの。聖書にも同じような説明がある。「信じ切って、頼り切って、幸せそう」な姿に人間はパラダイスの在り方を見る。幼児の日々を眺め、人間は根源的な人生の目的を知り、これをやっていれば大丈夫という生き方を学ぶ。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
赤ん坊を抱くことは、流されないための錘(おもり)を抱くようなもの。お守り札を握りしめるようなもの。「そちらの役目でしょ」「学童の仕事でしょ」と、親たちが言うことで、人生の錘が外れ、バランスが失われていく。子どもたちの安心感、老人の安心感も失われていく。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
(激励に感謝です) 松居 和 さん、素晴らしい本をありがとうございます。 とても共感しました。「人として生きる根源」だと思いました。今多くの子育て本や成功ノウハウ本が出版されていますが、なんか違うなと感じていましたが、この本は納得できる、世の中の矛盾を的確に説明してあると思います。
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@kazu_matsui
松居 和
3 years
事故があった時に冷静に対応できるベテラン保育士を常駐させようとしたら支出の八割を人件費に回さないとできないと言われる。保育指針に沿って保育をしたら利益は望めない。その現実を無視した矛盾だらけの産業化であり、「保育は成長産業」という閣議決定なのです。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
保育園落ちたと叫ぶほど「いい保育士」たちが辞めてゆく。そのことに早く気づかないと取り返しがつかなくなる。保育界の崩れ方は恐ろしい段階に入っている。次の保育士を育てる保育士たちが去ってゆく。保育士は学校で育つのではない。現場で育つ。子どもを親より優先する気持ちがないと保育ではない。
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@kazu_matsui
松居 和
9 years
保育には絶対に失ってはいけない「子どもに寄り添う心」が必要で、その心が去ってゆく。その心を伝える者たちが去ってゆく。保育士不足を補うために、その代わりに入ってくる保育者の多くが、まだ育っていない、現場で育てなければならない人たち。幼児の信頼が親を育て、親の感謝が保育者を育てる。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
保育は元々選ばれた人たちがやるもので、学者や政治家や起業を目指すような人たちにはとても務まらない感性で響き合う仕事なのだと思う。学校の先生にもちょっと無理かも。特に3歳未満児や障害児の保育はそうだと思う。だからきっと待遇改善の闘いに向かなかった。だからこそ気をつけて守るべき仕事。
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@kazu_matsui
松居 和
11 years
困るのは、いい園長主任が居ても、いい保育が出来なくなってきたこと。保育士が2、3割替われば園の実態は変わる。数年かけて順繰りに育て、受け継いできた園の空気がもう保てない。派遣会社の社員に頼らざるをえない保育に数年で追い込まれる状況があちこちで起っている。保育を捨て託児を選んだ政府
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@kazu_matsui
松居 和
8 months
ブログに「3歳児神話は大切にしなきゃ」を書きました。amebaの番組生出演。理解してくれている感じでしたが、0歳児を預けるのは、親として失格か、みたいなタイトルになっていて孤軍奮闘。アーカイブでは「3歳児神話は大切にしなきゃ」になっていて、よかった、よかった。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
8時間勤務の保育士たちに、国が11時間保育を「標準」と言うことは、保育(子育て)は「人間対人間」ではなく、「人間対仕組み」と宣言すること。子ども・子育て会議に関わった学者や専門家たちは知らなかったのか。加配相当の障害児の親が、私も標準で、と言ったら、保育所は責任をとりきれない。
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@kazu_matsui
松居 和
8 years
いま去って行くベテラン保育士を止めないと、保育界は二度と(保育指針に書かれている)「子ども優先」の意識を取り戻せなくなる。定款から「サービス」という言葉を取り除き、3歳未満児はなるべく家庭でという姿勢を政府が持ち、保育資格の価値を守る、など。急いで対応しないと手遅れになると思う。
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@kazu_matsui
松居 和
10 years
保育士養成校の職員が嘆く。絶対に来るべきでない生徒が、親に薦められ、高校の教師に勧められ定員割れしている養成校に来る。幼児の相手なら出来るかもしれないという感覚で。生徒が実習を辞退してくれないかぎり、ほぼ国家資格を得て卒業する。なり振り構わぬ派遣会社がよく選別せずに青田買い。(続
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@kazu_matsui
松居 和
10 years
保育士養成校の事務員が、最近心の病を持っている学生が多くて、保育という仕事に癒し、逃げ場を求めてきている気がします。本当に保育士が勤まるのでしょうか、と私に聴く。確かにそういう効果が幼児たちにはある。しかし、今の時代、保育士には親対応をしてほしい。仕組みが破綻し始めている。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
元厚労大臣が、「子育ては、専門家に任せておけばいいのよ」と言った「責任回避の流れ」、雇用労働施策で「子育て」を考える政府の愚策によって、大切なものが社会から奪われていく。「貨幣によって得られる選択肢と、自由」は、欲の資本主義が仕掛けた「罠」のようなもの。
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@kazu_matsui
松居 和
7 months
保育を立て直すのに一番必要なのは、子どもたちを可愛いと思う心。長時間の母子分離は可哀想と感じる、人間性の原点にある、心の動き。保育学が子どもたちの願いから目を背けている限り、保育の質は戻らない。
@kazu_matsui
松居 和
7 months
保育学者は、専門性などと言って、自分たちの存在を正当化しているうちに、「ママがいい!」という子どもたちの叫び、人類の生きる動機から離れて行った。定員割れしている資格ビジネスに専門家は育てられない。まず学問が人間性を取り戻し、母子分離政策の限界を正直に言うことです。
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@kazu_matsui
松居 和
6 years
ブログに 「子育ては、経済的損失?」を書きました。「出産退職年20万人、経済損失は1.2兆円」という記事。「損失」とは、誰にとっての損失なのか。子どもの立場に立った「損失」を誰か考えているのか。誰も、しっかり考えずに、情報は真実として流れていきます。
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@kazu_matsui
松居 和
2 years
明日、一月二十八日(土)午後1時から、NHK Eテレ こころの時代 アーカイブ「言葉の力、生きる力」で、昨年逝ってしまった父(松居直)が出演した番組が再放映されます。「絵本」は親子の出会いの場、についてです。 二十年前の姿、ご覧になっていただければ幸いです。子どもの私も写真ででます。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
保育園を増設し結果待機児童ワーストになった世田谷区、保育園はいつの間にか「迷惑施設」になってしまい、何かが間違っていると気づいたのでしょうか。空き家を30軒借りて、かなり自由に運営できる子育てひろば(親子のつどいのば:おでかけひろば)を作っています。とても評判が良いようです。
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@kazu_matsui
松居 和
11 years
「子育て」は究極「その子とどう過ごすか」でしかない。どう育つか思い悩んでも、結果を知ることはない。時間が止まらないように、子育ての結果は永遠に変化する。自分自身や社会を深く観察し、実感し、見極めようとするから「その子とどう過ごすか」が重要になってくる。体験自体を信じることがいい。
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@kazu_matsui
松居 和
6 months
若い母親たちの「子育てに対する意識」の異変に、恐ろしさを感じますが、同時に、自分たちを「都合のいい労働力」としか考えない政治家や、「社会進出」「社会復帰」などという言葉を使って「母親であること」を「社会」から外そうとする「罠」があることに気づき始めている。
@kazu_matsui
松居 和
6 months
「女性の社会進出」が正しいことのように言われれた影響が、今も、母子分離政策という形で続きます。当時「川の字」がいい、と分析したアメリカ人、親子関係に欧米式の「正論」を持ち込もうとした日本の学者やマスコミ。人類にとって、分岐点となった時代を振り返ります。
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@kazu_matsui
松居 和
5 years
今回の保育の無償化は、子どもの最善の利益が優先されていない、その点を委員会で訴えました。それが保育士たちにはわかってしまう。子どもを可愛がる、子どもの心に寄り添う保育士であれば、「11時間保育を『標準』と名付けた」時点で、政府の施策に反発する、背を向ける。
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@kazu_matsui
松居 和
5 years
衆議院の委員会室で意見を述べながら思いました。  国会議員の人たち、保育科を受験すればたぶん合格し二年後には保育資格をとることができるでしょう。でも、その中に何人、他人の三歳児を20人、8時間「保育」できる人間がいるか。たぶん数人でしょう。私には、できない。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
子育てに基づく秩序やモラルの喪失、それがどのような形で社会に還ってくるか、どれほど幼児虐待、女性虐待、犯罪が増えるか。子育ての幸福感に基づく秩序やモラルは一度失われると取り戻せない。それを欧米社会に見てしまった私には、現場で働く保育者たちの良心と直感が最後の頼みの綱なのです。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
「あの人、変、」と幼児が怖がって寄り付かないような実習生が園をうろうろする。その風景が学校教育という仕組みの終焉を示唆している。なぜ、そういう人たちが現場に現れるようになったか。幼児たちの気持ちが、市場原理、サービス産業に保育を巻き込もうとする政府によって、蔑ろにされているから。
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@kazu_matsui
松居 和
1 year
「もしも、保育園や保育士が親の代行業になってしまえば、子どもにとってこれほど不幸なことはない。子どもがいちばん求めているのは親であり、親の無条件の愛、無償の愛が必要な乳幼児期に愛されないと、人は育たないんです」(藤岡佐規子先生)
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
佐々木正美先生は病気と共存されながら、最後まで、どんなに小さな講演会にも話をしにいかれた。知識を伝えるのではなく、子育てに対する視点を伝えることで聴いた方の、そしてその方の家族の人生が変わるのを目の当たりにされていたから、たとえ数人の方であっても話をしたかったのだと思う。合掌。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
待機児童をなくせ、保育園を増やせという視点で考えるから、野党も「新制度」に関してはほとんど質問も追求もしなかった。11時間保育を標準と名付けるような仕組みに反論しなかった。犬には「親子を早いうちに引き離すな」という法律ができたのに。
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@kazu_matsui
松居 和
7 years
低賃金の労働力を確保するため政府は十数年前保育士養成校を増やそうとした。「学問をすれば、資格をとれば子育てができる」と思うことが、そもそも人類の営みを理解していない未熟すぎる思考の展開ですが、別の言い方をすれば、政府は、資格という言葉で、「子育ての責任」を誤魔化そうとした。
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