花ならい
@hana_narai
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週末だけのいけばな作家。京都市内での挿花承ります。いけばなワークショップもご相談ください。連絡先はこちら💁♂️adachi.042642 @gmail .com
京都市
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梅の枝
梅の枝は「女」という字を書く様にいけよと師匠から教わりました。
確かにその通りで、梅の枝を見ると様々な枝が交錯しています。老木ほど無骨な枝振であり、若い枝は細く直線的です。
梅をいける時、枝の成長も瓶に落とし込む楽しさがあります。一本の梅の木がそこにあるように構成します。
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芍薬のこと
七竈、芍薬(シャクヤク)、鳴子百合をいけました。
お花屋さんから、毎年言われること。
芍薬の蕾に水をかけてからいけてください。
開花率がアップするそうです。芍薬の蕾は硬いので、切り花はなかなか開花しないのですが、昨年はこの方法で開花率がアップしました。お試しください。
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春の椿
自宅の椿が咲き出しました。沢山咲いたので、少し拝借しました。
桜が咲く頃の��です。寒い時期とは違い、春風に揺れているように高めの位置に挿しました。足元には、シダを配しました。季節も移り変わると、取り合わせも徐々に変化します。
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ガラスにいける春
江戸時代のいけばなの本で、椿のいけ方を図解しているページがありました。椿を分解して、瓶の中で再構築していました。
剣山を使わず、花瓶の中でどうやって留まっているかは、先人の知恵の塊ですが、ポイントはてこの原理でバランスしている点です。あとは、とにかく練習（笑）
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春爛漫
梅と春の花を使い、豪快に大振りにいけました。
大阪の師匠から「瓶は、お布団積むみたいにいけるんや」と言われたことがあります。これは、本当にその通りで、下から上へいけ上げると、花が安定してくれます。瓶のいけ方って、先人たちの知恵の集約なんですね。奥が深いです。
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水辺の風
水辺の風景です。最初の枝を左に流しました。風が右奥から左手前に吹いています。
枝の方向や草のなびかせ方で、風向きを表現できます。枝があちこち向いてしまうのは、春一番ですね。それ以外の季節は北風や南風など方向感があると思います。
風の設定��、いけばなでは大切です。
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省略美
花は沢山花瓶に入るほど安定しますが、量が多いと雑多になります。少ない分量で、いかに動きを見せるか。いけばなでは省略する美が重要です。その点で、枝が作り出すラインは、骨格であり、構図であり、空間を生み出す大切な要素です。枝の動きで作品の構成が決まります。
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私は、普通のサラリーマンなので、お花は週末にお小遣いの範囲で買っていけます。いつもは枝1種、花2〜3種くらい。
お花は短くボロボロになるまで使い続けます。同じ材料を何度も色々な器で使います。そんな練習方法もあります。
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骨格を作る
理論的な話で失礼します。
いけばなは枝を使いますので、枝でしっかりとした骨格を作ります。今回は、桜と薔薇で決めました。やはり、薔薇は中心に据えます。
一転、スカビオサは自由です。首をかしげたような植物なので、その面白さを生かします。高く上げ、風に揺れているイメージで。
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