hisae odashima／小田島久恵
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ローラさんが一般人をブロックした件が話題だけど、私はいいと思う。昨年あたりからはっきりと感じてきたことだけど、有名人だから何を言ってもいい、中傷してもいい、という考えのほうが時代遅れだと思う。有名税とかなくていい。自分のエネルギーを傷つける人は「入ってこないで」でOKです。
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デンマークで撮影されたというこのドラマ、観たいのですよね。神のような浮浪者(似合いすぎ)を『ベニスに死す』のビョルン・アンドレセンが演じている。
#actor
http://t.co/aPlxxn4SoH
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テレビで岡本圭人さん。大昔、岡本健一さんの取材でご自宅にうかがったとき、小さな圭人さんは女の子みたいなロングヘアで頭にリボンを結んでいた。誰が見ても女の子で、ルノワールの絵みたいだと思った…。
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勝つ目的で臨むのはある程度当然とも言えるが…牛田さんの二次は、コンクールの様々なことを超越したピアニストの人生の生きざまが投影されていた。底無しの優しすぎる心、傷ついた世界への愛、幾度も乗りえた絶体絶命の境地…が、演奏から聞こえて来たんです。真実で正直な音楽。ショパコン
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牛田智大さんオール・ショパン・プロ、ピアノの鳴らし方が個性的。ホーンの波形が混じっているような丸みのある音で、内側から発光しているような彼だけの音。こんなユニークな音で演奏されるノクターンやバラードや舟歌は格別の表現だった。その人の唯一の音、というのを既に見つけている。深めている
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劇場の感染症対策は休憩時まで徹底していたし、検温や消毒も毎回行われていて、咳エチケットについての注意も細やかだった。それでも劇場やコンサートホールでオペラや演奏会やバレエが開催できないのは、疑問です。
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『ポリーナ、私を踊る』の試写会のあと、映画の衝撃が凄くて帰宅できず、しばらく六本木周辺を漂っていました…宣伝ヴィジュアルは可愛らしいイメージだが、人生の痛みと不安と、それを乗り越えていく誇りが描かれた稀に見る傑作だった。『セルゲイ・ポルーニン』にハマった人は是非ご覧になって!
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SNSで誰でも感想を書ける時代、音楽評論家はいらない、という意見を見た。そういう意見には我々への攻撃性が含まれており「招待状で聴いている」という怨念に近い悪感情がある。体調がいいときも悪いときもホールへ通い、我々が書くのは倫理観からです。この倫理観こそが職業意識の根幹にあるもの。
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Kバレエカンパニー、マーメイド世界初演大成功おめでとうございます!
終演後にプレス向けミニ囲み取材
主役の飯島望未さん
山本雅也さん
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牛田智大さん、先日のコンチェルトを聴いて「もうコンクールを受けることないのに…」と正直思っていた。自分の内面と深く向き合った本物の芸術性を育んでいて、成熟した表現だった。コンクールにもポジティヴな面がたくさんあるが、見えづらい部分があまりに多い。
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「劇場のすぐ近くに住んでいて休みの日もバレエのことばかり考えています」と永久メイさん。13歳からモナコのアカデミーで学び、将来を期待されてきた逸材です。キラキラ宝石みたいに輝く輝く笑顔で「五月生まれだから名前がメイなんです」魅力の塊のようなダンサーでした…!!
#MariinskyThatre
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パリ・オペラ座バレエ団のメンバーとは最終日にディナーを楽しんだと語るピエール氏。「みんな口々にフランスに帰りたくないと言ってました。あと1週間くらい日本にいたいと」彼が日本で写真を撮りたいと思ったのも、オペラ座のダンサーが「ツアー先で一番好きな国」と言っていたからだと話してくれた
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バレエ映画がこれほど人の心を揺さぶるのは、バレエが「労多くして益少ない」ハイリスクな信念のアートだからだろう。ダンサーがケガをする瞬間の描き方、心臓が止まるかと思った。「観客には優雅さだけを見せろ」と指導されて育ったヒロインが「踊りに内面が見えない」と責められる場面も深い…。
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小林愛実さんのオーラの強さ、ワルシャワでの人気の理由が分かった。アンコールでのショパンのプレリュード、ベルカント的な旋律が際立ち、人の歌声がリフレインからセイレーンの歌声に変わったような表現。一発で魅了された。
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反田恭平×小林愛実デュオリサイタル@芸劇、モーツァルト『2台のピアノのためのソナタ』から意外なほどの軽やかさと現代性が溢れ出した。ピアニシモとレガートの表現が美しく、透明感があり優しさも感じられた。会場超満員。
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演奏家の方も、ブロックしたい人は多いだろうな…名前を出して表現を仕事にしている人を、名もさらさない人がケチつけるのは無責任で無礼。それでも演奏家の方は「音楽で勝負」と覚悟を決めて反論とかしないんですよね…偉すぎる。
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エイフマン・バレエ休憩にて。ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学が決まった加藤航世さん。「ビリー・エリオット」から１年経って、身長も伸びて大人っぽい雰囲気に! 😊
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牛田智大さん@オペラシティ、モーツァルト20番とシューマンイ短調の協奏曲の夕べ。牛田さんが自分の音を大切に磨き上げていることに感動。モーツァルトの弱音の極み、シューマンのユニゾンの雄大さ、根底にあるのは弾き手の心。絶対雑になったり割れたりしない。戦争や暴力の反対にある平和の音でした
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それにしても自分に向けられる言葉の中で「ロッキングオン出身のくせに!」というのがあまりに多いのに驚くが、ロッキングオンは私の誇りなのを知って言ってるのだろうか。一人の求人に千人以上の応募者がくる中、投稿ライターだったということだけで無試験でぺろんと入れていただいた。
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反田さんの演奏については、休憩中に先輩方のご意見も複数聞いたが、音色に関して自分とは違う印象を持たれていた。価値観というより、聴こえ方が違うのかな。脳の構造? 性の違い?私に聴こえない音があるのか、逆に聴こえているのか。私より若い聴き手にはもっと聴こえている音があるのかも
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アンドラーシュ・シフ、何度も何度も拍手に応えてアンコール…客電がついたのは21時47分頃だった。ピアニストは観客からインスピレーションを得て演奏をする。感傷でも自己犠牲でもなく、客席とともに創り上げられた奇跡の一夜。リサイタルの本質を知りました。
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世界バレエフェスティバル開幕記者会見、Aプロに出演するダンサーが勢ぞろい! 一人ずつ挨拶あり。TVカメラクルーの数が多く、例年とは違った華やかなムードでした!
#WorldBalletFestival2018
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休憩のとき、サントリーホールの方が「こういうタイプの若い演奏家は今までにいなかった」と驚いておられた。特別わかりやすいことをやっているわけではなく、純クラシックを正統派のアプローチでやっている。それが今までのクラシックファン以外にも届いている。CDは売り切れ。あんな行列も他にはない
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デュトワの中には何が入っているの? 不老不死の生命力と永遠に進化し続ける魔性の芸術性。牧神、火の鳥、幻想交響曲…二時間魅了されました。オケのレスポンスも最高。フルートに大喝采。新日本フィル
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務川慧悟さんピアノ・リサイタル@浜離宮、ベートーヴェン、デュサパン、シューマン、ショパン、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフ…すべての曲が緻密に練られていて驚異的な世界でした。その場にいなければ分からない大きな感動。巨匠と呼ばれるピアニストに何の遜色もない音楽性だった。
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ロンドンオリンピックの閉会式は素敵だったなぁ…ブリティッシュロックとポップスのオマージュと、何層にも重なったユーモアセンスがイケていた。涙目で思い出す…。
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「汝、誘惑されることなかれ」というキリストの言葉は有名。悪意がなく、若さと美しさゆえに誘惑者となることもある。全世界から誘惑者として見做��れるとは、どういう気分なのだろうか…つまりこの方の人生はそういうものだった。
http://t.co/5W7D6P1P0d
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かねがね思っていたが、「そのオケのファンであること」に奇妙なエリート意識をもつ人々が、他のオケを法外にこき下ろす言動をするのは全く文化的ではないと思う。フーリガンとはいういうものなのかも知れないけど…どのオケも真剣にやっていて、唾棄する権利などないのです。節度はあるべき。
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うちの��は道徳的な人で、何かあると「世の中に貯金」と言って利害を度外視した行動をとった。お金にならないPTA会長みたいなのを何年もやった。「父親にならなければPTAはやれなかった。生まれてくれてありがとう」みたいなことを言うのがうちのひさお。なかなかいいでしょ。私の父。
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疲れているから二言だけ! と釘を刺されたが、予想外にたくさん語ってくれたシクリャローフ。王子役の踊り方を教えてくれたテリョーシキナには頭が上がらないのだとか。「そうよ。私が色々教えたわ」とテリョーシキナ。初めて白鳥を踊ったときのパートナー。(マリインスキー伝説?)
#MariinskyBallet
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読響×アレクサンダー・ソディ、ラフマニノフPコン3番、反田恭平さんがサントリーの音響を味方につけた幻惑的なソロで会場を沸かせた。前半は反田さんの弾き振りのような印象。ラフ3がこんなに面白い曲だったとは。左手が驚くほど雄弁で、夥しい音がパワフルに伝わってくる。細部まで吟味された解釈。
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世界における我が国オーケストラ、メモしたパネリストの発言を一部書き出してみました。聞き違い、言葉の間違いなど、参加されていた方にご指摘いただければと思います😊
http://t.co/RpTdyP4tlB
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これだけユニークな音楽性を確立しているのだから、色々な国で演奏して、多様な観客や評論家と出会って欲しいな…などと思った。カーネギーホールで弾く牛田智大さんの姿が見えた。ヨーロッパもいいけど、大人の街であるNYの聴衆がどう反応するか、全く彼を知らない新しい聴衆の耳を想像した。
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読響三大協奏曲、ドボコンを演奏したチェリスト鳥羽咲音さんが驚異的。長い前奏の間、火刑台のジャンヌ・ダルクのような表情で、ソロを弾き始めたら一気に別世界へ。あんなふうな身体の使い方は初めて見た(特に頸椎)。無限大のイマジネーションと、次に何が起こるか分からないスリル。凄い逸材です。
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アンドラーシュ･シフ@オペラシティ休憩。聴衆が乾いた砂のようにピアニストの音を吸い込んでいるのを感じる。深い静寂と癒し。
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二期会『蝶々夫人』冒頭からラストまで涙、涙、涙…バッティストーニも多分泣いてた。宮本亜門さんの天と地がひっくり返るような天才的視点、音楽と歌詞の意味が凄い立ち方をしていた。世界中を号泣させる新演出。森谷真理さん、樋口達哉さん、黒田博さん、藤井麻美さん、黙役の牧田哲也さんに喝采!!
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オレリーの「私が選んだ美しいダンサーたち」という言葉、語られるたびに皆の身にじんわりと染みている感じだった。姿も心も美しい選ばれたダンサーは、日々究極の美を磨いていかなければならない。謙虚さと心の温かさが感じられた。パリ・オペラ座バレエのエトワール
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パリ・オペラ座『マノン』マクミランの演劇性の凄味に改めて圧倒された。パ・ド・ドゥの作り方がぎりぎりの際どさで、パ・ド・トロワはほぼ病。マノンが複数の男たちと踊る場面は圧巻。フェリが「マノンは何を考えているのか分からない」と訴えたときマクミランは「それでいいんだ」と答えたという逸話
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審査されるというシチュエーションで、自由や愛や永遠を音楽で伝えてしまう藤田真央さん…桁外れのピアニスト。
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一流なのにフレンドリーな姿を見せてくれる芸術家に対して、誤解して軽い態度をとってはいけないのだ…とネトレプコの言葉で思った。一流の女形の語りを「ナヨナヨ」と表現するのも、演者がフレンドリーでいてくれることに対して感謝を忘れているからではないか。芸の種類を知らなすぎる。
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モーツァルト、シューマン、ルトスワフスキ、シューベルト、ブラームス、内面的でロマンティックな世界観で、凱旋公演的な気張ったところが少しもなかった。コンクール入賞前にこのコンサートを企画した芸劇のセンス…。反田恭平×小林愛実
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瀬戸内寂聴さんと。「ライターをやってるの? 使い捨てになっちゃだめよ」という言葉を再び思い出す。
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81歳の誕生日を迎えたアルゲリッチ、技術的にも今がピークではないかと思ってしまった。ショスタコーヴィチ『ピアノ三重奏曲第2番』での、オーロラの階段を上っていくような終盤の演奏、遊んでいるように弾くのでたまげました。すべて軽々。雪のような後味。
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ナント、ラ・フォル・ジュルネ、最終日の最後にすごいものを聴いた…１９歳のピアニスト、マリー・アンジェ・グッチが弾くショパンのロンドとラフマニノフ音の絵。清らかな修道女のような姿で現れ、驚異的なタッチで音楽を造形する…鍵盤をほとんど見ない。最初の一音で完全に引き込まれた。
#LFJ2018
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イム・ユンチャン@ミューザ、ピアニストの魔性が凄い。技術についてあれこれ考させる隙もなく、幽玄な遠近感、霊力、音色の魔術で聴衆を魅了する。ショパンOp.10-1から異色の世界。「弾く」というより、音の塊が彼方から襲ってくるのを受け止めている印象。誰にも似てない。凄いミステリアス。
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ショパンの演奏の下地にあるのは、牛田さんが一流の恩師たちから学んだロシア音楽の極意だと思った。過ぎ去ったときを再びともに生きる、というロシアの再生芸術の神髄があった。どの曲にも自分の信じる音を乗せていて、一貫したアプローチを感じる。深遠で、愛情深く、癒しもあった。素晴らしい成熟。
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【感想】岡本誠司 リサイタル・シリーズvol.1「自由だが孤独に」 #岡本誠司 #反田恭平 #紀尾井ホール
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日フィル×反田恭平さんサマーミューザ、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第5番』良かった! ほとんどの楽想がオケとの協演だが、各楽章に登場するモノローグのようなピアノソロが深遠な表現だった。このピアノはもしかして…とスタッフに確認したら、やっぱりあのホロヴィッツ愛用のNYスタインウェイだった。
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反田さん、学びながら仲間たちに教えている。聴衆には与えている。学ぶ・教える・与えるということが若い演奏家に可能である奇跡。会うたび思うのは、彼の感情がとても深いということ。経験と悟性と直観が卓越したバランスで音楽を作り出している。それは彼の胸の中のとても深いところから来ている。
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務川さんのリサイタルとしては異例のプログラムだとも思った(得意なラヴェルがない)。ベートーヴェンとシューマンはコロナ自粛中に勉強されたのだという。ショパンのバラ1は、本番で破綻なしに弾ききる人の方が少ないが、務川さんは驚異的だった。深くて強くて潔い。神聖な音楽会を経験した。
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技術的な水準は申し分なく、オケの音の隅々まで把握してソロを弾いていた。モーツァルトもシューマンもシンフォニーのスコア等も研究していると思われた。ピアニストの音は声楽家の声と一緒で、「これ」という譲れない響きがあると実感。表現されているのは愛でした。牛田智大さん
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芸術家は人知れず悩み、克服するので、お会いしていない間に務川さんがどのような試練を乗り越えたのかは言葉では知らされていない。何枚もの壁を超えてきた人の表現で、音楽の「一音」はそれを証明する。務川慧悟さん
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割引デーだったので『TAR』観てきました…ケイト・ブランシェット怪演すごい。指揮シーンは口三味線は良かったが、叩きの修業は足りてない。大袈裟にも思えたけど、冒頭のマスタークラスの長台詞は本当に見事だった。脚本を書いた人の妄執を感じた。膨大な演奏家と作曲家の名前が出てくる…。
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反田さんの演奏には、一言で言えない秘められた宗教性のようなものを感じる。デビュー間もない頃、自分だけのためにリストの「…パオラの聖フランチェスコ」を弾いていただいたときから変わらぬ印象。あれから時間はそんなに経ってないはずだが…。
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反田恭平さん、どんどん夢を叶えていく…このダブルカルテットは世界的にもアップデイトされた最先端の演奏家集団だと思いました。去年のロングインタビューでは、今までも色々な境地を乗り越えてきたことを語ってくれた反田さん。心がとても温かく、その時間に向き合っている相手を大切にする方です。
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ハーディングについて馬鹿正直な感想を書いたことで、10年前からどんどん仕事が減ってしまったのだ。2015年のパリ管からもう9年。骨の髄で感じた違和感は今日も消えず、新しい耳で聴こうとしたが、結果的には戦争画のようなヴィジョンが浮かび上がる。都響
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牛田さんの気品がいよいよ凄かった。ただ表面がキラキラ美しいのではなく、深く沈潜していたものを浮かび上がらせるような、狂おしさの果ての軽やかさがあった。「聴かせる」音でした。
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山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団2024年日本公演(5月)記者会見。「モナコの公用語は仏語でフランス以上に仏語を話せなければ許してくれない。相手はみんなフランス人みたいなもので、語学的な面でも最初の3年で延長はないと思っていた」「ものすごいドラマがあった」任期2026年まで
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学生時代のニックネームは「ショパン」だったそうです! 横顔が似てるからとのことです。「ショパン」になる前は「ネギ」で、理由は「細くて白かったから」。
ラファウ・ブレハッチ来日。ワルシャワ・フィルとのコンチェルトが明日から11/4まで5回、リサイタルが11/9から11/17まで5回。全てを聴く追っ駆けはいるのだろうか。
それにしてもブレハッチはショパンに似てますよね。
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ラファウ･ブレハッチ｢ショパンコンクールで優勝したときに共演したワルシャワフィルと、再びショパンの協奏曲2曲を共演できることが嬉しい｣
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声楽全般、オペラでもその他の公演でも、演奏家に対して日本の批評は過度に厳しいと感じる。なんのための辛辣さか。芸術に関して、当事者意識が薄すぎる。自分は芸術家ではないが、同じ人間という意味で当事者。
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牛田智大さんサントリーホール、今までとは違う新しい表現だった。「客観」の達人である牛田さんが、大胆に切り拓いた「自分」という境地にただただ驚愕。深いペダルと、沈潜しつつ幻想的に浮かび上がるショパンの旋律が魅惑的だった。
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チケット代という代価を払えばだれでも客席で音楽を聴けるしオペラやバレエを観られる。しかし何事も相手があることで、演じている人、作っている人は真剣だしリスクも負っている。客だから何を喚いてもいい、という態度ははなはだ疑問…それこそ「世間知らず」だと感じる。
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読響上岡ブルックナー8番、神演。冒頭から尋常でない響き。美しいというだけでなく、精神の最も過敏で繊細な部分に触れてくる。音楽の呼吸が途轍もなく長く、2楽章は川の上流から下流までひとつの旋律が旅をして流れ着く様を聴いているようだった。密度感が凄すぎて心のキャパシティが何度も破裂寸前に
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反田さん、技術は華やかだが、表現の深層にストイックな「律する心」があり、若さにそぐわない達観が感じられる。スケ２、バラ2などもっと歌ってもいいような気がしたが、ピアニストにとって譲れない「ショパンの定義」があるのだろう。喜怒哀楽に回収されない、純粋な詩の感覚があった。
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務川慧悟さんのリサイタル、聴衆がピアニストの純粋さに夢中になり、この純粋さが何にも邪魔されたり破壊されたりしないように見守っているような一体感がある。素晴らしい密度の共鳴が巻き起こり、言葉にならない深い感動が溢れる…こういうリサイタルは実は稀有なのだ。
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音楽家、もう結果を出している人とこれから結果を出していく人がいる。今の段階で不安定な要素があっても、それを悲観的にジャッジするのは自分の役割ではない。命かけて音楽をやる…という精神性に注目する。そこに宝を見る。そして必ず結果が出ると信じる。親の気持ちで応援する。
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昨日の公演ではvn桐原宗生さんの存在感にもはっとしたが、札響の首席をやられているのか…華麗なソロを披露したフルート八木瑛子さん、オーボエ荒木奏美さんも大変な実力の持ち主。新世代の超ハイセンスなアンサンブルで、月世界のオケだった。重力の在り方が全然違う。そして驚く程息ぴったりでした。
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明日から銀座のシャネルで展覧会を行う写真家のピエール=エリィ ド ピブラックにインタビュー。パリオペラ座バレエを3つのスタイルで撮影した見事な写真です。歴史的絵画とみまごうプリントの技術、洞察的な視点、審美眼とヒューマニティに感銘を受けました。
#pierreeliedepibrac
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ある指揮者からDMで名言をいただいた。
「相手を攻撃する必要はないけれど、降りかかってくる火の粉は払わなければならない」
はっとした。
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アレクサンドル・カントロフ@トッパンホール、伝説の一夜。ブラームス「４つのバラード」リストのダンテ・ソナタ、ブラームス「ピアノ・ソナタ第3番」ブラームスの孤独の中の平和と諦観を肌で感じた。リストはタッチが変わって硬質で輝かしい。客席は奇跡に飲み込まれていた。尋常でない昂揚感…
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SNSで簡単に画像が拡散されてしまう時代、人気商売の人は写真のアプルーヴに気を使ったほうがいいかも知れない。シルヴィ・ギエムはサイン会のとき写真撮影厳禁で、誰かが撮ったらそこでサイン会は御終い、という注意がなされた。イメージが命の仕事の場合、そうしたほうが合理的だと思う。
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オペラ、コンサートでは「よいことしか起こらない」と思って出かける。最近の心得。そうすると、本当に意義のある豊かな内容が聴こえる。私には私のクリティックの掟があるのだ。幸福に向かって生きていくだけ。
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男性の「美意識が高い」ことと、モテたいということは別なんだ…美意識に性別はない。何年か前、藤井フミヤさんのオフィスで取材をしたとき、この方の美意識は凄いと思った。流木で出来たようなアンティークの棚や色々な椅子があり、スタッフは家族のように優しかった。天秤座の月をもつ蟹座の藤井さん
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その音がどう鳴っているのか、音楽家は全部責任を負っている。聴く側が「塩が足りない」「胡椒が足りない」と反応しても、そこから何か感じたり考えてもらうために音楽家はその音を選んでいるのだと思う。深く吟味せずに自分の味覚だけを主張するのは、聴き手として驕慢な気がしてならない…。
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反田恭平さんと若い音楽家の演奏、冒頭のベートーヴェンから新鮮だった。ソロvnの岡本誠司さんの余裕とエレガンス、反田さんの室内楽の指揮の豊かなアイデア、サントリーホールを埋め尽くす聴衆の情熱が特別な時間を作った。反田さんの音楽はますます清潔感を増し、誠実になり「聖なる」表現へと進化。
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ラフマニノフにロシアの歌心が溢れているとしたら、ロシア人以上にこれを顕せるピアニストはいない。チョ・ソンジンは自分が何者で、どういう生き方をしているのかを一ミリも逃げずに高度な芸術性で表現していた。先日のニコラーエフのラフマニノフと真逆の世界観。フランクフルト放送響
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Kバレエカンパニー『ドン・キホーテ』初日!! 噂の日髙世菜さんのキトリが最高すぎました。キトリのすべての動きが初めて見るような鮮烈さで、バジル髙橋裕哉さんとの息も合ってた。男女ペアが見せる華麗な連続技、ドンキ以上のものはないですよね…日髙さん、厳かさと軽やかさを併せ持った凄い逸材!
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パヴァロッティ映画でボノが語っていた「彼の歌声が素晴らしいのは人生でたくさん傷ついてきたからだ」という言葉は、真実をついている。この言葉はある種の音楽愛好家にとっては踏み絵かも知れない。
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パリ・オペラ座エトワールのレオノール・ボラックのインタビューを行いました。意志が強く信念を曲げない美しい女性だった…写真:MURAさん、styling:小倉絵美さん、Hair&Make:福地智美さん、Editor:小山圭一さん
@ellejapan
@LeonoreBaulac
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この週末にワイドショーでは西城秀樹さんの思い出を語るコーナーが多かったが、当時を振り返る人たちが次第に楽し気になり、笑顔になり、最後には笑いまで巻き起こっても全く不謹慎ではなかった。故人のことを本当に楽しい人だと思っていたのだ…これって本当に素晴らしいことのような気がする。
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反田さん、活動のスケールは型破りだけど、演奏家としては緻密で几帳面で妥協がなく正統派。気品と詩情と哲学性もある。つまり「これを高く評価しなくて何がクラシック音楽なのですか」と言いたくなってしまうのです…コンクールが全てではないけど、王冠が相応しいピアニスト。
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「お前の頭は弱いし、女でオペラを語ろうなんて自民党の女性議員と同じ」とある席で大学の先生から言われたことは一生忘れない。自分はその場にいたただ一人の女で、男性は誰もかばってくれなかった。変わらないものは変わらない。相手もオペラを愛しているという皮肉。
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プティパ、バランシン、クランコ、マクミラン、ノイマイヤーを骨の髄まで堪能した世界バレエフェスBプロ。濃厚なパ・ド・ドゥの嵐に「愛って何だろう…」と考えさせられました。舞踊で愛を語る男性たちは皆あまりにも美しく、優しくて勇敢で高貴な騎士たちであった。バレエは愛のアート。
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反田恭平さんピアノリサイタルツアー2021オールショパンプログラム、ノクターンOp.62-1から黄泉の国に引き込まれた。リストを主に演奏していたデビュー当時から大きな変化。フレージングには節度があり過度に歌わない。後半のマズルカと葬送ソナタは驚くことばかり。56-３のマズルカから別世界へ。
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世界バレエフェスティバル全幕特別プロ『ラ・バヤデール』ニキヤ役のオリガ・スミルノワが登場シーンから圧倒的な存在感。「スミルノワの今を観られる!」という客席の圧(?)も凄かった。神懸かり的な演技でバレリーナの神秘性に魅了されつくした2時間40分でした。マカロワ版の魅力を再確認。
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美輪明宏/ボンヴォアヤージュ BON VOYAGE 😭😭😭😭😭😭
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7/31に行ったシャネルピグマリオンデイズ、卒業生インタビューにて。新しい道を切り開くことに恐れを持たず、直観を信じて学び続ける務川さん。今日はピアノを突き詰めた先にある自然な自信も感じられた。
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ヴィキングル・オラフソン『ゴルトベルク変奏曲』モダンピアノでバッハの内面を掘り起こす驚異的な演奏。ペダルもレガートもバロックの枠にとらわれず、一人の作曲家の内面の広大宇宙、無限の世界を描き出していた。ピアニストは考古学者のよう。新しい旋律がいくつもネオンカラーで浮かび上がった。
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ベジャール・バレエ『バレエ・フォー・ライフ』ジュリアンのフレディがもう観られないと思うと、ついオペラグラスで追ってしまうのでした。20年前と変わらぬ大胆さと繊細さ、彼特有の美しいライン、意表を突くユーモアと優雅さに感動しました。エリザベットも健在! 二人ともどんどん純粋になっていく
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母を東京駅に見送る。頻繁に来ているのに、なぜか別れるときはいつも寂しい。二晩とも二人並んでセミダブルベッドで寝たが、一晩中母の背中に両手を当てて『長生きしろやパワー」をジワジワ投射していた。私の一番の望みは母の長生きと父の健康、仕事運とかぜんぜん祈願しない。どうでもいい。
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客席には皇太子ご夫妻と愛子さまのお姿。皇族の方が前半から着席されるのは珍しいのですが、最初から最後まで楽しまれていました。愛子さまの水色のお召し物がとても清楚だったのが印象的。会場は特別な空気に包まれ、終演後は雅子さまのお名前をコールする(!)お客様も。ウィーン少年合唱団@芸劇
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