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相爆/右爆/hrak色々/とっくの昔に成人済み/誤字脱字は広い心で受け止めて/不定期な呟き/無言フォロー失礼しやす
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相爆
ピピピッと軽快な機械音がなった体温計を手に取ると38.2の数字が表示されていた。
「こりゃ完全に風邪だな」と真っ赤な顔をして少しだけ息苦しそうな爆のおデコにぺちんと冷えピタを貼って「寝てなさい」と布団を掛けてくれるザワ。
「リビングで仕事してるから何かあったら呼んでくれ」
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相爆
爆が二十歳を超えてから交際を始めた2人。ザワは大人なのである程度恋愛経験があるけど爆は高校生の頃からザワへ想いを寄せていたので初めての恋人です。何をするにも初心な反応が可愛いくてザワは爆が嫌な思いをしないようにゆっくりと恋人経験を重ねてくれます。
交際開始から数ヶ月、今日は
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相爆
机に置いたiPhoneが受信したのは「迎えにきて」というシンプルなメッセージ。
久々に切ｼﾏが帰省したので上ﾅﾘやｾﾛと飲みに行くと言っていたはず。「今どこ？」と返信をすると位置情報を送られてきます。
飲み屋の多い街を想定していたが送られてきたのは自宅から一番近い最寄り駅だった。
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相爆
深夜にコンビニ行くだけの話。
ふと真夜中に目が覚めてアイス食いてぇってなり静かにベットを脱け出す爆。いざコンビニへ。
さすがにパンツとTシャツだけで外に出るわけにはいかないので、ジャージを履いてリビングの椅子に掛けてあったザワのパーカーを羽織ります。
さて行くかと思っていたら
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「キス…してほしぃけど風邪移っちまうかな」
「いいよ大丈夫」
ギシっとベットの音を立てて、「ちょうど有給使わないといけなかったから移っても問題ない」って言いながらキスしてくれるザワって最高じゃないですかって話。
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「ｶﾂｷ」
「……ァに」
まだ顔を見せてくれない爆の耳元に唇を寄せて「そろそろお布団行く？」って低くて甘い声で囁くザワと、無言でコクンと頷く爆が過ごす夜はどこにありますか。
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ふざけるようにザワに軽くぶつかってみたり信号待ちで肩に顎を乗せたりします。
そんな爆が可愛くて少しでも長く堪能したいからザワの歩くスピードはいつもより少しだけ遅いんだけど、明日は2人そろってお休みだからちょっとだけ贅沢に時間を使うのもありだよね。
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の首に腕を回してぎゅうっと抱きついてくる爆。
「…起きたら居らンかった」
その一言で全部分かっちゃうザワは流石です。
「ごめんごめん、メモでも残しておけば良かったな」
「…寒い」
「うん、ベット戻ろうか」
「しょーたさんが連れてって」
「はいはい喜んで」
安易の溜め息を吐きながら
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頭上で「ぅわっ、え…、ちょっ、何やってんだ？！」って焦るザワの声が聞こえます。
ザワが慌てて下ろした買い物袋には爆が少しでも食べられるようなゼリーとかアイスが沢山入ってるんだろうな。
爆を優しく抱き起こして「どうした？！」「どっか苦しいか？！」って自分の胸の中に収めながら聞くザワ
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気がついて寂しくなっちゃいます。
壁に凭れてズルズルとその場にしゃがみこむ爆。自分で自分の体をぎゅっと抱きしめながら「しょーたさん」「しょーたさん」って小さい小さい声で何回もザワの名前を呼びます。
座ってるのもしんどくなって丸まったままこてんと床に寝転がります。寒気はするのに
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「…ぁ"ーい"」
「声掠れてるな。加湿器つけとくか」
そう言って爆の頭をくしゃくしゃと撫でながら、昨晩珍しくあの暑がりが「なンか寒ぃ」と言っていた時点で薬を飲ませておくべきだったかなと少しだけ後悔します。
寝室の隣にあるリビングでノートパソコンを立ち上げて仕事に取りかかるザワと、
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体は熱くて冷えた廊下の床が心地よく感じちゃう。体調不良の時って謎にネガティブになるから「世界で独りぼっちだ」とか「風邪引いたからしょーたさんに捨てられた」とか意味分からん思考回路に涙がじわっと浮かぶ爆。え、かわいい。
そんな事を思ってたらガチャンってドアの開く音がして
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爆をひょいっと持ち上げ、安心したせいで体の力が抜けちゃった爆を落とさないように丁寧に寝室まで運びます。
ベットに優しく降ろして「今日はもう家にいるから安心しなさい」って爆の熱っちぃ頬を撫でながら微笑んでくれるザワ。
「何か食べるか？」
「…しょーたさん」
「ん？」
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うっすらと聞こえる生活音やキーボードを叩く音に安心しながら気がついたら寝ちゃってる爆。
爆は信頼している人限定である程度の物音がある方が良く眠れるとかだと可愛い。
喉の乾きで目を覚ますとカーテンの隙間からはオレンジ色の西日が射し込んでて、だいぶ時間経ったなって思いながら
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サイドテーブルにザワが用意してくれてたスポドリを飲みます。
その後ふらふらとした足取りでリビングの扉を開けるけど電気も着いてないし誰も居ないし、「しょーたさん？」ってカスカスの声で問いかけても返事はありません。
ザワの気配が何処にもなくて無意識に玄関まで行くとザワの靴がない事に
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相爆
基本的に爆は早起きなんだけど、お休みの日は目覚ましをかけずに昼前まで寝ちゃう時もある。寝室からリビングに向かうとキッチンでコーヒー入れてるザワがいたので、後ろからきゅって抱きついて「はょ、しょーたさん」ってかすれた声でいいます。ザワの背中にグリグリ額を押しつけてたら可愛い。
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爆は一生忘れないだろうな。
唇を離すとバチッと視線が重なり急に恥ずかしさが迫ってきた爆はザワの首に思いっきり抱きつきます。
「ｶﾂｷ、顔見せて」
「無理。いま人生で一番だらしない顔しとる」
「それは尚更見たいなぁ」
「や、だ」
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財布と鍵を突っ込むザワ。こういう時に止めたり気をつけて行けとか言わず一緒に行く選択を迷わずしてくれるザワは世界で一番優しい。
「しょーたさん」
「ん？」
「これ煙草くせぇ」
「嫌なら着るなよ」
「イヤとか言ってねぇし」
袖口を鼻に当ててニヤニヤしながら爆が言うんだけどそんな悪態よりも
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初めてザワのお家にお泊まりです。そして爆は心に決めていました。今日こそは自分からキスをすると。
事の発端は先日ｾﾛと飲んだ時に何の気なしに「そういえば俺、自分からキスしたことねぇ」って発言に「マジ？消極的すぎでしょ、飽きられちゃうよ(笑)」という会話が原因です。ｾﾛからすると
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「何してんだ？」とボリボリと頭をかきながザワが寝室から出てきます。たぶん目はほぼ開いてなくて声ガサガサなんだろうな。
「アイス食いたいからコンビニ行ってくる」
「…今からか？」
「ン、」
「一緒に行くからちょっと待ちなさい」
そう言ってスウェットのズボンを履いてポケットに
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ギリギリしか出てない指先が可愛いななんてザワは思ってます。
深夜だから人の気配が全然なくていつもよりほんの少しだけ2人の距離が近いといいな。
きっと爆は外、というか人前で手を繋いだり腕をくんだりするのが得意じゃないはず。
だけどスキンシップは大好きなので、
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吸われてやっと解放される頃には少しだけ呼吸が乱れてる爆。かわいい。
「今日ずっと緊張してるな」
「…」
「安心しろ、これ以上は何もしないよ」
「……別に、俺は…その、シてぇ、けど」
「いいのか？」
「ン、でもその前に…」
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おふざけで言っただけで何の意味も根拠もありません。適当だからあの男は。でも爆は本気にしちゃってるんだろうな。
ということで気合いの入ったお泊まりなんですが、いざ自分からキスするぞってなると恥ずかしさやら緊張やらでタイミングを逃しまくります。お家にお邪魔してご飯食べてお風呂に
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入ってとどんどん時間が過ぎていきます。
横並びでソファに座っていたらザワから本日何度目かの触れるだけのキスをされ、そのまま腕を引かれザワの膝の上に股がるような形になります。啄むようなキスだったのが唇の隙間からザワの厚い舌が侵入してきて口内を好き勝手にやられちゃいます。ぢゅっと舌を
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「俺からキスしても良いか」って爆が聞くと少しだけ目を見開いてキョトンとしたザワが、「どうぞ」って目を閉じてくれたので肩に両手を置いてゆっくりと距離を詰めていきます。触れるだけの長いキスをひとつ。たったそれだけなのに高鳴る心臓と、初めて至近距離で見つめたザワのぼやけた長い睫毛を
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「ちげぇ、散歩デートのお誘いだわ」
「…デートのお誘いだったのか、あれで」
「ン」
「それじゃあ、どこに行きましょうか？」
「しょーたさん家」
「それお前んちでもあるからね(笑)」
ハハッと笑いながらベンチから立ち上がると自宅までのお散歩デートの始まりです。
時々お互いの指が触れる距離を
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ほんの数分の距離も歩けないほど酔ってしまったのかと思い「車の方が良いか？」と聞けば「歩いてきて」とすぐに返信が来たので体調が悪い訳ではないようです。まぁそれでも少し不安なのでポケットに財布と携帯だけ突っ込んで足早に迎えに行くザワ。優しい。
駅に着くと黒色のキャップを少し深めに
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「酔ってる？」って聞くと「ちょっとだけ」って珍しく素直に教えてくれるので「おんぶして帰ろうか？」ってからかうように言うと「いらン」って下唇を少し突き出して顔をしかめる仕草が可愛くてザワの目尻が自然と下がります。
「迎えにきてなんて言うから歩けないほど酔ってるのかと思ったよ」
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被った爆が、改札を出て少し離れた所にあるベンチに座っているのを発見します。ザワが近づくと顔を上げた爆が目を細めてふわりと笑うので「あ、ちょっと酔ってるな」ってすぐ分かります。
「楽しかった？」
「ン」
爆の横に腰かけて指の背で頬を撫でるといつもより少し熱い体温が伝わってきます。
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隣を歩いていた爆が足を止めたので振り向くかたちで返事をすると、ご機嫌な声で「遠回りして帰ろうぜ」とニッと笑うので愛しくなります。
どうせ同じ家に帰るのにと思いながらもこうやって恋人として隣を歩くのはザワも好きなので、「いいよ」と返事をした後に
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相爆
めちゃくちゃ感度がよかった日の事後にシーツが擦れるだけで「っん…」って声が出ちゃう爆は春でも夏でも冬でもなくて開けた窓からキンモクセイの香りがする秋の夜であってほしい(^o^)🍂🍁
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保ちながら隣をゆったりと歩きます。
「みんな元気だったか？」とか「お酒の品揃えが良い店だったから今度は一緒に行こう」とかなんてことないを話していたらあっという間にマンションが見えてきます。
「なぁ、しょーたさん」
「ん？」
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相爆
学生の頃は規則的な生活ルーティーンが出来ていたけど、大人になるとそうもいかなくて繁忙期で疲労困憊のある日珍しく寝坊しちゃった爆。
「あ"ぁ"ッ！クソ！寝坊した！」怒りと焦りを含んだ声色で開口一番にそう言う爆はバタバタと準備をします。
「今日はずいぶん早いんだな」
「書類が
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相+爆
爆を抱っこするザワが見たい。
退院してからもしばらくは定期的に体調崩しちゃう爆。
ちょっと体調悪いかもって思ってたけど薬飲むほどじゃないしお風呂入ってご飯食べて派閥と話してる時に悪化しちゃって共有スペースから動けなくなります。
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相爆
災害救助の現場で建物の倒壊に巻き込まれた爆。一命は取り留めたものの未だに意識も戻らず余談を許さない状況なのでICUに入院します。その病院のルールでICUには親族しか入れない為ザワは見守ることも側にいてあげる事も何も出来ません。悔しいね。
数日経って意識が戻り容態も安定しているので
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相爆
外で飲むときは嗜む程度にするけど家飲みでしかも次の日がお休みの時はベロベロに酔うまで飲んじゃう爆。ザワは酒強マンなのでどんなに飲んでも顔色ひとつ変えず多少気分が良くなるくらい。
爆はお酒が回ってくるとまずは鼻歌歌っちゃうとかだといいな。流行りの洋楽とかめちゃめちゃ似合う。
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相爆
初夜に緊張でガッチガチになっちゃう爆。
キスする時に息止めてたら「いい子だから呼吸して」とか、シーツを力いっぱい握りしめてたら「俺の背中に手まわしなさい。そう上手」って言ったこと出来たら全部褒めて頭撫でてくれるザワ。甘い。好き。
ゲロ甘糖度100%の相爆っていいよね。
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相+爆
心臓ブチ抜き後の入院中も毎日一生懸命リハビリするんだけどなかなか思うようにいかない爆。
食事や勉強や着替えとか日常生活は左手をぎこちないながらも必死に使って何とかやり遂げてるんだけど、右腕は動かすどころか未だに感覚すら戻らなくて不安になります。
基本的には冷静だし焦ったとこ
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相爆
素肌に毛布が触れる感覚が好きって何気なく言っただけなのに、次に泊まりに来たらちょっと高級で上質な肌触りの毛布を購入してくれてるザワ。優しすぎる。その毛布とザワの体温に包まれて満足そうに眠る爆の寝顔を拝みたい😌🫶
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相+爆
卒業してからも定期的に稼働してたクラスのグループLINEに「相澤先生今年度で退職するらしい」って悲報が入るから「嘘だろ」「先生まだ40代じゃん」「やだやだやだ先生辞めないで」「誰か詳細お願い！」って通知が鳴りやまない。
離任式当日は何としてでも参列したいから、
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相+爆
退院後すぐは演習とか実技系の授業は見学の爆。ザワの隣で大人しく椅子に座ってたんだけど、ふと目に入ったザワの手が思ったよりも大きくて「え、センセー手デカくね？」って声が出ちゃう。
「そうか？」って気にしたことないザワに
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その言葉にヒュウっと口笛を鳴らすﾏｲｸ。心の中で「独占欲とか皆無のやつだったのに」って呟いててほしい。
付き合いが長いからこそ、ザワがどんだけ爆に惚れてて大切にしてるかってのを些細な言動で分かっちゃうﾏｲｸってずるいよね。
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後々本人にとって大切な経験になるのを知ってるから、ベランダの柵に腕を乗っけて「がんばれよ～、未来のﾅﾝﾊﾞｰﾜﾝﾋｰﾛｰ」って嬉しそうに小さく呟くザワの声が聞きたい。
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一気に静かになった部屋でやれやれというように溜め息を吐くザワ。
ベランダに出て下を覗くとちょうど爆がマンションのエントランスから飛び出てきました。駐車場へと全力疾走する背中が以前よりも少しだけ逞しくなったような気がして無意識に微笑みます。
繁忙期ってのは大変だろうけど
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山「ﾊﾊ、おはようのキスは毎日してんの？」
相「うるさい」
山「いいじゃねぇか順風満帆で。あんな可愛い顔で甘えちまってよぉ」
相「そうだよ、俺にしか見せない表情なんだから今すぐ忘れろ」
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相「おはよう、よく寝たね」
爆「ン」
「コーヒー飲む？」って爆の頭をポンッと撫でながら聞くんだけど不満そうに下唇を突き出して見上げてくる爆。
相「なに？」
爆「…おはようのキスは？」
相「え、…ぁー、うん、はい」
歯切れの悪い返事をしたザワが爆の前髪を上げておデコに軽くキスします。
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爆「…なんでデコ」
相「いやぁ…何でって」
爆「いつもみたいに口が良い」
「はよ、しろ」「してくれンとやだ」って駄々こねっちゃん。その様子にザワが苦笑いしながら問いかけます。
相「勝己、違ったらごめんな。本当ごめんなんだけどさ」
爆「…ァに」
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溜まっとるから早めに行きたかったのにアラームかけ忘れた！」
「朝飯は？」
「無理ッ！あと10分で出る！」
10分なんて顔を洗って歯を磨いて着替えて気持ち程度に髪の毛をセットしたらあっという間に経ってしまいます。
車の鍵と鞄を引っ掴んで「行ってきます！今日も遅くなる！」と慌ただしく
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派閥
3年生になった派閥は定期的に男子高校生らしいバカやっててほしい。消灯時間過ぎたあとにこっそり寮から脱け出して学校のプールで泳ぐとか。水着なんて着ずにパンイチでハシャいでてくれ。
爆「やっべ冷てぇ！」
切「ナイトプールだっ！！」
瀬「インスタ用の写真撮る？(笑)」
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相爆
お菓子でハートのピノとか星形のアポロとか出たらあなたはハッピー！みたいなやつあるじゃないですか。ザワはそういうの出たら全部爆にあげててほしい。
なんかもう些細な幸せで包み込んであげたい欲が凄まじいんだあの男は☺️🫶
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相「もしかして山田が居るの気付いてない…？」
爆「………は？」
目を見開いてキョトンとする爆。
キッチンの向かい側には、座椅子に座りこちらをニヤニヤ見ているプレゼントマイクがいた。
山「ヘイリスナー♡ラブラブで羨ましいぜぇ」
爆「は？！なン、なっ！」
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出ていく爆に「ほら、これ持っていけ」とゼリー飲料をポイっと投げてくれるザワ。これなら片手で飲めるもんね。優しい。さすが合理的主義者。
「ワリィ助かる」と言いながら出ていく背中に「行ってらっしゃい、気をつけてな」と声をかけますが爆の耳に届いたかは分かりません。
バタンと扉が閉まり
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相「今度仕事で使う資料を持ってきてくれたんだ」
山「すぐ帰るから安心しな」
爆「～～ッ///顔洗ってくる！！」
ドスドスと大きな足音を立てて洗面所へ消えていく爆の顔は真っ赤です。
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爆のﾋﾛｺｽ(夏ver)って上半身ピタピタじゃないですか。あれスポーツ経験者は特に分かると思うんですけど汗でめっちゃひっつくのよね。爆なんて演習では終始汗かいてなきゃなので絶対着替えるの大変だと思う。
爆「あっ！クソッ！引っ付いて取れン！」
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相爆
付き合って間もない頃は「かわいいね」って言われると「可愛くねぇわ！」って反発するしタイミングによっては「可愛くねぇわ…」って照れちゃう爆。そんなところも可愛いって思ってるザワ。色んな場面でザワが可愛いかわいいって言ってくるから実は俺って可愛いんか？と徐々に洗脳されちゃって
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相爆
ザワは理性的な人間なので幻肢痛こそあれど「これは脳の錯覚」「もう右足は無い」って深呼吸しながら痛みにただただ耐えるんだけど、やっぱり痛いもんは痛いので寝かけにそういうのがきちゃうと流石に寝付けないから隣で寝てる爆を起こさないようベットから抜け出します。
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特別授業でA組男子に近接戦闘教えるザワが3年間のどこかできっとあったはず。
個性使用不可でそれ以外は何でもアリっていうルールゆるっゆるっのタイマン勝負。
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相爆
爆は料理する時にいちいちエプロンをつける人種であってほしい。
ザワはお家で晩酌する時は爆に簡単なおつまみ作ってもらう事が多いんだけど、それは爆が作ってくれるものが美味しいってのもあるけどきっとエプロン姿を見たいんだよ。
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一般病棟に移動します。その事を聞いたザワはすぐに駆け付けて病室に入るやいなや爆の手を握って、
「ｶﾂｷ、結婚しよう…」
って涙をボロボロ溢しながら膝から崩れ落ちます。
何がなんだか分からない爆は「え、しょーたさん？どした？」って狼狽えますが、集中治療室の扉の前で
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「可愛いかったよ。お前だけじゃない。俺の教え子はみんな可愛い」
爆の頭をくしゃっと撫でながら「まぁ、こんなにも優等生で問題児は後にも先にもお前だけだよ」って微笑むザワと、どんな内容でも良いからザワの中で自分が1番だった事があると知って嬉しそうな顔をする爆が見たいという私の願望。
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そんな爆の耳元に唇を寄せて「じゃあ、続きはベットの中でな」ってとびきり甘くて低い声で囁くザワの方がやはり一枚上手です。
目線を少し下げて瞬きを繰り返す爆が「…ン、」と言いながら、ザワの服の裾をきゅって握るのを想像したらこっちまでお酒に酔いそう。
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拳を握りしめていたザワを知るご両親は「不束な息子ですがどうぞよろしくお願いします」って涙を滲ませながら頭を下げるでしょう。
自分だけ置いてけぼりで何とも歪なプロポーズに爆はキョトンとしますが、3人が流している涙が悲しみではなく自分へ向けられた愛だと感じ
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「お前の戦闘スタイル的にあんまりデカくなると不便じゃないか？」
「そうだけどそうじゃねンだよッ！」
「我が儘だな…」
とりあえずこの会話してる間ずっと手のひらぴったりとくっつけててほしい。
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ザワの肩口に顔を埋めて全体重をかけて脱力してる爆をみて、爆って先生の前だと本当赤ﾁｬﾝだよなってなる派閥。まぁ、そんな姿を見れるのも君たちだけだよって言いたくなります。
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好きだし」「照れると瞬きが多くなるのも可愛くて好きだよ」って、ザワは沢山答えてくれるので終始ニコニコの爆。
「満足？」って聞くと返事のかわりにザワの下唇をはむっと啄んで「足りん、もっと教えろ」って爆は挑発的な笑みを浮かべます。
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ザワの首に腕を回した爆が少しだけ背伸びしてキスするのも激かわだけど、ザワが爆よりも低く屈んで下からチュってするのも堪らなくないですか？！
自分よりも背が高い人が下から掬い上げるように迫ってくるのすごく好き。
このシチュエーションは相爆が一番似合うと思う。
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可愛くないアルコールの香りがするのもギャップで良い。
爆「しょーたさん」
相「ん？」
爆「俺の好きなとこ教えて」
すかさず「全部」と言いそうになるがそんな大雑把な答えではこの子は納得しないのを分かってるのでしっかりと考えます。
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爆「～～♪」
相「ごきげんさんだな」
爆「いま、すげぇ気分いい」
相「そりゃあ良かった」
意味もなく指を絡めたりザワの肩に頬っぺたをスリスリし出したらもう完全に酔いましたよの合図。いつも以上にスキンシップの多くなる爆は可愛くてたまらない。時折あわせる唇からは
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相「そうだな…頂きますとご馳走さまを言う時に手を合わせてお辞儀するところ」
爆「ンハッ、なンそれ(笑)」
相「きちんと挨拶出来る子が好きなんだよ」
ふーんって嬉しそうな顔をしながら「他は？」って聞いてくるから「努力を惜しまないところ」「不満があると唇を突き出すとこも
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ポロポロと涙が落ちます。
「箸も持てなきゃ服の紐も結べねぇ、風呂も介助がなきゃ入れねぇッ、ついこの間まで出来てたのに、ッ出来てたのに！」
ヴゥーって声を漏らして泣く爆は左手でしか涙を拭うことが出来ません。その姿がザワの心も痛めつけます。
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ないか？」ってフォローのつもりで言うんだけど、ザワが28.5ｾﾝﾁなのに比べて爆は27ｾﾝﾁで追い討ちかけちゃってほしい。
悔しくて「クソがっ！成人までに180越えたるッ！」って叫ぶけど残念ながらその願いは叶いません😇さっきまで楽しそうにしてたのに急にひとりで怒りだすから見てて飽きない。
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「うん、大丈夫だ。なれるよ。期待してる」
「まぁでも今は溜まってるもん全部出しとけ、泣け」って背中を摩ってくれるので涙も鼻水もお構いなしに顔をべしょべしょにして泣く爆。悔しいね、辛いね、先生の温もり安心するね。
でもきっと
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絶対お休みを勝ち取るためにその日まで20連勤とか平気でしそう。
だいたいこういう式辞は教師と在校生で行われるもんだけどザワは皆から好かれまくってるから卒業生やらプロヒーローやら警察関係者やら沢山の人が集まります。
事前に色んな人が来るよって知らされてたけどステージに立ったら想像より
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「なぁ、アンタにとって俺ってどンな生徒だった？」
唐突な質問に少し考えてから答えるザワ。
「そうだな…優秀なのに素行が酷く悪くて誰よりも手をやいたよ」
「…ドーモスンマセンシタ」
「ただ、手のかかる子ほど可愛いってのを実感させられたな」
「俺って可愛かったンか」
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多くの人がいて、しかもA組が集合してるの見つけてふわっと優しい笑顔になるザワが見たいし、当たり障りのない挨拶してサラっと降壇するいつもと変わりない姿にマイクやオルマイは終始号泣しててほしい。
離任式のあと卒業生は各年代ごとに教室が明け渡されてザワが順番に来てくれるシステム。
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パソコンのブルーライトの光に照らされた爆の寝顔がいつもより幼く見えて「たく、急に生徒の顔するんじゃないよ」って微笑むザワの痛みが少しでも引きますように。
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一人一人を見送ってくれるザワ。
最後に来たのが爆です。
「凄い活躍してるじゃないか」
「ったりめーだ」
「こんな立派になるなんて担任として誇らしいよ」
「ン、」
親にとって子どもがいつまでも子どもであるのと同じように、いくつになってもお互い生徒と先生の顔をしててほしい。
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きっとどの年代もザワが扉を開けて入ると同時に着席しちゃう。条件反射だね。
写真撮ったり思い出話をしてたらあっという間に時間が経ちます。
「さて、そろそろ時間だから帰りなさい。一生の別れじゃない、何かあればいつでも連絡しておいで」って言葉に喉奥がきゅっと締め付けられます。
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「ちょっと比べてみてぇ」って左手をんぱって思いっきり開くの絶対かわいい。
最初は「ぅわ、第一関節分も違う」「手デカいの良いよな何かと便利そう」「指もゴツい」って楽しそうに話してたんだけど、ふと「なぁ、俺これもう身長伸びンかな」って気にしだす。
「身長は手より足の大きさが重要じゃ
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くて堪らないだろうな。爆の頭をくしゃくしゃ撫でながら「ただいま。良いもの着てるね」って言うとあ、やべぇって思いつつもう隠す術もないから素直に「これ、ショータさんの匂いすンだわ」ってはにかむ爆。きゅんです。頭を撫でてた手をそのままおろして親指の腹ですべすべの頬っぺたを撫でながら
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「お前は本当に…」、可愛いねって続けるはずだったのにそれより先に爆が「かぁいいだろ」ってちょっと悪そうな笑みを浮かべながら言うからザワは一発KO。頬っぺた撫でてる手にスリってしてからそのまま離れて「風呂沸いとるから入ってこい」ってリビングに続く廊下を
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ろで意味ないって頭では分かってるんだけど、まだ高校生だし感情が爆発しちゃう時もあるはず。ザワがお見舞いに来た時に弱音吐いてほしい。
「…今日も右手動かンかったわ」
「そうか」
「つか、感覚すら戻ってねぇ」
「焦るなよ、時間がかかるものだ」
「………ッ、焦るだろ！」
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「そうだな悔しいよな、ごめん、ごめんな、そりゃ焦るよな」って言いながら爆をぎゅっと抱きしめてくれるザワにしがみつきたいのに、やっぱり爆の右手は動かないのを想像したら切なすぎる。
「でもこれを乗り越えなきゃナンバーワンヒーローにはなれないよ、お前はなるんだろ？」
「……な"、るッ！」
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大きな声でそういって目にいっぱいの涙のまくを張って、ふーっふーっと肩で息をする爆にザワは「落ち着きなさい」って背中を撫でようとするんだけど、左手でそれを振り払います。
「他の奴らはっ、今この瞬間も成長してンのに俺は、俺はッ、立ち止まるどころか後退してンだぞ」
言い終わると同時に
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目の前のバカやってる生徒たちをみて溜め息を吐きながら爆の服を引っ張りあげます。
ぽすんっと抜け出た爆は髪の毛ボサボサで騒いでたせいで顔が真っ赤だとかわいい。
相「ｺｽﾁｭｰﾑは脱着のしやすさも重要だ。必要であれば修正依頼をしなさい」
って言いながら爆のおデコを小突いてくれ。
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忘れ物を取りにきたザワに見つかっちゃって、「頼むから卒業までおとなしく過ごしてくれ」って通算うん回目のお説教+反省文の刑です。
「スミマセンデシタ。モウシマセン」って言うんだけど口先だけなのバレバレだし、来週にはまた寮を脱け出してコンビニにアイスを買いに行く未来が
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ザワ「大丈夫、すぐ治まるから寝てなさい」
爆「ゃだ…」
そう言ってザワの隣に腰かけた爆はぽやぽやしたまま「足？」って聞きます。もうほぼ目は開いてません。「うん、でも大丈夫だから」先に寝てなさいと爆のおデコに軽くキスするんだけど、「やだ、ここおる」って胡座を組むように
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義足を外してリビングのソファに腰かけて切断面を摩ってみたりしたけど意味なくて、他の事に意識向けるかって仕事用のノートパソコンの電源を着けたタイミングで寝室から目を擦りながら出てくる爆。
爆「しょーたさん…」
ザワ「ぁー…悪い起こしちゃったか」
爆「…ン、どっか痛ぇの？」
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関係性ではなかったし少なくともザワは爆に対して恋愛感情はなかった。ただ担任として様子が気になるので定期的にお見舞いに行って、痛みに苦しむ表情が可哀想でよく包帯の上から患部を摩ってあげていた。自分としては何の気なしにしていた事が、この子の中では何か特別に感じていたのかもしれない。
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「よいしょｯ」って爆を持ち上げて立ち上がる。爆が落ちないように片手は背中から後頭部、もう片手はお尻の下にいれてその場で軽く跳ねて安定させます。爆も気持ち程度きゅって腕に力込めてたら可愛い。
爆の性格上他の子(特に出や轟)の前だと抱っこされるなんて暴れ倒す案件だけど派閥の前なら大丈夫
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ソファの上にあげていたザワの右太股の辺りにこてんと頭を乗っけます。ちょっと歪な膝枕です。羨ましい。
「明日も仕事だろ、ちゃんとベットで寝なさい」って言っても「ンー…」と生返事が返ってくるだけなので、やれやれとため息をつくザワ。まぁいい、好きにさせとこうと思っていると
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変なところでズボラするよね」
爆「うるせぇ！ﾀﾋね、カス！」
轟「手伝ってやろうか？」
爆「てめぇに頼るくらいならｺｽﾁｭｰﾑ破る！」
廊下までその騒ぎ声が聞こえてるのでたまたま通りかかったザワが「お前らうるさい。早く着替えろ」って容赦なく扉を開けます。
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素直に受け入れるようになったら更に可愛い。
そんである日林間学校の引率とかでザワが数日家を空けることがあって爆も日中は仕事で忙しいから特に思うことは無かったんだけど、夜お家で過ごすときに自分の生活音しかないのが寂しくなっちゃうんだろうな。それを少しでも紛らわすためにザワのダルダル
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