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平田俊子

@hiratatoshiko

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詩を書いています。詩集『戯れ言の自由』(紫式部文学賞)『詩七日』(萩原朔太郎賞)、エッセイ集『低反発枕草子』『スバらしきバス』、『詩、ってなに?』など。読売新聞「こどもの詩」、西日本新聞・読者文芸欄選者。「現代詩手帖」で詩を連載中。ご連絡はDM または hiratazaregoto @gmail .com にお願いします。

東京
Joined November 2010
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
死んだ人の本を読み、死んだ人の曲を聞きながら、死んだ魚を焼いた。死んだものの力で生きている。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
今日だった。未明だった。いちょうの葉がしきりに降っていた。来るはずの朝は来なかった。あの事がなければ私は今どこでどうしているだろう。仕事は、部屋は、見つかったろうか。生き延びた自分の姿を見たい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
3年目の夜。今夜、花はない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
4 years
バスで渋谷に行く時にホームレスの女性が亡くなったバス停を通ります。どうにもやりきれず昨夜そのバス停に行ってみました。手をあわせたあと女性と同じように新宿の近くまで歩き、また戻り、バス停のベンチに座ってみました。奥行きも幅も狭くて、ベンチというより荷物を置く台のようでした。→
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 years
書店の2階にたたずむ父親と幼い女の子。「ここ、2階も本屋なんだよ」「うん」「3階も本屋なんだよ」「うん」「4階も本屋なんだよ」「うん」「5階も本屋なんだよ」「うん」「歩いてみようか」「うん」返事のたびに女の子の声は大きくなり、瞳は輝きを増した。幸福感で満たされていくのがわかった
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@hiratatoshiko
平田俊子
4 years
→あの付近の「ベンチ」は皆同じですが(新宿の近くだと幅はやや広い)、亡くなったバス停が一番暗く、落ち着いたのかもしれません。いろいろ思うことはありますがここでは控えます。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
そして今夜。
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平田俊子
3 months
私の声は届かないだろう。それでも言わずにいられない。 ジェノサイドをやめよ。 ラファ侵攻を即刻やめよ。
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平田俊子
3 months
子どもの日も。それ以外の日も。
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@hiratatoshiko
平田俊子
4 months
私のお花見は桜ではなくれんげ草です。
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平田俊子
3 months
花を撮っている時は優しい気分になって自分が善人のように錯覚できる。それでついカメラを向けてしまう。
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平田俊子
10 months
仕切りがないのはよいベンチ。
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平田俊子
2 years
20年近く前、下北沢のはずれの緑道を散歩してるとかっこいい犬が前方からきて目を奪われた。思わず飼い主に「これ何て犬ですか?」と尋ねると、何とかかんとかとその犬の名前を教えてくれた。聞き覚えのある声だったのではっとして顔をあげると鮎川誠さんの笑顔があった。→
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@hiratatoshiko
平田俊子
4 months
夜が来ると桜は凶暴になる。桜に見えない事もある。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
亡くなった知人のツイッターを時々見にいく。空の上からそろそろ何か書き込んでいるような気がして。
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@hiratatoshiko
平田俊子
8 months
新宿から乗ったバスが二晩続けて女性の運転手さんだった。昨夜の運転手さんは乗ってくる客全員に「こんばんは」と挨拶し、「ありがとうございました」と言って降りる客には「こちらこそ」と返していた。車内アナウンスも運転も優しく丁寧。あんまり頑張らないで楽しく仕事を続けていただければと思う。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
天沢退二郎さんのお通夜。楽しかったと言っては失礼かもしれない。でも夫人のマリ林さん(衆子さん)が「本日はご多忙の中しかも風の又三郎の荒れ狂う中」と挨拶されたりする、和やかで時々笑いの起きるお通夜でした。中島みゆきさんの歌が流れてました。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
笹舟になってどこかに流れていきたい。どこまでも流されてみたい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 months
蝶がまじっていると思う。白い蝶は白い花から生まれるのかもしれない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
「言葉は遠いところからきて 遠いところに帰ってゆく どこにもたどりつけない言葉は 海に落ちて小さな貝になる」 平田俊子「門司、関門海峡」より(「現代詩手帖」2月号掲載)
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 months
杖でようやく歩いているお年寄りを見かけると母の姿と重なって、「大丈夫かな」としばらく見守る。人はいつか自力では歩けなくなる。若い頃はわからなかった。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
ほんの少しの事で人は元気になれる。でもその「ほんの少しの事」がなかなか起きない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
孤独という語は皆に愛され、多用され、ちっとも孤独ではないではないか。
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平田俊子
1 year
「楽しかった記憶を 敷石のように地面に並べ その上だけを渡っていきたい」 「わたしの中の旧市街に 今もあなたは住んでいる」 「現代詩手帖」6月号に「肺」という詩を書きました。よろしければお読み下さい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
言葉は誤配され、遅配され、時にどこにも届かない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
【お知らせ】北川透さんの後任で、僭越ながら西日本新聞(本社・福岡市)の詩の投稿欄の選者をつとめることになりました。よろしければ作品をお送りください。送り先 〒810-8721 (住所不要)西日本新聞社くらし文化部 西日本読者文芸係 長さは20字×20行以内。九州以外の方の投稿もお待ちしています。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 years
夏休みの図書館は子どもたちでいっぱい。館内のパソコンで検索したのか、カウンターの人に、書庫にある本を請求している小学生がいた。頼もしい。「貸し出しですか、館内閲覧ですか」と訊かれて「まだわかりません。本を見てから決めます」。ますます頼もしい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
あかりのような果実。冬を明るくする。あたたかくする。
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平田俊子
1 year
優しい人は早くこの世を去ってしまう。 誰かの身代わりになったみたいに。
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@hiratatoshiko
平田俊子
10 months
悪夢はいらない 悪夢のような現実もいらない 流血はいらない 空爆はいらない 子どもを 大人を 殺してはいけない 家族を 暮らしを 奪ってはいけない 虐殺はいらない 虐殺はいらない 虐殺は決して許されない いつの時代も どの国も
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
1904年に建てられた京都府庁の旧本館は国の重要文化財。その1階に「サロン・ド・1904」というカフェが昨日生まれた。窓から外を見ていると、府庁のすぐ近くに住んでいた遠い昔の自分が通り過ぎていった。同じ学生アパートにいた亡き友も。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
詩をなめてはいけない。言葉を軽んじてはいけない。自分にそう言い聞かせながらいつも詩を書いている。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 years
気づくと五月の姿がなかった。夜の間に旅立ったらしい。一年戻って来ないらしい。置き手紙のような白い雲がテーブルにある。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
病気のために詩が書けなくなった大木潤子さん。でも書きたいという思いを手放さず、初病前とは大きく違う作風の詩集『遠い庭』で歴程賞を受賞された。昨夜はその授賞式だった。純粋な詩心から生まれた純粋な詩集。詩人とは詩に支えられて生きる人のことかもしれない。大木さんおめでとうございます!
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 years
公開を待ちきれず『あゝ、荒野』の試写会へ。前・後篇で5時間以上。舞台は2021年の新宿。ボクシングにのめり込む二人の青年。鬱屈を爆発させる菅田将暉と内側に蓄積させるヤン・イクチュン、どちらの演技も素晴らしい。激しいボクシングとセックスのシーン多し。狂気じみた菅田の美しい事。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
大変僭越ながら富岡多惠子さんの追悼文を共同通信に書きました。「何やの、これは」と富岡さんにまた叱られそうですが。各地の地方紙に掲載されると思います。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
実家の押し入れから出てきた母の昔のスーツケース。これ持ってどっか行こう。過去に戻ろう。
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@hiratatoshiko
平田俊子
12 days
夏よ。白き幻よ。滅びの予感を秘めた傾斜よ。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
生きるために生まれてきたはずの子どもたち。なぜこんなに早く、むごたらしく、命を奪われなければならないのか。昨日も今日も。明日もまた。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 months
稲がみのる頃、日本は、世界は、どうなっているかな。少しでもいいほうに変わらないかな。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
私も同じ場所を回り続ける事しかできないのだろう。
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@hiratatoshiko
平田俊子
28 days
昨日(13日)の読売新聞夕刊に白石かずこさんの追悼文を寄せました。西荻窪に長くお住まいだった白石さん。西荻窪の路上や喫茶店、ギャラリーなどいろんな場所でお目にかかりました。(写真は何年か前に白石さんに頂いたものです)
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
白石かずこさんのお祝いの席で、谷川俊太郎さんのスピーチが気に入らず、自分の話す番が来た時に谷川さんを叱っていた事など思い出します。私も何度か叱られました。富岡多惠子さん、早過ぎますやん。
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@hiratatoshiko
平田俊子
5 months
眠れない夜は自分が猫だった頃のことを思い出しながら眠る。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
悲しみの置きどころがないまま歯医者に行った。悲しみを少し削ってもらった。
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平田俊子
1 year
人もポストも岐路に立たされることがある。
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@hiratatoshiko
平田俊子
4 years
バス停に今日もまだたくさんのお花が供えられていました。多くの方が大林さんに心を寄せているのだと思います。取材して下さった田村文さん、ありがとうございました。
@kyodo_official
共同通信公式
4 years
バス停で殴打され亡くなった女性に自分重ねる 「わたしは人と見做されているか」 詩人平田俊子さんと現場を歩く
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
晴れた日には洗濯をする。そんなありふれた日常が破壊された人たちがいる。大勢いる。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
猫は人間より上等の生き物という気がしてならない。
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平田俊子
5 months
もう一度行きたかった場所が二度と行けない場所になっている。そういう事にも慣れてしまった。
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平田俊子
7 months
一日を無事に終えることの難しさを痛感しています。これ以上何も起きませんように。
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平田俊子
11 months
何も持たない生き物の美しさ。人間は飛ぶには重すぎる。
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平田俊子
1 year
夜中に働いている人を見ると大変だなあと思い、早朝働いている人を見ても大変だなあと思う。昼間働く人もやっぱり大変で、働くのはいつも大変なのだ。
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@hiratatoshiko
平田俊子
5 years
「おう眼の前に聳え立つノオトルダム ド パリ、/あなたを見上げてゐるのはわたくしです。/あの日本人です。/わたくしの心は今あなたを見て身ぶるひします。/あなたのこの悲壮劇に似た姿を目にして、/はるか遠くの国から来たわかものの胸はいつぱいです」高村光太郎「雨にうたるるカテドラル」(1921年)
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
2024年と書こうとして2424年と書いてしまった。2424年、月はまだ空にあるかな。鳥は滅びていないかな。人と人は争いをやめ、子どもはすくすく育っているかな。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
人と喋った次の日は壁のように黙って過ごしたくなる。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
いつか死ぬ身ですが戦争の犠牲になりたくありません。 平凡な毎日ですが戦争に奪われたくありません。 世界中の戦争に強く反対します。
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@hiratatoshiko
平田俊子
11 months
水筒を持っていると空港の保安検査場で「一口飲んで下さい」と言われる。危険物ではない事を確認するためだろう。飲んだあと、「く、くるしい…」という小芝居をしたくなるが、小心者だからできない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
何もできないうちにまた週末がきた。毎週、毎月、何もできないうちに一年が過ぎるのだろう。
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平田俊子
5 months
掛けなければよかった。掛けたのは間違いだった。そういう電話も間違い電話というのだろう。
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平田俊子
2 months
緑あふれるところに行く機会はそう多くない。 でもそういう場所がある事は心の慰めになる。 そこに行けば緑に包まれると思うだけで少し救われる。
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平田俊子
1 month
「画数の多い言葉を答えなさい」と夢の中で誰かに言われた。「途轍もなく憂鬱な麒麟」はどうだろうと目が覚めたあとで考えた。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 months
寿命が尽きるのは与えられた時間の階段を上りきった時だろうか。下りきった時だろうか。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
「破壊されたものと 破壊されるものが混在する街 動くものがいなくなれば動詞は廃れる 地面に散らばる名詞の破片を 生き残った風がもてあそぶ」 (平田俊子「柿色」より) 「現代詩手帖」2月号に「柿色」という詩を書きました。おついでがありましたら何とぞ。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
花も人の言葉に傷つき、萎れていく。
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@hiratatoshiko
平田俊子
14 days
四条河原町から大阪行きの阪急電車に乗ると、海外からの観光客が喜びそうな内装だった。黙って座っているうちに自分が海外から来た観光客のような気分になった。
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@hiratatoshiko
平田俊子
15 days
真夏でも京都はいいなあと思ったり、真夏の京都なんか来るもんじゃないと思ったりしながら最高気温37度の街をふらふら歩いている。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
「雨が降っている 本当は何が降っているのか 雨の正体を知らぬまま 銃弾を防ぐように傘をさして歩く」 「現代詩手帖」7月号に「渋谷」という詩を書きました。よろしければ。よろしくなくても。
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平田俊子
4 years
きれいな箱を捨てられない人は、昔、猫だったことがあるのかもしれない。
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平田俊子
4 months
優しい色の家に住み、優しい色の花を咲かせると優しい人になれるだろうか。
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平田俊子
1 month
ミョウガの甘酢漬けを作って毎日食べている。ミョウガを食べると物忘れがひどくなるというけれど、ミョウガと関係なく物忘れはするし、忘れてしまいたい事はミョウガの力を借りても忘れられない。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
誰かに会いたい。どこかに行きたい。何か飲みたい。欲望はいつもぼんやりしている。
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平田俊子
4 months
「街はいつでも後ろ姿の幸せばかり」という歌詞が子どもの頃好きだったことをふと思い出す。後ろ姿の幸せを見送りながら。
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平田俊子
4 months
雨が降りそうな、降らなそうな今日の空。人は降らない事を願う。花は降る事を願う。
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平田俊子
7 months
冬に悪意はなくても冬が痛めつける心はある。雪に殺意はなくても雪が奪う命はある。
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平田俊子
8 months
東京駅に来るたびに内田百閒を探してしまう。似た人とたまにすれ違う。
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平田俊子
11 months
雲ひとつない空。歌ひとつない丘。花ひとつない朝。命がひとつ立っている。
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@hiratatoshiko
平田俊子
8 months
「悲しいことが続くと 何を悲しんでいるのか 次第にわからなくなってくる 自分が本当に悲しんでいるのかも 曖昧になる」 現代詩手帖1月号に「否定形の部屋」という詩を書きました。 書くほどに詩の書き方がわからなくなります。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
毎日、自分を試運転している気がする。
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平田俊子
23 days
海猫と鴎の違いがよくわからない。海猫と山猫の違いは多分わかる。
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平田俊子
8 months
「雨だれの音も年とつた」(山頭火)。雨も風も年を取る。太陽も近ごろ老いた。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
→ひゃー、大変な人に話しかけてしまったと焦りながら「いえ、犬の種類は」と厚かましく訊いてしまう私。鮎川さんは温かい笑顔のまま何とかかんとかと教えてくれた。全身黒づくめで、「rock 'n' roll」と書かれた黄色いバッジが胸に輝いていた。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
どの曲もレクイエムに聞こえる毎日。波音さえも。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
「つらら」の「つら」の部分はつらそうだけど「らら」の部分は楽しそうだから、つらいことのあとには楽しいことが待っているらしい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
『すてきなあなたに』みたいなタイトルの本は、すてきじゃない私には近寄りがたい。『捨て身のあなたに』とか『捨て鉢なあなたに』なら親しみがわく。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
枯れ野に水が流れているとほっとする。たとえ冷たい水でも。
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平田俊子
6 months
雪は饒舌。雪は寡黙。雪は冷たく、あたたかい。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
少し遠出をしたところで、結局帰って来るしかない。待ってる鳥はいないのに。
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平田俊子
1 year
雨が降って空気が柔らかくなった。ひとの心も柔らかくなれ。
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@hiratatoshiko
平田俊子
9 months
木を敬い、愛する心。人を敬い、愛する心。二つは同じものではないかと思う。木を敬うひとは人も敬う。
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@hiratatoshiko
平田俊子
11 months
古い家には昔の友人が若い頃の姿のままで住んでいるような気がする。私も若い頃のままその人と一緒にいるような気がする。
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平田俊子
6 months
雨に濡れるお守り。落とし主が現れない時は町を守ることになるのだろうか。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
バス停に向かって走ってくる人がいるので、その人が間に合うようにわざとゆっくりバスに乗り込んだ。ところがその人はバスを追い越して知らない場所に走っていった。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 months
手錠を掛けられたみたいに身動きが取れない毎日。「暮しの手帖」じゃなくて「暮しの手錠」だな。
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@hiratatoshiko
平田俊子
8 months
一年後。傷は増え、仲間は減った。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
仲間といても冬の夜は寒い。一人だとなおさら。
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@hiratatoshiko
平田俊子
6 months
暖かな昨日。高村光太郎が亡くなったアトリエの裏を久しぶりに通りかかった。没して68年になる。
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@hiratatoshiko
平田俊子
1 year
お正月に倒れた母がコロナの院内感染を乗り越えて昨日退院。記念に実家の小さな庭にグラジオラスの球根を植えてみた。咲きますように。
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@hiratatoshiko
平田俊子
3 months
間違いの多い街。 「街街」と書いて「まちがい」と読ませるのは間違いだろうか。
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@hiratatoshiko
平田俊子
2 years
川があると挨拶したくなる。どの街でも川はいい。大きな川も小さな川も。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
もう一度1月1日から今年を始められたらな。地震も事故も火事もないのどかな年明けだったらな。
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@hiratatoshiko
平田俊子
7 months
「お正月が来てもパジャマを脱ぐように 去年を脱ぐことはできない 過ぎた年の上に新しい年を重ね 年々着膨れていくだけだ 何枚着ても暖かくなることはない」(平田俊子「おめでとう」より) つらい年明け。何を書いても嘘っぽくなる。
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