そもそも師にプライベートという言葉があるのかという疑問はある。いや、あるんなら弟子が公服の師を捕まえて茶店で小言噛ましたりはしないわな。プライベートの時間すら持たずに飛び回ってるから怒られるんや。たぶん。

物語全体を俯瞰するストーリーテラーみたいな立ち位置にいて、常にあらゆることを想定して考え続けている師だからこそ、説明台詞やモノローグで理由を補完せずにとっさに取ってしまった行動に意味を見出したい厄介オタクです

でもその短いﾀｶﾐｹｲｺﾞであった時間に、ずっと弟子がそばにいたの、状況的に当たり前なんだけどもなんかこう、よかったなって感じてしまう。弟子も座れるくらい回復してたらどうにかして最終決戦に向かおうとしてたかもしれないじゃん？でも師のそばにずっといてくれてよかったなって。

なんかあのコマを最初に見たときに、「あ、師も辛かったんだな」って思ってしまって、そのあたりの感覚をずっと引きずって二次創作してる気がする。膨らませすぎですよ。ごめん。

人の不屈さとか人の清い善意とかそういうものを見たら目を輝かせてバック���ップしようとするくせに、いざそういう感情が自分に向けられると「？？？」って脳がバグるタイプの師がいる世界線は好きですね。そんなもの食べたことないんですがみたいな顔をするな。受け取れい。

ファンという意味では弟子が対象なんだけど、リビドーという意味では師に全振りしてるところがあるので、こう、見たいんだよ…君が弟子に追い詰められてわーってなっちゃうところがさ…好きなんだよあのAFO戦で弟子が来ちゃったときのあの驚愕の表情がさ…好きなんだごめんな。

「暁の星」のコンセプトで、師がどうやったら弟子の気持ちに本音を返すのか、で延々悩んで出た結果が「本音を言わざるを得ない状況に追い込む」だったんですが、追い込んでごめんなという気持ちと追いつめられた君を見たかったという正直な気持ちで心が反復横跳びしています。厄介オタクのいいわけです