岩立哲治 Profile
岩立哲治

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心理臨床家の端くれです。専門は学校教育臨床 臨床心理士/公認心理師。古希すぎてツイッターを始めました。これまでに影響を受けた心理臨床家は河合隼雄さん:高垣忠一郎さん:村瀬嘉代子さん:信田さよ子さんなどです。33年間の教師時代、生活指導の竹内常一さんは実践上の羅針盤のような存在でした。

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岩立哲治
3 years
河合隼雄さんは「存在が花しているとか、存在が河合隼雄している」と言っていたし、高垣忠一郎さんも「生命が私という場を通じて私を生きている」と言っている。同じことを言っているが、とても含蓄のある言葉だ。
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岩立哲治
2 years
深く考えますと、子どもを叱っているとき、子どものためと思いながら、実際には親自身の感情や衝動の自制ができていないで叱っていることが多いのです。そういう叱り方が、子どもの教育、しつけ、情緒や社会性の発達のために、良い影響を与えないことは明らかです。(児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
2 years
子どもは、安心して甘えられる母親に恵まれていることを、自分がわがままを言って反抗しても、その愛情を決して失わないことで確認します。そして、母親の愛情を感じることで、自分は愛される価値のある存在だと実感し、安心と自信をもって自立の歩みをはじめるのです。(児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
2 years
子どもが話しかけてきたら何でも頷いて聴いてください。親にとって都合の悪いことを言っても、それを頭ごなしに否定する態度は、決してとってはいけません。できるだけ穏やかな表情や言葉遣いで、お母さんはそう思わない、それは好きではない、と丁寧につたえましょう。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
2 years
子どもたちの輪に入れない子どもでも、毎日の生活の中で、親には、思ったことを率直に話しても大丈夫、叱られたり頭ごなしに否定されたりしないという安心感があれば、「きっと友達にも受け入れてもらえる」と自分を信じて、人の輪に入っていけるようになるのです。(児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
6 months
子どもが相談しない要因の一つ。以前、大切なので「先生に相談しないの?」と聴くとある子が言った。「もう何回も言いに行きました。・・・でも結局あなたの被害妄想ではとか、嫌な時は勇気を出して嫌と言えとか言われて、私が悪くなる。だからもう行きません」と。「だから相談できない」「はい・・」
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岩立哲治
2 years
登校できないのに、家でゲームばかり、楽しそうに笑う。何も悩んでいないように見えて腹が立つと。分かりますが、子どもはそうせざるを得ないのです。誰にも話さず部屋に引きこもっている底の状態よりいい。楽しく過ごすことが、一緒に買い物、家の手伝いという回復期のプロセスに必ずつながります。
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岩立哲治
2 years
親や教師にとって「いい子」は、相手の気持ちを先取りして動く。指示された通りにする。友人関係でも自分を出さず、他人に合わせる。だから、他人が自分をどう思っているのかいつもビクビクして気遣いで疲れている。「いい子」は、自分が自分を生きていない、自分が分からない苦悩がある。
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岩立哲治
2 years
表面はどうであれ、不登校の子の辛さは複合的だ。 ①登校できないこと自体の不安、焦り、自責 ②勉強がわからなくなる、友達がいなくなる不安 ③先が見えない、どうなるのかの不安と恐怖 ④親に迷惑をかけている罪悪感 4重の苦しみ。親の辛さと傷つきで、この苦しみを想像できると子どもは救われる。
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岩立哲治
2 years
心の底から信じたいと思っている人にだけ、思い切り甘えたりわがままを言ったりして、自分への愛を確かめようとします。そうすることで、自分はこんなに愛される価値のある子どもなのだと言うことを確認したいのです。この確信こそが、安心して生きる力になるのです。 〇児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
3 years
@365_teacher 若い時、子どもはどつかんとダメだと強弁していた人物が校長になって、暴力はいけないと。口だけ。
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岩立哲治
11 months
不登校になるのは、学校の要因でのストレスが限界になり、自分を守るために一旦撤退します。その負担の上に、行けないと、さらに罪悪感という負担が加わり2重3重の辛さで耐えがたくなります。その辛さを軽くするため「家を居心地よく」が必要であって、それを登校しない原因にするのは論外です。
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岩立哲治
10 months
小学校生に多かった。登校渋りで親がなんとか一緒に登校、「学校に来れば明るく元気です」と先生は言うが、親は帰宅した後大変なのだと。子どもは、集団に入るため、みんなに合わせて、無理に明るく元気にふるまう。だから、帰るとどっと疲れる。これが見えないと本人の辛さに共感できない。
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岩立哲治
22 days
しつけは、子どもが信頼している人が行わないと効果がありません。そうでないと、叱られても、自尊心が傷つくばかりです。それは、子どもに限らず、大人も同じです。信頼している人から忠告されたら納得できても、そうでない人から忠告されても、聞く耳がもてません。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
1 year
子どもは、家庭が思いきり安らげて、くつろぎの場であれば大丈夫です。不快な事、辛い事が家の外にあって、家に帰ってくれば、ホッとする。くつろげるはずの家で、家族にいいところを見せようとしたら、まずくつろげません。これが危険だと申し上げているのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
10 months
保育園や幼稚園から帰ってきた子が「抱っこして」と甘えることがありますが、子どもはその日にあった辛い事を抱っこされることで帳消しにしたいのです。そんな時には、喜んで抱きしめてあげればいいのです。それで、辛いことを忘れて、明日に向けて出発できるのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
11 months
不登校の親面接で痛感するのは、頑張って、頑張って生きていきた人ほど、家でダラダラしている子どもを受け入れられない。特に父親は、自分はこんなに仕事で頑張っているのに何故、という思いが登校できない子どもの葛藤理解を困難にする。回復への最初のハードルが父親になることは珍しくない。
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岩立哲治
10 months
最近の親は、ゆったり待つことが苦手です。子どもに「こうなって欲しい」という要求が強いあまり、また他人の子と比較するあまり、じっくりと待つ余裕がないのです。しかし、それでは子どもはうまく育っていけません。親が焦ると子どもは親以上に焦燥感をもちます。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
11 months
自閉スペクトラム症の人が、情緒的に不安定な時は、周囲に必ず口数の多い人がいます。子どもたちは、話し言葉のように見えない情報を数多く浴びせられることに恐れを抱いています。しかも、一度にあれこれ数多く言われることは、ひどく苦痛だと言います。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
11 months
不登校の子を初期から承認できる親はいない。子ども動かそうと、試行錯誤、強制や脅しでは全く役に立たないという親の無力感の体験を通じて、ようやく現実を受け入れ、それを承認できるようになる。それは不登校を否定的に見るまなざしから、子どもの人生の再構築に必要な時間なのだと思えること。
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岩立哲治
1 year
お子さんが「うるさいな」と言ったらそれは言いすぎだとお考え下さい。お子さんを不安にしているわけです。とうよりも親が不安なのです。待っていられないんです。言わないといられないのです。子どもの「わかっているよ」は黄信号、「うるさいな」は赤信号です。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
3 months
30年前に高垣先生から聞いた「不登校の子は高速道路では自分のペースで走れず、みんなに合わせて運転していると疲れて限界がくる。このままでは自分が壊れると思い、サービスエリアで子どもは充電する」。この物語は、令和型の不登校が強調される中で、今も本質的な理解は変わらないと確信する。
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岩立哲治
6 months
学校が始まりました。私はもう「相談室だより」を出すことができません。昨年4月の小学校への[「相談室だより」に、入学のお祝いとこんな一文を書いていました。今はもうできないのでⅩにその一部を載せてみます。
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岩立哲治
5 months
私は、ことさらに「ほめる」より、「やったね」と一緒に喜ぶとか、静かに肯定してあげる方が自然で良いと思います。「あなたが生き生きしているのを見ていると、うれしい」というメッセージを伝えるのです。出来たから誉めるより一緒に喜ぶ方が子どもはうれしいのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
2 years
4月には行けると期待した。始業式登校したので子どもの前で喜んだ。翌日からバタン。今度は「行かなくていいよ」と言った。喜びすぎはすごいプレッシャー、「いかなくていい」は親の葛藤。「行けるにこしたことはないけど、あんたの気持が一番大切」がいい。子どもは本心や下心をすぐ見破ります。
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岩立哲治
6 months
「家庭の居心地がいいので登校しない」。論外と思うでしょう。ところが行動療法という考えでみると、朝起きる→登校しない→家が楽しい、直後の結果がその前の行動を強化するという行動分析では家が楽しいので増々登校しない。家が楽しくなければ登校しやすい。実際、研究会で講師の説明です。唖然!
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岩立哲治
4 months
不登校の急増について、親が理解し、休みやすくなったという人がいるが、子どもは ① 登校できない傷つき ② 休みが継続していることの罪悪感と傷つき ③ 教師や周囲の大人から耐性が弱い子と言われる傷つき この3重の傷つき。 さらに、周囲から責められると4重に傷つく。これは変わっていない。
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岩立哲治
11 months
子どもが自立していくためには、依存と反抗を十分体験することが必要なのですが、依存体験が不足している子が少なくありません。健全な大人へと成長していくためには、依存と反抗は必須の条件です。それが、大人になることを恐れないために何より不可欠なものなのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
11 months
「抱きしめる」ことはどんな愛情表現よりも伝わります。子どもが悲しんでいる時、傷ついてる時、抱きしめて一緒に悲しむ、その中に情緒の交流があり、抱きしめられた記憶は、たとえ覚えていなくても、子どもの心に深い安心感、相手への信頼感、自分への自信を育みます。 (精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
1 year
子どもは、待ってもらう時間の中で「自律心」を育てます。自律心とは、自分のことを自分で決める力です。親にあれこれ口を出されていると、ゆっくり考えることができなくなるのです。十分に熟した野菜がおいしいように、待ってもらうことで自律した大人に育つのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
11 months
発達障がいのある子は、集団生活で迷惑をかけることもあるでしょう。親もいろいろ振り回されて、このままでいいはずはないと、親なればこそ思うのかもしれません。しかし、その気持ちを乗り越えて、「この子はこのままでいい」と思うことから出発して欲しいのです (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
1 month
スダチの問題で、バックの学者の理論は行動療法、とりわけ、トラウマ、恐怖症、不安症などに効果のある暴露療法。学会で一回聞いた時、不登校は構造的な不安であって適応は不適切だと論争した。問題は、それを素人がしていること。さらに、家庭での安心感を奪い、再登校だけを目的としていること。
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岩立哲治
1 year
子どもが不登校になると初期に格闘しない親はいない。「行くことが当たり前」と思うからだ。でも、長く寄り添い続けると「不登校のお陰で、これまで気がつかなかったことに気がついた」と何人もの親から聞いた。不登校は今学校の息苦しさへの問いだ。「当たり前」の世間常識のとらわれに気づかされる。
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岩立哲治
1 year
「夏休み明けには『学校、行きたくないな』と思うこともあるかもしれません。でも、先生も友だちも、みんな待っていますよ。とにかく学校に顔を見せに来てくださいね」。今こんな「相談室だより」を見た。とても残念で悲しい。カウンセラーが不登校の親子を追い詰めてどうする!完全にアウトだ。(怒)
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岩立哲治
2 years
不登校の相談で「待つ」ことの意味と大切さを強調します。それは親自身が変化していくプロセスですが、「待たなければならない」に陥るととてもしんどくなります。ずっと一緒にいることは辛いことです。気晴らしや趣味、子どもから離れる時間。親が元気に生活してこそ、子どもの心が癒される。
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岩立哲治
4 months
@orangehead_1126 「その子の悲しい叫びが暴言」それが実感できるまでは教師も修行ですね。私たちは、90年代の後半に、「困った子」は「困っている子」と言い始めた。子のとこを親、教師に変えれます。ところで暴言の解釈としてもう一つ、その言葉は先生にではなく、自分に向けて叫んでいるのではないでしょうか。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
子どもが話しかけたら聞いてあげてください。長時間でなくてもいいし、家事をしながらでもいい。イライラせず、穏やかに、うなずいて聞いてあげるのです。それだけで愛情は伝わります。それを積み重ねるうちに、親の言葉も聞いてもらえるようになるものです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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岩立哲治
2 years
高齢になればなる程、新しい職場は最初がきつい、職場のシステムがまるで違う。最もきついのは対人関係、自分を出さず様子をみるが、相手がどんな人かわからないし、自分も知ってもらえてない。ありのままの自分でいいと言い続けている自分が、居場所のなさの息苦しさに驚き、不登校の子の気持を思う。
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@iwatate1017
岩立哲治
3 years
小学校のSCが終わった。もう年だから引退も考えていたら、大規模校で中学校への転勤の連絡。中学校は40人前後の不登校の子がいる。教師は無意識に入試や成績で脅し、良かれと思って管理で子どもを縛る。これが中学校で急に不登校が増える要因の一つだ。子どもに寄り添う視点を謙虚に提供したい。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
誰もが「何故私の子が不登校に」と思う。愛するがゆえに操作で登校を刺激する。何をしても動かぬわが子を見て親の無力さを知る。子どもの現実を受け入れ、子どものペースを尊重し、揺れながら関わる。このプロセスは親が他者にケアされることを通じて、子どもをケアする「共に生きる」プロセスです。
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@iwatate1017
岩立哲治
3 months
「不登校の9割は親が解決できる」の本を一日で読了。余りに浅い内容で批判する気になれない。参考文献がたった5つ、その中のスマホ関係が3つもある。最短で再登校に導ける「5つの条件」の強調。河合隼雄さんが言う。野球のコーチが「打席に入ればヒットを打て」正しいが100%役に立たない。
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
不登校になると、先生や親は、初めは誰もが理由を探したがる。理由が言える子はほとんどいない。学校のシステムと自分の間で不安と恐怖が起きているのからだ。今の学校の息苦しさに敏感に反応する。毒ガスを察知する「炭鉱のカナリヤ」と同じ。生き延びるには、その炭鉱から脱出する以外にない。
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@iwatate1017
岩立哲治
6 months
お母さんが子どもを抱きしめられないのは、自分が抱きしめられたいと思っているからです。親が、子どもを愛情で包み込むには、先ずそれを支えるお母さん自身の心が愛で包まれ満たされることが大切です。不安やストレスを感じている時、誰かに愛情を注ぐことは困難です。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
3 years
子どもが不登校になって競争原理と効率化のレールから降りる。親が何をしても子どもは動かず誰もが無力感になる。自分と向き合う苦悩の中で、親も共感的な友人や専門家を支えに、世間常識の価値観の軸から、子どもが自分らしく生きる価値観の軸に変化する。この親のまなざしの変化が新たな一歩です。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
「家で元気なのに何故学校にこれない?」の校長発言のツイート。教育相談でも聞いた「家が楽しく居場所だから来れないのだ」と。「家にいる→楽しい」だから家にいることが強化されると。家で安心感を充電して元気なことが心の回復のカギなのに。家が冷蔵庫ならいいの?バカも休み休み言って欲しい。
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@iwatate1017
岩立哲治
4 months
不登校問題に45年関わるが、フリースクールが近くになく、不登校の子の居場所と喜んでいた。しかし、高額なのに補助金の自治体は少数。経済的に困難だし、距離の問題もある。今「平均17日で再登校」オンラインで可能と宣伝。登校だけを性急に。仮に事実としても続くかどうかとても危うい。以下私のFB。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
@sasasasa5223 回復期のスモールステップはゆっくり慎重が原則。この先生の言葉は、松葉杖をついてようやく行っている子に杖をついてたら歩けなくなる、と強引に杖を取り上げるものです。子どもの視点のなさ、回復期の子どもの努力を台無しにし、傷つけ、他の子に「わがまな子なんや」と教えてる点で、もや罪ですね。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
「過保護と言われようが面倒臭い親と言われようが関係無い。ママに言えば必ず何かしてくれるという土台を築く」のツイートに感銘。過保護は過干渉とは違う。今子どもがどれだけ保護されているのか。子どもニーズに親が敏感に反応し応答する。それが「親の顔を見て子どもが安心する」関係づくりの土台。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
精神科医中井久夫さんの「いじめのある世界に生きる君たちへ」は小学生が読めるすばらしい本だ。被害者がなぜ自死まで追い込まれるのか。 孤立化→無力化→透明化の3段階。透明化は読めば目からうろこ。加害者の巧妙な作戦もすごくリアルだ。被害者の死につながる奴隷化のプロセスを解明してくれる。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
勉強ができるかできないか、そんなことで子どもの人生を、存在を否定する。そんな悲しいことがあってはなりません。たかが勉強という程度のものです。勉強ができる子と料理ができる子は同じぐらいに私は思っています。こんな気持ちでお育てになった方がいいです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
別室登校のツイートの反響に驚きました。不登校の子の多くは学校自体に不安と恐怖があり実は別室登校も難しいのです。あくまで回復・再登校期の選択の一つ。学校に居場所があり、自分が「ここに居ていいんだ」と思えれば元気になれます。別室は教室へのステップではありません。本人の意向の尊重です。
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@iwatate1017
岩立哲治
6 months
小学校で、登校渋りで困っていた母親に「〇〇ちゃん学校に来れば明るく元気で生活できています。お母さんも頑張って下さい」と言われたという。苦労しての送迎、学校では明るくしないと、合わさないと浮いてしまうのだ」子どもは帰ると疲れ切って動けない。登校したことだけを喜ぶと現実がみえなる。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
子どもによっては、辛いこと、悲しいことが余りに多いと、それを見ない、感じないために感情を切り離す。「解離状態」で自分を守るのですが、不適切なので以後の問題化します。援助者は、子どもの記憶が曖昧な時、ネガティブな感情を切り離すほどの辛さを抱えた解離状態かも、と考える必要があります。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
不登校を99%治しますとか、1000人の不登校を解決したとかを売りにするカウンセラーは偽者といって間違いない。 治すとか解決などという操作的な言葉を私は使わない。 親の不安と焦りに共感し、かなり長期間、一緒に子どもの潜在的可能性を信じて、ゆっくりと待つことが必要不可欠だから。
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@iwatate1017
岩立哲治
6 months
不登校の要因に「家庭が居心地良すぎるから」というのには驚いたが、厳しくいつも叱っている人の中に、「社会は競争社会、甘えるな、学校の中でビシバシ鍛えてそれに慣れさせてやることが子どものためだ」という信念の人は少なくない。不適切な指導でどれだけ子どもの心を傷つけているか見えていない。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
小児科学の専門医、加藤善一氏は約1000人の不登校の子を見てきた(治したのではなく)という。一番感じたのは「大丈夫感」の低下。内的要因と外的要因があるが、外的要因では学校での「全員挙手」「3分前学習準備」など、「隠れ校則」が大きな要因だという。学校の息苦しさはもっと多様だが頷ける。
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@iwatate1017
岩立哲治
9 months
今年も今日で終わりです。私は12月にわかった健康問題の理由で、今後、しばらくツイートから離れます。これまで連続ツイートができたのも皆さんの応答のおかげです。ありがとうございました。フォロワーさんをはじめ皆さんにとって来年が幸せな年になりますように心よりお祈りいたします。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
不登校の子を「信じて、待つ」信じるとは日常的なあれこれを信じるのではなく、この子の内部に存在する回復の潜在的可能性を信じるのです。待つのも、ただ単にボーッとして待つのではなく、今の子どもの状態を承認し、心を使って、声もかけ、「親鳥が卵を温めるように」待つのです。親も格闘です。
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
不登校の子どもは操作や強制では動かない。苦戦してきた親は誰もが知っています。これはどの子にも共通するものです。強制や脅して動く子がいますが、それは恐怖と不安で動いているので、子どもの自立への発達ではありません。不登校の子が立ち上がるプロセスは全ての子の発達論と変わりません。
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@iwatate1017
岩立哲治
4 months
不登校の子を効率的で3週間以内で治すという支援者。私は、効率的で今のスピードに合わず、自分を守るための撤退だと思う。だから、不登校の子は家庭でゆっくり充電し、機が熟すにつれて少しずつ動き出す。長い期間で自分を再構築する。それを効率的、早期に治すという支援は理不尽で矛盾している。
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@iwatate1017
岩立哲治
5 months
ほめた方がいいと思い、何でもないことを「すごい」とほめます。子どもはよく「見ていて!」と言います。本来子どもが望んでいることはほめられることより「見てもらう」こと。その気持ちに応えるには「うん、みているよ」「ああ、できたね」でいいのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
不登校の論文である学者が「見守る」「待つ」を放置だと書いていた。見守るや待つの意味は親の悪戦苦闘の体験で理解されていると思っていたが。動かないので置き去りにして待つのではない。辛い日々を越えて、子どもの今の状態を尊重し、心を使い対話しながら待つのであって、放置とは真逆なのです。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
不登校や発達障害の親面接の初回で子どもの関りがとても辛い状態にある時、私は「これまで大変でしたね。」「ずっと辛さに耐えてこられたんですね」と労うと泣かれる。悲しみや辛いこと押し殺して明るく元気にしてきたが、子どものために必死で生きてきた長い苦悩の歴史がそうさせるのだ。
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@iwatate1017
岩立哲治
6 months
カウンセリングには、アドバイスを求めて母親が来ることが多い。子どもは操作では決して動かないことを知っているのに「どうすればいい」と聴かれる。その思いに先ず共感するが、「今のままを受け入れる」対話になる。それは大仕事なのだ。受け入れるには、これまでの自分と向かい合う辛い体験になる。
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@iwatate1017
岩立哲治
4 months
「3週間で8割不登校を治す」が炎上。当然です。問題の明確なツイートもあり、私はそれを読んで、長い苦悩と葛藤を体験した人がから本質を一瞬として見抜ける。それがないと人は騙される。子どもも一緒でした。学校で疎外され排除された子ほど一瞬で教師の建前を見抜く。不登校は鋭さを持った子です。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
「相談室だより」5月号の一部です。 「カウンセラーになってからは、「困った子」は「困っている子」だと20年近く言い続けてきました。親や大人が困っている子は、本人はそれ以上に困り、辛さや傷つきを抱えているのです。外側から子どもを見て「対人関係が苦手な子」は、内側から見れば、」
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@iwatate1017
岩立哲治
2 months
中学生の女子が言った。「教室では不安です。明るく元気なふりをしているけど、いつも他人は私の事をどう思っているのか、先生はどう思っているのか、人の目が気になるのです。なんか人の目が怖い気がして疲れるのです」と。聴きながら大人も同じだと思った。学校の「空気」とか「圧」が生きづらい。
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@iwatate1017
岩立哲治
10 months
リスペクトは、相手がすごいから、偉いからするのではありません。子どもをリスペクトできるのは、欠点や未熟さを抱えながら精いっぱい現実を生きているからです。欠点や未熟さを治してしてやろうという上から目線ではリスペクトできません。傷ついている子ほど人間を見抜く感性は敏感なのです。
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@iwatate1017
岩立哲治
4 months
不登校の原因は8割が家庭?なんのデータなの?その言葉が親と子を追いつめる。悪者探しは余り意味がない。個別のケースによってみんな違うし、立場によって風景はかわる。家庭が、いや子どもが、いや教師が、分断と対立の支配的構図を見抜けないと、不登校が学校への問いであることにも気づけない。
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@iwatate1017
岩立哲治
10 months
不登校の原因は聞かないが、多くの子が「教室の空気がしんどい」「集団が辛い」という。自分をだすと嫌われる対人関係の不安と恐れがあり、自分を抑圧し、教師や友達に合わさないと生きていけない。「強者の論理」は、空気や圧力の原因を不問にし、「自己責任」として子どもの弱さとジャッジする。
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@iwatate1017
岩立哲治
3 years
3年生の子が「がんばろう」ばかりの通知表をみて泣いていた。よく努力した子だ。何とも言えない気持ちになる。今後中学では5段階の数字だ。「お前はダメだ」とシャワーのように学校から浴びせられる。怠けたのではない、放課後の勉強会にいつも来ていた。自己責任ではない、評価が子どもを傷つける。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
不登校のわが子に対し、穏やかなまなざしに変わる。これは長い時間と忍耐がいるし、孤立しては出来ません。カウンセラー、親の会、ツイッターで辛さを共感され「不登校にしてしまった親」という否定的な思い込みから脱出し、「私は私でいい」という自分自身の自己肯定感の膨らみが必要だからです。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
1日10回ぐらい「早く!早く!」と言っていた人が、8回になった、5回になった、気づいたら3回になっていた。それで十分いいのです。子どに「これだけ傷つけてしまったから、もう消せない」と思ってはいけません。傷を何も持たないで育てられてきた人はいないのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
子どもの話を聞く時、他人の相談を聴くときのポイント ① 安心した場所で時間は余裕をもって ② 内容に関心をもつ。 ③ 相槌を打つ ④ 相手の話を批判しない ⑤ 途中で自分の話をしない ⑥ 自分が理解したことを相手に伝える ⑦ 今後どうするか一緒に考える この7つ家庭で応用できればすごいですね。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
学校でも家庭でも「いい子」は危うい。大人にとって「言われる通りに動く」「素直で扱いやすい」。実は「見捨てられ不安」があり、自分を押し殺している。「いい子」は未熟さや弱さを隠しストレスを溜め込んでいる。これが「過剰適応」です。「いい親でなければ」と思うととてもしんどいのと同じです。
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
教員の不適切な指導や体罰がなくなりません。何故なのか、それは「子どもは厳しく指導しないと楽な方に流れる」という子ども観です。でも、子どもがそう見えるのは、学校の指示・命令等で子どもを操作してきた反映です。この矛盾の無自覚さが「子ども自己回復力と成長力」を信じられないのです。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
半世紀近く、子ども精神医学の仕事に携わってきた私が、もっとも心を痛めている問題は、いじめと虐待です。いじめも虐待も、その子の育ちに最も大切な、その子の自尊心と自己肯定感の発達を阻害するばかりか、めちゃくちゃに壊してしまいます。(続く) (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
これまで行った中学校では半数が不登校の別室を用意していた。学校によっては学校の中に適応教室があり、専任者がいて内容も登下校も自由だった。別室に登校できれば、行けない葛藤から解放され、親の負担がやわらぎ、子どもは自分のペースで個人学習ができる。 今不登校の多い学校は別室が不可欠だ。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
Xでの文科省の不登校要因最多の本人の無気力不安への疑問は多い。全く同感だ。私は以前から学会でも文科省にも伝えた。毎日の学校でストレスが蓄積するが耐えている。しかし、コップの中から溢れる時に心と体が動かなくなる。原因は自分でも分からない。これが何故無気力不安なのか。言葉も不適切。
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@iwatate1017
岩立哲治
22 days
まだ「家が楽だから登校できない」という人がいる。何故か。学校の問題を見ないで責任は親と本人だと信じている。学校でも家でもストレスで子どもが子どもとして大切にされていない現実がある。子どもの成長には暖かいホームが必要不可欠なのです。家で子どもを水風呂に入れてどうするのか。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 months
親が、不登校の子どもに心を使い信じて待つことは容易ではない。自分を責め、焦りと不安の中で待つことはとても難しい。だから、先ず親が癒される必要がある。自分を承認してくれる居場所、それは当時者同士のセルフヘルプグループや専門家との対話だ。そこで受け入れられる安心感が必要なのだ。
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
子どもが思い通りにならないと、ついイライラしてしましがちですが、子どもは子どもなりに一生懸命がんばっているのだと認めてあげて欲しいと思います。それを否定して、「親に見捨てられる」と思わせてしまうことは、子どもの成長にとって本当に危険です。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
10 months
子どもが不登校になると、親が自分と向き合わざるをえなくなる。この意味は何か。今まで当たり前と思ってきた「世間常識」の価値観。これまで子育ての中での期待や葛藤を見つめ直し、これまでの自分の生き方を問う。子どもの命のかけがえのなさを考える機会ができ、「支配的価値観」を俯瞰できる。
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@iwatate1017
岩立哲治
10 months
子どもが不登校になって一定の時間がたつと、子どもの内面の辛さが見えてきます。同時に2つの感情が親の内部に起きます。一つは、将来を考える何とかしてやりたいという気持ち。今一つは、子どものペースに寄り添いたい。そして、子どもと向き合うとは、実は親自身が自分と向き合うことになります。
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
子育てというと、母親ばかりに責任の矛先がいきがちですが、私は子どもの子育ての責任の80%は父親の方にあると感じています。授乳をはじめ育児の主役は母親であっても、共演の役割を果たす父親が役不足です。父親は、良きパートナー、共演者であって欲しいのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
3 years
不登校理由は自分でわからない方が多い。敏感な子ほど、今の学校の高速のスピード、点数で人格まで評価する大人のまなざし、「いい子」でないと見捨てられるという不安と恐怖。これが続くと自分が壊れるという重圧感から、ギリギリのところで自分を防衛し、一旦退却して新たな自分づくりの仕事に入る。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
受容という言葉は手垢がついた、それは甘やかしにならないかと援助者から聞くことがある。丸ごと受け止めるの意味を甘やかしと思うのだ。甘やかしではない。親が不登校の子どもを受け入れることがどんなに大変か、これまでの自分の価値観と向き合わざるをえず、その対決は辛く厳しいものです。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
「親が変われば子は変わる」の言葉は受け止め方によるがやっぱり精一杯生きている親を責めている圧がある。親は自分の困難さや、辛さを分かってくれる他者がいて初めて子どもに寄り添えるのに、親の「自己責任」にしている感じがする。「親はケアされることで子どもをケアできる」。この方が断然いい。
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@iwatate1017
岩立哲治
3 months
不登校の子は耐性がなく弱いのか。自分を防衛するために学校を拒否する。それを傷つきの表現と見る。登校しても、耐えて過度に自分を抑圧し続けていれば、いずれ人生のどこかで地雷は爆発する。自分の限界と危機を察知し、不登校の状態で自分を表現していると見るなら、子どもが弱いとは言えない。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
わかりづらいのですが、親が「子どものことを思ってやることが自分を安心させようとしていることがあるのです。自分の望むような子どもになってもらいたいという感情が強い場合があるのです。そして、それが子どもを思う愛情だと錯覚していると問題になるのです。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
11 months
「過剰適応」とは一言で言えば「いい子」のこと。「不適応」といえば「問題症状」があること。だからその2つの意味は全く違う。しかし、私は「過剰適応」と「不適応」はメダルの表裏の関係だと考える。過剰な適応はストレスを蓄積し、限界を超えると不適応の行動で対処し、自分を防衛せざるをえない。
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@iwatate1017
岩立哲治
3 months
いじめ被害者の後遺症が突然起きるフラッシュバックだ。PTSDの4つの症状の一つ。このフラッシュバックは悪夢のときもあり、当時の体験が今起きているように、本当に生々しく再体験される。正に「脳に刻み込まれた」疼くような辛さなのだ。この理解の不十分さが被害者へのケアの軽視につながっている。
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@iwatate1017
岩立哲治
5 months
数年前の宿題未提出を怒鳴られた中3が自殺した裁判の報道で、Ⅹで「子どもが弱くなった」という意見。内容を詳しく吟味しないで言うのは私も控えたいが、自殺をその言葉で片付ける神経を疑う。怒鳴るのはパワハラと同じ。子どもの発達特性で、見捨てられた、進路は絶望だと考えたかもしれない。
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
昨年の10月最新の文科省の調査結果がでた。不登校の増加が24万で顕著だ。分類の中に無気力・不安があり、49.9%だ。私は多くの不登校の子に接してきたが無気力の子はいない。自分もわからないほどの圧力と縛りの中で苦悩している。無気力・不安は子どもを舐めている。複合的不安なのだ
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@iwatate1017
岩立哲治
3 months
避けたい! 子どもがトラウマになる大人の行動 ① 感情的に大声でどなる ② 子どもの人格を否定するような言葉を言う ③ 子どもの話を遮り、聞いて欲しいを無視する ④ 「欠点ばかりを見て、○○ができない」と貶す ⑤ 夫婦ケンカを子どもの近くで繰り返す これらは単発でも子どもの心は深く傷つく
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@iwatate1017
岩立哲治
9 months
子どもに限らず、相手に絶対に言ってはいけない言葉の一つは、人格を否定したり、自尊心を傷つけたりする言葉です。その子のプライドを傷つけたり失わせたりすることを、決してしてはいけないということを、子どもを育てている人の誰もが知って欲しいと強く思います。 (児童精神科医 佐々木正美)
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@iwatate1017
岩立哲治
1 year
幼い子どもは母親を安心基地として充電し、外の世界に探索する。 疲れたら元の安心基地でエネルギーを回復する。 この関係で子どもは世界と自分と他人を信頼する。思春期の子どもは自立するために暴言や反抗して親を突き放すが、隣で寝させて、爪切って、耳垢とってと変化球を投げて甘えを充電する。
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@iwatate1017
岩立哲治
2 years
不登校の親面接で、母親から「子どもがかわいく思えない」聴く時。思いの背景を想像し、「そんな感情が起きる時は辛いですね」と返し、自分に向き合うお手伝いをする。心の深いところに「こうあるべき」という信念に気づかれることがある。その気づきで、自分の感情を含めて子どもを赦すことができる。
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@iwatate1017
岩立哲治
7 months
信田さよ子さんの「夫婦の関係をみて子は育つ」を読んでいたら、「共依存」脱出の文脈で「良妻賢母」ではなく「楽妻怠母」(楽しい妻、怠け者の母)という言葉がでてきた。子どものための愛情と思っても子どもからは支配になることが多い。親が楽しく生きる姿こそ子どもは自由な心を回復する。
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