ゆう
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仕事で子どもたちに関わって18年。小さな手から伝わる大切なことを、ほっこり文章とイラストに込めてお届け。" 心に優しいお粥さん " はおかわり自由、読み放題です。
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Aちゃんの言葉に、
わたしは
悔しくて、悔しくて
溢れ出るものを
抑えることができなかった。
小3の春の遠足。
友だちのAちゃんといっしょに
お弁当を広げていた。
Aちゃんのお弁当は
スパゲッティ・エビフライ・
卵焼き・サンドイッチ・
いちごまで入っていて
まるで宝石箱のようだった。
でも、
6
3
65
耳鼻科にて。
「 何歳ですか？ 」
と先生がやさしく尋ねた。
でも、
5歳娘はうつむいたまま。
黙って
服の端っこを触り、
ﾓｼﾞﾓｼﾞしている。
わたしは我慢できずに
「 5歳です 」
と答えた。
すると、先生が微笑んで
「 今、ぼくはこの子と話しているから
お母さんは黙っていてくださいね 」
186
1K
22K
その後も先生や看護師さんが
娘にやさしく声をかけ続け、
診察が終了。
先生は
娘が中耳炎であること、
そして
膿を出す処置が必要だと
わたしに説明した。
再び娘と向きあい、
わかりやすい言葉を選んで
耳がどんな状態かを伝えた後、
「 ちょっと痛いかもしれんけど
一瞬で終わるからね。
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245
8K
20年前、祖母が「しっかりと恩を受け取りなさい。たとえ恩返しができなくても、恩に気づかせてもらったことに感謝して、次に恩を送りなさい」って教えてくれたなぁ…今も祖母の言葉が、言霊のように心に残り続けています。どんなときも恩を素直に受け取って、"幸せのバトン"をつなげていきたいですね。
39
548
7K
10歳ころから足が不自由な私は、電車に乗ると席をよく譲ってもらいます。3日前も、腰がほぼ90度に曲がったおばあさんに「どうぞ」と席を譲っていただきました。申し訳ないなぁ…と心の中では罪悪感でいっぱいでしたが、笑顔で「ありがとうございます」とお礼を言い、座りました。電車を降りたあと（続
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6K
相手が子どもであっても、
娘のことを1人の人として
丁寧に関わってくれた先生の姿勢がとても印象に残っています。
" できないだろうな… "
と決めつけて手伝ったり、
子どもへの質問に親が先に答えたり、
子どもが本来もっているチカラや伸びしろをダメにしているのは
親だったりします…
29
189
5K
スーパーでお買い物。3歳くらいの女の子を連れたママがたったひとつのお菓子を持ってレジに並んでいたので、私は「先にどうぞ」と譲ることができ、幸福感で満たされました。頂いた恩を直接その人に返せなくても、感謝の気持ちを別の人に送れたら、幸せが無限に連鎖することに気づきました。そういえば
3
186
5K
昨年10月、
中1の娘がイジメにあった。
きっかけは、
小さい頃からの親友である
S子の誘いを断ったこと。
その誘いとは、
「 ねぇ、A美のこと無視しよ 」
娘は、
「 何で？無視はゼッタイにイヤ！
わたしはA美のこと無視したくない！」
ｷｯﾊﾟﾘと拒否をした。
すると
S子はシラケた顔で、
「
58
267
4K
今思えば、
この頃から娘は学校から帰ってくると、
「 うるさいな…母さんに関係ないの！ 」
「 子どもの気持ちなんて
大人にはわからんやろ！」
と、わたしに暴言をぶつけたり、
自分の部屋に閉じこもる時間が
増えていった。
ギクシャクした友だち関係のせいで、
こころの中が
73
116
4K
「 いるだけで迷惑なんだけど 」
わたしは
看護師になってはじめての職場で
ひどいイジメにあった。
救急救命の病棟に配属されて
2ヶ月が経ったある日。
患者さんのくすりのチェック中に、ふと
" あれ？名前が違うかも？ "
と気づいて先輩に伝えたら、
結果的に、
111
200
3K
「 いるだけで迷惑なんだけど 」
わたしは
看護師になってはじめての職場で
ひどいイジメにあった。
救急救命の病棟に配属されて
2ヶ月が経ったある日のこと。
患者さんの
くすりのチェックをしていると、
ふと
（ あれ？ 名前が違うかも？ ）
と気づいて
思わず先輩に伝えた。
結果的に、
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220
3K
娘はS子からイジメの標的にされ、
無視されるようになった。
それから次第にS子だけでなく、
複数の女子からも
無視されるようになっていった。
昼休み。
ｷｬｰｷｬｰと校庭で遊ぶ
みんなの声が聞こえてくる。
静まりかえる教室には
時計の秒針の音だけが響いていた。
娘はﾎﾟﾂﾝとひとり。
"
13
83
2K
本当にイヤになる。
わたしのお気に入りのハンカチを
雑巾だと思って
トイレの床を拭いている。
昨日は、
畑から摘んできた
大根の花を
麦茶が入ったわたしの水筒に
生けてあった。
もう父さんっ！ 何なん！
わたしのモノ、勝手に触らんでって
何回も言ったよ。
ハンカチも水筒も
18
126
2K
『 医療 』という
極限のプレッシャーがかかる現場で、
わたしは
誰にも頼れず1人でした。
心の折れる経験をしましたが、
その分
人にやさしくなれたと思うし、
人の気持ちに
寄り添えるようになりました。
後悔に
押しつぶされそうになりながら
反省して、学んで、活かして、
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67
2K
『 医療 』という
極限のプレッシャーがかかる現場で、
わたしは
誰にも頼れず一人で戦いました。
心の折れる経験をしましたが、
その分、
わたしは人に優しくなれたと思うし、
人の気持ちに寄り添えるようになりました。
後悔に押しつぶされそうになりながら
反省して、学んで、活かして、
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47
2K
看護師になって、初めての職場。
右も左もわからなくて、
わたしは
ひとりで必死に働いた。
問題に気づいても
見て見ぬふりすることもあったし、
問題を隠したこともあった。
一日の大半が、
仕事を考える時間で埋め尽くされる。
唯一、自由になれるはずの睡眠ですら
職場の夢を見てしまっていた。
16
43
1K
10歳から足が不自由なわたしは、
電車に乗ると
席を譲っていただくことがある。
夕方の満員電車で。
1日中
歩きすぎて
足がﾊﾟﾝﾊﾟﾝにむくんでいたけど、
座る席が見つからなかった。
わたしは足を少し開き、
電車が揺れるたび
つり革を握りしめ、
ｷﾞｭｯと目を閉じ
じっと耐えていた。
7
56
1K
看護師になって
初めての職場。
右も左もわからないまま、
わたしは
ひとりで必死に働いた。
問題に気づいても
見て見ぬふりすることもあったし、
問題を隠したこともあった。
仕事から解放されるはずの
夢の中ですら、
職場が出てきた。
それでもなんとか
耐えてきたけれど、
ある日突然、
10
52
1K
20年前に
祖母から教わった言葉。
「 しっかりと恩を受け取りなさい。
たとえ恩返しができなくても、
恩に気づかせてもらったことに
感謝して、
次に恩を送りなさい 」
その言葉は、
今も
わたしの心に
深く響いている。
どんな時も
恩を素直に受け取り、
その恩を
『 幸せのバトン 』
として
28
78
932
父の記憶が
じょじょに薄れていく中で、
わたしは
父の趣味や癖、思い出の場所など
日記に細かく書き留めている。
「 こんなところ行ったっけ？
忘れたな… 」
「 アノ人、誰？ 忘れたな… 」
と不安そうにつぶやく父に、
『 忘れても、またいっしょに
思い出せばいいやん 』
と笑顔で言葉をかける。
7
35
916
昼休み。
T子先生に
改めて母のごま和えを
食べてもらった。
T子先生は
「 こんなに美味しい
ごま和えが食べれるなんて、
あなたは幸せ者ね 」
と微笑んでくれた。
それからも
私のお弁当には、
ほぼ毎日
ごま和えが入っていた。
私がひと口食べると、
T子先生は
ニコッと微笑んでくれた。
10
15
847
最初は
「 助かったぁ…
教えてくれてありがとう 」
と笑顔で言ってくれた先輩も、
次の日には
あいさつを無視して、
その次の日には
患者さんの情報を
教えてくれなくなった。
さらには、
ノートがゴミ箱に捨てられていたり、
ナースシューズが隠されたり、
白衣が切りさかれていたり…
まるで
7
53
827
深夜2時。
布団に入って目を閉じているのに
いつになく
なかなか眠れずにいたわたしは、
突然のLINEの着信音に
" えっ？ "
と驚いた。
長男からだった。
『 母さんは何のために生きてるの？ 』
この言葉にさらに驚き、
そして、
目の焦点がどこにも合わずに
画面がぼやけた。
" なんで
9
42
778
小さい頃から
足の不自由なわたしは、
学校の先生に
「 人に迷惑をかけないように 」
と教わるたび、
「 人に迷惑をかけずに
生きていくことなんて
できないのに…
どうすればいいの？ 」
と自分を責めた。
どんどん自分に自信がなくなり、
人に迷惑をかけないように、
人の顔色ばかり気にしながら
23
40
761
高1の夏、
私は重い貧血で入院した。
楽しいはずの
高校生活のスタートで
いきなりつまづいた私は、
退院はしたものの
学校は休みがちで、
2学期になっても
友だちをつくることが
できないでいた。
そんな私に対して母は、
” 栄養のあるものを
食べさせたい ”
という思いが
強くあったんだと思う。
8
32
763
祖母が亡くなり半年が経ったころ。
スーパーでもらった風船が
息子（当時3歳）の手から離れて、
秋のスカッとした青空に吸い込まれていった。
「もうひとつもらう？」
と息子に聞くと、
遠ざかる風船をじっと見つめながら
『ひいばあがもらってあそぶからいらない』
そして、
13
31
735
『 内々定もらった！！！！！！！あああぁぁぁああぁああぁあああああぁああああああぁあぁぁああぁああぁああぁあああぁああああぁ！！！！！やった！！！！！！ああああぁぁああああぁぁあああ！！！！！！これから親孝行します！ 』
って息子からLINEがきた。
成長ゆっくりさんの息子は、
45
24
719
ちいさい頃、
ふかふかのお布団の中で。
なぜか心がｻﾞﾜｻﾞﾜして
眠れない。
急に寂しさが襲ってきて
「 母さん…… 母さん…… 」
細く震える声で
母さんを呼んだ。
すると、
子ども部屋の扉が開いて、
暗い部屋に光が差し込む。
母さんだ！
「 あら ゆうちゃん 眠れないの？
じゃあ… 」
14
37
670
『母さんは何のために生きてるの？』
深夜2時。
布団に入って目を閉じているのに
いつになく、なかなか眠れずにいた私は、
突然のLINEの着信音に”えっ？” と驚いた。
長男からだった。
『母さんは何のために生きてるの？』
この言葉にさらに驚き、
そして、
11
57
633
「 できない子でゴメン 」
中1の娘が申し訳なさそうに
通知表と
はがきくらいの大きさの賞状を
わたしに差し出した。
娘は
リビングのソファーに寝ころび、
イヤホンをつけてゆっくり目を閉じる。
通知表を開くと
かわいいアヒルが
お行儀よく並んでいた。
そして、
賞状には
『 多読賞・251冊
28
33
638
「 ワクワクすることだったり、
自分らしく続けられるものってある？
まだ探している途中なのかな？ 」
『 まだ 』
「 これからなんだね。
きっと出会えるよ 」
わたしが長男を想いながら送った言葉は
きっとココロに届いた。
『 ありがとう。また連絡する 』
「 ありがとう。おやすみなさい 」
11
14
628
@hanamori_h
花森はなさま。はじめまして。私は3月まで小学校の支援員をしていました。学校の門がしまった後も、自分の気持ちと闘っている子どもたち、お子さんの気持ちに寄り添われてらっしゃるご家族のかたをたくさん見守ってきました。一歩が踏み出せないのは、親の責任ではないです。そして、私はその一歩を踏
4
38
607
父に付き添って
かかりつけの眼科に行く
車の中で。
「 どこに行くんや… 」
「 先生の言うこと
聞かんといけんのか… 」
父は助手席でﾌﾞﾂﾌﾞﾂ文句を言っていた。
眼科に到着すると、突然、
「 オレをどこに連れて行く気か！」
と父が大声を張り上げて
わたしの背中に
殴りかかってきた。
2
25
602
途切れていた回路が
その時だけ繋がったみたいに。
朝、目覚めた瞬間から
だるさを感じて、
布団から
起き上がれない日があった。
「 ゆう、どうした？
熱があるのか？
ゆっくり寝てていいぞ 」
ｺﾞﾂｺﾞﾂした手が頭をなでている。
あったかい…
「 おかゆ作っとくから、
あとで食べなさい 」
1
23
600
真っ黒に日焼けした
節だらけで
深いしわだらけの
父さんの手
指の先
爪の間には
土がこびりついている
ちいさい頃
わたしの手をｷﾞｭｯとつないで
歩いてくれた
今は
その手でくわを持ち
野菜を育てている
わたしは
土のにおいがする
ｺﾞﾂｺﾞﾂした父さんの手が
大好きだ
父さんの手のしわは
10
23
590
ある晴れた休日の午前中。
久しぶりの遠出で
ﾜｸﾜｸしながら電車に乗ると、
わたしはあちこちから
突き刺さるような視線を
感じました。
中には、
頭のてっぺんから足の先まで
ｼﾞｯﾄﾘと舐めるように
見てくる人もいました。
カバンにつけた
『 ヘルプマーク 』 を見ながら、
「
14
60
542
本屋の児童書コーナーにて。「今日はお誕生日だから、好きな本を選んでいいよ」と母親が5歳くらいの男の子に優しく声をかけていた。男の子は満面の笑みを浮かべ「ママありがとう！」と言い、目をｷﾗｷﾗさせながら本をじっと眺めていた。私は、"どんな本を選ぶのかな"と気になっていた。5分後…（続
18
51
504
「母さんは何のために生きてるの？」
深夜２時。布団に入って目を閉じているのに、私はなかなか眠れずにいた。
突然、LINEの着信音が鳴った。長男からだった。
えっ？こんな時間にどうしたの？
画面を開くと、
「母さんは何のために生きてるの？」
という言葉が、私の目に飛び込んできた。
17
38
482
母さんは
「 ばあちゃんに感謝してね 」と言いました。
わたしのお誕生日会は実は、ばあちゃんからの提案でした。
「 費用は出してあげるから、ゆうちゃんのお誕生日会を開いてあげて 」 と言ってくれたのです。
ばあちゃんにお礼を言うと、
「 これは ばあちゃんからのお誕生日プレゼントね
12
5
486
あやうく
乗り過ごしそうになりながら
慌てて電車を降りた時、
「あっ、マヨネーズ忘れてた！」
と気づいた。
改札を出て、
駅前の業務スーパーに
立ち寄った。
店内はお客が多くて慌ただしく、
仕事終わりの人や
学校帰りの高校生たちの
にぎやかな声が
あちこちから聞こえてくる。
1
20
484
わたしの妹の娘は
めちゃくちゃ勉強ができる。
3歳から英語を学び、
13歳で英検1級に合格。
成績はずっと
学年でぶっちぎりの1位。
けれど、
トースターが上手く使えずに
いつも食パンを
ｺｹﾞｺｹﾞにしちゃう子。
わたしの娘は
中1から不登校で、
勉強はかなり遅れている。
推しの影響で
9
18
468
母さんの笑顔が浮かんで
じょじょに
身体があたたかくなる。
そして、
朝までぐっすり
眠ることができた。
「 心の中にケーキを置いてね、
ふぅーって
ろうそくを消してごらん 」
母親になったわたしにも
効果的だった、
母さんがくれたおまじない。
4
15
439
あれから30年。
40歳を過ぎたわたしは、
少し考えが変わってきました。
今思うのは、
「 人に迷惑をかけずに
生きていくなんてムリ 」
だということ。
人と人が関われば、
お互いに迷惑をかけあって
生きているんだと思います。
そして、
「 仕方ないなぁ 」
って言いながら
11
19
442
「ワクワクすることだったり、
自分らしく続けられるものってある？
まだ探している途中なのかな？」
『まだ』
「これからなんだね。きっと出会えるよ」
私が長男を想いながら送った言葉は、
きっとココロに届いた。
『ありがとう。また連絡する』
「ありがとう。おやすみなさい」
【既読】
10
11
435
せっかく友だちの
お誕生日会に呼ばれても、
わたしはずっと憂鬱でした。
わたしが小6の頃に友だちの間で流行り出したお誕生日会。もちろん呼ばれるのは嬉しかったし、実際すごく楽しいんだけど…
そのひとときが
楽しければ楽しいほどに
思ったんです。
12
23
431
実家に帰省したとき、母がとても小さく見えた。なんとも言えない寂しさにおそわれて、私は引き寄せられるように母の右手を握った。「急にどうしたん？」と母も驚く。手の甲に刻まれた70年の苦労のしわを、ゆっくりのばした。子どものころ母が握ってくれたおにぎりの味、この手で私の背中をさすり…（続
4
30
422
「 母さんも、自分は
" 何のために生きてるのか？ "
って思ったことがある 」
【既読】
「 ちょうど1年前、
突然、身体が動かなくなったの。
病院で検査して、
どこも悪いところは
見つからなかったのに
身体が動かない。
自分は動きたいのに… 」
即、【既読】
「 その時、
3
10
420
年末のイオン。私と11歳の娘が乗るエレベーターに、どっと人が入ってきた。その中に、ベビーカーを押す若い女性がいた。扉が閉まると、赤ちゃんが突然泣き出した。「すぐ降りるから泣かないの」焦っているのが伝わる。「ちっ」舌打ちが聞こえると、女性はさらに動揺して、泣き続ける赤ちゃんに（続
19
36
408
実家にて。
母の衣替えを手伝っていた時、
衣装ケースの中から
襟元に黄ばみが染みついた
ベビー服を見つけた。
わたしは
「 こんなの、
取っておいても誰も着らんやん 」
と母に言うと、
少し寂しそうに微笑んで
「 ゆうちゃんとの思い出が
たくさん詰まっているからね… 」
と つぶやいた。
4
14
398
男の子が手にしたのは、
ふろく付きの本だった。
すると、母親の態度が一変。
「何でこんな本を選ぶの！」と男の子をキリッと睨みつけた。
そして、
「本はオモチャじゃないのよ！」とさらに追い打ちをかけて叱った。
その瞬間、
男の子の身体がビクッと大きく震え、固まった。
9
25
374
中学2年生。
どっちがすばらしいとか
そうじゃないとか
そういうことじゃなくて、
自分の好きなことや
得意なことを
見つけているふたりは、
どっちも素晴らしい！
最高！って思う。
誰ひとり
何ひとつ
同じものはなくて
みんな違うからこそ、
「 どの子も
ｷﾗｯと輝く力を
持っているんだよ 」
3
9
347
みんなが友だち同士で
わいわいお弁当を食べる中、
ポツンと独りになる空気が
耐えられなかった私は
音楽室へ行き、
T子先生とふたりで
お弁当を食べていた。
T子先生は
偶然にも母と同じ年齢だった。
そして、
いつも私をあたたかく
迎え入れてくれた。
私がごま和えと
にらめっこしていると、
「
2
7
342
わたしの妹の娘は、
めちゃくちゃ勉強ができる。
3歳から英語を学び、
13歳で英検1級に合格。
成績はずっと学年トップ。
だけど、
トースターの使い方に戸惑って、
いつも食パンを黒こげにしちゃう子。
わたしの娘は、
中1から不登校ぎみで
勉強がかなり遅れている。
11
14
322
あの…実は一粒万倍日の今日、45回目の誕生日を迎え、はじめての絵本がKindleで発売になりました。このポストを見かけた心優しいかた、「いいね」で祝福していただけると、とっても幸せです。その後、わたしのプロフィールを見てください。X社の粋な計らいで、本日限定でほっこり優しい気持ちになれる
52
11
323
祖母が亡くなり半年が経ったころ。スーパーでもらった風船が息子（当時3歳）の手から離れて、秋の澄み切った青空に吸い込まれていった。「もう一つもらう？」と私が聞くと、息子は遠ざかる風船をじっと見つめながら「ひいばあがもらってあそぶからいらない」と言った。そして、息子は青空を指して（続
6
9
315
22歳のとき、看護師として就職し1年で挫折しました。実家に帰り、泣き崩れた私に母は「できないことより、今できることを見つけたらいい。できることを楽しんでやるの。少し休んで…��丈夫だから」と言って、寄り添ってくれました。あれから22年。今も母の言葉を"心のおまもり"にしています。もし（続
10
27
311
「乳児は肌を、幼児は手を、児童は目を、青年は心を離さないでね」10年前、子育てに自信が持てなかった私に、娘が通っていた保育園の先生が言ってくれました。それ以降、私はこの言葉を心の芯に置いて子どもとの時間を過ごしています。そして、肌・手・目・心、この4つのぬくもりを全て含むのが、（続
6
29
309
40℃の熱と強烈な頭痛に襲われて、動けない。布団の中で意識が朦朧としていたとき、「お母さん、これ食べて元気になってね」と娘の声がかすかに聞こえた。そっと目をあけると、湯気がみえる…これは現実？おかゆを作ってくれたのかなぁ…と思いつつ、重い体をゆっくり起こし茶碗を覗くと、そこには（続
11
12
306
ｼﾞﾛｼﾞﾛ見られたことや
ﾋｿﾋｿ話をされたことに対して、
自分の状態のことや
ヘルプマークについて
伝えることができなかった
自分への 『 悔しさ 』 も
あったことに気づきました。
そしたら、
わたしがヘルプマークを
つけ続けることで、
" ヘルプマークのことを
知ってくれる人が
13
19
310
ヘルプマークを知ってますか？
赤地に白でプラスとハートのマークが
描かれています。
思い合いのしるし、ヘルプマーク。
このマークを見かけたら、
思いやりのある行動をお願いします。
7
45
307
中学2年生なの。
どっちがすばらしいとか、
そうじゃないとか、
そういうことが言いたいんじゃなくて、
自分の好きなことや
得意なことがわかっているふたりは
どっちもすばらしい！
最高！って思う。
どの子も必ず持っている
キラッと輝く素敵なチカラを
認めてあげたい。
そして、
「
4
6
297
母親の顔色をうかがいながら再び本を選び始めた。最終的には、母親が「これにしようね」と分厚い物語の本を手に取った。男の子の頬を大粒の涙がつたい、床に落ちた…この親子にとって、『よい本』との出会いとは言いがたい結末に。私は、男の子が本を嫌いになりませんようにと強く思った。
1
13
298
教室でいつもひとりぼっちの娘。
でも、
『 自ら行動して、ひとりで活動する 』のも、
娘の個性や成長にとって
大切な一部なのかもしれない。
ひとり時間を楽しむことや、
自分で何かを成し遂げることは、
大事なスキルだってわたしは思う。
通知表の評価だけを見たら
"
10
18
297
@tattsun_cw
自分と重なってしまって涙が止まりません…10歳のころから左足が不自由になり、大人になった今も荷物を持ってもらったり、身体を支えてもらったり、たくさんのかたに助けていただきながら生きています。
私も幼いころから「すみません」「ごめんなさい」が口癖でした。
3
16
287
『ママのウソつき…』
本屋にて。
私の横で5歳くらいの男の子と母親がしゃべっている。
「今日は誕生日だから、好きな本を選んでいいよ」
と母親の明るい声。
『ママありがとう！』
男の子は目をキラキラ輝かせながら本をじっと眺めていた。
"誕生日に本を贈るっていいな"
"どんな本を選ぶのかな?"
8
26
288
「明るく活発な女の子」だった9歳の秋。突然、左股関節に激痛が走った。うまく動けない。痛い。怖い。不安で仕方なく「足が痛いよ…」と母に言った。だが、困った表情の母を見て「大丈夫。薬飲んだら学校に行く」と笑って言った。母の仕事が忙しいのはわかっていた。私は、鎮痛剤を飲んで登校した。
28
32
280
「 ねぇもぉさぁ
信じらんなぁぁぁァァァいっ！！！
明日ｾﾞｯﾀｲ休むから！！！ 」
学校から帰ってくるなり、
怒り心頭の
中2娘。
「 バンッ！ 」
ドアを荒々しく閉めて
自分の部屋に入っていった。
娘は、４月から
学校に行ったり、休んだりを
繰り返している。
昨日は
1週間ぶりに登校した。
5
7
283
5歳娘が初めて耳鼻科を受診したとき、
先生は「何歳？」と娘に聞きました。
すぐに答えない娘。
待ちきれない私は「5歳です」と答えました。
すると、
「今、この子と話しているからお母さんは黙ってて」
と先生に言われてしまいました。
先生の声は穏やかでしたが、
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祖母が亡くなってから
半年が経った。
スーパーでもらった赤い風船が
息子の手をすり抜けて、
真っ青な空に
小さく小さく吸い込まれていく。
「 もうひとつ もらう？ 」
と息子に聞くと、
遠ざかる風船をじっと見つめながら
『 ひいばあが もらってあそぶから
いらない 』
そして、
『
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「母さんも
”自分は何のために生きてるのか？”
って思ったことがある」
【既読】
「ちょうど1年前、
突然、身体が動かなくなったの。
病院で検査して、どこも悪いところは見つからなかったのに身体が動かない。自分は動きたいのに…」
即、【既読】
「そのとき、
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うちの子、発達が遅いのかな…まわりの子と比べて不安に思っていたの。「みんなは座って上手に食べられるのに、うちの子はちょっと食べたらすぐに立ち上がって遊びだすんです。大丈夫でしょうか？」と保育士さんに相談したら、「その時は厳しく叱って、早くやめさせるべきです！」なんて言わなくて（続
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空気が一気に入れ替わった。みんなの視線が、すべて娘に向けられた。娘は笑っていたが、私は足がガタガタ震えていた。何もできなかった。娘の大胆な行動が、女性と赤ちゃんを救った。「舌打ちしたおじちゃんも、笑いよったわ」とうれしそうにピース。私の足は震えたまま、娘の背中を追いかけた。
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子どもが不登校になると
（ 自分の育て方が
悪かったのかもしれない… ）
と悩み、苦しみ、
自分を責めてしまう
お母さんがいます。
わたしも
そのひとりでした。
ある時、
ママ友と話していて
気づいたんです。
「 毎日ちゃんと
子どもに寄り添ってるじゃない！ 」
ママ友の言葉が
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「 母さん…
できない子でゴメン 」
18時。キッチンにて。
学校から帰ってきて
一旦、自分の部屋に入った娘が、
ﾓｼﾞﾓｼﾞしながら
通知表と
手づくり感満載の賞状を
重ねて渡してきた。
わたしは包丁の手を止めて
それを受け取った。
" できない子って…
成績が悪かったのかな？ "
娘は
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なんかいつもと違うよね…私は"直感"を大事にしています。けれど、中1の娘に「学校で何かあった？」とは聞かずに、なるべく早く家事を済ませ、自分のことはちょっと後回しにして「特に何もすることはないけど、お母さんはまだ起きていますよ」ってオーラを出しながら、のんびりテレビを観ていると（続
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「お母さん。これ食べて元気になって」コロナワクチンの副反応で40度の熱と関節の痛み、布団の中で意識がもうろうとしている中、11歳の娘の声がかすかに聞こえた。そっと目を開けると、目の前に湯気が…まぼろしなのか？あぁ、おかゆだね…重い体をゆっくり起こして茶碗の中をのぞくと、そこには…（続
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児童クラブのおやつの時間。
室内はﾜｲﾜｲ、ｶﾞﾔｶﾞﾔと
子どもたちの笑い声で
溢れていた。
にぎやかな雰囲気の中、
A子ちゃん（ 6歳 ） が
ｻｸｯ…… ｻｸｯ……
と黙ってじゃがりこを食べている。
わたしは
A子ちゃんの隣にそっと座った。
一瞬、
A子ちゃんと目が合う。
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@yoko_saki0324
さきちゃんさん
ありがとうございます😌
この病院では1年間勤務しました。
辞めるには早すぎる
まだ技術が身についていない
将来が不安…
でも根底には『 イジメで退職する恥ずかしさ 』も実際に感じていました。だから、病棟でひとりぼっちになっても『 負けたくない 』と思い、必死に働きました。
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「私なんか、いなくなればいいって思ってるよね？」
夕飯の支度をしていると、13歳娘が学校から帰ってきた。
私「おかえり」
娘「……」
娘は黙ってキッチンを通り過ぎ、2階の自分の部屋へ行った。
いつもの光景なのに、この日はなぜか娘のことが気になった。
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「落ちこぼれていいのか？」
高2のとき、私は学校をサボっていた時期がありました。
勉強や部活、進路に悩んでいた訳ではなく、ただ学校に行く気が起きませんでした。
朝、7時20分に家を出て、そのまま近くの河川敷に向かい、日が暮れるまで過ごしていました。
そして、3度目のサボりを決行した日、
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「靴下、裏返しに脱がないで」小さなことだけど、夫にしょっちゅう言っていた。でも、子供の頃からのクセが抜けないらしく、なかなか直してもらえない。イライラする私。もう、決めた。裏返しのままにしておこう。靴下を裏返しに脱ぐ人は、履くときに表にひっくり返すのを厭わないのかもしれない。
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わたしは
身体障がい者です。
でも、
見た目だけでは
障がいを持っているとは
気づかれません。
わたしの左の股関節は
30度くらいしか曲がらず、
常にひざ下から足先まで
しびれがあります。
自分で靴下が
履けない日もあります。
突然、
左足が小刻みに震えはじめ、
次第に大きな波がやってくると
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母さんから
「 うちでもお友だちを呼んで
お誕生日会しようか 」
と言われ、わたしはビックリ！
「 ホントに？ 」と尋ねると
母さんはにっこり笑ってくれました。
ワクワクが止まらないわたしは、
踊りながら
友だち3人に招待状を書き、
翌日、学校で渡しました。
そしてお誕生日会、当日。
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今日は本屋でのせつない出来事を書きました。親の期待と子どもの選択に"ズレ"が生じることは、よくあることかもしれません。私は子どもが読みたい本を尊重し、一緒に本を選んで読んであげることを大事にしています。その過程で見つかったお気に入りの一冊が、親子にとって『よい本』になると思います。
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小さい頃から足の不自由な私は、
学校の先生から「人に迷惑をかけないように」と教わるたびに
「人に迷惑をかけずに生きていくことなんてできないのにどうすればいいの」と自分を責めた。
どんどん自分に自信がなくなり、
人に迷惑をかけないように、
人の顔色ばかりを気にする子になっていった。
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「学校休みたい…」中1のとき、友達がいなかった。教室でポツンとひとり。足の不自由な私はいつも置いてきぼりだった。そして、心の距離もじょじょに離れていった。母には心配をかけたくない…ずっと我慢していたけど、この日は朝から全く動けず、首を絞められているような圧迫感もあった。だから（続
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「ママ、こっちだよ！見て！」ジャングルジムの上から女の子のはしゃぎ声が私の耳に飛び込んできた。ところが、母親はスマホに夢中…娘の呼びかけに気づかないまま、視線は固定されている。はぁ…心の中でため息をついた私は、思わず「娘さんが呼んでいますよ」と母親に声をかけてしまった。すると（続
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娘とイオンで買い物をしていたら、
「 こんちはっ! 」
友だちのAくんとバッタリ会った。
頭を下げ、ﾆｺｯと笑って
「 明日は学校来いよなっ！ 」
と娘に声をかけると、
Aくんは走り去っていった。
娘はふり返って、
遠ざかるAくんの背中を見つめながら、
「 Aって問題児なんかじゃないよね 」
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じぶんがわからないんじゃない。じぶんを見ようとしていないだけ。「どんなじぶんでもいいんだ」って…本当にそれでいいんです。わかっているふりをするじぶんとは、さよなら。大切なのは、こころに素直になることです。
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おそば屋さんにて。
隣のテーブルの
50代くらいの女性と
目が合った。
わたしと娘を
にこやかに見つめている。
「 えぇぇぇえーっ！ 」
「 キャーッ！ 」
娘と推しの話で
かなり盛り上がってしまった。
（ちょっと声が大きかったかな）
と気になりつつ、
わたしは静かにおそばをすすった。
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その後も娘に優しく声をかけ続け、診察が終了。
先生は、
娘が中耳炎であること、そして膿を出す治療をすることを私に話しました。
そして、再び娘と向きあい、わかりやすい言葉を選んで耳がどんな状態かを伝えた後
「ちょっと痛いかもしれんけど一瞬で終わるから。動いたりしないで我慢できる？」
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" 母さんってこんなに小さかった？ "
久しぶりに母さんに会いに行ったら、
いつも見慣れていたその背中が
丸く、小さくなっていた。
心にぽっかり穴があいたみたいに寂しくなって、
思わず母さんの右手をぎゅっと握ってしまった。
「 どうしたん？急に 」
目を丸くする母さん。
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🌟本日1000人達成宣言🌟
今日中に1000人は必ず達成させたい！ 達成には皆様のお力が必要です。《リプ・いいね・🔁・フォロー》何でも嬉しいです。応援お願いします！ アクティブフォロワーさんが多く、爆伸中の私に絡むとあなたの露出も確実に増えます！一緒に伸びて行きましょう 🔥#おは戦40923sk🍺
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あなたにも届けたい。スティーブ・ジョブズの『終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ』という言葉が好き。「平凡な毎日を変えたい」と始めたTwitter。挑戦する今は不安よりもワクワク感で溢れる。気持ちも前向き。笑顔も最高。一歩ずつ前に進もう。
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男の子が手にしたのは、ふろく付きの本だった。すると母親の態度が一変。「何でこんな本を選ぶの！」と男の子をキリっと睨みつけた。そして「本はオモチャじゃないのよ！」とさらに叱った…男の子の身体がビクッと大きく震えた後、そのまま固まった。ふろく付きの本をゆっくり元の場所に戻して、
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娘の反抗期は
13歳のある日をさかいに
突然はじまった。
学校から帰ってきた娘に
「 おかえり 」と声を掛けると、
いきなり
『 うるさいっ！ 』
と大声で怒鳴りながら暴れだす。
そんな日が続いた。
怒りの矛先が
わたしに向けられることも
少なくなかった。
一度暴れだすと、
リュックや雑誌、
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「 母さんはこのまま一生、
入院していたいの？ 」
左足の手術後、2週間が経ち、
「 日常生活がリハビリになるから 」
と先生が退院の許可を出してくれた。
でも、わたしは退院する勇気が持てなかった。
そんなある日、
面会に来た娘から痛烈なひと言を浴びる。
「 母さんはこのまま一生、
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「いい人」を演じていませんか。「いい人をやめたら嫌われそう」「自分を犠牲にしてしまう」「自分の休ませ方が分からない」そんなあなたは、ひと時、人と距離を置いて、素直な自分を取り戻す時間を作ろう。誰かにとっての「いい人」は卒業する。今日からは自分にとって「いい人」になればいいんです。
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